JP2004203155A - 電動式パワーステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】噛合部のバックラッシュ量を少なくするための部品点数を少なくすることができるとともに、ウォーム支持部を小形化でき、また、回転中心間距離が長短となる方向と交差する方向への動きによる音鳴りをなくすることができるようにする。
【解決手段】ウォーム3の反モータ側を回転自在に支持する軸受部材8を、ウォーム3及びウォームホイール4の回転中心間距離Hが短くなる方向へウォーム3を押付ける弾性体84、及び回転中心間距離Hが長短となる方向と交差する方向への移動を制限するストッパを有する構成とした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は操舵補助力の発生源としてモータを用いてなる電動式パワーステアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両用の電動式パワーステアリング装置は、操舵補助用のモータ及び該モータの回転力を舵取手段に伝える減速歯車機構を備えており、操舵手段の回転に応じた舵取手段の動作を前記モータの回転により補助し、舵取りのための運転者の労力負担を軽減するように構成されている。
【0003】
減速歯車機構はその一端部が前記モータの出力軸に結合される小歯車としてのウォームと、該ウォームの両端部をハウジング内に回転自在に支持する2つの転がり軸受と、前記ウォームに噛合し、舵取手段に繋がる大歯車としてのウォームホイールと、前記ウォームの他端部が挿入される軸受孔を有し、ウォーム及びウォームホイールの回転中心間距離が長短となる方向への移動が可能な円柱形の軸受部材と、該軸受部材を収容する収容孔を有するハウジングと、前記ウォームを軸受部材を介してウォームホイールの方向へ付勢するコイルバネと、該コイルバネを介して前記軸受部材を移動させる操作体とを備え、操作体を操作することにより、前記回転中心間距離を調整し、ウォーム及びウォームホイールの噛合部のバックラッシュ量を少なくして転舵時のバックラッシュによる歯打ち音をなくするように構成されている(例えば、特許文献1。)。
【0004】
また、減速歯車機構のウォーム歯車等は回転中心線に対しその歯すじが回転方向へ捩じれており、ウォームからウォームホイールへ回転トルクが加わるとき、換言すればモータの回転によって操舵補助する場合、ウォームがウォームホイールの歯すじに沿って径方向へ動くように分力(以下噛合反力と云う)が発生する。この噛合反力によりウォームが径方向へ押圧され、この押圧力により前記軸受部材が前記収容孔内で前記回転中心間距離が長短となる方向と交差する方向へ動き、該軸受部材が収容孔に当接して音鳴りすることになる。このため、前記軸受部材の周面に環状溝を設け、各環状溝にOリングからなる弾性環を挿入保持することにより、軸受部材の動きを制限し、前記した音鳴りをなくするように構成されたものが知られている(例えば、特許文献1。)。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−21943号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、特許文献1のように軸受部材、コイルバネ、操作体及び弾性板が設けられた電動式パワーステアリング装置にあっては、前記噛合部のバックラッシュ量を少なくするために比較的多くの部品点数が必要であり、また、特許文献2のように軸受部材の周面に弾性環が保持された電動式パワーステアリング装置にあっては、前記噛合部のバックラッシュ量を少なくするための部品とは別に前記弾性環が必要であり、特許文献1と同様に多くの部品点数が必要であり、改善策が要望されていた。また、特許文献1、2にあっては、前記回転中心間距離を調整することができない汎用品に比べてウォーム支持部が大形となり、汎用品のハウジングを用いることができなくてコスト高となり、この点でも改善策が要望されていた。さらに、ハウジングの大形化により制約されたスペースへの車両搭載性も問題であった。
