JP2004204619A - 人工芝の粒状物散布装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】基材に多数のパイルを植設した人工芝の前記パイル間に複数種類の粒状物を散布するための人工芝の粒状物散布装置において、複数種類の粒状物を所定の割合で散布でき、しかも作業効率のよいようにする。
【解決手段】人工芝C上を移動する台車1にホッパー2を設ける。前記ホッパー2は、内部を隔壁21により区画して複数の収容室22を形成し、各収容室22の下部には排出口23をそれぞれ設けると共に各排出口23には開放度合いを調整する調整シャツター24を設け、各収容室22毎に収容した粒状物Dを排出口23よりそれぞれ排出させると共に排出量を調整シャツター24により調整する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、人工芝のパイル間に粒状物を散布するための人工芝の粒状物散布装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
野球、サッカー、ホッケー等の運動競技場として、人工芝をその表面に敷設した人工芝製運動競技場がある。かかる人工芝は、基材に天然の芝葉に似せた多数のパイルを植設したものであるが、特に運動競技場に敷設される人工芝としては、プレーヤーに対する衝撃を緩和して転倒時等の怪我を少なくするために、パイル間に砂等の硬質粒状物とゴム等の弾性粒状物とを充填し、硬質粒状物の安定性と弾性粒状物による衝撃吸収性を兼ね備えるようにしたものが多く採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
かかる粒状物を人工芝に散布する従来の粒状物散布装置としては、例えば特許文献1に示される如く、人工芝上を移動する台車に、散布用の粒状物を収容して下方より排出するホッパーを搭載したものがある。しかしながらかかる装置にあっては、ホッパーには一種類の粒状物しか収容できないため、硬質粒状物と弾性粒状物の如く、前記装置にて二種類以上の粒状物を充填しようとすると、まず一の粒状物をホッパーに収容して所定量散布し、次に他の粒状物を所定量散布する等、粒状物を別々に散布するか、さもなければ二種類以上の粒状物を予めホッパーの内外で混合し、混合物として散布することとなるが、前者の場合は、各粒状物を所定の割合で散布するのは困難であり、又同じ散布作業を粒状物の種類だけ重複して行う必要があり、後者の場合は、所定の割合で散布できるものの、予め各粒状物を所定の割合になるように計量して混合する必要があることから、余計な計量作業や混合作業が加わる等、作業効率に問題があった。
【0004】
【特許文献1】
特開平4−293802号公報
【0005】
そこで本発明は、上記の如き問題点を解決し、複数種類の粒状物を所定の割合で散布でき、しかも作業効率のよい人工芝の粒状物散布装置を提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は次のような構成としている。
すなわち第1の発明に係る人工芝の粒状物散布装置は、基材に多数のパイルを植設した人工芝の前記パイル間に複数種類の粒状物を散布するための人工芝の粒状物散布装置であって、人工芝上を移動する台車と、該台車に設けられたホッパーとを備え、前記ホッパーは、内部が隔壁により区画されて複数の収容室が形成され、各収容室の下部には排出口がそれぞれ設けられると共に各排出口には開放度合いを調整する調整シャツターが設けられ、各収容室毎に収容された粒状物を排出口よりそれぞれ排出させると共に各収容室からの排出量が調整シャツターにより調整されるようになされたことを特徴とするものである。
【0007】
本発明は、各収容室に異なる種類の粒状物を収容し、それを排出口よりそれぞれ排出させて人工芝上に散布すると共に、それら各収容室からの排出量を調整シャツターで調整する。従って、この発明によれば、異なる種類の粒状物を同時に人工芝上に散布することができると共に、それら各収容室からの排出量を調整シャツターで調整することにより、各粒状物を所定の割合にして散布することができるので、余計な計量作業や混合作業が不要となる等、複数種類の粒状物を所定の割合で散布でき、しかも作業効率がよくなる。
【0008】
