JP2004200875A - 衛星放送共同受信システム - Google Patents

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JP2004200875A
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Abstract

【課題】BS放送、CATV、2衛星のCS放送と共に、CS110度衛星放送を受信することができる衛星放送共同受信システムを提供する。
【解決手段】BS・CS110度アンテナ31で受信したBS放送及びCS110度衛星放送の信号を偏分波器32にて右旋偏波と左旋偏波に分波し、コンバータ33、34により中間周波信号に変換した後、混合器35によりCATV36の信号と混合し、BS・CS110°・CATVチューナへ出力する。第1のCSアンテナ41で受信したCS放送の信号を偏分波器42で分波し、CSコンバータ43、44にて中間周波信号に変換する。第2のCSアンテナ45で受信した他のCS放送の信号を偏分波器46で分波し、CSコンバータ47、48にて中間周波信号に変換する。CSコンバータ43、44、47、48の出力信号とCATV36の信号を混合器50で混合してCS・CATVチューナへ出力する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば共同住宅などにおいて、衛星放送を共同受信する衛星放送共同受信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、マンション等の共同住宅において、VHF、UHFの地上テレビ放送、及びBS、CSの衛星放送をアンテナで受信し、中間周波信号に変換した後、混合して1本の同軸ケーブルによりテレビ受信機側に伝送することが行なわれている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
また、最近では、BS放送やCATVなどとCS放送、例えば2衛星で放送しているskyperfecTVを共同受信することも行なわれているが、1同軸ケーブル方式の他に2同軸ケーブル方式が用いられている。skyサービス及びperfecサービスは、ともに垂直偏波及び水平偏波により衛星放送を行なっている。
【0004】
図8は、CATV、BS放送、CS放送を1同軸ケーブル方式により受信する従来の衛星放送共同受信システムの構成例を示したものである。
図8に示すように、衛星受信用アンテナとして、BSアンテナ1及びCSアンテナ3が設けられる。上記BSアンテナ1の受信信号は、BSコンバータ2に入力される。BSコンバータ2は、BSアンテナ1により受信されたBS放送(右旋偏波)を10.678GHzの局部発振周波数により中間周波信号に変換し、ブロックコンバータ7に出力する。また、ブロックコンバータ7には、CATV8の信号が入力される。
【0005】
一方、上記CSアンテナ3は、2衛星によるCS放送、例えばskyサービスあるいはperfecサービスの放送を受信するように設定され、その受信信号は偏分波器4に送られる。偏分波器4は、CSアンテナ3により受信したskyサービスあるいはperfecサービスの信号を垂直偏波と水平偏波の信号に分離し、垂直偏波の信号をCSコンバータ5に出力し、水平偏波の信号をCSコンバータ6に出力する。上記CSコンバータ5、6は、偏分波器4で分波された信号をそれぞれ11.2GHzの局部発振周波数で中間周波信号に変換し、ブロックコンバータ7に出力する。
【0006】
上記ブロックコンバータ7は、BSコンバータ2から出力される中間周波信号及びCATV8の信号については周波数変換せずにそのまま出力し、CSコンバータ5、6から出力される信号については、ダウンコンバート及びアップコンバート処理を行ない、所定の中間周波信号に変換して出力する。
【0007】
上記ブロックコンバータ7から出力される信号は、アンプ9で増幅された後、同軸ケーブル10を介して分配器11に入力され、例えば共同住宅の各階等に分配される。上記分配器11で分配された信号は、共同住宅の各部屋等に設けられる壁面端子12より分岐器13へ送られる。この分岐器13は、壁面端子12を介して送られてくる信号を2分岐し、一方の信号をBS・CATVチューナ(図示せず)へ出力し、他方の信号をCSチューナ(図示せず)へ出力する。
【0008】
perfecサービスは、垂直偏波と水平偏波を使用して衛星放送を行なっているが、垂直偏波は図9(a)に示すように12.25〜12.50GHzのPer・垂直(1)と、12.50〜12.75GHzのPer・垂直(2)の周波数帯が設定されている。また、水平偏波も同様に、12.25〜12.50GHzのPer・水平(1)と、12.50〜12.75GHzのPer・水平(2)の周波数帯が設定されている。
【0009】
また、skyサービスは、perfecサービスと同様に垂直偏波と水平偏波を使用して衛星放送を行なっているが、図9(b)に示すように12.50〜12.75GHzの周波数帯でSky・垂直、及びSky・水平が設定されている。
【0010】
