JP2004203073A - バッテリ水素排気装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】バッテリからの排出水素を排気し、かつ排出水素排気時に車室外部から車室内部に空気が侵入するのを防止する。
【解決手段】トランクルーム2内に駆動用バッテリが内蔵されたバッテリケース4を設け、バッテリケース4と車室内部1に開口した吸気口5とを吸気ダクト9により接続し、バッテリケース4と車外3に開口した排気口7とを排気ダクト6により接続し、排気ダクト6にファン8を設け、トランクルーム2内に補機バッテリ収納室14を設け、補機バッテリ収納室14内に補機バッテリ10を設け、補機バッテリ10近傍に水素センサ11を設け、補機バッテリ収納室14と排気ダクト6とを接続ダクト12により接続し、排気ダクト6と接続ダクト12との接続部に切換弁13を設け、バッテリコントローラにより排出水素濃度が所定値以上の場合に切換弁13による吸入先を補機バッテリ10に切り換える。
【選択図】 図1
【解決手段】トランクルーム2内に駆動用バッテリが内蔵されたバッテリケース4を設け、バッテリケース4と車室内部1に開口した吸気口5とを吸気ダクト9により接続し、バッテリケース4と車外3に開口した排気口7とを排気ダクト6により接続し、排気ダクト6にファン8を設け、トランクルーム2内に補機バッテリ収納室14を設け、補機バッテリ収納室14内に補機バッテリ10を設け、補機バッテリ10近傍に水素センサ11を設け、補機バッテリ収納室14と排気ダクト6とを接続ダクト12により接続し、排気ダクト6と接続ダクト12との接続部に切換弁13を設け、バッテリコントローラにより排出水素濃度が所定値以上の場合に切換弁13による吸入先を補機バッテリ10に切り換える。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は車内の車室内部以外の部分すなわち車室外部たとえばトランクルームに設置されたバッテリからの排出水素を排気するバッテリ水素排気装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】特開2002−223507号公報。
【0003】
特許文献1に記載されたバッテリ水素排気装置においては、トランクルームに配置されたバッテリの排気ダクトにファンを設け、ファンを動作させることにより車室内部の空気をバッテリへと導入した上で車外へと排気している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のバッテリ水素排気装置においては、車室内部の圧力がトランクルームの圧力より低くなるから、トランクルームから車室内部に空気が侵入する可能性があった。
【0005】
本発明は上述の課題を解決するためになされたもので、バッテリからの排出水素を排気することができ、かつ排出水素排気時に車室外部から車室内部に空気が侵入することがないバッテリ水素排気装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本発明においては、バッテリの近傍と冷却手段とを接続ダクトにより接続し、前記冷却手段と前記接続ダクトとの接続部に切換弁を設け、前記バッテリから排出される排出水素の濃度を検出する水素検出手段を設け、前記水素検出手段の検出濃度が所定値以上の場合に前記切換弁による吸入先を前記バッテリに切り換える制御手段を設ける。
【0007】
【発明の効果】
本発明に係るバッテリ水素排気装置においては、バッテリからの排出水素を排気することができ、またバッテリからの排出水素を排気するときに車室外部の圧力が車室内部の圧力よりも低くなるから、車室外部から車室内部に空気が侵入することがない。
【0008】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
