JP2004210458A - 不定形物質用ロータリーフィーダー - Google Patents
不定形物質用ロータリーフィーダー Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004210458A JP2004210458A JP2002380840A JP2002380840A JP2004210458A JP 2004210458 A JP2004210458 A JP 2004210458A JP 2002380840 A JP2002380840 A JP 2002380840A JP 2002380840 A JP2002380840 A JP 2002380840A JP 2004210458 A JP2004210458 A JP 2004210458A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- rotation
- rotary feeder
- blade
- irregular
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
Abstract
【課題】ローターを回転して粉粒体や建設廃材のような不定形物質を送る場合に、粉粒体や不定形物質を送るローター羽根の先端部の前後に、粉粒体や不定形物質が存在しない空間を造ることにより、ローター羽根を乗り越えて不定形物質等が移動しないようにして、不定形物質等の噛み込みを防止するように工夫した不定形物質用ロータリーフィーダーを提供する。
【解決手段】ケース10内で回転するローター14の各ローター羽根14′の先端部に、不定形物質RTの充填量を制限する投入量制限板15を設け、ケース10の投入口11には第一擦り切り部17を設け、ケース10には張り出し空間部18を設けて、その終端部を第二擦り切り部18Tとする。
【選択図】 図2
【解決手段】ケース10内で回転するローター14の各ローター羽根14′の先端部に、不定形物質RTの充填量を制限する投入量制限板15を設け、ケース10の投入口11には第一擦り切り部17を設け、ケース10には張り出し空間部18を設けて、その終端部を第二擦り切り部18Tとする。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種の粉粒体や、例えば建設廃材等に見られる細長の木片や、その他各種細長の不定形物質を、定量的に供給する場合に用いて好適な不定形物質用ロータリーフィーダーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ロータリーフィーダーを用いて建設廃材の木片のような細長の不定形物質を定量的に供給する場合は、不定形物質を噛み込むこと無く供給する必要がある。そこで従来は、例えば特許文献1に見られるような「噛み込み防止型ロータリーフィーダー」を用いて噛み込みを防止していた。
【0003】
【特許文献1】
特公昭52−34300号公報
【0004】
図3は、上記特許文献1の第3図に記載されている「噛み込み防止型ロータリーフィーダー」の構成をそのまま示したものであって、図中、2は上部と下部に取合フランジ1,3を設けたケース、4はローター、5はケース2の一部をローター4の回転円周上に僅かの間隙をおいて延出させて設けた粉粒体受入規制翼、6はローター4の各羽根に設けた固定式邪魔板、S1,S2は邪魔板6によって構成される粉粒体の侵入できない空間を示す。
【0005】
以上の如く構成した特許文献1に記載の「噛み込み防止型ロータリーフィーダー」によれば、上述した粉粒体受入規制翼5と固定式邪魔板6を設けて、ローター4の各羽根がケース2の内部に接触又は最も接近し始める点に粉粒体を存在させないことにより、粉粒体の噛み込みを防止する仕組に成っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記特許文献1に記載の「噛み込み防止型ロータリーフィーダー」では、図3の記載から明らかなように、ローター4の回転円周上に設けた粉粒体受入規制翼5の僅かな間隙の部分に、投入口から供給された粉粒体が入り込んでしまうことになり、建設廃材の細長の木片や、その他の細長の不定形物質を供給する場合も、この僅かな間隙部分に不定形物質が同様に入り込んでしまうことになる。
【0007】
その結果、上記僅かな間隙内に入り込んだ粉粒体や不定形物質が、ローター4の回転に従って各羽根の先端部を乗り越えて図3に示した空間S2に移動し、ローター4とケース2の間にこれ等移動した粉粒体や不定形物質が噛み込んでしまう問題が発生していた。
【0008】
そこで本発明の技術的課題は、ローターを回転して粉粒体や建設廃材のような不定形物質を送る場合に、粉粒体や不定形物質を送るローター羽根の先端部の前後に不定形物質等が存在しない空間を造ることにより、ローター羽根を乗り越えて不定形物質等が移動しないようにして、不定形物質等の噛み込みを防止するように工夫した不定形物質用ロータリーフィーダーを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の技術的課題を解決するために、本発明に係る不定形物質用ロータリーフィーダーで講じた手段は以下の如くである。
【0010】
