JP2004195654A - 金型反転式成形機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】可動金型支持装置に回転可能に取り付けられた回転軸31と、該回転軸31に取り付けられた反転盤と、前記回転軸31に対して直接位置決めされるとともに前記反転盤に取り付けられる可動金型18とを有する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、金型反転式成形機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、射出成形機においては、加熱シリンダ内において加熱され、溶融させられた樹脂を高圧で射出して金型装置のキャビティに充填(てん)し、該キャビティ内において樹脂を冷却し、固化させることによって成形品を成形するようになっている。そのために、前記金型装置は固定金型及び可動金型から成り、型締装置によって前記可動金型を進退させ、前記固定金型に対して接離させることによって、型開閉、すなわち、型閉、型締及び型開を行うことができるようになっている。
【0003】
そして、材質の異なる樹脂や、色の異なるから樹脂から成る成形品を一体的に成形する場合、すなわち、多色成形をする場合には、金型を反転させる金型反転式成形機が使用されている。この場合、金型には一対のキャビティが形成され、一方のキャビティ内に一方の樹脂を射出して一次成形品を成形した後、金型を反転させて他方のキャビティ内の前記一次成形品の上に他方の樹脂を射出し、成形品を成形するようになっている。
【0004】
図2は従来の金型反転式成形機の型締装置の斜視図、図3は従来の金型反転式成形機の型締装置の平面図である。
【0005】
図において、100は金型反転式成形機の型締装置であり、該型締装置100は図示されないフレームに固定された固定プラテン101を有する。該固定プラテン101には、複数本(例えば、四本)のタイバー102の一端が取付ナット103によって取り付けられている。なお、前記タイバー102の他端は、図示されないベースプレートに取り付けられている。また、前記固定プラテン101には、図3に示されるように、固定金型111が固定金型取付板112を介して固定金型取付ボルト115によって取り付けられるが、図2において、前記固定金型111及び固定金型取付板112は省略されている。なお、前記固定金型111と固定金型取付板112とは一体的に組み立てられている。
【0006】
そして、前記固定プラテン101には、図2に示されるように、射出ノズル挿入孔106が二つ形成されている。該射出ノズル挿入孔106のそれぞれには、図示されない樹脂可塑化装置における加熱シリンダの先端に取り付けられた射出ノズルが固定プラテン101の背面側(図2における右側)から挿入されて、固定プラテン101の前面(図3における左側)に取り付けられた固定金型111の背面に配設されたスプルーブッシュに当接する。
【0007】
また、104は可動プラテンであり、トグルサポートに取り付けられた油圧シリンダ、パルスモータ等の駆動源やトグルリンク機構から成る図示されない可動プラテン駆動装置によって、前記タイバー102に沿ってスライドさせられる。
そして、前記可動プラテン104には、図3に示されるような可動金型113が可動金型取付板114及び反転テーブル105を介して取り付けられるが、図2において、前記可動金型113及び可動金型取付板114は省略されている。なお、前記可動金型113と可動金型取付板114とは一体的に組み立てられている。ここで、前記反転テーブル105は、可動プラテン104に回転可能に取り付けられ、該可動プラテン104に取り付けられた図示されないパルスモータの回転力が駆動ギヤ、従動ギヤ等を介して伝達されることによって、回転中心Yを中心にして回転させられるようになっている。なお、前記反転テーブル105は回転角180度の範囲内で反転する。
【0008】
