JP2004197967A - 調理器 - Google Patents

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2400/00General features of, or devices for refrigerators, cold rooms, ice-boxes, or for cooling or freezing apparatus not covered by any other subclass
    • F25D2400/28Quick cooling

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  • Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)

Abstract

【課題】速やかに効率よく食品を冷却することができる調理器を提供する。
【解決手段】調理器は、食品6を収容する調理室3と、該調理室3に隣接して設けられた気流調整室4と、該気流調整室4内に設けられた巻き線ヒータ9と、前記気流調整室4内に設けられ前記巻き線ヒータ9で加熱された空気を前記調理室3内に循環させる循環ファン10と、外気と前記気流調整室4内を連通するダクト15及び該ダクト15に配され所定量の水を貯留する貯水容器12及び該貯水容器12に連結管13と開閉自在な開閉弁14を介して減圧密閉接続され吸着剤22を収容する吸着容器11とから成る冷却装置33と、外気を吸引する冷却ファン20とを備えている。冷却調理時は、開閉弁14を開くとともに、冷却ファン20及び循環ファン10を動作させることにより、蒸発潜熱により冷却された貯水容器12の周囲を通った外気を調理室3内に循環させ、食品6を冷却する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、調理室内の食品を加熱および冷却調理する調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、食品の加熱調理は、ヒーター加熱および/または誘電加熱等を利用した加熱専用調理機にて行われている。一方、冷却調理は、冷凍・冷蔵庫等の冷却専用機または冷水等を利用して行われている。
【0003】
また、電子レンジなどの加熱調理器で、例えば離乳食を調理すると、食品を非常に柔らかく煮炊きでき、しかも食品を食器に入れてマグネトロンに通電するだけで、簡単に調理できる。このため、離乳食は電子レンジで作ることが多い。
【0004】
しかしながら、調理後の食品は熱く、そのままでは乳児に与えることができないため、適当な温度まで冷まさねばならず、手間がかかる。
【0005】
そこで、調理後の食品を自動的に冷ますことができる加熱調理器が提案されている。例えば、特許文献1に記載された電子レンジは、調理室内に送風するファン装置を設け、所定の調理が選択されたとき加熱調理の終了に引き続いて前記ファン装置を運転して調理室内の食品を冷却する調理制御手段を設けたものであり、所定の調理、例えば、離乳食のための調理を選択すると、加熱調理の終了に引き続いてファン装置が運転されるようになっている。これにより、調理室内に送風され、加熱調理後の食品が冷却される。
【0006】
【特許文献1】
特開平3−168532号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、加熱および冷却機が夫々必要となる。また、特許文献1の調理器では、ファン装置によって調理室内に送風される空気は常温であるため、食品を充分冷ますのに比較的長い時間を要する。例えば、上記文献には、当初の加熱調理の設定時間が3分であった場合、食品を40℃程度まで冷ますのに4分程度送風を行なうことが記載されている(第3頁第4段第8−11行参照。)。
【0008】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、速やかに効率よく食品を冷却することができる調理器を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の加熱調理装置は、食品を収容する調理室と、熱源と、該熱源で加熱された空気を前記調理室内に循環させる循環ファンと、所定量の水を貯留する少なくとも一つの貯水容器と、該貯水容器に開閉自在な弁を介して減圧密閉接続され吸着剤を収容する少なくとも一つの吸着容器とを備えたことを特徴としている。
