JP2004199596A - ウェブページ更新通知装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】利用者が更新情報ページへのアクセスを怠っても更新通知を得ることができ且つ任意の時点での更新状況を知ることができるウェブページ更新通知装置を提供する。
【解決手段】更新を通知するスケジュールを決定する通知スケジューリング部106により決定されたスケジュールに従って、更新状態保持部105に保持されている更新検知部104により検知された更新状態を参照して、通知していない更新について通信部103を介して通知を送信する能動的通知部107と、通信部を介して通知要求を受信すると更新状態保持部に保持されている更新状態を参照して通知していない更新について通信部を介して通知を送信する受動的通知部108とを備えた。
【選択図】 図1
【解決手段】更新を通知するスケジュールを決定する通知スケジューリング部106により決定されたスケジュールに従って、更新状態保持部105に保持されている更新検知部104により検知された更新状態を参照して、通知していない更新について通信部103を介して通知を送信する能動的通知部107と、通信部を介して通知要求を受信すると更新状態保持部に保持されている更新状態を参照して通知していない更新について通信部を介して通知を送信する受動的通知部108とを備えた。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネットを用いて情報発信を行うシステムであるウェブ(或いはWWW、ワールドワイドウェブ)において、ウェブページの更新を登録者に通知するウェブページ更新通知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ウェブは、ウェブブラウザ装置(以下、ブラウザと記述する)がクライアントとなり、ウェブサーバ装置(以下、ウェブサーバと記述する)がサーバとなり、ハイパーテキストトランスファプロトコル(以下、HTTPと記述する)を用いて、ブラウザがウェブサーバからウェブページ(以下、ページと記述する)を取得する通信を行い、取得したページをブラウザで表示することを基本動作とするシステムである。一般的には、ページの利用者がブラウザに対して特定ページの表示操作を行い、上記通信を経てブラウザに当該ページが表示される。
【0003】
こうした一般的な利用方法では、ページの変更等による更新は、利用者が当該ページをブラウザで表示し、前回利用した場合と異なるか否かを目視により確認するしかなかった。
【0004】
そこで、利用者の表示操作が行われなくとも、ウェブサーバからページ取得を行い、以前に取得したページデータと比較することで、ページの更新を検知し、更新されたことを別の手段で利用者に通知するウェブページ更新通知装置が提供されてきた。
【0005】
この種のウェブページ更新通知装置は、上記サーバ或いはクライアントと一体となった装置である他に、サーバやクライアントと独立した装置としても動作する。このようなウェブページ更新通知装置としては、例えば、特開平11−15716号公報において開示されている文書更新通知装置や、特開2001−67283号公報において開示されているホームページ配信装置がある。
【0006】
図6は、このような形態のウェブページ更新通知装置とブラウザやウェブサーバとの一般的な関係を示す図である。同図において、601はウェブサーバで、更新通知の対象となるページを提供するものである。602は利用者が利用するブラウザ、603は利用者が利用するメール受信装置である。604はウェブページ更新通知装置で、ウェブサーバ601上のページの更新を検知して、更新されている場合に、メール受信装置603に対して更新通知メールを送るものである。605はネットワークで、ウェブサーバ601、ブラウザ602、メール受信装置603及びウェブページ更新通知装置604間の通信を行うためのものである。
【0007】
図7及び図8は、ウェブページ更新通知装置604に対して更新通知の対象とするページを登録する登録画面の一例を示す図である。
【0008】
図7において、701は利用者IDフィールドで、利用者IDを入力するものである。702はパスワードフィールドで、パスワードを入力するものである。703はログインボタンで、ログインを実行するためのボタンである。
【0009】
また、図8において、801はURLフィールドで、更新通知の対象とするページのURLを入力するものである。802は登録ボタンで、登録を実行するためのボタンである。
【0010】
予め利用者のメールアドレスを登録しておき、利用者には、利用者ID(識別子)とパスワードを発行しておく。更新通知の対象とするページを登録するには、利用者は、まず、図7のログイン画面を開く。そして、この画面上のログインボタン703をクリックすると、ブラウザ602からウェブページ更新通知装置604に利用者IDとパスワードが送られる。ウェブページ更新通知装置604は、送られてきた利用者IDとパスワードにより、これが登録されている利用者か否かを確認し、確認された場合は、図8に示すページ登録画面を返す。
【0011】
図8の画面において、利用者が登録ボタン802をクリックすると、URLフィールド801の値がブラウザ602からウェブページ更新通知装置604に送信されて、このウェブページ更新通知装置604において登録処理が行われる。
【0012】
以後、ウェブページ更新通知装置604は、当該URLにより指定されるページの更新を検知し、更新されている場合は、予め登録されている当該利用者のメールアドレスに対して更新通知メールを送信する。
【0013】
登録されている各ページの更新が検知される度に、ページ毎に更新通知メールを送る例もあるが、利用者が登録している全ページの更新情報を纏めて一つのメールで送る例もある。後者の場合、送るタイミングとしては、全ページの更新検知処理を終えた時点や、一定間隔や、特定の日時等を採用し得る。
【0014】
図9は、このように全ページの更新情報を纏めて通知する更新通知メールの一例を示す図である。
【0015】
一方、更新をメールで通知するのではなく、例えば、特開2001−202283号公報において開示されているコンテンツ更新状況監視システムのように、利用者が更新情報ページにアクセスすると、その時点で登録されているページのリストが表示され、それらの更新状況を記載することで更新を通知する例もある。
【0016】
図10は、このようなシステムにおける更新情報ページの一例を示す図である。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来例のようにメールで通知するウェブページ更新通知装置では、メールが送られてくるまで更新状況を知ることができないという問題点があった。
【0018】
一方、登録されたページの更新状況を記した更新情報ページを提供する従来のウェブページ更新通知装置では、更新情報ページにアクセスしない限り更新を知ることができず、更新情報ページへのアクセスを怠ると更新を知ることができないという問題点があった。
【0019】
本発明は、上述したような従来技術の有する問題点を解消するためになされたもので、その目的は、利用者が更新情報ページへのアクセスを怠っても更新通知を得ることができ且つ任意の時点での更新状況を知ることができるウェブページ更新通知装置を提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のウェブページ更新通知装置は、一つ以上の更新通知対象ページを識別するページ識別データを保持する更新通知対象保持手段と、前記更新通知対象保持手段に保持されているページ識別データが示す各ページの更新検知処理を行うスケジュールを決定する検知スケジューリング手段と、他の装置との通信を行う通信手段と、前記検知スケジューリング手段により決定されたスケジュールに従って前記更新通知対象保持手段に保持されているページ識別データが示す各ページのページデータを前記通信手段を介して取得して更新検知処理を行う更新検知手段と、前記更新検知手段により検知された更新状態を保持する更新状態保持手段と、更新を通知するスケジュールを決定する通知スケジューリング手段と、前記通知スケジューリング手段により決定されたスケジュールに従って前記更新状態保持手段に保持されている更新状態を参照して通知していない更新について前記通信手段を介して通知を送信する能動的通知手段と、前記通信手段を介して通知要求を受信すると前記更新状態保持手段に保持されている更新状態を参照して通知していない更新について前記通信手段を介して通知を送信する受動的通知手段とを備えたことを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の各実施の形態を図1乃至図5に基づき説明する。
【0022】
(第1の実施の形態)
まず、本発明の第1の実施の形態を、図1乃至図4を用いて説明する。
【0023】