この場合、前記可動プラテン104の支持部104aには、図3に示されるように、回転軸121がベアリング123を介して回転可能に取り付けられている。なお、該ベアリング123は押板124によって前記支持部104aの軸受孔に取り付けられ、前記回転軸121は長手方向の途中に形成された段部と後端(図3における左端)に取り付けられたフランジプレート122とによって、前記ベアリング123の内筒に対して取り付けられている。また、前記反転テーブル105の背面(図3における左側面)には凹部105aが形成され、該凹部105aに前記回転軸121の先端(図3における右端)が嵌(かん)入され、固定ボルト125によって前記反転テーブル105と回転軸121とが互いに固定されている。
【0009】
そして、前記反転テーブル105の前面(図3における右側面)には位置決めピン107が固定されている。一方、可動金型取付板114の背面には、前記位置決めピン107に対応する位置に位置決めピン嵌合孔114aが形成されている。そして、前記可動金型113を可動金型取付板114を介して可動金型取付ボルト116によって反転テーブル105に取り付ける場合、前記位置決めピン107を位置決めピン嵌合孔114aに嵌入させることによって、前記可動金型113を反転テーブル105に対して正しい位置に取り付けることができる(例えば、特許文献1参照。)。
【0010】
この状態で、可動プラテン駆動装置が作動すると、可動プラテン104が固定プラテン101に向けて前進(図3における右方向へ移動)し、固定金型111のパーティング面111aに可動金型113のパーティング面113aが接触して型閉が行われる。この場合、前記可動金型113のパーティング面113aに取り付けられた金型ガイドピン117が固定金型111のパーティング面111aに形成されたガイドピン嵌合孔118に嵌入され、前記可動金型113と固定金型111との位置決めが行われる。これにより、前記固定金型111のパーティング面111aと可動金型113のパーティング面113aとの間に一対のキャビティが形成される。そして、加熱シリンダ内の溶融樹脂が前記射出ノズル先端から射出されると、前記溶融樹脂は、前記固定金型111の内部に形成された樹脂流路としてのスプルーを通って前記キャビティ内に充填される。
【0011】
そして、該キャビティ内の樹脂が冷却されて固化されると、可動プラテン104が後退(図3における左方向に移動)して型開が行われ、前記反転テーブル105が180度反転させられた後、再び型閉が行われ、溶融樹脂が前記キャビティ内に充填される。このような動作を繰り返して行うことによって、材質の異なる樹脂や、色の異なる樹脂から成る成形品を一体的に成形することができる。
【0012】
【特許文献1】
特開平5−146833号公報
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の金型反転式成形機において、前記回転軸121に対して反転テーブル105が凹部105aによって位置決めされ、前記反転テーブル105に対して可動金型113が位置決めピン107と位置決めピン嵌合孔114aとによって位置決めされるようになっているので、位置決め部の公差が積み重なり、前記回転軸121の回転中心と可動金型113の回転中心とを一致させることが困難であった。すなわち、回転軸121の外径の公差、凹部105aの内径の公差、位置決めピン107の取付位置の公差、位置決めピン107の外径の公差、位置決めピン嵌合孔114aの形成位置の公差、位置決めピン嵌合孔114aの内径の公差等の多数の公差が積み重なってしまう。
【0014】
そのため、金型の交換等の場合、回転軸121の回転中心と可動金型113の回転中心とを一致させるための作業時間が長くなり、金型反転式成形機のスループットが低下してしまう。また、回転軸121の回転中心と可動金型113の回転中心とが厳密に一致しない場合、型閉が行われる時に金型ガイドピン117の回転中心とガイドピン嵌合孔118の回転中心とが一致しないので、前記金型ガイドピン117及びガイドピン嵌合孔118に横方向の負荷がかかり摩耗が激しくなる。そのため、前記金型ガイドピン117及びガイドピン嵌合孔118の修正や交換を頻繁に行う必要があり、メンテナンスコストがかかってしまう。
【0015】
本発明は、前記従来の金型反転式成形機の問題点を解決して、回転軸に対して可動金型を直接に位置決めすることによって、公差の積み重ねを排除して、回転軸の回転中心と可動金型の回転中心とを容易に、かつ、高精度で一致させることができ、可動金型を取り付けるための作業時間を短縮して金型反転式成形機のスループットを向上させることができ、金型ガイドピンやガイドピン嵌合孔に負荷をかけず、メンテナンスコストを低減することができる金型反転式成形機を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