【0010】
より具体的には、食品を収容する調理室と、該調理室に隣接して設けられた気流調整室と、該気流調整室内に設けられた熱源と、前記気流調整室内に設けられ前記熱源で加熱された空気を前記調理室内に循環させる循環ファンと、外気と前記気流調整室内を連通するダクト及び該ダクトに配され所定量の水を貯留する貯水容器及び該貯水容器に開閉自在な弁を介して減圧密閉接続され吸着剤を収容する吸着容器とから成る冷却装置とを備えたことを特徴としている。
【0011】
これによると、前記弁を開くことにより、前記吸着剤の吸着作用で前記吸着容器内の水の蒸発が促進される。したがって、この蒸発する水の潜熱により冷却される前記貯水容器の周囲に外気を流し、この外気を前記調理室内に循環させることにより、前記調理室内の食品を冷却調理することができる。
【0012】
そして、前記冷却装置は、前記ダクト内に外気を吸引する冷却ファンを有しており、冷却装置と循環ファンが動作することにより、冷却された外気を調理室内で循環させることができる。
【0013】
なお、前記ダクトの吹出口を気流調整室内の前記循環ファンよりも上流側に開口させた場合は、冷却ファンを別途設けなくても、循環ファンの動作のみによって外気を吸引して調理室内で循環させることができる。
【0014】
また、前記冷却装置を複数設け、それぞれ単独で動作可能としたことを特徴とする。これによると、複数の冷却装置を組み合わせて運転させることで、冷却効率が良くなり連続して冷却調理を行なえるようになる。
【0015】
また、前記熱源の熱を伝達して前記吸着剤を再生するようにすると、加熱調理時に吸着剤の再生を並行して行なうことができる。あるいは、前記吸着剤の再生を促進する再生ヒータを設けてもよい。
【0016】
また、誘電加熱手段を具備した調理器では、熱気加熱と誘電加熱を組み合わせることで、多様な加熱調理が行なえる。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施形態を図面を参照して説明する。図1は、第1の実施形態に係る調理器の概略構成を示す縦断面図であり、図2は、冷却装置の構成を示す斜視図である。本体1の内部は、側板2により左右に仕切られ、左側に大部屋として調理室3が設けられ、この調理室3に隣接して右側に小部屋としての気流調整室4が設けられている。調理室3内には加熱調理する食品6を載せる食品棚5が水平に設けられている。
【0018】
側板2の上端部には吸込口7が開口形成されている。側板2の下端部には、吹出口8が開口形成されている。気流調整室4内には、抵抗発熱する巻き線ヒータ9が巻き回し方向と空気の流通方向が一致するように配設されている。この巻き線ヒータ9の上流側には、プロペラ型の循環ファン10が設けられている。したがって、循環ファン10が駆動されると、気流調整室4内には、吸込口7から気流調整室4内に吸込まれ、吹出口8から抜ける空気流が生じる。このため、調理室3内の空気は気流調整室4を通って循環することになる。
【0019】
次に、冷却装置33について説明する。気流調整室4の外側に位置する本体1の側面に接して、内部にゼオライト又はシリカゲルなどの吸着剤22を収容した吸着容器11が設けられている。また、本体1の底面よりも下方には、内部に水またはエタノールなど水よりも凝固点の低いアルコール類を収容した貯水容器12が設けられている。吸着容器11と貯水容器12は、連結管13及び開閉自在な開閉弁14を介して直列に配され、減圧密閉されている。更に、本体1の底面に接してダクト15が設けられている。
【0020】
ダクト15の内部空間は左端部を除いて高さ方向の中央で上下の空間16,17に仕切られており、その下側の空間17と外部とを連通する吸込口18がダクト15の右端面に設けられ、上側の空間16と本体1内の気流調整室4とを連通する吹出口19がダクト15の上面右端部に設けられている。吹出口19には、開閉自在は弁21が設けられており、ダクト15は吹出口8の近傍で弁21を介して気流調整室4と連通している。貯水容器12は、その大部分がダクト15内の空気通路に位置するように、ダクト15に取り付けられている。
【0021】
また、ダクト15内の吸込口18近傍には、冷却ファン20が設けられている。したがって、冷却ファン20が駆動されると、ダクト15内には、吸込口18から入って下側の空間16を水平に進み、奥で上へ折り返して上側の空間17を水平に戻り、吹出口19から抜ける空気流が生じる。このため、外部の空気がダクト15を通って気流調整室4内に流入することになる。
