JP2004208463A - 回転電機の冷却構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ケース40に回転自在に支持されたロータ軸と一体的に回転するロータ10と、該ロータの外周側に、コイルが巻装された複数のステータコアを周方向に有するステータ30とを備える回転電機であって、ロータ軸は、ロータコアを固定する中空の外筒部12と、外筒部内に挿入され、ケースに回転自在に支持される内軸部11とを有し、外筒部と内軸部との間に形成された間隙通路12bと、内軸部内に軸方向に形成された冷媒導入孔11aと、間隙通路12bとを連通する連通路11bとを備える。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転電機(モータ、ジェネレータ又はモータ兼ジェネレータなど)の発熱を抑制する回転電機の冷却構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の回転電機では、表面に流入通路溝及び流出通路溝を刻設した棒材と、内周面に冷却通路溝を形成した外筒とを、前記流入通路溝及び冷却通路溝を連通する第1連通路、並びに、冷却通路溝及び流出通路溝を連通する第2連通路があらかじめ形成されているロータ軸に組み込んだものが知られている。この冷却構造では、冷媒をロータ軸の外周の上方から供給すると、その冷媒が、流入通路→第1連通路→冷却通路→第2連通路→流出通路と流れて下方に落下するものである(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−295818号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前述した従来の冷却構造では、軸の構造が複雑であるので、高コスト化が避けられなかった。また、回転時には、外周面に冷媒を出入りさせる通路において、二次流れによる圧損が生じて冷媒を供給するための動力損失が大きくなり、システム効率を悪化させるという問題点もあった。
【0005】
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされたものであり、簡単な構造で高い冷却性能を発揮するとともに、高回転時にもシステム効率の低下がなく、かつ低コストな回転電機の冷却構造を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付するが、これに限定されるものではない。
【0007】
本発明は、ケース(40)に回転自在に支持されたロータ軸と一体的に回転するロータ(10)と、該ロータの外周側に、コイルが巻装された複数のステータコアを周方向に有するステータ(30)とを備える回転電機であって、前記ロータ軸は、ロータコアを固定する中空の外筒部(12)と、前記外筒部内に挿入され、ケースに回転自在に支持される内軸部(11)とを有し、前記外筒部と前記内軸部との間に形成された間隙通路(12b)と、前記内軸部内に軸方向に形成された冷媒導入孔(11a)と、前記間隙通路(12b)とを連通する連通路(11b)とを備えることを特徴とする。
【0008】
【作用・効果】
本発明によれば、外筒部と内軸部とを嵌合することによって冷媒通路を形成するので、構造が簡単である。また、冷媒を内軸部に形成された軸方向に形成された冷媒導入孔から供給するので、軸の回転にかかわらず冷媒の供給が可能である。したがって、高回転時にもシステム効率の低下がなく、かつ低コストな回転電機の冷却構造を得ることが可能である。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面等を参照して、本発明の実施の形態について、さらに詳しく説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明による回転電機のロータ(回転子)の第1実施形態を示す図であり、図1(A)は側断面図、図1(B)は回転軸方向から見た図、図1(C)は図1(A)のC−C断面図を示す。
【0010】
ロータ10は、内軸部11と、外筒部12と、ロータコア13とを備える回転子である。
【0011】
内軸部11は、軸受20で回転自在に支持されている。内軸部11は、軸方向に形成された冷媒導入孔11aを有する中空軸である。なお、図1では、冷媒導入孔11aは内軸部11を貫通するように形成されているが、このような貫通孔には限定されるものではない。また、内軸部11の中央付近には、連通孔11bが形成されている。この連通孔11bは、内軸部11の冷媒導入孔11aと外周面とを連通する孔である。本実施形態では、この連通孔11bは、4本形成されている(図1(C))。内軸部11の一端には、小孔11dが開けられた挿入キャップ11cが挿入されている。このように挿入キャップ11cで内軸部11の一端が閉塞されているので、冷媒導入孔11aから導入された冷媒が連通孔11bに流れる(図8参照)。また、内軸部11には、スプライン嵌合部に合わせて形成された突起11g(図6(B)参照)によって内軸部11と外筒部12とのスラスト方向の動きを制限するカラー11eが取り付けられている。内軸部11の最太部分の外周面には、スプライン11fが形成されており、この部分が外筒部12に嵌合する(図1(C))。なお、このスプライン11fは、連通孔11bとは重ならないように形成されている。