そのために、本発明の金型反転式成形機においては、可動金型支持装置に回転可能に取り付けられた回転軸と、該回転軸に取り付けられた反転盤と、前記回転軸に対して直接位置決めされるとともに前記反転盤に取り付けられる可動金型とを有する。
【0017】
本発明の他の金型反転式成形機においては、さらに、前記回転軸の先端と前記可動金型に形成された嵌入凹部とが嵌合して前記可動金型が前記回転軸に対して位置決めされる。
【0018】
本発明の更に他の金型反転式成形機においては、さらに、前記回転軸の先端は、前記反転盤の前面から突出し、前記可動金型の背面に形成された嵌入凹部と嵌合する。
【0019】
本発明の更に他の金型反転式成形機においては、さらに、前記可動金型に形成された嵌入突起と前記回転軸に形成された嵌入凹部とが嵌合して前記可動金型が前記回転軸に対して位置決めされる。
【0020】
本発明の更に他の金型反転式成形機においては、さらに、前記可動金型の嵌入突起は、前記反転盤の嵌入孔を通過し、前記回転軸の先端面に形成された嵌入凹部と嵌合する。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明の金型反転式成形機は、いかなる種類の成形機であってもよいが、本実施の形態においては、説明の都合上、横置型の射出成形機である場合について説明する。
【0022】
図4は本発明の第1の実施の形態における金型反転式成形機の型締装置の概略図である。
【0023】
図において、11は図示されないフレームに固定された金型反転式成形機の型締装置10における固定金型支持装置としての固定プラテン、17は該固定プラテン11の金型取付面に取り付けられた固定金型である。また、14は可動金型支持装置としての可動プラテンであり、図示されない駆動機構によって、矢印Aで示されるように、図における左右方向に移動させられる。そして、前記可動プラテン14の金型取付面には、反転盤としての反転テーブル15を介して可動金型18が取り付けられている。前記反転テーブル15は可動プラテン14に回転可能に取り付けられ、図示されないパルスモータ等の駆動源によって、矢印Bで示されるように、回転中心Xの回りを回転させられるようになっている。なお、前記反転テーブル15は、回転角180度の範囲内で反転する。
【0024】
ここで、前記金型反転式成形機は、射出成形機であり、樹脂可塑化装置における加熱シリンダ41−1及び加熱シリンダ41−2内において加熱され、溶融させられた樹脂を高圧で射出して一次スプルー43−1及び二次スプルー43−2を通して金型装置の一次キャビティ42−1及び二次キャビティ42−2に充填し、充填された樹脂を冷却し、固化させることによって成形品を成形するようになっている。そのために、前記金型装置は固定金型17及び可動金型18から成り、図示されない駆動機構によって、可動プラテン14を矢印Aで示されるように進退させ、前記可動金型18を固定金型17に対して接離させることによって、型開閉、すなわち、型閉、型締及び型開を行うことができる。
【0025】
そして、前記金型反転式成形機は、材質の異なる樹脂や、色の異なる樹脂から成る成形品を一体的に成形するために、すなわち、多色成形をするために、金型には一対の一次キャビティ42−1及び二次キャビティ42−2が形成されている。多色成形をする場合、図4において下方に位置する一次キャビティ42−1内に一方の加熱シリンダ41−1から一次樹脂を射出して充填する。そして、前記一次キャビティ42−1内において樹脂が冷却されて固化されると、可動プラテン14が後退(図における左方向に移動)して型開が行われ、一次成形品が成形される。
【0026】
