JPH113298A - 障害情報追跡管理装置及び障害情報追跡管理方法 - Google Patents

障害情報追跡管理装置及び障害情報追跡管理方法

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JPH113298A
JPH113298A JP9167870A JP16787097A JPH113298A JP H113298 A JPH113298 A JP H113298A JP 9167870 A JP9167870 A JP 9167870A JP 16787097 A JP16787097 A JP 16787097A JP H113298 A JPH113298 A JP H113298A
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failure
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JP9167870A
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English (en)
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Masami Ogawa
正見 尾川
Masao Tokokuni
雅夫 常国
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 障害解決の作業の流れを明確にし、障害がど
の状態でどの担当者が解決に当たっているかを容易に把
握できるようにした障害情報追跡管理装置及び障害情報
追跡管理方法を提供する。 【解決手段】 障害ID、障害の発見者ID、障害修正
の責任者ID、障害名を属性として持つ障害情報を格納
する障害情報データベース3と、障害情報を入力する機
能、障害情報の検索条件を設定し検索を開始する機能、
検索結果を表示する機能を持つ閲覧ソフトウエアに基づ
き障害情報データベース3に対する障害情報の追加或い
は障害情報の状態等の更新を行うデータベースエンジン
2と、障害情報データベース3に格納された障害情報の
更新時に適切な対象者宛てに、障害名、障害の発生理
由、障害への対処を含む電子メールを送信する電子メー
ル配送部4とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、障害情報追跡管理
装置及び障害情報追跡管理方法に係り、更に詳しくは、
データベース化された障害情報の更新時に適切な担当者
宛てに障害を解決する手順を電子メールで伝達し、障害
情報を追跡管理する場合に好適な障害情報追跡管理装置
及び障害情報追跡管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、製品開発などの過程で生ずる障害
情報は、対象者宛てに文書の形態で送付されていた。従
って、送付する文書の量は障害情報の件数の増加に伴い
多くなっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来例におい
ては、障害情報の件数が増加すると文書が氾濫するた
め、どの障害情報がある時点でどういった状況であるか
を把握することが困難であった。また、文書の形態で送
付する方法を一歩進めて、コンピュータを導入し障害情
報をオンライン化或いはデータベース化した場合におい
ても、ある特定の障害情報の経過を追跡し管理するため
には煩雑な操作を必要とし、適切な担当者に正確な情報
が伝達されず、障害が解決されないまま放置されること
がしばしば発生するという問題がある。
【0004】本発明は、上述した点に鑑みなされたもの
であり、障害解決の作業の流れを明確にし、障害がどの
状態でどの担当者が解決に当たっているかを容易に把握
できるようにした障害情報追跡管理装置及び障害情報追
跡管理方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、電子メールにより障害解決手順
を伝達する障害情報追跡管理装置であって、障害情報を
格納する格納手段と、該格納手段に対する障害情報の追
加或いは障害情報の状態等の更新を行う更新手段と、前
記格納手段に格納された障害情報の更新時に適切な対象
者宛てに電子メールを送信する送信手段とを有すること