第2の発明は、前記第1の発明に係る人工芝の粒状物散布装置の構成において、ホッパーの下方に、台車の走行方向と直交する方向に回転軸を持つ回転ブラシが設けられているものである。
【0009】
本発明によれば、各排出口より排出された各粒状物が回転ブラシにより均一に混合されつつ拡散されるので、上記の第1の発明による効果に加えて、特に複数種類の粒状物を混合して充填する場合は、均一な混合状態で散布することができる。
【0010】
第3の発明に係る人工芝の粒状物散布装置は、基材に多数のパイルを植設した人工芝の前記パイル間に複数種類の粒状物を散布するための人工芝の粒状物散布装置であって、人工芝上を移動する台車と、該台車に設けられたホッパーと、ホッパーの下方に設けられたベルトコンベアとを備え、前記ホッパーは、内部が隔壁により区画されて複数の収容室が形成され、各収容室の下部には排出口がそれぞれ設けられると共に各排出口の後方側にはドクターがそれぞれ垂下され、各収容室毎に収容された粒状物は排出口よりそれぞれベルトコンベア上に排出されると共に各収容室からの排出量がドクターの先端とベルトコンベアとの間隔により調整されるようになされたことを特徴とするものである。
【0011】
本発明は、各収容室に異なる種類の粒状物を収容し、それを排出口よりそれぞれベルトコンベア上に排出させ、これを人工芝上に搬送して散布させると共に、各収容室からの排出量をドクターの先端とベルトコンベアとの間隔により調整する。従って、この発明によれば、異なる種類の粒状物を同時に人工芝上に散布することができると共に、各収容室からの排出量をドクターの先端とベルトコンベアとの間隔により調整することにより、各粒状物を所定の割合にして散布することができるので、余計な計量作業や混合作業が不要となる等、複数種類の粒状物を所定の割合で散布でき、しかも作業効率がよくなる。
【0012】
第4の発明は、前記第3の発明に係る人工芝の粒状物散布装置の構成において、ベルトコンベアの後方に、該ベルトコンベアの移動方向と直交する方向に回転軸を持つ回転ブラシが設けられているものである。
【0013】
本発明によれば、各排出口よりベルトコンベア上に排出された各粒状物が後方の回転ブラシにより均一に混合されつつ拡散されるので、上記の第3の発明による効果に加えて、特に複数種類の粒状物を混合して充填する場合は、均一な混合状態で散布することができる。
【0014】
第5の発明は、前記第3又は第4の発明に係る人工芝の粒状物散布装置の構成において、ベルトコンベアに排出された粒状物を収容する凹みが設けられているものである。
【0015】
本発明によれば、ドクターの先端をベルトコンベアに接触させることにより、排出口よりベルトコンベア上に排出される粒状物のうちの少なくとも一種類をこの凹みに収容される量だけ排出させるようにすることができるので、上記の第3又は第4の発明による効果に加えて、複数種類の粒状物をより均一な割合でベルトコンベア上に排出できる。
【0016】
第6の発明は、前記第1〜5のいずれかの発明に係る人工芝の粒状物散布装置の構成において、人工芝上に散布させた粒状物をパイル間にすり込むためのすり込みブラシが設けられているものである。
【0017】
人工芝上に散布された粒状物は、パイルの背丈が高いロングパイルにあっては、パイル間に均一に充填されにくいものであるが、本発明によれば、すり込みブラシにより強制的に均一に充填させることができ、また散布作業とすり込み作業とが同時に行える。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態につき図面に基づき具体的に説明する。
【0019】
(第1の実施の形態)
図1は本発明による第1の実施の形態に係る人工芝の粒状物散布装置の説明図であり、この本発明による散布装置P1は、台車1と、ホッパー2と、回転ブラシ3と、すり込みブラシ4とにより構成され、基材Aに多数のパイルBを植設した人工芝Cの前記パイルB間に複数種類の粒状物Dを散布、充填することができるものである。
【0020】
台車1は、ホッパー2及び回転ブラシ3、場合によってはすり込みブラシ4等を搭載し、パイルBを破損しない車輪11によって、人工芝C上を移動するものであって、手押しで移動するものであってもよいし、エンジン等で移動するものであってもよい。
【0021】