図1は、本実施の形態に係るウェブページ更新通知装置における機能モジュールの構成例を示すブロック図であり、同図において、101は更新通知対象保持部で、更新を通知する対象である一つ以上のページ識別データを保持するものである。本実施の形態では、更新通知対象保持部101は、更新通知対象のページのURLリストを保持する。102は検知スケジューリング部で、更新通知対象保持部101に保持されているページ識別データが示す各ページの更新検知処理を行うスケジュールを決定するものである。本実施の形態では、毎日0時より更新通知対象保持部101に保持されているURLリストの先頭から順次検知を行う。
【0024】
103は通信部で、HTTP(ハイパーテキストトランスファプロトコル)の送受信やメールの送信を行うものである。104は更新検知部で、検知スケジューリング部102により決定されたスケジュールに従って、更新通知対象保持部101に保持されているページ識別データが示す各ページのページデータを通信部103により取得して更新検知処理を行うものである。本実施の形態では、ページデータを取得する際に図6のウェブサーバ601が返す更新時刻を比較して、以前より新しい更新時刻であれば、この更新時刻に当該ページが更新されたと判断する。
【0025】
105は更新状態保持部で、更新検知部104により検知された更新状態を保持するものである。本実施の形態では、更新状態保持部105は、通知対象であるページのURLと最後に検知された更新時刻を保持する。106は通知スケジューリング部で、更新を通知するスケジュールを決定するものである。本実施の形態では、毎日12時に通知を行う。107は能動的通知部で、通知スケジューリング部106により決定されたスケジュールに従って、更新状態保持部105に保持されている更新状態を参照して、通知してない更新について通信部103を介して通知を送信するものである。108は受動的通知部で、通信部103を介して通知要求を受信すると、更新状態保持部105に保持されている更新状態を参照して、通知してない更新について通信部103を介して通知を送信するものである。
【0026】
図2は、本実施の形態に係るウェブページ更新通知装置のハードウェア構成を示すブロック図であり、同図において、201はCPU(中央演算処理装置)で、上記各モジュールを実現するプログラムを実行する。202はメモリで、上記各モジュールを実現するプログラムやプログラムの動作に必要な領域を実現する。203はディスク装置で、以下に説明するプログラムを格納し、更新通知対象保持部101と更新状態保持部105とを実現すると共に、他の動作に必要な永続的データを保持する。204はネットワークI/F(インタフェース)で、外部のネットワークと接続して、通信部203による通信を実現する。205はバスで、前記各ハードウェアモジュール間の通信を実現する。
【0027】
本実施の形態に係るウェブページ更新通知装置は、従来例と同様な図6に示す形態で利用される。
【0028】
次に、本実施の形態に係るウェブページ更新通知装置における能動的通知部107の能動的通知処理動作について、図3を用いて説明する。
【0029】
図3は、本実施の形態に係るウェブページ更新通知装置における能動的通知部107の能動的通知処理動作の流れを示すフローチャートである。
【0030】
図3に示す能動的通知処理は、通知スケジューリング部106により決定されたスケジュールに従って起動される。
【0031】
図3において、まず、ステップS301で、未処理の通知対象があるか否かを判断する。そして、未処理の通知対象が有ると判断された場合は次のステップS302へ、また、未処理の通知対象が無いと判断された場合はステップS305へ、それぞれ進む。
【0032】
ステップS302では、未処理の通知対象を一つ選択した後、次のステップS303へ進む。
【0033】
ステップS303では、更新状態保持部105を参照して、当該通知対象の更新時刻を取得し、当該更新時刻が前回通知時刻より新しいか否かを判断する。そして、当該更新時刻が前回通知時刻より新しいと判断された場合はステップS304へ進み、また、当該更新時刻が前回通知時刻より新しくないと判断された場合は前記ステップS301へ戻る。
【0034】
ステップS304では、当該通知対象を、本処理において一時的に使用する通知リストに追加する。具体的には、当該ページのURLをリストに追加する。前記ステップS304の処理が終了した後は、前記ステップS301へ戻る。
【0035】
一方、ステップS305では、通知リストに含まれるURLを列挙した更新通知メールを作成し、この更新通知メールを、通信部103を介して利用者に送信する。
【0036】
図4は、更新通知メールの内容の一例を示す図である。
【0037】
前記ステップS305の処理が終了した後は、次のステップS306へ進む。
【0038】
ステップS306では、本処理動作を開始した時刻を前回通知時刻として保持した後、本処理動作を終了する。
【0039】
前記前回通知時刻は、本装置で永続的に保持されるデータである。
【0040】
尚、通知処理を行っている間は、更新検知処理を行わない。
【0041】
次に、本実施の形態に係るウェブページ更新通知装置における受動的通知部108の受動的通知処理動作について説明する。
【0042】
受動的通知処理は、図6のブラウザ602からウェブページ更新通知装置604に対して更新通知ページを要求するHTTPリクエストが送られ、このHTTPリクエストを通信部103で受信すると起動される。
【0043】
以後の処理は、基本的に前記能動的通知処理と略同じであり、異なる点は、図3のステップS305において、更新通知メールを作成する代わりに、更新通知ページを作成して、通信部103を介して、前記HTTPリクエストに対するHTTPレスポンスに含めて返信する点のみである。
【0044】
以上説明したように、本実施の形態に係るウェブページ更新通知装置では、メールによる通知と更新情報ページによる通知とを並行して利用できるので、利用者が更新情報ページへのアクセスを怠っても通知を得ることができ且つ任意の時点でユーザーが更新状況を知ることができる。
【0045】
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態を、図5に基づき説明する。
【0046】
尚、本実施の形態に係るウェブページ更新通知装置の構成は、上述した第1の実施の形態の図1及び図2と同一であるから、必要に応じて両図を流用して説明する。
【0047】
上述した第1の実施の形態においては、前回通知した更新情報は全く通知しない場合について説明したが、本実施の形態は、前回の通知から一定時間を経過していない場合には、前回通知した更新情報も含めて通知するようにしたものである。
【0048】
尚、本実施の形態に係るウェブページ更新通知装置の能動的通知部107における能動的受動処理動作は、上述した第1の実施の形態と同様であるが、受動的通知部108の受動的通知処理動作が異なる。
【0049】
以下、本実施の形態に係るウェブページ更新通知装置の受動的通知部108における受動的通知処理動作について、図5を用いて説明する。
【0050】
図5に示す受動的通知処理は、図6のブラウザ602からウェブページ更新通知装置604に対して更新通知ページを要求するHTTPリクエストが送られ、HTTPリクエストを通信部103で受信すると起動される。
【0051】
図5において、まず、ステップS501で、通知基準時刻を算出する。前回通知時刻と通知基準時刻とを比較し、一定時間以上経過していれば、前回通知時刻を新たな通知基準時刻とする。また、一定時間以上経過していない場合は、通知基準時刻をそのままとする。
【0052】
次に、ステップS502で、未処理の通知対象があるか否かを判断する。そして、未処理の通知対象が有ると判断された場合はステップS503へ、また、未処理の通知対象が無いと判断された場合はステップS506へ、それぞれ進む。
【0053】
ステップS503では、未処理の通知対象を一つ選択した後、次のステップS504へ進む。
【0054】
ステップS504では、更新状態保持部105を参照して、当該通知対象の更新時刻を取得し、当該更新時刻が通知基準時刻より新しいか否かを判断する。そして、当該更新時刻が通知基準時刻より新しいと判断された場合はステップS505へ進み、また、当該更新時刻が通知基準時刻より新しくないと判断された場合は前記ステップS502へ戻る。
【0055】
ステップS505では、当該通知対象を、本処理において一時的に使用する通知リストに追加する。具体的には、当該ページのURLをリストに追加する。そして、前記ステップS505の処理が終了した後は、前記ステップS502へ戻る。
【0056】
一方、ステップS506では、通知リストに含まれるURLを列挙した更新通知ページを作成し、この更新通知ページを、通信部103を介して、前記HTTPリクエストに対するHTTPレスポンスに含めて返信した後、次のステップS507へ進む。
【0057】
ステップS507では、本処理動作を開始した時刻を前回通知時刻として保持した後、本処理動作を終了する。
【0058】
前記前回通知時刻は、本装置で永続的に保持されるデータである。
【0059】
尚、通知処理を行っている間は、更新検知処理を行わない。
【0060】
本実施の形態に係るウェブページ更新通知装置では、前回の通知から一定時間を経過していない場合には、前回通知した更新情報も含めて通知するので、例えば、誤って更新通知ページを二度続けて要求しても、更新情報を失うことがない。
