JP2004206586A - ソフトウェア部品流通支援方法、その方法を実現するためのソフトウェア部品流通支援システムおよびプログラム - Google Patents

ソフトウェア部品流通支援方法、その方法を実現するためのソフトウェア部品流通支援システムおよびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】プロジェクトを開発する際に利用されるソフトウェア部品の流通を効果的に促すソフトウェア部品流通支援方法を提供する。
【解決手段】部品情報管理部11は、部品作成者101により開発されたソフトウェア部品の実体およびそれに関する情報(部品情報)を部品情報データベース12を用いて管理し、ソフトウェア部品の登録や検索、部品情報の参照、ソフトウェア部品の払い出しといった各機能を部品作成者101や部品利用者103に対して提供する。プロジェクト情報管理部13は、既存システム作成者102により開発されたプロジェクトに関する情報(プロジェクト情報)をプロジェクト情報データベース14を用いて管理し、プロジェクト情報の登録や参照といった各機能を既存システム作成者102に対して提供する。部品利用実績管理部15は、ソフトウェア部品の利用実績を管理し、部品情報データベース12およびプロジェクト情報データベース14に格納された情報を利用して特定のソフトウェア部品の利用実績を算出して提示する機能を部品利用者103に対して提供する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、既存のソフトウェア部品を再利用してシステム(プロジェクト)を開発する手法に係り、とりわけ、プロジェクトを開発する際に利用されるソフトウェア部品の流通を促すソフトウェア部品流通支援方法、およびその方法を実現するためのソフトウェア部品流通支援システムおよびプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、部品化されたソフトウェア部品を再利用することによりシステム開発の生産性を向上させる試みが数多くなされている(特許文献1参照)。このような試みでは例えば、既存のソフトウェア部品をコンピュータやネットワーク上で管理する部品管理システムを構築し、システム開発を行おうとしているユーザに対して、ソフトウェア部品の検索や、部品情報の参照、ソフトウェア部品の払い出しといったサービスを提供するようにしている。これにより、ソフトウェア部品の流通が促進され、既存のソフトウェア部品を再利用してシステム開発を効率的に行うことが可能となる。
【0003】
一方、このようなシステム開発のプロセスを管理するプロジェクト管理システムを構築し、開発対象となるシステム(プロジェクト)の費用管理や、リスクの可視化、成果物の電子的管理、過去に開発されたシステム(プロジェクト)に関する情報の再利用等を行う試みもなされている。
【0004】
【特許文献1】
特開2001ー188673号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の部品管理システムでは、既存のソフトウェア部品の管理および流通のための基本的な仕組みは提供されるものの、ユーザが最も知りたい情報であるソフトウェア部品の利用効果に関する情報(すなわち、利用しようとするソフトウェア部品によりどの程度の開発コストの削減が可能であるのか、といった情報)を知ることが困難である。なお、従来の部品管理システムでは、ユーザは、以下のような情報によって、ソフトウェア部品の利用効果を間接的に判断することができるに過ぎず、ソフトウェア部品の利用効果を正確に把握することは困難であった。
【0006】
(1)ソフトウェア部品の払い出し回数
(2)過去の利用者の主観による曖昧な点数付け
(3)過去の利用者の主観による寸評
一方、上述した従来のプロジェクト管理システムでも、システム開発で用いられたソフトウェア部品の利用に関する情報を何ら管理しておらず、ソフトウェア部品の利用効果に関する情報をユーザが知ることは困難である。
【0007】
以上のように、従来の部品管理システムおよびプロジェクト管理システムのいずれにおいても、ソフトウェア部品の利用効果に関する情報をユーザが知ることは困難であり、その結果、ソフトウェア部品の流通が必ずしも活発に行われていなかった。
【0008】
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、ソフトウェア部品が過去のシステム開発においてどれくらいコストダウンに寄与してきたかという利用効果に関する情報をユーザに対して明示することにより、プロジェクトを開発する際に利用されるソフトウェア部品の流通を効果的に促すことができる、ソフトウェア部品流通支援方法、およびその方法を実現するためのソフトウェア部品流通支援システムおよびプログラムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、第1の解決手段として、プロジェクトを開発する際に利用されるソフトウェア部品の流通を促すソフトウェア部品流通支援方法において、部品作成者により登録されたソフトウェア部品に関する情報から、特定のソフトウェア部品のサイズ情報を取得する部品情報取得ステップと、プロジェクト開発者により登録された開発済みのプロジェクトに関する情報から、特定のソフトウェア部品を利用している特定のプロジェクトの見積りサイズ情報および実績サイズ情報を取得するプロジェクト情報取得ステップと、前記部品情報取得ステップにより取得された前記特定のソフトウェア部品のサイズ情報と、前記プロジェクト情報取得ステップにより取得された前記特定のプロジェクトの見積りサイズ情報および実績サイズ情報とに基づいて、当該特定のソフトウェア部品の利用実績を算出する利用実績算出ステップと、前記利用実績算出ステップにより算出された前記特定のソフトウェアの利用実績を部品利用者に対して提示する利用実績提示ステップとを含むことを特徴とするソフトウェア部品流通支援方法を提供する。
【0010】
なお、上述した第1の解決手段においては、部品利用者からの指示に応じて、利用実績の提示が要求された特定のソフトウェア部品について、前記部品情報取得ステップ、前記プロジェクト情報取得ステップおよび前記利用実績算出ステップを行うことにより、当該特定のソフトウェア部品の利用実績を算出し、前記利用実績提示ステップにおいて、このようにして算出された当該特定のソフトウェア部品の利用実績を提示することが好ましい。
【0011】
また、上述した第1の解決手段においては、所定のタイミングで、部品作成者により登録された登録済みのソフトウェア部品について、前記部品情報取得ステップ、前記プロジェクト情報取得ステップおよび前記利用実績算出ステップを行うことにより、当該登録済みのソフトウェア部品の利用実績を算出しておき、前記利用実績提示ステップにおいて、部品利用者からの指示に応じて、このようにして算出されたソフトウェア部品の利用実績の中から、利用実績の提示が要求された特定のソフトウェア部品の利用実績を検索して提示することが好ましい。
【0012】
さらに、上述した第1の解決手段において、前記利用実績提示ステップにおいて提示される前記特定のソフトウェア部品の利用実績は、前記特定のプロジェクトの見積りサイズ情報と実績サイズ情報とに基づいて算出されるコストダウン率に関する情報、前記特定のソフトウェア部品のサイズ情報と前記特定のプロジェクトの実績サイズ情報とに基づいて算出される再利用率に関する情報、または前記特定のプロジェクトの見積りサイズ情報から推定される見積り費用と前記再利用率とに基づいて算出されるソフトウェア部品の価値を表す情報を含むことが好ましい。
【0013】
さらに、上述した第1の解決手段においては、前記利用実績提示ステップにおいて、前記特定のソフトウェア部品の利用実績に関連して、当該特定のソフトウェア部品を利用した特定のプロジェクトに関する情報を提示することが好ましい。
【0014】
さらに、上述した第1の解決手段においては、前記利用実績提示ステップにおいて、部品利用者の属性に応じて前記特定のプロジェクトに関する情報の提示状態を変化させることが好ましい。
【0015】
さらにまた、上述した第1の解決手段においては、前記利用実績提示ステップにおいて、前記特定のソフトウェア部品の利用実績を、当該特定のソフトウェア部品を利用しているプロジェクトごとに一覧形式で提示することが好ましい。
【0016】
本発明は、第2の解決手段として、プロジェクトを開発する際に利用されるソフトウェア部品の流通を促すソフトウェア部品流通支援システムにおいて、部品作成者により開発されたソフトウェア部品に関する情報を管理する部品情報管理部と、前記部品情報管理部により管理されるソフトウェア部品に関する情報のうち少なくともサイズ情報を格納する部品情報データベースと、システム開発者により開発されたプロジェクトに関する情報を管理するプロジェクト情報管理部と、前記プロジェクト情報管理部により管理されるプロジェクトに関する情報のうち少なくとも見積りサイズ情報および実績サイズ情報を格納するプロジェクト情報データベースと、前記部品情報データベースおよび前記プロジェクト情報データベースに格納された情報を利用して特定のソフトウェア部品の利用実績を算出して提示する部品利用実績管理部とを備え、前記部品利用実績管理部は、前記部品情報データベースから、特定のソフトウェア部品のサイズ情報を取得するとともに、前記プロジェクト情報データベースから、当該特定のソフトウェア部品を利用している特定のプロジェクトの見積りサイズ情報および実績サイズ情報を取得し、これらの取得された情報に基づいて、当該特定のソフトウェア部品の利用実績を算出して提示することを特徴とする、ソフトウェア部品流通支援システムを提供する。
【0017】
なお、上述した第2の解決手段において、前記部品利用実績管理部は、部品利用者からの指示に応じて、利用実績の提示が要求された特定のソフトウェア部品の利用実績を算出して提示することが好ましい。