図1は本発明に係るバッテリ水素排気装置を示す概略図、図2は図1に示したバッテリ水素排気装置を示す概略斜視図である。図に示すように、車両の車室内部1に隣接してトランクルーム2が設けられ、トランクルーム2内に車両のモータを駆動する電源となる駆動用バッテリ(高電圧バッテリ、図示せず)が内蔵されたバッテリケース4が設けられ、バッテリケース4と車室内部1に開口した吸気口5とが吸気ダクト9により接続され、バッテリケース4と車外3に開口した排気口7とが排気ダクト6により接続され、排気ダクト6にファン8が設けられている。また、トランクルーム2内に補機バッテリ収納室14が設けられ、補機バッテリ収納室14内に補機バッテリ10が設けられ、補機バッテリ収納室14内の補機バッテリ10近傍に補機バッテリ10から排出される排出水素の濃度を検出する水素センサ11が設けられ、補機バッテリ収納室14と排気ダクト6とが接続ダクト12により接続され、排気ダクト6と接続ダクト12との接続部に切換弁13が設けられている。そして、駆動用バッテリを車両の車室内部1からの空気により冷却して空気を排気口7から車外に排気する冷却手段は吸気ダクト9、バッテリケース4、排気ダクト6、ファン8を有しており、接続ダクト12は補機バッテリ10の近傍と冷却手段とを接続しており、切換弁13がバッテリケース4内の駆動用バッテリと排気口7との間に配置され、切換弁13は空気の吸入先をバッテリケース4内の駆動用バッテリと補機バッテリ10とに切り換え可能である。
【0009】
図3は図1、図2に示したバッテリ水素排気装置の制御部を示すブロック図である。図に示すように、バッテリケース4内の駆動用バッテリの電圧、電流、温度を検出する電圧センサ21、電流センサ22、温度センサ23が設けられ、水素センサ11、電圧センサ21、電流センサ22および温度センサ23がバッテリコントローラ24(制御手段)に接続され、バッテリコントローラ24にファン8を駆動するファン駆動回路25が接続され、バッテリコントローラ24に切換弁13を駆動する切換弁駆動回路26が接続され、バッテリコントローラ24に補機バッテリ警告灯27が接続され、補機バッテリ警告灯27は車室内部1の運転席の前方に設けられている。そして、バッテリコントローラ24は水素センサ11が検出した排出水素の濃度すなわち検出濃度が所定値以上か否かを判断し、バッテリコントローラ24が検出濃度は所定値未満であると判断したときには、バッテリコントローラ24は空気の吸入先がバッテリケース4内の駆動用バッテリとなるように切換弁駆動回路26に切換弁13の切換を指令し、またバッテリコントローラ24が検出濃度は所定値以上であると判断したときには、バッテリコントローラ24は空気の吸入先が補機バッテリ10となるように切換弁駆動回路26に切換弁13の切換を指令する。
【0010】
つぎに、図4、図5により図1〜図3に示したバッテリ水素排気装置の動作について説明する。まず、バッテリコントローラ24は水素センサ11から検出濃度を読み取る(S1)。つぎに、バッテリコントローラ24が検出濃度は所定値以上か否かを判断する(S2)。そして、バッテリコントローラ24が検出濃度は所定値以上であると判断したときには、バッテリコントローラ24は補機バッテリ警告灯27を点灯する(S3)。つぎに、バッテリコントローラ24はファン8が停止中か否かを判断する(S4)。そして、バッテリコントローラ24がファン8は停止中であると判断したときには、バッテリコントローラ24はファン駆動回路25にファン8を作動させるように指令し(S5)、ファン駆動回路25はファン8を作動させる。つぎに、バッテリコントローラ24がファン8は停止中でないと判断したとき、またはバッテリコントローラ24がファン駆動回路25にファン8を作動させるように指令したのちに、バッテリコントローラ24は切換弁13が空気の吸入先をバッテリケース4内の駆動用バッテリとしているか、補機バッテリ10としているかを判断し(S6)、バッテリコントローラ24が切換弁13は空気の吸入先をバッテリケース4内の駆動用バッテリとしている判断したときには、バッテリコントローラ24は切換弁駆動回路26に空気の吸入先を補機バッテリ10とするように切換弁13の切換を指令し(S7)、切換弁駆動回路26が空気の吸入先を補機バッテリ10とするように切換弁13を切り換える。つぎに、バッテリコントローラ24が切換弁13は空気の吸入先を補機バッテリ10としていると判断したとき、またはバッテリコントローラ24が切換弁駆動回路26に空気の吸入先を補機バッテリ10とするように切換弁13の切換を指令したのちに、バッテリコントローラ24は再度水素センサ11から検出濃度を読み取る(S8)。つぎに、バッテリコントローラ24が検出濃度は所定値以上か否かを判断する(S9)。そして、バッテリコントローラ24が検出濃度は所定値以上であると判断したときには、バッテリコントローラ24は再度検出濃度を読み取り(S8)、検出濃度が所定値以上か否かを判断する(S9)。