JP2004196209A - アウターミラー - Google Patents
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Abstract
【課題】自動車の車外に電力を供給するために、車内に備えられたコンセントやシガライターソケットの給電手段にコードを接続し、ドアまたは窓ガラスを開放させた隙間から引き出すこともなく、簡単な構造で簡単に車外に電力を供給することができるアウターミラーを提供する。
【解決手段】自動車の運転席及び助手席側のサイドドアS1の車体外側に設けられたミラーベース2に給電部14を備え、使用時にカバー13を取り外して使用できるように構成し、車に備えられた蓄電池の電力を給電部14から供給する。
【選択図】 図1
【解決手段】自動車の運転席及び助手席側のサイドドアS1の車体外側に設けられたミラーベース2に給電部14を備え、使用時にカバー13を取り外して使用できるように構成し、車に備えられた蓄電池の電力を給電部14から供給する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のサイドドア付近に付設されるアウターミラーに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、アウトドアなどのレジャーが盛んになり、行楽地に出かけた際に、車に搭載されているバッテリー(蓄電池)を利用し、バッテリーの直流電圧をDC/ACインバータ回路を用いて交流に変換して交流電源として利用している(例えば、特許文献1)。また、このような交流電源を車内で利用するために、車の内部にコンセントやソケットのような物を設けて、そこにコード等を接続して利用することができるようになっている(例えば、特許文献2及び特許文献3)。
【0003】
【特許文献1】
実開平1−160755号公報(全頁,第2図)
【特許文献2】
特開平9−74666号公報 (全頁,第3図)
【特許文献3】
特開平11−54211号公報 (全頁,第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、車載されたバッテリーを車の外部で利用しようとすると、車内に備えられたコンセントにコードを接続し、ドアまたは窓ガラスを開放させた隙間から引き出して利用することしかできないという問題があった。
【0005】
また、自動車の車体にコンセントを備える構成にすると、防水対策が必要になり、車内にコンセントを設けた場合と比べてコストがかかってしまうという問題があった。
【0006】
そこで、本発明は、簡単に車外に電力を供給することができるアウターミラーを提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記した課題を解決するために、本発明のアウターミラーは、自動車の車体の側面からその側方に向かって張り出し、ベース本体及びベースカバーとを備えたミラーベースと、前記ミラーベースに取り付けられたミラーハウジングとを備えるアウターミラーであって、前記ベース本体に自動車に備えられた蓄電池から車体外部に電力を供給する給電部が形成されていることを特徴とする。
【0008】
本発明のアウターミラーによれば、ベース本体に給電部を備えることで、車内に給電部を備えるような複雑な配線が必要なく、簡単に取り付けることができる。この結果、車のドアや窓ガラスを閉じた状態で、ミラーベース本体に備えた給電部から自動車の蓄電池の電力を供給することができる。また、ミラーベースは、ベース本体にベースカバーが嵌合されて形成されている。なお、給電部とは電力を供給することができるものが好ましく、例えば、給電部としてコンセントやソケット等を用いることができ、また、ハーネスとしてもよい。
【0009】
また、本発明のアウターミラーの前記ミラーベースは、前記給電部の浸水を防止する防水手段を備えて構成されることを特徴とする。
【0010】
本発明のアウターミラーによれば、ミラーベースに備えられた給電部に雨水等が浸水しないように防水手段を備えることで、給電部を防水することができる。さらに、雨水等の浸水によって生じる給電部の電極の錆びの発生や、電極がショートすることによって生じる故障等を防止することができる。
【0011】
また、本発明のアウターミラーの前記給電部は、脱着可能な防水カバーを備えて構成されることを特徴とする。
【0012】
本発明のアウターミラーによれば、給電部に脱着可能は防水カバーを備えることで、雨水等の浸水を防止することができる。また、ミラーベースの防水手段と同時に使用することで、給電部の浸水を完全に防止することができる。
【0013】
また、本発明のアウターミラーの前記防水カバーは、前記ベースカバーと一体化して形成されることを特徴とする。
【0014】
本発明のアウターミラーによれば、ベースカバーに給電部の浸水を防止できる防水カバーを一体化して形成することで、ベース本体にベースカバーを嵌合すると給電部の防水をすることができる。また、ベースカバー取り外すだけで簡単に給電部を覆っていた防水カバーを取り外すことができる。この結果、雨水などの浸水を防止することができ、かつ簡単に給電部を利用することができる。
