JP2004208331A - 光通信装置 - Google Patents

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良則 狩野
Takahiro Nagata
隆裕 永田
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Abstract

【課題】 固定体側の回路と回転体側の回路との間で、適切な双方向の光通信を可能とする光通信装置を提供すること。
【解決手段】 固定体90と回転体83との間に介設され、回転体の軸線上に設けた回転側受光素子116と軸線から外れた位置であって固定体に設けられ光軸が回転側受光素子に向かう固定側発光素子111とを有した一方の光カプラ87aは、回転体の軸線上であって固定体に設けられ、固定側発光素子111の光軸を回転側受光素子116に向かわせる固定側ハーフミラー113を有し、軸線上であって固定体に設けた固定側受光素子112と回転体の軸線から外れた位置に設けられ光軸が固定側受光素子に向かう回転側発光素子115とを有した他方の光カプラ87bは、回転体の軸線上であって回転体に設けられ、回転側発光素子115の光軸を固定側受光素子112に向かわせる回転側ハーフミラー117を有する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、例えば電子部品装着装置(高速マウンタ)において、回転側である回転テーブル側の回路と、固定側であるホストコンピュータ側の回路との間で、制御信号を双方向通信するための光通信装置に関する。
この種の光通信装置は、例えば特開平8−83998号公報(特許文献1)に記載の高速マウンタに搭載したものが知られている。この高速マウンタでは、回転側である回転テーブル側のモータドライバと、固定側であるホストコンピュータ側の回路とを、一対の受発光素子で構成した光カプラにより接続し、この光カプラを介して、ホストコンピュータとモータドライバとの間で制御信号の入出力(光通信)を行っている。
この場合、光カプラは、回転テーブルの回転軸の軸線上において対面させた、
回転軸の端面に固定された一方の受発光素子と機台の端面に固定された他方の受
発光素子とで構成されている。
特開平8−83998号公報
しかしながら、このように従来の光通信装置では、受光素子と発光素子とを兼ねる一対の受発光素子を用いるようにしているため、受光素子(受光部位)が隣接する発光素子(発光部位)と対向する発光素子(発光部位)の光を完全に分離して受光することが困難となる。このため、これを是正すべく変調回路および復調回路が必要となり装置が高価になる問題があった。
そこで本発明は、固定体側の回路と回転体側の回路との間で、光の分離を確実にして適切な双方向の光通信を可能とする光通信装置を提供することを目的とする。
このため第1の発明は、固定体と回転体との間に介設され、前記回転体の軸線上に設けた回転側受光素子と前記軸線から外れた位置であって前記固定体に設けられ光軸が前記回転側受光素子に向かう固定側発光素子とを有した一方の光カプラと、前記軸線上であって前記固定体に設けた固定側受光素子と前記回転体の前記軸線から外れた位置に設けられ光軸が前記固定側受光素子に向かう回転側発光素子とを有した他方の光カプラとを備え、前記一方の光カプラと前記他方の光カプラにより固定体側の回路と回転体側の回路との間で双方向通信を行うための光通信装置において、一方の光カプラは、前記回転体の軸線上であって前記固定体に設けられ、前記固定側発光素子の光軸を前記回転側受光素子に向かわせる固定側ハーフミラーを有し、他方の光カプラは、前記回転体の軸線上であって前記回転体に設けられ、前記回転側発光素子の光軸を前記固定側受光素子に向かわせる回転側ハーフミラーを有することを特徴とする。
この構成によれば、一方の光カプラにおいて、その固定側発光素子から投光された光信号は、固定側ハーフミラーで反射して回転側受光素子に受光され、また他方の光カプラにおいて、回転側発光素子から投光された光信号は、回転側ハーフミラーで反射して固定側受光素子に受光される。
この場合、固定側発光素子の光軸は、固定側ハーフミラーで屈曲して、回転体の軸線上に設けた回転側受光素子に向いており、回転体の回転に従って回転側受光素子が回転しても、固定側発光素子からの光信号は回転側受光素子から逸れることがなく、これに確実に受光される。同様に、回転側発光素子の光軸は、回転側ハーフミラーで屈曲して、回転体の軸線上であって固定体に設けた固定側受光素子に向いており、回転体の回転に従って回転側発光素子が回転しても、回転側発光素子からの光信号は固定側受光素子から逸れることがなく、これに確実に受光される。