を特徴とする。
【0006】上記目的を達成するため、請求項2の発明
は、前記更新手段は、閲覧ソフトウエアに基づき更新を
行うことを特徴とする。
【0007】上記目的を達成するため、請求項3の発明
は、前記閲覧ソフトウエアは、障害情報を入力する機能
と、前記格納手段に格納された障害情報の検索条件を設
定し検索を開始する機能と、検索結果を表示する機能と
を有することを特徴とする。
【0008】上記目的を達成するため、請求項4の発明
は、前記電子メールの内容は、障害名、障害の発生理
由、障害への対処を含むことを特徴とする。
【0009】上記目的を達成するため、請求項5の発明
は、前記障害情報は、障害を識別するID、障害の発見
者を識別するID、障害修正の責任者を識別するID、
障害名を属性として有することを特徴とする。
【0010】上記目的を達成するため、請求項6の発明
は、前記障害情報の状態とは、障害が発見され最初に前
記格納手段に格納された状態、電子メール受信後に障害
の存在を確認した状態、障害解決後に修正が正しく障害
を解決していることの確認を要求している状態、修正が
正しく障害を解決していることを確認した状態、障害が
正しく解決されていない状態、障害がある日程まで解決
する必要のない状態を含むことを特徴とする。
【0011】上記目的を達成するため、請求項7の発明
は、電子メールにより障害解決手順を伝達する障害情報
追跡管理方法であって、障害情報を格納する格納ステッ
プと、障害情報の追加或いは障害情報の状態等の更新を
行う更新ステップと、前記格納ステップで格納された障
害情報の更新時に適切な対象者宛てに電子メールを送信
する送信ステップとを有することを特徴とする。
【0012】上記目的を達成するため、請求項8の発明
は、前記更新ステップでは、閲覧ソフトウエアに基づき
更新を行うことを特徴とする。
【0013】上記目的を達成するため、請求項9の発明
は、前記閲覧ソフトウエアは、障害情報を入力するステ
ップと、前記格納手段に格納された障害情報の検索条件
を設定し検索を開始するステップと、検索結果を表示す
るステップとを有することを特徴とする。
【0014】上記目的を達成するため、請求項10の発
明は、前記電子メールの内容は、障害名、障害の発生理
由、障害への対処を含むことを特徴とする。
【0015】上記目的を達成するため、請求項11の発
明は、前記障害情報は、障害を識別するID、障害の発
見者を識別するID、障害修正の責任者を識別するI
D、障害名を属性として有することを特徴とする。
【0016】上記目的を達成するため、請求項12の発
明は、前記障害情報の状態とは、障害が発見され最初に
前記格納手段に格納された状態、電子メール受信後に障
害の存在を確認した状態、障害解決後に修正が正しく障
害を解決していることの確認を要求している状態、修正
が正しく障害を解決していることを確認した状態、障害
が正しく解決されていない状態、障害がある日程まで解
決する必要のない状態を含むことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0018】[1]第1の実施の形態 先ず、第1の実施の形態に係る障害情報追跡管理システ
ムの構成について図1を参照して説明する。第1の実施
の形態に係る障害情報追跡管理システムは、コンピュー
タ1と、データベースエンジン2と、障害情報データベ
ース3と、電子メール配送部4とを備える構成となって
いる。
【0019】上記各部の構成を詳述すると、コンピュー
タ1は、閲覧ソフトウエアが動作するコンピュータであ
り、障害情報をデータベースエンジン2に送出し、電子
メールを電子メール配送部4から受け取る。閲覧ソフト
ウエアは、障害情報を入力する機能と、障害情報データ
ベース3に格納された障害情報の検索条件を設定し検索
を開始する機能と、検索結果を表示する機能とを有す
る。データベースエンジン2は、コンピュータ1からの
障害情報の新規入力を追加し、或いは障害情報の状態、
優先度を変更する。
【0020】障害情報データベース3は、障害情報を蓄
積しておくデータベースであり、データベースエンジン
2により内容が更新され、データベースエンジン2の要
求に基づき電子メールアドレスを送出する。電子メール
配送部4は、データベースエンジン2からの電子メール
配送要求を受け付け、電子メールをコンピュータ1に配