【0061】
(他の実施の形態)
上述した実施の形態においては、受動的通知で通知した更新情報は、それ以降の能動的通知では通知しない場合について説明したが、能動的通知の有無に拘らず受動的通知は、前回の受動的通知で通知していない更新情報を通知しても良い。
【0062】
また、上述した実施の形態においては、登録している通知対象を全て纏めて通知する場合について説明したが、登録されている通知対象を複数のグループに分け、グループ毎に纏めて通知しても良い。この場合は、上述した実施の形態における通知処理は、グループを単位として適用される。
【0063】
また、上述した実施の形態においては、ウェブページ更新通知装置の利用者が全て同一である場合について説明したが、複数の利用者を扱っても良い。この場合は、利用者を単位として、上述した実施の形態における通知処理を行う。また、能動的通知の送信先を利用者毎に保持し、受動的通知の要求には、利用者を識別するデータを付与する。
【0064】
また、上述した実施の形態においては、ページの更新時刻を用いて更新検知処理を行う場合について説明したが、他の方法で検知しても良い。例えば、ページデータを比較する方法、ページデータのチェックサムを比較する方法等がある。
【0065】
また、上述した実施の形態においては、通知処理において既に通知したか否かの判断を、時刻の比較で行う場合について説明したが、他の判別方法でも良く、例えば、通知したか否かのデータを保持して判断しても良い。
【0066】
また、上述した実施の形態においては、更新通知対象保持部101と更新状態保持部105とを、それぞれ別個の一つのデータとして実現する場合について説明したが、これらをマージ若しくは分割したデータとして実現しても良い。例えば、通知対象の更新時刻とURLから成るレコードのリストで、更新通知対象保持部101と更新状態保持部105とを同時に実現しても良い。
【0067】
また、上述した実施の形態においては、毎日一定時刻に検知を開始する検知スケジュールで動作する場合について説明したが、任意のスケジュールで動作するようにしても良い。例えば、全ての更新通知対象の検知処理が終わったら、再びリストの先頭から更新検知処理を開始しても良いし、通知対象一つずつ或いは通知対象のサブセット毎に検知処理の開始時刻を定めても良い。
【0068】
また、上述した実施の形態においては、毎日一定時刻に通知を開始する通知スケジュールで動作する場合について説明したが、任意のスケジュールで動作しても良い。例えば、通知対象の検知処理が一定回数行われたら通知処理を行っても良い。
【0069】
また、上述した実施の形態においては、能動的通知をメールで受動的通知を更新通知ページで行う場合について説明したが、他の方法で実現しても良い。例えば、受動的通知を要求するメールをウェブページ更新通知装置が受信すると、受動的通知を含んだ通知メールを返信しても良い。
【0070】
また、上述した実施の形態においては、各部を同一の汎用計算機上で実現する場合について説明したが、その一部がネットワークで接続された他の汎用計算機や特定用途の装置に分散していても良い。また、登録ページ保持部や登録キー素保持部は、全データを集中して保持する場合について説明したが、データの一部が他に分散しても良い。
【0071】
また、上述した実施の形態においては、コンピュータまたはCPUやMPUを用いて、前述した機能を実現するソウトウェアプログラムを動作させる実施形態であったが、その機能の全部または一部を実現する論理回路により達成されることは言うまでもない。
【0072】
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置に適用しても良い。前述した各実施の形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した各実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを格納した記憶媒体は、本発明を構成することになる。
【0073】
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CDーROM、CDーR、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0074】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した各実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0075】
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0076】
以上では、本発明の様々な例と実施形態を説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は本明細書内の特定の説明と図に限定されるものではなく、本願特許請求の範囲に全て述べられた様々な修正と変更に及ぶことが可能であることは言うまでもない。本発明の実施態様の例を以下に列挙する。
【0077】
[実施態様1] 一つ以上の更新通知対象ページを識別するページ識別データを保持する更新通知対象保持手段と、
前記更新通知対象保持手段に保持されているページ識別データが示す各ページの更新検知処理を行うスケジュールを決定する検知スケジューリング手段と、
他の装置との通信を行う通信手段と、
前記検知スケジューリング手段により決定されたスケジュールに従って前記更新通知対象保持手段に保持されているページ識別データが示す各ページのページデータを前記通信手段を介して取得して更新検知処理を行う更新検知手段と、
前記更新検知手段により検知された更新状態を保持する更新状態保持手段と、
更新を通知するスケジュールを決定する通知スケジューリング手段と、
前記通知スケジューリング手段により決定されたスケジュールに従って前記更新状態保持手段に保持されている更新状態を参照して通知していない更新について前記通信手段を介して通知を送信する能動的通知手段と、
前記通信手段を介して通知要求を受信すると前記更新状態保持手段に保持されている更新状態を参照して通知していない更新について前記通信手段を介して通知を送信する受動的通知手段とを備えたことを特徴とするウェブページ更新通知装置。
【0078】
[実施態様2] 前記能動的通知手段は、前記通知スケジューリング手段により決定されたスケジュールに従って前記更新状態保持手段に保持されている更新状態を参照して、前記能動的通知手段と前記受動的通知手段のいずれにおいても通知していない更新について前記通信手段を介して通知を送信する手段であり、
前記受動的通知手段は、前記通信手段を介して通知要求を受信すると前記更新状態保持手段に保持されている更新状態を参照して、前記能動的通知手段と前記受動的通知手段のいずれにおいても通知していない更新について前記通信手段を介して通知を送信する手段であることを特徴とする実施態様1に記載のウェブページ更新通知装置。
【0079】
[実施態様3] 前記能動的通知手段は、前記通知スケジューリング手段により決定されたスケジュールに従って前記更新状態保持手段に保持されている更新状態を参照して、前回の通知から一定時間が経過している場合に限り通知済みの更新を除いた更新について前記通信手段を介して通知を送信する手段であることを特徴とする実施態様1または2に記載のウェブページ更新通知装置。
【0080】
[実施態様4] 一つ以上の更新通知対象ページを識別するページ識別データを保持する更新通知対象保持工程と、
前記更新通知対象保持工程に保持されているページ識別データが示す各ページの更新検知処理を行うスケジュールを決定する検知スケジューリング工程と、
他の装置との通信を行う通信工程と、
前記検知スケジューリング工程により決定されたスケジュールに従って前記更新通知対象保持工程に保持されているページ識別データが示す各ページのページデータを前記通信工程を介して取得し更新検知処理を行う更新検知工程と、
前記更新検知工程により検知された更新状態を保持する更新状態保持工程と、
更新を通知するスケジュールを決定する通知スケジューリング工程と、
前記通知スケジューリング工程により決定されたスケジュールに従って前記更新状態保持工程に保持されている更新状態を参照して通知していない更新について前記通信工程を介して通知を送信する能動的通知工程と、
前記通信工程を介して通知要求を受信すると前記更新状態保持工程に保持されている更新状態を参照して通知していない更新について前記通信工程を介して通知を送信する受動的通知工程とを備えたことを特徴とするウェブページ更新通知方法。
【0081】
[実施態様5] 前記能動的通知工程は、前記通知スケジューリング工程により決定されたスケジュールに従って前記更新状態保持工程に保持されている更新状態を参照して、前記能動的通知工程と前記受動的通知工程のいずれにおいても通知していない更新について前記通信工程を介して通知を送信する工程であり、
前記受動的通知工程は、前記通信工程を介して通知要求を受信すると前記更新状態保持工程に保持されている更新状態を参照して、前記能動的通知工程と前記受動的通知工程のいずれにおいても通知していない更新について前記通信工程を介して通知を送信する工程であることを特徴とする実施態様4に記載のウェブページ更新通知方法。