一方、バッテリコントローラ24が検出濃度は所定値未満であると判断したときには、バッテリコントローラ24は切換弁駆動回路26に空気の吸入先をバッテリケース4内の駆動用バッテリとするように切換弁13の切換を指令し(S10)、切換弁駆動回路26が空気の吸入先をバッテリケース4内の駆動用バッテリとするように切換弁13を切り換える。つぎに、バッテリコントローラ24は補機バッテリ警告灯27を消灯する(S11)。そして、バッテリコントローラ24が補機バッテリ警告灯27を消灯したのち、またはステップS2においてバッテリコントローラ24が検出濃度は所定値未満であると判断したときには、バッテリコントローラ24が電圧センサ21、電流センサ22、温度センサ23からバッテリケース4内の駆動用バッテリの電圧、電流、温度の検出値である検出電圧、検出電流、検出温度を読み取る(S12〜S14)。つぎに、バッテリコントローラ24が検出電圧が所定値以上か否かを判断する(S15)。そして、バッテリコントローラ24が検出電圧は所定値未満であると判断したときには、バッテリコントローラ24が検出電流が所定値以上か否かを判断する(S16)。そして、バッテリコントローラ24が検出電流は所定値未満であると判断したときには、バッテリコントローラ24が検出温度が所定値以上か否かを判断する(S17)。そして、バッテリコントローラ24が検出温度値は所定値未満であると判断したときには、バッテリコントローラ24はファン8が停止中か否かを判断する(S18)。そして、バッテリコントローラ24がファン8は停止中でないと判断したときには、バッテリコントローラ24はファン駆動回路25にファン8を停止させるように指令し(S19)、ファン駆動回路25はファン8を停止させる。すなわち、バッテリコントローラ24が検出電圧、検出電流および検出温度は所定値未満であると判断したときには、バッテリコントローラ24はファン8を停止させる。一方、バッテリコントローラ24が検出電圧は所定値以上であると判断したとき、バッテリコントローラ24が検出電流は所定値以上であると判断したとき、またはバッテリコントローラ24が検出温度は所定値以上であると判断したときには、バッテリコントローラ24はファン8が停止中か否かを判断する(S20)。そして、バッテリコントローラ24がファン8は停止中であると判断したときには、バッテリコントローラ24はファン駆動回路25にファン8を作動させるように指令し(S21)、ファン駆動回路25はファン8を作動させる。すなわち、バッテリコントローラ24が検出電圧、検出電流または検出温度は所定値以上であると判断したときには、バッテリコントローラ24はファン8を作動させる。
【0011】
このようなバッテリ水素排気装置においては、検出濃度が所定値未満のときには、図6に示すように、空気の吸入先がバッテリケース4内の駆動用バッテリとなるから、車室内部1からの空気によりバッテリケース4に内蔵された駆動用バッテリを冷却することができ、しかも駆動用バッテリから発生した水素を車外3に排気することができる。また、検出濃度が所定値以上のときには、図7に示すように、空気の吸入先が補機バッテリ10となるから、補機バッテリ10から漏れた水素を車外3に排気することができ、またトランクルーム2の圧力が車室内部1の圧力よりも低くなるので、車室内部1からトランクルーム2に空気が流入するため、トランクルーム2から車室内部1に空気が侵入することがない。このため、補機バッテリ収納室14からトランクルーム2に漏れた水素が車室内部1に侵入するのを防止することができるから、補機バッテリ10としてバッテリ内部から外部への水素排出のない高価な密閉型鉛酸バッテリを採用する必要がない。しかも、既存の駆動用バッテリの冷却手段を利用して補機バッテリ10からの排出水素を排気することができるから、追加の排気装置を設けることなく補機バッテリ10として安価で一般的な開放型鉛酔バッテリを使用することができる。また、切換弁13がバッテリケース4内の駆動用バッテリと排気口7との間に配置されているから、補機バッテリ10を車室内部1から離れた位置に設置することができる。また、検出濃度が所定値以上のときには補機バッテリ警告灯27が点灯されるから、補機バッテリ10の異常をドライバーが認識することができる。
【0012】
(第2の実施の形態)