【0018】
また、上述した第2の解決手段においては、前記部品利用実績管理部により算出されたソフトウェア部品の利用実績を格納する部品利用実績情報データベースをさらに備え、前記部品利用実績管理部は、所定のタイミングで、前記部品情報データベースに格納されている登録済みのソフトウェア部品についてその利用実績を算出して前記部品利用実績情報データベースに格納しておき、部品利用者からの指示に応じて、このようにして前記部品利用実績情報データベースに格納されたソフトウェア部品の利用実績の中から、利用実績の提示が要求された特定のソフトウェア部品の利用実績を検索して提示することが好ましい。
【0019】
本発明は、第3の解決手段として、プロジェクトを開発する際に利用されるソフトウェア部品の流通を促すソフトウェア部品流通支援プログラムにおいて、部品作成者により登録されたソフトウェア部品に関する情報から、特定のソフトウェア部品のサイズ情報を取得する部品情報取得手順と、プロジェクト開発者により登録された開発済みのプロジェクトに関する情報から、特定のソフトウェア部品を利用している特定のプロジェクトの見積りサイズ情報および実績サイズ情報を取得するプロジェクト情報取得手順と、前記部品情報取得手順により取得された前記特定のソフトウェア部品のサイズ情報と、前記プロジェクト情報取得手順により取得された前記特定のプロジェクトの見積りサイズ情報および実績サイズ情報とに基づいて、当該特定のソフトウェア部品の利用実績を算出する利用実績算出手順と、前記利用実績算出手順により算出された前記特定のソフトウェアの利用実績を部品利用者に対して提示する利用実績提示手順とを、コンピュータに対して実行させることを特徴とするソフトウェア部品流通支援プログラムを提供する。
【0020】
なお、上述した第3の解決手段においては、部品利用者からの指示に応じて、利用実績の提示が要求された特定のソフトウェア部品について、前記部品情報取得手順、前記プロジェクト情報取得手順および前記利用実績算出手順を行うことにより、当該特定のソフトウェア部品の利用実績を算出し、前記利用実績提示手順において、このようにして算出された当該特定のソフトウェア部品の利用実績を提示することが好ましい。
【0021】
また、上述した第3の解決手段においては、所定のタイミングで、部品作成者により登録された登録済みのソフトウェア部品について、前記部品情報取得手順、前記プロジェクト情報取得手順および前記利用実績算出手順を行うことにより、当該登録済みのソフトウェア部品の利用実績を算出しておき、前記利用実績提示手順において、部品利用者からの指示に応じて、このようにして算出されたソフトウェア部品の利用実績の中から、利用実績の提示が要求された特定のソフトウェア部品の利用実績を検索して提示することが好ましい。
【0022】
本発明の第1乃至第3の解決手段によれば、部品情報管理部により管理されている特定のソフトウェア部品の部品情報(サイズ情報)と、プロジェクト情報管理部により管理されている、当該特定のソフトウェア部品を利用している特定のプロジェクトの見積り情報および実績情報(見積りサイズ情報および実績サイズ情報)とに基づいて、当該特定のソフトウェア部品の利用実績を算出し、その結果を部品利用者に対して提示するようにしているので、ソフトウェア部品が過去のシステム開発においてどれくらいコストダウンに寄与してきたかという利用効果に関する情報を部品利用者に対して明示することが可能となる。このため、ソフトウェア部品を利用する部品利用者は、そのソフトウェア部品を利用することでどれだけの開発コストの削減が見込めるかを容易に知ることができるとともに、ソフトウェア部品の価値を正当に評価することができ、ソフトウェア部品の流通を効果的に促すことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
【0024】
第1の実施の形態
まず、図1乃至図12により、本発明の第1の実施の形態に係るソフトウェア部品流通支援システムについて説明する。
【0025】
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るソフトウェア部品流通支援システムにおける処理の流れの概要を説明するための図である。図1に示すように、本発明の第1の実施の形態に係るソフトウェア部品流通支援システム10は、システム(プロジェクト)を開発する際に利用されるソフトウェア部品の流通を促すためのものであり、ソフトウェア部品を開発する部品作成者101、システム(プロジェクト)を開発する既存システム作成者(システム開発者)102、および既存のソフトウェア部品を利用する部品利用者103との間で、以下のような手続きを実現する。
【0026】
すなわち、部品作成者101は、開発されたソフトウェア部品に関する情報(部品情報)を、ソフトウェア部品流通支援システム10に登録する(ステップ201)。
【0027】
既存システム作成者102は、開発前もしくは開発途中に、開発対象となるプロジェクトの見積り情報を、ソフトウェア部品流通支援システム10に登録する(ステップ202)。また、既存システム作成者102は、開発完了後に、開発されたプロジェクトの実績情報を、ソフトウェア部品流通支援システム10に登録する(ステップ203)。なおこのとき、開発されたプロジェクトの実績情報には、当該プロジェクトで利用されているソフトウェア部品に関する情報が含まれている。
【0028】
部品利用者103は、ソフトウェア部品流通支援システム10に対して、ソフトウェア部品を検索する要求を出したり(ステップ204)、ソフトウェア部品の詳細情報を参照する要求を出す(ステップ205)。また、部品利用者103は、ソフトウェア部品流通支援システム10に対して、ソフトウェア部品の利用実績に関する情報を参照する要求を出す(ステップ206)。
【0029】
このとき、ソフトウェア部品流通支援システム10は、ステップ201で登録されたソフトウェア部品の部品情報に基づいてソフトウェア部品を検索したり(ステップ204)、ソフトウェア部品の詳細情報を部品利用者103に対して提示する(ステップ205)。また、ソフトウェア部品流通支援システム10は、ステップ201で登録されたソフトウェア部品の部品情報と、ステップ202および203で登録されたプロジェクトの見積り情報および実績情報とに基づいて、部品利用者103から利用実績の提示が要求されたソフトウェア部品の利用実績を算出し、その結果を部品利用者103に対して提示する(ステップ206)。なおこのとき、ソフトウェア部品の利用実績は、部品利用者103からの指示に応じて算出する他、部品利用者103からの指示を受ける前に所定のタイミングであらかじめ算出しておくことができる。
【0030】
(第1例)
次に、図2乃至図7により、本発明の第1の実施の形態に係るソフトウェア部品流通支援システムの第1例の構成および作用について説明する。なお、図2乃至図7に示すソフトウェア部品流通支援システム10は、部品利用者103からの指示に応じて、利用実績の提示が要求された特定のソフトウェア部品の利用実績を算出して提示するものである。
【0031】
図2は、このような第1例に係るソフトウェア部品流通支援システム10の構成を示すブロック図である。
【0032】
図2に示すように、ソフトウェア部品流通支援システム10は、部品情報管理部11、部品情報データベース12、プロジェクト情報管理部13、プロジェクト情報データベース14および部品利用実績管理部15を有している。また、これらの各構成要素11,12,13,14,15は、ローカルエリアネットワークやバス等の通信媒体16を介して互いに結合されている。なお、このような構成からなるソフトウェア部品流通支援システム10には、入出力端末17が接続されており、部品利用者101、既存システム作成者102および部品利用者103により指示や情報の入出力が行われるようになっている。
【0033】
このようなソフトウェア部品流通支援システム10において、部品情報管理部11は、部品作成者101により開発されたソフトウェア部品の実体およびそれに関する情報(部品情報)を管理するものであり、ソフトウェア部品の登録や検索、部品情報の参照、ソフトウェア部品の払い出しといった各機能を部品作成者101や部品利用者103に対して提供する。
【0034】
部品情報データベース12は、部品情報管理部11により管理されるソフトウェア部品の部品情報を格納するものである。
【0035】
プロジェクト情報管理部13は、既存システム作成者102により開発されたプロジェクトに関する情報(プロジェクト情報)を管理するものであり、プロジェクト情報の登録や参照といった各機能を既存システム作成者102に対して提供する。
【0036】
プロジェクト情報データベース14は、プロジェクト情報管理部13により管理されるプロジェクト情報を格納するものである。
【0037】
部品利用実績管理部15は、ソフトウェア部品の利用実績を管理するものであり、部品情報データベース12およびプロジェクト情報データベース14に格納された情報を利用して特定のソフトウェア部品の利用実績を算出して提示する機能を部品利用者103に対して提供する。
【0038】
以下、図3乃至図7により、このような構成からなるソフトウェア部品流通支援システム10で行われる各種の処理の流れについて説明する。
【0039】
まず、図3により、図2に示すソフトウェア部品流通支援システム10で行われる部品情報登録処理(図1のステップ201)の流れについて説明する。
【0040】
図3に示すように、部品作成者101は、部品情報管理部11に対してソフトウェア部品の実体および部品情報を送信し、当該実体および部品情報を登録する(ステップ401)。なおこのとき、送信される部品情報には、ステップ数やFP(ファンクションポイント)値のようなサイズ情報が含まれている。
【0041】
部品情報管理部11は、受信したソフトウェア部品の実体および部品情報にソフトウェア部品を特定するIDを付与した後、部品情報データベース12に格納する(ステップ402)。