(1) 前記請求項1に記載の如く、ケースの上側部に設けた投入口より投入された粉粒体や建設廃材等の不定形物質を、ローターの回転によってケースの下側部に設けた排出口に向けて排出する不定形物質用ロータリーフィーダーであって、 上記の投入口を、上記ローターの回転軸よりもローターの回転方向とは反対の方向に位置をずらして設け、上記投入口におけるローターの回転方向側の内壁面には、上記ローターの回転円周上に向けて第一擦り切り部を突設して、この第一擦り切り部の位置からローターの回転方向に所定の角度分だけ進んだ位置までの上記ケースの部分を、上記ローターの回転円周上よりも所定の高さ外側に張り出した張り出し空間部と成すと共に、この張り出し空間部におけるローター回転方向の最終端部分の段差を第二擦り切り部と成し、且つ、上記ローターを構成する各ローター羽根の先端側部分には、ローター羽根に対してその回転方向とは反対の方向に略直角に突出する投入量制限板を設けたことを特徴とする。
【0011】
(2) 前記請求項2に記載の如く、前記張り出し空間部が張り出し形成されている所定の角度が、前記ローター回転軸の上方に垂直な線より、ローターの回転方向に45±5度であることを特徴とする。
【0012】
(3) 前記請求項3に記載の如く、ローターを構成するローター羽根の枚数を8枚と成し、これ等各ローター羽根の間隔を、ひとつのローター羽根が前記第二擦り切り部の位置に達した時に、このひとつのローター羽根の直前に先行して回転する他のローター羽根が水平状態となるように等間隔に構成したことを特徴とする。
【0013】
(4) 前記請求項4に記載の如く、前記張り出し空間部の張り出し高さを、少くとも前記不定形物質の最大長の1.2倍に構成したことを特徴とする。
【0014】
(5) 前記請求項5に記載の如く、前記各ローター羽根に略直角に突出形成した投入量制限板の平面積を、隣接するローター羽根間で構成されるポケット部の収容可能な最大容積に対して、前記不定形物質の容積充填率を30〜60%に制限可能な面積に構成したことを特徴とする。
【0015】
(6) 前記請求項6に記載の如く、各ローター羽根の先端部に、回転時に前記ケースの内壁面及び前記第一、第二の擦り切り部に順次接しながら回転するゴムブレードを取付けたことを特徴とする。
【0016】
前記(1)で述べた手段によれば、ローターは、投入量制限板により所定の充填率にコントロールされながら第一擦り切り部、並びに張り出し空間部を経て第二擦り切り部を通過することになるが、その際、第一擦り切り部の作用により投入口から投入された粉粒体又は建設廃材等の細長の木片や細長の不定形物質は、ケースの張り出し空間部に侵入しないか又は侵入し難い状態になるから、当初投入量制限板により所定の充填率に充填された量を維持したまま張り出し空間部を通過して第二擦り切り部に至ることになる。従って、第二擦り切り部にローター羽根が差し掛かった時、ローター羽根の先端部における羽根前後には余裕空間が形成され、羽根先端部を粉粒体や建設廃材等の細長の木片、或は、その他の細長の不定形物質が乗り越えて移動することは無く、その結果、第二擦り切り部において粉粒体や不定形物質の噛み込みを防止することができる。
【0017】
更に上述した第一擦り切り部の果たすもう一つの役割は、ローター羽根に設けられた投入量制限板でポケット部内に充填される量を所定の充填率にコントロールしたものをそのまま維持することである。つまり、投入量制限板が最上部の投入口を通過する際に、中心より少しずれて設けられた第一擦り切り部(板)により、投入口から新たにポケット部に対して投入される量を抑えることができる。何故ならば、対象とされる物質がいわゆる液体の如く流動性を有するものでないこと、並びにローターの回転により物質に生ずる慣性から、物質はポケット部内において水平方向へは崩れにくい関係上、中心より少しずれて設けられた第一擦り切り部は、擦り切り部の有る最上部を通過する際に物質の投入を抑え、一度投入量制限板により充填量がコントロールされたポケット部内の物質量を、そのままの量に効果的に維持することを可能にする。
【0018】
上記(2)で述べた手段によれば、張り出し空間部が形成されている角度を45±5度とすることで、第二擦り切り部を通過する直前の羽根先端部と、ポケット部内に充填された堆積物質との間隔が最大限となるため、優れた噛み込み防止効果を発揮することを可能にする。
【0019】
上記(3)で述べた手段によれば、ローター羽根を8枚とし、ひとつのローター羽根が第二擦り切り部に至る状態で直前のローター羽根が水平状態であれば、上記(2)と同様に、第二擦り切り部を通過する直前の羽根先端部とポケット内堆積物質との間隔が最大限となるため、優れた噛み込み防止効果が発揮される。
【0020】
上記(4)で述べた手段によれば、張り出し空間部の高さを不定形物質の最大長部分に対して1.2倍とすることで、張り出し空間部における物質の詰りが発生せずに、安定した擦り切り動作を行うことが可能になる。
【0021】
上記(5)で述べた手段によれば、上記投入量制限板の傘部の適正構成により、ローター羽根間で構成される収容可能なポケット部の最大容積に対し、粉粒体や建設廃材等の細長の木片、或は、その他の細長の不定形物質の容積充填率を30〜60パーセントに制限することで、安定的な擦り切り動作を行うことが可能になる。
【0022】