図8は本発明に係る他のバッテリ水素排気装置を示す概略図である。図に示すように、補機バッテリ収納室14と吸気ダクト9とが接続ダクト31により接続され、吸気ダクト9と接続ダクト31との接続部に切換弁32が設けられ、接続ダクト31は補機バッテリ10の近傍と冷却手段とを接続しており、切換弁32は車室内部1とバッテリケース4内の駆動用バッテリとの間に配置され、切換弁32は空気の吸入先を車室内部1と補機バッテリ10とに切り換え可能である。
【0013】
図9は図8に示したバッテリ水素排気装置の制御部を示すブロック図である。図に示すように、バッテリコントローラ24に切換弁32を駆動する切換弁駆動回路41が接続されている。そして、バッテリコントローラ24が検出濃度は所定値未満であると判断したときには、バッテリコントローラ24は空気の吸入先が車室内部1となるように切換弁駆動回路41に切換弁32の切換を指令し、またバッテリコントローラ24が検出濃度は所定値以上であると判断したときには、バッテリコントローラ24は空気の吸入先が補機バッテリ10となるように切換弁駆動回路41に切換弁32の切換を指令する。
【0014】
図8、図9に示したバッテリ水素排気装置においては、検出濃度が所定値未満のときには、空気の吸入先が車室内部1となるから、車室内部1からの空気によりバッテリケース4に内蔵された駆動用バッテリを冷却することができ、また駆動用バッテリから発生した水素を車外3に排気することができる。また、検出濃度は所定値以上のときには、図10に示すように、空気の吸入先が補機バッテリ10となるから、補機バッテリ10から漏れた水素を車外3に排気することができ、しかも切換弁32は車室内部1とバッテリケース4内の駆動用バッテリとの間に配置されているから、バッテリケース4に内蔵された駆動用バッテリに風を導入することができる。したがって、トランクルーム2内の温度がバッテリケース4内の温度よりも低い場合には、駆動用バッテリを冷却することができる。また、空気の吸入先が補機バッテリ10となったときには、トランクルーム2の圧力が車室内部1の圧力よりも低くなるから、車室内部1からトランクルーム2に空気が流入するので、トランクルーム2から車室内部1に空気が侵入することがない。このため、補機バッテリ収納室14からトランクルーム2に漏れた水素が車室内部1に侵入するのを防止することができるから、補機バッテリ10としてバッテリ内部から外部への水素排出のない高価な密閉型鉛酸バッテリを採用する必要がない。しかも、既存の駆動用バッテリの冷却手段を利用して補機バッテリ10からの排出水素を排気することができるから、追加の排気装置を設けることなく補機バッテリ10として安価で一般的な開放型鉛酔バッテリを使用することができる。
【0015】
なお、上述実施の形態においては、冷却対象が駆動用バッテリの場合について説明したが、冷却対象が他の装置の場合にも本発明を適用することができる。また、上述実施の形態においては、車室外部がトランクルーム2の場合について説明したが、車室外部が他の場合にも本発明を適用することができる。また、上述実施の形態においては、バッテリ警告手段として補機バッテリ警告灯27を用いたが、他のバッテリ警告手段を用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバッテリ水素排気装置を示す概略図である。
【図2】図1に示したバッテリ水素排気装置を示す概略斜視図である。
【図3】図1、図2に示したバッテリ水素排気装置の制御部を示すブロック図である。
【図4】図1〜図3に示したバッテリ水素排気装置の動作説明のためのフローチャートである。
【図5】図1〜図3に示したバッテリ水素排気装置の動作説明のためのフローチャートである。
【図6】図1〜図3に示したバッテリ水素排気装置の動作説明図である。
【図7】図1〜図3に示したバッテリ水素排気装置の動作説明図である。
【図8】本発明に係る他のバッテリ水素排気装置を示す概略図である。
【図9】図8に示したバッテリ水素排気装置の制御部を示すブロック図である。
【図10】図8、図9に示したバッテリ水素排気装置の動作説明図である。
【符号の説明】
1…車室内部
2…トランクルーム
3…車外
4…バッテリケース
5…吸気口
6…排気ダクト
7…排気口
8…ファン
9…吸気ダクト
10…補機バッテリ
11…水素センサ
12…接続ダクト
13…切換弁
14…補機バッテリ収納室
24…バッテリコントローラ
26…切換弁駆動回路