送する。本システムでは、障害を発見した人を発見者、
障害を確認し修正する責任のある人を責任者と呼称する
ものとする。
【0021】図2はユーザ表を示す図である。本システ
ムを使用するユーザは予めユーザ表に登録しておく。ユ
ーザ表は、「ユーザID」、「ユーザ名」、「電子メー
ルアドレス」なる属性を有する。「ユーザID」は、ユ
ーザを識別する通し番号であり、ユーザ毎に異なる番号
を与える。「電子メールアドレス」は、電子メール配送
部4が参照し、配送先アドレスとして使用する。図2の
第1行目のデータは、ユーザID1のユーザは“山田”
という名前を持ち、電子メールアドレスが“yamad
a@canon.co.jp”であることを示している。
【0022】図3は障害情報を格納する障害表である。
障害情報は、図3に示すごとく「障害ID」、「発見者
ID」、「責任者ID」、「障害名」という属性を有す
る。「障害ID」は、障害を障害情報データベース3で
識別する通し番号であり、障害1件毎に異なる番号を割
り当てる。図3の第1行目のデータには、障害ID1の
障害が格納されており、この障害は、発見者がID1す
なわち“山田”であり、責任者がユーザID2すなわち
“佐藤”であることを示している。また、障害の内容を
簡潔に表す障害名は、“文字化け”である。第2及び第
3行目のデータについても同様である。
【0023】図4は障害に関する履歴を格納する履歴表
である。履歴は、「履歴ID」、「状態」、「優先
度」、「障害ID」、「説明」、「日時」の属性を有す
る。「履歴ID」は、履歴を障害情報データベース3が
識別するための通し番号であり、履歴1件毎に異なる番
号を割り当てる。図4の第1行から第4行まで障害ID
に関する履歴が格納されている。1つの障害が複数の履
歴を持つ。
【0024】「状態」(属性状態)は、障害の状態を示
す。“新規”、“修正中”、“修正済み”、“確認済
み”、“再調査要”の5つの状態が定義される。「優先
度」は、障害修正の緊急度を表すものであり、“緊
急”、“通常”の2つがある。この場合、責任者は“緊
急”の障害を“通常”の障害よりも優先的に対処する。
「説明」は、障害の状態の変化した理由や対処内容など
を記入する。「日時」は、状態の変更がなされた日時を
格納する。
【0025】図5は第1の実施の形態に係る障害情報の
状態遷移を示す図である。状態は全部で5つ(S1〜S
5)ある。“新規”は、障害が発見され最初に障害情報
データベース3に入力された状態である。“修正中”
は、責任者が発見者からの電子メールを受け取った後、
障害の存在を確認した状態である。“修正中”である障
害は、責任者が障害の解決に従事していることを示す。
【0026】“修正済み”は、責任者が障害の解決を終
えた後で、発見者に修正が正しく障害を解決しているこ
との確認を要求している状態である。“確認済み”は、
発見者が修正が正しく障害を解決していることを確認し
た状態である。障害は“確認済み”で全ての作業を終了
したことになる。“再調査要”は、発見者が障害の解決
を確認したところ、障害がまだ正しく解決されていなか
ったことを示す。責任者が“再調査要”の電子メールを
受け取ると、責任者は障害の状態を再び“修正中”にす
る。
【0027】次に、上記のごとく構成してなる第1の実
施の形態に係る障害情報追跡管理システムにおける一連
の操作の流れについて、上記図1乃至図5を参照して説
明する。一例として、ユーザ山田がユーザ佐藤の担当す
る電子メールソフトウエアの障害を発見した場合を示
す。
【0028】先ず、ユーザ山田が閲覧ソフトウエアをコ
ンピュータ1上で立ち上げる。この閲覧ソフトウエアを
使用して障害情報データベース3に新規の障害情報を入
力する。発見者は、自分の名前“山田”を発見者、障害
解決を行う人“佐藤”を責任者として入力する。障害は
電子メールの表示文字が正しくないという文字化けであ
ったので、「障害名」を“文字化け”とした。「優先
度」は早急に修正して欲しいので、“緊急”とした。更
に、「説明」として、“メールの文字が正しく表示され
ません。”と入力した。これは最初に障害を入力した状
態なので、状態は“新規”である。
【0029】データベースエンジン2は、障害情報デー
タベース3にこの情報を入力する際に、電子メール配送
部4(電子メール配送プログラム)に責任者の電子メー
ルアドレスに新規の障害が生じたことを示す電子メール