【0082】
[実施態様6] 前記能動的通知工程は、前記通知スケジューリング工程により決定されたスケジュールに従って前記更新状態保持工程に保持されている更新状態を参照して、前回の通知から一定時間が経過している場合に限り通知済みの更新を除いた更新について前記通信工程を介して通知を送信する工程であることを特徴とする実施態様4または5に記載のウェブページ更新通知方法。
【0083】
[実施態様7] ウェブページ更新通知装置を制御するためのコンピュータ読み取り可能な制御プログラムであって、
一つ以上の更新通知対象ページを識別するページ識別データを保持する更新通知対象保持工程と、前記更新通知対象保持工程に保持されているページ識別データが示す各ページの更新検知処理を行うスケジュールを決定する検知スケジューリング工程と、他の装置との通信を行う通信工程と、前記検知スケジューリングこうていにより決定されたスケジュールに従って前記更新通知対象保持工程に保持されているページ識別データが示す各ページのページデータを前記通信工程を介して取得し更新検知処理を行う更新検知工程と、前記更新検知工程により検知された更新状態を保持する更新状態保持工程と、更新を通知するスケジュールを決定する通知スケジューリング工程と、前記通知スケジューリング工程により決定されたスケジュールに従って前記更新状態保持工程に保持されている更新状態を参照して通知していない更新について前記通信工程を介して通知を送信する能動的通知工程と、前記通信工程を介して通知要求を受信すると前記更新状態保持工程に保持されている更新状態を参照して通知していない更新について前記通信工程を介して通知を送信する受動的通知工程とをコンピュータに実行させるためのプログラムコードから成ることを特徴とするウェブページ更新通知装置の制御プログラム。
【0084】
[実施態様8] 前記能動的通知工程は、前記通知スケジューリング工程により決定されたスケジュールに従って前記更新状態保持工程に保持されている更新状態を参照して、前記能動的通知工程と前記受動的通知工程のいずれにおいても通知していない更新について前記通信工程を介して通知を送信する工程であり、
前記受動的通知工程は、前記通信工程を介して通知要求を受信すると前記更新状態保持工程に保持されている更新状態を参照して、前記能動的通知工程と前記受動的通知工程のいずれにおいても通知していない更新について前記通信工程を介して通知を送信する工程であることを特徴とする実施態様7に記載のウェブページ更新通知装置の制御プログラム。
【0085】
[実施態様9] 前記能動的通知工程は、前記通知スケジューリング工程により決定されたスケジュールに従って前記更新状態保持工程に保持されている更新状態を参照して、前回の通知から一定時間が経過している場合に限り通知済みの更新を除いた更新について前記通信工程を介して通知を送信する工程であることを特徴とする実施態様7または8に記載のウェブページ更新通知装置の制御プログラム。
【0086】
[実施態様10] 実施態様7乃至9のいずれかに記載のウェブページ更新通知装置の制御プログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【0087】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のウェブページ更新通知装置によれば、利用者が更新情報ページへのアクセスを怠っても更新通知を得ることができ且つ任意の時点での更新状況を知ることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るウェブページ更新通知装置の機能構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るウェブページ更新通知装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るウェブページ更新通知装置の動作の流れを示すフローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係るウェブページ更新通知装置における更新通知メールの一例を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係るウェブページ更新通知装置の動作の流れを示すフローチャートである。
【図6】従来及び本発明のウェブページ更新通知装置の利用例を示す図である。
【図7】従来のウェブページ更新通知装置におけるログインページの一例を示す図である。
【図8】従来のウェブページ更新通知装置における登録ページの一例を示す図である。
【図9】従来のウェブページ更新通知装置における更新通知メールの一例を示す図である。
【図10】従来のウェブページ更新通知装置における更新通知ページの一例を示す図である。
【符号の説明】
101 更新通知対象保持部
102 検知スケジューリング部
103 通信部
104 更新検知部
105 更新状態保持部
106 通知スケジューリング部
107 能動的通知部
108 受動的通知部
201 CPU
202 メモリ
203 ディスク装置
204 ネットワークインターフェース(ネットワークI/F)
205 バス
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネットを用いて情報発信を行うシステムであるウェブ(或いはWWW、ワールドワイドウェブ)において、ウェブページの更新を登録者に通知するウェブページ更新通知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ウェブは、ウェブブラウザ装置(以下、ブラウザと記述する)がクライアントとなり、ウェブサーバ装置(以下、ウェブサーバと記述する)がサーバとなり、ハイパーテキストトランスファプロトコル(以下、HTTPと記述する)を用いて、ブラウザがウェブサーバからウェブページ(以下、ページと記述する)を取得する通信を行い、取得したページをブラウザで表示することを基本動作とするシステムである。一般的には、ページの利用者がブラウザに対して特定ページの表示操作を行い、上記通信を経てブラウザに当該ページが表示される。
【0003】
こうした一般的な利用方法では、ページの変更等による更新は、利用者が当該ページをブラウザで表示し、前回利用した場合と異なるか否かを目視により確認するしかなかった。
【0004】
そこで、利用者の表示操作が行われなくとも、ウェブサーバからページ取得を行い、以前に取得したページデータと比較することで、ページの更新を検知し、更新されたことを別の手段で利用者に通知するウェブページ更新通知装置が提供されてきた。
【0005】
この種のウェブページ更新通知装置は、上記サーバ或いはクライアントと一体となった装置である他に、サーバやクライアントと独立した装置としても動作する。このようなウェブページ更新通知装置としては、例えば、特開平11−15716号公報において開示されている文書更新通知装置や、特開2001−67283号公報において開示されているホームページ配信装置がある。
【0006】
図6は、このような形態のウェブページ更新通知装置とブラウザやウェブサーバとの一般的な関係を示す図である。同図において、601はウェブサーバで、更新通知の対象となるページを提供するものである。602は利用者が利用するブラウザ、603は利用者が利用するメール受信装置である。604はウェブページ更新通知装置で、ウェブサーバ601上のページの更新を検知して、更新されている場合に、メール受信装置603に対して更新通知メールを送るものである。605はネットワークで、ウェブサーバ601、ブラウザ602、メール受信装置603及びウェブページ更新通知装置604間の通信を行うためのものである。
【0007】
図7及び図8は、ウェブページ更新通知装置604に対して更新通知の対象とするページを登録する登録画面の一例を示す図である。
【0008】
図7において、701は利用者IDフィールドで、利用者IDを入力するものである。702はパスワードフィールドで、パスワードを入力するものである。703はログインボタンで、ログインを実行するためのボタンである。
【0009】
また、図8において、801はURLフィールドで、更新通知の対象とするページのURLを入力するものである。802は登録ボタンで、登録を実行するためのボタンである。
【0010】
予め利用者のメールアドレスを登録しておき、利用者には、利用者ID(識別子)とパスワードを発行しておく。更新通知の対象とするページを登録するには、利用者は、まず、図7のログイン画面を開く。そして、この画面上のログインボタン703をクリックすると、ブラウザ602からウェブページ更新通知装置604に利用者IDとパスワードが送られる。ウェブページ更新通知装置604は、送られてきた利用者IDとパスワードにより、これが登録されている利用者か否かを確認し、確認された場合は、図8に示すページ登録画面を返す。
【0011】