27…補機バッテリ警告灯
31…接続ダクト
32…切換弁
41…切換弁駆動回路
【発明の属する技術分野】
本発明は車内の車室内部以外の部分すなわち車室外部たとえばトランクルームに設置されたバッテリからの排出水素を排気するバッテリ水素排気装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】特開2002−223507号公報。
【0003】
特許文献1に記載されたバッテリ水素排気装置においては、トランクルームに配置されたバッテリの排気ダクトにファンを設け、ファンを動作させることにより車室内部の空気をバッテリへと導入した上で車外へと排気している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のバッテリ水素排気装置においては、車室内部の圧力がトランクルームの圧力より低くなるから、トランクルームから車室内部に空気が侵入する可能性があった。
【0005】
本発明は上述の課題を解決するためになされたもので、バッテリからの排出水素を排気することができ、かつ排出水素排気時に車室外部から車室内部に空気が侵入することがないバッテリ水素排気装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本発明においては、バッテリの近傍と冷却手段とを接続ダクトにより接続し、前記冷却手段と前記接続ダクトとの接続部に切換弁を設け、前記バッテリから排出される排出水素の濃度を検出する水素検出手段を設け、前記水素検出手段の検出濃度が所定値以上の場合に前記切換弁による吸入先を前記バッテリに切り換える制御手段を設ける。
【0007】
【発明の効果】
本発明に係るバッテリ水素排気装置においては、バッテリからの排出水素を排気することができ、またバッテリからの排出水素を排気するときに車室外部の圧力が車室内部の圧力よりも低くなるから、車室外部から車室内部に空気が侵入することがない。
【0008】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
図1は本発明に係るバッテリ水素排気装置を示す概略図、図2は図1に示したバッテリ水素排気装置を示す概略斜視図である。図に示すように、車両の車室内部1に隣接してトランクルーム2が設けられ、トランクルーム2内に車両のモータを駆動する電源となる駆動用バッテリ(高電圧バッテリ、図示せず)が内蔵されたバッテリケース4が設けられ、バッテリケース4と車室内部1に開口した吸気口5とが吸気ダクト9により接続され、バッテリケース4と車外3に開口した排気口7とが排気ダクト6により接続され、排気ダクト6にファン8が設けられている。また、トランクルーム2内に補機バッテリ収納室14が設けられ、補機バッテリ収納室14内に補機バッテリ10が設けられ、補機バッテリ収納室14内の補機バッテリ10近傍に補機バッテリ10から排出される排出水素の濃度を検出する水素センサ11が設けられ、補機バッテリ収納室14と排気ダクト6とが接続ダクト12により接続され、排気ダクト6と接続ダクト12との接続部に切換弁13が設けられている。そして、駆動用バッテリを車両の車室内部1からの空気により冷却して空気を排気口7から車外に排気する冷却手段は吸気ダクト9、バッテリケース4、排気ダクト6、ファン8を有しており、接続ダクト12は補機バッテリ10の近傍と冷却手段とを接続しており、切換弁13がバッテリケース4内の駆動用バッテリと排気口7との間に配置され、切換弁13は空気の吸入先をバッテリケース4内の駆動用バッテリと補機バッテリ10とに切り換え可能である。
【0009】
図3は図1、図2に示したバッテリ水素排気装置の制御部を示すブロック図である。図に示すように、バッテリケース4内の駆動用バッテリの電圧、電流、温度を検出する電圧センサ21、電流センサ22、温度センサ23が設けられ、水素センサ11、電圧センサ21、電流センサ22および温度センサ23がバッテリコントローラ24(制御手段)に接続され、バッテリコントローラ24にファン8を駆動するファン駆動回路25が接続され、バッテリコントローラ24に切換弁13を駆動する切換弁駆動回路26が接続され、バッテリコントローラ24に補機バッテリ警告灯27が接続され、補機バッテリ警告灯27は車室内部1の運転席の前方に設けられている。そして、バッテリコントローラ24は水素センサ11が検出した排出水素の濃度すなわち検出濃度が所定値以上か否かを判断し、バッテリコントローラ24が検出濃度は所定値未満であると判断したときには、バッテリコントローラ24は空気の吸入先がバッテリケース4内の駆動用バッテリとなるように切換弁駆動回路26に切換弁13の切換を指令し、またバッテリコントローラ24が検出濃度は所定値以上であると判断したときには、バッテリコントローラ24は空気の吸入先が補機バッテリ10となるように切換弁駆動回路26に切換弁13の切換を指令する。