【0007】
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、主たる目的は前記噛合部のバックラッシュ量を少なくするための部品点数を少なくすることができるとともに、ウォーム支持部を小形化できる電動式パワーステアリング装置を提供することにある。また、他の目的は前記回転中心間距離が長短となる方向と交差する方向への動きによる音鳴りをなくすることができる電動式パワーステアリング装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
第1発明に係る電動式パワーステアリング装置は、モータの出力軸に連結され、少なくとも反モータ側が軸受により回転自在に支持された小歯車と、該小歯車に噛合し、舵取手段に繋がる大歯車とを備え、前記モータの回転によって操舵補助するようにした電動式パワーステアリング装置において、前記軸受はその中心部に軸受孔を有する筒体と、該筒体の外周部に周方向に離隔して一体に突設され前記小歯車及び大歯車の回転中心間距離が長短となる方向と交差する方向への移動を制限するストッパと、該ストッパの間の周面に結合され前記回転中心間距離が短くなる方向へ小歯車を押付ける付勢手段とを有することを特徴とする。
【0009】
第1発明にあっては、小歯車の反モータ側を支持する軸受が有する付勢手段によって小歯車を大歯車に向けて押付けることができるため、前記噛合部のバックラッシュ量を少なくすることができる。しかも、軸受は付勢手段に加えてストッパを有するため、前記回転中心間距離が長短となる方向と交差する方向へ小歯車が動くのを制限することができ、この動きによる音鳴りをなくすることができる。また、小歯車の反モータ側を支持する軸受が弾性体及びストッパを有するため、小歯車支持部を小形にでき、小歯車を収容支持するハウジングとして簡単な形状のハウジングを用いることができるとともに、前記噛合部のバックラッシュ量を少なくするために必要な部品の組込み作業性を向上でき、電動式パワーステアリング装置のコストを低減できる。また、ハウジングを小形にすることができるため、制約されたスペースへの車両搭載性を高めることができる。また、小歯車の反モータ側が挿入される筒体と一体にストッパが突設されているため、軸受の構造が簡単であり、電動式パワーステアリング装置のコストをより一層低減できる。
【0010】
第2発明に係る電動式パワーステアリング装置は、モータの出力軸に軸継手を介して連結され、少なくともモータ側が転がり軸受により回転自在に支持された小歯車と、該小歯車に噛合し、舵取手段に繋がる大歯車とを備え、前記モータの回転によって操舵補助するようにした電動式パワーステアリング装置において、前記転がり軸受は前記出力軸の軸心に対して、前記小歯車の反モータ側における小歯車及び大歯車の回転中心間距離がモータ側における前記回転中心間距離よりも短くなるように傾斜していることを特徴とする。
【0011】
第2発明にあっては、小歯車のモータ側を支持する転がり軸受の傾斜により前記噛合部のバックラッシュ量を少なくすることができ、また、転がり軸受自体を傾斜させるため、転がり軸受の内輪及び外輪間の隙間量の範囲内で小歯車を傾斜させる場合に比べて転がり軸受の負担を軽減でき、転がり軸受の耐久性を高めることができる。しかも、小歯車のモータ側を支持する転がり軸受が前記噛合部のバックラッシュ量を少なくするため、小歯車支持部を小形にでき、小歯車を収容支持するハウジングとして簡単な形状のハウジングを用いることができるとともに、前記噛合部のバックラッシュ量を少なくするために必要な部品の組込み作業性を向上でき、電動式パワーステアリング装置のコストを低減できる。また、ハウジングを小形にすることができるため、制約されたスペースへの車両搭載性を高めることができる。さらに、転がり軸受の内輪及び外輪間の隙間量に関係なく小歯車の傾斜角を設定することができ、設計の自由度を増すことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
実施の形態1