図8の画面において、利用者が登録ボタン802をクリックすると、URLフィールド801の値がブラウザ602からウェブページ更新通知装置604に送信されて、このウェブページ更新通知装置604において登録処理が行われる。
【0012】
以後、ウェブページ更新通知装置604は、当該URLにより指定されるページの更新を検知し、更新されている場合は、予め登録されている当該利用者のメールアドレスに対して更新通知メールを送信する。
【0013】
登録されている各ページの更新が検知される度に、ページ毎に更新通知メールを送る例もあるが、利用者が登録している全ページの更新情報を纏めて一つのメールで送る例もある。後者の場合、送るタイミングとしては、全ページの更新検知処理を終えた時点や、一定間隔や、特定の日時等を採用し得る。
【0014】
図9は、このように全ページの更新情報を纏めて通知する更新通知メールの一例を示す図である。
【0015】
一方、更新をメールで通知するのではなく、例えば、特開2001−202283号公報において開示されているコンテンツ更新状況監視システムのように、利用者が更新情報ページにアクセスすると、その時点で登録されているページのリストが表示され、それらの更新状況を記載することで更新を通知する例もある。
【0016】
図10は、このようなシステムにおける更新情報ページの一例を示す図である。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来例のようにメールで通知するウェブページ更新通知装置では、メールが送られてくるまで更新状況を知ることができないという問題点があった。
【0018】
一方、登録されたページの更新状況を記した更新情報ページを提供する従来のウェブページ更新通知装置では、更新情報ページにアクセスしない限り更新を知ることができず、更新情報ページへのアクセスを怠ると更新を知ることができないという問題点があった。
【0019】
本発明は、上述したような従来技術の有する問題点を解消するためになされたもので、その目的は、利用者が更新情報ページへのアクセスを怠っても更新通知を得ることができ且つ任意の時点での更新状況を知ることができるウェブページ更新通知装置を提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のウェブページ更新通知装置は、一つ以上の更新通知対象ページを識別するページ識別データを保持する更新通知対象保持手段と、前記更新通知対象保持手段に保持されているページ識別データが示す各ページの更新検知処理を行うスケジュールを決定する検知スケジューリング手段と、他の装置との通信を行う通信手段と、前記検知スケジューリング手段により決定されたスケジュールに従って前記更新通知対象保持手段に保持されているページ識別データが示す各ページのページデータを前記通信手段を介して取得して更新検知処理を行う更新検知手段と、前記更新検知手段により検知された更新状態を保持する更新状態保持手段と、更新を通知するスケジュールを決定する通知スケジューリング手段と、前記通知スケジューリング手段により決定されたスケジュールに従って前記更新状態保持手段に保持されている更新状態を参照して通知していない更新について前記通信手段を介して通知を送信する能動的通知手段と、前記通信手段を介して通知要求を受信すると前記更新状態保持手段に保持されている更新状態を参照して通知していない更新について前記通信手段を介して通知を送信する受動的通知手段とを備えたことを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の各実施の形態を図1乃至図5に基づき説明する。
【0022】
(第1の実施の形態)
まず、本発明の第1の実施の形態を、図1乃至図4を用いて説明する。
【0023】
図1は、本実施の形態に係るウェブページ更新通知装置における機能モジュールの構成例を示すブロック図であり、同図において、101は更新通知対象保持部で、更新を通知する対象である一つ以上のページ識別データを保持するものである。本実施の形態では、更新通知対象保持部101は、更新通知対象のページのURLリストを保持する。102は検知スケジューリング部で、更新通知対象保持部101に保持されているページ識別データが示す各ページの更新検知処理を行うスケジュールを決定するものである。本実施の形態では、毎日0時より更新通知対象保持部101に保持されているURLリストの先頭から順次検知を行う。
【0024】
103は通信部で、HTTP(ハイパーテキストトランスファプロトコル)の送受信やメールの送信を行うものである。104は更新検知部で、検知スケジューリング部102により決定されたスケジュールに従って、更新通知対象保持部101に保持されているページ識別データが示す各ページのページデータを通信部103により取得して更新検知処理を行うものである。本実施の形態では、ページデータを取得する際に図6のウェブサーバ601が返す更新時刻を比較して、以前より新しい更新時刻であれば、この更新時刻に当該ページが更新されたと判断する。
【0025】
105は更新状態保持部で、更新検知部104により検知された更新状態を保持するものである。本実施の形態では、更新状態保持部105は、通知対象であるページのURLと最後に検知された更新時刻を保持する。106は通知スケジューリング部で、更新を通知するスケジュールを決定するものである。本実施の形態では、毎日12時に通知を行う。107は能動的通知部で、通知スケジューリング部106により決定されたスケジュールに従って、更新状態保持部105に保持されている更新状態を参照して、通知してない更新について通信部103を介して通知を送信するものである。108は受動的通知部で、通信部103を介して通知要求を受信すると、更新状態保持部105に保持されている更新状態を参照して、通知してない更新について通信部103を介して通知を送信するものである。
【0026】
図2は、本実施の形態に係るウェブページ更新通知装置のハードウェア構成を示すブロック図であり、同図において、201はCPU(中央演算処理装置)で、上記各モジュールを実現するプログラムを実行する。202はメモリで、上記各モジュールを実現するプログラムやプログラムの動作に必要な領域を実現する。203はディスク装置で、以下に説明するプログラムを格納し、更新通知対象保持部101と更新状態保持部105とを実現すると共に、他の動作に必要な永続的データを保持する。204はネットワークI/F(インタフェース)で、外部のネットワークと接続して、通信部203による通信を実現する。205はバスで、前記各ハードウェアモジュール間の通信を実現する。
【0027】
本実施の形態に係るウェブページ更新通知装置は、従来例と同様な図6に示す形態で利用される。
【0028】
次に、本実施の形態に係るウェブページ更新通知装置における能動的通知部107の能動的通知処理動作について、図3を用いて説明する。
【0029】
図3は、本実施の形態に係るウェブページ更新通知装置における能動的通知部107の能動的通知処理動作の流れを示すフローチャートである。
【0030】
図3に示す能動的通知処理は、通知スケジューリング部106により決定されたスケジュールに従って起動される。
【0031】
図3において、まず、ステップS301で、未処理の通知対象があるか否かを判断する。そして、未処理の通知対象が有ると判断された場合は次のステップS302へ、また、未処理の通知対象が無いと判断された場合はステップS305へ、それぞれ進む。
【0032】
ステップS302では、未処理の通知対象を一つ選択した後、次のステップS303へ進む。
【0033】
ステップS303では、更新状態保持部105を参照して、当該通知対象の更新時刻を取得し、当該更新時刻が前回通知時刻より新しいか否かを判断する。そして、当該更新時刻が前回通知時刻より新しいと判断された場合はステップS304へ進み、また、当該更新時刻が前回通知時刻より新しくないと判断された場合は前記ステップS301へ戻る。
【0034】
ステップS304では、当該通知対象を、本処理において一時的に使用する通知リストに追加する。具体的には、当該ページのURLをリストに追加する。前記ステップS304の処理が終了した後は、前記ステップS301へ戻る。
【0035】
一方、ステップS305では、通知リストに含まれるURLを列挙した更新通知メールを作成し、この更新通知メールを、通信部103を介して利用者に送信する。
【0036】
図4は、更新通知メールの内容の一例を示す図である。
【0037】
前記ステップS305の処理が終了した後は、次のステップS306へ進む。
【0038】
ステップS306では、本処理動作を開始した時刻を前回通知時刻として保持した後、本処理動作を終了する。
【0039】
前記前回通知時刻は、本装置で永続的に保持されるデータである。
【0040】
尚、通知処理を行っている間は、更新検知処理を行わない。
【0041】
次に、本実施の形態に係るウェブページ更新通知装置における受動的通知部108の受動的通知処理動作について説明する。
【0042】
受動的通知処理は、図6のブラウザ602からウェブページ更新通知装置604に対して更新通知ページを要求するHTTPリクエストが送られ、このHTTPリクエストを通信部103で受信すると起動される。
【0043】
