JP2004200605A - 接着材テープの接続方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電極接続用の接着剤11が基材9に塗布された、一方のリール3に巻いた一方の接着材テープ1と他方のリール3aに巻いた他方の接着材テープ1とを接続する接着材テープ1の接続方法であって、一方の接着材テープ1の終端部30と、他方の接着材テープ1の始端部32とを重ね合わせ、両者の重ね合わせ部分に係止ピン41を挿入して接続する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子部品と回路基板、又は回路基板同士を接着固定すると共に、両者の電極同士を電気的に接続する接着材テープに関し、特にリール状に巻かれた接着材テープの接続方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、液晶パネル、PDP(プラズマディスプレイパネル)、EL(蛍光ディスプレイ)パネル、ペアチップ実装などの電子部品と回路基板、回路基板同士を接着固定し、両者の電極同士を電気的に接続する方法として、接着材テープが用いられている。
特許文献1には、基材に接着材が塗布された接着材テープをリール状に巻き取ったものが開示されている。
この種の従来の接着材テープは、幅が1〜3mm程度であり、リールに巻き取るテープの長さは50m程度である。
接着材テープを接着装置に装着する場合、接着材テープのリール(以下、単に「接着材リールという」)を接着装置に取り付け、接着材テープの始端部を引き出して、巻取りリールに取り付ける。そして、接着材リールから巻き出された接着材テープの基材側から加熱加圧ヘッドで接着剤を回路基板等に圧着し、残った基材を巻取りリールに巻き取っている。
そして、接着材リールの接着材テープが終了すると、終了したリールと、基材を巻き取った巻取りリールを外し、新たな巻取りリールと新たな接着材リールを接着装置に装着し、接着材テープの始端を巻取りリールに取り付けている。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−284005号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、近年のPDP等におけるパネル画面の大型化にともない回路基板の接着面積が増大し、一度に使用する接着剤の使用量が増加してきた。また、接着剤の用途も拡大したため、接着剤の使用量が増加してきた。このため、電子機器の製造工場では、接着材リールの交換頻度が多くなり、接着材リールの交換に手間がかかるため電子機器の生産効率の向上が図れないという問題がある。
かかる問題に対して、リールに巻き取る接着材テープの巻き数を多くすることで、1リール当りの接着剤量を増やし、リールの交換頻度を低減することが考えられるが、接着材テープのテープ幅が1〜3mmと狭いため、巻き数を多くすると巻き崩れが生じるおそれがある。また、巻き数を多くするとテープ状に巻いた接着材テープに作用する圧力が高くなり接着剤がテープの両幅から染み出してブロッキングの原因になるおそれがある。
更に、接着材テープの巻き数を増やすと、リールの径寸法も大きくなり、既存の接着装置に装着し難く、既存の接着装置が使用できなくなるおそれがある。
そこで、本発明は、接着材リールの交換が簡単にでき、電子機器の生産効率の向上を図ることができる接着材テープの接続方法の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、請求項1に記載された発明は、電極接続用の接着剤が基材に塗布された、一方のリールに巻いた一方の接着材テープと他方のリールに巻いた他方の接着材テープとを接続する接着材テープの接続方法であって、一方の接着材テープの終端部と、他方の接着材テープの始端部とを重ね合わせ、両者の重ね合わせ部分に係止ピンを挿入して接続することを特徴とする。
この請求項1に記載の発明では、巻出しが終了した接着材テープの終端部と、新たに装着する接着材テープの始端部とを係止ピンで固定するので、接続が簡単である。また、新たな接着材リールの交換毎に巻取りテープの交換や新規接着材テープの始端を巻取りリールに取り付ける作業、所定の経路にガイドピン等の設定作業が必要ないので、新しい接着材リールの交換時間が少なくて済み、電子機器の生産効率が高まる。