また、回転側ハーフミラーにより、回転側発光素子を回転体の軸線上から外れた位置に設けることができるため、回転側発光素子と回転体の軸線上に設けた回転側受光素子とは、位置的に相互に干渉することがない。同様に、固定側ハーフミラーにより、固定側発光素子を回転体の軸線から外れた位置に設けることができるため、固定側発光素子と固定体の軸線上に設けた固定側受光素子とは、位置的に相互に干渉することがない。
本発明の光通信装置によれば、回転体の回転に従って回転側発光素子および回転側受光素子が回転しても、各発光素子からの光信号が対向する受光素子から逸れることがなく、これに確実に受光することができる。したがって、固定体側の回路と回転体側の回路との間において、適切かつ確実な双方向の光通信が可能になる。
以下、添付図面を参照して、光通信装置を搭載した電子部品装着装置(高速マウンタ)について説明する。図1は電子部品装着装置の側面図であり、図2はその平面図である。両図に示すように、この電子部品装着装置1は、装置本体2を挟んで相互に平行に、電子部品Aを供給する供給系3と、電子部品Aを基板Bに装着する装着系4とを配して構成されている。
装置本体2には、駆動系の主体を為すインデックスユニット11と、これに連結された回転テーブル12と、回転テーブル12の外周部に搭載した複数個(12個)の装着ヘッド13とが設けられており、回転テーブル12は、インデックスユニット11により、装着ヘッド13の個数に対応する間欠ピッチで間欠回転される。回転テーブル12が間欠回転すると、各装着ヘッド13に搭載した吸着ノズル14が供給系3および装着系4に適宜臨み、供給系3から供給された電子部品Aを吸着した後、装着系4に回転搬送し、装着系4に導入した基板Bにこれを装着する。
供給系3は、基板Bに装着する電子部品Aの種類に応じた数のテープカセット21を有し、テープカセット21は、一対のガイドレール22,22にスライド自在に案内された供給台23に、横並びに着脱自在に取り付けられている。供給台23には、そのスライド方向にボールねじ24が螺合しており、供給台23は、ボールねじ24の一方の端に連結した送りモータ25の正逆回転により進退され、装着ヘッド13の吸着位置に所望のテープカセット21を選択的に臨ませる。各テープカセット21には、所定のピッチで電子部品Aが装填されたキャリアテープCが、テープリール26に巻回された状態で搭載されており、電子部品Aは、テープリール26から繰り出されたキャリアテープCから随時、吸着ノズル14により吸着されてゆく。
装着系4は、載置した基板BをX軸方向およびY軸方向に移動させるXYテーブル31と、XYテーブル31の前後に配設した搬入搬送路32および搬出搬送路33と、搬入搬送路32上の基板BをXYテーブル31に、同時にXYテーブル31上の基板Bを搬出搬送路33に移送する基板移送装置34とで、構成されている。搬入搬送路32の下流端まで送られてきた基板Bは、基板移送装置34により、XYテーブル31上に移送され、同時に電子部品Aの装着が完了したXYテーブル31上の基板Bは、この基板移送装置34により、搬出搬送路33に移送される。XYテーブル31上に導入された基板Bは、XYテーブル31により適宜移動され、各装着ヘッド13により次々と送られてくる電子部品Aに対応して、その部品装着部位を装着位置に臨ませ、各吸着ノズル14から電子部品Aの装着を受ける。
装置本体2は、支持台15上に駆動系の主体を為すインデックスユニット11を有しており、インデックスユニット11は、回転テーブル12を間欠回転させると共に、回転テーブル12の間欠周期に同期(連動)させ、装置本体2の各種の装置を作動させる。
回転テーブル12は、インデックスユニット11から垂下した鉛直軸16に固定され、平面視時計廻りに間欠回転する。回転テーブル12の外周部には、ブラケット17を介して、周方向に等間隔に12個の装着ヘッド13が、上下動自在に取り付けられている。この場合、回転テーブル12の間欠回転は、装着ヘッド13の数に合わせて一回転に対して12間欠周期となっており、この間欠回転により公転する各装着ヘッド13は、12箇所の停止位置(作業ステーション)にそれぞれ停止する。そして、12箇所の停止位置には、電子部品Aを吸着する吸着位置および装着する装着位置の他、吸着した電子部品Aの撮像および位置補正を行う位置や、装着ヘッド13におけるノズル切替(交換)を行う位置等が含まれている。