以後の処理は、基本的に前記能動的通知処理と略同じであり、異なる点は、図3のステップS305において、更新通知メールを作成する代わりに、更新通知ページを作成して、通信部103を介して、前記HTTPリクエストに対するHTTPレスポンスに含めて返信する点のみである。
【0044】
以上説明したように、本実施の形態に係るウェブページ更新通知装置では、メールによる通知と更新情報ページによる通知とを並行して利用できるので、利用者が更新情報ページへのアクセスを怠っても通知を得ることができ且つ任意の時点でユーザーが更新状況を知ることができる。
【0045】
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態を、図5に基づき説明する。
【0046】
尚、本実施の形態に係るウェブページ更新通知装置の構成は、上述した第1の実施の形態の図1及び図2と同一であるから、必要に応じて両図を流用して説明する。
【0047】
上述した第1の実施の形態においては、前回通知した更新情報は全く通知しない場合について説明したが、本実施の形態は、前回の通知から一定時間を経過していない場合には、前回通知した更新情報も含めて通知するようにしたものである。
【0048】
尚、本実施の形態に係るウェブページ更新通知装置の能動的通知部107における能動的受動処理動作は、上述した第1の実施の形態と同様であるが、受動的通知部108の受動的通知処理動作が異なる。
【0049】
以下、本実施の形態に係るウェブページ更新通知装置の受動的通知部108における受動的通知処理動作について、図5を用いて説明する。
【0050】
図5に示す受動的通知処理は、図6のブラウザ602からウェブページ更新通知装置604に対して更新通知ページを要求するHTTPリクエストが送られ、HTTPリクエストを通信部103で受信すると起動される。
【0051】
図5において、まず、ステップS501で、通知基準時刻を算出する。前回通知時刻と通知基準時刻とを比較し、一定時間以上経過していれば、前回通知時刻を新たな通知基準時刻とする。また、一定時間以上経過していない場合は、通知基準時刻をそのままとする。
【0052】
次に、ステップS502で、未処理の通知対象があるか否かを判断する。そして、未処理の通知対象が有ると判断された場合はステップS503へ、また、未処理の通知対象が無いと判断された場合はステップS506へ、それぞれ進む。
【0053】
ステップS503では、未処理の通知対象を一つ選択した後、次のステップS504へ進む。
【0054】
ステップS504では、更新状態保持部105を参照して、当該通知対象の更新時刻を取得し、当該更新時刻が通知基準時刻より新しいか否かを判断する。そして、当該更新時刻が通知基準時刻より新しいと判断された場合はステップS505へ進み、また、当該更新時刻が通知基準時刻より新しくないと判断された場合は前記ステップS502へ戻る。
【0055】
ステップS505では、当該通知対象を、本処理において一時的に使用する通知リストに追加する。具体的には、当該ページのURLをリストに追加する。そして、前記ステップS505の処理が終了した後は、前記ステップS502へ戻る。
【0056】
一方、ステップS506では、通知リストに含まれるURLを列挙した更新通知ページを作成し、この更新通知ページを、通信部103を介して、前記HTTPリクエストに対するHTTPレスポンスに含めて返信した後、次のステップS507へ進む。
【0057】
ステップS507では、本処理動作を開始した時刻を前回通知時刻として保持した後、本処理動作を終了する。
【0058】
前記前回通知時刻は、本装置で永続的に保持されるデータである。
【0059】
尚、通知処理を行っている間は、更新検知処理を行わない。
【0060】
本実施の形態に係るウェブページ更新通知装置では、前回の通知から一定時間を経過していない場合には、前回通知した更新情報も含めて通知するので、例えば、誤って更新通知ページを二度続けて要求しても、更新情報を失うことがない。
【0061】
(他の実施の形態)
上述した実施の形態においては、受動的通知で通知した更新情報は、それ以降の能動的通知では通知しない場合について説明したが、能動的通知の有無に拘らず受動的通知は、前回の受動的通知で通知していない更新情報を通知しても良い。
【0062】
また、上述した実施の形態においては、登録している通知対象を全て纏めて通知する場合について説明したが、登録されている通知対象を複数のグループに分け、グループ毎に纏めて通知しても良い。この場合は、上述した実施の形態における通知処理は、グループを単位として適用される。
【0063】
また、上述した実施の形態においては、ウェブページ更新通知装置の利用者が全て同一である場合について説明したが、複数の利用者を扱っても良い。この場合は、利用者を単位として、上述した実施の形態における通知処理を行う。また、能動的通知の送信先を利用者毎に保持し、受動的通知の要求には、利用者を識別するデータを付与する。
【0064】
また、上述した実施の形態においては、ページの更新時刻を用いて更新検知処理を行う場合について説明したが、他の方法で検知しても良い。例えば、ページデータを比較する方法、ページデータのチェックサムを比較する方法等がある。
【0065】
また、上述した実施の形態においては、通知処理において既に通知したか否かの判断を、時刻の比較で行う場合について説明したが、他の判別方法でも良く、例えば、通知したか否かのデータを保持して判断しても良い。
【0066】
また、上述した実施の形態においては、更新通知対象保持部101と更新状態保持部105とを、それぞれ別個の一つのデータとして実現する場合について説明したが、これらをマージ若しくは分割したデータとして実現しても良い。例えば、通知対象の更新時刻とURLから成るレコードのリストで、更新通知対象保持部101と更新状態保持部105とを同時に実現しても良い。
【0067】
また、上述した実施の形態においては、毎日一定時刻に検知を開始する検知スケジュールで動作する場合について説明したが、任意のスケジュールで動作するようにしても良い。例えば、全ての更新通知対象の検知処理が終わったら、再びリストの先頭から更新検知処理を開始しても良いし、通知対象一つずつ或いは通知対象のサブセット毎に検知処理の開始時刻を定めても良い。
【0068】
また、上述した実施の形態においては、毎日一定時刻に通知を開始する通知スケジュールで動作する場合について説明したが、任意のスケジュールで動作しても良い。例えば、通知対象の検知処理が一定回数行われたら通知処理を行っても良い。
【0069】
また、上述した実施の形態においては、能動的通知をメールで受動的通知を更新通知ページで行う場合について説明したが、他の方法で実現しても良い。例えば、受動的通知を要求するメールをウェブページ更新通知装置が受信すると、受動的通知を含んだ通知メールを返信しても良い。
【0070】
また、上述した実施の形態においては、各部を同一の汎用計算機上で実現する場合について説明したが、その一部がネットワークで接続された他の汎用計算機や特定用途の装置に分散していても良い。また、登録ページ保持部や登録キー素保持部は、全データを集中して保持する場合について説明したが、データの一部が他に分散しても良い。
【0071】
また、上述した実施の形態においては、コンピュータまたはCPUやMPUを用いて、前述した機能を実現するソウトウェアプログラムを動作させる実施形態であったが、その機能の全部または一部を実現する論理回路により達成されることは言うまでもない。
【0072】
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置に適用しても良い。前述した各実施の形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した各実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを格納した記憶媒体は、本発明を構成することになる。
【0073】
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CDーROM、CDーR、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0074】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した各実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0075】
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0076】
以上では、本発明の様々な例と実施形態を説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は本明細書内の特定の説明と図に限定されるものではなく、本願特許請求の範囲に全て述べられた様々な修正と変更に及ぶことが可能であることは言うまでもない。本発明の実施態様の例を以下に列挙する。
【0077】
[実施態様1] 一つ以上の更新通知対象ページを識別するページ識別データを保持する更新通知対象保持手段と、