の送信を依頼する。電子メールの内容は、図3に示す障
害表の「障害名」と図4に示す履歴表の「説明」から作
成される。
【0030】電子メールを受け取った責任者のユーザ佐
藤は、担当している電子メールソフトウエアに障害があ
ることを知る。障害の存在を責任者が理解したので、責
任者は障害の状態を“修正中”に変更する。「説明」と
して、“メール送付プログラムのバグと思われますの
で、調査します。”と入力する。データベースエンジン
2は、障害情報データベース3にこの情報を格納する際
に、電子メール配送部4(電子メール配送プログラム)
に発見者の電子メールアドレスに障害が“修正中”であ
ることを示す電子メールの送信を依頼する。電子メール
の内容は、図3に示す障害表の「障害名」と図4に示す
履歴表の「説明」から作成される。
【0031】その後、責任者のユーザ佐藤は電子メール
ソフトウエアのバグを調査し、バグがコード変換プログ
ラムにあることが判明した場合は、これを修正する。修
正後、ユーザ佐藤は、障害の状態を“修正済み”に変更
する。「説明」として、“コード変換プログラムを修正
しました。”と入力する。データベースエンジン2は、
障害情報データベース3にこの情報を格納する際に、電
子メール配送部4(電子メール配送プログラム)に発見
者の電子メールアドレスに障害が“修正済み”であるこ
とを示す電子メールの送信を依頼する。電子メールの内
容は、図3に示す障害表の「障害名」と図4に示す履歴
表の「説明」から作成される。
【0032】電子メールを受け取った発見者のユーザ山
田は、障害が修正されたことを知ったので、修正が正し
くなされ障害が発生しないことを確認する。ユーザ山田
は、障害の状態を“確認済み”に変更する。「説明」と
して、“障害が起こらないことを確認しました。”と入
力する。データベースエンジン2は、障害情報データベ
ース3にこの情報を格納する際に、電子メール配送部4
(電子メール配送プログラム)に責任者の電子メールア
ドレスに障害が“確認済み”であることを示す電子メー
ルの送信を依頼する。電子メールの内容は、図3に示す
障害表の「障害名」と図4に示す履歴表の「説明」から
作成される。
【0033】ユーザ山田が障害が発生することを発見し
た場合には、障害の状態を“再調査要”に変更する。デ
ータベースエンジン2は、障害情報データベース3にこ
の情報を格納する際に、電子メール配送部4(電子メー
ル配送プログラム)に責任者の電子メールアドレスに障
害が“再調査要”であることを示す電子メールの送信を
依頼する。電子メールを受け取った責任者のユーザ佐藤
は、担当している電子メールソフトウエアに障害が正し
く修正されていないことを知る。障害の存在を責任者が
理解したので、責任者は障害の状態を“修正中”に変更
する。以後、障害修正されまで、上記の手順を繰り返
す。
【0034】上述したように、第1の実施の形態によれ
ば、障害情報追跡管理装置は、障害ID、障害の発見者
ID、障害修正の責任者ID、障害名を属性として持つ
障害情報を格納する障害情報データベース3と、障害情
報を入力する機能、障害情報の検索条件を設定し検索を
開始する機能、検索結果を表示する機能を持つ閲覧ソフ
トウエアに基づき障害情報データベース3に対する障害
情報の追加或いは障害情報の状態等の更新を行うデータ
ベースエンジン2と、障害情報データベース3に格納さ
れた障害情報の更新時に適切な対象者宛てに、障害名、
障害の発生理由、障害への対処を含む電子メールを送信
する電子メール配送部4とを有するため、障害情報に状
態属性を定義し、この状態属性が更新される時に適切な
担当者に電子メールを送信し、障害情報の更新によって
生ずる新たな作業を想起させることにより、障害解決の
作業の流れが明確になり、障害がどの状態でどの担当者
が解決に当たっているかが容易に把握できるという効果
を奏する。
【0035】[2]第2の実施の形態 第2の実施の形態に係る障害情報追跡管理システムは、
上記第1の実施の形態と同様に、コンピュータ1と、デ
ータベースエンジン2と、障害情報データベース3と、
電子メール配送部4とを備える構成となっている。シス
テム各部の構成については、上記第1の実施の形態で詳
述したので説明は省略する。また、ユーザ表、障害表、
履歴表についても上記第1の実施の形態と同様である。
【0036】図6は第2の実施の形態に係る障害情報の