【0015】
また、本発明のアウターミラーの前記給電部は、ベース本体に対して複数個の給電部を備える構成にすることができる。
【0016】
このように構成されたアウターミラーによれば、ミラーベースに複数の給電部を備えることで、複数の電力を車外で簡単に供給することができる。
【0017】
また、本発明のアウターミラーの前記給電部から出力される電力は、可変可能に構成することができる。
【0018】
このように構成されたアウターミラーによれば、給電部から出力される電力を可変可能にすることによって、車外で使用する製品にあわせて供給することができる。
【0019】
また、本発明のアウターミラーの前記給電部は、前記自動車の車内に備えられた給電手段から電力を供給することができる。
【0020】
このように構成されたアウターミラーによれば、車内に備えられたシガライター等の給電手段からの電力を給電部に供給する構成にすることができる。
【0021】
また、本発明のアウターミラーの前記給電部は、直流電源及び/又は交流電源を供給する構成にすることができる。
【0022】
このように構成されたアウターミラーによれば、ミラーベースに備えられた給電部から直流電源を供給するように構成すると、車内で利用できる電化製品を車外で利用することができ、また、給電部から交流電源を供給するように構成することで、家庭で使用している家電製品を利用することができる。さらに、給電部から、直流電源及び交流電源を供給すると、車内用と家庭用に作られた製品のどちらでも同時に利用することができる。なお、交流の電力を供給する際には、蓄電池(バッテリー)の電力をAC/DCインバータで変換して供給することが好ましい。
【0023】
また、本発明のアウターミラーの前記給電部は、前記自動車のエンジンの動作時のみ電力が供給する構成にすることができる。
【0024】
このように構成されたアウターミラーによれば、給電部から供給される電力は、エンジンが作動しているときのみ給電部から供給することができるようになっている。エンジンを作動した状態で利用することで、自動車に搭載されている蓄電池をエンジンに取り付けられたダイナモ(発電機)等で発電した電力を使用できるので、蓄電池の電力を使い切ることを防止することができる。
【0025】
また、本発明のアウターミラーの前記給電部は、前記ミラーベースの上側又は下側に形成する構成にすることができる。
【0026】
このように構成されたアウターミラーによれば、ミラーベースの上側または下側に給電部が形成されることで、車外に電力を供給する際に、簡単に給電部にコードやケーブル等を接続して取り出すことができる。例えば、アウターミラーやミラーベースにウインカー等を後付けする時でも、車体内部から新しい配線をする必要がなく、簡単に給電部から電力を供給し簡単にウインカー等を取り付けることができる。なお、ミラーベースの上側に給電部を備えることで、コード等を接続する際に簡単に差し込んで接続することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付した図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明において、「前後」,「左右」,「上下」は、アウターミラーを車体に取り付けた状態を基準とする。参照する図面において、図1は、本実施形態に係るアウターミラーを示す斜視図である。図2は、アウターミラーの構成を示す分解斜視図である。図3は、アウターミラーに備えられた給電部にカバーが取り付けられた状態を示す斜視図である。図4は、給電部に電源コードを接続した状態を示す平面図である。図5は、ミラーベースの下面に給電部を備えた構成を示す斜視図である。図6は、アウターミラーのベース本体にソケットを備えた構成を示す分解斜視図である。図7(a)は、防水カバーを給電部に接合する状態を示す断面図であり、図7(b)は、防水カバーをカバーの内面に備えたことを示す断面図である。図8(a)〜(d)は、蓄電池から給電部に電力を流す方法を示した模式図である。
【0028】
本発明の実施形態に係るアウターミラー1は、図1に示すように、自動車の車体SのサイドドアS1に付設されるいわゆるドアミラーであり、サイドドアS1の側面からその側方に向かって張り出すミラーベース2が一体成型されたベースS11と、このミラーベース2の下側に吊設されるミラーハウジング3とから構成されている。
【0029】
また、本実施形態に係るアウターミラー1は電動格納式であり、ミラーハウジング3は、ミラーベース2の下面に回動自在に取り付けられている。
【0030】
ベースS11は、車外方向に張出されたミラーベース2が合成樹脂などで一体型に成型されており、図1及び図2に示すように、サイドドアS1の前端部に固定される。このミラーベース2は、上面が開口するベース本体2aと、このベース本体2aの上面開口部に覆設されるベースカバー12,13とから構成され、このベース本体2aに給電部14が固定されている。