【0006】
請求項2に記載された発明は、電極接続用の接着剤が基材に塗布された、一方のリールに巻いた一方の接着材テープと他方のリールに巻いた他方の接着材テープとを接続する接着材テープを、係止部材を用いて接続する接着材テープの接続方法であって、係止部材は一方及び他方の端部に設けた爪部と爪部間に設けた弾性部材とを備えており、一方の接着材テープの終端部と他方の接着材テープの始端部とを突き合わせ、係止部材の一端に設けた爪部を一方の接着材テープの終端部に係止し、他端に設けた爪部を他方の接着材テープの始端部に係止して、両方の爪部を弾性部材で引き寄せていることを特徴とする。
この請求項2に記載の発明によれば、一方の接着材テープの終端部に係止部材の一方の爪部を係止し、その後に係止部材の他方の爪部を他方の接着材テープの始端部に係止して両者を互いに接続するので、接続が容易である。また、一方の爪部と他方の爪部との間に弾性部材を備えているので、弾性部材が伸びて係止部材の他方の爪部を他方の接着材テープの始端部の任意の位置に係止することができるので、接続の自由度が高い。
また、一方の接着材テープの終端部と他方の接着材テープの始端部とを突き合わせた状態で接続するので、互いのテープを重ね合せる必要がなく、必要最小限の位置で接続できるので接着材テープの無駄を防止できる。
【0007】
請求項3に記載された発明は、電極接続用の接着剤が基材に塗布された、一方のリールに巻いた一方の接着材テープと他方のリールに巻いた他方の接着材テープとを接続する接着材テープの接続方法であって、一方の接着材テープの終端部と、他方の接着材テープの始端部とを重ね合わせ、両者の重ね合わせ部分を横断面略コ字状の弾性変形可能なクリップで挟んで固定することを特徴とする。
この請求項3に記載の発明によれば、一方の接着材テープの終端部と他方の接着材テープの始端部の重ね合わせ部分をクリップで挟むだけで接続できるので、接続作業が容易である。
【0008】
請求項4に記載された発明は、一方の接着材テープと他方の接着材テープとの重ね合わせ部分を、一方の接着材テープと他方の接着材テープとの重ね合わせ部分を横断面略断面コ字状の金属製の挟持片で挟み、重ね合わせ部分の両面側から挟持片を押しつぶして両者を接続することを特徴とする。
この請求項4に記載の発明によれば、重ね合わせ部分の両面から挟持片を押しつぶして両者を接続するので、接着材テープの重ね合わせ部分の接続強度を高めることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明するが、まず図1〜図4を参照して本発明の第1実施の形態について説明する。図1は第1実施の形態にかかる接着材テープの接続方法を示す図であり、(a)は接着材リール同士の接続を示す斜視図であり、(b)は(a)における接続部分の接続方法を示す斜視図であり、(c)は(a)における接続部分の平面図であり、図2は接着装置における接着剤の圧着工程を示す概略図であり、図3は回路基板同士の接着を示す断面図であり、図4は接着材テープの製造方法を示す工程図である。
【0010】
接着材テープ1はリール3、3aにそれぞれ巻かれており、各リール3、3aには巻き芯5と接着材テープ1の両幅側に配置した側板7とが設けられている。
本実施の形態では、接着材テープ1は長さが約50mであり、幅Wが約5mmである。
接着材テープ1は、基材9と、基材9の一側面に塗布された接着剤11とから構成されている。
基材9は、強度及び異方導電材を構成する接着剤の剥離性の面からOPP(延伸ポリプロピレン)、ポリテトラフルオロエチレン、シリコーン処理したPET(ポリエチレンテレフタレート)などを用いるが、これらに制限するものではない。
接着剤11は、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、または熱可塑性樹脂と熱硬化性樹脂の混合系、ホットメルト系が用いられている。かかる樹脂の代表的なものには熱可塑性樹脂系としてスチレン樹脂系、ポリエステル樹脂系があり、また熱硬化性樹脂系としてはエポキシ樹脂系、ビニルエステル系樹脂、アクリル樹脂系、シリコーン樹脂系が用いられる。
接着剤11には、導電粒子13が分散されている。導電粒子13としては、Au,Ag,Pt,Ni,Cu,W,Sb、Sn,はんだなどの金属粒子やカーボン、黒鉛などがあり、これら及び非導電性のガラス、セラミックス、プラスチック等の高分子核材等に、前記した導電層を被覆等により形成したものでもよい。