この場合、該一次成形品は可動金型18のキャビティ面に付着した状態となっている。そして、反転テーブル15が180度反転させられると、前記一次成形品は、図4において上方に移動する。続いて、可動プラテン14が前進して型閉及び型締が行われると、前記一次成形品は、図4において上方に位置する二次キャビティ42−2内に封入された状態となる。この状態において、他方の加熱シリンダ41−2から二次樹脂を射出して充填すると、該二次樹脂が一次成形品に融着して一体化する。そして、前記二次キャビティ42−2内において二次樹脂が冷却されて固化されると、可動プラテン14が後退して型開が行われ、成形品が取り出される。
【0027】
なお、実際には、前記一次キャビティ42−1及び二次キャビティ42−2には同時に一次樹脂及び二次樹脂が充填され、一次成形品と成形品とが同時に成形されるようになっている。
【0028】
次に、型締装置10における金型の取付構造について説明する。
【0029】
図1は本発明の第1の実施の形態における金型反転式成形機の型締装置の平面図、図5は本発明の第1の実施の形態における金型反転式成形機の型締装置の斜視図である。
【0030】
図5に示されるように、固定プラテン11には複数本(例えば、四本)のタイバー12の一端が取付ナット13によって取り付けられている。なお、前記タイバー12の他端は図示されないベースプレート等の型締装置の固定部材に取り付けられている。そして、可動プラテン14は前記タイバー12に沿って図5における左右方向に進退させられる。また、前記固定プラテン11には、図1に示されるように、固定金型本体21が固定金型取付板22を介して固定金型取付ボルト25によって取り付けられるが、図5において、前記固定金型本体21及び固定金型取付板22は省略されている。なお、前記固定金型本体21と固定金型取付板22とは一体的に組み立てられて固定金型17を構成する。
【0031】
そして、前記固定プラテン11には、図5に示されるように、一対の射出ノズル挿入孔16が形成されている。該射出ノズル挿入孔16のそれぞれには、前記加熱シリンダ41−1及び加熱シリンダ41−2の先端にそれぞれ取り付けられた射出ノズルが固定プラテン11の背面側(図5における右側)から挿入されて、固定プラテン11の前面(図1における左側)に取り付けられた固定金型本体21の背面に配設されたスプルーブッシュに当接する。そして、樹脂可塑化装置が作動して加熱シリンダ41−1及び加熱シリンダ41−2内の溶融樹脂が前記射出ノズル先端から射出されると、前記溶融樹脂は、前記固定金型本体21の内部に形成された樹脂流路としての一次スプルー43−1及び二次スプルー43−2を通って前記一次キャビティ42−1及び二次キャビティ42−2内に充填される。
【0032】
また、前記可動プラテン14は、型締装置10の図示されない固定部材に取り付けられた油圧シリンダ、パルスモータ等の駆動源やトグルリンク機構から成る図示されない可動プラテン駆動装置によって、前記タイバー12に沿ってスライドさせられる。そして、前記可動プラテン14には、図1に示されるように、可動金型本体23が可動金型取付板24及び反転テーブル15を介して取り付けられるが、図5において、前記可動金型本体23及び可動金型取付板24は省略されている。なお、前記可動金型本体23と可動金型取付板24とは一体的に組み立てられて可動金型18を構成する。ここで、前記反転テーブル15は、可動プラテン14に回転可能に取り付けられ、該可動プラテン14に取り付けられた図示されないパルスモータの回転力が駆動ギヤ、従動ギヤ等を介して伝達されることによって、前記回転中心Xを中心にして回転させられるようになっている。
【0033】
この場合、前記可動プラテン14の支持部14aには、図1に示されるように、回転軸31がボールベアリング、ローラベアリング等のベアリング33を介して回転可能に取り付けられている。前記支持部14aには前記ベアリング33を収容する収容孔14bが形成され、該収容孔14bに前記ベアリング33の外筒が嵌入される。なお、前記収容孔14bは可動プラテン14のほぼ中心に位置し、前記収容孔14bの中心は前記反転テーブル15の回転中心Xと一致するようになっている。そして、前記ベアリング33の外筒の後端(図1における左端)は、前記収容孔14bの後端の突出部によって支持され、前記外筒の前端(図1における右端)は前記支持部14aに取り付けられた押板34によって支持される。これにより、前記ベアリング33は前記支持部14aに固定される。
【0034】