【0010】
つぎに、図4、図5により図1〜図3に示したバッテリ水素排気装置の動作について説明する。まず、バッテリコントローラ24は水素センサ11から検出濃度を読み取る(S1)。つぎに、バッテリコントローラ24が検出濃度は所定値以上か否かを判断する(S2)。そして、バッテリコントローラ24が検出濃度は所定値以上であると判断したときには、バッテリコントローラ24は補機バッテリ警告灯27を点灯する(S3)。つぎに、バッテリコントローラ24はファン8が停止中か否かを判断する(S4)。そして、バッテリコントローラ24がファン8は停止中であると判断したときには、バッテリコントローラ24はファン駆動回路25にファン8を作動させるように指令し(S5)、ファン駆動回路25はファン8を作動させる。つぎに、バッテリコントローラ24がファン8は停止中でないと判断したとき、またはバッテリコントローラ24がファン駆動回路25にファン8を作動させるように指令したのちに、バッテリコントローラ24は切換弁13が空気の吸入先をバッテリケース4内の駆動用バッテリとしているか、補機バッテリ10としているかを判断し(S6)、バッテリコントローラ24が切換弁13は空気の吸入先をバッテリケース4内の駆動用バッテリとしている判断したときには、バッテリコントローラ24は切換弁駆動回路26に空気の吸入先を補機バッテリ10とするように切換弁13の切換を指令し(S7)、切換弁駆動回路26が空気の吸入先を補機バッテリ10とするように切換弁13を切り換える。つぎに、バッテリコントローラ24が切換弁13は空気の吸入先を補機バッテリ10としていると判断したとき、またはバッテリコントローラ24が切換弁駆動回路26に空気の吸入先を補機バッテリ10とするように切換弁13の切換を指令したのちに、バッテリコントローラ24は再度水素センサ11から検出濃度を読み取る(S8)。つぎに、バッテリコントローラ24が検出濃度は所定値以上か否かを判断する(S9)。そして、バッテリコントローラ24が検出濃度は所定値以上であると判断したときには、バッテリコントローラ24は再度検出濃度を読み取り(S8)、検出濃度が所定値以上か否かを判断する(S9)。一方、バッテリコントローラ24が検出濃度は所定値未満であると判断したときには、バッテリコントローラ24は切換弁駆動回路26に空気の吸入先をバッテリケース4内の駆動用バッテリとするように切換弁13の切換を指令し(S10)、切換弁駆動回路26が空気の吸入先をバッテリケース4内の駆動用バッテリとするように切換弁13を切り換える。つぎに、バッテリコントローラ24は補機バッテリ警告灯27を消灯する(S11)。そして、バッテリコントローラ24が補機バッテリ警告灯27を消灯したのち、またはステップS2においてバッテリコントローラ24が検出濃度は所定値未満であると判断したときには、バッテリコントローラ24が電圧センサ21、電流センサ22、温度センサ23からバッテリケース4内の駆動用バッテリの電圧、電流、温度の検出値である検出電圧、検出電流、検出温度を読み取る(S12〜S14)。つぎに、バッテリコントローラ24が検出電圧が所定値以上か否かを判断する(S15)。そして、バッテリコントローラ24が検出電圧は所定値未満であると判断したときには、バッテリコントローラ24が検出電流が所定値以上か否かを判断する(S16)。そして、バッテリコントローラ24が検出電流は所定値未満であると判断したときには、バッテリコントローラ24が検出温度が所定値以上か否かを判断する(S17)。そして、バッテリコントローラ24が検出温度値は所定値未満であると判断したときには、バッテリコントローラ24はファン8が停止中か否かを判断する(S18)。そして、バッテリコントローラ24がファン8は停止中でないと判断したときには、バッテリコントローラ24はファン駆動回路25にファン8を停止させるように指令し(S19)、ファン駆動回路25はファン8を停止させる。