JP2004209120A - 引き出し - Google Patents
引き出し Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004209120A JP2004209120A JP2003001844A JP2003001844A JP2004209120A JP 2004209120 A JP2004209120 A JP 2004209120A JP 2003001844 A JP2003001844 A JP 2003001844A JP 2003001844 A JP2003001844 A JP 2003001844A JP 2004209120 A JP2004209120 A JP 2004209120A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drawer
- packing piece
- hanging packing
- front plate
- hanging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Drawers Of Furniture (AREA)
Abstract
【解決手段】引き出し5の前板8の後面下部に、後方に向かって開放した、少なくとも2つの嵌合凹所10が形成され、これら嵌合凹所10に左右方向に長い帯状の垂下パッキン片11の上部に設けられた嵌合突起12が嵌められて、垂下パッキン片11の下部が前板8の下縁より露出する状態となされ、この垂下パッキン片11の上部が、引き出し5の底板18の前端で押えられている。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は厨房キャビネット等の引き出しに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の引き出しとして以下の如きものは知られている。
引き出しの前板の後面下部に左右方向に長い帯状の垂下パッキン片の上部が設けられて垂下パッキン片の下部が前板下縁より露出する状態となされたものは知られている(参考文献:特開2001−197,948号公報の図8)。
前記垂下パッキン片は、垂下パッキン片を有する引き出しの前板とその下側の引き出しの前板との間に発生する間隙を閉塞する作用を有している。
【0003】
【従来技術の欠点】
前記従来の引き出しには以下の如き欠点があった。
垂下パッキン片が引き出しの前板の後面下部に単に取り付けられただけのものであったため、垂下パッキン片にそれを下方に引っ張る力が作用すれば、垂下パッキン片が容易に外れるという欠点があった。
【0004】
【前記欠点を解消するための手段】
本発明は前記欠点を解消するために以下の如き手段を採用した。
▲1▼請求項1の発明は、引き出しの前板の後面下部に、後方に向かって開放した、少なくとも2つの嵌合凹所が形成され、これら嵌合凹所に左右方向に長い帯状の垂下パッキン片の上部に設けられた嵌合突起が嵌められて、垂下パッキン片の下部が前板下縁より露出する状態となされ、この垂下パッキン片の上部が、引き出しの底板の前端で押えられているものである。
▲2▼請求項2の発明は、前記嵌合凹所が、引き出しの底板の前端面が対向する、前板の部分に設けられているものである。
【0005】
【発明の効果】
本発明は前記した如き構成によって以下の如き効果を奏する。
▲1▼請求項1の発明によれば、垂下パッキン片の嵌合突起が前板の嵌合凹所へ嵌合されると共に垂下パッキン片が底板で押えられているので、垂下パッキン片にそれを下方に引っ張る力が作用しても、垂下パッキン片が容易に外れる恐れがない。また、嵌合突起を垂下パッキン片の設定位置に正確に取り付けると共に嵌合凹所を前板の設定位置に正確に形成すれば、その後は、嵌合突起を嵌合凹所に嵌めることにより垂下パッキン片を前板の設定位置に正しく取り付けることが出来るので、組み立て作業が行ないやすい。
▲2▼請求項2の発明によれば、嵌合凹所が底板で隠れるので、垂下パッキン片を取り付けないタイプの引き出しの前板として、嵌合凹所を有する前板を使用することが出来るので、即ち、嵌合凹所を有する1種類の前板を、垂下パッキン片を取り付けるタイプの引き出しの前板としても、垂下パッキン片を取り付けないタイプの引き出しの前板としても使用出来るので、生産管理・在庫管理が行ないやすい。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を説明する。
なお、この説明において、前とは図1紙面表側を、後とは同裏側をいい、左とは図1左側を、右とは同図右側をいう。
【0007】
流し台等の厨房キャビネット1の本体3の右側に、前方に開放した引き出し用空間4が形成され、この引き出し用空間4に引き出し5及び引き出し6が、公知のガイド機構(図示略)により前後動自在(前後に引き出し自在)に設けられている。
【0008】
前記上から3段の引き出し5は以下のごとき構成を有している。
引き出し5は把手9を備えた前板8を有している。前記前板8の後面下部に、後方に向かって開放した、少なくとも2つの嵌合凹所10が形成され、これら嵌合凹所10に左右方向に長い帯状の垂下パッキン片11の上部に設けられた嵌合突起12が嵌められて、垂下パッキン片11の下部が前板8の下縁より露出する状態となされている。なお、前記嵌合凹所10は、後述の底板18の前端面が対向する、前板8の部分に設けられている。
【0009】
前記垂下パッキン片11は可撓性を有しており、左右長さが「L」で、高さが「H」である。前記嵌合突起12はねじ14等により垂下パッキン片11に固定されている。
【0010】
前記引き出し5の本体17は、底板18と、左右の側板19と、後部の側板20とを有しており、この本体17に前板8が公知の連結手段(図示略)により連結・固定されている。そして、前板8を本体17に連結・固定することにより、底板18の前端により垂下パッキン片11の上部が押えられる。換言すれば、垂下パッキン片11の上部が底板18の前端と前板8とにより挟持される。
【0011】
最下段の引き出し6には垂下パッキン片11は設けられていない。その他の構造は引き出し5と同様である。