【0031】
ベース本体2aは、図2に示すように、底壁2bとこの底壁2bの周縁から上方に向かって立ち上がる側壁とから構成される。また、ベース本体2aの底壁2bには、導出孔2fとネジ孔2gとが形成されている。
【0032】
ベースカバー12は、ベース本体2aにネジ4等で固定することができるように構成されている。
ベースカバー13は、ベース本体2aに設けられた給電部14をふさぐように形成され、その内側面に掛止爪等を備えてあり、取り外しが自由にできるように構成されている。なお、ベースカバー12とベースカバー13をベース本体2aと接合させることにより、ミラーベース2が一体化するように構成されている(図3参照)。なお、ミラーベース2には、雨等の水分がベース本体2a内に浸入しないように防水対策(防水手段)が施されている。防水対策として、例えば、ゴムパッキン等を用いて雨水などの浸水を防止している。
【0033】
給電部14は、コンセント型で形成されており、ケーブル等を差し込むことで、この給電部14から電力を供給することができるように構成されている。また、給電部14に電力等を供給するハーネス14aは、ミラーベース2から車体Sの内部に導出されている。なお、給電部14から供給される電力は、車体内部で予め車載されているバッテリーの電力をDC/ACコンバーター等で交流に変換した電力であり、用途に応じて電力を可変可能としてあることが好ましい。
【0034】
ミラーハウジング3は、図2に示すように、上ハウジング3aと下ハウジング3bとで構成され、合成樹脂などを用いて成型されている。この上ハウジング3aには、後方確認及び後方側方確認のためのミラー3cと、このミラー3cを上下左右に調整するためのアクチュエータ3dと、ミラーハウジング3を車体側に格納する駆動ユニット3e等が設けられている。なお、上ハウジング3aと下ハウジング3bはネジ4等を用いて相互に取り付けられている。
【0035】
なお、駆動ユニット3eやアクチュエータ3d等に電力を供給するためのハーネス3gは、ベース本体2aの導出孔2fからミラーベース2の内部を通り、車体Sの内部に導出され図示しないコントロールユニットに接続されている。
【0036】
また、ハーネス14aは、ハーネス3gと一緒に車体Sの内部に導出している。なお、ベース本体2aの上部にベースカバー12,13を覆い被せてベース本体2aと一体化させている。
【0037】
このように構成されたアウターミラー1は、図3に示すように、ミラーベース2のベース本体2aの下面にミラーハウジング3が回動自在に備えられるとともに、ベース本体2aの底壁2dに給電部14を備え、使用時にカバー13を取り外して使用できるように構成されている。また、ミラーベース2に給電部14を備えることで、ミラーハウジング3に給電部14を備えたときのような、ハーネス14aを駆動ユニット3eのシャフトに挿入必要がなくなり、簡単に配線することができる。また、ベースカバー13の給電部14と対峙する面に防水カバーを備える構成にしてもよい。このように構成することで給電部14の雨水等の浸水を防止することができる。
【0038】
例えば、図4に示すように、ミラーベース2のベースカバー13を取り外し、ベース本体2aに固定された給電部14に、車外で利用する電化製品等の電源コード15を接続して利用することができる。その結果、車内の給電部から電力を取り出す必要もなく、ベース本体2aに備えた給電部14から電力を供給することができる。また、給電部14は、使用時のみベースカバー13を取り外して利用するため、雨などの影響を受けることがない。
【0039】
以上、本発明の一実施の形態について説明したが、本発明はこのような実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づく限りにおいて、種々の変形が可能である。
【0040】
例えば、本発明の実施の形態において、図1に示すようにミラーベース2の上面方向において、ベース本体2aに給電部14を備えたが、図5に示すように、ミラーベース2の下面側に給電部14を備え、給電部14の未使用時に給電部14をベースカバー16で覆うように構成しても同様の効果を得ることができる。
【0041】
また、ミラーベース2の外側下面にミラーハウジング3を設けた上吊式のアウターミラー1としたが、ミラーベース2の外側上面にミラーハウジング3を設ける構成にしても同様の効果を得ることができる。
【0042】
また、給電部14は、図2に示すようにコンセント形に形成したが、例えば、図6に示すように、+,−を備えたソケット17としても同様の効果をえることができ、ミラーハウジング3にウインカー等を後付けする際に、新しい配線等をせずに簡単に電力を得ることができる。また、蓄電池から電力が供給されるハーネスだけの構成にしてもよい。
【0043】
また、ベース本体2aの底部2bに給電部14を2つ以上設け、この給電部14にそれぞれ交流の電力と直流の電力を分けて出力するような構成にしてもよい。
【0044】
また、ミラーハウジング3をミラーベース2の上面に回動自在に構成される下付けのアウターミラーに利用することもできる。