上記(6)で述べた手段によれば、各ローター羽根の先端部に設けたゴムブレードがケースの内壁面と、第一及び第二の擦り切り部に接しながら回転するため、羽根先を乗り越えて粉粒体もしくは建設廃材等の細長の木片、或は、その他の細長の不定形物質が先行するポケット部に侵入したり、ポケット部に必要以上の粉粒体や不定形物質が侵入することがなく、噛み込みを確実に防止することを可能にする。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下に、上述した本発明に係る不定形物質用ロータリーフィーダーの実施の形態を図面と共に説明すると、図1は本発明の構成を説明した正断面図、図2は本発明による粉粒体又は細長の不定形物質(以下単に不定形物質という)の移送状況を説明した正断面図であって、これ等の図面に於いて10はロータリーフィーダーのケース(ケーシング)、11と12はケース10の上部と下部に連設した不定形物質の投入口と排出口、11Aと12Aはこれ等投入口11と排出口12に設けた接続用フランジ、10Xはケース10の取付用フランジを示す。
【0024】
更に図中、符号14で全体的に示したのは上記ケース10の内部に設けたローター、13はローター14を構成する計8枚のローター羽根14′…を8等分の等間隔で放射状に取付けた回転軸、A,B,C,D,E,F,G,Hは、これ等8枚のローター羽根14′…によって等分に構成される上記不定形物質を収容する計8個のポケット部を便宜的に指示したものであって、上記のローター14はモータ等の駆動手段(図示省略)によって図面上反時計回転方向に回転する仕組に成っており、また、前述した投入口11は上記ローター14の回転軸13よりも、ローター14の回転方向とは反対の方向(図面では右側)に位置をずらして設けられている。
【0025】
15…は、上記各ローター羽根14′…の先端部のうち、回転方向とは反対側の先端部面にビス15Aを用いて交換自在に取付けた投入量制限板で、この制限板15はローター羽根14′に対してその回転方向とは反対の方向に略直角(略傘形状)に突出するように全体が断面略L字状に形成されている。
【0026】
17は、前記投入口11のローター14が回転する方向の内壁面(図面では左側内壁面)に、下端部を上記ローター14の回転円周上に向けて突出した状態に設けた板状の第一擦り切り部、18はこの第一擦り切り部17の位置からローター14の回転方向に所定の角度分だけ進んだ位置までの上記ケース10の部分を、ローター14の回転円周上よりも所定の高さL分だけ外側に張り出した状態に設けた張り出し空間部で、上記の高さLは少くとも不定形物質の最大長の1.2倍に構成されている。
【0027】
18Tは、上記張り出し空間部18の終端部、即ち、張り出し空間部18におけるローター14の回転方向の終端部に設けた第二擦り切り部で、この擦り切り部18Tは張り出し空間部18とケース10の段差をそのま利用したものであって、前記ローターの回転軸13に対して上方に垂直な線(面)から、上記第二擦り切り部18Tに至るまでの張り出し空間部18の形成角度θが、45±5度に構成されている。
【0028】
更に16…は、上記各ローター羽根14′…の先端部に外方に突出させた状態で前記ビス15Aを用いて取付けたゴムブレードで、これ等各ゴムブレード16…はその先端部をローター14の回転に従ってケース10の内壁面10Sと、上記第一及び第二の擦り切り部17,18Tに夫々接しながら回転する仕組に成っている。
【0029】
また、以上の如く8等分(45°×8)に構成されたローター14の8枚のローター羽根14′…は、図示の如くひとつのローター羽根14′が前記第二擦り切り部18Tの位置に至ると、これに先行して直前に回転するローター羽根14′が水平状態になるように構成されている。
【0030】
図2は以上の如く構成した本発明に係る不定形物質用ロータリーフィーダーを用いて、不定形物質を投入口11から排出口12に向けて定量供給している状態を示したものであって、図中、RTはローター14の8等分された各ポケット部A,B,C,D,Eに充填されて送られる不定形物質で、投入口11からポケット部Aの位置で充填された不定形物質RT…は、ローター14の矢印方向への回転に従ってポケット部B,C,D,Eの位置に順次送り回転されて、最後にはポケット部Fの位置で下側の排出口12に落下して排出され、次いで、排出後のポケット部Aは、次ぎのポケット部G,Hの位置を通過して再び当初の充填位置に戻る仕組に成っている。
尚、他のポケット部B〜Eへの不定形物質RTの充填と排出は、ローター14の矢印方向への回転に従って上記ポケット部Aと同様に順次連続的に繰返して行われることは勿論である。。
【0031】
更に図2において、ZAは上記ポケット部Aに充填された不定形物質RTにおいて、前記投入量制限板15の下側部に形成される不定形物質RTが侵入できない空間(未充填空間部)で、この空間ZAの容積量は上記投入量制限板15の面積に比例するものであって、本発明ではこの投入量制限板15の面積を、当該ポケット部A〜Hの収容可能な最大容積に対して、不定形物質RTの容積充填率が30〜60%(好ましくは30〜40%)に制限可能な面積に造られている。
【0032】
また、この投入量制限板15は交換自在であって、大きな不定形物質RTの場合は面積の大きな制限板15を用い、粉粒体や小さな不定形物質RTの場合は、面積の小さな制限板15を用いることによって、容積充填率を加減調節する。
【0033】
同じく図2において、ZB,ZC,ZD,ZEはローター14の矢印方向への回転に基づく上記空間ZAの移動変形状態を示したものであって、前記投入口11より投入された不定形物質RTは、前記第一擦り切り部17とゴムブレード16の作用によって、張り出し空間部18の内部18Hへ侵入できないか、又は、侵入し難い状態になるため、充填当初に上記投入量制限板15によって充填率の割合が30〜60%制限される点と相俟って、不定形物質RTはその充填量が維持された状態のまま、ローター14の回転に従って空間ZAの形状をZBに移動変形しながら前記張り出し空間部18を通過して第二擦り切り部18Tに至ることになる。
