JP2004204996A - 流量制御バルブ - Google Patents

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Kazuo Ito
一男 伊藤
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Abstract

【課題】従来の流量制御バルブにおいては開口を閉じるためのシール部のパッキングが流量制御状態において常時流体にさらされるため劣化し易い欠点があった。
【解決手段】本発明の流量制御バルブにおいては、開口に対し押圧されるシール部付き弁デスクを有する流体制御バルブにおいて、上記シール部を流体から遮断する保護カバーを用い、上記弁デスクにより上記開口を閉じるとき上記保護カバーを上記シール部から離脱せしめる。上記保護カバーを上記シール部から離脱せしめる手段を、上記開口から離れた位置に形成する。上記手段は上記保護カバーに着脱自在に係合されるピストンロッドを有する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は流量制御バルブ、特に、半導体ウエハー等の処理装置に用いる流量制御バルブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
半導体ウエハーや液晶基板などの処理装置においては、ウエハーや基板を種々の処理室の壁に設けた開口を介して真空排気しており、上記壁には上記壁の開口を開閉するためにゲートバルブが設けられている(例えば、特許文献1及び2参照。)。
【0003】
【特許文献1】
米国特許第6、089、537号明細書(第1−4頁、図5,図6)。
【0004】
【特許文献2】
特開2002−295695号公報(第3−4頁、図1,図11)。
【0005】
図12及び図13は上記米国特許第6、089、537号明細書の従来の振子式ゲートバルブを示し、1は略楕円形断面の中空の弁箱、2,3は上記弁箱1の互いに対向する壁に軸方向に対向して夫々設けた円形状の開口、4は上記一方の開口2を形成した上記弁箱1の壁の内側面に設けた弁座、5は上記弁座4に離接されるよう上記弁箱1の内部に配置した円盤状の弁デスク、7は上記弁箱1に設けた枢支軸、6はその一端を上記弁デスク5に固定し、他端を上記枢支軸7に旋回自在に枢支せしめたアーム、8は上記弁箱1に固定したアーム駆動装置、9は上記弁デスク5の上記弁座4に対接するシール部に設けたパッキングである。上記アーム駆動装置8は上記アーム6を上記枢支軸7を中心として旋回自在ならしめると共に、上記弁座4に対向せしめた後上記弁デスク5を上記アーム6を介して上記弁座4の方向に向かって押圧せしめるように構成されている。
【0006】
上記従来の振子式ゲートバルブは上記駆動装置8を操作して、上記弁デスク5が上記弁座4に対向する位置まで上記アーム6を旋回せしめ、この状態で、さらに上記駆動装置8を操作して、上記弁デスク5を弁座4に押圧せしめ、上記弁デスク5によって開口2をシールするようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
然しながら、上記従来のゲートバルブにおいては、弁デスク5が、図13に示すように弁座4に対向するが弁座4から離間した位置と、弁座4に完全に対向しない位置との間に変位せしめてゲートバルブを通る流量を制御する場合、シール部におけるパッキング9が常に流体にさらされた状態になり、特に、パッキング9として合成ゴム等を用いた場合には流体プラズマガスによってパッキング9が短期間に劣化し使用不能となる欠点があった。
【0008】
本発明は上記の欠点を除くようにしたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の流量制御バルブは、開口に対し押圧されるシール部付き弁デスクを有する流体制御バルブにおいて、上記シール部を流体から遮断する保護カバーと、上記弁デスクにより上記開口を閉じるとき上記保護カバーを上記シール部から離脱せしめる手段とを有することを特徴とする。
【0010】
上記保護カバーを上記シール部から離脱せしめる上記手段は、上記開口から離れた位置に形成されていることを特徴とする。
【0011】
上記手段は、上記保護カバーに着脱自在に係合されるピストンロッドを有することを特徴とする。
【0012】
上記手段は、上記保護カバーを上記開口から離れた位置で保持することを特徴とする。
【0013】
上記弁デスクは、振子式ゲートバルブの弁デスクであることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下本発明を例えば米国特許第6、089、537号明細書に示したような振子式ゲートバルブに適用した場合を説明するが、通常のゲートバルブにも同様にして適用できることは勿論である。
【0015】
本発明においては図1及び図2に示すように弁座4に対抗するようになる弁デスク5の面を、これに設けたパッキング9を含むシール部と共に覆う金属板等の保護カバー10を用い、弁デスク5が弁座4から離間している流量制御状態においては常時上記保護カバー10が弁デスク5及びパッキング9を覆い、これらが流体に直接さらされないようにすると共に、弁デスク5とパッキング9によってゲートバルブの開口2を閉じるときは図3及び図4に示すように上記保護カバー10を上記弁デスク5とパッキング9から保護カバー離脱手段11により除去せしめるようにする。
【0016】
上記保護カバー10は弁デスク5とパッキング9とを覆う部分10aと、この部分10aを上記枢支軸7を中心に旋回自在にするためのアーム部分10bとにより構成する。
【0017】