【0042】
以上のようにしてソフトウェア部品の実体および部品情報が登録されると、部品情報管理部11を介して、ソフトウェア部品の検索や、部品情報の参照、ソフトウェア部品の払い出し等を行うことが可能になる。また、部品情報データベース12に直接アクセスすることにより、ソフトウェア部品の実体や部品情報等を取得することも可能になる。
【0043】
次に、図4により、図2に示すソフトウェア部品流通支援システム10で行われるプロジェクト見積り情報登録処理(図1のステップ202)の流れについて説明する。
【0044】
図4に示すように、既存システム作成者102は、開発前もしくは開発途中に、プロジェクト情報管理部13に対して、開発対象となるプロジェクトの見積り情報を送信する(ステップ501)。なおこのとき、送信されるプロジェクトの見積り情報には、アプリケーションの規模を表す情報(見積りサイズ情報)およびその他のプロジェクトに関する各種の情報が含まれている。ここで、見積りサイズ情報としては、見積りステップ数や、見積りFP(ファンクションポイント)値、見積りオブジェクトポイント値、見積り工数等が用いられる。なお、後述するように、このような見積りサイズ情報から見積り費用(価格)等を推定することも可能であるが、このような推定が困難である場合には、別途見積り費用(価格)を含めるようにするとよい。
【0045】
プロジェクト情報管理部13は、受信したプロジェクトの見積り情報に、プロジェクトを特定するIDを付与した後、プロジェクト情報データベース14に格納する(ステップ502)。
【0046】
以上のようにしてプロジェクトの見積り情報が登録されると、プロジェクト情報管理部13を介して、プロジェクトの見積り情報の参照や更新等を行うことが可能になる。また、プロジェクト情報データベース14に直接アクセスすることにより、プロジェクトの見積り情報を取得することが可能になる。
【0047】
次に、図5により、図2に示すソフトウェア部品流通支援システム10で行われるプロジェクト実績情報登録処理(図1のステップ203)の流れについて説明する。
【0048】
図5に示すように、既存システム作成者102は、開発完了後に、プロジェクト情報管理部13に対して、開発されたプロジェクトの実績情報を送信する(ステップ601)。なおこのとき、送信されるプロジェクトの実績情報には、当該プロジェクトで利用されているソフトウェア部品に関する情報(利用部品情報)と、アプリケーションの規模を表す情報(実績サイズ情報)と、その他のプロジェクトに関する各種の情報とが含まれている。ここで、利用部品情報としては、部品情報データベース12に格納されているソフトウェア部品を特定するIDをを用いることができる。また、実績サイズ情報としては、実績ステップ数や、実績FP(ファンクションポイント)値、実績オブジェクトポイント値、実績工数等が用いられる。
【0049】
プロジェクト情報管理部13は、受信したプロジェクトの実績情報を、プロジェクト情報データベース14に格納する(ステップ602)。
【0050】
以上のようにしてプロジェクトの実績情報が登録されると、プロジェクト情報管理部13を介して、プロジェクトの実績情報の参照や更新等を行うことが可能になる。また、プロジェクト情報データベース14に直接アクセスすることにより、プロジェクトの実績情報を取得することが可能になる。
【0051】
なお、以上により、プロジェクト情報データベース14には、少なくとも、プロジェクトの見積りサイズ情報(必要に応じて見積り費用)および実績サイズ情報の他、プロジェクトで利用されているソフトウェア部品に関する情報(利用部品情報)が格納されていることになる。
【0052】
次に、図6により、図2に示すソフトウェア部品流通支援システム10で行われる部品利用実績参照処理(図1のステップ206)の流れについて説明する。
【0053】
図6に示すように、部品利用者103は、部品利用実績管理部15に対して、ソフトウェア部品のIDを指定して利用実績の提示を指示する(ステップ701)。
【0054】
部品利用実績管理部15は、プロジェクト情報データベース14から、ソフトウェア部品のIDをキーにして当該ソフトウェア部品を利用している各プロジェクトの見積り情報(特に見積りサイズ情報)を取得する(ステップ702)。また、部品利用実績管理部15は、同様にして、ソフトウェア部品のIDをキーにして当該ソフトウェア部品を利用している各プロジェクトの実績情報(特に実績サイズ情報)を取得する(ステップ703)。さらに、部品利用実績管理部15は、部品情報データベース12から、当該ソフトウェア部品の部品情報(特にサイズ情報)を取得する(ステップ704)。
【0055】
そして、部品利用実績管理部15は、ステップ702乃至704の各ステップで取得された情報に基づいて、当該ソフトウェア部品の利用実績をプロジェクトごとに算出し(ステップ705)、その結果をプロジェクトごとに部品利用者103に対して一覧形式で提示する(ステップ706)。
【0056】
なお、ここでいうソフトウェア部品の利用実績とは、利用しようとするソフトウェア部品が過去のシステム開発においてどれくらいコストダウンに寄与してきたかという利用効果に関する情報のことであり、コストダウン率や、再利用率、ソフトウェア部品の価値に関する情報を含む。ここで、「コストダウン率」とは、ソフトウェア部品を再利用したことによる開発工数や費用等の削減の効果を示すものであり、プロジェクトの見積りサイズ情報(またはそれに基づいて推定される見積り費用)と実績サイズ情報(または実績費用)とに基づいて算出することができる。また、「再利用率」とは、(再利用されたソフトウェア部品のサイズ)/(プロジェクト全体のサイズ)により定義されるものであり、ソフトウェア部品のサイズ情報と特定のプロジェクトの実績サイズ情報とに基づいて算出することができる。さらに、「ソフトウェア部品の価値」とは、そのソフトウェア部品を再利用したときに削減可能な費用を示すものであり、特定のプロジェクトの見積りサイズ情報から推定される見積り費用(またはあらかじめ格納されている見積り費用)に、再利用率を乗じることにより算出することができる。
【0057】
なお、以上のような処理に引き続いて、部品利用者103は、当該ソフトウェア部品の利用実績に関連して、当該特定のソフトウェア部品を利用した特定のプロジェクトの詳細情報等を参照することができる。
【0058】
図7に示すように、部品利用者103は、部品利用実績管理部15に対してプロジェクトの詳細情報の提示を指示する(ステップ801)。このとき、上述したステップ706において、ソフトウェア部品の利用実績がプロジェクトごとに提示されるので、このようなプロジェクトのIDをキーにして当該プロジェクトの詳細情報の提示を指示することができる。
【0059】
部品利用実績管理部15は、プロジェクト情報データベース14から、プロジェクトのIDをキーにして当該プロジェクトの詳細情報を検索し(ステップ802)、その結果を部品利用者103に対して提示する(ステップ803)。これにより、ソフトウェア部品を利用しているプロジェクトの詳細情報を容易に参照することができる。
【0060】
(第2例)
次に、図8および図9により、本発明の第1の実施の形態に係るソフトウェア部品流通支援システムの第2例の構成および作用について説明する。なお、図8および図9に示すソフトウェア部品流通支援システム20は、部品利用者103からの指示を受ける前にソフトウェア部品の利用実績を所定のタイミングで(すなわちバッチ処理で)あらかじめ算出しておくものである。なお、図8および図9に示すソフトウェア部品流通支援システム20は、部品利用実績管理部の機能が異なる点および部品利用実績情報データベースが追加されている点を除いて、他は図2乃至図7に示すソフトウェア部品流通支援システム10と同様である。図8および図9に示すソフトウェア部品流通支援システム20において、図2乃至図7に示すソフトウェア部品流通支援システム10と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0061】
図8は、このような第2例に係るソフトウェア部品流通支援システム20の構成を示すブロック図である。
【0062】
図8に示すように、ソフトウェア部品流通支援システム20は、図2に示すソフトウェア部品流通支援システム10と同様に、部品情報管理部11、部品情報データベース12、プロジェクト情報管理部13、プロジェクト情報データベース14および通信媒体16を有している。また、ソフトウェア部品流通支援システム20は、部品利用実績管理部21および部品利用実績情報データベース22を有している。なお、このような構成からなるソフトウェア部品流通支援システム20には、図2に示すソフトウェア部品流通支援システム10と同様に、入出力端末17が接続されている。
【0063】
このうち、部品情報管理部11、部品情報データベース12、プロジェクト情報管理部13、プロジェクト情報データベース14、通信媒体16および入出力端末17は、図2に示すソフトウェア部品流通支援システム10の各構成要素と同一の機能および作用を持つものである。
【0064】
部品利用実績管理部21は、基本的な機能および役割については図2に示す部品利用実績管理部15と同様であるが、部品利用実績情報データベース22を用いてソフトウェア部品の利用実績を算出する点で、図2に示す部品利用実績管理部15とは異なるものである。
【0065】
部品利用実績情報データベース22は、部品作成者101により開発されたソフトウェア部品について部品利用実績管理部21によりあらかじめ算出されたソフトウェア部品の利用実績を格納するものである。
【0066】
図8に示すソフトウェア部品流通支援システム20において、部品作成者101により行われる部品情報登録処理(図1のステップ201)の流れ、既存システム作成者102により行われるプロジェクト見積り情報登録処理(図1のステップ202)の流れ、既存システム作成者102により行われるプロジェクト実績情報登録処理(図1のステップ203)の流れは、それぞれ、図3、図4および図5に示すものと同様であるので、詳細な説明は省略する。