【0034】
従って、第二擦り切り部18Tにローター羽根14′が差し掛かった時には、図示の如くローター羽根14′の先端部の前後には余裕空間が形成されて、羽根先を不定形物質RTが乗り越えて移動することが無いため、第二擦り切り部18Tの部分に不定形物質RTが噛み込む問題を解消することができる。
【0035】
更に、張り出し空間部18の形成角度、即ち、第二擦り切り部18Tに至るまでの角度を45±5度とした点、不定形物質RTを充填したローター14のポケット部が符号Cで示した位置に来た時に、下側のローター羽根14′が水平状態になるようにした点、並びに、張り出し空間部18の高さLを、不定形物質RTの最大長部分に対して1.2倍とした点で、ローター羽根14′の先端部とポケット内に充填した不定形物質RTとの間隔を最大限にして、第二擦り切り部18Tへの不定形物質RTの噛み込みを防止すると共に、張り出し空間部18への不定形物質RTの詰りを防止して、安定した擦り切り動作を行うことができる。
【0036】
【発明の効果】
以上述べた次第で、本発明に係る不定形物質用ロータリーフィーダーによれば、粉粒体や不定形物質がローター羽根の先端部をのりこえて隣接するポケット部へ移動することを防止できるため、粉粒体や不定形物質による噛み込みを完全に防止することができるものであって、粉粒体や建設廃材等の細長の木片、或は、その他の細長の不定形物質を、ロ−タ−の回転に従って正確に定量供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る不定形物質用ロータリーフィーダーの構成を説明した正断面図。
【図2】本発明に係る不定形物質用ロータリーフィーダーを用いて不定形物質を定量供給している状態を説明した正断面図。
【図3】従来のロータリーフィーダーの構成を説明した正断面図。
【符号の説明】
RT 粉粒体又は不定形物質
10 ケース(ケーシング)
11 投入口
12 排出口
13 回転軸
14 ローター
14′ ローター羽根
15 投入量制限板
16 ゴムブレード
17 第一擦り切り部(板)
18 張り出し空間部
18T 第二擦り切り部
A〜H ポケット部
ZA〜ZE 空間(未充填空間部)
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種の粉粒体や、例えば建設廃材等に見られる細長の木片や、その他各種細長の不定形物質を、定量的に供給する場合に用いて好適な不定形物質用ロータリーフィーダーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ロータリーフィーダーを用いて建設廃材の木片のような細長の不定形物質を定量的に供給する場合は、不定形物質を噛み込むこと無く供給する必要がある。そこで従来は、例えば特許文献1に見られるような「噛み込み防止型ロータリーフィーダー」を用いて噛み込みを防止していた。
【0003】
【特許文献1】
特公昭52−34300号公報
【0004】
図3は、上記特許文献1の第3図に記載されている「噛み込み防止型ロータリーフィーダー」の構成をそのまま示したものであって、図中、2は上部と下部に取合フランジ1,3を設けたケース、4はローター、5はケース2の一部をローター4の回転円周上に僅かの間隙をおいて延出させて設けた粉粒体受入規制翼、6はローター4の各羽根に設けた固定式邪魔板、S1,S2は邪魔板6によって構成される粉粒体の侵入できない空間を示す。
【0005】
以上の如く構成した特許文献1に記載の「噛み込み防止型ロータリーフィーダー」によれば、上述した粉粒体受入規制翼5と固定式邪魔板6を設けて、ローター4の各羽根がケース2の内部に接触又は最も接近し始める点に粉粒体を存在させないことにより、粉粒体の噛み込みを防止する仕組に成っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記特許文献1に記載の「噛み込み防止型ロータリーフィーダー」では、図3の記載から明らかなように、ローター4の回転円周上に設けた粉粒体受入規制翼5の僅かな間隙の部分に、投入口から供給された粉粒体が入り込んでしまうことになり、建設廃材の細長の木片や、その他の細長の不定形物質を供給する場合も、この僅かな間隙部分に不定形物質が同様に入り込んでしまうことになる。
【0007】
その結果、上記僅かな間隙内に入り込んだ粉粒体や不定形物質が、ローター4の回転に従って各羽根の先端部を乗り越えて図3に示した空間S2に移動し、ローター4とケース2の間にこれ等移動した粉粒体や不定形物質が噛み込んでしまう問題が発生していた。
【0008】
そこで本発明の技術的課題は、ローターを回転して粉粒体や建設廃材のような不定形物質を送る場合に、粉粒体や不定形物質を送るローター羽根の先端部の前後に不定形物質等が存在しない空間を造ることにより、ローター羽根を乗り越えて不定形物質等が移動しないようにして、不定形物質等の噛み込みを防止するように工夫した不定形物質用ロータリーフィーダーを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の技術的課題を解決するために、本発明に係る不定形物質用ロータリーフィーダーで講じた手段は以下の如くである。
【0010】
