JP2004202912A - 印刷装置の紙送り信号の正当性診断法 - Google Patents

印刷装置の紙送り信号の正当性診断法 Download PDF

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JP2004202912A
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Masaharu Kimura
雅春 木村
Isao Watanabe
功 渡辺
Takashi Nagasu
剛史 長洲
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Ricoh Printing Systems Ltd
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Abstract

【課題】装置の故障や偶発的ノイズ等の原因により、コントローラから出力される紙送り信号の有効となる時間が異常な状態になった場合、エンジン部での紙送り停止位置が正常で無くなり、その結果印刷位置ずれが発生し、印刷品質に支障をきたすという問題があった。
【解決手段】上位装置からの印刷データを印刷信号に変換しエンジン部を制御するコントローラと、実際の印刷動作を行うエンジン部と、コントローラからエンジン部に送信される紙送り信号と、紙送り信号が有効となる時間を計測する計時手段を有し、該計時手段より得られる情報により紙送り信号の正当性を診断し、紙送り信号が有効となる時間が異常な状態になった場合に印刷品質に支障をきたすことを防止することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷装置の紙送り信号の正当性診断法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3は、電子写真方式を用いた連続紙印刷装置の原理を示す図の一例である。以下にその原理の概略を説明する。
【0003】
印刷装置は、コントローラ1とエンジン部20より構成されている。コントローラ1は、上位装置から印刷データを受け取り、エンジン部20の制御基板2にドットデータに分解された印刷信号と制御信号を送信する。エンジン部制御基板2は受信した制御信号に従い、エンジン部20各部の動作の制御を行い、また必要に応じエンジン部20の状態をコントローラ1へ報告する。
【0004】
印刷動作を行う場合は、コントローラ1からエンジン部20に印刷コマンドが送信され、これによりエンジン部20は印刷動作を開始する。コントローラ1から印刷コマンドと印刷信号が送信されると、レーザ3が発光しレーザ光が感光ドラム4の表面を走査する。感光ドラム4の表面は帯電器5により一様に帯電されており、レーザ光が照射された部分の電荷が逃げ、感光ドラム4の表面に静電潜像が形成される。静電潜像は現像機6により現像され、転写器7の前に運ばれる。用紙ホッパ17からトラクタ9によって送られる用紙19は、搬送プラー8により張力を与えられながら転写器7の前を一定速度で走行しており、かつリトラクタ10によって感光ドラム4の表面に押しつけられている。転写器7の前に運ばれた感光ドラム4表面のトナー像は転写器7によって用紙19に転写される。トナー像が転写された用紙19はバッファ11を通った後、ヒータランプを内蔵したヒートロール12とバックアップロール13の間を通って熱及び圧力により定着される。定着された用紙19は定着プラー14により用紙スタッカ18に順次送り込まれる。印刷が終了した用紙19は、その折りミシン目に従い、スイングフィン15の揺動動作により折り分けられた後、回転するTベルト16により折り畳み状態を整えられながら用紙スタッカ18内に積み上げられる。
【0005】
次に印刷動作時の信号の状態を図4を用いて説明する。図4において、(1)は信号が有効、(0)は信号が無効であることを示す。信号が(0)から(1)になる時を立ち上がり、(1)から(0)になる時を立ち下りとする。印刷を開始する際には、まずコントローラ1がエンジン部20に対し、CC信号によりACTIVATEコマンドを送信する。エンジン部20は、感光ドラム4の動作信号:DRUM DRV−Pを(1)とする等の印刷起動処理を行い、ACTIVATEコマンドの返答として、DD信号によりGENERALデータをコントローラ1へ送信し、エンジン部20が印刷可能状態になったことを示す。エンジン部20はコントローラ1に対し、紙送り基準信号:DVS−N信号を送信する。DVS−N信号の周期は、用紙が1/6インチ送られる時間と一致している。コントローラ1は、DVS−N信号に同期した、紙送り信号CPF−N信号を生成し、エンジン部20に送信する。同様にして印刷データ信号:CVD−P信号もコントローラ1からエンジン部20に送信される。CPF−N信号の最初の立ち上がりを、CPFON INTER契機とする。この時にCVD−P信号としてコントローラ1から送信された印刷データは、レーザ3によって感光ドラム4上の露光点に露光される。露光されたデータが転写点に到達するまでには時間Aを要するため、エンジン部20が用紙送りを開始したり、リトラクタ10と転写器7を動作させるタイミングは、CPFON INTER契機から時間Aを考慮して決定される。トラクタ9の動作信号:TRCT DRV−P、リトラクタ10の動作信号:RTRCT DRV−P、転写器7の動作信号:TRN ON−Pは、CPFON INTER契機からエンジン部20のタイマ回路21を動作させ、それぞれしかるべきタイミングで(1)とする。CPF−N信号の立ち下がりをCPFLEGINTER契機とする。CPFLEG INTER契機は、印刷データ1ページ分−1/6インチで発生する。この時にエンジン部20は印刷ページカウント等の処理を行う。CPF−N信号が、DVS−N信号1周期分よりも長く(0)となった時に、エンジン部20は印刷停止処理を開始する。このタイミングをCPFOFF INTER契機とする。印刷停止処理においても、時間Aを考慮した動作が行われ、TRCT DRV−P,RTRCT DRV−P,TRN ON−P信号は、CPFOFF INTER契機からエンジン部20のタイマ回路21によりしかるべき時間を計測され、それぞれ停止処理が行われる。停止処理が終了した段階で、用紙19のミシン目(ページ先頭)は転写点にある状態となる。印刷が終了すると、コントローラはCC信号によりDORMANTコマンドをエンジン部20に送信する。エンジン部20はDORMANTコマンドにより印刷待機状態に移行する。
【0006】
以上のように印刷時のエンジン部20の紙送り開始・停止タイミングは、CPFON INTER契機、CPFOFF INTER契機により決定されており、これらのタイミングは、CPF−N信号の立ち上がり・立ち下りのタイミングにより決まる。従って各ページ毎にCPF−N信号が(1)となる時間Lは、印刷データ1ページ分−1/6インチの時間と正確に一致している必要があり、Lが短過ぎたり、長過ぎたり、あるいは仕様上あり得ない時間になってはならない