CSアンテナ3がperfecサービスの放送を受信するように設定されている場合、ブロックコンバータ7は、図10(a)に示すようにBSコンバータ2から出力されるBS放送及びCATV8の信号(10〜1335MHz)は周波数変換せずにそのまま出力し、CSコンバータ5から出力されるPer・垂直(2)は1385〜1625MHzの中間周波信号に変換し、CSコンバータ6から出力されるPer・水平(2)は1655〜1895MHzの中間周波信号に変換して出力する。また、ブロックコンバータ7は、CSコンバータ5から出力されるPer・垂直(1)あるいはCSコンバータ6から出力されるPer・水平(1)の信号を1910〜2150MHzの中間周波信号に変換して出力する。
【0011】
また、CSアンテナ3がskyサービスの放送を受信するように設定されている場合、ブロックコンバータ7は、図10(b)に示すようにCSコンバータ5から出力されるSky・垂直を1385〜1625MHzの中間周波信号に変換し、CSコンバータ6から出力されるSky・水平を1655〜1895MHzの中間周波信号に変換して出力する。なお、ブロックコンバータ7は、BSコンバータ2から出力されるBS放送及びCATV8の信号(10〜1335MHz)については、perfecサービスの場合と同様に周波数変換せずにそのまま出力する。
【0012】
上記ブロックコンバータ7から出力される信号は、アンプ9で増幅された後、分配器11及び壁面端子12を介して分岐器13へ送られ、BS放送及びCATVの信号と、CS放送の信号とに分岐され、BS・CATVチューナと、CSチューナへそれぞれ送られる。
【0013】
上記のように1同軸方式では、図10(a)に示すようにCATV、BS放送の上側周波数帯にperfecサービスを選択した場合には、水平、垂直の250MHzずつの帯域分と、どちらかの偏波の250MHz帯域分で、合計750MHz帯域分のチャンネルを伝送できる。
【0014】
また、図10(b)に示すようにCATV、BS放送の上側周波数帯にskyサービスを選択した場合には、水平、垂直の全チャンネル(500MHz帯域分)を伝送できる。
【0015】
図11は、従来の2同軸ケーブル方式による衛星放送共同受信システムの構成例を示したものである。なお、図9に示した1同軸ケーブル方式による衛星放送共同受信システムと同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。2同軸ケーブル方式の場合には、BSアンテナ1、CSアンテナ3の他に更にCSアンテナ21を設け、このCSアンテナ21に偏分波器22を介してCSコンバータ23、24を接続している。
【0016】
上記CSアンテナ3、偏分波器4及びCSコンバータ5、6の受信系統をskyサービス受信用とし、CSアンテナ21、偏分波器22、及びCSコンバータ23、24の受信系統をperfecサービス受信用として使用する。
【0017】
CSアンテナ3で受信されたskyサービスの放送は、偏分波器4により垂直偏波と水平偏波の信号に分離され、垂直偏波の信号がCSコンバータ5に入力され、水平偏波の信号がCSコンバータ6に入力される。上記CSコンバータ5、6は、偏分波器4で分波された信号をそれぞれ11.2GHzの局部発振周波数で中間周波信号に変換し、ブロックコンバータ7に入力する。
【0018】
上記ブロックコンバータ7は、BSコンバータ2からのBS放送及びCATV8の信号は、そのまま周波数変換せずに出力し、CSコンバータ5、6から出力されるskyサービスの信号を所定の中間周波信号に変換して出力する。ブロックコンバータ7の出力信号は、アンプ9で増幅された後、同軸ケーブル10aを介して分配器11へ送られる。
【0019】
一方、上記CSアンテナ21により受信されたperfecサービスの放送は、偏分波器22により垂直偏波と水平偏波の信号に分離され、垂直偏波の信号はCSコンバータ23に入力され、水平偏波の信号はCSコンバータ24に入力される。上記CSコンバータ23は、垂直偏波の信号を11.2GHzの局部発振周波数で中間周波信号に変換し、また、CSコンバータ24は、水平偏波の信号を10.678GHzの局部発振周波数で中間周波信号に変換して混合器25に出力する。
【0020】
混合器25は、CSコンバータ23、34の出力信号を混合してアンプ26へ出力する。アンプ26で増幅された信号は、同軸ケーブル10bを介して分配器27に入力され、分配器11と同様に共同住宅の各階等に分配されて壁面端子12に入力される。
【0021】
上記壁面端子12は、分配器11により分配された信号を分岐器13へ出力すると共に、分配器27により分配された信号を衛星切換器28へ出力する。
【0022】
上記分岐器13は、壁面端子12を介して送られてくる信号を2分岐し、その一方の信号をBS・CATVチューナへ出力し、他方の信号を衛星切換器28へ出力する。衛星切換器28は、壁面端子12を介して送られてくるperfecサービスの信号と分岐器13により分岐されたskyサービスの信号とを任意に選択することができるが、通常はperfecサービスの信号を選択してCSチューナへ出力している。
【0023】
上記の構成において、ブロックコンバータ7は、BSコンバータ2からのBS放送及びCATV8の信号(10〜1335MHz)は、図12(a)に示すようにそのまま周波数変換せずに出力し、CSコンバータ5から出力されるskyサービスの信号は、Sky・垂直を1385〜1625MHzの中間周波信号に変換し、CSコンバータ6から出力されるSky・水平を1655〜1895MHzの中間周波信号に変換して出力する。上記ブロックコンバータ7から出力される信号は、アンプ9で増幅された後、分配器11、壁面端子12及び分岐器13を介してBS・CATVチューナへ送られる。