(1) 前記請求項1に記載の如く、ケースの上側部に設けた投入口より投入された粉粒体や建設廃材等の不定形物質を、ローターの回転によってケースの下側部に設けた排出口に向けて排出する不定形物質用ロータリーフィーダーであって、 上記の投入口を、上記ローターの回転軸よりもローターの回転方向とは反対の方向に位置をずらして設け、上記投入口におけるローターの回転方向側の内壁面には、上記ローターの回転円周上に向けて第一擦り切り部を突設して、この第一擦り切り部の位置からローターの回転方向に所定の角度分だけ進んだ位置までの上記ケースの部分を、上記ローターの回転円周上よりも所定の高さ外側に張り出した張り出し空間部と成すと共に、この張り出し空間部におけるローター回転方向の最終端部分の段差を第二擦り切り部と成し、且つ、上記ローターを構成する各ローター羽根の先端側部分には、ローター羽根に対してその回転方向とは反対の方向に略直角に突出する投入量制限板を設けたことを特徴とする。
【0011】
(2) 前記請求項2に記載の如く、前記張り出し空間部が張り出し形成されている所定の角度が、前記ローター回転軸の上方に垂直な線より、ローターの回転方向に45±5度であることを特徴とする。
【0012】
(3) 前記請求項3に記載の如く、ローターを構成するローター羽根の枚数を8枚と成し、これ等各ローター羽根の間隔を、ひとつのローター羽根が前記第二擦り切り部の位置に達した時に、このひとつのローター羽根の直前に先行して回転する他のローター羽根が水平状態となるように等間隔に構成したことを特徴とする。
【0013】
(4) 前記請求項4に記載の如く、前記張り出し空間部の張り出し高さを、少くとも前記不定形物質の最大長の1.2倍に構成したことを特徴とする。
【0014】
(5) 前記請求項5に記載の如く、前記各ローター羽根に略直角に突出形成した投入量制限板の平面積を、隣接するローター羽根間で構成されるポケット部の収容可能な最大容積に対して、前記不定形物質の容積充填率を30〜60%に制限可能な面積に構成したことを特徴とする。
【0015】
(6) 前記請求項6に記載の如く、各ローター羽根の先端部に、回転時に前記ケースの内壁面及び前記第一、第二の擦り切り部に順次接しながら回転するゴムブレードを取付けたことを特徴とする。
【0016】
前記(1)で述べた手段によれば、ローターは、投入量制限板により所定の充填率にコントロールされながら第一擦り切り部、並びに張り出し空間部を経て第二擦り切り部を通過することになるが、その際、第一擦り切り部の作用により投入口から投入された粉粒体又は建設廃材等の細長の木片や細長の不定形物質は、ケースの張り出し空間部に侵入しないか又は侵入し難い状態になるから、当初投入量制限板により所定の充填率に充填された量を維持したまま張り出し空間部を通過して第二擦り切り部に至ることになる。従って、第二擦り切り部にローター羽根が差し掛かった時、ローター羽根の先端部における羽根前後には余裕空間が形成され、羽根先端部を粉粒体や建設廃材等の細長の木片、或は、その他の細長の不定形物質が乗り越えて移動することは無く、その結果、第二擦り切り部において粉粒体や不定形物質の噛み込みを防止することができる。
【0017】
更に上述した第一擦り切り部の果たすもう一つの役割は、ローター羽根に設けられた投入量制限板でポケット部内に充填される量を所定の充填率にコントロールしたものをそのまま維持することである。つまり、投入量制限板が最上部の投入口を通過する際に、中心より少しずれて設けられた第一擦り切り部(板)により、投入口から新たにポケット部に対して投入される量を抑えることができる。何故ならば、対象とされる物質がいわゆる液体の如く流動性を有するものでないこと、並びにローターの回転により物質に生ずる慣性から、物質はポケット部内において水平方向へは崩れにくい関係上、中心より少しずれて設けられた第一擦り切り部は、擦り切り部の有る最上部を通過する際に物質の投入を抑え、一度投入量制限板により充填量がコントロールされたポケット部内の物質量を、そのままの量に効果的に維持することを可能にする。
【0018】
上記(2)で述べた手段によれば、張り出し空間部が形成されている角度を45±5度とすることで、第二擦り切り部を通過する直前の羽根先端部と、ポケット部内に充填された堆積物質との間隔が最大限となるため、優れた噛み込み防止効果を発揮することを可能にする。
【0019】
上記(3)で述べた手段によれば、ローター羽根を8枚とし、ひとつのローター羽根が第二擦り切り部に至る状態で直前のローター羽根が水平状態であれば、上記(2)と同様に、第二擦り切り部を通過する直前の羽根先端部とポケット内堆積物質との間隔が最大限となるため、優れた噛み込み防止効果が発揮される。
【0020】
上記(4)で述べた手段によれば、張り出し空間部の高さを不定形物質の最大長部分に対して1.2倍とすることで、張り出し空間部における物質の詰りが発生せずに、安定した擦り切り動作を行うことが可能になる。
【0021】
上記(5)で述べた手段によれば、上記投入量制限板の傘部の適正構成により、ローター羽根間で構成される収容可能なポケット部の最大容積に対し、粉粒体や建設廃材等の細長の木片、或は、その他の細長の不定形物質の容積充填率を30〜60パーセントに制限することで、安定的な擦り切り動作を行うことが可能になる。
【0022】
