JP2004199841A - サーボトラックライタ - Google Patents

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剛 由沢
Kiminori Sato
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    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/596Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on disks
    • G11B5/59633Servo formatting

Abstract

【課題】ヘッドアセンブリのアライメントの誤差に基づく同一トラックアドレスのサーボトラックの位置ずれを補正することでハードディスク装置のアクセス時間の増加を抑え、ファームウェアの煩雑なトラック管理を不要とすること。
【解決手段】パターン生成部130には記録面毎のトラックアドレスがメインコントローラ122から入力され。パターン生成部130はトラックアドレスを参照し、トラックアドレスに応じたサーボパターンを発生する。パターンメモリ131にはサーボパターンデータが一時的に格納され。転送制御回路132はパターンメモリ131内のサーボパターンデータをサーボクロックに同期して並列に読み出す。パターンジェネレータ112の出力は、記録面毎に設置されたライトアンプ121を介してサーボヘッド113の各記録素子に供給され、サーボヘッド113を介して各記録面にそれぞれのサーボパターンを並列に書き込む。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はサーボトラックライタに関し、特に、磁気ディスクにおいて、磁気ヘッドの位置検出に使用されるサーボパターンを書き込むためのサーボトラックライタに関する。
【0002】
【従来の技術】
磁気ディスク装置では、記録面の同心円状のトラックに記録されたサーボ情報を参照し、ヘッドをトラックに追従させてデータの読み書きを行っている。このサーボ情報を磁気ディスクに磁化パターンとして書き込むための装置がサーボトラックライタである。
【0003】
ここで、従来のサーボトラックライタについて説明する。図1は従来のサーボトラックライタの構成図であり、図2は図1における機構部138の平面図である。
【0004】
図1において、磁気ディスク102はスピンドルモータ107の回転軸に複数枚平行にスタックされて固定されており、さらにその下にはクロックディスク105が固定されている。これらはモータの回転により同時に回転する。ヘッドアーム123は複数個スタックされ、その先端にサーボヘッド113が磁気ディスク102の各記録面(m,m,…,m)に対向するように取り付けられている。ヘッドアーム123の他端はロータリポジショナ114に固定され、ピボット125を中心に回転するようになっている。ロータリポジショナ114の下部にはロータリエンコーダ116が取り付けられており、回転角に応じた信号がここから出力される。
【0005】
ロータリポジショナ114の回転角制御のために位置制御部115が設けられている。位置制御部115はロータリエンコーダ116からの回転角度信号に基づいてフィードバック制御を行い、ロータリポジショナ114の回転を制御することで、サーボヘッド113を磁気ディスク102の記録面内の所定のトラックに追従させる。
【0006】
またクロックヘッド109はクロックディスク105の記録面に対向するように取り付けられている。高精度のクロック信号を発生するクロックジェネレータ108の出力がリードライトアンプ120を介してクロックヘッド109に供給され、クロックディスク105の所定のトラックにクロック信号の書き込みが行えるようになっている。クロックヘッド109の再生出力はリードライトアンプ120に供給され、ここから磁気ディスク102の回転に同期したサーボクロック信号が出力される。
【0007】
パターンジェネレータ112は1トラック分のサーボパターンを発生するための回路である。パターンジェネレータ112の出力はライトアンプ121を介してサーボヘッド113の記録素子に供給され、サーボヘッド113を介して各記録面に同一のサーボパターンを並列に書き込むことができるようになっている。
【0008】
次に動作について説明する。まずスピンドルモータ107の回転軸に、クロックディスク105とサーボライトすべき複数枚の磁気ディスク102とをスタックする。次にスタックした各ディスクの端面が一致するようにアライアメントを調整した後に、これらをスピンドルモータ107に固定する。そしてスピンドルモータ107を回転させる。