【0045】
また、図7(a)に示すように、ベース本体2aに固定された給電部14に、防水カバーBを被せるように構成することで、給電部14の差込口を防水することができ、給電部14の差込口にある電極等の錆の発生を防止することができる。
また、図7(b)に示すように、ベースカバー13と給電部14が対峙する位置に防水カバーBを備えるように構成し、ベース本体2aにベースカバー13を接合させると、防水カバーBで給電部14の差込口が塞がれるように構成することもできる。この結果、雨などの水が給電部14に浸入することを防止することができる。
なお、防水カバーBは、特に材料など限定するものではなく、水分などが浸水しない樹脂や素材を用いることができる。
【0046】
また、給電部14から出力される電力は、例えば、図8(a)から図8(d)に示すような方法で供給することができる。
図8(a)に示すように、自動車に積載されている蓄電池(バッテリー)Z1から、シガライター等の給電手段や、車内灯などに電力が供給されているアクセサリーZ2の電力を給電部14に供給するように構成してもよい。なお、アクセサリーZ2で電力のON/OFFを切り替えるようにすることが好ましい。
また、図8(b)に示すように、蓄電池Zの電力をアクセサリーZ2から取り込み、この電力をDC/ACコンバーターZ3で蓄電池Zから供給される直流電力を交流電力に変換して給電部14に供給するように構成してもよい。
また、図8(c)に示すように、蓄電池Z1の電力をアクセサリーZ2の経由で取り出し、取り出した電力を、エンジンを作動する際に使用するイグニッションZ4を経由して給電部14に供給するように構成してもよい。なお、この場合、アクセサリーZ2とイグニッションZ3がONになった状態でないと、給電部14から電力を供給することが出来ないように構成されている。このように構成することで、イグニッションZ3がONしたときのみ、給電部14から電力を供給するようにできる。
さらに、図8(d)に示すように、図8(a)から図8(c)を組み合わせて利用することもできる。
【0047】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明のアウターミラーによれば、ミラーハウジングを支持するミラーベース本体に給電部を備えることで、自動車に備えられた蓄電池から車体外部に電力を簡単に供給することができる。この結果、自動車の内部のシガライター等の給電部からコード等を使って利用する必要がなく、簡単にアウターミラーに備えた給電部から電力を供給することができる。
【0048】
また、ミラーベースに給電部の浸水を防水する防水手段を備えることで、簡単に給電部の防水を行うことができ、雨水等が給電部に浸水することによって生じる故障などを防止することができる。
【0049】
また、ベース本体の給電部に脱着可能な防水カバーを備える構成にすることで、給電部の内部に雨水等の浸水を防止することができる。この結果、簡単に給電部を防水することができる。
【0050】
また、ベースカバーと防水カバーを一体化させることで、ベースカバーをベース本体に嵌合するだけで、給電部の雨水等の浸水を簡単に防水することができる。また、ベースカバーを取り外すだけで簡単に給電部を利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るアウターミラーを示す斜視図である。
【図2】アウターミラーの構成を示す分解斜視図である。
【図3】アウターミラーに備えられた給電部にカバーが取り付けられた状態を示す斜視図である。
【図4】給電部に電源コードを接続した状態を示す平面図である。
【図5】ミラーベースの下面に給電部を備えた構成を示す斜視図である。
【図6】アウターミラーのベース本体にソケットを備えた構成を示す分解斜視図である。
【図7】(a) 防水カバーを給電部に接合する状態を示す断面図である。
(b) 防水カバーをカバーの内面に備えたことを示す断面図である。
【図8】(a)〜(d)は、蓄電池から給電部に電力を流す方法を示した模式図である。
【符号の説明】
1 ・・・ アウターミラー
2 ・・・ ミラーベース
2a ・・・ ベース本体
2b ・・・ 底壁
2f ・・・ 導出孔
2g ・・・ ネジ孔
3 ・・・ ミラーハウジング
3a ・・・ 上ハウジング
3b ・・・ 下ハウジング
3c ・・・ ミラー
3d ・・・ アクチュエータ
3e ・・・ 駆動ユニット
3g ・・・ ハーネス
4 ・・・ ネジ
12 ・・・ ベースカバー
13 ・・・ ベースカバー
14 ・・・ 給電部
14a ・・・ ハーネス
15 ・・・ 電源コード
16 ・・・ ベースカバー
17 ・・・ ソケット
B ・・・ 防水カバー
S ・・・ 車体
S1 ・・・ サイドドア
S11・・・ ベース
Z1 ・・・ 蓄電池
Z2 ・・・ アクセサリー
Z3 ・・・ DC/ACコンバーター
Z4 ・・・ イグニッション