また、前記回転軸31は後方部分が前記ベアリング33の内筒に嵌入されて取り付けられる。この場合、前記回転軸31の長手方向の途中に形成された微小段部が前記ベアリング33の内筒の前端に当接し、前記回転軸31の後端面にボルト等で取り付けられたフランジプレート32が前記内筒の後端に当接することによって、前記回転軸31は前記内筒に対して取り付けられている。これにより、前記回転軸31は、回転可能に、かつ、軸方向に移動不能に前記支持部14aに対して取り付けられる。さらに、前記回転軸31の回転中心は収容孔14bの中心と一致するので、前記回転中心Xと一致するようになっている。
【0035】
本実施の形態において、前記回転軸31の前方部分には小径部31aが一体的に形成されている。該小径部31aの軸心は前記回転軸31の回転中心と一致し、前記小径部31aと他の部分との境界である段差面31bには後述される固定ボルト35のねじ部が螺(ら)入されるねじ孔31cが形成される。そして、前記反転テーブル15には大径部16aと小径部16bとから成る嵌入孔16が形成され、該嵌入孔16に前記回転軸31の前方部分が前記反転テーブル15の背面側から嵌入される。なお、前記大径部16aと小径部16bとの境界には段差面16cが形成され、前記大径部16aの軸心と小径部16bの軸心とは一致している。
【0036】
この場合、前記嵌入孔16の大径部16aには前記回転軸31の大径の部分が嵌入され、前記嵌入孔16の小径部16bには前記回転軸31の小径部31aが嵌入される。そして、前記回転軸31の段差面31bと嵌入孔16の段差面16cとが当接して、前記回転軸31に軸方向に関して反転テーブル15が位置決めされる。また、前記回転軸31の小径部31aの先端は反転テーブル15の前面から突出する。そして、前記反転テーブル15に形成されたボルト孔15aに挿入された固定ボルト35の先端のねじ部が前記回転軸31のねじ孔31cに螺入されて締め付けられることによって、前記反転テーブル15と回転軸31とが互いに固定されている。これにより、前記反転テーブル15は前記回転中心Xを中心にして回転することができる。
【0037】
そして、可動金型取付板24の背面側には、前記回転軸31の小径部31aの先端が嵌入される嵌入凹部24aが形成されている。ここで、該嵌入凹部24aの軸心は、前記可動金型取付板24と一体的に組み立てられた可動金型本体23の回転のための回転中心と一致するようになっている。また、前記可動金型本体23のパーティング面23aは前記回転中心に関して点対称となるように形成されており、該回転中心の回りに可動金型本体23を180度反転させても、パーティング面23aの形状は反転前と同一となる。
【0038】
そして、前記嵌入凹部24aに小径部31aの先端を嵌入させて、可動金型取付板24を可動金型取付ボルト26によって反転テーブル15に取り付ける。この場合、前記可動金型取付板24に形成された図示されないボルト挿通孔は、前記可動金型取付ボルト26の外径よりも十分に大きな内径を有し、前記可動金型取付板24の前記可動金型取付ボルト26に対する横方向(回転中心Xと垂直な方向)の位置を調整することができるようになっている。すなわち、前記可動金型取付板24を可動金型取付ボルト26によって反転テーブル15に取り付ける際に、前記可動金型取付板24の反転テーブル15に対する横方向の位置を調整することができるようになっている。そのため、前記反転テーブル15の位置に依存することなく、前記嵌入凹部24aに小径部31aの先端を嵌入させて、可動金型本体23の回転中心を回転軸31の回転中心と一致させることができる。
これにより、前記可動金型18は前記回転中心Xを中心にして回転することができる。
【0039】
なお、前記可動金型本体23のパーティング面23aには金型ガイドピン27が取り付けられている。該金型ガイドピン27は、型締装置10が作動して型閉が行われ、前記可動金型本体23のパーティング面23aが固定金型本体21のパーティング面21aに当接する際に、該固定金型本体21のパーティング面21aに形成されたガイドピン嵌合孔28に嵌合するようになっている。また、前記金型ガイドピン27及びガイドピン嵌合孔28は、それぞれ、前記回転中心Xに関して点対称となる位置に配設されている。なお、前記固定金型本体21のパーティング面21aに金型ガイドピン27が取り付けられ、可動金型本体23のパーティング面23aにガイドピン嵌合孔28が形成されるようにしてもよい。