一方、各装着ヘッド13は、周方向に等間隔に配設した複数本(5本程度)の吸着ノズル14をそれぞれ出没自在に有しており、また装着ヘッド13には、複数本の吸着ノズル14を軸線廻りに公転させるステッピングモータが、組み込まれている。さらに、吸着位置や装着位置などには、これに臨んだ装着ヘッド13に係合して装着ヘッド13を昇降させる昇降機構が組み込まれている。そして、詳細は後述するが、これらステッピングモータをはじめとする各種のモータ41は、インデックスユニット11の上側に配設したモータドライバ42により駆動され、且つ電源回路(図示省略)からのこれら駆動源への電力の供給、および後述するホストコンピュータ43からの制御信号の入出力は、インデックスユニット11の上側に配設したスリップリングユニット44を介して行われる。すなわち、電源回路およびホストコンピュータ43により固定側の回路が構成され、モータドライバ42により可動側の回路が構成されている。
図3に示すように、スリップリングユニット44は、下部のスリップリング部51と、上部の検出・通信部52と、これらを覆うケーシング53とで構成されている。ケーシング53は、蓋体を有する上ケーシング53aと、筒状の下ケーシング53bとで構成され、上ケーシング53aには検出・通信部52が収容され、下ケーシング53bにはスリップリング部51が収容されている。
スリップリング部51は、下端を回転テーブル12と同軸上に位置し且つその主軸54に連結した回転導体61と、回転導体61に摺接する複数本のブラシ体62とを有している。回転導体61の上端部は、検出・通信部52まで延びており、その上下の2箇所でベアリング63,63を介して上下の支持部材64,64に回転自在に軸支されている。回転導体61の外周面には、上記の各ブラシ体62が摺接する複数の電極65が形成されており、各電極65には、回転導体61の内部を通って上記各種のモータ41に接続される二次側電源ケーブル66が接続されている。
上下の支持部材64,64間には下ケーシング53bが取り付けられ、回転導体61および複数本のブラシ体62を内包している。各ブラシ体62は、基部を下ケーシング53bの内周面に固定され、先端部で回転導体61の外周面(電極65)に摺接している。また、各ブラシ体62の基部には、下ケーシング53bを貫通して、一次側電源ケーブル67が接続されている。図外の電源回路から供給される各種のモータ41用の駆動電力は、一次側電源ケーブル67、ブラシ体62、回転導体61および二次側電源ケーブル66を経て、各種のモータ41に供給される。
次に、検出・通信部52を説明する前に、これに関連する制御系について説明する。
図4はスリップリングユニット44に関する制御系のブロック図であり、同図に示すように、この制御系は、電子部品装着装置1の全体を統括制御するホストコンピュータ43と、スリップリングユニット44の検出・通信部52と、前述したステッピングモータをはじめとする各種モータ(モータ(1)、モータ(2)、……)41と、各モータ41を駆動するモータドライバ42とから構成される。ホストコンピュータ43は、CPU71と、各種制御プログラムを記憶するROM72と、各種データ処理のための作業領域となるRAM73と、入出力制御回路(IOC)74とを備え、内部バス75により接続されている。IOC74には、CPU71の機能を補うとともに電子部品装着装置1の各部とのインタフェース信号を取り扱うための回路が組み込まれている。このため、ここでは、特に検出・通信部52と接続され、CPU71と連動して、検出・通信部52と間の入出力を制御している。CPU71は、上記の構成により、ROM72内の制御プログラムに従って、RAM73内の各種データを処理し、IOC74を介して電子部品装着装置1の各部を制御している。
図3および図4の両図に示すように、検出・通信部52は、ホストコンピュータ43との間で制御信号を入出力する光通信部(光通信装置)81と、回転テーブル12の回転位置などを検出する回転検出部82とを有している。回転検出部82は、回転導体61の上端面に固着したスリット円板83と、このスリット円板83の周縁部に臨む複数個のフォトインタラプタ84とで構成されており、各フォトインタラプタ84は、検出ライン85を介してそれぞれホストコンピュータ43に接続されている。この場合、例えばスリット円板83に多数のスリットを等間隔に形成し、このスリットをフォトインタラプタ(1つでも可)84で光検出することで、回転テーブル12の回転角度を検出することが可能になる(ロータリエンコーダ)。また、複数のスリットまたは複数のフォトインタラプタ84を不等間隔に配置することで、例えば吸着位置にいずれの装着ヘッド13が停止しているかを、検出することも可能である。