図1は本発明に係る電動式パワーステアリング装置の減速歯車機構部分の構成を示す拡大断面図、図2は電動式パワーステアリング装置の全体構成を示す断面図、図3は図1のIII −III 線の拡大断面図である。
【0013】
電動式パワーステアリング装置は、操舵補助用のモータ1と、該モータ1の出力軸1aに雄形継手部21及び雌形継手部22を有する軸継手2を介して連結される小歯車としてのウォーム3及び該ウォーム3に噛合する大歯車としてのウォームホイール4を有する減速歯車機構Aと、該減速歯車機構Aに繋がる舵取手段5とを備えている。
【0014】
この舵取手段5は、一端部が舵取りのための操舵輪Bに繋がり、他端部に筒部51aを有する第1の操舵軸51と、筒部51a内に挿入されてその一端部が第1の操舵軸51の筒部51aに連結され、操舵輪Bに加わる操舵トルクの作用によって捩れるトーションバー52と、他端部がトーションバー52の他端部に連結され、減速歯車機構Aに繋がる第2の操舵軸53とを備え、該第2の操舵軸53がユニバーサルジョイントを介して例えばラックピニオン式の舵取機構(不図示)に繋がる。
【0015】
減速歯車機構Aのウォーム3は両端に軸部3a,3bを有しており、一端の軸部3aが転がり軸受6を介してハウジング7内に回転自在に支持された状態でモータ1の出力軸1aに結合され、他端の軸部3bが円柱形の軸受部材8を介してハウジング7内に支持されている。尚、軸部3aは転がり軸受6の内輪6aに圧入されている。軸部3aの途中には転がり軸受6の内輪6aの一端と向き合い、ウォーム3の内輪6aとの相対移動を規制するフェールセーフとしてのC形リング等の規制環9が着脱可能に取付けられている。
ウォームホイール4は合成樹脂製の環状歯体41と、該環状歯体41の内側に結合された金属製の芯部材42とからなり、この芯部材42が第2の操舵軸53の途中に嵌合固定されている。
【0016】
ハウジング7はウォーム3を収容し、該ウォーム3の軸部3a,3bを、転がり軸受6及び円筒形の軸受部材8を介して回転自在に支持した第1収容部7aと、ウォームホイール4を収容し、該ウォームホイール4を第2の操舵軸53及び該第2の操舵軸53に嵌合された2つの転がり軸受10,11を介して支持した第2収容部7bとを有する。
【0017】
第1収容部7aはウォーム3の軸長方向に長くなっており、その長手方向一端部には転がり軸受6を嵌合支持する支持孔71及び該支持孔71に連なるねじ孔72及びモータ取付部73が設けられており、ねじ孔72に転がり軸受6を固定するためのねじ環12が螺着されている。また、モータ取付部73にモータ1が取付けられている。第1収容部7aの他端部には軸受としての軸受部材8を嵌合支持する支持孔74及び該支持孔74に連なり、支持孔74よりも小径寸法の周面を有する後記する移動制限部75が設けられている。
【0018】
軸受部材8はウォーム3の反モータ側をウォーム3及びウォームホイール4の回転中心間距離Hが長短となる方向へ移動可能に支持ものであり、その中心部に軸部3bが挿入される軸受孔81aを有する小径の筒体81と、小径の筒体81の外側に嵌合固定された大径の筒体82と、大径の筒体82の外周部に周方向に離隔して一体に突設された2つのストッパ83,83と、該ストッパ83,83及び大径の筒体82の外側に加硫接着により結合され、支持孔74に対応する円形周面を有するゴム製の弾性体84とを備えている。
【0019】
小径の筒体81は金属製のブッシュからなる。大径の筒体82は金属製の成形部材からなり、該筒体82と一体にストッパ83,83が成形されている。
【0020】
このストッパ83,83は回転中心間距離Hが長短となる方向と交差する方向(図3のX方向)への移動を制限するもので、端縁間の寸法が支持孔74の内径寸法よりも僅かに小さくなるように形成されている。
【0021】