【0022】
図3は、吸着容器11の内部構成を示す概略断面図である。吸着容器11内には、顆粒状の吸着剤22を収容したメッシュ状の吸着剤保持容器23が気流調整室4の側壁に沿って上下に並ぶように、等間隔に複数設けられている。この吸着剤保持容器23の内部には、気流調整室4の側壁の外面に水平に接触する熱伝導性の良い平板型の金属フィン24が配されている。吸着剤保持容器23は1つでも良いが、複数個を所定間隔で配置するのが好ましく、これにより、吸着剤22が分散され、表面積が拡大されるため、蒸気の吸着量が多くなる。
【0023】
また、吸着容器11の上面11A及び下面11Bには傾斜を設けて、吸着剤22の再生時に生じる蒸気が吸着容器11の壁面にて凝縮し、凝縮水が吸着剤22へ再吸着されることなく、壁面を伝って連結管13から貯水容器12内に流入しやくしている。
【0024】
図4は、貯水容器12の外観を示す斜視図である。貯水容器12は水の蒸発面積を大きくするため、扁平容器を使用するのが望ましい。このように水の蒸発量多くすることにより、全潜熱量が大きくなり、貯水容器12の冷却能力が高くなる。また、貯水容器12の上面は、連結管13と接続する部位が最も高くなるように凸形状にすることにより、蒸気が円滑に連結管13へ排出されるようになる。
【0025】
図5は、貯水容器12の一例を示す透視斜視図である。貯水容器12の内部には、熱伝導性の良い金属フィン25を格子状に設けて、貯水容器12の外部への熱伝導を促進している。金属フィン25の上下には通気孔26及び通水孔27を設けて、貯水容器12内に区画された空間相互の通気性及び通水性を確保している。
【0026】
図6は、貯水容器12の他の例を示す透視斜視図である。貯水容器12の内部に吸水材料28を設けている。これにより、水の蒸発の際、貯留された水の表面からのみではなく、吸水材料28の表面からも蒸発するようになるため、蒸発量を多くできる。更に好ましくは、上記金属フィン25と吸水材料28を併用するのが良い。
【0027】
以上のように構成された調理器において、加熱調理工程では、調理室3内の雰囲気を循環ファン10の動作によって循環させながら、巻き線ヒータ9によって加熱し、加熱された雰囲気によって調理室3内の食品6を加熱調理する。この際、開閉弁21は常に閉じておくが、加熱調理温度が吸着剤22の再生可能な温度に達すると、巻き線ヒータ9の熱によって、吸着容器11内の吸着剤22は加熱され、水分が脱着し吸着剤22は再生されるので、開閉弁14を開くことにより、吸着剤22より脱着した水分が、吸着容器11、連結管13及び貯水容器12の壁面にて凝縮し、貯水容器12内に貯留される。そして、この加熱調理工程が終了すると、開閉弁14を閉じる。
【0028】
次の冷却調理工程では、再び開閉弁14を開く。これにより、貯水容器12内に収容された水が減圧下で蒸発する。蒸発した水蒸気は吸着容器11内の吸着剤22に吸着されるため、次々に貯水容器12内の水が蒸発する。このとき、貯水容器12は水の蒸発による潜熱を奪われて冷却される。
【0029】
したがって、開閉弁21を開き、冷却ファン20を動作させることにより、冷却ファン20が吸引した外気は、ダクト15を通過する際、低温になった貯水容器12により冷却され、吹出口8近傍の気流調整室4内に送風される。更に、循環ファン10の動作によって、冷却された外気は、調理室3及び気流調整室4内を循環し、調理室3内の食品6を冷却する。よって、常温の外気で冷却する場合よりも、速やかに効率よく食品6を冷却することができる。
【0030】
図7は、図1の調理器において、循環ファン10及び巻き線ヒータ9の構成を変えたものである。つまり、側板2と対向するように設けた風車型の循環ファン10の周囲を円周方向に取り巻く形で巻き線ヒータ9を設けて、調理室3内の雰囲気を循環ファン10の回転中心付近から吸引し、巻き線ヒータ9により加熱し、側板2の外周付近から調理室1内に送風することにより、調理室1内の雰囲気を循環させ、食品6を加熱するものである。この例によると、循環ファン10の回転軸が本体1の幅方向を向き、奥行き方向に回転するため、気流調整室4を図1の場合に比べて小さくでき、その分、調理器の本体1の省スペース化が図られる。
【0031】
