JP2004197847A - 油圧緩衝器のナックルブラケット構造 - Google Patents

油圧緩衝器のナックルブラケット構造 Download PDF

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健二 柱山
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Abstract

【課題】油圧緩衝器において、膨出状補強リブを備えたナックルブラケットが固定されたチューブの塗装時に、補強リブの内側スペースのエア溜りを排除し、塗装状態の良好を図ること。
【解決手段】油圧緩衝器10のチューブ11にナックルブラケット13を固定し、ナックルブラケット13がチューブ11から離間する外方に膨らませた補強リブ36、37を備えてなる油圧緩衝器10において、チューブ11を塗装姿勢に配置したときに、ナックルブラケット13における補強リブ36、37の内側スペースであって、鉛直方向上側に位置する部分を外方空間に連通するエア抜き路38、39を設けるもの。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は油圧緩衝器のナックルブラケット構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
特許文献1に記載の如く、油圧緩衝器のチューブにナックルブラケットを溶接固定し、ナックルブラケットがチューブの外周を抱持する本体部と、本体部から突出する一対のナックル取付部と、本体部及びナックル取付部に形成されてチューブから離間する外方に膨らませた補強リブを備えてなるものがある。
【0003】
【特許文献1】
実用2594425([0009]、図1、図3)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
油圧緩衝器の製造過程で、ナックルブラケットを溶接固定したチューブの塗装は、塗装液がチューブ内に入らないように逆さにし、ナックルブラケットの内側に液溜りができないように傾けた状態で、塗装液に浸漬して行なう。このとき、チューブの塗装姿勢は、ナックル取付部が下向きになるように配置し、ナックル取付部の内側に塗装液が溜まらないようにしている。
【0005】
しかしながら、ナックル取付部を下向きにするチューブの塗装姿勢では、前述した膨出状補強リブの内側スペースにエア溜りができ、このエア溜りを生じた補強リブの内側面には塗装液がのらない。このため、補強リブの内側面に対する塗料のタッチアップが必要になり、工数が増えコスト高になる。
【0006】
本発明の課題は、油圧緩衝器において、膨出状補強リブを備えたナックルブラケットが固定されたチューブの塗装時に、補強リブの内側スペースのエア溜りを排除することにより、塗装状態を良好にし、タッチアップ等の工数削減を図ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、油圧緩衝器のチューブにナックルブラケットを固定し、該ナックルブラケットがチューブから離間する外方に膨らませた補強リブを備えてなる油圧緩衝器のナックルブラケット構造において、チューブを塗装姿勢に配置したときに、ナックルブラケットにおける補強リブの内側スペースであって、鉛直方向上側に位置する部分を外方空間に連通するエア抜き路を設けるようにしたものである。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1の発明において更に、前記ナックルブラケットが備える複数の補強リブのそれぞれに応じてエア抜き路を設けるようにしたものである。
【0009】
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において更に、前記チューブを塗装姿勢に配置したとき、鉛直方向の上下に位置する補強リブの内部スペースを連通路でつなぎ、鉛直方向上側の補強リブの内側スペースを外方空間に連通するエア抜き路を設けるようにしたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は第1実施形態の油圧緩衝器を示す正面図、図2はナックルブラケットを示す正面図、図3は図2の側面図、図4は図2の平面図、図5はチューブの塗装姿勢を示す要部正面図、図6は第2実施形態の油圧緩衝器を示す要部正面図、図7はナックルブラケットを示す正面図、図8は図7の平面図、図9は図7のIX−IX線に沿う断面図、図10は図7のX−X線に沿う断面図、図11は第3実施形態の油圧緩衝器を示す要部正面図、図12はナックルブラケットを示す正面図、図13は図12のXIII−XIII線に沿う断面図である。
【0011】
(第1実施形態)(図1〜図5)