弾性体84は回転中心間距離Hが長短となる方向へ撓み可能としてあり、この弾性体84の弾性復元力によりウォーム3を回転中心間距離Hが短くなる方向へ押付けるようにしてある。この弾性体84の撓みは、例えば支持孔71の中心及び転がり軸受10,11を嵌合支持する支持孔76,77の中心間距離Lを、ウォーム3のピッチ円直径φdのφd/2と、ウォームホイール4のピッチ円直径φDのφD/2とを加算した寸法よりも小さくなるように設定し、ウォーム3の軸部3a,3bを転がり軸受6及び軸受部材8で支持したとき、弾性体84が前記回転中心間距離Hが長くなる方向へ撓むようにするのであるが、その他、軸受部材8の軸受孔81aを回転中心間距離Hが短くなる方向へ偏心させ、ウォーム3の軸部3a,3bを転がり軸受6及び軸受部材8で支持したとき、弾性体84が回転中心間距離Hが長くなる方向へ撓むようにしてもよい。
【0022】
また、弾性体84はストッパ83,83の端縁を被覆し、ストッパ83,83が支持孔74の周面と直接接触しないようにしてある。さらに、弾性体84は大径の筒体82の一端から他端の近傍にかけて被覆しており、大径の筒体82の非被覆部82aを移動制限部75と当接可能にしてある。
【0023】
この移動制限部75はウォーム3の回転中心間距離Hが短くなる方向への移動量を制限するもので、弾性体84の最大撓み量未満の領域で非被覆部82aが移動制限部75に当接し、弾性体84を撓ませることなくウォーム3の移動を止めるようにしてある。
【0024】
モータ1の出力軸1aとウォーム3の軸部3aとはセレーションを有する雄形継手部21及び雌形継手部22を介して結合されている。雄形継手部21は軸部3aの周面にセレーションを設けることにより構成されており、また、雌形継手部22は出力軸1aに嵌合固定された筒部材23の内側にセレーションを設けることにより構成されており、雄形継手部21と雌形継手部22との間に径方向隙間ができるように雄形継手部21及び雌形継手部22がセレーション嵌合されている。
【0025】
雄形継手部21のモータ側端面、換言すればウォーム3の一端には軸長方向へ窪んだ凹所21aが設けられている。この凹所21aには出力軸1aの端面にその一端が当接してウォーム3を反モータ側へ付勢する付勢手段としてのコイルバネ13が収容されている。
コイルバネ13の付勢力が軸部3aから規制環9を介して転がり軸受6の内輪6aに伝動され、転がり軸受6の軸長方向隙間をなくする。
【0026】
尚、ハウジング7内には、トーションバー52の捩れに応じた操舵軸51、53の相対回転変位量によって操舵輪Bに加わる操舵トルクを検出するトルクセンサ14が内装されており、該トルクセンサ14が検出したトルク等に基づいてモータ1が駆動制御されるように構成されている。
【0027】
以上のように構成された電動式パワーステアリング装置は、ウォーム3を組込む場合、例えば軸受部材8を小径の筒体81の中心が回転中心間距離Hが短くなるように支持孔74に嵌合固定する。この後、軸部3aに転がり軸受6が圧入されたウォーム3を第1収容部7aに挿入し、該ウォーム3の軸部3bを軸受部材8の筒体81の軸受孔81aに嵌合支持するとともに、転がり軸受6を支持孔71に嵌合支持し、ねじ環12をねじ孔72に螺着することによりウォーム3の軸長方向への移動を拘束する。
【0028】
この場合、軸受部材8の弾性体84は回転中心間距離Hが長くなる方向へ撓むように設定されているため、弾性体84の弾性復元力が、回転中心間距離Hが短くなる方向へ加わり、ウォーム3をウォームホイール4との噛合部に押付けることになり、噛合部のバックラッシュ量を少なくすることができる。
【0029】
操舵補助によってウォーム3がウォームホイール4の歯すじに沿うように径方向へ押圧され、この押圧力、換言すれば回転中心間距離Hが長短となる方向と交差する方向への前記噛合反力が軸部3bから軸受部材8の筒体81に加わった場合、ストッパ83,83によって軸受部材8の前記噛合反力による移動を制限することができる。従って、軸受部材8がハウジング7の支持孔74に当接することを防止でき、この当接による音鳴りをなくすることができる。
【0030】
また、軸部3bから軸受部材8に回転中心間距離Hが長くなる方向へ前記噛合反力が加わった場合、弾性体84が撓むことになるが、この弾性体84の撓み領域で筒体82の非被覆部82aが移動制限部75に当接し、ウォーム3の回転中心間距離Hが長くなる方向への移動を阻止することができ、ウォーム3が移動し過ぎることを防止でき、弾性体84の弾性復元力を低減でき、前記噛合部に加わる回転トルクを低減できる。