【0024】
一方、CSコンバータ23は、perfecサービスにおける垂直偏波の12.25〜12.75GHzの信号を11.2GHzの局部発振周波数により、図12(b)に示すように1050〜1550MHzの中間周波信号に変換し、水平偏波の12.25〜12.75GHzの信号を10.678GHzの局部発振周波数により、1572〜2072MHzの中間周波信号に変換して出力する。
【0025】
上記CSコンバータ23、24から出力される信号は、混合器25で混合された後、アンプ26で増幅され、分配器27、壁面端子12及び衛星切換器28を介してCSチューナへ送られる。
【0026】
上記のように2同軸ケーブル方式による衛星放送共同受信システムでは、図12(a)、(b)に示したように、skyサービス、perfecサービスとも全チャンネルの放送が伝送可能となる。
【0027】
【特許文献1】
特開2000−349676号公報
【0028】
【発明が解決しようとする課題】
従来では、上記したようにBS放送やCATVと共に2衛星のCS放送を共同受信しているが、更に、最近ではBS放送と同じ東経110度衛星よりCS110度衛星放送が開始されている。しかし、上記従来の衛星放送共同受信システムでは、CS110度衛星放送を受信することができない。
【0029】
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、BS放送、CATV、2衛星のCS放送と共に、CS110度衛星放送を受信することができる衛星放送共同受信システムを提供することを目的とする。
【0030】
【課題を解決するための手段】
本発明は、BS・CS110度アンテナにより受信したBS放送及びCS110度衛星放送の信号を右旋偏波と左旋偏波に分波する第1の偏分波器と、前記第1の偏分波器により分波された右旋偏波の信号を中間周波信号に変換する右旋コンバータと、前記第1の偏分波器により分波された左旋偏波の信号を中間周波信号に変換する左旋コンバータと、前記右旋コンバータ及び左旋コンバータにより変換された中間周波信号及びCATVの信号を混合する第1の混合器と、前記第1の混合器により混合された信号をBS・CS110度・CATVチューナへ分配する第1の分配手段と、
第1のCSアンテナにより受信した第1のCS放送の信号を垂直偏波と水平偏波に分波する第2の偏分波器と、前記第2の偏分波器により分波された垂直偏波の信号を中間周波信号に変換する第1のCSコンバータと、前記第2の偏分波器により分波された水平偏波の信号を中間周波信号に変換する第2のCSコンバータと、
第2のCSアンテナにより受信した第2のCS放送の信号を垂直偏波と水平偏波に分波する第3の偏分波器と、前記第3の偏分波器により分波された垂直偏波の信号を中間周波信号に変換する第3のCSコンバータと、前記第3の偏分波器により分波された水平偏波の信号を中間周波信号に変換する第4のCSコンバータと、
前記第1ないし第4のCSコンバータにより変換された中間周波信号及び前記CATVの信号を混合する第2の混合器と、前記第2の混合器により混合された信号をCS・CATVチューナへ分配する第2の分配手段と、
を具備したことを特徴とする。
【0031】
上記の構成において、BS・CS110度アンテナにより受信されたBS放送及びCS110度衛星放送の右旋偏波の信号は、右旋コンバータにて中間周波信号に変換されると共に、CS110度衛星放送の左旋偏波の信号が左旋コンバータにて中間周波信号に変換される。上記右旋コンバータ及び左旋コンバータにより変換された中間周波信号及びCATVの信号は、第1の混合器で混合され、第1の分配手段によりBS・CS110°・CATVチューナへ分配される。
【0032】
また、第1のCSアンテナにより受信された第1のCS放送は、第2の偏分波器で垂直偏波と水平偏波の信号に分波され、第1及び第2のCSコンバータにより中間周波信号に変換される。更に、第2のCSアンテナにより受信された第2のCS放送は、第3の偏分波器により垂直偏波と水平偏波の信号に分波され、第3及び第4のCSコンバータにて中間周波信号に変換される。
そして、上記第1ないし第4のCSコンバータにより変換された中間周波信号及びCATV信号は、第2の混合器で混合され、第2の分配手段によりCS・CATVチューナへ分配される。
【0033】
上記の構成によれば、BS・CS110°・CATVチューナにより、BS放送、CATVの放送、及びCS110度衛星放送を受信することができ、また、CS・CATVチューナにより第1及び第2のCS放送と共にCATVの放送を受信することができる。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
【0035】
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る2同軸ケーブル方式による衛星放送共同受信システムの構成を示すブロック図である。
【0036】