さらに前記したような導電粒子を絶縁層で被覆してなる絶縁被覆粒子や、導電粒子と絶縁粒子の併用等も適用可能である。はんだ等の熱溶融金属や、プラスチック等の高分子核材に導電層を形成したものは、加熱加圧もしくは加圧により変形性を有し、接続後の電極間の距離が減少し、接続時に回路との接触面積が増加し信頼性が向上するので好ましい。特に高分子類を核とした場合、はんだのように融点を示さないので軟化の状態を接続温度で広く制御でき、電極の厚みや平坦性のばらつきに対応し易い接続部材が得られるのでより好ましい。
【0011】
次に、本実施の形態にかかる接着材テープの使用方法について説明する。図2に示すように、接着装置15に接着材テープ1のリール3aと、巻取りリール17とを装着し、リール3aに巻いた接着材テープ1の先端をガイドピン22に掛けて巻取りリール17に取り付け、接着材テープ1を繰り出す(図2中矢印E)。そして、回路基板21上に接着材テープ1を配置して、両リール3、17間に配置された加熱加圧ヘッド19で接着材テープ1を基材9側から圧接し、接着剤11を回路基板21に圧着する。その後、基材9を巻取りリール17に巻き取る。
上記の圧着後(仮接続)、回路基板21の電極と配線回路(電子部品)23の電極を位置合わせして本接続する。本接続は、図3に示すように、回路基板21に圧着された接着剤11に配線回路(又は電子部品)23を配置して、必要によりクッション材として、例えば、ポリテトラフルオロエチレン材24を介して加熱加圧ヘッド19により配線回路23を回路基板21に加熱加圧する。これにより回路基板21の電極21aと配線回路23との電極23aを接続する。
本実施の形態による接着材テープ1を用いたPDPは、そのサイズが大きくなっており、PDPの周囲全体に亘り圧着する場合があり、接続部分が多く、接着剤11は一度に用いる接着剤11の使用量が従来に比較して格段に多くなる。したがって、リール3aに巻いた接着材テープ1の使用量も多くなり、リール3aに巻いた接着材テープ1は比較的短時間で巻取りリール17に巻き取られて、リール3aに巻かれた接着材テープ1のエンドマーク28が露出される(図1参照)。
【0012】
本発明の接着材テープの接続方法は、(a)巻取りリール17をそのまま使用し、使用済みの接着材テープ1の巻きが残り少なくなった接着剤テープを交換し、新たな接着剤テープと巻取りリール17を接続する場合と、(b)巻取りリール17として使用済みの接着材テープ1の巻きが残り少なくなった接着剤テープを使用し、新たな接着剤テープと巻きが残り少なくなった接着剤テープを接続する場合がある。
(b)の場合、図1に示すように、リール3aの接着材テープ1にエンドマーク28が露出したところで、リール3aを新たな接着材リール3と交換するため、リール3aの接着材テープ(一方の接着材テープ)1の終端部30と、新たな接着材リール3に巻かれた接着材テープ(他方の接着材テープ)の始端部32とを接続する。(図1(a)参照)
この接着材テープ1の接続は、図1(b)及び(c)に示すように、接着材リール3aの接着材テープ1の終端部30と、新たな接着材リール3の接着材テープ1の始端部32とについて、終端部30の基材9面に始端部32の接着剤11面を重ね合わせる。そして、重ね合わせ部分に略コ字状の係止ピン41を挿入して接着材テープ1の終端部30と、新たな接着材リール3の接着材テープ1の始端部32とを接続する。
これにより、使用済みのリール3aに巻かれた接着材テープ1と、新たなリール3に巻かれた接着材テープ1とが接続される。このように、巻出しが終了した接着材テープ1の終端部30と、新たに装着する接着材テープ1の始端部32とを係止ピン41で固定するので、接続が簡単である。
次に、使用済みのリール3aと新たなリール3を入れ替えて、新たなリール3を接着装置15に装着する。したがって、巻取りリール17に新たに接着材テープ1を装着する作業が必要ない。
【0013】
(a)の巻取りリール17をそのまま使用し、使用済みの接着材テープ1の巻きが残り少なくなった接着剤テープを新たな接着剤テープと交換し、新たな接着剤テープと巻取りリール17を接続する場合は、使用済みリール3aの接着材テープ1のエンドマーク28が露出したときに接着材テープ1のエンドマーク28付近を切断し、巻取りリール17側に残った接着材テープの終端部30と新たな接着材リール3の接着材テープ1の始端部32を重ね合わせる。そして、両者の重ね合わせ部分に略コ字状の係止ピン41を挿入して接着材テープ1の終端部30と、新たな接着材リール3の接着材テープ1の始端部32とを接続する。