油圧緩衝器10は、ストラットダンパ型であり、図1に示す如く、ダンパチューブ11(アウタチューブ)に内蔵してあるシリンダ(不図示)にピストンロッド12を挿入し、ダンパチューブ11の下端部に溶接固定したナックルブラケット13を介して車軸に連結され、ダンパチューブ11から突出するピストンロッド12に車体側取付ブラケット(不図示)を介して車体に連結される。尚、ダンパチューブ11の底部はスピニング加工され、ダンパチューブ11の中間外周部にはスタビライザブラケット15が溶接固定されている。
【0012】
車体側取付ブラケットは、ピストンロッド12の上端部に締結したナット16により上軸受板17を固定し、上軸受板17の下面にベアリング18、下軸受板19を装填している。そして、下軸受板19にスペーサ20を介して上スプリングシート21を背面支持し、ダンパチューブ11の外周に下スプリングシート22を固定し、上スプリングシート21と下スプリングシート22の間に懸架ばね23を介装している。尚、上スプリングシート21はスプリングシートカバー24を備え、スプリングシートカバー24は樹脂からなり、複数箇所にスプリング脱落防止機構を備える。
【0013】
油圧緩衝器10は、上スプリングシート21の中央部にバンプラバー25を保持し、ダンパチューブ11の上端部にバンプストッパキャップ26を固定している。油圧緩衝器10の最圧縮時に、バンプラバー25がバンプストッパキャップ26に衝合して最圧縮ストロークを規制する。バンプラバー25の下端部にはダストカバー27が連続している。
【0014】
従って、油圧緩衝器10にあっては、車両が路面から受ける衝撃力を懸架ばね23の弾発力により吸収し、懸架ばね23の伸縮振動をピストン(不図示)に設けてあるピストンバルブ装置、シリンダに設けてあるベースバルブ装置等の減衰作用により制振する。
【0015】
しかるに、ナックルブラケット13は、図1〜図4に示す如く、1枚板を折り曲げ成形してなり、本体部31と、ナックル取付部32と、応力緩和部33を有する。本体部31は、横断面C字状をなし、ダンパチューブ11の軸方向と周方向に沿って設けられ、ダンパチューブ11の外周を抱持する。ナックル取付部32は、本体部31のC字断面の両端部から連続して径方向前方に突出し、互いに平行に延びる左右一対からなり、上下の取付孔32A、32Bを備える。本体部31と左右のナックル取付部32には、ナックル取付部32の前端の高さ方向中央からナックル取付部32の下端を経て本体部31の下端前半部に渡って連続する外向きの補強フランジ34、35が形成される。応力緩和部33は、本体部31とナックル取付部32をダンパチューブ11の軸方向と周方向に沿って上方に延長させたものであり、本体部31から延長されてダンパチューブ11の外周を抱持する本体延長部33Aを有するとともに、両ナックル取付部32の上端から本体延長部33Aの上端部に渡る張出部33Bを有し、張出部33Bの前縁部を内側に折り曲げた折り返し部33Cとする。
【0016】
ナックルブラケット13は、本体部31の下端周縁部を溶接部aでダンパチューブ11の底部に溶接され、応力緩和部33の本体延長部33Aの上端周縁部を溶接部bでダンパチューブ11の外周に溶接される。尚、本体部31にはブレーキホースブラケット28が溶接固定される。
【0017】
ナックルブラケット13は、ダンパチューブ11の外周を抱持する本体部31及び応力緩和部33の本体延長部33Aと、左右のナックル取付部32及び応力緩和部33の張出部33Bの折り曲げ境界部に沿う2位置のそれぞれに、補強リブ36、37を備える。補強リブ36、37は、ダンパチューブ11から離間する外方に膨らむ箱状をなし、ダンパチューブ11の外周との間に内側スペースを形成する。
【0018】
ナックルブラケット13は、ダンパチューブ11を塗装液に浸漬して塗装するときに、塗装液がダンパチューブ11内に入らないように逆さにされ、ナックル取付部32及び応力緩和部33の張出部33Bが斜め下向きになる、図5(図5は紙面の上部を鉛直方向上側、下部を鉛直方向下側とする)に示す如くの斜め下向きの塗装姿勢を付与される。ナックルブラケット13は、ダンパチューブ11を塗装姿勢に配置したときに、補強リブ36、37のそれぞれに応じてそれらの内側スペースであって鉛直方向上側の最上部に位置する部分(ダンパチューブ10の使用状態では、ナックルブラケット13の本体部31とナックル取付部32の境界部に沿う、補強リブ36、37の内側スペースの最下部)を外方空間に連通開放するエア抜き路38、39を備える。エア抜き路38は補強リブ36に穿設された孔からなり、エア抜き路39は補強リブ37に穿設された孔からなる。
【0019】
本実施形態によれば以下の作用効果がある。
(請求項1に対応する作用効果)
