JP2004196345A - マルチパック用包装箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】廃棄物として処理する際に、コンパクトに折り畳むことができ、かつ、折り畳み後のコンパクト形態を保持することができるマルチパック用包装箱を提供する。
【解決手段】複数個の並列な容器群の上面を覆う上面板2と、側面を覆う側面板3、4と、係止部を有する底面板とを備え、底面板を係着することにより容器群を収納することができ、上面板と前記側面板とが連接される第1折り線部位2a、2bの近傍には、係合突起片70a、70bが形成されており、側面板と底面板とが連接される第2折り線部位3a、4aの近傍には、係合孔が形成されており、包装箱を2つ折りにした後、端部位置に配置される第1折り線部位と第2折り線部位とを折り込んで4つ折込体を形成しつつ、あるいは形成した後、係合突起片を係合孔に差し込むことにより4つ折込体を一体化・固定することができるように構成。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば缶容器等の一定数量の容器を並列させた状態で包装するマルチパック用包装箱に関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】特表2002−513365
従来から、缶容器等の複数個の容器を複数個一列あるいは複数列で起立させた状態のまま整列させて置き、つぎに容器の上部、側部および下部を包み込むようにして包装した紙製のマルチパック用包装箱が使用されている。
【0003】
このようなマルチパック用包装箱の使用により、複数個の缶容器等を1個の包装体にまとめて一度にかつ簡易に持ち運ぶことができるようになり、さらに、纏め売りの効果も相俟って当該マルチパック用包装箱の使用が近年急速に拡大しつつある。
【0004】
このようなマルチパック用包装箱(例えば、缶ビールの場合)は、卸元から小売店等に引き渡される際、通常、出荷カートンケース内に2列2行に収納された状態で搬出される。
【0005】
従って、小売店等におけるマルチパック用包装箱は、例えば、出荷カートンケースから個々に引き出されてマルチパック用包装箱単位で売られたり、さらにマルチパック用包装箱からその中に収納されている缶製品を取り出してばら売りに供されたりする。いずれの販売方法であっても、使用後の包装箱の役目を終えたマルチパック用包装箱は、小売店または消費者の手によって、通常ゴミとして処分される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のマルチパック用包装箱は、包装された缶容器をすべて取り出した後に、コンパクトに畳むことができず、廃棄物として処理する際に、嵩張って見かけのゴミ量が増大するとともに、廃棄処理する際に人の手間がかかってしまうという不都合が生じていた。
【0007】
このような実状のもとに本発明は創案されたものであり、その目的は、上記の問題点を解決し、廃棄物として処理する際に、コンパクトに折り畳むことができ、かつ、折り畳み後のコンパクト形態を保持することができるマルチパック用包装箱を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、複数個を並列に配置された容器群の上面を覆う上面板と、この上面板の両側部に連接され並列された各容器の側面を覆う側面板と、これら側面板に連接され互いに係着しうる係止部を有する底面板とを備え、前記底面板を係着することにより前記容器群を包むように収納することができるマルチパック用包装箱において、前記上面板と前記側面板とが連接される第1折り線部位の近傍には、係合突起片が形成されており、前記側面板と前記底面板とが連接される第2折り線部位の近傍には、係合孔が形成されており、前記第1折り線部位または第2折り線部位を折り込の基線として包装箱を2つ折りにして2つ折込体を形成した後、次いでこの2つ折込体の端部位置に配置される前記第1折り線部位と前記第2折り線部位とを重なり合わせるように折り込んで4つ折込体を形成しつつ、あるいは形成した後、略同位置に存在する前記係合突起片を前記係合孔に差し込むことにより前記4つ折込体を一体化・固定することができるように構成される。
【0009】
本発明の好ましい態様として、前記係合突起片は、前記係合孔との関係で差込ロック機能を備えてなるように構成される。
【0010】
本発明の好ましい態様として、前記係合突起片は、その固定基部が前記上面板側に形成されており、自由に可動できる突起片先端部が前記側面板側に形成されるように構成される。