【0009】
次にクロックヘッド109は、クロックジェネレータ108が生成するクロックパターンをクロックディスク105の所定のトラックに1周分記録する。次に位置制御部115はロータリポジショナ114を制御して最初の書き込みトラックである最外周トラックにサーボヘッド113を追従させる。
【0010】
次にパターンジェネレータ112は現トラックに書き込むべきサーボパターンデータを生成するとともに、これをサーボクロックに同期して出力する。サーボパターンデータはライトアンプ121に入力され、ここで記録電流に変換される。サーボヘッド113の記録面毎の再生素子にサーボパターンデータに対応した記録電流が供給され、磁気ディスク102の各記録面に同一のサーボパターンが並列に記録される。
【0011】
上記動作を内周側の端まで所定のトラックピッチでサーボヘッド113をステップ移動させながら繰り返すことにより、磁気ディスク102のサーボライトを行うことができる。
【0012】
最後にサーボライトが完了した磁気ディスク102をスピンドルモータ107の回転軸から取り外し、ハードディスク装置の組立て工程において装置内に組み込む。
【0013】
サーボトラックライタにより書き込まれる同心円状のサーボトラックの要部の構成を図3に示している。サーボトラックにはトラックの番地情報としてのトラックアドレス143や、その他のヘッドの位置決めに必要な情報が書き込まれている。
【0014】
【特許文献1】
特開2000−100098号公報
【0015】
【特許文献2】
特開2001−216750号公報
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来型装置においてヘッドアーム123は複数個スタックした構造となっている(以下、これをヘッドアセンブリと呼ぶ)。ヘッドアセンブリは組み立ての際にアライメント調整を行い、各ヘッドの位置ずれを補正している。しかし本調整作業は主に人手により行っているため、多少の位置誤差が残る。
【0017】
ところで従来のディスクサーボライタでは、サーボトラックを各記録面に並列に書き込んでいるため、ヘッドの位置ズレにより同一トラックアドレスのサーボトラックが記録面毎にずれた位置に書き込まれてしまう問題があった。このズレ幅は数10μm程度であり、トラック数に換算すると数10トラックに及ぶ。これはハードディスク装置のヘッド切り替え時のタイムラグを増加させ、装置の性能低下の要因となる。
【0018】
この問題の解決手段として、例えばヘッド毎のトラックがどれだけずれているかをあらかじめ求めておき、ハードディスク装置のファームウェアでこれを補償することが行われている。しかし本方法では、ファームウェアのトラック管理が煩雑となるため、ファームウェアの設計が困難となり、これにより装置のコストアップを引き起こす問題があった。
【0019】
本発明は上述したような従来技術の問題点に鑑みなされたもので、その目的は、ヘッドアセンブリのアライメントの誤差に基づく同一トラックアドレスのサーボトラックの位置ずれを補正することにより、ハードディスク装置のアクセス時間の増加を抑え、かつファームウェアの煩雑なトラック管理を不要とするためのサーボトラックライタを提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明では、スタックされた複数の磁気ディスクの各記録面に対向するようにスタックされた複数対の磁気ヘッドと、前記複数対の磁気ヘッドを前記複数の磁気ディスクの各記録面の所定位置に位置決めするヘッド位置決め手段と、前記ヘッド位置決め手段により前記位置決めを行いながら、回転駆動される前記複数の磁気ディスクの各記録面に1トラックずつサーボトラックを書き込むサーボトラック書き込み手段とを備えるサーボトラックライタにおいて、前記サーボトラック書き込み手段が、各トラック位置において前記各記録面毎にそれぞれ任意のオフセット値を与えられたトラックアドレスを発生する手段と、前記トラックアドレスに基づいて前記各記録面毎のサーボパターンデータを独立に発生する手段と、前記サーボパターンデータを前記各記録面に並列に書き込む手段とを含む形態を実施した。
【0021】
ここで、前記各記録面毎に与えられる任意のオフセット値が、前記スタックされた複数対の磁気ヘッドの記録面毎の記録素子の位置ずれ量に基づいて決定される形態とすることも好適である。
【0022】