【0031】
図4、図5は軸受部材の他の実施の形態を示す断面図である。図4の軸受部材8aは大径の筒体82をなくし、ブッシュからなる小径の筒体81の外周部に周方向に離隔してストッパ83,83を突設し、該ストッパ83,83及び筒体81の外側に弾性体84を加硫接着により結合したものである。尚、筒体81は移動制限部75に当接することが可能な非被覆部81aを有する。
【0032】
図5の軸受部材8bはブッシュからなる小径の筒体81をなくし、成形される合成樹脂製の筒体82の外周部に周方向に離隔してストッパ83,83を突設し、該ストッパ83,83及び筒体82の外側に弾性体84を加硫接着により結合したものである。尚、筒体82は移動制限部75に当接することが可能な非被覆部82aを有する。
図4の構成にあっては図1の構成に比べて筒体82がなく、図5の構成にあっては図1の構成に比べて筒体81がないため、より一層部品点数を少なくすることができ、より一層のコスト低減を図ることができる。
図4、図5において、その他の構成及び作用は実施の形態1と同様であるため、同様の部品については同じ符号を付し、その詳細な説明及び作用効果の説明を省略する。
【0033】
実施の形態2
図6は電動式パワーステアリング装置の実施の形態2の減速歯車機構部分の構成を示す拡大断面図、図7は図6のVII −VII 線の断面図である。
この実施の形態2の電動式パワーステアリング装置は、支持孔74に嵌合固定する軸受部材8に代えて、第1収容部7aの他端側に回転中心間距離が長短となる方向へ穿設された円柱形の収容孔78を有し、該収容孔78に円柱形の軸受部材15を移動可能に収容してなる構成において、実施の形態1と異なり、収容孔78と第1収容部7aとの間の壁部7cを除去し、収容孔78を第1収容部7a側の周面が切り欠かれた孔とし、さらに、軸受部材15を第1収容部7a側の周面が切り欠かれた軸受部材とし、軸部3a,3bの支持間距離Eを短縮したものである。
【0034】
実施の形態2において、収容孔78は外部への開放部にねじ部78aを有しており、該ねじ部78aに閉孔部材16が螺着されており、さらに、該閉孔部材16にロックナット17が螺着されている。
【0035】
軸受部材15はその軸長方向の中間位置、換言すれば収容孔78に沿って移動する移動方向両端の途中に回転中心間距離Hが長短となる方向と直交するように穿設された軸受孔15aを有しており、軸受孔15aに軸部3bが回転可能に挿入されるすべり軸受18を嵌合してあり、該すべり軸受18を介して軸部3bを軸受部材15に支持してある。また、軸受部材15の回転中心間距離Hが長くなる側の一端にはコイルバネ19を収容支持する凹所15bと、該凹所15bの開口縁に連なる浅底の環状凹部15cとが設けられており、該環状凹部15cにゴム製の環状の弾性板30が挿入支持されている。この弾性板30は、金属製の軸受部材15が金属製の閉孔部材16に直接当接するのを防いでいる。また、コイルバネ19は付勢手段であり、該コイルバネ19がウォーム3をウォームホイール4に向けて付勢し、該ウォーム3のウォームホイール4との噛合部に予圧を加え、噛合部のバックラッシュ量を少なくする。
【0036】
実施の形態2にあっては、実施の形態1と異なり、収容孔78と第1収容部7aとの間の壁部7cが除去されており、さらに、収容孔78及び軸受部材15の周面が切り欠かれているため、軸受部材15をモータ側へ寄せることができ、軸部3a,3bの支持間距離Eを短縮することができる。従って、ウォーム支持部を小形にでき、ハウジングのコスト、ひいては電動式パワーステアリング装置のコストを低減できる。また、壁部7cが除去されているため、ウォーム3及びウォームホイール4の噛合部に塗布されているグリースなどの潤滑剤を収容孔78へスムーズに流入させることができ、収容孔78内の潤滑性を良好にできる。
【0037】