【0011】
本発明の好ましい態様として、包装箱展開状態において、前記係合突起片は上面板を中心として少なくとも1対左右対称に配置形成されるように構成される。
【0012】
本発明は、複数個を並列に配置された容器群の上面を覆う上面板と、この上面板の両側部に連接され並列された各容器の側面を覆う側面板と、これら側面板に連接され互いに係着しうる係止部を有する底面板とを備え、前記底面板を係着することにより前記容器群を包むように収納することができるマルチパック用包装箱において、前記上面板と前記側面板とが連接される第1折り線部位の近傍には、係合孔が形成されており、前記側面板と前記底面板とが連接される第2折り線部位の近傍には、係合突起片が形成されており、前記第1折り線部位または第2折り線部位を折り込の基線として包装箱を2つ折りにして2つ折込体を形成した後、次いでこの2つ折込体の端部位置に配置される前記第1折り線部位と前記第2折り線部位とを重なり合わせるように折り込んで4つ折込体を形成しつつ、あるいは形成した後、略同位置に存在する前記係合突起片を前記係合孔に差し込むことにより前記4つ折込体を一体化・固定することができるように構成される。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のマルチパック用包装箱1の具体的実施の形態の一例について、図1〜図6を参照しつつ説明する。
【0014】
図1は、本発明のマルチパック用包装箱1の展開図の一例を示したものであり、図2は、図1に示されるように展開された箱オリジナル紙を組み立てた斜視図である。包装箱として機能している時には、通常、包装箱中に缶ビールや缶ジュースで代表される缶容器が収納されている。図3〜図6は、それぞれ、包装箱の役目を終えた空箱(マルチパック用包装箱)をコンパクトに折り畳む状況を経時的に説明するための概略斜視図である。
【0015】
本発明における実施の形態として、缶ビールを6個収納することができる一般的なマルチパック用包装箱1を一例にとって説明する。
【0016】
本発明のマルチパック用包装箱1は、図1に示される展開シート(パック用シート)を組み立てることによって形成することができ、展開シートは、図1に示されるごとく横長の略矩形形状をなしている。図1に示される展開シートは包装表面側を表している。
【0017】
図1に示される展開シートにおいて、その中央部は上面板2を構成し、その両端にそれぞれ側面板3,4が連接されている。そして、側面板3の先端側となる図面の左側部分には底面板5が形成され、側面板4の先端側となる図面の右側部分には底面板6がそれぞれ形成されている。
【0018】
上面板2は、直列3個を並列2列に起立状態に整列させた缶ビール6個の上面を覆うように、図面の縦辺1a方向にはビール缶3缶分、横片1b方向にはビール缶2缶分の長さからなる面積を備えている。上面板2の両側には缶ビールの側部を覆うようにその高さに相当する側面板3,4がそれぞれ境界線をなす折り線2a,2bを介して連設されている。
【0019】
このような折り線2a,2bが本発明でいう第1折り線部位に該当し、この第1折り線部位の近傍には、係合突起片70a,70bがそれぞれ形成されている。
【0020】
係合突起片70a,70bは、それぞれ、その固定基部71が前記上面板2側に形成されており、自由に可動できる突起片先端部75が前記側面板3,4側に形成されている。固定基部71は前記上面板2と一体化されており、符号72は折り線を表す。
【0021】
固定基部71を除いた部分、すなわち、突起片先端部75を含む他の輪郭形状部(係合片として機能する主形態)は、通常、ミシン目で形成され容易に部分的形状として切り取ることができ、後述する係合突起片としての機能を発揮することができるようになっている。符号73は係止顎部を示している。突起片先端部75の先端は係合操作が容易となるように先細形状となっており、その部位から係止顎部73に向けて漸増的に広幅となり、係止顎部73の頂部における最大幅は、後述する係合孔80a,80bの係合幅よりも大きくなっている。係止を確実にするためである。
【0022】
図1に示される包装箱展開状態において、係合突起片70a,70bは上面板2を中心として少なくとも1対左右対称に配置形成されていることが望ましい。後述の折り畳み操作の説明から分かるように折り畳みの方向性に自由度を持たせるためである。
【0023】