状態遷移を示す図である。状態は全部で6つ(S1〜S
6)ある。即ち、図6は障害の状態として、上記図5に
“保留”を追加した例である。これ以外は上記図5と同
様である。“保留”は、障害がある日程までに解決する
必要のない場合である。この状態を追加することによっ
て、責任者は“保留”の状態にある障害を無視し、ある
日程までに解決しなければならない障害のみに対処する
ことが可能となる。
【0037】上述したように、第2の実施の形態によれ
ば、障害情報追跡管理装置は、障害ID、障害の発見者
ID、障害修正の責任者ID、障害名を属性として持つ
障害情報を格納する障害情報データベース3と、障害情
報を入力する機能、障害情報の検索条件を設定し検索を
開始する機能、検索結果を表示する機能を持つ閲覧ソフ
トウエアに基づき障害情報データベース3に対する障害
情報の追加或いは障害情報の状態等の更新を行うデータ
ベースエンジン2と、障害情報データベース3に格納さ
れた障害情報の更新時に適切な対象者宛てに、障害名、
障害の発生理由、障害への対処を含む電子メールを送信
する電子メール配送部4とを有するため、上記第1の実
施の形態と同様に、障害情報に状態属性を定義し、この
状態属性が更新される時に適切な担当者に電子メールを
送信し、障害情報の更新によって生ずる新たな作業を想
起させることにより、障害解決の作業の流れが明確にな
り、障害がどの状態でどの担当者が解決に当たっている
かが容易に把握できるという効果を奏する。
【0038】また、障害の状態として、障害がある日程
までに解決する必要のない“保留”の状態を追加するこ
とによって、ある日程までに解決しなければならない障
害のみに対処することが可能となる効果を奏する。
【0039】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用
してもよい。前述した実施形態の機能を実現するソフト
ウエアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、シス
テム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコ
ンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納
されたプログラムコードを読み出し実行することによっ
ても、達成されることは言うまでもない。
【0040】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。
【0041】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0042】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実
際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前
述した実施形態の機能が実現される場合も含まれること
は言うまでもない。
【0043】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、電子メールにより障害解決手順を伝達する障害
情報追跡管理装置であって、障害情報を格納する格納手
段と、該格納手段に対する障害情報の追加或いは障害情
報の状態等の更新を行う更新手段と、前記格納手段に格
納された障害情報の更新時に適切な対象者宛てに電子メ
ールを送信する送信手段とを有するため、障害情報に状
態属性を定義しておけば、この状態属性が更新される時
に適切な対象者に電子メールを送信し、障害情報の更新
によって生ずる新たな作業を想起させることにより、障
害解決の作業の流れが明確になり、障害がどの状態でど
の担当者が解決に当たっているかが容易に把握できると
いう効果を奏する。
【0045】請求項2の発明によれば、前記更新手段
は、閲覧ソフトウエアに基づき更新を行うため、操作者
がコンピュータで閲覧ソフトウエアを立ち上げること
で、障害情報の追加や障害情報の状態等の更新を行うこ
とができる。
【0046】請求項3の発明によれば、前記閲覧ソフト
ウエアは、障害情報を入力する機能と、前記格納手段に
格納された障害情報の検索条件を設定し検索を開始する
機能と、検索結果を表示する機能とを有するため、操作
者がコンピュータで閲覧ソフトウエアを立ち上げること