【0012】
【変形例等】
以下に変形例等について説明を加える。
(1)垂下パッキン片11の素材は任意である。
(2)嵌合突起12の、垂下パッキン片11への固定手段は接着等任意である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す要部正面図である。
【図2】図1のII−II線拡大断面図である。
【符号の説明】
5 引き出し
8 前板
10 嵌合凹所
11 垂下パッキン片
12 嵌合突起
Claims (2)
- 引き出しの前板の後面下部に、後方に向かって開放した、少なくとも2つの嵌合凹所が形成され、これら嵌合凹所に左右方向に長い帯状の垂下パッキン片の上部に設けられた嵌合突起が嵌められて、垂下パッキン片の下部が前板下縁より露出する状態となされ、この垂下パッキン片の上部が、引き出しの底板の前端で押えられている引き出し。
- 前記嵌合凹所が、引き出しの底板の前端面が対向する、前板の部分に設けられている請求項1記載の引き出し。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003001844A JP2004209120A (ja) | 2003-01-08 | 2003-01-08 | 引き出し |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003001844A JP2004209120A (ja) | 2003-01-08 | 2003-01-08 | 引き出し |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004209120A true JP2004209120A (ja) | 2004-07-29 |
Family
ID=32819757
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003001844A Withdrawn JP2004209120A (ja) | 2003-01-08 | 2003-01-08 | 引き出し |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004209120A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7523542B2 (en) * | 2003-12-10 | 2009-04-28 | Sumida Corporation | Method of manufacturing a magnetic element |
-
2003
- 2003-01-08 JP JP2003001844A patent/JP2004209120A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7523542B2 (en) * | 2003-12-10 | 2009-04-28 | Sumida Corporation | Method of manufacturing a magnetic element |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
USD592422S1 (en) | Cabinet | |
USD512997S1 (en) | Laptop computer | |
ATE398960T1 (de) | Kastenförmige bedienblende | |
USD512247S1 (en) | Chest | |
JP2004209120A (ja) | 引き出し | |
JP2004011200A (ja) | 扉又は引き出しの持ち手構造 | |
JP2003164347A (ja) | 厨房家具の収納装置 | |
JP2007082857A (ja) | 把手付き扉及び該把手付き扉を備えた扉装置 | |
JP3443765B2 (ja) | 引出しの前板補強構造 | |
TWM567036U (zh) | Concealed handle and door panel for cabinets | |
JP6191088B2 (ja) | システムキッチン | |
JP2003164340A (ja) | 厨房,洗面家具の蹴込み | |
USD472635S1 (en) | Ultrasound cabinet | |
JP6720232B2 (ja) | システム家具 | |
USD511907S1 (en) | Chest with drawers | |
JP5570187B2 (ja) | ミラーキャビネット | |
JP4603408B2 (ja) | ベースキャビネット及びサイドカバー | |
JP2017176519A (ja) | キャビネット | |
JP2008073269A (ja) | キャビネット | |
JP2009219735A (ja) | 幕板 | |
TWM345275U (en) | Case structure of thin-client | |
JP5381761B2 (ja) | 取手 | |
JP2005180051A (ja) | 扉 | |
JP2551470Y2 (ja) | 台所用キャビネット | |
USD560667S1 (en) | Side panel for computer enclosure |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051215 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20060526 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070327 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20070327 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070410 |