このような係合突起片70a,70bと対をなして係合作用をなす係合孔80a,80bが側面板3および4と底面板5および6とがそれぞれ連接される第2折り線部位3a,4aの近傍に形成される。図1に示されるように、係合孔80a,80bが主に占有する孔面積は、底面板5および6側に存在するようにするのがよい。後述する折り畳み操作後の係合操作を容易ならしめるためである。
【0024】
このような係合孔80a,80bは、図1に示されるように上面板2を中心として少なくとも1対左右対称に配置形成されることが望ましい。前述したように係合突起片70a,70bと協働して折り畳みの方向性に自由度を持たせるためである。
【0025】
本発明において、このような係合孔80a,80bと前記係合突起片70a,70bとの配置関係は、以下の操作が可能なように設定される。
【0026】
すなわち、前記第1折り線部位または第2折り線部位を折り込の基線として包装箱を2つ折りにして2つ折込体を形成した後、次いでこの2つ折込体の端部位置に配置される前記第1折り線部位と前記第2折り線部位とを重なり合わせるように折り込んで4つ折込体を形成し、しかる後、略同位置に存在する前記係合突起片を前記係合孔に差し込むことにより前記4つ折込体を一体化・固定することができるように配置設定される。前記4つ折込体を一体化・固定するために前記係合突起片70a,70bは、前記係合孔80a,80bとの関係で差込ロック機能を備えてなるように構成することが好ましい。なお、このような操作は以下の図2〜図6に基づいて詳述される経時的な動作説明により明確に理解することができよう。
【0027】
図1における底面板5,6には先端部で互いに係着し得る雌側の係止部7(底面板5側)および雄側の係止部8(底面板6側)がそれぞれ形成されている。
【0028】
図面の左側に位置している底面板5側の係止部7は、先端部を形成する展開シートの一方の縦辺1aに平行な第1係止部7aと、その内側に同じく縦辺1aに平行に設けられた第2係止部7bとから構成されている。これら第1係止部7a、および第2係止部7bは、縦辺1aの中央とその両端側の3箇所にそれぞれ設けられている。
【0029】
この実施形態では、第1係止部7aの形状は切り抜かれた縦長の略四角孔となっていて、その孔の一辺aが係合部に形成され、第2係止部7bの形状は切り込みとなっている。
【0030】
これに対し、図面の右側に位置している底面板6側の雄側の係止部8は、前記第1係止部7aおよび第2係止部7bとにそれぞれ係着し得るように形成された第1係止部8aおよび第2係止部8bとから構成されている。
【0031】
この実施の形態では、第1係止部8aの形状は、縦辺1aに平行な直線で中央が内側に凹部bとなる切り込みとなっている。第2係止部8bの形状は第1係止部8aの幅から縦辺1aの外側へ先細りとなって首部dに至り、これに続く先端は首部dより幅のある頭部cとして形成されている。
【0032】
また、前記側面板3,4の横辺1b側の各端部には、内側に折り込んで前記上面板2および底面板5,6の隅部との間にビール缶の脱落を防止するためのガゼット10a,10bを構成する折り込み片9が境界線をなす折り線3b,4bを介して連設されている。折り込み片9の折り目3b、4bには、内側に折り易くするために切り込みを入れても良い。
【0033】
図1に示される底面板5,6を係着することにより、缶ビール等の容器群を包むように収納できるマルチパック用包装箱1が組立てられる。そして、図2に示されるようにマルチパック用包装箱1の側面板3,4が存在しない両端部において容器群の一部の側面が覗く開口部Pがそれぞれ形成される。
【0034】
図1に示される上面板2は、その開口部P側において、容器の天面蓋の一部が覗くように切り欠き部50が形成されている。
【0035】
なお、図1における、符号13はコンプレッションホール(4箇所)、符号14aは山折り線、符号14bは谷折り線をそれぞれ表している。さらに符号15aはトップガゼットホール(4箇所)、符号15bはボトムガゼットホール(4箇所)、符号16はフィンガーホール(2箇所)、符号17は切り取り線、符号18はロット確認窓をそれぞれ表している。
【0036】
次いで、図1に示される具体的包装操作の一例を簡単に説明しておく。まず、図1に示されるパック用シートを裏返して、その上面板2の部分の上部に缶ビール6本の底部を上向きとして直列した3缶を2列に並列させて載置する。
【0037】