で、障害情報の入力、検索、検索結果の表示を行うこと
ができる。
【0047】請求項4の発明によれば、前記電子メール
の内容は、障害名、障害の発生理由、障害への対処を含
むため、電子メールの受信者は障害名、障害の発生理
由、障害への対処を的確に知ることができる。
【0048】請求項5の発明によれば、前記障害情報
は、障害を識別するID、障害の発見者を識別するI
D、障害修正の責任者を識別するID、障害名を属性と
して有するため、障害情報を的確に追跡管理することが
できる。
【0049】請求項6の発明によれば、前記障害情報の
状態とは、障害が発見され最初に前記格納手段に格納さ
れた状態、電子メール受信後に障害の存在を確認した状
態、障害解決後に修正が正しく障害を解決していること
の確認を要求している状態、修正が正しく障害を解決し
ていることを確認した状態、障害が正しく解決されてい
ない状態、障害がある日程まで解決する必要のない状態
を含むため、障害解決の作業の流れが明確になり、障害
がどの状態でどの担当者が解決に当たっているかが容易
に把握できるという効果を奏する。また、ある日程まで
に解決しなければならない障害のみに対処することが可
能となる効果を奏する。
【0050】請求項7の発明によれば、電子メールによ
り障害解決手順を伝達する障害情報追跡管理方法であっ
て、障害情報を格納する格納ステップと、障害情報の追
加或いは障害情報の状態等の更新を行う更新ステップ
と、前記格納ステップで格納された障害情報の更新時に
適切な対象者宛てに電子メールを送信する送信ステップ
とを有するため、請求項1の発明と同様に、障害解決の
作業の流れが明確になり、障害がどの状態でどの担当者
が解決に当たっているかが容易に把握できるという効果
を奏する。
【0051】請求項8の発明によれば、前記更新ステッ
プでは、閲覧ソフトウエアに基づき更新を行うため、請
求項2の発明と同様に、操作者がコンピュータで閲覧ソ
フトウエアを立ち上げることで、障害情報の追加や障害
情報の状態等の更新を行うことができる。
【0052】請求項9の発明によれば、前記閲覧ソフト
ウエアは、障害情報を入力するステップと、前記格納手
段に格納された障害情報の検索条件を設定し検索を開始
するステップと、検索結果を表示するステップとを有す
るため、請求項3の発明と同様に、操作者がコンピュー
タで閲覧ソフトウエアを立ち上げることで、障害情報の
入力、検索、検索結果の表示を行うことができる。
【0053】請求項10の発明によれば、前記電子メー
ルの内容は、障害名、障害の発生理由、障害への対処を
含むため、請求項4の発明と同様に、電子メールの受信
者は障害名、障害の発生理由、障害への対処を的確に知
ることができる。
【0054】請求項11の発明によれば、前記障害情報
は、障害を識別するID、障害の発見者を識別するI
D、障害修正の責任者を識別するID、障害名を属性と
して有するため、請求項5の発明と同様に、障害情報を
的確に追跡管理することができる。
【0055】請求項12の発明によれば、前記障害情報
の状態とは、障害が発見され最初に前記格納手段に格納
された状態、電子メール受信後に障害の存在を確認した
状態、障害解決後に修正が正しく障害を解決しているこ
との確認を要求している状態、修正が正しく障害を解決
していることを確認した状態、障害が正しく解決されて
いない状態、障害がある日程まで解決する必要のない状
態を含むため、請求項6の発明と同様に、障害解決の作
業の流れが明確になり、障害がどの状態でどの担当者が
解決に当たっているかが容易に把握できるという効果を
奏する。また、ある日程までに解決しなければならない
障害のみに対処することが可能となる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1及び第2の実施の形態に係る障害
情報追跡管理システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1及び第2の実施の形態に係るユー
ザ表を示す説明図である。
【図3】本発明の第1及び第2の実施の形態に係る障害
表を示す説明図である。
【図4】本発明の第1及び第2の実施の形態に係る履歴
表を示す説明図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係る障害情報の状