【0012】
外筒部12は、内軸部11を嵌合する。この外筒部12の内周面には、スプライン12aが形成されており(図1(C))、このスプライン12aが内軸部11のスプライン11fを嵌合する。
【0013】
外筒部12に形成されたスプライン12aの歯数は、内軸部11に形成されたスプライン11fの歯数よりも多い。ちなみに、図1(C)では、外筒部12に形成されたスプライン溝12aは36本であり、内軸部11に形成されたスプライン歯11fは4本である。このため、外筒部12に形成されたスプライン溝12aの中には、内軸部11のスプライン歯11fが挿入されない溝12bがある。内軸部11に形成された連通孔11bは、内軸部11の冷媒導入孔11aと、この溝12bとを連通して、この溝12bを冷媒通路にするのである。
【0014】
また、外筒部12の両端部分には、シール12cが取り付けられている。このシール12cは、後述のように、冷媒がロータ10とステータ30との間のエアギャップに流れ込むのを防止する。
【0015】
ロータコア13は、外筒部12に固定されている。ロータコア13は、電磁鋼板13aが圧入固定され、さらに、その両端がエンドプレート13bで固定されている。このエンドプレート13bは、外筒部12に溶接固定されている。
【0016】
図2〜図7は、本実施形態のロータの製造方法を示す図である。なお、各図(A)は側断面図、図(B)は回転軸方向から見た図を示す。
【0017】
(図2;スプライン形成工程)
外筒部12の内周全面にスプライン12aを形成する。
【0018】
(図3;内軸部嵌合工程)
次に、冷媒導入孔11a、連通孔11b等を形成してある内軸部11を、外筒部12に挿入する。このようにすることで、内軸部11の連通孔11bによって、内軸部11の冷媒導入孔11aと外筒部12のスプライン溝12a(12b)とが連通する。
【0019】
(図4;電磁鋼板取付工程)
続いて、外筒部12の外周に、電磁鋼板13aを圧入固定し、その電磁鋼板13aを抑えるためのエンドプレート13bを圧入して溶接固定する。なお、本実施形態では、外筒部12に内軸部11を嵌め合わせた後、電磁鋼板13aを固定することとしているが、電磁性能を損なうおそれがなければ、外筒部12に電磁鋼板13a等を固定した後、内軸部11を嵌め合わせてもよい。また、エンドプレート13bの固定は、溶接に限らずネジ式としてもよい。
【0020】
(図5;シール取付工程)
次に、外筒部12の両端部分にシール12cを固定する。このシール12cによって、冷媒がロータ10とステータ30との間のエアギャップに流れ込むのを防止する(図8参照)。なお、本実施形態では、シール12cを外筒部12に固定したが、これに限るものではなく、例えば、エンドプレート13bに固定してもよい。
【0021】
(図6;カラー取付工程)
続いて、内軸部11のスプライン嵌合部に、カラー11eの突起11gを合わせて挿入し固定する。この突起11gによって、内軸部11と外筒部12とのスラスト方向の移動が制限される。
【0022】
(図7;軸受取付工程)
最後に、内軸部11に軸受20を固定する。
【0023】
図8は、本実施形態によるロータを回転電機に組み込んだ状態を示す図である。図中の矢印は冷媒の流れを示す。
【0024】
ケース40の内周面には、ステータ30が取り付けられており、その内側に軸受20によってロータ10が回転自在に支持されている。また、外筒部12の両端部分に設けられたシール12cは、ケースに設けられたシール42とともに冷媒室41を形成している。
【0025】
回転電機を冷却するときは、ロータ10の内軸部11の一端(図8では左端)から冷媒を導入する。すると、冷媒は、冷媒導入孔11a→連通孔11b→スプライン溝12bを通流してロータ軸の外に流出し、冷媒室41を通ってオイルパン43に流れる。
【0026】
このように冷媒を流すので回転電機を効率よく冷却することができる。また、冷媒をロータ軸から導入するので、回転電機の作動にかかわらず、冷却可能である。
【0027】
本実施形態によれば、内軸部11及び外筒部12をスプライン嵌合構造としたので、大きなトルクを伝達することが可能であり、しかも安価に製造することができる。
【0028】
また、外筒部12のスプライン12aの歯数を内軸部11のスプライン11fの歯数よりも多くしたので、内軸部11から導入された冷媒が、内軸スプラインと嵌め合わされていない外筒スプライン12bに沿って流れ、ロータを冷却することが可能である。そして、このとき、外筒スプライン12aはフィン効果を示すので、非常に大きな冷却性能を得ることができる。
【0029】