図1に示すように、衛星受信用アンテナとして、BS・CS110度衛星放送を受信するためのBS・CS110度アンテナ31、perfecサービスの放送を受信するための第1のCSアンテナ41、及びskyサービスの放送を受信するための第2のCSアンテナ45を設ける。上記CS110度衛星放送は、perfecサービスと同じ12.25〜12.75GHzの周波数帯を使用し、右旋偏波(円偏波)、左旋偏波(円偏波)により放送を行なう。
【0037】
上記BS・CS110度アンテナ31により受信されたBS・CS110度衛星放送の信号は、偏分波器32に入力される。偏分波器32は、BS放送及びCS110度衛星放送の右旋偏波と、CS110度衛星放送の左旋偏波の信号に分離し、右旋偏波の信号を右旋コンバータ33に入力し、左旋偏波の信号を左旋コンバータ34に入力する。上記右旋コンバータ33は、偏分波器32で分波されたBS放送及びCS110度衛星放送の右旋偏波信号を10.678GHzの局部発振周波数で中間周波信号に変換し、混合器35に入力する。また、左旋コンバータ34は、偏分波器32で分波されたCS110度衛星放送の左旋偏波信号を10.127GHzの局部発振周波数で中間周波信号に変換し、混合器35に入力する。
【0038】
また、混合器35には、CATV36の信号(10MHz〜770MHz)が入力される。混合器35は、右旋コンバータ33から出力されるBS・CS右旋偏波の信号、左旋コンバータ34から出力されるCS左旋偏波の信号、及びCATV36の信号を混合し、1同軸の信号としてアンプ37に出力する。このアンプ37により増幅された信号は、同軸ケーブル38aを介して分配器39へ送られ、この分配器39により例えば共同住宅の各階等に分配され、更に各部屋等に設けられる壁面端子40から同軸ケーブルを介してBS・CS110°・CATVチューナ(図示せず)へ送られる。
【0039】
また、上記第1のCSアンテナ41により受信されたperfecサービスの信号は、偏分波器42に入力される。偏分波器42は、第1のCSアンテナ41により受信されたperfecサービスの信号を垂直偏波と水平偏波の信号に分離し、垂直偏波の信号をCSコンバータ43に入力し、水平偏波の信号をCSコンバータ44に入力する。CSコンバータ43は、偏分波器32で分波された垂直偏波の信号を11.2GHzの局部発振周波数で中間周波信号に変換し、Sky・perサービス混合器50に入力する。CSコンバータ44は、偏分波器32で分波された水平偏波の信号を10.678GHzの局部発振周波数で中間周波信号に変換し、Sky・perサービス混合器50に入力する。
【0040】
また、上記第2のCSアンテナ45により受信されたskyサービスの信号は、偏分波器46に入力される。偏分波器46は、第2のCSアンテナ45により受信されたskyサービスの信号を垂直偏波と水平偏波の信号に分離し、垂直偏波の信号をCSコンバータ47に入力し、水平偏波の信号をCSコンバータ48に入力する。CSコンバータ47は、偏分波器46で分波された垂直偏波の信号を10.408GHzの局部発振周波数で中間周波信号に変換し、Sky・perサービス混合器50に入力する。CSコンバータ48は、偏分波器46で分波された水平偏波の信号を10.138GHzの局部発振周波数で中間周波信号に変換し、Sky・perサービス混合器50に入力する。
【0041】
更に、Sky・perサービス混合器50には、上記CATV36の信号(10MHz〜770MHz)が入力される。
【0042】
Sky・perサービス混合器50は、上記CSコンバータ43、44及びCSコンバータ47、48で変換された中間周波信号と、上記CATV36の信号を混合し、1同軸の信号としてアンプ51に出力する。アンプ51で増幅された信号は、同軸ケーブル38bを介して分配器52へ送られ、この分配器52により共同住宅の各階等に分配され、上記壁面端子40から同軸ケーブルを介してCS・CATVチューナ(図示せず)へ送られる。
【0043】
次に、上記実施形態に係る衛星放送共同受信システムの全体の動作を説明する。
【0044】
BS・CS110度アンテナ31は、BS放送(11.71〜12.013GHz)及びCS110度衛星放送(12.25〜12.75GHz)を受信し、右旋コンバータ33及び左旋コンバータ34に入力する。
【0045】
右旋コンバータ33は、BS・CS110度アンテナ31により受信されたBS放送、及びCS110度衛星放送(右旋偏波12.25〜12.75GHz)の信号を10.678GHzの局部発振信号により、図2(a)に示すようにBS(1032〜1335MHz)、CS・右旋(1572〜2072MHz)の中間周波信号に変換する。
【0046】
また、左旋コンバータ34は、BS・CS110度アンテナ31により受信されたCS110度衛星放送(左旋偏波12.25〜12.75GHz)を10.127GHzの局部発振信号により、CS・左旋(2123〜2623MHz)の中間周波信号に変換する。
【0047】
上記右旋コンバータ33、左旋コンバータ34により変換された中間周波信号及びCATV36の信号(10MHz〜770MHz)は、混合器35で図2(a)に示すように混合されて1同軸の信号(1同軸目)として出力され、アンプ37で増幅された後、分配器39、壁面端子40を介してBS・CS110°CATVチューナへ送られる。