一方、光通信装置である光通信部81は、一対の光カプラ87a,87bから成る双方向カプラ87と光電変換回路76とを備えている。一対の光カプラ87a,87bは、相互に反転した状態で、スリット円板83と上ケーシング53aの内側に垂設した回路基板(光電変換回路76)90との間に介設されている。また、スリット円板83は回路基板を兼ねている。ホストコンピュータ43に接続された2本の一次側制御ライン91は、回路基板90を介して双方向カプラ87にそれぞれ接続され、各モータドライバ42に接続された2本の二次側制御ライン92は、スリット円板83を介して双方向カプラ87にそれぞれ接続されている。
これにより、ホストコンピュータ43からの制御信号は、一方の光カプラ87aにより光通信の形態をとってモータドライバ42に入力する。各モータドライバ42にはワンチップのマイクロコンピュータ(M/C)77が組み込まれており、このM/C77からの制御処理開始信号などは、他方の光カプラ87bを介してホストコンピュータ42に出力される。
ここで、図5を参照して、双方向カプラ87の構成について説明する。同図に示すように、上側の回路基板(固定体)90の下面には、固定側発光素子101と固定側受光素子102とが、透光性の樹脂103でモールドされるようにして取り付けられている。同様に、スリット円板(回転体)83の上面には、回転側発光素子104と回転側受光素子105とが、透光性の樹脂103でモールドされるようにして取り付けられている。双方向カプラ87のうち、ホストコンピュータ43からみて出力側となる出力光カプラ87aは、上記の固定側発光素子101と回転側受光素子105とで構成され、入力側となる入力光カプラ87bは、上記の回転側発光素子104と固定側受光素子102とで構成されている。
この場合、固定側および回転側の両受光素子102,105は、相互に対面した状態で、スリット円板83の軸線S上に配設されている。また、固定側発光素子101は、この軸線Sおよび固定側受光素子102から外れた位置に傾けて配設されており、その光軸Lは、回転側受光素子105の中心に向いている。このため、固定側発光素子101から投光された光信号は、軸線Sに対し所定の角度を為して回転側受光素子105に達し、回転側受光素子105に受光される。同様に、回転側発光素子104は、この軸線Sおよび回転側受光素子105から外れた位置に傾けて配設されており、その光軸Lは、固定側受光素子105の中心に向いている。この場合も、回転側発光素子104から投光された光信号は、軸線Sに対し所定の角度を為して固定側受光素子102に達し、固定側受光素子102に受光される。
このような構成では、固定側発光素子101の光軸Lが回転側受光素子105の中心に向いているため、スリット円板83と共に回転側受光素子105が回転しても、固定側発光素子101からの光信号は回転側受光素子105から逸れることがない。同様に、回転側発光素子104の光軸Lが固定側受光素子102の中心に向いており、スリット円板83と共に回転側発光素子104が回転しても、回転側発光素子104からの光信号は固定側受光素子102から逸れることがない。したがって、スリット円板83が停止している場合および回転している場合のいずれにあっても、双方向の光通信が可能になる。
また、上記の軸線Sに対し光軸Lを傾けることで、固定側発光素子101と固定側受光素子102とが干渉することがなく、且つ回転側発光素子104と回転側受光素子105とが干渉することがない。さらに、双方向カプラ87を上ケーシング53aに収容しているため、各受発光素子101,102,104,105へのゴミの付着などによる物理的な通信不良も防止することができる。なお、固定側および可動側の発光素子101,104としては、発光ダイオード(LED)やレーザーダイオードを用いることが好ましく、固定側および可動側の受光素子102,105としては、フォトトランジスタやフォトダイオードを用いることが好ましい。
次に、図6を参照して、本発明の実施形態に係る双方向カプラ87の構成について説明する。同図に示すように、上側の回路基板(固定体)90の下面には、固定側発光素子111と固定側受光素子112とが、透光性の樹脂114でモールドされるようにして取り付けられている。また、樹脂114の斜面部分には、金属皮膜の蒸着などにより固定側ハーフミラー113が構成されている。同様に、スリット円板(回転体)83の上面には、回転側発光素子115と回転側受光素子116とが、透光性の樹脂114でモールドされるようにして取り付けられ、且つ樹脂114の斜面部分には、回転側ハーフミラー117が構成されている。この場合、出力光カプラ87aは、固定側発光素子111と回転側受光素子116と固定側ハーフミラー113とで構成され、入力光カプラ87bは、回転側発光素子115と固定側受光素子112と回転側ハーフミラー117とで構成されている。なお、図6では、ハーフミラー113,117を樹脂に埋め込むようにしているが、必ずしも埋め込む必要はなく、露出させて設けるてもよい。