【発明が解決しようとする課題】
従来、装置の故障や偶発的ノイズ等の原因により、コントローラから出力される紙送り信号の有効となる時間が異常な状態になった場合、エンジン部での紙送り停止位置が正常で無くなり、その結果印刷位置ずれが発生し、印刷品質に支障をきたすという問題があった。
【0007】
本発明の目的は、紙送り信号の正当性の診断方法を工夫することにより上記の問題点を解決することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、エンジン部が、紙送り信号の有効となる時間を計時手段により計測し、その情報により紙送り信号の正当性を診断し、紙送り信号の有効となる時間が異常である状態を検出した場合は、装置に異常が発生したものと扱い、その際の印刷結果は無効とすることにより達成される。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例を、図1を用いて説明する。
【0010】
エンジン部20は、タイマ回路21をCPF長カウントタイマとして使用する。CPF長カウントタイマはCPF−N信号が(1)の間、DVS−N信号の立ち上がりをカウントする。CPFON INTER契機からエンジン部20は、CPF長カウントタイマを動作させる。次にCPFLEG INTER契機でエンジン部20はCPF長カウントタイマのカウント値Lを読み出す。本実施例では11インチ用紙を印刷した場合、正常であればカウント値Lは”65”となる。カウント値Lは図2の判別テーブルを用いて、正常か異常か判定される。値が正常であった場合、エンジン部20はCPF長カウントタイマをリセットし、タイマを再スタートして印刷を継続する。装置に異常が発生し、CPF−N信号が(1)となる時間が変化した場合、タイマカウント値Lも値が変化する。図1の例ではコントローラ1の異常によりCPF−N信号が(1)となる時間が長くなりカウント値Lが”66”となっている。図2の判別テーブルによると、L=”66”は用紙長11と1/6インチを表す。この値は装置サポート外の用紙長であり、異常であると判別される。値が異常であった場合は、エンジン部20はコントローラ1にDD信号によってエラーが発生したことを報告し、印刷の緊急停止処理を行う。コントローラ1は現在の印字結果を無効という扱いにし、印刷データを保持し、再印刷動作に備える。
【0011】
【発明の効果】
本発明によれば、コントローラから出力される紙送り信号の有効となる時間が、異常な状態になった場合、エンジン部は紙送り信号が正常でないことを検出出来るため、装置に異常が発生したものとしてコントローラに報告し印刷を停止させることが出来る。この場合の印刷結果は、無効として扱い、再度印刷することが出来るため、印刷位置ずれにより印刷品質に支障をきたすことを回避することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による印刷動作シーケンスを示すタイミングチャート。
【図2】本発明によるCPF長Lの判別テーブル。
【図3】連続紙印刷装置の概略構成図。
【図4】従来の印刷動作シーケンスを示すタイミングチャート。
【符号の説明】
1はコントローラ、2はエンジン部制御基板、21はタイマ回路である。

Claims (1)

  1. プリンタ等の印刷装置において、上位装置からの印刷データを印刷信号に変換しエンジン部を制御するコントローラと、実際の印刷動作を行うエンジン部と、前記コントローラから前記エンジン部に送信される紙送り信号と、該紙送り信号が有効となる時間を計測する計時手段とを有し、該計時手段より得られる情報により前記紙送り信号の正当性を診断し、前記紙送り信号が有効となる時間が異常な状態になった場合に印刷品質に支障をきたすことを防止することを特徴とする、印刷装置の紙送り信号正当性診断法。
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