【0040】
ここで、固定金型17は、その中心が前記回転中心Xと一致するように固定プラテン11に取り付けられている。また、固定金型本体21のパーティング面21aは前記中心に関して点対称となるように形成されている。そのため、前記可動金型本体23を前記回転中心Xの回りに180度反転させて型閉を行っても、前記固定金型本体21のパーティング面21aと前記可動金型本体23のパーティング面23aとの間に形成される前記一次キャビティ42−1及び二次キャビティ42−2は、反転前と同一の状態で形成される。
【0041】
次に、前記構成の金型反転式成形機の動作について説明する。
【0042】
まず、図示されない駆動機構が作動し、可動プラテン14がタイバー12に沿って前進(図1及び5における右方向に移動)し、型閉及び型締が行われる。続いて、加熱シリンダ41−1から溶融させられた樹脂が高圧で射出されると、図4に示されるように、該樹脂は一次スプルー43−1を通って金型装置の一次キャビティ42−1に充填される。そして、前記一次キャビティ42−1内において樹脂が冷却されて固化されると、可動プラテン14が後退して図5に示されるような位置に戻って型開が行われ、一次成形品が成形される。
【0043】
なお、型開が行われた時点で、前記一次成形品は可動金型本体23のキャビティ面に付着した状態となっている。続いて、図示されないパルスモータ等の駆動源が作動し、反転テーブル15が180度反転させられる。そして、該反転テーブル15が180度反転すると、前記一次成形品は、図4において上方に移動する。続いて、可動プラテン14が前進して型閉及び型締が行われると、前記一次成形品は、図4において上方に位置する二次キャビティ42−2内に封入された状態となる。
【0044】
この状態において、他方の加熱シリンダ41−2から二次樹脂を射出して充填すると、該二次樹脂が一次成形品に融着して一体化する。そして、前記二次キャビティ42−2内において二次樹脂が冷却されて固化されると、可動プラテン14が後退して型開が行われ、成形品が取り出される。該成形品は、二次キャビティ42−2からエジェクトされて落下し、図示されない成形品回収装置によって回収される。以降、前述された動作を繰り返すことによって、材質の異なる樹脂や、色の異なる樹脂から成る成形品、すなわち、多色成形品を所望の数だけ得ることができる。
【0045】
次に、前記構成の金型反転式成形機の型締装置10に金型を取り付ける動作について説明する。
【0046】
金型を型締装置10から取り外して保守や点検を行った場合や、種類の異なる成形品を成形するために異なった金型を使用する場合について説明する。まず、金型を型締装置10から取り外す場合、金型を型閉した状態で固定金型17と可動金型18とを固定プレートで連結し、その後、クレーン等の搬送手段に金型を支持させる。次に、固定プラテン11から固定金型17を取り外すとともに、反転テーブル15から可動金型18を取り外して、型締装置10を駆動して型開を行わせて前記搬送手段で金型を別の場所に搬送する。また、金型を型締装置10に取り付ける場合、固定金型17と可動金型18とが固定プレートで連結されたものを前記搬送手段で固定プラテン11と反転テーブル15との間に搬入する。
次に、該反転テーブル15に可動金型18を取り付けた後、型締装置10を駆動して型閉を行わせて固定プラテン11に固定金型17を取り付ける。次に、固定金型17と可動金型18とから固定プレートを取り外すとともに、金型から搬送手段を開放する。
【0047】
ここで、可動金型18を反転テーブル15に取り付ける場合、可動金型取付板24の背面側に形成された嵌入凹部24aに、前記反転テーブル15の前面から突出する回転軸31の小径部31aを嵌入させる。これにより、可動金型18の回転中心を回転軸31の回転中心と一致させるように、可動金型18の位置決めをすることができる。すなわち、可動金型18のセンターと反転のためのセンターとしての回転中心Xとを一致させるセンター出しを行うことができる。この場合、前記嵌入凹部24aに回転軸31の小径部31aを嵌入させるので、前記反転テーブル15の位置に依存することなく、回転軸31の位置を直接の基準にして可動金型18の位置決めを行うことができ、位置決めに関係する部分における交差の積み重ねを排除して、高い精度で可動金型18の回転中心を回転軸31の回転中心と一致させることができる。