巻取りリール17では基材9だけを巻き取っているので、接着材リールの数本分を巻き取ることができるので、巻取りリール17の交換回数を少なくすることができ、作業効率が良い。
【0014】
ここで、図4を参照して本実施の形態にかかる接着材テープ1の製造方法について説明する。
巻出機25から巻き出された基材(セパレータ)にコーター27により、樹脂と導電粒子13が混合された接着剤11を塗布し、乾燥炉29で乾燥した後、巻取機31で原反を巻き取る。巻き取られた接着材テープの原反は、スリッタ33により所定幅に切断されて巻き芯に巻き取れられた後、巻き芯に側板7,7が両側から装着されて、あるいは、側板付巻き芯に巻き取られ、除湿材とともに梱包され、好ましくは、低温(−5℃〜−10℃)に管理されて出荷される。
【0015】
次に、本発明の他の実施の形態について説明するが、以下に説明する実施の形態では上述した実施の形態と同一の部分には同一の符合を付することによりその部分の詳細な説明を省略し、以下では上述した実施の形態と異なる点を主に説明する。
図5に示す第2実施の形態では、一方及び他方の端部に設けた爪部45、47と両端の爪部45、47を結ぶ弾性部材49とを備えた係止部材43を用いて一方の接着材テープ1の終端部30と他方の接着材テープ1の始端部32とを接続するようにした。詳しくは、一方の接着材テープ1の終端部30と他方の接着材テープ1の始端部32とを突き合わせ、係止部材43の一端に設けた爪部45を終端部30に係止し、他端に設けた爪部47を始端部32に係止し、一方の爪部45と他方の爪部47とを弾性部材49で引き寄せるようにしている。尚、爪部45、47は板部材の裏面に先端の尖った複数本の爪51を設けたものである。
係止部材43の一端に設けた爪部45を終端部30に係止し、その後に他端に設けた爪部47を始端部32に係止して両者を互いに接続するので、接続が容易である。また、一方の爪部45と他方の爪部47との間に弾性部材49を備えているので、弾性部材49が伸びて係止部材43の他方の爪部47を他方の接着材テープ1の始端部32の任意の位置に係止することができるので、接続の自由度が高い。
【0016】
図6に示す第3実施の形態では、使用済みのリール3aに巻かれた接着材テープ1の終端部30と、新たな接着材リール3の接着材テープ1の始端部32とについて、終端部30の基材9面に始端部32の接着剤11面を重ね合わせ、そして、重ね合わせ部分を横断面略コ字状の弾性変形可能なクリップ53で挟んで固定している。重ね合わせ部分をクリップ53で挟むだけで接続できるので、接続作業が容易である。
【0017】
図7に示す第4実施の形態では、第3実施の形態において、重ね合わせ部分を横断面略コ字状の金属製の挟持片55で被せ、重ね合せ部分の両面から挟持片55を押しつぶして両者を接続している。重ね合せ部分の両面から挟持片55を押しつぶして接続するので、重ね合わせ部分で強固な接続を得ることができる。
本発明は、上述した実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
例えば、上述した第1実施の形態において、係止ピン41は略コ字状にすることなく、1本の線状のピンであってもよく、この場合には重ね合わせ部分に複数本のピンを用いて固定することが望ましい。
第2実施の形態において、係止部材43は接着材テープ1の幅に合わせて複数個使うようにしても良い。
第3実施の形態及び第4実施の形態において、クリップ53又は挟持片55を複数個使用し、接着材テープ1の重ね合せ部分の両側からそれぞれ固定するようにしても良い。
【0018】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、巻出しが終了した接着材テープの終端部と、新たに装着する接着材テープの始端部とを係止ピンで固定するので、接続が簡単である。また、新たな接着材リールの交換毎に巻取りテープの交換や新規接着材テープの始端を巻取りリールに取り付ける作業、また所定の経路にガイドピン等の設定作業が必要ないので、新しい接着材リールの交換時間が少なくて済み、電子機器の生産効率が高まる。