ここで、前記複数の磁気ディスクの各記録面の記録領域内におけるサーボトラックの書込み開始トラック位置と書込み終了トラック位置が、前記スタックされた複数対の磁気ヘッドの記録面毎の記録素子の位置ずれ量に応じてオフセットされる形態とすることも好適である。
【0023】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施例について説明する。図4は本発明に係るサーボトラックライタの一実施形態の構成を示す。
【0024】
図4において、磁気ディスク102はスピンドルモータ107の回転軸に複数枚平行にスタックされて固定されており、さらに、その下にはクロックディスク105が固定されている。これらはスピンドルモータ107の回転により同時に回転する。ヘッドアーム123は複数個スタックされ、その先端にサーボヘッド113が磁気ディスク102の各記録面に対向するように取り付けられている。ヘッドアーム123の他端はロータリポジショナ114に固定され、ピボット125を中心に回転するようになっている。ロータリポジショナ114の下部にはロータリエンコーダ116が取り付けられており、ロータリエンコーダ116から回転角に応じた信号が出力される。
【0025】
ロータリポジショナ114を回転角の制御のために位置制御部115が設けられている。位置制御部115はロータリエンコーダ116の回転角度信号に基づいてフィードバック制御を行い、ロータリポジショナ114の回転を制御してサーボヘッド113を磁気ディスク102の記録面内の所定のトラックに追従させる。
【0026】
またクロックヘッド109はクロックディスク105の記録面に対向するように取り付けられている。高精度のクロック信号を発生するクロックジェネレータ108の出力はリードライトアンプ120を介してクロックヘッド109に供給され、クロックディスク105の所定のトラックにクロック信号の書き込みが行えるようになっている。クロックヘッド109の再生出力はリードライトアンプ120に供給され、リードライトアンプ120から磁気ディスク102の回転に同期したクロック信号(サーボクロック)がパターンジェネレータ112へと出力される。
【0027】
パターンジェネレータ112は記録面毎にサーボパターンを発生する回路である。パターンジェネレータ112の内部構成を図5に示している。パターンジェネレータ112は記録面の数と同数のM個のパターン生成部130と、M個のパターンメモリ131、および転送制御回路132から構成されている。
【0028】
パターン生成部130には記録面毎のトラックアドレス(T,T,…,T1M)がメインコントローラ122から入力されている。パターン生成部130は、これらトラックアドレスを参照し、トラックアドレスに応じたサーボパターン(P,P,…,P)を発生する。パターンメモリ131は各パターン生成部130が生成したサーボパターンデータを一時的に格納するランダムアクセスメモリである。転送制御回路132はパターンメモリ131内のサーボパターンデータをサーボクロックに同期して並列に読み出すための制御回路である。
【0029】
パターンジェネレータ112の出力は、記録面毎に設置されたライトアンプ121を介してサーボヘッド113の各記録素子に供給され、サーボヘッド113を介して各記録面にそれぞれのサーボパターンを並列に書き込むことができるようになっている。
【0030】
次にトラックずれおよびトラックオフセット数の定義について説明する。図6はトラックずれを説明するための図である。図6はサーボヘッド113のヘッド先端部分における記録面1のヘッド141と記録面n(n=2〜M)のヘッド142の位置関係を、ヘッド間の位置ずれを多少誇張して示している。
【0031】
点P,Pはそれぞれ記録面1のヘッド141と記録面nのヘッド142の記録素子の中心位置、点Oはディスクの回転中心である。この時ベクトルPの半径方向(ベクトルOP方向)成分の絶対値|ベクトルP’|を記録面1に対する記録面nのトラックずれΔrと定義する。
【0032】
トラックずれの大きさはロータリポジショナ114の回転角(すなわちトラック位置)によって変動する。しかしその変化量はトラックずれの絶対値に対して無視できるため、記録面内において一定であると仮定しても問題は無い。
【0033】
トラックずれを求めるためには、サーボヘッド113を磁気ディスク102の所定のトラックに位置決めした状態において、記録面毎の記録素子の中心部の記録面と平行な平面におけるそれぞれの位置を測定することが必要である。本測定は例えば高精度のビデオセンサ等を用いて行うことができる。
【0034】
さらに記録面1のヘッドに対する記録面2〜Mのヘッドのトラックオフセット数ΔT(n)は以下の式により定義される。
ΔT(n)=S×floor(Δr/T+0.5)(n=2,3,…,M)