▲1▼ダンパチューブ11を塗装姿勢に配置したときに、ナックルブラケット13における補強リブ36、37の内側スペースであって、鉛直方向上側に位置する部分を外方空間に連通するエア抜き路38、39を設ける。従って、ダンパチューブ11を塗装液に浸漬した塗装姿勢で、補強リブ36、37の内側スペースにエア溜りを生ずることがなく、補強リブ36、37の内側面の全面に塗装液を行き渡らせ、塗装状態の良好を図ることができる。タッチアップ等の工数削減を図ることができる。
【0020】
斜め下向きの塗装姿勢とすることで、塗装終了後に張出部33Bに塗装液が溜まることなく排出され、乾きが良く、塗装液が後から垂れることもない。
【0021】
(請求項2に対応する作用効果)
▲2▼ナックルブラケット13が備える複数の補強リブ36、37のそれぞれに応じてエア抜き路38、39を設ける。従って、複数の補強リブ36、37の全てにおいて、それらの内側スペースへのエア溜りを排除し、塗装状態の良好を図ることができる。
【0022】
(第2実施形態)(図6〜図10)
第2実施形態のナックルブラケット13は、図6〜図8に示す如く、1枚板を折り曲げ成形してなり、本体部41と、ナックル取付部42を利用する。本体部41は、横断面C字状をなし、ダンパチューブ11の軸方向と周方向に沿って設けられ、ダンパチューブ11の外周を抱持する。本体部41は高さ方向の中間部を軽量化のための肉抜き部41Aとしている。ナックル取付部42は、本体部41のC字断面の両端部から連続して径方向前方に突出し、互いに平行に延びる左右一対からなり、上下の取付孔42A、42Bを備える。ナックル取付部42の上端には内側に折り曲げた折り返し部43が設けられる。本体部41と左右のナックル取付部42には、ナックル取付部42の下端から本体部41の下端前半部に渡って連続する外向きの補強フランジ44が形成される。
【0023】
ナックルブラケット13は、本体部41の下端周縁部を溶接部aでダンパチューブ11の底部に溶接され、本体部41の上端周縁部を溶接部bでダンパチューブ11の外周に溶接される。尚、本体部41にはブレーキホースブラケット28が溶接固定される。
【0024】
ナックルブラケット13は、ダンパチューブ11の外周を抱持する本体部41と、左右のナックル取付部42の折り曲げ境界部に沿う2位置のそれぞれに、補強リブ46、47を備える。補強リブ46、47は、ダンパチューブ11から離間する外方に膨らむ箱状をなし、ダンパチューブ11の外周との間に内側スペースを形成する。
【0025】
ナックルブラケット13は、ダンパチューブ11を塗装液に浸漬して塗装するときに、塗装液がダンパチューブ11内に入らないように逆さにされ、ナックル取付部42が下向きになる塗装姿勢を付与される(図5参照)。ナックルブラケット13は、ダンパチューブ11を塗装姿勢に配置したときに、鉛直方向の上下に位置する補強リブ46、47の内側スペースを連通路48(図9)で継なぎ、鉛直方向上側の補強リブ47の内側スペースに連通するエア抜き路49(図10)を設ける。この塗装姿勢状態下で、連通路48は、ナックルブラケット13に形成されたトンネル状をなし、鉛直方向下側の補強リブ47の内側スペースにおける鉛直方向上側の最上部に位置する部分を補強リブ46の内側スペースに連通する。エア抜き路49は、鉛直方向上側の補強リブ46に形成した煙突状をなし、補強リブ46の内側スペースにおける鉛直方向上側の最上部に位置する部分を外方空間に連通開放する。
【0026】
本実施形態によれば、第1実施形態の前述▲1▼、▲2▼の作用効果に加え、以下の作用効果がある。即ち、複数の補強リブ46、47の内側スペースのエア溜りを連通路48、エア抜き路49によってスムースに排除できる。
【0027】
(第3実施形態)(図11〜図13)
第3実施形態のナックルブラケット13は、図11、図12に示す如く、1枚板を折り曲げ成形してなり、本体部51と、ナックル取付部52を有する。本体部51は、横断面C字状をなし、ダンパチューブ11の軸方向と周方向に沿って設けられ、ダンパチューブ11の外周を抱持する。本体部51は高さ方向の中間部を軽量化のための肉抜き部51Aとしている。ナックル取付部52は、本体部51のC字断面の両端部から連続して径方向前方に突出し、互いに平行に延びる左右一対からなり、上下の取付孔52A、52Bを備える。ナックル取付部52の上端には内側に折り曲げた折り返し部53が設けられる。本体部51と左右のナックル取付部52には、ナックル取付部52の下端から本体部51の下端前半部に渡って連続する外向きの補強フランジ54が形成される。
【0028】
ナックルブラケット13は、本体部51の下端周縁部を溶接部a(不図示)でダンパチューブ11の底部に溶接され、本体部41の上端周縁部を溶接部bでダンパチューブ11の外周に溶接される。尚、本体部51にはブレーキホースブラケット28が溶接固定される。
【0029】