ところで、軸受部材15の軸受孔15aは軸受部材15の移動方向と直交するように貫通されており、また、この軸受孔15a及び該軸受孔15aに挿入された軸部3bは、ウォーム3の回転中心と平行な周面となっているため、軸受部材15によってウォーム3をウォームホイール4に押付け、噛合部のバックラッシュ量を少なくするとき、軸受部材15の押付力はウォーム3の回転中心と直交する方向に加わることになる。また、軸受孔15a及び軸部3bの間には該軸部3bの円滑な回転を補償する隙間が設けられているため、軸受部材15によってウォーム3がウォームホイール4に向けて押付けられたとき、ウォーム3の回転中心が軸受孔15の中心に対して前記隙間の範囲内で傾斜し、軸部3bの軸長方向端部だけが軸受孔15aの周面に接触し、この接触部にこじりが発生し、軸受部材15の移動抵抗が増加することになる。ところが、軸受部材15は第1収容部7a側の周面が切り欠かれており、軸受部材15の重心が非切欠タイプの軸受部材に比べて前記接触部側に倚ることになり、重心と接触部との間の距離が短くなるため、接触部でのこじりを低減でき、軸受部材15の移動性を良好にできる。
その他の構成及び作用は実施の形態1と同様であるため、同様の部品については同じ符号を付し、その詳細な説明及び作用の説明を省略する。
【0038】
実施の形態3
図8は電動式パワーステアリング装置の実施の形態3の減速歯車機構部分の構成を示す拡大断面図である。
この実施の形態3の電動式パワーステアリング装置は、実施の形態1、2のようにウォーム3の反モータ側を回転中心間距離Hが長短となる方向へ移動可能とする代わりに、転がり軸受6を出力軸1aの軸心に対して、ウォーム3の軸部3a側の回転中心間距離が軸部3b側の回転中心間距離よりも短くなるように1〜3°傾斜させ、該転がり軸受6により支持したウォーム3を出力軸1aの軸心に対して傾斜させたものである。
【0039】
実施の形態3において、ハウジング7の支持孔71及びねじ孔72は出力軸1aの中心に対して転がり軸受6の中心と同心的に1〜3°傾斜している。支持孔71の反ねじ部側端に連なる移動規制面71aは転がり軸受6の中心と直交しており、この移動規制面71aに転がり軸受6の外輪6bの一側を押付けることにより転がり軸受6の傾斜状態を維持している。
【0040】
さらに、支持孔71及び転がり軸受6の外輪6bの周面は、転がり軸受6の中心を支点とする円弧面になっており、転がり軸受6の傾斜角を調整することができるようにしてある。また、転がり軸受6の外輪6bの他側とねじ環12との環にはゴム製の弾性板31が介されており、ねじ環12の締め込みにより弾性板31を撓ませ、転がり軸受6の外輪6bを固定し、ウォーム3の軸長方向への移動を拘束してある。
【0041】
ウォーム3の反モータ側を支持する軸受部材8は実施の形態1の構成又は実施の形態2の構成としてあるが、その構成は特に制限されるものでなく、回転中心間距離Hが長短となる方向へ移動可能になっておればよい。
【0042】
実施の形態3にあっては、支持孔71が出力軸1aの中心に対して傾斜しているため、軸部3aに転がり軸受6の内輪6aが圧入されてウォーム3を第1収容部7aに挿入し、転がり軸受6の外輪6bを支持孔71に嵌合することにより、転がり軸受6及びウォーム3を出力軸1aの中心に対してウォーム3の軸部3b側の回転中心間距離が軸部3a側の回転中心間距離よりも短くなるように傾斜させることができる。このウォーム3の傾斜により、該ウォーム3をウォームホイール4に押付けることができ、噛合部のバックラッシュ量を少なくすることができる。しかも、ねじ環12を操作することにより、転がり軸受6及びウォーム3の傾斜角を調整することができるため、経年使用により合成樹脂製の環状歯体41を有するウォームホイールが摩耗した場合においても、噛合部のバックラッシュ量を少なくすることができる。
【0043】
また、支持孔71及び転がり軸受6を傾斜させた構成であるため、ウォーム3の反モータ側を支持する軸受部材8及びウォーム支持部を実施の形態1、2と同様に小形にでき、汎用品のハウジング7を用いることができ、ハウジング7のコスト、ひいては電動式パワーステアリング装置のコストを低減できる。