【0048】
また、第1のCSアンテナ41は、perfecサービスの放送(12.25〜12.75GHz)を受信し、偏分波器42に入力する。偏分波器42は、上記perfecサービスの信号を垂直偏波と水平偏波の信号に分波し、CSコンバータ43、44に出力する。
【0049】
CSコンバータ43は、上記perfecサービスの垂直偏波の信号を11.2GHzの局部発振信号で、図2(b)に示すように1050〜1550MHzのPer・垂直の信号に変換し、Sky・perサービス混合器50へ出力する。CSコンバータ44は、上記perfecサービスの水平偏波の信号を10.678MHzの局部発振信号で1572〜2072MHzのPer・水平の信号に変換し、Sky・perサービス混合器50へ出力する。
【0050】
また、第2のCSアンテナ45は、skyサービスの放送(12.50〜12.75GHz)を受信し、偏分波器46に入力する。偏分波器46は、上記skyサービスの信号を垂直偏波と水平偏波の信号に分波し、CSコンバータ47、48に出力する。
【0051】
CSコンバータ47は、skyサービスの垂直偏波の信号を10.408Hzの局部発振信号で、図2(b)に示すように2092〜2342MHzのSky・垂直の信号に変換し、Sky・perサービス混合器50へ出力する。CSコンバータ48は、水平偏波の信号を10.138MHzの局部発振信号で2362〜2612MHzのSky・水平の信号に変換し、Sky・perサービス混合器50へ出力する。
【0052】
Sky・perサービス混合器50は、上記CSコンバータ43、44、及びCSコンバータ47、48により変換された信号とCATV36の信号(10MHz〜770MHz)を図2に(b)に示すように混合し、1同軸の信号(2同軸目)としてアンプ51へ出力する。このアンプ51により増幅された信号は、分配器52及び壁面端子40を介してCS・CATVチューナへ送られる。
【0053】
上記第1実施形態によれば、BS・CS110°・CATVチューナにより、CATVの放送と、BS放送及びCS110度衛星放送を受信することができ、また、CS・CATVチューナにより、CATVの放送と、perfecサービス及びskyサービスによる2衛星のCS放送を受信することができる。
【0054】
(第2実施形態)
次に本発明の第2実施形態に係る2同軸ケーブル方式による衛星放送共同受信システムについて説明する。
【0055】
この第2実施形態は、図3に示すように上記第1実施形態におけるSky・perサービス混合器50に代えて変換混合ユニット61を設けると共に、分配器52から壁面端子40を介して出力される信号に対して変換分配切換ユニット62を設けたものである。上記変換混合ユニット61及び変換分配切換ユニット62については詳細を後述する。なお、CSコンバータ47、48は、局部発振器の発振周波数を11.2GHzに設定する。その他の構成は、図1に示した第1実施形態と同様の構成であるので、同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0056】
上記変換混合ユニット61は、図4に示すようにCSコンバータ47からの信号が入力されるSky・垂直入力端子71a、CSコンバータ48からの信号が入力されるSky・水平入力端子71b、CSコンバータ43からの信号が入力されるPer・垂直入力端子72a、CSコンバータ44からの信号が入力されるPer・水平入力端子72b、及び1つの出力端子73を備えている。
【0057】
上記Sky・垂直入力端子71aと出力端子73との間には、ミキサ(MIX)74、「2332MHz」以下の周波数を通過させるローパスフィルタ(LPF)76、「2092MHz」以上の周波数を通過させるハイパスフィルタ(HPF)77、及び「1000MHz」以上の周波数を通過させるハイパスフィルタ(HPF)84が直列に設けられる。
【0058】
上記ミキサ74には、局部発振器(Lo・PLL)75から799MHzの局部発振信号が入力される。上記ミキサ74は、CSコンバータ47からSky・垂直入力端子71aに入力されたSkyサービスの垂直偏波の信号を799MHzの局部発振周波数によりアップコンバートし、ローパスフィルタ76、ハイパスフィルタ77、84を介して出力端子73へ出力する。
【0059】
また、上記Sky・水平入力端子71bとハイパスフィルタ77との間には、ミキサ(MIX)78及び「2362MHz」以上の周波数を通過させるハイパスフィルタ(HPF)80からなる直列回路が設けられる。上記ミキサ78には、局部発振器(Lo・PLL)79から1054MHzの局部発振信号が入力される。上記ミキサ78は、CSコンバータ48からSky・水平入力端子71bに入力されたSkyサービスの水平偏波の信号を1054MHzの局部発振周波数によりアップコンバートし、ハイパスフィルタ80、ハイパスフィルタ77、84を介して出力端子73へ出力する。
【0060】