請求項2に記載の発明によれば、一方の接着材テープの終端部に係止部材の一方の爪部を係止し、その後に係止部材の他方の爪部を他方の接着材テープの始端部に係止して両者を互いに接続するので、接続が容易である。
一方の爪部と他方の爪部との間に弾性部材を備えているので、弾性部材が伸びて係止部材の他方の爪部を他方の接着材テープの始端部の任意の位置に係止することができるので、接続の自由度が高い。
また、一方の接着材テープの終端部と他方の接着材テープの始端部とを突き合わせた状態で接続するので、互いのテープを重ね合せる必要がなく、必要最小限の位置で接続できるので接着材テープの無駄を防止できる。
請求項3に記載の発明によれば、一方の接着材テープの終端部と他方の接着材テープの始端部の重ね合わせ部分をクリップで挟むだけで接続できるので、接続作業が容易である。
請求項4に記載の発明によれば、重ね合わせ部分の両面から挟持片を押しつぶして両者を接続するので、接着材テープの重ね合わせ部分の接続強度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施の形態にかかる接着材テープの接続方法を示す図であり、(a)は接着材リール同士の接続を示す斜視図であり、(b)は(a)における接続部分の接続方法を示す斜視図、(c)は(a)における接続部分の平面図である。
【図2】接着装置における接着剤の圧着工程を示す概略図である。
【図3】回路基板と配線回路(電子部品)との接着を示す断面図である。
【図4】接着材テープの製造方法を示す工程図である。
【図5】本発明の第2実施の形態における、接着材テープの接続方法を示す断面図である。
【図6】本発明の第3実施の形態における、接着材テープの接続方法を示す断面図である。
【図7】本発明の第4実施の形態における、接着材テープの接続方法を示す断面図である。
【符号の説明】
1.接着材テープ、 3、3a.リール、 5.巻き芯、 7.側板、
9.基材、 11.接着剤、 13.導電粒子、 15.接着装置、
17.巻取りリール、 19.加熱加圧ヘッド、 21.回路基板、
22.ガイドピン、 23.配線回路(電子部品)、 25.巻出機、
27.コーター、 28.エンドマーク、 29.乾燥炉、 30.終端部、
31.巻取機、 32.始端部、 33.スリッタ、
41.係止ピン、 43.係止部材、 45.一方の爪部、
47.他方の爪部、 49.弾性部材、 51.爪、 53.クリップ、
55.挟持片。
Claims (4)
- 電極接続用の接着剤が基材に塗布された、一方のリールに巻いた一方の接着材テープと他方のリールに巻いた他方の接着材テープとを接続する接着材テープの接続方法であって、一方の接着材テープの終端部と、他方の接着材テープの始端部とを重ね合わせ、両者の重ね合わせ部分に係止ピンを挿入して接続することを特徴とする接着材テープの接続方法。
- 電極接続用の接着剤が基材に塗布された、一方のリールに巻いた一方の接着材テープと他方のリールに巻いた他方の接着材テープとを接続する接着材テープを、係止部材を用いて接続する接着材テープの接続方法であって、係止部材は一方及び他方の端部に設けた爪部と爪部間に設けた弾性部材とを備えており、一方の接着材テープの終端部と他方の接着材テープの始端部とを突き合わせ、係止部材の一端に設けた爪部を一方の接着材テープの終端部に係止し、他端に設けた爪部を他方の接着材テープの始端部に係止して、両方の爪部を弾性部材で引き寄せていることを特徴とする接着材テープの接続方法。
- 電極接続用の接着剤が基材に塗布された、一方のリールに巻いた一方の接着材テープと他方のリールに巻いた他方の接着材テープとを接続する接着材テープの接続方法であって、一方の接着材テープの終端部と、他方の接着材テープの始端部とを重ね合わせ、両者の重ね合わせ部分を横断面略コ字状の弾性変形可能なクリップで挟んで固定することを特徴とする接着材テープの接続方法。
- 一方の接着材テープと他方の接着材テープとの重ね合わせ部分を、一方の接着材テープと他方の接着材テープとの重ね合わせ部分を横断面略断面コ字状の金属製の挟持片で挟み、重ね合わせ部分の両面側から挟持片を押しつぶして両者を接続することを特徴とする接着材テープの接続方法。
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