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のサイドドア付近に付設されるアウターミラーに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、アウトドアなどのレジャーが盛んになり、行楽地に出かけた際に、車に搭載されているバッテリー(蓄電池)を利用し、バッテリーの直流電圧をDC/ACインバータ回路を用いて交流に変換して交流電源として利用している(例えば、特許文献1)。また、このような交流電源を車内で利用するために、車の内部にコンセントやソケットのような物を設けて、そこにコード等を接続して利用することができるようになっている(例えば、特許文献2及び特許文献3)。
【0003】
【特許文献1】
実開平1−160755号公報(全頁,第2図)
【特許文献2】
特開平9−74666号公報 (全頁,第3図)
【特許文献3】
特開平11−54211号公報 (全頁,第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、車載されたバッテリーを車の外部で利用しようとすると、車内に備えられたコンセントにコードを接続し、ドアまたは窓ガラスを開放させた隙間から引き出して利用することしかできないという問題があった。
【0005】
また、自動車の車体にコンセントを備える構成にすると、防水対策が必要になり、車内にコンセントを設けた場合と比べてコストがかかってしまうという問題があった。
【0006】
そこで、本発明は、簡単に車外に電力を供給することができるアウターミラーを提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記した課題を解決するために、本発明のアウターミラーは、自動車の車体の側面からその側方に向かって張り出し、ベース本体及びベースカバーとを備えたミラーベースと、前記ミラーベースに取り付けられたミラーハウジングとを備えるアウターミラーであって、前記ベース本体に自動車に備えられた蓄電池から車体外部に電力を供給する給電部が形成されていることを特徴とする。
【0008】
本発明のアウターミラーによれば、ベース本体に給電部を備えることで、車内に給電部を備えるような複雑な配線が必要なく、簡単に取り付けることができる。この結果、車のドアや窓ガラスを閉じた状態で、ミラーベース本体に備えた給電部から自動車の蓄電池の電力を供給することができる。また、ミラーベースは、ベース本体にベースカバーが嵌合されて形成されている。なお、給電部とは電力を供給することができるものが好ましく、例えば、給電部としてコンセントやソケット等を用いることができ、また、ハーネスとしてもよい。
【0009】
また、本発明のアウターミラーの前記ミラーベースは、前記給電部の浸水を防止する防水手段を備えて構成されることを特徴とする。
【0010】
本発明のアウターミラーによれば、ミラーベースに備えられた給電部に雨水等が浸水しないように防水手段を備えることで、給電部を防水することができる。さらに、雨水等の浸水によって生じる給電部の電極の錆びの発生や、電極がショートすることによって生じる故障等を防止することができる。
【0011】
また、本発明のアウターミラーの前記給電部は、脱着可能な防水カバーを備えて構成されることを特徴とする。
【0012】
本発明のアウターミラーによれば、給電部に脱着可能は防水カバーを備えることで、雨水等の浸水を防止することができる。また、ミラーベースの防水手段と同時に使用することで、給電部の浸水を完全に防止することができる。
【0013】
また、本発明のアウターミラーの前記防水カバーは、前記ベースカバーと一体化して形成されることを特徴とする。
【0014】
本発明のアウターミラーによれば、ベースカバーに給電部の浸水を防止できる防水カバーを一体化して形成することで、ベース本体にベースカバーを嵌合すると給電部の防水をすることができる。また、ベースカバー取り外すだけで簡単に給電部を覆っていた防水カバーを取り外すことができる。この結果、雨水などの浸水を防止することができ、かつ簡単に給電部を利用することができる。
【0015】
また、本発明のアウターミラーの前記給電部は、ベース本体に対して複数個の給電部を備える構成にすることができる。
【0016】
このように構成されたアウターミラーによれば、ミラーベースに複数の給電部を備えることで、複数の電力を車外で簡単に供給することができる。
【0017】
また、本発明のアウターミラーの前記給電部から出力される電力は、可変可能に構成することができる。
【0018】
このように構成されたアウターミラーによれば、給電部から出力される電力を可変可能にすることによって、車外で使用する製品にあわせて供給することができる。
【0019】
また、本発明のアウターミラーの前記給電部は、前記自動車の車内に備えられた給電手段から電力を供給することができる。
【0020】
このように構成されたアウターミラーによれば、車内に備えられたシガライター等の給電手段からの電力を給電部に供給する構成にすることができる。
【0021】
また、本発明のアウターミラーの前記給電部は、直流電源及び/又は交流電源を供給する構成にすることができる。