また、上記Per・垂直入力端子72aとハイパスフィルタ84との間には、1550MHz以下の周波数を通過させるローパスフィルタ(LPF)81及び2072MHz以下の周波数を通過させるローパスフィルタ(LPF)82が直列に設けられる。更に、Per・水平入力端子72bとローパスフィルタ82との間に1572MHz以上の周波数を通過させるハイパスフィルタ(HPF)83が設けられる。すなわち、CSコンバータ43からPer・垂直入力端子72aに入力されるperfecサービスの垂直偏波の信号は、ローパスフィルタ81、82及びハイパスフィルタ84を介して出力端子73へ出力される。
【0061】
また、CSコンバータ44からPer・水平入力端子72bに入力されるperfecサービスの水平偏波の信号は、ハイパスフィルタ83、ローパスフィルタ82及びハイパスフィルタ84を介して出力端子73へ出力される。
【0062】
更に、変換混合ユニット61には、CATV入力端子85が設けられ、このCATV入力端子85に入力されるCATV36の信号が770MHz以下の周波数を通過させるローパスフィルタ86を介して出力端子73に出力される。
【0063】
図5は、上記変換分配切換ユニット62の詳細を示す構成図である。
【0064】
入力端子91には、分配器52から壁面端子40を介して出力される信号、すなわち、perfecサービス及びskyサービスの中間周波信号が入力される。上記入力端子91に入力された信号のうち、perfecサービスの中間周波信号は、2072MHz以下の周波数を通過させるローパスフィルタ92(LPF)92を介して切換器93の一方の端子aに入力される。
【0065】
また、上記入力端子91に入力されるskyサービスの中間周波信号は、2092MHz以上の周波数を通過させるハイパスフィルタ(HPF)94及びミキサ(MIX)95を介して切換器93の他方の端子bに入力される。上記ミキサ95には、局部発振器(Lo・PLL)96から707MHzの局部発振信号が入力される。上記ミキサ95は、skyサービスの中間周波信号を707MHzの局部発振周波数によりダウンコンバートし、切換器93の他方の端子bに入力する。
【0066】
切換器93は、入力端子a、bに入力された信号を切換端子cにより切換え、出力端子97よりCS・CATVチューナ(図示せず)へ出力する。また、上記出力端子97には、32〜53kHzのバンドパスフィルタ(BPF)98を介して検波器99が接続される。検波器99は、上記CS・CATVチューナから送られてくる衛星切換信号を検出し、切換器93を切換え制御する。すなわち、CS・CATVチューナによりperfecサービス及びCATVのチャンネルを選択した場合には切換器93の切換端子cを入力端子a側に切換え、skyサービスのチャンネルを選択した場合には切換器93の切換端子cを入力端子b側に切換える。
【0067】
次に、上記第2実施形態の全体の動作を説明する。
【0068】
BS・CS110度アンテナ31により受信されたBS放送及びCS110度衛星放送と、混合器35に入力されるCATV36の信号については、第1実施形態の場合と同様の処理が行なわれ、図6に示す中間周波信号に変換され、分配器39から壁面端子40を介してBS・CS110°・CATVチューナへ送られる。
【0069】
そして、第1のCSアンテナ41は、perfecサービスの放送(12.25〜12.75GHz)を受信し、偏分波器42に入力する。偏分波器42は、perfecサービスの信号を垂直偏波と水平偏波の信号に分波し、CSコンバータ43、44に出力する。
【0070】
CSコンバータ43は、上記perfecサービスの垂直偏波の信号を11.2GHzの局部発振信号で、図7(a)〜(c)に示すように1050〜1550MHzのPer・垂直の中間周波信号に変換し、図4に示す変換混合ユニット61のPer・垂直入力端子72aに入力する。また、CSコンバータ44は、上記perfecサービスの水平偏波の信号を10.678MHzの局部発振信号で図7(a)〜(c)に示すように1572〜2072MHzのPer・水平の中間周波信号に変換し、上記変換混合ユニット61のPer・水平入力端子72bに入力する。
【0071】
変換混合ユニット61は、Per・垂直入力端子72aに入力されたPer・垂直の中間周波信号(1050〜1550MHz)をローパスフィルタ81、82及びハイパスフィルタ84を介して出力端子73へ出力する。また、Per・水平入力端子72bに入力されたPer・水平の中間周波信号(1572〜2072MHz)は、ハイパスフィルタ83、ローパスフィルタ82及びハイパスフィルタ84を介して出力端子73へ出力する。すなわち、変換混合ユニット61は、CSコンバータ43、44から出力されるperfecサービスの中間周波信号については、周波数変換処理を行なず、LNB(ローノイズブロックコンバータ)混合方式を用いて出力端子73からアンプ51へ出力する。
【0072】
一方、第2のCSアンテナ45は、skyサービスの放送(12.50〜12.75GHz)を受信し、偏分波器46に入力する。偏分波器46は、上記skyサービスの信号を垂直偏波と水平偏波の信号に分波し、CSコンバータ47、48に出力する。
【0073】
CSコンバータ47は、上記skyサービスの垂直偏波の信号(CS(V))信号を11.2Hzの局部発振信号で、図7(a)に示すように1293〜1533MHzの中間周波信号に変換して図4に示す変換混合ユニット61のSky・垂直入力端子71aに入力する。
【0074】