ホッパー2は、粒状物Dを収容し、台車1を走行させつつ、該粒状物Dを外部に排出して散布するものである。ホッパー2は上部が開口されて粒状物Dの投入口となされたほぼ逆錐形状とし、投入された粒状物Dが下方に密に溜まるようになされている。そしてその内部の空間は、隔壁21によって台車1の走行方向と同じ方向、すなわち前後に区画されて、3個の収容室22が形成され、その下部にはそれぞれ排出口23が設けられ、各収容室22に異なる粒状物D、例えば一の収容室22aには硬質粒状物Da、他の収容室22bには弾性粒状物Db、さらに他の収容室22cにはガラスビーズDcを適宜分別投入し、それらが排出口23a,23b,23cよりそれぞれ排出されるようになされている。前記収容室22の数は本形態では3個であるが、散布する粒状物Dの種類に応じて2個であってもよいし、4個以上であってもよい。
【0022】
さらに各排出口23の上方には、羽根状の調整シャツター24がそれぞれ設けられ、ホッパー2の外側壁に付設された操作レバー(図示せず。)でこの調整シャツター24を回動させ、その回動角度によって開放度合いを調整することにより、各収容室22からの排出量が調整されるようになされている。そして散布作業を行わないときは、調整シャツター24を水平位置で閉止し、粒状物Dが外部に漏れないようにする。
【0023】
尚、散布する粒状物Dの散布割合が予め定まっておらず、その時に応じて散布割合を変更するように、本散布装置P1を汎用機として用いる場合は、調整シャツター24により各収容室22の排出量を所望の散布割合になるように調整するが、この場合は、各収容室22の粒状物Dは同時に無くならないため、無くなったものをその都度補給してやる必要がある。
【0024】
これに対して、散布する粒状物Dの散布割合が予め定まっているように、本散布装置P1を専用機として用いる場合は、各収容室22の容積をそれらの散布割合に合わせた容積とし、そして各収容室22に収容した各粒状物Dが同時に無くなるように各排出量を調整シャツター24で調整すれば、各収容室22への補給を同時に行うことができる。
【0025】
回転ブラシ3は、台車1の走行方向と直交する方向の回転軸31を持つものであって、前記ホッパー2の下方に設けられ、各収容室22の排出口23より排出された粒状物Dがこの回転ブラシ3上に排出されるようになされ、排出された粒状物Dは、後方または前方に向かって回転するこの回転ブラシ3によって、混合、拡散されて人工芝C上に散布される。
【0026】
すり込みブラシ4は、人工芝C上に散布された粒状物DをパイルB間にすり込むものであって、粒状物Dは自重のみではパイルBが邪魔をしてパイルB間に均一に充填されにくいものであるが、このすり込みブラシ4によって強制的に充填される。すり込みブラシ4は、非回転式のもので且つ手押しのものでもよいが、本形態では、前記回転ブラシ3と連動して回転するようになされている。
【0027】
(第2の実施の形態)
図2は本発明による第2の実施の形態に係る人工芝の粒状物散布装置の説明図であり、この散布装置P2は、台車1と、ホッパー2と、ベルトコンベア5と、回転ブラシ3と、すり込みブラシ4とから構成され、第1の実施の形態と同様に、基材Aに多数のパイルBを植設した人工芝Cの前記パイルB間に複数種類の粒状物Dを散布、充填することができるものである。尚、第1の実施の形態と機能的に同様なものは、同一の符号を付して説明した。
【0028】
台車1は、ホッパー2、ベルトコンベア5及び回転ブラシ3、場合によってはすり込みブラシ4等を搭載し、パイルBを破損しない車輪11によって、人工芝C上を移動するものであって、手押しで移動するものであってもよいし、エンジン等で自動に移動するものであってもよい。
【0029】
ホッパー2は、粒状物Dを収容し、台車1を走行させつつ、該粒状物Dを外部に排出して散布するものである。ホッパー2は上部が開口されて粒状物Dの投入口となされたほぼ逆錐形状とし、投入された粒状物Dが自然と下方に移動するようになされている。そしてその内部の空間は、隔壁21によって台車1の走行方向と同じ方向、すなわち前後に区画されて、2個の収容室22が形成され、その下部にはそれぞれ排出口23が設けられ、各収容室22に異なる粒状物D、例えば一の収容室22dには硬質粒状物Dd、他の収容室22eには弾性粒状物Deを適宜分別投入し、それらが各排出口23d,23eより、ホッパー2の下方に設けられベルトコンベア5上にそれぞれ排出されるようになされている。前記収容室22の数は本形態では2個であるが、散布する粒状物Dの種類に応じて3個以上であってもよい。