すなわち、バッテリコントローラ24が検出電圧、検出電流および検出温度は所定値未満であると判断したときには、バッテリコントローラ24はファン8を停止させる。一方、バッテリコントローラ24が検出電圧は所定値以上であると判断したとき、バッテリコントローラ24が検出電流は所定値以上であると判断したとき、またはバッテリコントローラ24が検出温度は所定値以上であると判断したときには、バッテリコントローラ24はファン8が停止中か否かを判断する(S20)。そして、バッテリコントローラ24がファン8は停止中であると判断したときには、バッテリコントローラ24はファン駆動回路25にファン8を作動させるように指令し(S21)、ファン駆動回路25はファン8を作動させる。すなわち、バッテリコントローラ24が検出電圧、検出電流または検出温度は所定値以上であると判断したときには、バッテリコントローラ24はファン8を作動させる。
【0011】
このようなバッテリ水素排気装置においては、検出濃度が所定値未満のときには、図6に示すように、空気の吸入先がバッテリケース4内の駆動用バッテリとなるから、車室内部1からの空気によりバッテリケース4に内蔵された駆動用バッテリを冷却することができ、しかも駆動用バッテリから発生した水素を車外3に排気することができる。また、検出濃度が所定値以上のときには、図7に示すように、空気の吸入先が補機バッテリ10となるから、補機バッテリ10から漏れた水素を車外3に排気することができ、またトランクルーム2の圧力が車室内部1の圧力よりも低くなるので、車室内部1からトランクルーム2に空気が流入するため、トランクルーム2から車室内部1に空気が侵入することがない。このため、補機バッテリ収納室14からトランクルーム2に漏れた水素が車室内部1に侵入するのを防止することができるから、補機バッテリ10としてバッテリ内部から外部への水素排出のない高価な密閉型鉛酸バッテリを採用する必要がない。しかも、既存の駆動用バッテリの冷却手段を利用して補機バッテリ10からの排出水素を排気することができるから、追加の排気装置を設けることなく補機バッテリ10として安価で一般的な開放型鉛酔バッテリを使用することができる。また、切換弁13がバッテリケース4内の駆動用バッテリと排気口7との間に配置されているから、補機バッテリ10を車室内部1から離れた位置に設置することができる。また、検出濃度が所定値以上のときには補機バッテリ警告灯27が点灯されるから、補機バッテリ10の異常をドライバーが認識することができる。
【0012】
(第2の実施の形態)
図8は本発明に係る他のバッテリ水素排気装置を示す概略図である。図に示すように、補機バッテリ収納室14と吸気ダクト9とが接続ダクト31により接続され、吸気ダクト9と接続ダクト31との接続部に切換弁32が設けられ、接続ダクト31は補機バッテリ10の近傍と冷却手段とを接続しており、切換弁32は車室内部1とバッテリケース4内の駆動用バッテリとの間に配置され、切換弁32は空気の吸入先を車室内部1と補機バッテリ10とに切り換え可能である。
【0013】
図9は図8に示したバッテリ水素排気装置の制御部を示すブロック図である。図に示すように、バッテリコントローラ24に切換弁32を駆動する切換弁駆動回路41が接続されている。そして、バッテリコントローラ24が検出濃度は所定値未満であると判断したときには、バッテリコントローラ24は空気の吸入先が車室内部1となるように切換弁駆動回路41に切換弁32の切換を指令し、またバッテリコントローラ24が検出濃度は所定値以上であると判断したときには、バッテリコントローラ24は空気の吸入先が補機バッテリ10となるように切換弁駆動回路41に切換弁32の切換を指令する。
【0014】
図8、図9に示したバッテリ水素排気装置においては、検出濃度が所定値未満のときには、空気の吸入先が車室内部1となるから、車室内部1からの空気によりバッテリケース4に内蔵された駆動用バッテリを冷却することができ、また駆動用バッテリから発生した水素を車外3に排気することができる。また、検出濃度は所定値以上のときには、図10に示すように、空気の吸入先が補機バッテリ10となるから、補機バッテリ10から漏れた水素を車外3に排気することができ、しかも切換弁32は車室内部1とバッテリケース4内の駆動用バッテリとの間に配置されているから、バッテリケース4に内蔵された駆動用バッテリに風を導入することができる。