CSコンバータ48は、上記skyサービスの水平偏波の信号(CS(H))を11.2Hzの局部発振信号で、図7(a)に示すように1308〜1548MHzの中間周波信号に変換して図4に示す変換混合ユニット61のSky・水平入力端子71bに入力する。
【0075】
変換混合ユニット61は、Sky・垂直入力端子71aに入力された1293〜1533MHzの中間周波信号をミキサ74にて799MHzの局部発振信号により、図7(b)に示すように2092〜2332MHzの周波数にアップコンバートし、ローパスフィルタ76、ハイパスフィルタ77、84を介して出力端子73へ出力する。
【0076】
また、変換混合ユニット61は、Sky・水平入力端子71bに入力された1308〜1548MHzの中間周波信号をミキサ78にて1054MHzの局部発振信号により、図7(b)に示すように2362〜2602MHzの周波数にアップコンバートし、ハイパスフィルタ80及びハイパスフィルタ77を介して出力端子73へ出力する。
【0077】
そして、上記変換混合ユニット61は、上記のようにして得られたperfecサービス及びskyサービスの信号に対し、CATV入力端子85に入力されるCATV36の信号(10MHz〜770MHz)を混合し、出力端子73よりアンプ51へ出力する。
【0078】
上記変換混合ユニット61の出力端子73から出力されるperfecサービス及びskyサービス中間周波信号とCATV36の信号は、アンプ51で増幅された後、分配器52及び壁面端子40を介して変換分配切換ユニット62へ送られる。
【0079】
変換分配切換ユニット62は、図5に示すように入力端子91に入力された信号のうち、CATV36の信号(10MHzないし770MHz)及びperfecサービスの中間周波信号(1050〜1550MHz、1572〜2072MHz)については2072MHzのローパスフィルタ92を介してそのまま取出し、切換器93の一方の端子aに入力する。
【0080】
また、入力端子91に入力されるskyサービスの中間周波信号については、2092MHzのハイパスフィルタ94を介してミキサ95に入力し、707MHzの局部発振信号により図7(c)に示すようにダウンコンバートして切換器93の他方の端子bに入力する。すなわち、変換混合ユニット61によりアップコンバートされたSky・垂直(2092〜2332MHz)の信号は、707MHzの局部発振信号により1385〜1625MHzの信号にダウンコンバートする。また、変換混合ユニット61によりアップコンバートされたSky・水平(2362〜2602MHz)の信号は、707MHzの局部発振信号により1655〜1895MHzの信号にダウンコンバートする。
【0081】
上記切換器93は、検波器99からの切換信号に従って入力端子aに入力されたperfecサービス及びCATV、あるいは入力端子bに入力されたskyサービスの信号を選択し、出力端子97よりCS・CATVチューナへ送出する。この場合、検波器99は、CS・CATVチューナから出力端子97に送られてくる衛星切換信号をバンドパスフィルタ98を介して検出し、その衛星切換信号に従って切換端子cを入力端子aまたはbに切換える。すなわち、検波器99は、CS・CATVチューナによりperfecサービス及びCATVのチャンネルが選択された場合には切換端子cを入力端子aに切換え、CS・CATVチューナによりskyサービスのチャンネルが選択された場合には切換端子cを入力端子bに切換える。
【0082】
上記第2実施形態によれば、BS・CS110°・CATVチューナにより、BS放送、CATVの放送、及びCS110度衛星放送を受信することができる。また、CS・CATVチューナによりCATV、perfecサービス及びskyサービスのチャンネルを選択すると、そのチャンネル選択に応じて変換分配切換ユニット62の切換器93が切換えられ、CATVの放送、perfecサービス及びskyサービスの放送を任意に受信することができる。
【0083】
【発明の効果】
以上詳記したように本発明によれば、BS放送、CATV、2衛星のCS放送と共に、CS110度衛星放送を受信できる衛星放送共同受信システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る衛星放送共同受信システムの構成を示すブロック図。
【図2】同実施形態における周波数変換動作を説明するための周波数配列を示す図。
【図3】本発明の第2実施形態に係る衛星放送共同受信システムの構成を示すブロック図。
【図4】同実施形態における変換混合ユニットの詳細を示すブロック図。
【図5】同実施形態における変換分配切換ユニットの詳細を示すブロック図。
【図6】同実施形態におけるBS・CATV・CS110度衛星放送に対する周波数変換動作を説明するための周波数配列を示す図。
【図7】同実施形態におけるCS放送に対する周波数変換動作を説明するための周波数配列を示す図。
【図8】従来の1同軸ケーブル方式による衛星放送共同受信システムの構成例を示すブロック図。
【図9】CS放送におけるperfecサービス及びskyサービスの偏波方式及び周波数帯域を示す図。
【図10】図8に示した従来の衛星放送共同受信システムにおける周波数変換動作を説明するための周波数配列を示す図。
【図11】従来の2同軸ケーブル方式による衛星放送共同受信システムの構成例を示すブロック図。