上記(6)で述べた手段によれば、各ローター羽根の先端部に設けたゴムブレードがケースの内壁面と、第一及び第二の擦り切り部に接しながら回転するため、羽根先を乗り越えて粉粒体もしくは建設廃材等の細長の木片、或は、その他の細長の不定形物質が先行するポケット部に侵入したり、ポケット部に必要以上の粉粒体や不定形物質が侵入することがなく、噛み込みを確実に防止することを可能にする。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下に、上述した本発明に係る不定形物質用ロータリーフィーダーの実施の形態を図面と共に説明すると、図1は本発明の構成を説明した正断面図、図2は本発明による粉粒体又は細長の不定形物質(以下単に不定形物質という)の移送状況を説明した正断面図であって、これ等の図面に於いて10はロータリーフィーダーのケース(ケーシング)、11と12はケース10の上部と下部に連設した不定形物質の投入口と排出口、11Aと12Aはこれ等投入口11と排出口12に設けた接続用フランジ、10Xはケース10の取付用フランジを示す。
【0024】
更に図中、符号14で全体的に示したのは上記ケース10の内部に設けたローター、13はローター14を構成する計8枚のローター羽根14′…を8等分の等間隔で放射状に取付けた回転軸、A,B,C,D,E,F,G,Hは、これ等8枚のローター羽根14′…によって等分に構成される上記不定形物質を収容する計8個のポケット部を便宜的に指示したものであって、上記のローター14はモータ等の駆動手段(図示省略)によって図面上反時計回転方向に回転する仕組に成っており、また、前述した投入口11は上記ローター14の回転軸13よりも、ローター14の回転方向とは反対の方向(図面では右側)に位置をずらして設けられている。
【0025】
15…は、上記各ローター羽根14′…の先端部のうち、回転方向とは反対側の先端部面にビス15Aを用いて交換自在に取付けた投入量制限板で、この制限板15はローター羽根14′に対してその回転方向とは反対の方向に略直角(略傘形状)に突出するように全体が断面略L字状に形成されている。
【0026】
17は、前記投入口11のローター14が回転する方向の内壁面(図面では左側内壁面)に、下端部を上記ローター14の回転円周上に向けて突出した状態に設けた板状の第一擦り切り部、18はこの第一擦り切り部17の位置からローター14の回転方向に所定の角度分だけ進んだ位置までの上記ケース10の部分を、ローター14の回転円周上よりも所定の高さL分だけ外側に張り出した状態に設けた張り出し空間部で、上記の高さLは少くとも不定形物質の最大長の1.2倍に構成されている。
【0027】
18Tは、上記張り出し空間部18の終端部、即ち、張り出し空間部18におけるローター14の回転方向の終端部に設けた第二擦り切り部で、この擦り切り部18Tは張り出し空間部18とケース10の段差をそのま利用したものであって、前記ローターの回転軸13に対して上方に垂直な線(面)から、上記第二擦り切り部18Tに至るまでの張り出し空間部18の形成角度θが、45±5度に構成されている。
【0028】
更に16…は、上記各ローター羽根14′…の先端部に外方に突出させた状態で前記ビス15Aを用いて取付けたゴムブレードで、これ等各ゴムブレード16…はその先端部をローター14の回転に従ってケース10の内壁面10Sと、上記第一及び第二の擦り切り部17,18Tに夫々接しながら回転する仕組に成っている。
【0029】
また、以上の如く8等分(45°×8)に構成されたローター14の8枚のローター羽根14′…は、図示の如くひとつのローター羽根14′が前記第二擦り切り部18Tの位置に至ると、これに先行して直前に回転するローター羽根14′が水平状態になるように構成されている。
【0030】
図2は以上の如く構成した本発明に係る不定形物質用ロータリーフィーダーを用いて、不定形物質を投入口11から排出口12に向けて定量供給している状態を示したものであって、図中、RTはローター14の8等分された各ポケット部A,B,C,D,Eに充填されて送られる不定形物質で、投入口11からポケット部Aの位置で充填された不定形物質RT…は、ローター14の矢印方向への回転に従ってポケット部B,C,D,Eの位置に順次送り回転されて、最後にはポケット部Fの位置で下側の排出口12に落下して排出され、次いで、排出後のポケット部Aは、次ぎのポケット部G,Hの位置を通過して再び当初の充填位置に戻る仕組に成っている。
尚、他のポケット部B〜Eへの不定形物質RTの充填と排出は、ローター14の矢印方向への回転に従って上記ポケット部Aと同様に順次連続的に繰返して行われることは勿論である。。
【0031】
更に図2において、ZAは上記ポケット部Aに充填された不定形物質RTにおいて、前記投入量制限板15の下側部に形成される不定形物質RTが侵入できない空間(未充填空間部)で、この空間ZAの容積量は上記投入量制限板15の面積に比例するものであって、本発明ではこの投入量制限板15の面積を、当該ポケット部A〜Hの収容可能な最大容積に対して、不定形物質RTの容積充填率が30〜60%(好ましくは30〜40%)に制限可能な面積に造られている。
【0032】
また、この投入量制限板15は交換自在であって、大きな不定形物質RTの場合は面積の大きな制限板15を用い、粉粒体や小さな不定形物質RTの場合は、面積の小さな制限板15を用いることによって、容積充填率を加減調節する。
【0033】
同じく図2において、ZB,ZC,ZD,ZEはローター14の矢印方向への回転に基づく上記空間ZAの移動変形状態を示したものであって、前記投入口11より投入された不定形物質RTは、前記第一擦り切り部17とゴムブレード16の作用によって、張り出し空間部18の内部18Hへ侵入できないか、又は、侵入し難い状態になるため、充填当初に上記投入量制限板15によって充填率の割合が30〜60%制限される点と相俟って、不定形物質RTはその充填量が維持された状態のまま、ローター14の回転に従って空間ZAの形状をZBに移動変形しながら前記張り出し空間部18を通過して第二擦り切り部18Tに至ることになる。