【0067】
以下、図9により、図8に示すソフトウェア部品流通支援システム20で行われる部品利用実績参照処理(図1のステップ206)の流れについて説明する。
【0068】
図9に示すように、タイマー104が、部品利用実績管理部21に対して、所定のタイミングで、利用実績の算出を指示する(ステップ901)。ここで、タイマー104としては、UNIX(登録商標)におけるcronのような、システムの時間でプログラムの起動を行うものを用いる他、人間の操作をプログラムの起動のきっかけにしてもよい。
【0069】
部品利用実績管理部21は、タイマー104から利用実績の算出の指示を受けると、部品情報データベース12から、登録済みのソフトウェア部品のIDの一覧を取得する(ステップ902)。続いて、部品利用実績管理部21は、プロジェクト情報データベース14から、ステップ902で取得された全てのソフトウェア部品について、IDをキーにして当該各ソフトウェア部品を利用している各プロジェクトの見積り情報(特に見積りサイズ情報)を取得する(ステップ903)。また、部品利用実績管理部21は、同様にして、IDをキーにして当該各ソフトウェア部品を利用している各プロジェクトの実績情報(特に実績サイズ情報)を取得する(ステップ904)。さらに、部品利用実績管理部21は、部品情報データベース12から、当該各ソフトウェア部品の部品情報(特にサイズ情報)を取得する(ステップ905)。
【0070】
そして、部品利用実績管理部21は、ステップ903乃至905の各ステップで取得された情報に基づいて、当該各ソフトウェア部品の利用実績をプロジェクトごとに算出し(ステップ906)、その結果を部品利用実績情報データベース22に格納する(ステップ907)。
【0071】
その後、部品利用者103から、部品利用実績管理部21に対して、ソフトウェア部品のIDを指定して利用実績の提示が指示されると(ステップ908)、部品利用実績情報データベース22に格納された算出済みのソフトウェア部品の利用実績の中から、利用実績の提示が要求された特定のソフトウェア部品の利用実績を検索し(ステップ909)、その結果をプロジェクトごとに部品利用者103に対して一覧形式で提示する(ステップ910)。
【0072】
なお、以上のような処理に引き続いて、部品利用者103は、図7と同様の手順で、当該ソフトウェア部品の利用実績に関連して、当該特定のソフトウェア部品を利用した特定のプロジェクトの詳細情報等を参照することができる。
【0073】
(表示例)
上述したように、図2乃至図7に示すソフトウェア部品流通支援システム10、および図8および図9に示すソフトウェア部品流通支援システム20では、最終的に、ソフトウェア部品の利用実績やプロジェクトの詳細情報が部品利用者103に対して提示される。
【0074】
図10は、このようなソフトウェア部品の利用実績やプロジェクトの詳細情報が、部品利用者103が利用するコンピュータ(入出力端末17)の画面上に表示される場合の表示例を示す図である。
【0075】
図10において、画面71は、部品利用者103がソフトウェア部品を検索したときに表示される画面であり、ここでは、検索の結果得られたソフトウェア部品の一覧が表示されている。このような画面71において、それぞれのソフトウェア部品に付された「詳細」ボタン(リンク)72を押下することにより、それぞれのソフトウェア部品の詳細な情報を参照することができる。また、それぞれのソフトウェア部品に付された「利用実績」ボタン73を押下することにより、画面74が表示される。画面74は、部品利用実績表示画面であり、この画面では、指定されたソフトウェア部品の利用実績(利用効果)が、金額(ソフトウェア部品の価値)およびCD率(コストダウン率)によりプロジェクトごとに表示されている。このような画面74においてはさらに、それぞれのプロジェクトごとに「閲覧」ボタン75が付されており、この「閲覧」ボタン75を押下することにより、それぞれのプロジェクトの詳細情報を表示することができる(プロジェクト情報表示画面76)。これにより、高い利用効果を上げているプロジェクトの詳細情報を参照して、部品利用者103が現在開発をしているプロジェクトの開発に活用することが可能となる。
【0076】
図10に示す表示例では、ソフトウェア部品ごとにその利用実績を表示しているが、これに限らず、図11および図12に示すように、プロジェクトごとにソフトウェア部品の利用実績を考慮した統計情報を表示することも可能である。
【0077】
図11は、部品利用実績管理部15,21により集計されたプロジェクトごとの統計情報を表形式で表示する例であり、それぞれのプロジェクトに対応する各レコードは、見積りサイズ(ここではFP値)、利用されているソフトウェア部品、実績再利用率、実績ソフトウェア開発費、ソフトウェア部品を再利用しなかった場合の推定ソフトウェア開発費およびCD(コストダウン)率といったデータを含む。
【0078】
図11に示す一番目のレコードを例にとって説明すると、プロジェクト「○○○PJ」では、見積りサイズが100FPであり、ソフトウェア部品AおよびBの2種類のソフトウェア部品を利用している。これらのデータは、プロジェクト情報データベース14に格納されている見積り情報および部品情報データベース12に格納されている部品情報から取得することができる。
【0079】
また、プロジェクト「○○○PJ」では、実績再利用率が50%である。このデータは、プロジェクト情報データベース14に格納されている実績情報(実績サイズ情報)と部品情報データベースに格納されているソフトウェア部品の部品情報(サイズ情報)とに基づいて算出することができる。
【0080】
さらに、プロジェクト「○○○PJ」では、実際にかかった実績ソフトウェア開発費が8.2百万円であり、ソフトウェア部品を再利用しなかった場合の推定ソフトウェア開発費は11.1百万円である。ここで、実績ソフトウェア開発費のデータは、プロジェクト情報データベース14に格納されている実績情報から取得することができる。また、ソフトウェア部品を再利用しなかった場合の推定ソフトウェア開発費のデータは、プロジェクト情報データベース14に格納されている見積り情報(見積りサイズ(FP))と過去のプロジェクトにおける実績ソフトウェア開発費との相関関係に基づいて推定することができる。
【0081】
さらにまた、プロジェクト「○○○PJ」では、コストダウン率が約26%である。このデータは、推定ソフトウェア開発費(11.1百万円)と実績ソフトウェア開発費(8.2百万円)との差によって表されるコストダウン費(2.9百万円)を、プロジェクトの規模であるFPで正規化したものである。
【0082】
なお、このような統計情報は、図12に示すように、グラフ形式で表示することも可能である。
【0083】
図12に示す画面77においては、全プロジェクトの情報が再利用率およびCD(コストダウン)率の観点でグラフ化されている。すなわち、横軸にソフトウェア部品の再利用率、縦軸にコストダウン率をとり、それぞれのプロジェクトを表す標本値を所定の位置にプロットしている。ここで、符号78は回帰直線を表し、符号79は、プロジェクトを表す標本値をプロットした標本点を表している。このような画面77において、標本点79をクリックすると、それに対応するプロジェクトの詳細情報を表示することができる(画面80)。これにより、ソフトウェア部品の再利用率が高くコストダウンの効果も大きいと考えられるプロジェクトの詳細情報を参照して、部品利用者103が現在開発をしているプロジェクトの開発に活用することが可能となる。
【0084】
本発明の第1の実施の形態によれば、部品情報管理部11により管理されている特定のソフトウェア部品の部品情報(サイズ情報)と、プロジェクト情報管理部13により管理されている、当該特定のソフトウェア部品を利用している特定のプロジェクトの見積り情報および実績情報(見積りサイズ情報および実績サイズ情報)とに基づいて、当該特定のソフトウェア部品の利用実績を算出し、その結果を部品利用者103に対して提示するようにしているので、ソフトウェア部品が過去のシステム開発においてどれくらいコストダウンに寄与してきたかという利用効果に関する情報を部品利用者103に対して明示することが可能となる。このため、ソフトウェア部品を利用する部品利用者103は、そのソフトウェア部品を利用することでどれだけの開発コストの削減が見込めるかを容易に知ることができるとともに、ソフトウェア部品の価値を正当に評価することができ、ソフトウェア部品の流通を効果的に促すことができる。
【0085】
第2の実施の形態
次に、図13乃至図19により、本発明の第2の実施の形態に係るソフトウェア部品流通支援システムについて説明する。
【0086】
図13は、本発明の第2の実施の形態に係るソフトウェア部品流通支援システムにおける処理の流れの概要を説明するための図である。図13に示すように、本発明の第2の実施の形態に係るソフトウェア部品流通支援システム30は、インターネット等の広域的なネットワークを介して、異なる会社や組織(異なるLAN環境)に跨ってサービスを提供するものであり、ソフトウェア部品を開発する部品作成者111、システム(プロジェクト)を開発する異なる会社の既存システム作成者(システム開発者)(A社既存システム作成者112およびB社既存システム作成者113)、および既存のソフトウェア部品を利用する部品利用者114との間で、以下のような手続きを実現する。
【0087】
すなわち、部品作成者111は、開発されたソフトウェア部品に関する情報(部品情報)を、ソフトウェア部品流通支援システム30に登録する(ステップ1001)。
【0088】