さらに、外筒部12の両端部分にはシール12cを固定してあるので、冷媒がロータ11とステータ30との間のエアギャップに入り込むことを防止でき、フリクションを低減することができる。
【0030】
さらにまた、内軸部11と外筒部12とは、スプライン嵌合部に合わせた突起11gを有するカラー11eと、その外側に固定された軸受20を通じて固定されるので、スラスト方向の動きが抑制され、振動などの弊害が生じることがない。
【0031】
以上詳細に説明したように、本実施形態によれば、簡単な構造で高い冷却性能を発揮し、高回転時にもシステム効率の低下がなく、かつ低コストな回転電機の冷却構造を得ることが可能である。
【0032】
(第2実施形態)
図9は、本発明による回転電機のロータの第2実施形態を示す図であり、図9(A)は側断面図、図9(B)は回転軸方向から見た図を示す。なお、図中の矢印は、冷媒の流れを示す。
【0033】
以下に示す各実施形態では、前述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
【0034】
上記第1実施形態においては、上述の通り、連通孔11bを内軸部11の中央付近に設け、スプライン溝12bによって形成された冷媒通路の両端を開放していたが、本実施形態では、連通孔11bを内軸部11の一端側(図9(A)では左端側)に寄せるとともに、その一端側の冷媒通路(スプライン溝12bによって形成された冷媒通路)をカラー11hで閉塞し、反対側(図9(A)では右端側)の端部のみ開放する。このとき、冷媒の漏れをより少なくするために、カラーと軸との間に、樹脂材などを介在させてもよい。
【0035】
なお、本実施形態では、図9(A)に示すように、連通孔11bを冷媒流入口側の端部近くに形成したが、冷媒流入口と反対側の端部の近くに設けてもよい。この場合は、連通孔11bを、冷媒流入口と反対側(図9(A)の右端側)の端部の近くに形成するとともに、その端部側の冷媒通路(スプライン溝12bによって形成された冷媒通路)を閉塞し、反対側(図9(A)では左端側)の端部のみ開放する。
【0036】
本実施形態によれば、冷媒が冷媒通路を一方向に流れるので、その流速が上記第1実施形態に比べて速くなる。このため、さらに大きな冷却性能を得ることができる。
【0037】
(第3実施形態)
図10は、本発明による回転電機のロータの第3実施形態を示す図であり、図10(A)は側断面図、図10(B)は回転軸方向から見た図を示す。
【0038】
本実施形態では、内軸部11と外筒部12とを、歯数が少なくとも3以上であって歯が間欠的に形成された歯欠スプラインで嵌合している。図10(B)では、歯数4のスプラインを例示している。
【0039】
本実施形態によれば、流路面積の大きな冷媒通路12bを形成することができるので、冷却性能をさらに向上させることができる。なお、この歯数は、必要な冷却性能や、伝達トルク等を考慮して、適宜決めるとよい。
【0040】
(第4実施形態)
図11は、本発明による回転電機のロータの第4実施形態を示す図であり、図11(A)は側断面図、図11(B)は回転軸方向から見た図を示す。
【0041】
本実施形態では、内軸部11と外筒部12との1カ所ずつにキー溝を形成し、そこにキー14を嵌合した。また、内軸部11の2カ所には、突起15を形成した。
【0042】
本実施形態によっても、流路面積の大きな冷媒通路12bを形成することができるので、冷却性能をさらに向上させることができる。
【0043】
(第5実施形態)
図12は、本発明による回転電機のロータの第5実施形態を示す図であり、図12(A)は側断面図、図12(B)は回転軸方向から見た図を示す。
【0044】
本実施形態では、内軸部11と外筒部12との3カ所ずつにキー溝を形成し、そこにキー14を嵌合した。
【0045】
本実施形態によっても、流路面積の大きな冷媒通路12bを形成することができるので、冷却性能をさらに向上させることができる。なお、このキーの数は、必要な冷却性能や、伝達トルク等を考慮して、適宜決めるとよい。
【0046】
(第6実施形態)
図13は、本発明による回転電機のロータの第6実施形態を示す図であり、図13(A)は側断面図、図13(B)は回転軸方向から見た図を示す。
【0047】
本実施形態では、内軸部11と外筒部12との端部付近にのみ、キー溝を形成し、そこにキー14を嵌合している点で、内軸部11と外筒部12との嵌合全長に渡ってキー溝を形成してキー14を嵌合している第5実施例と相違する。
【0048】
本実施形態によっても、流路面積の大きな冷媒通路12bを形成することができるので、冷却性能をさらに向上させることができる。また、キー14が小形であるので、軽量化を図ることができる。なお、このキーの数は、必要な冷却性能や、伝達トルク等を考慮して、適宜決めるとよい。
【0049】
以上説明した実施形態に限定されることなく、その技術的思想の範囲内において種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明と均等であることは明白である。