本発明の実施例において弁デスク5により開口2を閉じる場合には、アーム駆動装置8を操作し枢支軸7を中心にアーム6を旋回して図5及び図6に示すように開口2を完全に開く位置(弁全開位置)に弁デスク5を移動し、この状態で弁箱1に設けた保護カバー10の離脱手段11によって図7に示すように保護カバー10を弁デスク5から完全に離脱し、アーム駆動装置8を操作し、アーム6を旋回して図3及び図4に示すように保護カバー10を弁全開位置に残したまま弁デスク5のみを開口2に対向する位置ならしめ図8に示すように上記アーム駆動装置8によって、または駆動手段12を介して弁デスク5を弁座4に押圧せしめる。
【0018】
上記保護カバー10の離脱手段11は、例えば図6及び図7に示すように弁箱1の壁内に埋め込んだ流体ピストン機構13と、この流体ピストン機構13のピストンロッドの頭部14に係合するよう上記保護カバー10の部分10aの外周側面に固定した係合手段15とにより構成する。
【0019】
上記係合手段15は例えば図1〜図3及び図5〜図7に示すように上記ピストンロッドが入り込み得るようその一側を開口したU字孔16を有し、このU字孔16内に挿入されたピストンロッドの頭部14に係合してその抜け止めとなる頂板17と、この頂板17と保護カバー10の外周側面間を連結する側板18とにより構成する。
【0020】
また、上記駆動手段12は、例えば図9に示すように弁デスク5とアーム6の互いに対向する面に夫々凹溝19及び20を設け、長手方向に沿った縦断面が菱形の角柱体21を上記凹溝19,20内に共通に挿入せしめ、開口2を閉じるためアーム6を旋回せしめて弁デスク5の外周面が弁箱1に設けたストッパー22に突き当った後は、スプリング23に抗してアーム6が弁デスク5に相対的に再に旋回移動し、この結果図10に示すように角柱体21が立ち上って弁デスク5がアーム6から離れ弁座4に対接されてシールが達成されるようにする。
【0021】
なお、上記凹溝19,20と角柱体21の代りに例えば特開昭60−222670号公報に示すリンク機構を用いても良いことは勿論である。
【0022】
本発明の流量制御バルブは上記のような構成であるから弁デスク5が図1,図2または図5,図6に示す流量制御位置にある場合には弁デスク5とパッキング9は保護カバー10によって流体から遮断された状態にあるため流体によるパッキング9の劣化が防がれるようになる。
【0023】
また、ゲートバルブの開口2を閉じる場合には、アーム6を旋回して弁デスク5を図5及び図6に示すように一たん開口2から完全に離れた位置とした後保護カバー10の除去装置11を駆動して図7に示すように弁デスク5から保護カバー10を除去した後図4に示すように弁デスク5を開口2に対向する位置ならしめロッド駆動装置8または駆動手段12を介して弁デスク5をパッキング9を介して弁座4に押圧せしめれば良い。
【0024】
なお、上記弁デスク5が水平面内を旋回する構成のゲートバルブにおいては図7に示すように弁デスク5から保護カバー10が離脱された状態から保護カバー10を再び弁デスク5に被せる場合にはピストン機構13を消勢し、ピストンロッドと保護カバー10を自重により落下せしめるようにすれば良いが、弁デスク5が水平面以外の面を旋回する構成のゲートバルブにおいてはアーム部分10bの基部と弁箱1との間にスプリングを介挿して保護カバー10を押し下げるようにすれば良い。
【0025】
【発明の効果】
上記のように本発明の流量制御バルブによれば、流量制御状態において流体によってシール部のパッキングが劣化するのを阻止できるようになる大きな利益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の流量制御バルブの弁がデスクが開口に対向した流量制御状態における正面図である。
【図2】図1の2−2線断面図である。
【図3】本発明の流量制御バルブの弁がデスクが開口に対向した弁閉準備状態の正面図である。
【図4】図3の4−4線断面図である。
【図5】本発明の流量制御バルブの弁デスクが開口を全開した状態における正面図である。
【図6】図5の6−6線断面図である。
【図7】本発明の保護カバー離脱手段を作動せしめた状態を示す断面図である。
【図8】本発明の流量制御バルブの開口全閉位置を示す断面図である。
【図9】本発明の流量制御バルブにおける弁デスク駆動手段の動作説明図である。
【図10】本発明の流量制御バルブにおける弁デスク駆動手段の動作説明図である。
【図11】図3の11−11線断面図である。
【図12】従来の振子式ゲートバルブの斜視図である。
【図13】従来の振子式ゲートバルブの縦断側面図である。
【符号の説明】
1 弁箱
2 開口
3 開口
4 弁座
5 弁デスク
6 アーム
7 枢支軸
8 アーム駆動装置
9 パッキング
10 保護カバー
10a 部分
10b 部分
11 離脱手段
12 駆動手段
13 流体ピストン機構
14 頭部
15 係合手段
16 U字孔
17 頂板
18 側板
19 凹溝
20 凹溝
21 角柱体
22 ストッパー
23 スプリング

Claims (5)

  1. 開口に対し押圧されるシール部付き弁デスクを有する流体制御バルブにおいて、上記シール部を流体から遮断する保護カバーと、上記弁デスクにより上記開口を閉じるとき上記保護カバーを上記シール部から離脱せしめる手段とを有することを特徴とする流量制御バルブ。
  2. 上記保護カバーを上記シール部から離脱せしめる上記手段が、上記開口から離れた位置に形成されていることを特徴とする請求項1記載の流量制御バルブ。
  3. 上記手段が上記保護カバーに着脱自在に係合されるピストンロッドを有することを特徴とする請求項2記載の流量制御バルブ。
  4. 上記手段が上記保護カバーを上記開口から離れた位置で保持することを特徴とする請求項1、2または3記載の流量制御バルブ。
  5. 上記弁デスクが振子式ゲートバルブの弁デスクであることを特徴とする請求項1、2、3または4記載の流量制御バルブ。
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