固定側および回転側の両受光素子112,116は、相互に対面した状態で、スリット円板83の軸線S上に配設されている。また、固定側発光素子111は、固定側受光素子112から外れた位置に横向きに配設されており、その光軸Lは、固定側ハーフミラー113で屈曲して回転側受光素子116に向いている。このため、固定側発光素子111から投光された光信号は、固定側ハーフミラー113で反射して回転側受光素子116に達し、回転側受光素子116に受光される。同様に、回転側発光素子115は、回転側受光素子116から外れた位置に横向に配設されており、その光軸Lは、回転側ハーフミラー117で屈曲して固定側受光素子112の中心に向いている。この場合も、回転側発光素子115から投光された光信号は、回転側ハーフミラー117で反射して固定側受光素子112に達し、固定側受光素子112に受光される。
このような構成では、固定側ハーフミラー113を介して固定側発光素子111の光軸Lが回転側受光素子116に向いているため、スリット円板83と共に回転側受光素子116が回転しても、固定側発光素子111からの光信号は回転側受光素子116から逸れることがない。同様に、回転側ハーフミラー117を介して回転側発光素子115の光軸Lが固定側受光素子112に向いており、スリット円板83と共に回転側発光素子115が回転しても、回転側発光素子115からの光信号は固定側受光素子112から逸れることがない。したがって、スリット円板83が停止している場合および回転している場合のいずれにあっても、双方向の光通信が可能になる。また、両ハーフミラー113,117を用いることで、固定側発光素子111と固定側受光素子112とが干渉することがなく、且つ回転側発光素子115と回転側受光素子116とが干渉することがない。
なお、本実施形態では、光通信装置(光通信部)を高速マウンタの制御系に適用した場合について説明したが、本発明の光通信装置は、このようなマウンタに限らず、各種の装置の固定体側と回転体側との間の双方向の光通信に適用できることは、いうまでもない。
以上のように本発明の実施態様について説明したが、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替例、修正又は変形が可能であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で前述の種々の代替例、修正又は変形を包含するものである。
一実施形態に係る光通信装置を搭載した電子部品装着装置の側面図である。 実施形態に係る電子部品装着装置の平面図である。 実施形態のスリップリングユニットの縦断面図である。 実施形態に係る電子部品装着装置の一部の制御系を示すブロック図である。 光通信部(光通信装置)の構成図である。 本発明の実施形態に係る光通信部(光通信装置)の構成図である。
符号の説明
1 電子部品装着装置
2 装着本体
12 回転テーブル
42 モータドライバ
43 ホストコンピュータ
71 CPU
76 光電変換回路
77 マイクロコンピュータ
81 光通信部
83 スリット円板
87 双方向カプラ
87a 出力光カプラ
87b 力光カプラ
90 回路基板
111 固定側発光素子
112 固定側受光素子
115 回転側発光素子
116 回転側受光素子
113 固定側ハーフミラー
117 回転側ハーフミラー
L光軸

Claims (1)

  1. 固定体と回転体との間に介設され、前記回転体の軸線上に設けた回転側受光素子と前記軸線から外れた位置であって前記固定体に設けられ光軸が前記回転側受光素子に向かう固定側発光素子とを有した一方の光カプラと、前記軸線上であって前記固定体に設けた固定側受光素子と前記回転体の前記軸線から外れた位置に設けられ光軸が前記固定側受光素子に向かう回転側発光素子とを有した他方の光カプラとを備え、前記一方の光カプラと前記他方の光カプラにより前記固定体側の回路と前記回転体側の回路との間で双方向通信を行うための光通信装置において、
    前記一方の光カプラは、前記回転体の軸線上であって前記固定体に設けられ、前記固定側発光素子の光軸を前記回転側受光素子に向かわせる固定側ハーフミラーを有し、前記他方の光カプラは、前記回転体の軸線上であって前記回転体に設けられ、前記回転側発光素子の光軸を前記固定側受光素子に向かわせる回転側ハーフミラーを有することを特徴とする光通信装置。

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