【0050】
例えば、第3〜第6実施形態において、第2実施形態のように、連通孔11bの位置を変更してもよい。
【0051】
また、スプラインを使用する場合(第1〜第3実施形態)や、キーを1カ所にしか使用しない場合(第4実施形態)に、第6実施形態のように、スプラインやキーの位置を限定的なものにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による回転電機のロータの第1実施形態を示す図である。
【図2】本実施形態のロータの製造方法(スプライン形成工程)を示す図である。
【図3】本実施形態のロータの製造方法(内軸部嵌合工程)を示す図である。
【図4】本実施形態のロータの製造方法(電磁鋼板取付工程)を示す図である。
【図5】本実施形態のロータの製造方法(シール取付工程)を示す図である。
【図6】本実施形態のロータの製造方法(カラー取付工程)を示す図である。
【図7】本実施形態のロータの製造方法(軸受取付工程)を示す図である。
【図8】本実施形態によるロータを回転電機に組み込んだ状態を示す図である。
【図9】本発明による回転電機のロータの第2実施形態を示す図である。
【図10】本発明による回転電機のロータの第3実施形態を示す図である。
【図11】本発明による回転電機のロータの第4実施形態を示す図である。
【図12】本発明による回転電機のロータの第5実施形態を示す図である。
【図13】本発明による回転電機のロータの第6実施形態を示す図である。
【符号の説明】
10 ロータ
11 内軸部
11a 冷媒導入孔
11b 連通孔(連通路)
11f スプライン
12 外筒部
12a スプライン
12b スプライン溝(冷媒通路;間隙通路)
12c シール
13 ロータコア
13a 電磁鋼板
13b エンドプレート
14 キー
20 軸受
30 ステータ
40 ケース
Claims (10)
- ケースに回転自在に支持されたロータ軸と一体的に回転するロータと、
該ロータの外周側に、コイルが巻装された複数のステータコアを周方向に有するステータと、
を備える回転電機であって、
前記ロータ軸は、
ロータコアを固定する中空の外筒部と、
前記外筒部内に挿入され、ケースに回転自在に支持される内軸部と、
を有し、
前記外筒部と前記内軸部との間に形成された間隙通路と、
前記内軸部内に軸方向に形成された冷媒導入孔と、前記間隙通路とを連通する連通路と、
を備えることを特徴とする回転電機の冷却構造。 - 前記外筒部の内周全面に形成された歯数mのスプラインと、
前記内軸部の外周面に形成され、前記外筒部のスプラインと嵌合可能な歯数n(ただしn<m)のスプラインと、
を有し、
前記間隙通路は、前記外筒部に形成されたスプライン溝のうち、前記内軸部のスプライン歯が嵌合しないスプライン溝である、
ことを特徴とする請求項1に記載の回転電機の冷却構造。 - 前記外筒部の内周面の所定の位置に間欠的に形成された歯数nのスプラインと、
前記内軸部の外周面に形成され、前記外筒部のスプラインと嵌合可能な歯数nのスプラインと、
を有し、
前記間隙通路は、前記スプラインの形成されていない、前記外筒部及び内軸部の隙間空間部分である、
ことを特徴とする請求項1に記載の回転電機の冷却構造。 - 前記スプラインの歯数nは、少なくとも3以上である、
ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の回転電機の冷却構造。 - 前記内軸部の外径は前記外筒部の内径よりも小径であり、
前記間隙通路は、その径差によって形成された隙間空間部分であり、
前記外筒部及び前記内軸部には、キー溝が形成されており、
前記外筒固定手段は、前記キー溝に嵌合されるキーである、
ことを特徴とする請求項1に記載の回転電機の冷却構造。 - 前記スプラインは、前記外筒部と前記内軸部との嵌合部分の全長に渡って形成されている、
ことを特徴とする請求項2から請求項5までのいずれか1項に記載の回転電機の冷却構造。 - 前記スプラインは、前記外筒部と前記内軸部との嵌合部分の両端部分付近に形成されている、
ことを特徴とする請求項2から請求項5までのいずれか1項に記載の回転電機の冷却構造。 - 前記連通路は、前記間隙通路のほぼ中央付近に連通するように形成されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の回転電機の冷却構造。 - 前記連通路は、前記間隙通路の一端付近に連通するように形成され、
前記間隙通路は、前記一端側の端部が閉塞されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の回転電機の冷却構造。 - 前記外筒部とともに回転し、前記間隙通路から流出した冷媒が前記ロターコアとステータとの間のエアギャップに流れ込むことを低減するシール部を備える、ことを特徴とする請求項1に記載の回転電機の冷却構造。
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