【0030】
ベルトコンベア5は、台車1の走行方向と逆向きに移動するようになされており、排出されたベルトコンベア5上の粒状物Dは、人工芝C上に搬送されて散布される。
【0031】
さらに本形態では、各排出口23の後方側にはドクター25がそれぞれ垂下され、ベルトコンベア5上に排出される各収容室22からの粒状物Dの排出量がこのドクター25の先端とベルトコンベア5との間隔により調整されるようになされている。
【0032】
すなわち、先ず前方の収容室22dからベルトコンベア5上に排出された第1の粒状物Ddの排出量がこれに係るドクター25dで調整され、次にベルトコンベア5の搬送によって、この調整された第1の粒状物Ddの上に、後方の収容室22eからの第2の粒状物Deが排出される。従って、その排出された第1の粒状物Ddと第2の粒状物Deとの総量を後方のドクター25eで調整することにより、第2の粒状物Deの排出量が調整される。
【0033】
この場合、前方の第1の粒状物Ddを比重の軽いものとし、後方の第2の粒状物Deをこれより比重の重いものにするのが好ましい。その理由は、比重の軽い第1の粒状物Ddの上に比重の重い第2の粒状物Deが排出されるため、第1の粒状物Ddと第2の粒状物Deとがこの段階で混合されると共に、人工芝C上に散布される際に比重の重い第2の粒状物Deが比重の軽い第1の粒状物Ddに密着されるようにして散布されるため、より混合された状態で散布されるためである。しかしながら、本発明においては、前記に限定されず、前方の第1の粒状物Ddを比重の重いものとし、後方の第2の粒状物Deをこれより比重の軽いものとしてもよい。
【0034】
さらに、図3に示されるように、ベルトコンベア5に、第1の粒状物Ddの散布割合に見合った容積の凹部51をその移動方向に沿って複数本形成し、この凹部51内に排出された第1の粒状物Ddを収容させると共に、これに係るドクター25dの先端をベルトコンベア5に当接させ、この凹部51の容積で第1の粒状物Ddの排出量を規制することが好ましい。この場合、第2の粒状物Deの排出量は、これに係るドクター25eの先端とベルトコンベア5との間隔そのものの容積となる。
【0035】
さらに本形態においては、前方のドクター25dは隔壁21を兼ねており、隔壁21自体を隔壁支持ガイド26に沿って上下動させることにより、ドクター25dとベルトコンベア5との間隔が調整できるようになされている。この隔壁21の上下動は、ホッパー2の外部に設けた操作レバー27を操作することによって行われる。尚、散布作業を行わないときは、ドクター25の先端をベルトコンベア5に当接させ、収容室22内の粒状物Dが外部に漏れないようにする。ドクター25は、ドクター25の先端をベルトコンベア5に当接させる場合のみならず離間させる場合であっても、ベルトコンベア5を傷めないように、例えば硬質のゴムや合成樹脂等から形成するのが好ましい。又前記形態では、ドクター25dは隔壁21を兼ねているが、隔壁21とは別体のドクター25dを別個で形成してもよい。さらに前方のドクター25dは上下動させてベルトコンベア5との間隔を調整しているが、後方のドクター25eは、中心部に設けた回転軸による回転動により、ドクター25eの先端を円弧状に動かすことにより、ベルトコンベア5との間隔が調整されるようになされている。
【0036】
又、第1の実施の形態においても説明したが、これと同様に、前後の収容室22d,22cの容積を、それらに収容する粒状物Dd,Deの散布割合に合わせた容積とし、そして両収容室22d,22cに収容した各粒状物Dd,Deが同時に無くなるように各排出量をドクター25d,25eで調整すれば、各収容室22d,22cへの補給を同時に行うことができる。これに関して、本形態では、隔壁21の位置を変更して前後の収容室22d,22cの容積を容易に変更できるように、隔壁支持ガイド26を複数設け、その複数の隔壁支持ガイド26から所望の容積となる隔壁支持ガイド26を適宜選択して使用できるようになされている。かようにすれば、散布する粒状物Dd,Deの散布割合を変更する場合にも、これに対応して、両収容室22d,22cへの補給を同時に行うことができる。尚、図2においては、前方側の隔壁支持ガイド26を選択した場合は前方の収容室22dと後方の収容室22eとの容積比は30対70、中央の隔壁支持ガイド26を選択した場合は50対50、後方の隔壁支持ガイド26を選択した場合は70対30になる。