本発明の第2の実施形態について説明する。図8は、本発明の第2の実施形態に係る空気調和機の概略構成を示す縦断面図を示している。この実施形態は、図1の上記第1の実施形態において、外気吸引用の冷却ファン20を気流制御室4内の循環ファン10にて兼用としたものである。つまり、巻き線ヒータ9の下方に循環ファン10を設けて、この循環ファン10の上流側にダクト15の吹出口19を位置させることにより、循環ファン10の動作によって、ダクト15を通って外気を吸引できるようにし、これによって冷却ファン20が不要となる。したがって、構成部品が簡略化され、廉価な調理器を提供することができる。
【0032】
図9は、図8の調理器において、循環ファン10及び巻き線ヒータ9の構成を変えたものである。つまり、側板2と対向するように設けた風車型の循環ファン10の周囲を円周方向に取り巻く形で巻き線ヒータ9を設けて、調理室3内の雰囲気を循環ファン10の回転中心付近の吸込口7から吸引し、巻き線ヒータ9により加熱し、側板2の外周付近から調理室3内に送風することにより、調理室3内の雰囲気を循環させ、食品6を加熱するものである。また、側板2の内部に、ダクト15の吹出口19から側板2の吸込口7に通ずる新たなダクト32を形成し、循環ファン10の回転中心に向けて空気流を作るようにしたものである。
【0033】
この例によると、循環ファン10の回転軸が本体1の幅方向を向き、奥行き方向に回転するため、調理器の本体1の省スペース化が図られる。
【0034】
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。図10は、第3の実施形態に係る調理器の概略構成を示す縦断面図である。この実施形態では、本体1の上面に吸着容器11を配し、この吸着容器11の内部に、本体1の幅方向に延びるU字型の再生ヒータ29を別途配設している。
【0035】
また、吸着容器11の上面11A及び底面11Bは連結管13の接続部位が最も低くなるように、傾斜が付けられている。これにより、吸着剤22の再生の際、吸着容器11の壁面に生じる凝縮水を吸着剤22に再吸着させることなく、連結管13に円滑に排水することができるようになる。
【0036】
図11は、吸着容器11の内部構成を示す概略断面図である。吸着容器11の内部には、顆粒状の吸着剤22を収容したメッシュ状の吸着剤保持容器23が配設されている。上記U字型の再生ヒータ29は吸着剤保持容器23内に挿入されており、その直線部に沿って平板型の金属フィン24が水平に取り付けられている。吸着剤保持容器23は1つでも良いが、図12に示すように、複数個、所定の間隔を設けて隣接して配設するのが好ましい。これにより、吸着剤22が蒸気を吸着する際に吸着剤22の表面積が大きくなり、蒸気の吸着量が多くなる。
【0037】
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。この第4の実施形態は、上記第1〜3の実施形態において、冷却調理のサイクルを短縮可能としたものである。図13は、第4の実施形態に係る調理器に特徴的な構成を示す要部斜視図である。
【0038】
上記第1〜3の実施形態では、例えば図2に示すように、吸着容器11とダクト15に配置した貯水容器12とを連結管13で連結した冷却装置33を一つ使用したが、この実施形態では複数の冷却装置を併用する。すなわち、図13に示すように、吸着容器11Aとダクト15Aに配置した貯水容器12Aとを連結管13Aで連結した第1の冷却装置33Aと、吸着容器11Bとダクト15Bに配置した貯水容器12Bとを連結管13Bで連結した第2の冷却装置33Bを使用している。したがって、これらの第1,第2の冷却装置33A,33Bを個別に動作させることによって、冷却調理が連続して行なえるようになる。
【0039】
また、この場合、図14の概略構成図に示すように、連結管13A,13Bに跨って流路切換え弁30を設けるとともに、ダクト15A,15Bに跨って流路切換え弁31を設けてもよい。これによると、各吸水容器と貯水容器との連結に開閉自在な弁が不要となり、一台の冷却ファン20を各冷却装置33A,33Bで兼用できるため、部品が削減され、コストダウンが図られる。
【0040】