A社既存システム作成者112およびB社既存システム作成者113はそれぞれ、開発前もしくは開発途中に、開発対象となるプロジェクトの見積り情報を、ソフトウェア部品流通支援システム30に登録する(ステップ1002および1004)。ここで、部品作成者111は、A社の人間であってもよいし、B社の人間であってもよいし、両会社とは関係の無い第三者(会社)に属する人間であってもよい。また、A社既存システム作成者112およびB社既存システム作成者113は、開発完了後に、開発されたプロジェクトの実績情報を、ソフトウェア部品流通支援システム30に登録する(ステップ1003および1005)。なおこのとき、開発されたプロジェクトの実績情報には、当該プロジェクトで利用されているソフトウェア部品に関する情報が含まれている。
【0089】
A社部品利用者114は、ソフトウェア部品流通支援システム30に対して、ソフトウェア部品を検索する要求を出したり(ステップ1006)、ソフトウェア部品の詳細情報を参照する要求を出す(ステップ1007)。また、A社部品利用者114は、ソフトウェア部品流通支援システム30に対して、ソフトウェア部品の利用実績に関する情報を参照する要求を出す(ステップ1008)。
【0090】
このとき、ソフトウェア部品流通支援システム30は、ステップ1001で登録されたソフトウェア部品の部品情報に基づいてソフトウェア部品を検索したり(ステップ1006)、ソフトウェア部品の詳細情報をA社部品利用者114に対して提示する(ステップ1007)。また、ソフトウェア部品流通支援システム30は、ステップ1001で登録されたソフトウェア部品の部品情報と、ステップ1002乃至1005で登録されたA社およびB社を含む各社のプロジェクトの見積り情報および実績情報とに基づいて、A社部品利用者114から利用実績の提示が要求されたソフトウェア部品の利用実績を算出し、その結果をA社部品利用者114に対して提示する(ステップ1008)。なおこのとき、ソフトウェア部品の利用実績は、A社部品利用者114からの指示に応じて算出する他、A社部品利用者114からの指示を受ける前に所定のタイミングであらかじめ算出しておくことができる。
【0091】
(第1例)
次に、図14および図15により、本発明の第2の実施の形態に係るソフトウェア部品流通支援システムの第1例の構成および作用について説明する。なお、図14および図15に示すソフトウェア部品流通支援システム30は、部品利用者114からの指示に応じて、利用実績の提示が要求された特定のソフトウェア部品の利用実績を算出して提示するものである。
【0092】
図14は、このような第1例に係るソフトウェア部品流通支援システム30の構成を示すブロック図である。
【0093】
図14に示すように、ソフトウェア部品流通支援システム30は、部品情報管理部31、部品情報データベース32、プロジェクト情報管理部33、プロジェクト情報データベース34および部品利用実績管理部35を有している。また、これらの各構成要素31,32,33,34,35は、ローカルエリアネットワークやバス等の通信媒体36を介して互いに結合されている。
【0094】
ここで、このような構成からなるソフトウェア部品流通支援システム30は、図14に示すように、インターネット36′を介してクライアント端末37,38,39に接続されている。ここで、クライアント端末37は、部品作成者111により用いられるものであり、部品作成者111が部品情報の登録を行うための手段として、WWWブラウザ37aを含む。クライアント端末38は、A社既存システム作成者112およびA社部品利用者114により用いられるものであり、A社既存システム作成者112がプロジェクト情報の登録を行ったり、A社部品利用者114がソフトウェア部品の検索や、部品情報の参照、ソフトウェア部品の利用実績の参照、プロジェクト情報の参照等を行うための手段として、WWWブラウザ38aを含む。クライアント端末39は、B社既存システム作成者113により用いられるものであり、B社既存システム作成者113がプロジェクト情報の登録を行うための手段として、WWWブラウザ39aを含む。なお、WWWブラウザ37a,38a,39aの代わりに、専用のソフトウェアを用いることも可能である。
【0095】
このようなソフトウェア部品流通支援システム30において、部品情報管理部31は、部品作成者111により開発されたソフトウェア部品の実体およびそれに関する情報(部品情報)を管理するものであり、ソフトウェア部品の登録や検索、部品情報の参照、ソフトウェア部品の払い出しといった各機能を部品作成者または部品利用者に対して提供する。なお、ここでいう部品作成者または部品利用者とは、部品作成者111またはA社部品利用者114等のように、インターネット36′にアクセスすることが可能な任意のユーザまたは特定の契約関係にあるユーザである。
【0096】
部品情報データベース32は、部品情報管理部31により管理されるソフトウェア部品の部品情報を格納するものである。
【0097】
プロジェクト情報管理部33は、既存システム作成者112により開発されたプロジェクトに関する情報(プロジェクト情報)を管理するものであり、プロジェクト情報の登録や参照といった各機能を既存システム作成者に対して提供する。なお、ここでいう既存システム作成者とは、A社既存システム作成者112やB社既存システム作成者113等のように、インターネット36′にアクセスすることが可能な特定の契約関係にあるユーザである。ここで、特定の契約関係にある2つ以上の法人(例えばA社およびB社)にサービスを提供している場合には、A社のプロジェクト情報をB社に公開しないようにし、また逆にB社のプロジェクト情報をA社に公開しないようにする機能(隠蔽機能)を持つことが好ましい。
【0098】
プロジェクト情報データベース34は、プロジェクト情報管理部33により管理されるプロジェクト情報を格納するものである。
【0099】
部品利用実績管理部35は、ソフトウェア部品の利用実績を管理するものであり、部品情報データベース32およびプロジェクト情報データベース34に格納された情報を利用して特定のソフトウェア部品の利用実績を算出して提示する機能を部品利用者に対して提供する。なお、ここでいう部品利用者とは、A社部品利用者114のように、インターネット36′にアクセスすることが可能な任意のユーザまたは特定の契約関係にあるユーザである。
【0100】
図14に示すソフトウェア部品流通支援システム30において、部品作成者111により行われる部品情報登録処理(図13のステップ1001)の流れは、図3に示すものと同様であるので、詳細な説明は省略する。ただし、部品作成者111が部品情報データベース32に直接アクセスしてソフトウェア部品の実体や部品情報等を取得することはセキュリティ上の観点から好ましくないので、そのようなアクセスは行えないようにすることが好ましい。
【0101】
また、A社既存システム作成者112およびB社既存システム作成者113により行われるプロジェクト見積り情報登録処理(図13のステップ1002および1004)の流れは、図4に示すものと同様であるので、詳細な説明は省略する。ただし、A社既存システム作成者112およびB社既存システム作成者113がプロジェクト情報データベース34に直接アクセスしてプロジェクトの見積り情報を取得することはセキュリティ上の観点から好ましくないので、そのようなアクセスは行えないようにすることが好ましい。
【0102】
さらに、A社既存システム作成者112およびB社既存システム作成者113により行われるプロジェクト実績情報登録処理(図13のステップ1003および1005)の流れは、図5に示すものと同様であるので、詳細な説明は省略する。ただし、A社既存システム作成者112およびB社既存システム作成者113がプロジェクト情報データベース34に直接アクセスしてプロジェクトの実績情報を取得することはセキュリティ上の観点から好ましくないので、そのようなアクセスは行えないようにすることが好ましい。
【0103】
次に、図15により、図14に示すソフトウェア部品流通支援システム30で行われる部品利用実績参照処理(図13のステップ1008)の流れについて説明する。
【0104】
図15に示すように、A社部品利用者114は、部品利用実績管理部35に対して、ソフトウェア部品のIDを指定して利用実績の提示を指示する(ステップ1101)。
【0105】
部品利用実績管理部35は、プロジェクト情報データベース34から、ソフトウェア部品のIDをキーにして当該ソフトウェア部品を利用している各プロジェクトの見積り情報(特に見積りサイズ情報)を取得する(ステップ1102)。また、部品利用実績管理部35は、同様にして、ソフトウェア部品のIDをキーにして当該ソフトウェア部品を利用している各プロジェクトの実績情報(特に実績サイズ情報)を取得する(ステップ1103)。さらに、部品利用実績管理部35は、部品情報データベース32から、当該ソフトウェア部品の部品情報(特にサイズ情報)を取得する(ステップ1104)。
【0106】
そして、部品利用実績管理部35は、ステップ1102乃至1104の各ステップで取得された情報に基づいて、当該ソフトウェア部品の利用実績をプロジェクトごとに算出し(ステップ1105)、その結果をプロジェクトごとにA社部品利用者114に対して一覧形式で提示する(ステップ1106)。なお、提示されるソフトウェア部品の利用実績の詳細については、上述した第1の実施の形態と同様であるので、詳細な説明は省略する。
【0107】
なお、以上のような処理に引き続いて、A社部品利用者114は、図7と同様の手順で、当該ソフトウェア部品の利用実績に関連して、当該特定のソフトウェア部品を利用した特定のプロジェクトの詳細情報等を参照することができる。ただし、このような処理においては、部品利用者の属性(所属会社や組織等)に応じて特定のプロジェクトに関する情報の提示状態を変化させるようにするとよい。すなわち、特定の契約関係にある2つ以上の法人にサービスを提供している場合には、A社部品利用者114が他社のプロジェクト情報を直接見ることができないように、A社以外のプロジェクトは名称を伏せたり、プロジェクト情報を参照するボタン(リンク)を非表示としたり機能しないようにしたりすることが好ましい。