したがって、トランクルーム2内の温度がバッテリケース4内の温度よりも低い場合には、駆動用バッテリを冷却することができる。また、空気の吸入先が補機バッテリ10となったときには、トランクルーム2の圧力が車室内部1の圧力よりも低くなるから、車室内部1からトランクルーム2に空気が流入するので、トランクルーム2から車室内部1に空気が侵入することがない。このため、補機バッテリ収納室14からトランクルーム2に漏れた水素が車室内部1に侵入するのを防止することができるから、補機バッテリ10としてバッテリ内部から外部への水素排出のない高価な密閉型鉛酸バッテリを採用する必要がない。しかも、既存の駆動用バッテリの冷却手段を利用して補機バッテリ10からの排出水素を排気することができるから、追加の排気装置を設けることなく補機バッテリ10として安価で一般的な開放型鉛酔バッテリを使用することができる。
【0015】
なお、上述実施の形態においては、冷却対象が駆動用バッテリの場合について説明したが、冷却対象が他の装置の場合にも本発明を適用することができる。また、上述実施の形態においては、車室外部がトランクルーム2の場合について説明したが、車室外部が他の場合にも本発明を適用することができる。また、上述実施の形態においては、バッテリ警告手段として補機バッテリ警告灯27を用いたが、他のバッテリ警告手段を用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバッテリ水素排気装置を示す概略図である。
【図2】図1に示したバッテリ水素排気装置を示す概略斜視図である。
【図3】図1、図2に示したバッテリ水素排気装置の制御部を示すブロック図である。
【図4】図1〜図3に示したバッテリ水素排気装置の動作説明のためのフローチャートである。
【図5】図1〜図3に示したバッテリ水素排気装置の動作説明のためのフローチャートである。
【図6】図1〜図3に示したバッテリ水素排気装置の動作説明図である。
【図7】図1〜図3に示したバッテリ水素排気装置の動作説明図である。
【図8】本発明に係る他のバッテリ水素排気装置を示す概略図である。
【図9】図8に示したバッテリ水素排気装置の制御部を示すブロック図である。
【図10】図8、図9に示したバッテリ水素排気装置の動作説明図である。
【符号の説明】
1…車室内部
2…トランクルーム
3…車外
4…バッテリケース
5…吸気口
6…排気ダクト
7…排気口
8…ファン
9…吸気ダクト
10…補機バッテリ
11…水素センサ
12…接続ダクト
13…切換弁
14…補機バッテリ収納室
24…バッテリコントローラ
26…切換弁駆動回路
27…補機バッテリ警告灯
31…接続ダクト
32…切換弁
41…切換弁駆動回路
Claims (5)
- 冷却対象を車両の車室内部からの空気により冷却して前記空気を排気口から車外に排気する冷却手段と、
前記車両の車室外部に配置されたバッテリの近傍と前記冷却手段とを接続する接続ダクトと、
前記冷却手段と前記接続ダクトとの接続部に設けられた切換弁と、
前記バッテリから排出される排出水素の濃度を検出する水素検出手段と、
前記水素検出手段の検出濃度が所定値以上の場合に前記切換弁による吸入先を前記バッテリに切り換える制御手段と
を備えたことを特徴とするバッテリ水素排気装置。 - 前記冷却対象は前記車両のモータを駆動する駆動用バッテリであることを特徴とする請求項1に記載のバッテリ水素排気装置。
- 前記切換弁を前記冷却対象と前記排気口との間に配置したことを特徴とする請求項1または2に記載のバッテリ水素排気装置。
- 前記切換弁を前記車室内部と前記冷却対象との間に配置したことを特徴とする請求項1または2に記載のバッテリ水素排気装置。
- 前記制御手段にバッテリ警告手段が接続され、前記検出濃度が所定値以上の場合に前記制御手段が前記バッテリ警告手段を作動させることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のバッテリ水素排気装置。
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2002
- 2002-12-24 JP JP2002371418A patent/JP2004203073A/ja active Pending
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