ここで、S1はベクトルP’がベクトルOPと同一方向の場合に1、逆方向の場合−1となる値である。またTはトラックピッチ、floor(x)はxを超えない最大の整数、Mは記録面の数である。
【0035】
すなわちトラックオフセット数は、記録面1のヘッドに対する記録面2〜Mのヘッドのトラックずれをトラック数に換算したものである。トラックずれが外周方向なら正の値、内周方向なら負の値となる。
【0036】
次に動作について説明する。
まず上記定義に基づいてサーボヘッド113の記録面毎のトラックずれを求め、求めたトラックずれから記録面毎にトラックオフセット数ΔT(n)(n=1,2,3,…M)を計算する。なお本処理はヘッド交換等によりサーボヘッド113の記録面毎のヘッドの位置関係が変化した場合のみ行えば良い。
【0037】
次に記録面毎のトラックオフセット数ΔT(n)をメインコントローラ122に設定する。メインコントローラ122は、トラックオフセット数ΔT(n)をトラックオフセットテーブル(図示せず)に格納する。なお記録面1のトラックオフセット数は上記定義より常に0となっている。なおトラックオフセット数は一度設定すれば、装置内の不揮発性メモリ(図示せず)に記憶されるため装置の立上げ毎に再設定する必要はない。
【0038】
次にメインコントローラ122はトラックオフセットテーブルを参照し、最小トラックアドレスと最大トラックアドレスを以下の式によりそれぞれ求める。
最小トラックアドレス=min(ΔT(n))
最大トラックアドレス=N−1+max(ΔT(n))(n=1,2,3,…,M)
ここでΔT(n)は記録面nのトラックオフセット数、Nはディスク当たりの総トラック数、Mは記録面の数である。最小トラックアドレスと最大トラックアドレスを上記のように設定することにより、各記録面が少なくともトラックアドレス0からトラックアドレスN−1までのN本のサーボトラックを含むようにすることができる。またこれにより、記録面によってはトラックアドレスが0以下、或いはN以上のサーボトラックが存在するようになるが、ハードディスク装置内ではこれらのサーボトラックは無視するようにする。なおトラックアドレスは外周部から内周部に向かって増加するように設定している。
【0039】
次にスピンドルモータ107の回転軸にクロックディスク105と、サーボライトすべき複数枚の磁気ディスク102をスタックする。次にスタックした各ディスクの端面が一致するようにアライアメントを調整した後に、アライメントされた各ディスクをスピンドルモータ107に固定する。そしてスピンドルモータ107を回転させる。
【0040】
次にクロックヘッド109は、クロックジェネレータ108が生成するクロックパターンをクロックディスク105の所定のトラックに1周分記録する。すると記録したクロック信号はクロックヘッド109により再生され、リードライトアンプ120から磁気ディスク102の回転に同期したクロック信号(サーボクロック)が出力される。
【0041】
次にメインコントローラ122はトラックカウンタ(図示せず)を初期値である最小トラックアドレスの値に設定する。次にトラックカウンタの値に対応したトラック位置にサーボヘッド113を移動させるために、位置制御部115に対して所定の目標位置指令を出力する。
【0042】
次に位置制御部115は目標位置指令に基づき、ロータリポジショナ114を回転角を制御してサーボヘッド113を外周部の最初のトラック(最小トラックアドレスに対応したトラック)に追従させる。
【0043】
次にメインコントローラ122はトラックオフセットテーブル(図示せず)に格納された記録面毎のトラックオフセット数をトラックカウンタの値とそれぞれ足し合わせることにより、記録面毎のトラックアドレス(T,T,…,T)を求める。そして各トラックアドレスをパターンジェネレータ112に設定する。
【0044】
次にパターンジェネレータ112内の記録面毎のパターン生成部130は、各々の入力トラックアドレスに基づき、書き込むべきサーボパターンデータ(P,P,…,P)を生成する。そして、生成したサーボパターンデータ(P,P,…,P)をそれぞれパターンメモリ131に格納する。次に転送制御回路132は所定のタイミングにおいて記録面毎のサーボパターンデータ(P,P,…,P)をサーボクロックに同期して出力する。サーボパターンデータは記録面毎のライトアンプ121に入力され、ここで記録電流に変換される。サーボヘッド113の記録面毎の再生素子にサーボパターンデータ(P,P,…,P)に対応した記録電流が供給され、磁気ディスク102の各記録面にそれぞれのサーボパターンが書き込まれる。