【0048】
続いて、可動金型取付板24を可動金型取付ボルト26によって反転テーブル15に取り付ける。この場合、前記可動金型取付板24に形成されたボルト挿通孔は、前記可動金型取付ボルト26の外径よりも十分に大きな内径を有しているので、前記可動金型取付ボルト26を締め付ける際に、既に位置決めされた可動金型取付板24の位置がずれてしまうことがない。したがって、正確に位置決めした状態で可動金型18を反転テーブル15に取り付けることができる。
【0049】
また、固定金型17は、その中心が前記可動金型18の回転中心と一致するようにして、固定プラテン11に取り付ける。すなわち、可動金型18の位置を基準にして固定金型17の位置決めが行われる。この場合、例えば、固定金型本体21と可動金型本体23とを組み合わせた状態、すなわち、型閉された状態で前記可動金型18を前述されたように位置決めした状態で反転テーブル15に取り付け、続いて、固定金型17を固定プラテン11に取り付けることができる。
【0050】
このように、本実施の形態においては、回転軸31の小径部31aを可動金型取付板24の背面側に形成された嵌入凹部24aに嵌入させることによって、回転軸31に対して可動金型18を直接に位置決めするようになっている。この場合、前記可動金型18の位置決めに関係する部分の交差は、回転軸31の小径部31aの外径の公差、嵌入凹部24aの形成位置の公差、及び、嵌入凹部24aの内径の公差だけであり、交差の積み重ねを排除することができる。そのため、回転軸31の回転中心である回転中心Xと可動金型18の回転中心とを容易に高精度で一致させることができる。
【0051】
また、前記可動金型18を反転テーブル15に取り付ける場合、可動金型取付板24の背面側に形成された嵌入凹部24aに、前記反転テーブル15の前面から突出する回転軸31の小径部31aを嵌入させるだけで、可動金型18の回転中心を回転中心Xと一致させることができるので、作業時間を短縮することができ、金型反転式成形機のスループットを向上させることができる。
【0052】
さらに、回転中心Xと可動金型本体23の回転中心とが高い精度で一致しているので、可動金型18を反転させても、可動金型本体23のパーティング面23aに取り付けられた金型ガイドピン27と、固定金型本体21のパーティング面21aに形成されたガイドピン嵌合孔28の位置関係がずれることがない。そのため、前記金型ガイドピン27及びガイドピン嵌合孔28が嵌合する際に横方向の負荷がかかることがなく、摩耗が少なくなり、前記金型ガイドピン27及びガイドピン嵌合孔28の修正や交換を頻繁に行う必要がなく、メンテナンスコストを低くすることができる。
【0053】
さらに、反転テーブル15の位置に依存することなく、可動金型取付板24の嵌入凹部24aに回転軸31の小径部31aの先端を嵌入させて、可動金型18の回転中心を回転軸31の回転中心と一致させることができるので、反転テーブル15の嵌入孔16の寸法精度を高くする必要がない。そのため、反転テーブル15の製造コストを低下させることができ、金型反転式成形機のコストを低下させることができる。
【0054】
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、前記第1の実施の形態と同じ構造を有するもの及び同じ動作については、説明を省略する。
【0055】
図6は本発明の第2の実施の形態における金型反転式成形機の型締装置の平面図である。
【0056】
本実施の形態において、回転軸31は、前方部分に小径部31aを備えておらず、前端面31eに嵌入凹部31dが形成されている。なお、該嵌入凹部31dは、その回転中心が前記回転軸31の回転中心と一致し、その内径が反転テーブル15に形成された嵌入孔16の小径部16bの内径より小さくなっている。また、前記前端面31eには固定ボルト35のねじ部が螺入されるねじ孔31cが形成されている。そして、前記嵌入孔16の大径部16aに前記回転軸31の前方部分が前記反転テーブル15の背面側から嵌入され、前記回転軸31の前端面31eと前記大径部16aと小径部16bとの境界の段差面16cとが当接して、前記回転軸31に軸方向に関して反転テーブル15が位置決めされる。また、該反転テーブル15に形成されたボルト孔15aに挿入された固定ボルト35の先端のねじ部が前記回転軸31のねじ孔31cに螺入されて締め付けられることによって、前記反転テーブル15と回転軸31とが互いに固定されている。これにより、前記反転テーブル15は前記回転中心Xを中心にして回転することができる。