態遷移を示す説明図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る障害情報の状
態遷移を示す説明図である。
【符号の説明】
1 コンピュータ 2 データベースエンジン 3 障害情報データベース 4 電子メール配送部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子メールにより障害解決手順を伝達す
    る障害情報追跡管理装置であって、 障害情報を格納する格納手段と、該格納手段に対する障
    害情報の追加或いは障害情報の状態等の更新を行う更新
    手段と、前記格納手段に格納された障害情報の更新時に
    適切な対象者宛てに電子メールを送信する送信手段とを
    有することを特徴とする障害情報追跡管理装置。
  2. 【請求項2】 前記更新手段は、閲覧ソフトウエアに基
    づき更新を行うことを特徴とする請求項1記載の障害情
    報追跡管理装置。
  3. 【請求項3】 前記閲覧ソフトウエアは、障害情報を入
    力する機能と、前記格納手段に格納された障害情報の検
    索条件を設定し検索を開始する機能と、検索結果を表示
    する機能とを有することを特徴とする請求項2記載の障
    害情報追跡管理装置。
  4. 【請求項4】 前記電子メールの内容は、障害名、障害
    の発生理由、障害への対処を含むことを特徴とする請求
    項1記載の障害情報追跡管理装置。
  5. 【請求項5】 前記障害情報は、障害を識別するID、
    障害の発見者を識別するID、障害修正の責任者を識別
    するID、障害名を属性として有することを特徴とする
    請求項1記載の障害情報追跡管理装置。
  6. 【請求項6】 前記障害情報の状態とは、障害が発見さ
    れ最初に前記格納手段に格納された状態、電子メール受
    信後に障害の存在を確認した状態、障害解決後に修正が
    正しく障害を解決していることの確認を要求している状
    態、修正が正しく障害を解決していることを確認した状
    態、障害が正しく解決されていない状態、障害がある日
    程まで解決する必要のない状態を含むことを特徴とする
    請求項1記載の障害情報追跡管理装置。
  7. 【請求項7】 電子メールにより障害解決手順を伝達す
    る障害情報追跡管理方法であって、 障害情報を格納する格納ステップと、障害情報の追加或
    いは障害情報の状態等の更新を行う更新ステップと、前
    記格納ステップで格納された障害情報の更新時に適切な
    対象者宛てに電子メールを送信する送信ステップとを有
    することを特徴とする障害情報追跡管理方法。
  8. 【請求項8】 前記更新ステップでは、閲覧ソフトウエ
    アに基づき更新を行うことを特徴とする請求項7記載の
    障害情報追跡管理方法。
  9. 【請求項9】 前記閲覧ソフトウエアは、障害情報を入
    力するステップと、前記格納手段に格納された障害情報
    の検索条件を設定し検索を開始するステップと、検索結
    果を表示するステップとを有することを特徴とする請求
    項8記載の障害情報追跡管理方法。
  10. 【請求項10】 前記電子メールの内容は、障害名、障
    害の発生理由、障害への対処を含むことを特徴とする請
    求項7記載の障害情報追跡管理方法。
  11. 【請求項11】 前記障害情報は、障害を識別するI
    D、障害の発見者を識別するID、障害修正の責任者を
    識別するID、障害名を属性として有することを特徴と
    する請求項7記載の障害情報追跡管理方法。
  12. 【請求項12】 前記障害情報の状態とは、障害が発見
    され最初に前記格納手段に格納された状態、電子メール
    受信後に障害の存在を確認した状態、障害解決後に修正
    が正しく障害を解決していることの確認を要求している
    状態、修正が正しく障害を解決していることを確認した
    状態、障害が正しく解決されていない状態、障害がある
    日程まで解決する必要のない状態を含むことを特徴とす
    る請求項7記載の障害情報追跡管理方法。
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