前記更新通知対象保持手段に保持されているページ識別データが示す各ページの更新検知処理を行うスケジュールを決定する検知スケジューリング手段と、
他の装置との通信を行う通信手段と、
前記検知スケジューリング手段により決定されたスケジュールに従って前記更新通知対象保持手段に保持されているページ識別データが示す各ページのページデータを前記通信手段を介して取得して更新検知処理を行う更新検知手段と、
前記更新検知手段により検知された更新状態を保持する更新状態保持手段と、
更新を通知するスケジュールを決定する通知スケジューリング手段と、
前記通知スケジューリング手段により決定されたスケジュールに従って前記更新状態保持手段に保持されている更新状態を参照して通知していない更新について前記通信手段を介して通知を送信する能動的通知手段と、
前記通信手段を介して通知要求を受信すると前記更新状態保持手段に保持されている更新状態を参照して通知していない更新について前記通信手段を介して通知を送信する受動的通知手段とを備えたことを特徴とするウェブページ更新通知装置。
【0078】
[実施態様2] 前記能動的通知手段は、前記通知スケジューリング手段により決定されたスケジュールに従って前記更新状態保持手段に保持されている更新状態を参照して、前記能動的通知手段と前記受動的通知手段のいずれにおいても通知していない更新について前記通信手段を介して通知を送信する手段であり、
前記受動的通知手段は、前記通信手段を介して通知要求を受信すると前記更新状態保持手段に保持されている更新状態を参照して、前記能動的通知手段と前記受動的通知手段のいずれにおいても通知していない更新について前記通信手段を介して通知を送信する手段であることを特徴とする実施態様1に記載のウェブページ更新通知装置。
【0079】
[実施態様3] 前記能動的通知手段は、前記通知スケジューリング手段により決定されたスケジュールに従って前記更新状態保持手段に保持されている更新状態を参照して、前回の通知から一定時間が経過している場合に限り通知済みの更新を除いた更新について前記通信手段を介して通知を送信する手段であることを特徴とする実施態様1または2に記載のウェブページ更新通知装置。
【0080】
[実施態様4] 一つ以上の更新通知対象ページを識別するページ識別データを保持する更新通知対象保持工程と、
前記更新通知対象保持工程に保持されているページ識別データが示す各ページの更新検知処理を行うスケジュールを決定する検知スケジューリング工程と、
他の装置との通信を行う通信工程と、
前記検知スケジューリング工程により決定されたスケジュールに従って前記更新通知対象保持工程に保持されているページ識別データが示す各ページのページデータを前記通信工程を介して取得し更新検知処理を行う更新検知工程と、
前記更新検知工程により検知された更新状態を保持する更新状態保持工程と、
更新を通知するスケジュールを決定する通知スケジューリング工程と、
前記通知スケジューリング工程により決定されたスケジュールに従って前記更新状態保持工程に保持されている更新状態を参照して通知していない更新について前記通信工程を介して通知を送信する能動的通知工程と、
前記通信工程を介して通知要求を受信すると前記更新状態保持工程に保持されている更新状態を参照して通知していない更新について前記通信工程を介して通知を送信する受動的通知工程とを備えたことを特徴とするウェブページ更新通知方法。
【0081】
[実施態様5] 前記能動的通知工程は、前記通知スケジューリング工程により決定されたスケジュールに従って前記更新状態保持工程に保持されている更新状態を参照して、前記能動的通知工程と前記受動的通知工程のいずれにおいても通知していない更新について前記通信工程を介して通知を送信する工程であり、
前記受動的通知工程は、前記通信工程を介して通知要求を受信すると前記更新状態保持工程に保持されている更新状態を参照して、前記能動的通知工程と前記受動的通知工程のいずれにおいても通知していない更新について前記通信工程を介して通知を送信する工程であることを特徴とする実施態様4に記載のウェブページ更新通知方法。
【0082】
[実施態様6] 前記能動的通知工程は、前記通知スケジューリング工程により決定されたスケジュールに従って前記更新状態保持工程に保持されている更新状態を参照して、前回の通知から一定時間が経過している場合に限り通知済みの更新を除いた更新について前記通信工程を介して通知を送信する工程であることを特徴とする実施態様4または5に記載のウェブページ更新通知方法。
【0083】
[実施態様7] ウェブページ更新通知装置を制御するためのコンピュータ読み取り可能な制御プログラムであって、
一つ以上の更新通知対象ページを識別するページ識別データを保持する更新通知対象保持工程と、前記更新通知対象保持工程に保持されているページ識別データが示す各ページの更新検知処理を行うスケジュールを決定する検知スケジューリング工程と、他の装置との通信を行う通信工程と、前記検知スケジューリングこうていにより決定されたスケジュールに従って前記更新通知対象保持工程に保持されているページ識別データが示す各ページのページデータを前記通信工程を介して取得し更新検知処理を行う更新検知工程と、前記更新検知工程により検知された更新状態を保持する更新状態保持工程と、更新を通知するスケジュールを決定する通知スケジューリング工程と、前記通知スケジューリング工程により決定されたスケジュールに従って前記更新状態保持工程に保持されている更新状態を参照して通知していない更新について前記通信工程を介して通知を送信する能動的通知工程と、前記通信工程を介して通知要求を受信すると前記更新状態保持工程に保持されている更新状態を参照して通知していない更新について前記通信工程を介して通知を送信する受動的通知工程とをコンピュータに実行させるためのプログラムコードから成ることを特徴とするウェブページ更新通知装置の制御プログラム。
【0084】
[実施態様8] 前記能動的通知工程は、前記通知スケジューリング工程により決定されたスケジュールに従って前記更新状態保持工程に保持されている更新状態を参照して、前記能動的通知工程と前記受動的通知工程のいずれにおいても通知していない更新について前記通信工程を介して通知を送信する工程であり、
前記受動的通知工程は、前記通信工程を介して通知要求を受信すると前記更新状態保持工程に保持されている更新状態を参照して、前記能動的通知工程と前記受動的通知工程のいずれにおいても通知していない更新について前記通信工程を介して通知を送信する工程であることを特徴とする実施態様7に記載のウェブページ更新通知装置の制御プログラム。
【0085】
[実施態様9] 前記能動的通知工程は、前記通知スケジューリング工程により決定されたスケジュールに従って前記更新状態保持工程に保持されている更新状態を参照して、前回の通知から一定時間が経過している場合に限り通知済みの更新を除いた更新について前記通信工程を介して通知を送信する工程であることを特徴とする実施態様7または8に記載のウェブページ更新通知装置の制御プログラム。
【0086】
[実施態様10] 実施態様7乃至9のいずれかに記載のウェブページ更新通知装置の制御プログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【0087】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のウェブページ更新通知装置によれば、利用者が更新情報ページへのアクセスを怠っても更新通知を得ることができ且つ任意の時点での更新状況を知ることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るウェブページ更新通知装置の機能構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るウェブページ更新通知装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るウェブページ更新通知装置の動作の流れを示すフローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係るウェブページ更新通知装置における更新通知メールの一例を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係るウェブページ更新通知装置の動作の流れを示すフローチャートである。
【図6】従来及び本発明のウェブページ更新通知装置の利用例を示す図である。
【図7】従来のウェブページ更新通知装置におけるログインページの一例を示す図である。
【図8】従来のウェブページ更新通知装置における登録ページの一例を示す図である。
【図9】従来のウェブページ更新通知装置における更新通知メールの一例を示す図である。
【図10】従来のウェブページ更新通知装置における更新通知ページの一例を示す図である。
【符号の説明】
101 更新通知対象保持部
102 検知スケジューリング部
103 通信部
104 更新検知部
105 更新状態保持部
106 通知スケジューリング部
107 能動的通知部
108 受動的通知部
201 CPU
202 メモリ
203 ディスク装置