【0022】
このように構成されたアウターミラーによれば、ミラーベースに備えられた給電部から直流電源を供給するように構成すると、車内で利用できる電化製品を車外で利用することができ、また、給電部から交流電源を供給するように構成することで、家庭で使用している家電製品を利用することができる。さらに、給電部から、直流電源及び交流電源を供給すると、車内用と家庭用に作られた製品のどちらでも同時に利用することができる。なお、交流の電力を供給する際には、蓄電池(バッテリー)の電力をAC/DCインバータで変換して供給することが好ましい。
【0023】
また、本発明のアウターミラーの前記給電部は、前記自動車のエンジンの動作時のみ電力が供給する構成にすることができる。
【0024】
このように構成されたアウターミラーによれば、給電部から供給される電力は、エンジンが作動しているときのみ給電部から供給することができるようになっている。エンジンを作動した状態で利用することで、自動車に搭載されている蓄電池をエンジンに取り付けられたダイナモ(発電機)等で発電した電力を使用できるので、蓄電池の電力を使い切ることを防止することができる。
【0025】
また、本発明のアウターミラーの前記給電部は、前記ミラーベースの上側又は下側に形成する構成にすることができる。
【0026】
このように構成されたアウターミラーによれば、ミラーベースの上側または下側に給電部が形成されることで、車外に電力を供給する際に、簡単に給電部にコードやケーブル等を接続して取り出すことができる。例えば、アウターミラーやミラーベースにウインカー等を後付けする時でも、車体内部から新しい配線をする必要がなく、簡単に給電部から電力を供給し簡単にウインカー等を取り付けることができる。なお、ミラーベースの上側に給電部を備えることで、コード等を接続する際に簡単に差し込んで接続することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付した図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明において、「前後」,「左右」,「上下」は、アウターミラーを車体に取り付けた状態を基準とする。参照する図面において、図1は、本実施形態に係るアウターミラーを示す斜視図である。図2は、アウターミラーの構成を示す分解斜視図である。図3は、アウターミラーに備えられた給電部にカバーが取り付けられた状態を示す斜視図である。図4は、給電部に電源コードを接続した状態を示す平面図である。図5は、ミラーベースの下面に給電部を備えた構成を示す斜視図である。図6は、アウターミラーのベース本体にソケットを備えた構成を示す分解斜視図である。図7(a)は、防水カバーを給電部に接合する状態を示す断面図であり、図7(b)は、防水カバーをカバーの内面に備えたことを示す断面図である。図8(a)〜(d)は、蓄電池から給電部に電力を流す方法を示した模式図である。
【0028】
本発明の実施形態に係るアウターミラー1は、図1に示すように、自動車の車体SのサイドドアS1に付設されるいわゆるドアミラーであり、サイドドアS1の側面からその側方に向かって張り出すミラーベース2が一体成型されたベースS11と、このミラーベース2の下側に吊設されるミラーハウジング3とから構成されている。
【0029】
また、本実施形態に係るアウターミラー1は電動格納式であり、ミラーハウジング3は、ミラーベース2の下面に回動自在に取り付けられている。
【0030】
ベースS11は、車外方向に張出されたミラーベース2が合成樹脂などで一体型に成型されており、図1及び図2に示すように、サイドドアS1の前端部に固定される。このミラーベース2は、上面が開口するベース本体2aと、このベース本体2aの上面開口部に覆設されるベースカバー12,13とから構成され、このベース本体2aに給電部14が固定されている。
【0031】
ベース本体2aは、図2に示すように、底壁2bとこの底壁2bの周縁から上方に向かって立ち上がる側壁とから構成される。また、ベース本体2aの底壁2bには、導出孔2fとネジ孔2gとが形成されている。
【0032】
ベースカバー12は、ベース本体2aにネジ4等で固定することができるように構成されている。
ベースカバー13は、ベース本体2aに設けられた給電部14をふさぐように形成され、その内側面に掛止爪等を備えてあり、取り外しが自由にできるように構成されている。なお、ベースカバー12とベースカバー13をベース本体2aと接合させることにより、ミラーベース2が一体化するように構成されている(図3参照)。なお、ミラーベース2には、雨等の水分がベース本体2a内に浸入しないように防水対策(防水手段)が施されている。防水対策として、例えば、ゴムパッキン等を用いて雨水などの浸水を防止している。
【0033】
給電部14は、コンセント型で形成されており、ケーブル等を差し込むことで、この給電部14から電力を供給することができるように構成されている。また、給電部14に電力等を供給するハーネス14aは、ミラーベース2から車体Sの内部に導出されている。なお、給電部14から供給される電力は、車体内部で予め車載されているバッテリーの電力をDC/ACコンバーター等で交流に変換した電力であり、用途に応じて電力を可変可能としてあることが好ましい。
【0034】
ミラーハウジング3は、図2に示すように、上ハウジング3aと下ハウジング3bとで構成され、合成樹脂などを用いて成型されている。この上ハウジング3aには、後方確認及び後方側方確認のためのミラー3cと、このミラー3cを上下左右に調整するためのアクチュエータ3dと、ミラーハウジング3を車体側に格納する駆動ユニット3e等が設けられている。なお、上ハウジング3aと下ハウジング3bはネジ4等を用いて相互に取り付けられている。
【0035】
なお、駆動ユニット3eやアクチュエータ3d等に電力を供給するためのハーネス3gは、ベース本体2aの導出孔2fからミラーベース2の内部を通り、車体Sの内部に導出され図示しないコントロールユニットに接続されている。
【0036】
また、ハーネス14aは、ハーネス3gと一緒に車体Sの内部に導出している。なお、ベース本体2aの上部にベースカバー12,13を覆い被せてベース本体2aと一体化させている。
【0037】
このように構成されたアウターミラー1は、図3に示すように、ミラーベース2のベース本体2aの下面にミラーハウジング3が回動自在に備えられるとともに、ベース本体2aの底壁2dに給電部14を備え、使用時にカバー13を取り外して使用できるように構成されている。また、ミラーベース2に給電部14を備えることで、ミラーハウジング3に給電部14を備えたときのような、ハーネス14aを駆動ユニット3eのシャフトに挿入必要がなくなり、簡単に配線することができる。また、ベースカバー13の給電部14と対峙する面に防水カバーを備える構成にしてもよい。このように構成することで給電部14の雨水等の浸水を防止することができる。
【0038】
例えば、図4に示すように、ミラーベース2のベースカバー13を取り外し、ベース本体2aに固定された給電部14に、車外で利用する電化製品等の電源コード15を接続して利用することができる。その結果、車内の給電部から電力を取り出す必要もなく、ベース本体2aに備えた給電部14から電力を供給することができる。また、給電部14は、使用時のみベースカバー13を取り外して利用するため、雨などの影響を受けることがない。
【0039】
以上、本発明の一実施の形態について説明したが、本発明はこのような実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づく限りにおいて、種々の変形が可能である。
【0040】
例えば、本発明の実施の形態において、図1に示すようにミラーベース2の上面方向において、ベース本体2aに給電部14を備えたが、図5に示すように、ミラーベース2の下面側に給電部14を備え、給電部14の未使用時に給電部14をベースカバー16で覆うように構成しても同様の効果を得ることができる。
【0041】
また、ミラーベース2の外側下面にミラーハウジング3を設けた上吊式のアウターミラー1としたが、ミラーベース2の外側上面にミラーハウジング3を設ける構成にしても同様の効果を得ることができる。
【0042】
また、給電部14は、図2に示すようにコンセント形に形成したが、例えば、図6に示すように、+,−を備えたソケット17としても同様の効果をえることができ、ミラーハウジング3にウインカー等を後付けする際に、新しい配線等をせずに簡単に電力を得ることができる。また、蓄電池から電力が供給されるハーネスだけの構成にしてもよい。
【0043】
また、ベース本体2aの底部2bに給電部14を2つ以上設け、この給電部14にそれぞれ交流の電力と直流の電力を分けて出力するような構成にしてもよい。
【0044】
また、ミラーハウジング3をミラーベース2の上面に回動自在に構成される下付けのアウターミラーに利用することもできる。
【0045】
また、図7(a)に示すように、ベース本体2aに固定された給電部14に、防水カバーBを被せるように構成することで、給電部14の差込口を防水することができ、給電部14の差込口にある電極等の錆の発生を防止することができる。
また、図7(b)に示すように、ベースカバー13と給電部14が対峙する位置に防水カバーBを備えるように構成し、ベース本体2aにベースカバー13を接合させると、防水カバーBで給電部14の差込口が塞がれるように構成することもできる。この結果、雨などの水が給電部14に浸入することを防止することができる。
なお、防水カバーBは、特に材料など限定するものではなく、水分などが浸水しない樹脂や素材を用いることができる。
【0046】
また、給電部14から出力される電力は、例えば、図8(a)から図8(d)に示すような方法で供給することができる。
図8(a)に示すように、自動車に積載されている蓄電池(バッテリー)Z1から、シガライター等の給電手段や、車内灯などに電力が供給されているアクセサリーZ2の電力を給電部14に供給するように構成してもよい。なお、アクセサリーZ2で電力のON/OFFを切り替えるようにすることが好ましい。
また、図8(b)に示すように、蓄電池Zの電力をアクセサリーZ2から取り込み、この電力をDC/ACコンバーターZ3で蓄電池Zから供給される直流電力を交流電力に変換して給電部14に供給するように構成してもよい。
また、図8(c)に示すように、蓄電池Z1の電力をアクセサリーZ2の経由で取り出し、取り出した電力を、エンジンを作動する際に使用するイグニッションZ4を経由して給電部14に供給するように構成してもよい。なお、この場合、アクセサリーZ2とイグニッションZ3がONになった状態でないと、給電部14から電力を供給することが出来ないように構成されている。このように構成することで、イグニッションZ3がONしたときのみ、給電部14から電力を供給するようにできる。
さらに、図8(d)に示すように、図8(a)から図8(c)を組み合わせて利用することもできる。
【0047】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明のアウターミラーによれば、ミラーハウジングを支持するミラーベース本体に給電部を備えることで、自動車に備えられた蓄電池から車体外部に電力を簡単に供給することができる。この結果、自動車の内部のシガライター等の給電部からコード等を使って利用する必要がなく、簡単にアウターミラーに備えた給電部から電力を供給することができる。
【0048】
また、ミラーベースに給電部の浸水を防水する防水手段を備えることで、簡単に給電部の防水を行うことができ、雨水等が給電部に浸水することによって生じる故障などを防止することができる。
【0049】
また、ベース本体の給電部に脱着可能な防水カバーを備える構成にすることで、給電部の内部に雨水等の浸水を防止することができる。この結果、簡単に給電部を防水することができる。
【0050】
また、ベースカバーと防水カバーを一体化させることで、ベースカバーをベース本体に嵌合するだけで、給電部の雨水等の浸水を簡単に防水することができる。また、ベースカバーを取り外すだけで簡単に給電部を利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るアウターミラーを示す斜視図である。
【図2】アウターミラーの構成を示す分解斜視図である。
【図3】アウターミラーに備えられた給電部にカバーが取り付けられた状態を示す斜視図である。
【図4】給電部に電源コードを接続した状態を示す平面図である。
【図5】ミラーベースの下面に給電部を備えた構成を示す斜視図である。
【図6】アウターミラーのベース本体にソケットを備えた構成を示す分解斜視図である。
【図7】(a) 防水カバーを給電部に接合する状態を示す断面図である。
(b) 防水カバーをカバーの内面に備えたことを示す断面図である。
【図8】(a)〜(d)は、蓄電池から給電部に電力を流す方法を示した模式図である。
【符号の説明】
1 ・・・ アウターミラー
2 ・・・ ミラーベース
2a ・・・ ベース本体
2b ・・・ 底壁
2f ・・・ 導出孔
2g ・・・ ネジ孔
3 ・・・ ミラーハウジング
3a ・・・ 上ハウジング
3b ・・・ 下ハウジング
3c ・・・ ミラー
3d ・・・ アクチュエータ
3e ・・・ 駆動ユニット
3g ・・・ ハーネス
4 ・・・ ネジ
12 ・・・ ベースカバー
13 ・・・ ベースカバー
14 ・・・ 給電部
14a ・・・ ハーネス
15 ・・・ 電源コード
16 ・・・ ベースカバー
17 ・・・ ソケット
B ・・・ 防水カバー
S ・・・ 車体
S1 ・・・ サイドドア
S11・・・ ベース
Z1 ・・・ 蓄電池
Z2 ・・・ アクセサリー
Z3 ・・・ DC/ACコンバーター
Z4 ・・・ イグニッション
Claims (4)
- 自動車の車体の側面からその側方に向かって張り出し、ベース本体及びベースカバーとを備えたミラーベースと、前記ミラーベースに取り付けられたミラーハウジングとを備えるアウターミラーであって、
前記ベース本体に自動車に備えられた蓄電池から車体外部に電力を供給する給電部が形成されていることを特徴とするアウターミラー。 - 前記ミラーベースは、前記給電部の浸水を防止する防水手段を備えて構成されることを特徴とする請求項1に記載のアウターミラー。
- 前記給電部は、脱着可能な防水カバーを備えて構成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のアウターミラー。
- 前記防水カバーは、前記ベースカバーと一体化して形成されることを特徴とする請求項3に記載のアウターミラー。
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- 2002-12-20 JP JP2002369764A patent/JP2004196209A/ja not_active Withdrawn
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