【0034】
従って、第二擦り切り部18Tにローター羽根14′が差し掛かった時には、図示の如くローター羽根14′の先端部の前後には余裕空間が形成されて、羽根先を不定形物質RTが乗り越えて移動することが無いため、第二擦り切り部18Tの部分に不定形物質RTが噛み込む問題を解消することができる。
【0035】
更に、張り出し空間部18の形成角度、即ち、第二擦り切り部18Tに至るまでの角度を45±5度とした点、不定形物質RTを充填したローター14のポケット部が符号Cで示した位置に来た時に、下側のローター羽根14′が水平状態になるようにした点、並びに、張り出し空間部18の高さLを、不定形物質RTの最大長部分に対して1.2倍とした点で、ローター羽根14′の先端部とポケット内に充填した不定形物質RTとの間隔を最大限にして、第二擦り切り部18Tへの不定形物質RTの噛み込みを防止すると共に、張り出し空間部18への不定形物質RTの詰りを防止して、安定した擦り切り動作を行うことができる。
【0036】
【発明の効果】
以上述べた次第で、本発明に係る不定形物質用ロータリーフィーダーによれば、粉粒体や不定形物質がローター羽根の先端部をのりこえて隣接するポケット部へ移動することを防止できるため、粉粒体や不定形物質による噛み込みを完全に防止することができるものであって、粉粒体や建設廃材等の細長の木片、或は、その他の細長の不定形物質を、ロ−タ−の回転に従って正確に定量供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る不定形物質用ロータリーフィーダーの構成を説明した正断面図。
【図2】本発明に係る不定形物質用ロータリーフィーダーを用いて不定形物質を定量供給している状態を説明した正断面図。
【図3】従来のロータリーフィーダーの構成を説明した正断面図。
【符号の説明】
RT 粉粒体又は不定形物質
10 ケース(ケーシング)
11 投入口
12 排出口
13 回転軸
14 ローター
14′ ローター羽根
15 投入量制限板
16 ゴムブレード
17 第一擦り切り部(板)
18 張り出し空間部
18T 第二擦り切り部
A〜H ポケット部
ZA〜ZE 空間(未充填空間部)
Claims (6)
- ケースの上側部に設けた投入口より投入された粉粒体や建設廃材等の不定形物質を、ローターの回転によってケースの下側部に設けた排出口に向けて排出する不定形物質用ロータリーフィーダーであって、
上記の投入口を、上記ローターの回転軸よりもローターの回転方向とは反対の方向に位置をずらして設け、上記投入口におけるローターの回転方向側の内壁面には、上記ローターの回転円周上に向けて第一擦り切り部を突設して、この第一擦り切り部の位置からローターの回転方向に所定の角度分だけ進んだ位置までの上記ケースの部分を、上記ローターの回転円周上よりも所定の高さ外側に張り出した張り出し空間部と成すと共に、この張り出し空間部におけるローター回転方向の最終端部分の段差を第二擦り切り部と成し、且つ、上記ローターを構成する各ローター羽根の先端側部分には、ローター羽根に対してその回転方向とは反対の方向に略直角に突出する投入量制限板を設けたことを特徴とする不定形物質用ロータリーフィーダー。 - 前記張り出し空間部が張り出し形成されている所定の角度が、前記ローター回転軸の上方に垂直な線より、ローターの回転方向に45±5度であることを特徴とする請求項1に記載の不定形物質用ロータリーフィーダー。
- ローターを構成するローター羽根の枚数を8枚と成し、これ等各ローター羽根の間隔を、ひとつのローター羽根が前記第二擦り切り部の位置に達した時に、このひとつのローター羽根の直前に先行して回転する他のローター羽根が水平状態となるように等間隔に構成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の不定形物質用ロータリーフィーダー。
- 前記張り出し空間部の張り出し高さを、少くとも前記不定形物質の最大長の1.2倍に構成したことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の不定形物質用ロータリーフィーダー。
- 前記各ローター羽根に略直角に突出形成した投入量制限板の平面積を、隣接するローター羽根間で構成されるポケット部の収容可能な最大容積に対して、前記不定形物質の容積充填率を30〜60%に制限可能な面積に構成したことを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載の不定形物質用ロータリーフィーダー。
- 各ローター羽根の先端部に、回転時に前記ケースの内壁面及び前記第一、第二の擦り切り部に順次接しながら回転するゴムブレードを取付けたことを特徴とする請求項1、2、3、4又は5に記載の不定形物質用ロータリーフィーダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002380840A JP2004210458A (ja) | 2002-12-27 | 2002-12-27 | 不定形物質用ロータリーフィーダー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002380840A JP2004210458A (ja) | 2002-12-27 | 2002-12-27 | 不定形物質用ロータリーフィーダー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004210458A true JP2004210458A (ja) | 2004-07-29 |