なお、上記第1〜4の実施形態に係る調理器において、吸着容器内の吸着剤を再生後、強制的に冷却することにより、冷却運転サイクルが短縮可能となる。冷却方法としては、吸着容器の外部にファンを設け、該ファンにより吸着容器を冷却する。または、顆粒状の吸着剤が収容されたメッシュ状の吸着剤保持容器内に、冷却管と冷却管に接続された熱伝導性の良い金属フィンを配し、低温の水または空気を流すことにより、吸着剤を冷却してもよい。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によると、速やかに効率よく食品の冷却を行なえる調理器を提供することができる。冷却調理の際は、吸着剤の吸着作用によって貯水容器内の水を蒸発させ、水の蒸発潜熱を利用して調理室内を冷却するため、コンプレッサなどの動力が不要であり、水や氷などの保冷材を別途準備する必要もない。また、加熱調理用の熱源を利用して、加熱調理中に吸着剤を再生することができるため、加熱調理から冷却調理へスピーディに移行でき、調理時間の短縮が図られる。更に、加熱調理および冷却調理を夫々単独で行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る調理器の概略構成を示す縦断面図である。
【図2】上記調理器の冷却装置を示す斜視図である。
【図3】吸着容器の内部構成を示す概略断面図である。
【図4】貯水容器の外観を示す斜視図である。
【図5】上記貯水容器の一例を示す透視斜視図である。
【図6】上記貯水容器の他の例を示す透視斜視図である。
【図7】上記第1の実施形態の他の例に係る調理器の概略構成を示す縦断面図である。
【図8】本発明の第2の実施形態に係る空気調和機の概略構成を示す縦断面図である。
【図9】上記第2の実施形態の他の例に係る調理器の概略構成を示す縦断面図である。
【図10】本発明の第3の実施形態に係る調理器の概略構成示す縦断面図である。
【図11】吸着容器の内部構成の一例を示す概略断面図である。
【図12】上記吸着容器の内部構成の他の例を示す概略断面図である。
【図13】本発明の第4の実施形態に係る調理器の冷却装置を示す斜視図である。
【図14】上記冷却装置の他の例を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 調理器本体
3 調理室
4 気流調整室
7 吸込口
8 吹出口
9 巻き線ヒータ
10 循環ファン
11,11A,11B 吸着容器
12,12A,12B 貯水容器
13 連結管
14 開閉弁
15 ダクト
20 冷却ファン
22 吸着剤
29 再生ヒータ
30,31 流路切換え弁
33 冷却装置
33A 第1の冷却装置
33B 第2の冷却装置

Claims (8)

  1. 食品を収容する調理室と、熱源と、該熱源で加熱された空気を前記調理室内に循環させる循環ファンと、所定量の水を貯留する少なくとも一つの貯水容器と、該貯水容器に開閉自在な弁を介して減圧密閉接続され吸着剤を収容する少なくとも一つの吸着容器とを備えたことを特徴とする調理器。
  2. 食品を収容する調理室と、該調理室に隣接して設けられた気流調整室と、該気流調整室内に設けられた熱源と、前記気流調整室内に設けられ前記熱源で加熱された空気を前記調理室内に循環させる循環ファンと、外気と前記気流調整室内を連通するダクト及び該ダクトに配され所定量の水を貯留する貯水容器及び該貯水容器に開閉自在な弁を介して減圧密閉接続され吸着剤を収容する吸着容器とから成る冷却装置とを備えたことを特徴とする調理器。
  3. 前記冷却装置は、前記ダクト内に外気を吸引する冷却ファンを有していることを特徴とする請求項2に記載の調理器。
  4. 前記ダクトの吹出口を前記気流調整室内の前記循環ファンよりも上流側に開口させたことを特徴とする請求項2に記載の調理器。
  5. 前記冷却装置を複数設け、それぞれ単独で動作可能としたことを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の調理器。
  6. 前記熱源の熱を伝達して前記吸着剤を再生するようにしたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の調理器。
  7. 前記吸着剤の再生を促進する再生ヒータを設けたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の調理器。
  8. 誘電加熱手段を具備したことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の調理器。
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