その他の構成及び作用は実施の形態1と同様であるため、同様の部品については同じ符号を付し、その詳細な説明及び作用効果の説明を省略する。
【0044】
尚、以上説明した実施の形態の減速歯車機構Aは、ウォーム3である小歯車及びウォームホイール4である大歯車を備えたウォーム歯車である他、ベベルギヤ、ハイポイドギヤであってもよい。
【0045】
【発明の効果】
以上詳述したように第1発明によれば、軸受が有する弾性体によって噛合部のバックラッシュ量を少なくすることができ、しかも、回転中心間距離が長短となる方向と交差する方向へ小歯車が動くのを制限することができ、この動きによる音鳴りをなくすることができる。さらに、小歯車の周りを小形にでき、小歯車を収容支持するハウジングとして簡単な形状のハウジングを用いることができるとともに、前記噛合部のバックラッシュ量を少なくするために必要な部品の組込み作業性を向上でき、また、軸受の構造が簡単であり、電動式パワーステアリング装置のコストを低減できる。
【0046】
第2発明によれば、転がり軸受によって噛合部のバックラッシュ量を少なくすることができ、しかも、小歯車の支持部を小形にでき、小歯車を収容支持するハウジングとして汎用品のハウジングを用いることができるとともに、前記噛合部のバックラッシュ量を少なくするために必要な部品の組込み作業性を向上でき、電動式パワーステアリング装置のコストを低減でき、また、転がり軸受の耐久性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電動式パワーステアリング装置の減速歯車機構部分の構成を示す拡大断面図である。
【図2】本発明に係る電動式パワーステアリング装置の全体構成を示す断面図である。
【図3】図1のIII −III 線の拡大断面図である。
【図4】本発明に係る電動式パワーステアリング装置の軸受部材の他の実施の形態を示す断面図である。
【図5】本発明に係る電動式パワーステアリング装置の軸受部材の他の実施の形態を示す断面図である。
【図6】本発明に係る電動式パワーステアリング装置の実施の形態2の減速歯車機構部分の構成を示す拡大断面図である。
【図7】図6のVII −VII 線の断面図である。
【図8】本発明に係る電動式パワーステアリング装置の実施の形態3の減速歯車機構部分の構成を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
1 モータ
1a 出力軸
2 軸継手
3 ウォーム(小歯車)
4 ウォームホイール(大歯車)
5 舵取手段
6 転がり軸受
8,8a,8b 軸受部材(軸受)
19 コイルバネ(付勢手段)
81,82 筒体
81a 軸受孔
83 ストッパ
84 弾性体(付勢手段)

Claims (2)

  1. モータの出力軸に連結され、少なくとも反モータ側が軸受により回転自在に支持された小歯車と、該小歯車に噛合し、舵取手段に繋がる大歯車とを備え、前記モータの回転によって操舵補助するようにした電動式パワーステアリング装置において、前記軸受はその中心部に軸受孔を有する筒体と、該筒体の外周部に周方向に離隔して一体に突設され前記小歯車及び大歯車の回転中心間距離が長短となる方向と交差する方向への移動を制限するストッパと、該ストッパの間の周面に結合され前記回転中心間距離が短くなる方向へ小歯車を押付ける付勢手段とを有することを特徴とする電動式パワーステアリング装置。
  2. モータの出力軸に軸継手を介して連結され、少なくともモータ側が転がり軸受により回転自在に支持された小歯車と、該小歯車に噛合し、舵取手段に繋がる大歯車とを備え、前記モータの回転によって操舵補助するようにした電動式パワーステアリング装置において、前記転がり軸受は前記出力軸の軸心に対して、前記小歯車の反モータ側における小歯車及び大歯車の回転中心間距離がモータ側における前記回転中心間距離よりも短くなるように傾斜していることを特徴とする電動式パワーステアリング装置。
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