ナックルブラケット13は、ダンパチューブ11の外周を抱持する本体部51と、左右のナックル取付部52の折り曲げ境界部に沿う2位置のそれぞれに、補強リブ56、57を備える。補強リブ56、57は、ダンパチューブ11から離間する外方に膨らむ箱状をなし、ダンパチューブ11の外周との間に内側スペースを形成する。
【0030】
ナックルブラケット13は、ダンパチューブ11を塗装液に浸漬して塗装するときに、塗装液がダンパチューブ11内に入らないように逆さにされ、ナックル取付部52が下向きになる、塗装姿勢を付与される(図5参照)。ナックルブラケット13は、ダンパチューブ11を塗装姿勢に配置したときに、鉛直方向の上下に位置する補強リブ56、57の内側スペースを連通路58(図13)で継なぎ、鉛直方向上側の補強リブ56の内側スペースに連通するエア抜き路59(図12)を設ける。この塗装姿勢状態下で、連通路58は、ナックルブラケット13に形成されたトンネル状をなし、鉛直方向下側の補強リブ57の内側スペースにおける鉛直方向上側の最上部に位置する部分を補強リブ56の内側スペースに連通する。エア抜き路59は、鉛直方向上側の補強リブ56に穿設した孔状をなし、補強リブ56の内側スペースにおける鉛直方向上側の最上部に位置する部分を外方空間に連通開放する。
【0031】
本実施形態によれば、第1実施形態の前述▲1▼、▲2▼の作用に加え、以下の作用効果がある。即ち、複数の補強リブ56、57の内側スペースのエア溜りを連通路58、エア抜き路59によってスムースに排除できる。
【0032】
尚、第1実施形態〜第3実施形態のナックルブラケット13は、補強リブ36、37、補強リブ46、47、補強リブ56、57をナックルブラケット13の中心軸に対する左右対称に設けている。そして、エア抜き路38とエア抜き路39、連通路48とエア抜き路49、連通路58とエア抜き路59は、左右の補強リブの全てに設ける必要があるから、結果として、ナックルブラケット13の中心軸に対する左右対称位置に設けられる。
【0033】
以上、本発明の実施の形態を図面により記述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
【0034】
【発明の効果】
本発明によれば、油圧緩衝器において、膨出状補強リブを備えたナックルブラケットが固定されたチューブの塗装時に、補強リブの内側スペースのエア溜りを排除し、塗装状態の良好を図ることができる。ナックルブラケットを斜め下向きの塗装姿勢とすることで、ナックルブラケットに塗装液が溜まることなく排出される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は第1実施形態の油圧緩衝器を示す正面図である。
【図2】図2はナックルブラケットを示す正面図である。
【図3】図3は図2の側面図である。
【図4】図4は図2の平面図である。
【図5】図5はチューブの塗装姿勢を示す要部正面図である。
【図6】図6は第2実施形態の油圧緩衝器を示す要部正面図である。
【図7】図7はナックルブラケットを示す正面図である。
【図8】図8は図7の平面図である。
【図9】図9は図7のIX−IX線に沿う断面図である。
【図10】図10は図7のX−X線に沿う断面図である。
【図11】図11は第3実施形態の油圧緩衝器を示す要部正面図である。
【図12】図12はナックルブラケットを示す正面図である。
【図13】図13は図12のXIII−XIII線に沿う断面図である。
【符号の説明】
10 油圧緩衝器
11 ダンパチューブ(チューブ)
13 ナックルブラケット
36、37 補強リブ
38、39 エア抜き路
46、47 補強リブ
48 連通路
49 エア抜き路
56、57 補強リブ
58 連通路
59 エア抜き路

Claims (3)

  1. 油圧緩衝器のチューブにナックルブラケットを固定し、該ナックルブラケットがチューブから離間する外方に膨らませた補強リブを備えてなる油圧緩衝器のナックルブラケット構造において、
    チューブを塗装姿勢に配置したときに、ナックルブラケットにおける補強リブの内側スペースであって、鉛直方向上側に位置する部分を外方空間に連通するエア抜き路を設けることを特徴とする油圧緩衝器のナックルブラケット構造。
  2. 前記ナックルブラケットが備える複数の補強リブのそれぞれに応じてエア抜き路を設ける請求項1に記載の油圧緩衝器のナックルブラケット構造。
  3. 前記チューブを塗装姿勢に配置したとき、鉛直方向の上下に位置する補強リブの内部スペースを連通路でつなぎ、鉛直方向上側の補強リブの内側スペースを外方空間に連通するエア抜き路を設ける請求項1又は2に記載の油圧緩衝器のナックルブラケット構造。
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