204 ネットワークインターフェース(ネットワークI/F)
205 バス
Claims (10)
- 一つ以上の更新通知対象ページを識別するページ識別データを保持する更新通知対象保持手段と、
前記更新通知対象保持手段に保持されているページ識別データが示す各ページの更新検知処理を行うスケジュールを決定する検知スケジューリング手段と、
他の装置との通信を行う通信手段と、
前記検知スケジューリング手段により決定されたスケジュールに従って前記更新通知対象保持手段に保持されているページ識別データが示す各ページのページデータを前記通信手段を介して取得して更新検知処理を行う更新検知手段と、
前記更新検知手段により検知された更新状態を保持する更新状態保持手段と、
更新を通知するスケジュールを決定する通知スケジューリング手段と、
前記通知スケジューリング手段により決定されたスケジュールに従って前記更新状態保持手段に保持されている更新状態を参照して通知していない更新について前記通信手段を介して通知を送信する能動的通知手段と、
前記通信手段を介して通知要求を受信すると前記更新状態保持手段に保持されている更新状態を参照して通知していない更新について前記通信手段を介して通知を送信する受動的通知手段とを備えたことを特徴とするウェブページ更新通知装置。 - 前記能動的通知手段は、前記通知スケジューリング手段により決定されたスケジュールに従って前記更新状態保持手段に保持されている更新状態を参照して、前記能動的通知手段と前記受動的通知手段のいずれにおいても通知していない更新について前記通信手段を介して通知を送信する手段であり、
前記受動的通知手段は、前記通信手段を介して通知要求を受信すると前記更新状態保持手段に保持されている更新状態を参照して、前記能動的通知手段と前記受動的通知手段のいずれにおいても通知していない更新について前記通信手段を介して通知を送信する手段であることを特徴とする前記請求項1に記載のウェブページ更新通知装置。 - 前記能動的通知手段は、前記通知スケジューリング手段により決定されたスケジュールに従って前記更新状態保持手段に保持されている更新状態を参照して、前回の通知から一定時間が経過している場合に限り通知済みの更新を除いた更新について前記通信手段を介して通知を送信する手段であることを特徴とする前記請求項1または2に記載のウェブページ更新通知装置。
- 一つ以上の更新通知対象ページを識別するページ識別データを保持する更新通知対象保持工程と、
前記更新通知対象保持工程に保持されているページ識別データが示す各ページの更新検知処理を行うスケジュールを決定する検知スケジューリング工程と、
他の装置との通信を行う通信工程と、
前記検知スケジューリング工程により決定されたスケジュールに従って前記更新通知対象保持工程に保持されているページ識別データが示す各ページのページデータを前記通信工程を介して取得し更新検知処理を行う更新検知工程と、
前記更新検知工程により検知された更新状態を保持する更新状態保持工程と、
更新を通知するスケジュールを決定する通知スケジューリング工程と、
前記通知スケジューリング工程により決定されたスケジュールに従って前記更新状態保持工程に保持されている更新状態を参照して通知していない更新について前記通信工程を介して通知を送信する能動的通知工程と、
前記通信工程を介して通知要求を受信すると前記更新状態保持工程に保持されている更新状態を参照して通知していない更新について前記通信工程を介して通知を送信する受動的通知工程とを備えたことを特徴とするウェブページ更新通知方法。 - 前記能動的通知工程は、前記通知スケジューリング工程により決定されたスケジュールに従って前記更新状態保持工程に保持されている更新状態を参照して、前記能動的通知工程と前記受動的通知工程のいずれにおいても通知していない更新について前記通信工程を介して通知を送信する工程であり、
前記受動的通知工程は、前記通信工程を介して通知要求を受信すると前記更新状態保持工程に保持されている更新状態を参照して、前記能動的通知工程と前記受動的通知工程のいずれにおいても通知していない更新について前記通信工程を介して通知を送信する工程であることを特徴とする請求項4に記載のウェブページ更新通知方法。 - 前記能動的通知工程は、前記通知スケジューリング工程により決定されたスケジュールに従って前記更新状態保持工程に保持されている更新状態を参照して、前回の通知から一定時間が経過している場合に限り通知済みの更新を除いた更新について前記通信工程を介して通知を送信する工程であることを特徴とする請求項4または5に記載のウェブページ更新通知方法。
- ウェブページ更新通知装置を制御するためのコンピュータ読み取り可能な制御プログラムであって、
一つ以上の更新通知対象ページを識別するページ識別データを保持する更新通知対象保持工程と、前記更新通知対象保持工程に保持されているページ識別データが示す各ページの更新検知処理を行うスケジュールを決定する検知スケジューリング工程と、他の装置との通信を行う通信工程と、前記検知スケジューリングこうていにより決定されたスケジュールに従って前記更新通知対象保持工程に保持されているページ識別データが示す各ページのページデータを前記通信工程を介して取得し更新検知処理を行う更新検知工程と、前記更新検知工程により検知された更新状態を保持する更新状態保持工程と、更新を通知するスケジュールを決定する通知スケジューリング工程と、前記通知スケジューリング工程により決定されたスケジュールに従って前記更新状態保持工程に保持されている更新状態を参照して通知していない更新について前記通信工程を介して通知を送信する能動的通知工程と、前記通信工程を介して通知要求を受信すると前記更新状態保持工程に保持されている更新状態を参照して通知していない更新について前記通信工程を介して通知を送信する受動的通知工程とをコンピュータに実行させるためのプログラムコードから成ることを特徴とするウェブページ更新通知装置の制御プログラム。 - 前記能動的通知工程は、前記通知スケジューリング工程により決定されたスケジュールに従って前記更新状態保持工程に保持されている更新状態を参照して、前記能動的通知工程と前記受動的通知工程のいずれにおいても通知していない更新について前記通信工程を介して通知を送信する工程であり、
前記受動的通知工程は、前記通信工程を介して通知要求を受信すると前記更新状態保持工程に保持されている更新状態を参照して、前記能動的通知工程と前記受動的通知工程のいずれにおいても通知していない更新について前記通信工程を介して通知を送信する工程であることを特徴とする前記請求項7に記載のウェブページ更新通知装置の制御プログラム。 - 前記能動的通知工程は、前記通知スケジューリング工程により決定されたスケジュールに従って前記更新状態保持工程に保持されている更新状態を参照して、前回の通知から一定時間が経過している場合に限り通知済みの更新を除いた更新について前記通信工程を介して通知を送信する工程であることを特徴とする前記請求項7または8に記載のウェブページ更新通知装置の制御プログラム。
- 請求項7乃至9のいずれかに記載のウェブページ更新通知装置の制御プログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002370139A JP2004199596A (ja) | 2002-12-20 | 2002-12-20 | ウェブページ更新通知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002370139A JP2004199596A (ja) | 2002-12-20 | 2002-12-20 | ウェブページ更新通知装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2004199596A true JP2004199596A (ja) | 2004-07-15 |
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ID=32766166
Family Applications (1)
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JP2002370139A Pending JP2004199596A (ja) | 2002-12-20 | 2002-12-20 | ウェブページ更新通知装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2004199596A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009104595A (ja) * | 2007-10-19 | 2009-05-14 | Webs-Tv Inc | ウェブページ接続システムおよびその接続方法 |
-
2002
- 2002-12-20 JP JP2002370139A patent/JP2004199596A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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