【0037】
回転ブラシ3は、ベルトコンベア5の移動方向と直交する方向の回転軸51を持つものであって、ベルトコンベア5の後方に設けられ、ベルトコンベア5で搬送された粒状物Dがその上に排出されるようになされ、排出された粒状物Dは、ベルトコンベア5の方向又は逆方向に回転するこの回転ブラシ3によって、混合、拡散されて人工芝C上に散布される。
【0038】
すり込みブラシ4は、人工芝C上に散布された粒状物DをパイルB間にすり込むものであって、粒状物Dは自重のみではパイルBが邪魔をしてパイルB間に均一に充填されにくいものであるが、このすり込みブラシ4によって強制的に充填される。すり込みブラシ4は、非回転式のもので且つ手押しのものでもよいが、本形態では、前記回転ブラシ3と共にベルトコンベア5と連動して回転するようになされている。
【0039】
【発明の効果】
本発明は、複数種類の粒状物を所定の割合で同時に散布でき、しかも複数種類の粒状物を散布する際の、余計な事前の計量作業や混合作業が不要となる等、作業効率がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る人工芝の粒状物散布装置の実施の一形態を示す説明図である。
【図2】本発明に係る人工芝の粒状物散布装置の他の実施の一形態を示す説明図である。
【図3】本発明に用いられるベルトコンベアの一形態の主要部を示す断面図である。
【符号の説明】
P1、P2 散布装置
1 台車
11 車輪
2 ホッパー
21 隔壁
22、22a、22b、22c、22d、22e 収容室
23、23a、23b、23c、23d、23e 排出口
24 調整シャッター
25、24d、25e ドクター
26 隔壁支持ガイド
27 操作レバー
3 回転ブラシ
31 回転軸
4 すり込みブラシ
5 ベルトコンベア
51 凹部
A 基材
B パイル
C 人工芝
D、Da、Db、Dc、Dd、De 粒状物

Claims (6)

  1. 基材に多数のパイルを植設した人工芝の前記パイル間に複数種類の粒状物を散布するための人工芝の粒状物散布装置であって、人工芝上を移動する台車と、該台車に設けられたホッパーとを備え、前記ホッパーは、内部が隔壁により区画されて複数の収容室が形成され、各収容室の下部には排出口がそれぞれ設けられると共に各排出口には開放度合いを調整する調整シャツターが設けられ、各収容室毎に収容された粒状物を排出口よりそれぞれ排出させると共に各収容室からの排出量が調整シャツターにより調整されるようになされたことを特徴とする人工芝の粒状物散布装置。
  2. ホッパーの下方に、台車の走行方向と直交する方向に回転軸を持つ回転ブラシが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の人工芝の粒状物散布装置。
  3. 基材に多数のパイルを植設した人工芝の前記パイル間に複数種類の粒状物を散布するための人工芝の粒状物散布装置であって、人工芝上を移動する台車と、該台車に設けられたホッパーと、ホッパーの下方に設けられたベルトコンベアとを備え、前記ホッパーは、内部が隔壁により区画されて複数の収容室が形成され、各収容室の下部には排出口がそれぞれ設けられると共に各排出口の後方側にはドクターがそれぞれ垂下され、各収容室毎に収容された粒状物が排出口よりそれぞれベルトコンベア上に排出されると共に各収容室からの排出量がドクターの先端とベルトコンベアとの間隔により調整されるようになされたことを特徴とする人工芝の粒状物散布装置。
  4. ベルトコンベアの後方に、該ベルトコンベアの移動方向と直交する方向に回転軸を持つ回転ブラシが設けられていることを特徴とする請求項3に記載の人工芝の粒状物散布装置。
  5. ベルトコンベアに排出された粒状物を収容する凹みが設けられていることを特徴とする請求項3又は4に記載の人工芝の粒状物散布装置。
  6. 人工芝上に散布させた粒状物をパイル間にすり込むためのすり込みブラシが設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の人工芝の粒状物散布装置。
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