その上で、缶ビールの側部を覆うように側面板3,4を折り線2a,2b(第1折り線部位)を境界線として内側に折り、さらに缶ビールの底部を覆うように底面板5および6を折り線3a,4a(第2折り線部位)を境界線として内側に折り、底面板6の縦辺1aに設けられている雄側の第2係止部8bを頭部cから底面板5側の縦辺1a方向に設けられている雌側の第1係止部7aの孔を通して第2係止部7bと互いに係着させて第1係止部8aの首部dで抜け止めするとともに、雄側の第1係止部8aの凹部bを雌側の第1係止部7aの横長の四角孔を形成する一辺aに係着させることによりパック用シート1は無端状態に形成されて缶ビールに帯がかかった状態の缶入りマルチパック用包装箱となる。
【0038】
このとき、各折り込み片9が内側に折り込まれると上面板2と側面板3,4との隅部にトップガゼット10aが、また側面板3,4を底面板5,6との隅部にボトムガゼット10bがそれぞれ形成され、マルチパック用包装箱1に包装された缶ビールの抜け止めがなされる。
【0039】
このパック用シート1を上面板2面が上になるように反転させると図2に示されるような斜視図の形態となる。なお、図2〜図6において要部以外の図面の簡素化を図るために、例えば切り欠き部50の曲線形状等の記載は省略してある。
【0040】
以下、本発明のマルチパック用包装箱1が包装容器としての役目を終え、廃棄物として処理される際に、コンパクトに折り畳むことができ、かつ、折り畳み後のコンパクト形態を保持することができるという動作を図2〜図6に基づき説明する。
【0041】
例えば、缶ビール群等の内容物は包装箱の開口部P側から順次引き出され消費されていき、最終的に図2示される形態のマルチパック用包装箱(空箱)が残る。
【0042】
このようなマルチパック用包装箱は、本実施の形態の場合、図3に示されるように第2折り線部位3aを折り込みの基線として包装箱を2つ折りにして2つ折込体が形成される。なお、この折り方の場合、見方を変えれば第1折り線部位2bを折り込みの基線として包装箱を2つ折りにしていると言うこともできる。いずれの場合も、第1または第2の折り線部位を基線として2つ折込体が形成される。
【0043】
さらに、図3において、2つ折込体が形成された後の端部に位置する係合突起片70bが突起片として外方に引き出される。
【0044】
次いで、図4に示されるように2つ折込体の端部位置に配置される前記第1折り線部位2bと第2折り線部位3aとが重なり合わせるように折り込まれ、4つ折込体が形成される。この4つ折込体を形成しつつ、あるいは形成した後に、略同位置に存在する係合突起片70bが係合孔80bに差し込まれる。これにより折り畳まれた4つ折込体を一体化・固定することができる(図5および図6)。
【0045】
缶ビールの場合における一般的な商品構成として、350mLおよび500mL缶が存在する。350mL缶を2×3=6缶収納することができるマルチパック用包装箱では、2つ折込体から4つ折込体を形成する際に(図4の状態)、その略中心位置に折り線2a(裏側に折り線4a)が存在しているために、その折り線を利用して4つ折込体の形成が極めて容易に実行できる。
【0046】
この一方で、500mL缶を2×3=6缶収納することができるマルチパック用包装箱では、350mL缶の場合と同様にはいかず、4つ折込体の形成時に、中心線の折り目を強制的に作る必要がある。ただし、この折り目の形成作業は、マルチパック用包装箱の紙厚が比較的薄いために、容易に実行することができる。
【0047】
なお、本発明の実施の形態において、2つ折込体の形成の際に折り込む方向性は図3の左右いずれの方向でもよい。折り込む方向によって、係合突起片70a,70bと、係合孔80a,80bとを使い分ければよい。
【0048】
また、図1における係合突起片70a,70bと、係合孔80a,80bとの配置を完全に取り替えても(係合突起片を係合孔に置換し、係合孔を係合突起片に置換する)、上述してきた作用と同様な作用を行なうことができる。
【0049】
なお、本発明における実施形態ではビール缶の包装を例にとって説明したが、このものに限定されるものではない。例えば、ジュース缶、その他の各種缶製品にも適用できることは勿論のことである。
【0050】
【発明の効果】