【0108】
(第2例)
次に、図16および図17により、本発明の第2の実施の形態に係るソフトウェア部品流通支援システムの第2例の構成および作用について説明する。なお、図16および図17に示すソフトウェア部品流通支援システム40は、A社部品利用者114からの指示を受ける前にソフトウェア部品の利用実績を所定のタイミングで(すなわちバッチ処理で)あらかじめ算出しておくものである。なお、図16および図17に示すソフトウェア部品流通支援システム40は、部品利用実績管理部の機能が異なる点および部品利用実績情報データベースが追加されている点を除いて、他は図14および図15に示すソフトウェア部品流通支援システム30と同様である。図16および図17に示すソフトウェア部品流通支援システム40において、図16および図17に示すソフトウェア部品流通支援システム30と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0109】
図16は、このような第2例に係るソフトウェア部品流通支援システム40の構成を示すブロック図である。
【0110】
図16に示すように、ソフトウェア部品流通支援システム40は、図14に示すソフトウェア部品流通支援システム30と同様に、部品情報管理部31、部品情報データベース32、プロジェクト情報管理部33、プロジェクト情報データベース34および通信媒体36を有している。また、ソフトウェア部品流通支援システム20は、部品利用実績管理部21および部品利用実績情報データベース22を有している。なお、このような構成からなるソフトウェア部品流通支援システム30は、図14に示すソフトウェア部品流通支援システム30と同様に、インターネット36′を介してクライアント端末37,38,39に接続されている。
【0111】
このうち、部品情報管理部31、部品情報データベース32、プロジェクト情報管理部33、プロジェクト情報データベース34、通信媒体36、インターネット36′、クライアント端末37,38,39(WWWブラウザ37a,38a,39a)は、図14に示すソフトウェア部品流通支援システム30の各構成要素と同一の機能および作用を持つものである。
【0112】
部品利用実績管理部41は、基本的な機能および役割については図14に示す部品利用実績管理部35と同様であるが、部品利用実績情報データベース42を用いてソフトウェア部品の利用実績を算出する点で、図14に示す部品利用実績管理部35とは異なるものである。
【0113】
部品利用実績情報データベース42は、部品作成者111により開発されたソフトウェア部品について部品利用実績管理部41によりあらかじめ算出されたソフトウェア部品の利用実績を格納するものである。
【0114】
図16に示すソフトウェア部品流通支援システム40において、部品作成者111により行われる部品情報登録処理(図13のステップ1001)の流れ、A社既存システム作成者112およびB社既存システム作成者113により行われるプロジェクト見積り情報登録処理(図13のステップ1002および1004)の流れ、A社既存システム作成者112およびB社既存システム作成者113により行われるプロジェクト実績情報登録処理(図13のステップ1003および1005)の流れは、図14に示すソフトウェア部品流通支援システム30の場合と同様であるので、詳細な説明は省略する。
【0115】
以下、図17により、図16に示すソフトウェア部品流通支援システム40で行われる部品利用実績参照処理(図13のステップ1008)の流れについて説明する。
【0116】
図17に示すように、タイマー115が、部品利用実績管理部41に対して、所定のタイミングで、利用実績の算出を指示する(ステップ1201)。ここで、タイマー115としては、上述した第1の実施の形態で用いたタイマー104(図9参照)と同様のものを用いることができる。
【0117】
部品利用実績管理部41は、タイマー115から利用実績の算出の指示を受けると、部品情報データベース32から、登録済みのソフトウェア部品のIDの一覧を取得する(ステップ1202)。続いて、部品利用実績管理部41は、プロジェクト情報データベース34から、ステップ1202で取得された全てのソフトウェア部品について、IDをキーにして当該各ソフトウェア部品を利用しているプロジェクトの見積り情報(特に見積りサイズ情報)を取得する(ステップ1203)。また、部品利用実績管理部41は、同様にして、IDをキーにして当該各ソフトウェア部品を利用している各プロジェクトの実績情報(特に実績サイズ情報)を取得する(ステップ1204)。さらに、部品利用実績管理部41は、部品情報データベース32から、当該各ソフトウェア部品の部品情報(特にサイズ情報)を取得する(ステップ1205)。
【0118】
そして、部品利用実績管理部41は、ステップ1203乃至1205の各ステップで取得された情報に基づいて、当該各ソフトウェア部品の利用実績をプロジェクトごとに算出し(ステップ1206)、その結果を部品利用実績情報データベース42に格納する(ステップ1207)。
【0119】
その後、A社部品利用者114から、部品利用実績管理部41に対して、ソフトウェア部品のIDを指定して利用実績の提示が指示されると(ステップ1208)、部品利用実績情報データベース42に格納された算出済みのソフトウェア部品の利用実績の中から、利用実績の提示が要求された特定のソフトウェア部品の利用実績を検索し(ステップ1209)、その結果をプロジェクトごとにA社部品利用者114に対して一覧形式で提示する(ステップ1210)。
【0120】
なお、以上のような処理に引き続いて、A社部品利用者114は、図14に示すソフトウェア部品流通支援システム30の場合と同様に、当該ソフトウェア部品の利用実績に関連して、当該特定のソフトウェア部品を利用した特定のプロジェクトの詳細情報等を参照することができる。ただし、特定の契約関係にある2つ以上の法人にサービスを提供している場合には、ステップ1210において、A社部品利用者114が他社のプロジェクト情報を直接見ることができないように、A社以外のプロジェクトは名称を伏せたり、プロジェクト情報を参照するボタン(リンク)を非表示としたり機能しないようにしたりすることが好ましい。
【0121】
(表示例)
上述したように、図14および図15に示すソフトウェア部品流通支援システム30、および図16および図17に示すソフトウェア部品流通支援システム40では、最終的に、ソフトウェア部品の利用実績やプロジェクトの詳細情報がA社部品利用者114に対して提示される。
【0122】
図18は、このようなソフトウェア部品の利用実績やプロジェクトの詳細情報が、A社部品利用者114が利用するコンピュータ(クライアント端末38)の画面上に表示される場合の表示例を示す図である。
【0123】
図18において、画面71は、A社部品利用者114がソフトウェア部品を検索したときに表示される画面であり、これは、図10に示すものと同様である。また、図18に示す「詳細」ボタン72、「利用実績」ボタン73、部品利用実績表示画面74、「閲覧」ボタン75、プロジェクト情報表示画面76も、図10に示すものと同様である。しかし、「閲覧」ボタン75は、全てのプロジェクトに付されているわけではなく、符号81で示されているように、「閲覧」ボタン75が付されていないプロジェクトもある。これは、部品利用実績表示画面74に一覧形式で表示されているレコードのうち、「PJ−A」はA社におけるプロジェクトで、「PJ−B」および「PJ−C」はそれぞれ、B社およびC社のようなA社以外の会社におけるプロジェクトであるので、A社に属するA社部品利用者114に対しては、A社以外の会社(B社およびC社)のプロジェクト情報が公開されないようにしたものである。
【0124】
なお、図18に示す表示例では、部品利用実績表示画面74を表示するためのボタン(リンク)として、「利用実績」ボタン73を設けているが、図19に示すように、「利用件数」ボタン82を設け、部品利用実績表示画面74を表示するためのリンク機能に加えて、当該ソフトウェア部品がプロジェクトで利用されている件数(利用件数)を併せて示すようにしてもよい。
【0125】
このように本発明の第2の実施の形態によれば、インターネット等の広域的なネットワーク36′を介して、異なる会社や組織(異なるLAN環境)に跨って部品作成者111、既存システム作成者112,113および部品利用者114に対してサービスを提供することができるので、上述した第1の実施の形態の作用効果に加えて、ソフトウェア部品を広く市場に販売する企業がプロジェクト管理サービスもASP(アプリケーション・サービス・プロバイダー)として提供し、ソフトウェア部品の販売に付加価値をつけることが可能となる。
【0126】
第3の実施の形態
次に、図20および図21により、本発明の第3の実施の形態に係るソフトウェア部品流通支援システムについて説明する。なお、本発明の第3の実施の形態に係るソフトウェア部品流通支援システムは、上述した第2の実施の形態と同様に、インターネット等の広域的なネットワークを介して、異なる会社や組織(異なるLAN環境)に跨ってサービスを提供するものである。ただし、上述した第2の実施の形態とは異なり、部品情報管理部(部品情報データベース)により提供されるサービス、プロジェクト情報管理部(プロジェクト情報データベース)により提供されるサービス、および部品利用実績管理部(部品利用実績情報データベース)が、インターネット上に分散された異なる提供者から提供される。なお、以下の説明において、上述した第2の実施の形態に係るソフトウェア部品流通支援システムと同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0127】
図20は、本発明の第3の実施の形態に係るソフトウェア部品流通支援システムの構成を示すブロック図である。
【0128】