【図12】図11に示した従来の衛星放送共同受信システムにおける周波数変換動作を説明するための周波数配列を示す図。
【符号の説明】
31…BS・CS110度アンテナ
32…偏分波器
33…右旋コンバータ
34…左旋コンバータ
35…混合器
36…CATV
37、51…アンプ
38a、38b…同軸ケーブル
39、52…分配器
40…壁面端子
41…第1のCSアンテナ
42…偏分波器
43、44…CSコンバータ
45…第2のCSアンテナ
46…偏分波器
47、48…CSコンバータ
50…Sky・perサービス混合器
61…変換混合ユニット
62…変換分配切換ユニット
71a…Sky・垂直入力端子
71b…Sky・水平入力端子
72a…Per・垂直入力端子
72b…Per・水平入力端子
73…出力端子
74、78…ミキサ(MIX)
76、77…ローパスフィルタ(LPF)
80、83、84…ハイパスフィルタ(HPF)
81、82、86…ローパスフィルタ(LPF)
85…CATV入力端子
91…入力端子
92…ローパスフィルタ(LPF)
93…切換器
94…ハイパスフィルタ
95…ミキサ(MIX)
97…出力端子
99…検波器

Claims (2)

  1. BS・CS110度アンテナにより受信したBS放送及びCS110度衛星放送の信号を右旋偏波と左旋偏波に分波する第1の偏分波器と、前記第1の偏分波器により分波された右旋偏波の信号を中間周波信号に変換する右旋コンバータと、前記第1の偏分波器により分波された左旋偏波の信号を中間周波信号に変換する左旋コンバータと、前記右旋コンバータ及び左旋コンバータにより変換された中間周波信号及びCATVの信号を混合する第1の混合器と、前記第1の混合器により混合された信号をBS・CS110度・CATVチューナへ分配する第1の分配手段と、
    第1のCSアンテナにより受信した第1のCS放送の信号を垂直偏波と水平偏波に分波する第2の偏分波器と、前記第2の偏分波器により分波された垂直偏波の信号を中間周波信号に変換する第1のCSコンバータと、前記第2の偏分波器により分波された水平偏波の信号を中間周波信号に変換する第2のCSコンバータと、
    第2のCSアンテナにより受信した第2のCS放送の信号を垂直偏波と水平偏波に分波する第3の偏分波器と、前記第3の偏分波器により分波された垂直偏波の信号を中間周波信号に変換する第3のCSコンバータと、前記第3の偏分波器により分波された水平偏波の信号を中間周波信号に変換する第4のCSコンバータと、
    前記第1ないし第4のCSコンバータにより変換された中間周波信号及び前記CATVの信号を混合する第2の混合器と、前記第2の混合器により混合された信号をCS・CATVチューナへ分配する第2の分配手段と、
    を具備したことを特徴とする衛星放送共同受信システム。
  2. BS・CS110度アンテナにより受信したBS放送及びCS110度衛星放送の信号を右旋偏波と左旋偏波に分波する第1の偏分波器と、前記第1の偏分波器により分波された右旋偏波の信号を中間周波信号に変換する右旋コンバータと、前記第1の偏分波器により分波された左旋偏波の信号を中間周波信号に変換する左旋コンバータと、前記右旋コンバータ及び左旋コンバータにより変換された中間周波信号及びCATV信号を混合する混合器と、前記混合器から出力される信号をBS・CS110度・CATVチューナへ分配する第1の分配手段と、
    第1のCSアンテナにより受信した第1のCS放送の信号を垂直偏波と水平偏波に分波する第2の偏分波器と、前記第2の偏分波器により分波された垂直偏波の信号を中間周波信号に変換する第1のCSコンバータと、前記第2の偏分波器により分波された水平偏波の信号を中間周波信号に変換する第2のCSコンバータと、
    第2のCSアンテナにより受信した第2のCS放送の信号を垂直偏波と水平偏波に分波する第3の偏分波器と、前記第3の偏分波器により分波された垂直偏波の信号を中間周波信号に変換する第3のCSコンバータと、前記第3の偏分波器により分波された水平偏波の信号を中間周波信号に変換する第4のCSコンバータと、
    前記第1及び第2のCSコンバータにより変換された中間周波信号をそれぞれ周波数の異なる中間周波信号にアップコンバートすると共に、該アップコンバートされた中間周波信号と前記第3及び第4のCSコンバータにより変換された中間周波信号及びCATV信号を混合する変換混合ユニットと、
    前記変換混合ユニットにより混合された信号を分配する第2の分配手段と、前記第2の分配手段により分配された信号の中からアップコンバートされていない信号及びCATV信号を選択する第1のフィルタと、前記第2の分配手段により分配された信号の中からアップコンバートされた信号を選択する第2のフィルタと、前記第2のフィルタの出力信号を所定の中間周波信号に変換するダウンコンバート手段と、前記第1のフィルタの出力信号と前記ダウンコンバート手段の出力信号とを切換えてCS・CATVチューナへ出力する切換器と、前記CS・CATVチューナから送られてくる衛星切換信号を検出して前記切換器を切換え制御する手段と、
    を具備したことを特徴とする衛星放送共同受信システム。
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