Family
ID=32816944
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002380840A Pending JP2004210458A (ja) | 2002-12-27 | 2002-12-27 | 不定形物質用ロータリーフィーダー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004210458A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009166921A (ja) * | 2008-01-11 | 2009-07-30 | Akatake Engineering Kk | ロータリフィーダ |
WO2014075038A1 (en) * | 2012-11-12 | 2014-05-15 | Klem Brian | Variable volume containers useful in pack-off operations |
CN113028926A (zh) * | 2021-02-05 | 2021-06-25 | 河北迅雅科技发展有限公司 | 一种自动化爆竹销毁装置 |
-
2002
- 2002-12-27 JP JP2002380840A patent/JP2004210458A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009166921A (ja) * | 2008-01-11 | 2009-07-30 | Akatake Engineering Kk | ロータリフィーダ |
WO2014075038A1 (en) * | 2012-11-12 | 2014-05-15 | Klem Brian | Variable volume containers useful in pack-off operations |
US10000306B2 (en) | 2012-11-12 | 2018-06-19 | Brian Klem | Variable volume containers useful in pack-off operations |
CN113028926A (zh) * | 2021-02-05 | 2021-06-25 | 河北迅雅科技发展有限公司 | 一种自动化爆竹销毁装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20070068970A1 (en) | Screw type material feeding apparatus | |
WO2000027535A1 (fr) | Dispositif de triboelectrification | |
JP2004210458A (ja) | 不定形物質用ロータリーフィーダー | |
JP2013226493A (ja) | 供給装置 | |
KR20050029177A (ko) | 분입체 정량 스크류 피더 | |
JP5584528B2 (ja) | 粉粒体定量排出機 | |
US20170029218A1 (en) | Dosing method and dosing device for particles of bulk material | |
KR101673284B1 (ko) | 정량분배 공급장치 및 공급방법 | |
JPH10129846A (ja) | ロータリバケット型定量供給装置 | |
JPS5949860B2 (ja) | 切削片排出装置 | |
JPH08257382A (ja) | 粉粒体のミキサー | |
JP2002002873A (ja) | 粉粒体収容器のブリッジ解消装置 | |
KR200307733Y1 (ko) | 분말형상의 재료 공급장치 | |
JPH06171765A (ja) | 定量フィーダー | |
JP2004067269A (ja) | 小塊物用フィーダ装置 | |
JP2004067377A (ja) | ロータリーフィーダー | |
JPH0373709A (ja) | スクリューフィーダーの出口構造 | |
KR200384712Y1 (ko) | 분입체 정량 스크류 피더 | |
JP2002274655A (ja) | 粉体供給装置と、それを搭載した自走式土質改良機 | |
CN110301203B (zh) | 颗粒状物撒布装置 | |
JP2005320075A (ja) | スクリュー型材料供給装置 | |
JP2008007315A (ja) | 原料供給方法及び原料フィーダ | |
JPS6240996Y2 (ja) | ||
JPH0532190Y2 (ja) | ||
JPH0333706Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051027 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20080702 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080812 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20090106 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |