JP2004195743A - 可逆性感熱記録転写シートおよび可逆性感熱記録媒体の製造方法 - Google Patents

可逆性感熱記録転写シートおよび可逆性感熱記録媒体の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】製造コストが大幅に低減されるとともに、可能製造後の製品の変形が極力抑制された可逆性感熱記録転写シートおよび可逆性感熱記録媒体の製造方法の提供。
【解決手段】樹脂製支持体21上に、金属蒸着膜3、可逆性感熱記録層4および接着層5が順次設けられてなる可逆性感熱記録転写シート10と、該シート10の接着層5と樹脂基材6とを加熱加圧加工により接着させ、30℃以下に冷却し積層体を得、前記積層体から支持体21を剥離することを特徴とする可逆性感熱記録媒体の製造方法。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、可逆性感熱記録転写シートおよび可逆性感熱記録媒体の製造方法に関するものであり、詳しくは製造後の製品の変形が極力抑制され、かつ製造コストも大幅に低減可能な可逆性感熱記録転写シートおよび可逆性感熱記録媒体の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の可逆性感熱記録媒体は、例えば樹脂製支持体上に剥離層を設け、さらにその上部に可逆性感熱記録層、接着層等を設けた可逆性感熱記録転写シートを、樹脂基材に転写することにより製造されている(例えば、特許文献1〜3参照)。また、転写シートにハーフカット部を設け、転写性を改善する技術も提案されている(特許文献4参照)。このような可逆性感熱記録媒体は、メモリ機能および表示機能を備えることにより、非接触ICカード等として利用されている。
【0003】
しかしながら、前記のような従来の可逆性感熱記録媒体は、転写時の加熱加圧加工により、熱変形を起こすという問題点がある。
また、前記の転写シートにハーフカット部を設け、転写性を改善する技術は、張り合わせの位置精度が要求され、加工工程が複雑になり、製造コストが高くなるという問題点がある。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−62366号公報
【特許文献2】
特開2001−52139号公報
【特許文献3】
特開2001−150848号公報
【特許文献4】
特開2001−277726号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
したがって本発明の目的は、製造後の製品の変形が極力抑制され、かつ製造コストも大幅に低減可能な可逆性感熱記録転写シートおよび可逆性感熱記録媒体の製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、樹脂製支持体上に、金属蒸着膜および可逆性感熱記録層が順次設けられてなることを特徴とする可逆性感熱記録転写シートである。
請求項2の発明は、金属製支持体上に可逆性感熱記録層が設けられてなることを特徴とする可逆性感熱記録転写シートである。
請求項3の発明は、前記可逆性感熱記録層上に溶融温度70〜200℃の接着層がさらに設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の可逆性感熱記録転写シートである。
請求項4の発明は、前記接着層の厚みが3〜75μmであることを特徴とする請求項3に記載の可逆性感熱記録転写シートである。
請求項5の発明は、樹脂製支持体上に、金属蒸着膜、可逆性感熱記録層および溶融温度70〜200℃の接着層が順次設けられてなる可逆性感熱記録転写シートを調製し、前記可逆性感熱記録転写シートの前記接着層と樹脂基材とを加熱加圧加工により接着させ、30℃以下に冷却し積層体を得、前記積層体から前記支持体を剥離することを特徴とする可逆性感熱記録媒体の製造方法である。
請求項6の発明は、金属製支持体上に、可逆性感熱記録層および溶融温度70〜200℃の接着層が順次設けられてなる可逆性感熱記録転写シートを調製し、前記可逆性感熱記録転写シートの前記接着層と樹脂基材とを加熱加圧加工により接着させ、30℃以下に冷却し積層体を得、前記積層体から前記支持体を剥離することを特徴とする可逆性感熱記録媒体の製造方法である。
請求項7の発明は、前記接着層の厚みが3〜75μmであることを特徴とする請求項5または6に記載の可逆性感熱記録媒体の製造方法である。
請求項8の発明は、前記可逆性感熱記録層上に、熱硬化性樹脂、紫外線硬化性樹脂または電子線硬化性樹脂からなる保護層を設ける工程をさらに備えたことを特徴とする請求項5または6に記載の可逆性感熱記録媒体の製造方法である。
請求項9の発明は、前記可逆性感熱記録層上に、紫外線カット層を設ける工程をさらに備えたことを特徴とする請求項8に記載の可逆性感熱記録媒体の製造方法である。
請求項10の発明は、可逆性感熱記録媒体に、メモリ機能および表示機能を設ける工程をさらに備えたことを特徴とする請求項5または6に記載の可逆性感熱記録媒体の製造方法である。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の可逆性感熱記録転写シートの一例を説明するための断面図である。図1において、本発明の可逆性感熱記録転写シート10は、樹脂製支持体21上に、金属蒸着膜3、可逆性感熱記録層4、接着層5が順次設けられている。
また図2は、本発明の可逆性感熱記録転写シートの別の例を説明するための断面図である。図2において、本発明の可逆性感熱記録転写シート11は、金属製支持体22上に、可逆性感熱記録層4、接着層5が順次設けられている。
【0008】
本発明で使用される樹脂製支持体21は、機械的に強靭で柔軟性や可とう性を有するものが好ましく、例えばポリエステルフィルム、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、その他高分子材料からなるプラスチックフィルム等を用いることができる。樹脂製支持体21の厚みは3〜50μmが好ましく、3〜38μmがさらに好ましい。3μm未満であると、可逆性感熱記録層等の塗布に支障があり、50μmを超えると積層体を得る際に高温が必要となる。
【0009】
本発明で使用される金属製支持体22は、Al、Cr、Sn、Ni、Cu、これらの合金等の金属フィルムが好ましい。金属製支持体22の厚みは3〜100μmが好ましい。3μm未満であると、もろいため可逆性感熱記録層等の塗布に支障があり、100μmを超えると積層体を得る際に高温が必要となる。
【0010】
本発明における金属蒸着膜3は、例えばAl、Cr、Sn、Ni、Cu、これらの合金等の金属を、真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティング法等により樹脂製支持体21上に設けることができる。膜厚は200〜2000Åが好ましい。
【0011】
本発明における可逆性感熱記録層4は、エネルギーの印加の有無により色調および/または透明度が異なる2以上の形態を保持できる可逆性感熱記録材料からなることが好ましい。
本発明において好適な可逆性感熱記録層4は、ロイコ系可逆性感熱記録層である。この記録層は、発色剤としてのロイコ染料と、顕色剤と、水または有機溶剤に溶解する高分子材料等からなるバインダーとから構成され得る。
ロイコ染料は、フタリド系化合物、アザフタリド化合物、フルオラン系化合物、フェノチアジン系化合物、ロイコオーラミン系化合物等公知の染料前駆体である。
顕色剤は、分子内にロイコ染料を発色させる顕色能をもつ構造、例えばフェノール性水酸基、カルボン酸基、リン酸基等と、分子間の凝集力を制御する構造、例えば長鎖炭化水素基が連結した構造を一つ以上もつ化合物である。連結部分にはヘテロ原子を含む2価以上の連結基を介していてもよく、また長鎖炭化水素基中にも同様の連結基および/または芳香族基が含まれていてもよい。また、ロイコ染料を加熱により発色させる酸性基有する化合物およびロイコ染料を加熱により消色させる塩基性基を有する化合物を併用してもよい。また、顕色剤としてロイコ染料を発色させる酸性基と、逆に消色させる塩基性基を合わせ持つ両性化合物を利用することができる。この場合には顕色剤のことを顕減色剤とよぶことがある。具体的には、例えば特開平5-124360号公報等に記載されている公知の顕色剤を使用することができる(例えばN-(4-(ヒドロキシフェニル)-6-(N’-オクタデシルウレイド)ヘキサン酸アミド等)。
【0012】
さらなる具体例として、ロイコ染料としては、2−アニリノ−3−メチル−6−ジブチルアミノフルオラン、3−インドリノ−p−ジメチルアミノフェニル−6−ジメチルアミノフタリド、クリスタルバイオレットラクトン、3−ジエチルアミノ−7−クロロフルオラン、2−(2−フルオロフェニルアミノ)−6−ジ−n−ブチルアミノフルオラン、2−(2−フルオロフェニルアミノ)−6−ジエチルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−シクロヘキシルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−5−メチル−7−t−ブチルフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−p−ブチルアニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、2−アニリノ−3−メチル−6−(N−エチル−p−トルイジノ)−フルオラン、3−ピロリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ピロリジノ−7−シクロヘキシルアミノフルオラン、メチル−7−アニリノフルオラン、3−N−メチルシクロヘキシルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン等が挙げられる。
【0013】
また、顕色剤において、酸性基を有する化合物としては、2−ヒドロキシ安息香酸、3−ヒドロキシ安息香酸等のヒドロキシ安息香酸;4−ヒドロキシサリチル酸、5−ヒドロキシサリチル酸等のヒドロキシサリチル酸等が挙げられる。
また、塩酸性基を有する化合物としては、トクチルアミン、ノニルアミン、ベンジルアミン、2−フェニルエチルアミン、6−フェニルヘキシルアミン等が挙げられる。
また顕減色剤における酸性基としては、フェノール性水酸基、またはカルボキシル基等が挙げられ、また、塩酸性基としては、アミノ基等が挙げられる。具体例としては、2−アミノフェノール、3−アミノフェノール、4−アミノフェノール等のアミノフェノール;2−アミノ安息香酸、3−アミノ安息香酸、4−アミノ安息香酸等のアミノ安息香酸;2−ヒドロキシ−3−アミノ安息香酸、2−アミノ−3−ヒドロキシ安息香酸、2−アミノ−4−ヒドロキシ安息香酸、2−アミノ−4−アミノ安息香酸、2−ヒドロキシ−6−アミノ安息香酸、3−アミノ−4−ヒドロキシ安息香酸、3−ヒドロキシ−5−アミノ安息香酸等のヒドロキシアミノ安息香酸等が挙げられる。
【0014】
前記バインダーとしては、金属との界面が圧力で容易にひずみやすいものとして、アクリル樹脂が挙げられ、他にメチルアルコール、ポリビニルアルコール、エチルセルロース、酢酸セルロース、ニトロセルロース、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル等の硬化性樹脂が使用できる。
【0015】
ロイコ系可逆性感熱記録層における前記各成分の配合割合は、顕色剤1重量部に対して、ロイコ染料0.1〜1重量部、バインダー0.5〜2重量部が好ましい。この配合割合によれば、転写時に層の切れがよくなる。
ロイコ系可逆性感熱記録層は、例えば、水もしくは有機溶剤に前記顕色剤、ロイコ染料およびバインダーを溶解または分散し、グラビア塗布、グラビア印刷、オフセット印刷、凸版印刷等の方法によって支持体上に印刷し、形成することができる。該記録層は、支持体上に全面設けてもよいし、部分的に設けてもよい。
【0016】
本発明における接着層5は、溶融温度70〜200℃、好ましくは80〜180℃の接着層であることが望ましい。接着層5を形成する材料としては、前記溶融温度を有するポリウレタン、ポリエステル等のホットメルト樹脂が挙げられる。接着層5は、前記材料を溶剤に溶解して可逆性感熱記録層4上に塗布、印刷するか、前記材料をホットメルトとして塗布、印刷してもよい。接着層5を形成することにより、後述する樹脂基材と単にラミネートするよりも接着力が高まり、印字消去を繰り返しても層間剥がれ等が生じないため好ましい。ここで接着層5の溶融温度が70℃未満では印字消去を繰り返した際に樹脂基材と感熱層が剥がれやすくなり、逆に200℃を超えると加工性に問題が生じ、また吸湿性の樹脂を用いる場合には高湿環境で脆くなるため好ましくない。なお、接着層5には公知の硬化剤を添加することにより、接着強度を高めることもできる。
また接着層5の厚みは、3〜75μmが好ましい。厚みが75μmを超えると、積層体の調製時にエッジからのはみ出しが発生し、可逆性感熱記録層4に悪影響を及ぼす可能性がある。逆に3μm未満であると、接着強度が減少する。さらに好ましい厚みは、5〜10μmである。このような厚みに設定すると、耐久性が向上する。
【0017】
また本発明における可逆性感熱記録媒体の製造方法は、前記のようにして可逆性感熱記録転写シートを調製し、その接着層と樹脂基材とを加熱加圧加工により接着させ、30℃以下に冷却し積層体を得、前記積層体から支持体を剥離することを特徴としている。
図3は、本発明の製造工程を説明するための図である。
図3(a)において、まず前記のようにして可逆性感熱記録転写シート10または11を調製する(図3ではシート10を例示している)。次に図3(b)において、樹脂基材6と接着層5とを加熱加圧加工により接着させ、30℃以下に冷却し積層体30を得る。続いて図3(c)において、積層体30から支持体21および金属蒸着膜3を剥離することにより、可逆性感熱記録媒体31が得られる。
樹脂基材6としては、塩化ビニル樹脂、結晶化ポリエステル樹脂等が熱変形しにくいために好ましい。樹脂基材6の厚みは、例えば0.1〜1.5mmである。
前記加熱加圧加工は、接着層5と樹脂基材6を重ねて、加熱温度60〜200℃、加圧0.5〜3Mpa、時間10sec〜20minの条件で行うことができる。また、積層体30を得た後の転写は、可逆性感熱記録層4と接着層5との結着力が、金属(または金属蒸着膜)との結着力より強いために可能となる。このとき、積層体を30℃以下に冷却することにより、転写がさらに容易となる。本発明の製造方法によれば、例えば熱変形(カール)は0〜1mm程度に抑制される。
【0018】
また樹脂基材6は、次のような基材であることができる。
1.白色等に着色した基材
2.透明な基材(さらに2次加工して各種いろいろな基材を作成可能にする)
3.印刷等で各種情報を可視化した基材
前記のような樹脂基材は、センターコアとセンターコアの両面または片面に設けられるオーバーシートとから構成された積層体であることができる。使用される樹脂は、例えば40〜100℃のTgを有している。センターコアは印刷適性を有する白色、有色あるいは透明なプラスチックシートが適用できる。例えば、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリエステル、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリカーボネート、ABS樹脂等の材料が使用できる。厚みとしては400〜1000μmが好ましく、550〜700μmがさらに好ましい。
オーバーシートは、印刷適性を有する白色、有色あるいは透明なプラスチックシートが適用できる。例えば、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリエステル、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィン、ポーリカーボネート、ABS樹脂等の材料が使用できる。厚みとしては50〜200μmが好ましく、50〜150μmがさらに好ましい。
なおセンターコアとオーバーシートの間、もしくは積層体表面の任意の部位に印刷により画像を形成することもできる。
【0019】
また、前記可逆性感熱記録層の上部には、さらに熱硬化性樹脂、紫外線硬化性樹脂または電子線硬化性樹脂からなる保護層を設けてもよい。
図4は、このような保護層を設けた可逆性感熱記録媒体を説明するための断面図である。図4によれば、可逆性感熱記録媒体40は、樹脂基材41、接着層42、可逆性感熱記録層43、保護層44からなる。このような保護層44を設ければ、例えばサーマルヘッドの影響による熱変形を一層防止することができる。また前記熱硬化性樹脂、紫外線硬化性樹脂または電子線硬化性樹脂としては、例えばアクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、エポキシ系樹脂等の従来公知の熱硬化性樹脂、紫外線または電子線硬化樹脂単独、或いは、それらの混合物が挙げられる。保護層44は、樹脂を公知の印刷、塗布、スプレー法等により、可逆性感熱記録層43上に積層して設けられ得る。保護層44の膜厚は、例えば1〜10μm程度である。さらに保護層44の耐性を向上させるために、イソシアネート系等の硬化剤、有機もしくは無機フィラー等を透明性を損なわない範囲で添加することができる。
【0020】
また、可逆性感熱記録層の上部には、紫外線カット層をさらに設けることができる。
図5は、このような紫外線カット層を設けた可逆性感熱記録媒体を説明するための断面図である。図5によれば、可逆性感熱記録媒体50は、樹脂基材51、接着層52、可逆性感熱記録層53、紫外線カット層54からなる。
紫外線カット層54は、例えば0.01〜1.0μmの粒径の微粒子酸化亜鉛、酸化チタン等を0.1〜1重量部、および前記と同様のバインダーを0.5〜2重量部混合し、水もしくは有機溶剤にこれらを溶解または分散し、グラビア塗布、グラビア印刷、オフセット印刷、凸版印刷等の方法で支持体上に印刷したうえで前記と同様に可逆性感熱記録転写シートを調製することにより得ることができる。なお、紫外線カット層54上に、熱硬化性樹脂、紫外線硬化性樹脂または電子線硬化性樹脂からなる保護層を設けてもよい。
【0021】
また本発明によれば、可逆性感熱記録媒体には、磁気メモリ、光メモリのようなメモリ機能や、液晶等を利用した表示機能を公知の手段で設けることができる。このような可逆性感熱記録媒体は、ICカードとして好適に利用可能である。また、例えばICカードとしては、オフセット印刷、フレキ印刷、インクジェット、昇華印刷、熱転写印刷等により固定情報をその表面に記入することができる。また、可逆性感熱記録媒体を張り合わせて使用することもできる。
【0022】
本発明の製造方法で得られた可逆性感熱記録媒体は、従来技術と同様に発色画像を形成したり消去したりすることができる。発色は、媒体をいったん発色温度以上に加熱したのち急冷するようにすればよい。具体的には、たとえばサーマルヘッドやレーザー光で短時間加熱すると記録層が局部的に加熱されるため、直ちに熱が拡散し急激な冷却が起こり、発色状態が固定できる。一方、消色させるためには適当な熱源を用いて発色温度以上に加熱し、徐冷するか、発色温度よりやや低い温度に一時的に加熱すればよい。長時間加熱した場合、媒体の広い範囲が昇温し、加熱中断後は徐冷となるため、その過程で消色が起きる。この場合の加熱には、加熱バー、熱ローラー、熱スタンプ、熱風等が用いられ得る。また、サーマルヘッドを用いて長時間加熱するか、発熱素子を一斉に加熱し、全巾を加熱してもよい。記録層を消色温度域に加熱するためには、例えばサーマルヘッドへの印加電圧やパルス幅を調節することによって、印加エネルギーを記録時よりやや低下させればよい。この方法を用いれば、サーマルヘッドだけで記録・消去ができ、いわゆるオーバーライトが可能になる。もちろん、加熱バー、熱ローラー、熱スタンプ、熱風等によって消色温度域に加熱して消去することもできる。
【0023】
【実施例】
以下、実施例および比較例により本発明をさらに説明するが、本発明は下記例に限定されるものではない。なお、部および%は重量基準である。
実施例1
図1に示すような可逆性感熱記録転写シートを調製した。
樹脂製支持体21として、帝人社製HPE-23.4のポリエスルフィルムを用いた。この表面に、アルミニウムを蒸着し、厚さ500Åの金属蒸着膜3を設けた。さらに金属蒸着膜3上に、可逆性感熱記録層4を設けた。この可逆性感熱記録層4は、下記組成物をボールミルを用いて粒径0.1〜10μmになるまで粉砕分散し、得られた分散液に日本ポリウレタン社製コロネートHL(アダクト型へキサメチレンジイソシアネート75%酢酸エチル溶液)10部を加え、良く攪拌し記録層用塗布液を得、これを、ドライ厚み10μmとなるように塗布し乾燥させ、60℃12時間硬化させて得たものである。
【0024】
Figure 2004195743
【0025】
可逆性感熱記録層4上には、下記接着層配合物をドライ厚み5μmまたは15μmとなるように塗布し、乾燥し、接着層5を設けた。
【0026】
接着層配合物
ポリエステル樹脂(PES2353A25東亞合成社製) 20部
イロピルアルコール(IPA) 30部
硬化剤(WD720タケダ社製) 4部
【0027】
このようにして得られた可逆性感熱記録転写シートと下記樹脂基材とを、 ラミスターola6(oakwood社製)を用い、125℃、15分の条件でラミネート加工し、30℃以下に冷却し積層体を得、該積層体から樹脂製支持体21および金属蒸着層3を剥離し、可逆性感熱記録媒体を得た。
【0028】
樹脂基材
オーバーシート 透明非晶性ポリエスル(PET−G)(太平化学社製)0.1mm厚
コアシート 白色非晶性ポリエスル(PET−G)(太平化学社製)0.36mm厚
(ただし、コアシートの両面にはオーバーシートが張り合わされている)
【0029】
得られたカード状の可逆性感熱記録媒体の変形量を測定したところ、カール上がりは0.5mm以下であった。
このカードをカードリーダライター(R−3000、九州松下電器社製)にセットし、可逆性感熱記録層に印字を行ったところ良好な記録ができ、さらにこの記録を消去したところ完全に消去することができた。
【0030】
実施例2
金属蒸着膜3と可逆性感熱記録層4との間に紫外線カット層を設けたこと以外は、実施例1を繰り返した。すなわち、下記の組成からなる調合液を、金属蒸着膜3上に、ドライ厚み2μmとなるように塗布し乾燥させ、紫外線カット層を設けた。
【0031】
酸化亜鉛(ZS303住友大阪セメント社製) 20部
アクリル樹脂(LR327三菱レーヨン社製) 20部
硬化剤(HL日本ポリウレタン社製) 10部
【0032】
得られたカード状の可逆性感熱記録媒体の変形量を測定したところ、カール上がりは0.5mm以下であった。
このカードをカードリーダライター(R−3000、九州松下電器社製)にセットし、可逆性感熱記録層に印字を行ったところ良好な記録ができ、さらにこの記録を消去したところ完全に消去することができた。
また、可逆性感熱記録媒体に対し、5000lux100時間光照射しても変色がなかった。
【0033】
実施例3
金属蒸着膜3と可逆性感熱記録層4との間に保護層を設けたこと以外は、実施例1を繰り返した。すなわち、可逆性感熱記録層4を硬化させる前に、OPニス(FD東洋インキ社製)をオフセット印刷機(小森社製)により、金属蒸着膜3上に1〜2μm付着させて紫外線硬化処理し、保護層を設けた。
得られたカード状の可逆性感熱記録媒体の変形量を測定したところ、カール上がりは0.5mm以下であった。
このカードをカードリーダライター(R−3000、九州松下電器社製)にセットし、可逆性感熱記録層に印字を行ったところ良好な記録ができ、さらにこの記録を消去したところ完全に消去することができた。
【0034】
実施例4
実施例2および3に準じ、金属蒸着膜3上に紫外線カット層および保護層を順次設けたこと以外は、実施例1を繰り返した。
得られたカード状の可逆性感熱記録媒体の変形量を測定したところ、カール上がりは0.5mm以下であった。
このカードをカードリーダライター(R−3000、九州松下電器社製)にセットし、可逆性感熱記録層に印字を行ったところ良好な記録ができ、さらにこの記録を消去したところ完全に消去することができた。
また、可逆性感熱記録媒体に対し、5000lux100時間光照射しても変色がなかった。
【0035】
実施例5
接着層として、50μmの厚さのポリエステル樹脂シート(PES111東亞合成社製)を用いたこと以外は、実施例1を繰り返した。
得られたカード状の可逆性感熱記録媒体の変形量を測定したところ、カール上がりは0.5mm以下であった。
このカードをカードリーダライター(R−3000、九州松下電器社製)にセットし、可逆性感熱記録層に印字を行ったところ良好な記録ができ、さらにこの記録を消去したところ完全に消去することができた。
【0036】
比較例1
金属蒸着膜3を設けなかったこと以外は、実施例1を繰り返した。
得られたカード状の可逆性感熱記録媒体をカードリーダライター(R−3000、九州松下電器社製)にセットし、可逆性感熱記録層に印字を行ったところ記録は可能であったが、消去操作を行ったところ、カールの影響で不完全な消去となり、かつ片あたりによる磨耗が発生した。
【0037】
比較例2
実施例3に示した保護層を樹脂製支持体21上に設けたこと以外は、比較例1を繰り返した。
得られたカード状の可逆性感熱記録媒体の変形量を測定したところ、カール上がりは2.0mmであった。
得られたカード状の可逆性感熱記録媒体をカードリーダライター(R−3000、九州松下電器社製)にセットし、可逆性感熱記録層に印字を行ったところ記録は可能であったが、消去操作を行ったところ、カールの影響で不完全な消去となり、かつ片あたりによる磨耗が発生した。
【0038】
実施例1〜4および比較例1〜2で得られた可逆性感熱記録媒体の印字濃度、消去濃度、カール、5000lux地肌濃度についてさらに調べた。結果を下記表に示す。
【0039】
【表1】
Figure 2004195743
【0040】
注)表中、印字濃度100回、消去濃度100回は、カードリーダライター(R−3000、九州松下電器製)で繰り返し印字消去を100回行った後の印字濃度と消去濃度をマクベス濃度計で測定した濃度値。5000lux地肌濃度は、5000luxの光源に100時間照射後の地肌濃度をマクベス濃度計で測定した濃度値。
【0041】
【発明の効果】
請求項1の発明は、樹脂製支持体上に、金属蒸着膜および可逆性感熱記録層が順次設けられてなることを特徴とする可逆性感熱記録転写シートであるので、従来技術のように剥離層またはハーフカット部を設ける必要がない。したがって、製造コストが大幅に低減されるとともに、可能製造後の製品の変形が極力抑制される。
請求項2の発明は、金属製支持体上に可逆性感熱記録層が設けられてなることを特徴とする可逆性感熱記録転写シートであるので、従来技術のように剥離層またはハーフカット部を設ける必要がない。したがって、製造コストが大幅に低減されるとともに、可能製造後の製品の変形が極力抑制される。
請求項3の発明は、前記可逆性感熱記録層上に溶融温度70〜200℃の接着層がさらに設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の可逆性感熱記録転写シートであるので、熱転写が容易となり、製造コストが大幅に低減されるとともに、可能製造後の製品の変形が極力抑制される。
請求項4の発明は、前記接着層の厚みが3〜15μmであることを特徴とする請求項3に記載の可逆性感熱記録転写シートであるので、加熱加圧加工で接着層のしみ出し等が防止され、記録層面の汚染が防止される。
請求項5の発明は、樹脂製支持体上に、金属蒸着膜、可逆性感熱記録層および溶融温度70〜200℃の接着層が順次設けられてなる可逆性感熱記録転写シートを調製し、前記可逆性感熱記録転写シートの前記接着層と樹脂基材とを加熱加圧加工により接着させ、30℃以下に冷却し積層体を得、前記積層体から前記支持体を剥離することを特徴とする可逆性感熱記録媒体の製造方法であるので、従来技術のように剥離層またはハーフカット部を設ける必要がない。したがって、製造コストが大幅に低減されるとともに、可能製造後の製品の変形が極力抑制される。
請求項6の発明は、金属製支持体上に、可逆性感熱記録層および溶融温度70〜200℃の接着層が順次設けられてなる可逆性感熱記録転写シートを調製し、前記可逆性感熱記録転写シートの前記接着層と樹脂基材とを加熱加圧加工により接着させ、30℃以下に冷却し積層体を得、前記積層体から前記支持体を剥離することを特徴とする可逆性感熱記録媒体の製造方法であるので、従来技術のように剥離層またはハーフカット部を設ける必要がない。したがって、製造コストが大幅に低減されるとともに、可能製造後の製品の変形が極力抑制される。