図20に示すように、ソフトウェア部品流通支援システム50は、部品情報管理サービスシステム51、プロジェクト情報管理サービスシステム52、部品利用実績管理サービスシステム53および部品利用実績情報データベース54を有している。また、このような構成からなるソフトウェア部品流通支援システム50は、インターネット36′を介してクライアント端末37,38,39に接続されている。
【0129】
このうち、インターネット36′、クライアント端末37,38,39(WWWブラウザ37a,38a,39a)は、図14に示すソフトウェア部品流通支援システム30の各構成要素と同一の機能および作用を持つものである。
【0130】
部品情報管理サービスシステム51は、部品作成者111により開発されたソフトウェア部品の実体およびそれに関する情報(部品情報)を管理するサービスをインターネット36′を介して提供するものであり、図14に示す部品情報管理部31および部品情報データベース32と同様の機能および作用を持つものである。
【0131】
プロジェクト情報管理サービスシステム52は、既存システム作成者112により開発されたプロジェクトに関する情報(プロジェクト情報)を管理するサービスをインターネット36′を介して提供するものであり、図14に示すプロジェクト情報管理部33およびプロジェクト情報データベース34と同様の機能および作用を持つものである。
【0132】
部品利用実績管理サービスシステム53は、ソフトウェア部品の利用実績を管理するサービスをインターネット36′を介して提供するものであり、図14に示す部品利用実績管理部35と同様の機能および作用を持つものである。
【0133】
部品利用実績情報データベース54は、部品作成者111により開発されたソフトウェア部品について部品利用実績管理サービスシステム53によりあらかじめ算出されたソフトウェア部品の利用実績を格納するものであり、図16に示す部品利用実績情報データベース42と同様の機能および作用を持つものである。
【0134】
なお、部品利用実績管理サービスシステム53は、部品情報管理サービスシステム51およびプロジェクト情報管理サービスシステム52との間で所定の契約関係の下で情報の参照等を行うことができるようになっている。また、部品情報サービスシステム51で用いられるソフトウェア部品のIDを取得する手段は、インターネット36′にアクセスすることが可能な任意のユーザまたは特定の契約関係にあるユーザに対して公開されている。
【0135】
図20に示すソフトウェア部品流通支援システム50において、部品作成者111により行われる部品情報登録処理(図13のステップ1001)の流れ、A社既存システム作成者112およびB社既存システム作成者113により行われるプロジェクト見積り情報登録処理(図13のステップ1002および1004)の流れ、A社既存システム作成者112およびB社既存システム作成者113により行われるプロジェクト実績情報登録処理(図13のステップ1003および1005)の流れは、上述した第2の実施の形態に係るソフトウェア部品流通支援システム30,40の場合と同様であるので、詳細な説明は省略する。
【0136】
以下、図21により、図20に示すソフトウェア部品流通支援システム50で行われる部品利用実績参照処理(図13のステップ1008)の流れについて説明する。
【0137】
図21に示すように、タイマー115が、部品利用実績管理サービス53に対して、所定のタイミングで、利用実績の算出を指示する(ステップ1301)。ここで、タイマー115としては、上述した第1の実施の形態で用いたタイマー104(図9参照)と同様のものを用いることができる。
【0138】
部品利用実績管理サービスシステム53は、タイマー115から利用実績の算出の指示を受けると、部品情報管理サービスシステム51を利用して、当該部品情報管理サービスシステム51が管理しているソフトウェア部品のIDの一覧を取得する(ステップ1302)。続いて、部品利用実績管理サービスシステム53は、プロジェクト情報管理サービスシステム52を利用して、当該プロジェクト情報管理サービスシステム52が管理している全ての会社のプロジェクトから、ステップ1302で取得された全てのソフトウェア部品について、IDをキーにして当該各ソフトウェア部品を利用しているプロジェクトの見積り情報(特に見積りサイズ情報)を取得する(ステップ1303)。また、部品利用実績サービスシステム53は、同様にして、IDをキーにして当該各ソフトウェア部品を利用している各プロジェクトの実績情報(特に実績サイズ情報)を取得する(ステップ1304)。さらに、部品利用実績管理サービスシステム53は、部品情報管理サービスシステム51を利用して、当該部品情報管理サービスシステム51が管理している当該ソフトウェア部品の部品情報(特にサイズ情報)を取得する(ステップ1305)。
【0139】
そして、部品利用実績管理サービスシステム53は、ステップ1303乃至1305の各ステップで取得された情報に基づいて、当該各ソフトウェア部品の利用実績をプロジェクトごとに算出し(ステップ1306)、その結果を部品利用実績情報データベース54に格納する(ステップ1307)。
【0140】
その後、A社部品利用者114から、部品利用実績管理サービスシステム53に対して、ソフトウェア部品のIDを指定して利用実績の提示が指示されると(ステップ1308)、部品利用実績情報データベース54に格納された算出済みのソフトウェア部品の利用実績の中から、利用実績の提示が要求された特定のソフトウェア部品の利用実績を検索し(ステップ1309)、その結果をプロジェクトごとにA社部品利用者114に対して一覧形式で提示する(ステップ1310)。
【0141】
なお、以上のような処理に引き続いて、A社部品利用者114は、上述した第2の実施の形態に係るソフトウェア部品流通支援システム30,40の場合と同様に、当該ソフトウェア部品の利用実績に関連して、当該特定のソフトウェア部品を利用した特定のプロジェクトの詳細情報等を参照することができる。ただし、特定の契約関係にある2つ以上の法人にサービスを提供している場合には、ステップ1310において、A社部品利用者114が他社のプロジェクト情報を直接見ることができないように、A社以外のプロジェクトは名称を伏せたり、プロジェクト情報を参照するボタン(リンク)を非表示としたり機能しないようにしたりすることが好ましい。
【0142】
このように本発明の第3の実施の形態によれば、部品情報管理サービス、プロジェクト情報管理サービスおよび部品利用実績管理サービスを、インターネット上に分散された異なる提供者から提供するので、上述した第1および第2の実施の形態の作用効果に加えて、ソフトウェア部品を広く市場に販売する企業がより柔軟にかつ低コストにソフトウェア部品を販売することが可能となる。
【0143】
なお、上述した第1乃至第3の実施の形態において、ソフトウェア部品流通支援システム10,20,30,40,50の各部はいずれも、コンピュータ上で稼働するプログラムとして実現することができる。このようなプログラムは、コンピュータ上のメモリやハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM等のようなコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納され、コンピュータ上のCPU(中央演算処理装置)から逐次読み出されて実行されることにより上述したような機能を実現することができる。
【0144】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、ソフトウェア部品を利用する部品利用者が、そのソフトウェア部品を利用することでどれだけの開発コストの削減が見込めるかを容易に知ることができるとともに、ソフトウェア部品の価値を正当に評価することができるので、ソフトウェア部品の流通を効果的に促すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るソフトウェア部品流通支援システムにおける処理の流れの概要を説明するための図。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るソフトウェア部品流通支援システムの第1例の構成を示すブロック図。
【図3】図2に示すソフトウェア部品流通支援システムで行われる部品情報登録処理を説明するための図。
【図4】図2に示すソフトウェア部品流通支援システムで行われるプロジェクト見積り情報登録処理を説明するための図。
【図5】図2に示すソフトウェア部品流通支援システムで行われるプロジェクト実績情報登録処理を説明するための図。
【図6】図2に示すソフトウェア部品流通支援システムで行われる部品利用実績参照処理を説明するための図。
【図7】図2に示すソフトウェア部品流通支援システムで行われるプロジェクト情報参照処理を説明するための図。
【図8】本発明の第1の実施の形態に係るソフトウェア部品流通支援システムの第2例の構成を示すブロック図。
【図9】図8に示すソフトウェア部品流通支援システムで行われる部品利用実績参照処理を説明するための図。
【図10】図2および図8に示すソフトウェア部品流通支援システムにおける部品利用実績の表示例を示す図。
【図11】図2および図8に示すソフトウェア部品流通支援システムにおける部品利用実績の他の表示例を示す図。
【図12】図2および図8に示すソフトウェア部品流通支援システムにおける部品利用実績のさらに他の表示例を示す図。
【図13】本発明の第2の実施の形態に係るソフトウェア部品流通支援システムにおける処理の流れの概要を説明するための図。
【図14】本発明の第2の実施の形態に係るソフトウェア部品流通支援システムの第1例の構成を示すブロック図。
【図15】図14に示すソフトウェア部品流通支援システムで行われる部品利用実績参照処理を説明するための図。
【図16】本発明の第2の実施の形態に係るソフトウェア部品流通支援システムの第2例の構成を示すブロック図。
【図17】図16に示すソフトウェア部品流通支援システムで行われる部品利用実績参照処理を説明するための図。