【0045】
次にメインコントローラ122はトラックカウンタ(図示せず)をインクリメントする。そして内周側の次のトラック位置へサーボヘッド113を移動させる。そして内周側の端まで所定のトラックピッチでサーボヘッド113をステップ移動させながら上記処理を繰り返すことにより、磁気ディスク102のサーボライトが完了する。
【0046】
図7,図8はそれぞれ従来および本発明によるサーボトラックライタにおいて、記録面1(m)と記録面2(mM−1)のサーボヘッドに位置ずれがあった場合に、予想されるサーボトラックの位置関係を一例として示したものである。図7,図8においてサーボヘッドの位置ずれはトラックピッチの約5倍としている。このように本実施形態によるサーボトラックライタ(図8)では、従来型のサーボトラックライタ(図7)に比べ、同一トラックアドレスのサーボトラックの位置ずれを大幅に縮小することができる。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るサーボトラックライタによれば、ヘッドアセンブリのアライメントの誤差による記録面毎のヘッドの位置ずれに応じて、同一トラックアドレスのサーボトラックをずらして書き込むようにしたので、同一トラックアドレスのサーボトラックの位置が記録面毎に著しく異なるようなことが無くなり、ハードディスク装置のアクセス時間の増加を抑え、かつファームウェアの煩雑なトラック管理を不要とすることができる効果がある。その結果、コストパフォーマンスに優れたハードディスク装置に適用可能なサーボトラックライタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のサーボトラックライタの構成図である。
【図2】従来のサーボトラックライタにおける機構部の平面図である。
【図3】サーボトラックライタの要部の構成図である。
【図4】本発明に係るサーボトラックライタの一実施形態の構成図である。
【図5】本発明に係るサーボトラックライタにおけるパターンジェネレータの構成図である。
【図6】本発明に係るサーボトラックライタによるトラックずれの説明図である。
【図7】従来のサーボトラックライタにおけるサーボトラックの位置関係の説明図である。
【図8】本発明に係るサーボトラックライタにおけるサーボトラックの位置関係の説明図である。
【符号の説明】
102 磁気ディスク
105 クロックディスク
107 スピンドルモータ
108 クロックジェネレータ
109 クロックヘッド
112 パターンジェネレータ
113 サーボヘッド
114 ロータリポジショナ
115 位置制御部
116 ロータリエンコーダ
120 リードライトアンプ
121 ライトアンプ
122 メインコントローラ
123 ヘッドアーム
125 ピボット
130 パターン生成部
131 パターンメモリ
132 転送制御回路
138 機構部
141,142 ヘッド
143 トラックアドレス

Claims (3)

  1. スタックされた複数の磁気ディスクの各記録面に対向するようにスタックされた複数対の磁気ヘッドと、前記複数対の磁気ヘッドを前記複数の磁気ディスクの各記録面の所定位置に位置決めするヘッド位置決め手段と、前記ヘッド位置決め手段により前記位置決めを行いながら、回転駆動される前記複数の磁気ディスクの各記録面に1トラックずつサーボトラックを書き込むサーボトラック書き込み手段とを備えるサーボトラックライタにおいて、
    前記サーボトラック書き込み手段は、
    各トラック位置において前記各記録面毎にそれぞれ任意のオフセット値を与えられたトラックアドレスを発生する手段と、
    前記トラックアドレスに基づいて前記各記録面毎のサーボパターンデータを独立に発生する手段と、
    前記サーボパターンデータを前記各記録面に並列に書き込む手段と
    を含むことを特徴とするサーボトラックライタ。
  2. 請求項1に記載のサーボトラックライタにおいて、
    前記各記録面毎に与えられる任意のオフセット値は、前記スタックされた複数対の磁気ヘッドの記録面毎の記録素子の位置ずれ量に基づいて決定されることを特徴とするサーボトラックライタ。
  3. 請求項1に記載のサーボトラックライタにおいて、
    前記複数の磁気ディスクの各記録面の記録領域内におけるサーボトラックの書込み開始トラック位置と書込み終了トラック位置は、前記スタックされた複数対の磁気ヘッドの記録面毎の記録素子の位置ずれ量に応じてオフセットされることを特徴とするサーボトラックライタ。
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