JP2004197923A - 樹脂インサーターによるポリエステル綿の結合方法 - Google Patents

樹脂インサーターによるポリエステル綿の結合方法 Download PDF

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敏幸 藤原
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Abstract

【課題】接着剤を使わずにポリエステルリサイクルが容易に出来る結合方法を提供する。
【解決手段】ポリエステル素材のインサーターをもってポリエステル綿同士を結合することにより問題を解決する。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は互いに逆方向の指向性を持ったインサーターを用いることにより、成型ポリエステル綿同士を結合するポリエステル綿の結合方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来よりポリエステル綿を接着する方法として酢酸ビニル系、ウレタン系など様々な樹脂が使われ、接着された。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
これは次の様な欠点があった。
イ. 樹脂が固まった部分が綿の柔らかさの中で違和感となった。
ロ. ポリエステルのリサイクルにおいてポリエステル以外の樹脂が混入しているとその樹脂の部分を取り除かなければならなく。非常に手間のかかる作業であった。
本発明は、これらの欠点を解決するために発明されたものである。
【0004】
【課題を解決する為の手段】
イ. ポリエステル樹脂で出来た針状のインサーター。
ロ. 針状のインサーターに設けられた方向を持った多数のフック。
ハ. フックの向きをインサーターの中央部からそれぞれ逆の方向へ向けて設置する。
ニ. インサーターをポリエステル綿に差込む事によってポリエステル綿同士をジョウイントする。
ホ. それぞれのポリエステル綿の繊維はインサーターのフックに引っかかりインサーターの中央部に引かれて行き強くジョイントされる。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
1.本発明の構成。
ポリエステル樹脂で出来た針状のインサーター(1)に於いてその中央部からそれぞれ逆向きの指向性を持って設けられた多数のフック(2)。
本発明は以上の様な構造である。
2.本発明の実施形態。
インサーター(9)の両側をそれぞれポリエステル綿(11)に差し込む。それぞれのポリエステル綿(11)の繊維はインサーター(9)のフック(10)に引っかかりインサーター(9)の中央部に引かれて行き強くジョイントされる。
【0006】
【発明の効果】
本発明を採用する事により、
1.ポリエステル綿同士に接着剤を用いずに容易に結合できる。
2.不純物が無いのでそのままポリエステルのリサイクルが出来る
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構造を示す正面図である。
【図2】本発明の構造を示す正面図である。
【図3】本発明の構造を示す斜視図である。
【図4】本発明の実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1、3、6、9 インサーター
2、4、7、10 フック
5 樹脂棒
8 樹脂シート
11 ポリエステル綿

Claims (5)

  1. 指向性をもった複数のフック(2,4,7)を配置した針状のインサーター(1,3,6)。
  2. 中央から両端に向かってそれぞれ反対の指向性を持って配列されたフック(2,4,7)を配置したインサーター(1,3,6)
  3. インサーター(3)の中央を樹脂棒(5)を用いて線上に配置したライン状のインサーター(3)。
  4. インサーター(6)の中央を樹脂シート(8)を用いて平面上に配置した面状のインサーター(6)。
  5. インサーター(9)の両側をそれぞれポリエステル綿(11)に差し込み指向性をもったフック(10)で綿の繊維を引き寄せて行くポリエステル綿の結合方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102007016465A1 (de) * 2007-03-27 2008-10-02 C. & E. Fein Gmbh Befestigungselement

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