本発明のマルチパック用包装箱は、複数個を並列に配置された容器群の上面を覆う上面板と、この上面板の両側部に連接され並列された各容器の側面を覆う側面板と、これら側面板に連接され互いに係着しうる係止部を有する底面板とを備え、前記底面板を係着することにより前記容器群を包むように収納することができ、前記上面板と前記側面板とが連接される第1折り線部位の近傍には、係合突起片が形成されており、前記側面板と前記底面板とが連接される第2折り線部位の近傍には、係合孔が形成されており、前記第1折り線部位または第2折り線部位を折り込の基線として包装箱を2つ折りにして2つ折込体を形成した後、次いでこの2つ折込体の端部位置に配置される前記第1折り線部位と前記第2折り線部位とを重なり合わせるように折り込んで4つ折込体を形成しつつ、あるいは形成した後、略同位置に存在する前記係合突起片を前記係合孔に差し込むことにより前記4つ折込体を一体化・固定することができるように構成されているので、包装箱としての役目を終えた空箱を廃棄物として処理する際に、コンパクトに折り畳むことができ、かつ、折り畳み後のコンパクト形態を保持することができるという極めて優れた効果が発現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマルチパック用包装箱の展開図の一例を示したものである。
【図2】図1に示される展開された箱オリジナル紙を組み立てた斜視図である(包装箱の役目を終えた空箱と同じ形態)。
【図3】包装箱の役目を終えた空箱をコンパクトに折り畳む状況を経時的に説明するための概略斜視図である。
【図4】包装箱の役目を終えた空箱をコンパクトに折り畳む状況を経時的に説明するための概略斜視図である。
【図5】包装箱の役目を終えた空箱をコンパクトに折り畳む状況を経時的に説明するための概略斜視図である。
【図6】包装箱の役目を終えた空箱をコンパクトに折り畳む状況を経時的に説明するための概略斜視図である。
【符号の説明】
1…マルチパック用包装箱
2…上面板
2a,2b…第1折り線部位
3,4…側面板
3a,4a…第2折り線部位
5,6…底面板
70a,70b…係合突起片
80a,80b…係合孔

Claims (5)

  1. 複数個を並列に配置された容器群の上面を覆う上面板と、
    この上面板の両側部に連接され並列された各容器の側面を覆う側面板と、
    これら側面板に連接され互いに係着しうる係止部を有する底面板とを備え、前記底面板を係着することにより前記容器群を包むように収納することができるマルチパック用包装箱において、
    前記上面板と前記側面板とが連接される第1折り線部位の近傍には、係合突起片が形成されており、
    前記側面板と前記底面板とが連接される第2折り線部位の近傍には、係合孔が形成されており、
    前記第1折り線部位または第2折り線部位を折り込の基線として包装箱を2つ折りにして2つ折込体を形成した後、次いでこの2つ折込体の端部位置に配置される前記第1折り線部位と前記第2折り線部位とを重なり合わせるように折り込んで4つ折込体を形成しつつ、あるいは形成した後、略同位置に存在する前記係合突起片を前記係合孔に差し込むことにより前記4つ折込体を一体化・固定することができるようになっていることを特徴とするマルチパック用包装箱。
  2. 前記係合突起片は、前記係合孔との関係で差込ロック機能を備えてなる請求項1に記載のマルチパック用包装箱。
  3. 前記係合突起片は、その固定基部が前記上面板側に形成されており、自由に可動できる突起片先端部が前記側面板側に形成されている請求項1または請求項2に記載のマルチパック用包装箱。
  4. 包装箱展開状態において、前記係合突起片は上面板を中心として少なくとも1対左右対称に配置形成されている請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のマルチパック用包装箱。
  5. 複数個を並列に配置された容器群の上面を覆う上面板と、
    この上面板の両側部に連接され並列された各容器の側面を覆う側面板と、
    これら側面板に連接され互いに係着しうる係止部を有する底面板とを備え、前記底面板を係着することにより前記容器群を包むように収納することができるマルチパック用包装箱において、
    前記上面板と前記側面板とが連接される第1折り線部位の近傍には、係合孔が形成されており、
    前記側面板と前記底面板とが連接される第2折り線部位の近傍には、係合突起片が形成されており、
    前記第1折り線部位または第2折り線部位を折り込の基線として包装箱を2つ折りにして2つ折込体を形成した後、次いでこの2つ折込体の端部位置に配置される前記第1折り線部位と前記第2折り線部位とを重なり合わせるように折り込んで4つ折込体を形成しつつ、あるいは形成した後、略同位置に存在する前記係合突起片を前記係合孔に差し込むことにより前記4つ折込体を一体化・固定することができるようになっていることを特徴とするマルチパック用包装箱。
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