【図18】図14および図16に示すソフトウェア部品流通支援システムにおける部品利用実績の表示例を示す図。
【図19】図14および図16に示すソフトウェア部品流通支援システムにおける部品利用実績の他の表示例を示す図。
【図20】本発明の第3の実施の形態に係るソフトウェア部品流通支援システムの構成を示すブロック図。
【図21】図20に示すソフトウェア部品流通支援システムで行われる部品利用実績参照処理を説明するための図。
【符号の説明】
10、20 ソフトウェア部品流通支援システム
11 部品情報管理部
12 部品情報データベース
13 プロジェクト情報管理部
14 プロジェクト情報データベース
15、21 部品利用実績管理部
16 通信媒体
17 入出力端末
22 部品利用実績情報データベース
30、40 ソフトウェア部品流通支援システム
31 部品情報管理部
32 部品情報データベース
33 プロジェクト情報管理部
34 プロジェクト情報データベース
35、41 部品利用実績管理部
36 通信媒体
36′ インターネット
37、38、39 クライアント端末
42 部品利用実績情報データベース
50 ソフトウェア部品流通支援システム
51 部品情報管理サービスシステム
52 プロジェクト情報管理サービスシステム
53 部品利用実績管理サービスシステム
54 部品利用実績情報データベース

Claims (15)

  1. プロジェクトを開発する際に利用されるソフトウェア部品の流通を促すソフトウェア部品流通支援方法において、
    部品作成者により登録されたソフトウェア部品に関する情報から、特定のソフトウェア部品のサイズ情報を取得する部品情報取得ステップと、
    プロジェクト開発者により登録された開発済みのプロジェクトに関する情報から、特定のソフトウェア部品を利用している特定のプロジェクトの見積りサイズ情報および実績サイズ情報を取得するプロジェクト情報取得ステップと、
    前記部品情報取得ステップにより取得された前記特定のソフトウェア部品のサイズ情報と、前記プロジェクト情報取得ステップにより取得された前記特定のプロジェクトの見積りサイズ情報および実績サイズ情報とに基づいて、当該特定のソフトウェア部品の利用実績を算出する利用実績算出ステップと、
    前記利用実績算出ステップにより算出された前記特定のソフトウェアの利用実績を部品利用者に対して提示する利用実績提示ステップとを含むことを特徴とするソフトウェア部品流通支援方法。
  2. 部品利用者からの指示に応じて、利用実績の提示が要求された特定のソフトウェア部品について、前記部品情報取得ステップ、前記プロジェクト情報取得ステップおよび前記利用実績算出ステップを行うことにより、当該特定のソフトウェア部品の利用実績を算出し、前記利用実績提示ステップにおいて、このようにして算出された当該特定のソフトウェア部品の利用実績を提示することを特徴とする、請求項1に記載のソフトウェア部品流通支援方法。
  3. 所定のタイミングで、部品作成者により登録された登録済みのソフトウェア部品について、前記部品情報取得ステップ、前記プロジェクト情報取得ステップおよび前記利用実績算出ステップを行うことにより、当該登録済みのソフトウェア部品の利用実績を算出しておき、前記利用実績提示ステップにおいて、部品利用者からの指示に応じて、このようにして算出されたソフトウェア部品の利用実績の中から、利用実績の提示が要求された特定のソフトウェア部品の利用実績を検索して提示することを特徴とする、請求項1に記載のソフトウェア部品流通支援方法。
  4. 前記利用実績提示ステップにおいて提示される前記特定のソフトウェア部品の利用実績は、前記特定のプロジェクトの見積りサイズ情報と実績サイズ情報とに基づいて算出されるコストダウン率に関する情報を含むことを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載のソフトウェア部品流通支援方法。
  5. 前記利用実績提示ステップにおいて提示される前記特定のソフトウェア部品の利用実績は、前記特定のソフトウェア部品のサイズ情報と前記特定のプロジェクトの実績サイズ情報とに基づいて算出される再利用率に関する情報を含むことを特徴とする、請求項1乃至4のいずれかに記載のソフトウェア部品流通支援方法。
  6. 前記利用実績提示ステップにおいて提示される前記特定のソフトウェア部品の利用実績は、前記特定のプロジェクトの見積りサイズ情報から推定される見積り費用と前記再利用率とに基づいて算出されるソフトウェア部品の価値を表す情報を含むことを特徴とする、請求項5に記載のソフトウェア部品流通支援方法。
  7. 前記利用実績提示ステップにおいて、前記特定のソフトウェア部品の利用実績に関連して、当該特定のソフトウェア部品を利用した特定のプロジェクトに関する情報を提示することを特徴とする、請求項1乃至6のいずれかに記載のソフトウェア部品流通支援方法。
  8. 前記利用実績提示ステップにおいて、部品利用者の属性に応じて前記特定のプロジェクトに関する情報の提示状態を変化させることを特徴とする、請求項7に記載のソフトウェア部品流通支援方法。
  9. 前記利用実績提示ステップにおいて、前記特定のソフトウェア部品の利用実績を、当該特定のソフトウェア部品を利用しているプロジェクトごとに一覧形式で提示することを特徴とする、請求項1乃至8のいずれかに記載のソフトウェア部品流通支援方法。
  10. プロジェクトを開発する際に利用されるソフトウェア部品の流通を促すソフトウェア部品流通支援システムにおいて、
    部品作成者により開発されたソフトウェア部品に関する情報を管理する部品情報管理部と、
    前記部品情報管理部により管理されるソフトウェア部品に関する情報のうち少なくともサイズ情報を格納する部品情報データベースと、
    システム開発者により開発されたプロジェクトに関する情報を管理するプロジェクト情報管理部と、
    前記プロジェクト情報管理部により管理されるプロジェクトに関する情報のうち少なくとも見積りサイズ情報および実績サイズ情報を格納するプロジェクト情報データベースと、
    前記部品情報データベースおよび前記プロジェクト情報データベースに格納された情報を利用して特定のソフトウェア部品の利用実績を算出して提示する部品利用実績管理部とを備え、
    前記部品利用実績管理部は、前記部品情報データベースから、特定のソフトウェア部品のサイズ情報を取得するとともに、前記プロジェクト情報データベースから、当該特定のソフトウェア部品を利用している特定のプロジェクトの見積りサイズ情報および実績サイズ情報を取得し、これらの取得された情報に基づいて、当該特定のソフトウェア部品の利用実績を算出して提示することを特徴とする、ソフトウェア部品流通支援システム。
  11. 前記部品利用実績管理部は、部品利用者からの指示に応じて、利用実績の提示が要求された特定のソフトウェア部品の利用実績を算出して提示することを特徴とする、請求項10に記載のソフトウェア部品流通支援システム。
  12. 前記部品利用実績管理部により算出されたソフトウェア部品の利用実績を格納する部品利用実績情報データベースをさらに備え、
    前記部品利用実績管理部は、所定のタイミングで、前記部品情報データベースに格納されている登録済みのソフトウェア部品についてその利用実績を算出して前記部品利用実績情報データベースに格納しておき、部品利用者からの指示に応じて、このようにして前記部品利用実績情報データベースに格納されたソフトウェア部品の利用実績の中から、利用実績の提示が要求された特定のソフトウェア部品の利用実績を検索して提示することを特徴とする、請求項10に記載のソフトウェア部品流通支援システム。
  13. プロジェクトを開発する際に利用されるソフトウェア部品の流通を促すソフトウェア部品流通支援プログラムにおいて、
    部品作成者により登録されたソフトウェア部品に関する情報から、特定のソフトウェア部品のサイズ情報を取得する部品情報取得手順と、
    プロジェクト開発者により登録された開発済みのプロジェクトに関する情報から、特定のソフトウェア部品を利用している特定のプロジェクトの見積りサイズ情報および実績サイズ情報を取得するプロジェクト情報取得手順と、
    前記部品情報取得手順により取得された前記特定のソフトウェア部品のサイズ情報と、前記プロジェクト情報取得手順により取得された前記特定のプロジェクトの見積りサイズ情報および実績サイズ情報とに基づいて、当該特定のソフトウェア部品の利用実績を算出する利用実績算出手順と、
    前記利用実績算出手順により算出された前記特定のソフトウェアの利用実績を部品利用者に対して提示する利用実績提示手順とを、コンピュータに対して実行させることを特徴とするソフトウェア部品流通支援プログラム。
  14. 部品利用者からの指示に応じて、利用実績の提示が要求された特定のソフトウェア部品について、前記部品情報取得手順、前記プロジェクト情報取得手順および前記利用実績算出手順を行うことにより、当該特定のソフトウェア部品の利用実績を算出し、前記利用実績提示手順において、このようにして算出された当該特定のソフトウェア部品の利用実績を提示することを特徴とする、請求項13に記載のソフトウェア部品流通支援プログラム。
  15. 所定のタイミングで、部品作成者により登録された登録済みのソフトウェア部品について、前記部品情報取得手順、前記プロジェクト情報取得手順および前記利用実績算出手順を行うことにより、当該登録済みのソフトウェア部品の利用実績を算出しておき、前記利用実績提示手順において、部品利用者からの指示に応じて、このようにして算出されたソフトウェア部品の利用実績の中から、利用実績の提示が要求された特定のソフトウェア部品の利用実績を検索して提示することを特徴とする、請求項13に記載のソフトウェア部品流通支援プログラム。
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