請求項7の発明は、前記接着層の厚みが3〜15μmであることを特徴とする請求項5または6に記載の可逆性感熱記録媒体の製造方法であるので、加熱加圧加工で接着層のしみ出し等が防止され、記録層面の汚染が防止される。
請求項8の発明は、前記可逆性感熱記録層上に、熱硬化性樹脂、紫外線硬化性樹脂または電子線硬化性樹脂からなる保護層を設ける工程をさらに備えたことを特徴とする請求項5または6に記載の可逆性感熱記録媒体の製造方法であるので、熱による変形がさらに抑制される。
請求項9の発明は、前記可逆性感熱記録層上に、紫外線カット層を設ける工程をさらに備えたことを特徴とする請求項8に記載の可逆性感熱記録媒体の製造方法であるので、光照射による変形がさらに抑制される。
請求項10の発明は、可逆性感熱記録媒体に、メモリ機能および表示機能を設ける工程をさらに備えたことを特徴とする請求項5または6に記載の可逆性感熱記録媒体の製造方法であるので、製造コストが大幅に低減されるとともに、可能製造後の製品の変形が極力抑制された、例えばICカードを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の可逆性感熱記録転写シートの一例を説明するための断面図である。
【図2】本発明の可逆性感熱記録転写シートの別の例を説明するための断面図である。
【図3】本発明の製造工程を説明するための図である。
【図4】保護層を設けた可逆性感熱記録媒体を説明するための断面図である。
【図5】紫外線カット層を設けた可逆性感熱記録媒体を説明するための断面図である。
【符号の説明】
3 金属蒸着膜
4,43,53 可逆性感熱記録層
5,42,52 接着層
6,41,51 樹脂基材
10,11,40,50 可逆性感熱記録転写シート
21 樹脂製支持体
22 金属製支持体
44 保護層
54 紫外線カット層

Claims (10)

  1. 樹脂製支持体上に、金属蒸着膜および可逆性感熱記録層が順次設けられてなることを特徴とする可逆性感熱記録転写シート。
  2. 金属製支持体上に可逆性感熱記録層が設けられてなることを特徴とする可逆性感熱記録転写シート。
  3. 前記可逆性感熱記録層上に溶融温度70〜200℃の接着層がさらに設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の可逆性感熱記録転写シート。
  4. 前記接着層の厚みが3〜75μmであることを特徴とする請求項3に記載の可逆性感熱記録転写シート。
  5. 樹脂製支持体上に、金属蒸着膜、可逆性感熱記録層および溶融温度70〜200℃の接着層が順次設けられてなる可逆性感熱記録転写シートを調製し、前記可逆性感熱記録転写シートの前記接着層と樹脂基材とを加熱加圧加工により接着させ、30℃以下に冷却し積層体を得、前記積層体から前記支持体を剥離することを特徴とする可逆性感熱記録媒体の製造方法。
  6. 金属製支持体上に、可逆性感熱記録層および溶融温度70〜200℃の接着層が順次設けられてなる可逆性感熱記録転写シートを調製し、前記可逆性感熱記録転写シートの前記接着層と樹脂基材とを加熱加圧加工により接着させ、30℃以下に冷却し積層体を得、前記積層体から前記支持体を剥離することを特徴とする可逆性感熱記録媒体の製造方法。
  7. 前記接着層の厚みが3〜15μmであることを特徴とする請求項5または6に記載の可逆性感熱記録媒体の製造方法。
  8. 前記可逆性感熱記録層上に、熱硬化性樹脂、紫外線硬化性樹脂または電子線硬化性樹脂からなる保護層を設ける工程をさらに備えたことを特徴とする請求項5または6に記載の可逆性感熱記録媒体の製造方法。
  9. 前記可逆性感熱記録層上に、紫外線カット層を設ける工程をさらに備えたことを特徴とする請求項8に記載の可逆性感熱記録媒体の製造方法。
  10. 可逆性感熱記録媒体に、メモリ機能および表示機能を設ける工程をさらに備えたことを特徴とする請求項5または6に記載の可逆性感熱記録媒体の製造方法。
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