【0057】
そして、可動金型取付板24の背面側には、前記回転軸31の嵌入凹部31dに先端が嵌入される嵌入突起24bが形成されている。ここで、該嵌入突起24bの軸心は、前記可動金型18の回転のための回転中心と一致するようになっている。また、前記嵌入突起24bは、反転テーブル15の嵌入孔16の小径部16bを通過する。そして、前記嵌入突起24bの先端を前記回転軸31の嵌入凹部31dに嵌入させて、可動金型取付板24を可動金型取付ボルト26によって反転テーブル15に取り付ける。これにより、可動金型18の回転中心を回転軸31の回転中心と一致させることができる。
【0058】
この場合、前記反転テーブル15に形成された嵌入孔16の小径部16bの内径が前記回転軸31の嵌入凹部31dの内径より大きいので、前記可動金型取付板24の嵌入突起24bは、前記反転テーブル15の位置に依存することなく、回転軸31の嵌入凹部31dによって位置決めされる。また、前記第1の実施の形態と同様に、前記可動金型取付板24に形成された図示されないボルト挿通孔は、前記可動金型取付ボルト26の外径よりも十分に大きな内径を有しているので、前記可動金型取付板24の前記可動金型取付ボルト26に対する横方向の位置を調整することができる。そのため、前記可動金型取付板24を可動金型取付ボルト26によって反転テーブル15に取り付ける際に、前記可動金型取付板24の反転テーブル15に対する横方向の位置を調整することができる。これにより、前記反転テーブル15の位置に依存することなく、前記回転軸31の嵌入凹部31dに前記嵌入突起24bの先端を嵌入させて、可動金型18の回転中心を回転軸31の回転中心と一致させることができる。
【0059】
このように、本実施の形態においては、回転軸31の嵌入凹部31dに可動金型取付板24の背面側に形成された嵌入突起24bの先端を嵌入させることによって、回転軸31に対して可動金型18を直接に位置決めするようになっている。
【0060】
この場合、前記可動金型18の位置決めに関係する部分の交差は、回転軸31の嵌入凹部31dの内径の公差、嵌入突起24bの形成位置の公差、及び、嵌入突起24bの外径の公差だけであり、交差の積み重ねを排除することができる。
そのため、回転軸31の回転中心である回転中心Xと可動金型本体23の回転中心とを容易に、かつ、高精度で一致させることができる。
【0061】
なお、前記実施の形態においては、可動プラテンが横方向(水平方向)に移動する横置型の射出成形機について説明したが、本発明の金型反転式成形機は、可動プラテンが縦方向(垂直方向)に移動する縦置型の射出成形機にも適用することができる。さらに、ロータリー成形機等の成形機にも適用することができる。
【0062】
また、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0063】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、金型反転式成形機においては、可動金型支持装置に回転可能に取り付けられた回転軸と、該回転軸に取り付けられた反転盤と、前記回転軸に対して直接位置決めされるとともに前記反転盤に取り付けられる可動金型とを有する。
【0064】
この場合、回転軸に対して可動金型を直接位置決めするようになっているので、交差の積み重ねを排除することができる。そのため、回転軸の回転中心と可動金型の回転中心とを容易に、かつ、高精度で一致させることができる。
【0065】
他の金型反転式成形機においては、さらに、前記回転軸の先端と前記可動金型に形成された嵌入凹部とが嵌合して前記可動金型が前記回転軸に対して位置決めされる。
【0066】
この場合、反転盤の位置に依存することなく、可動金型の嵌入凹部に回転軸の先端を嵌入させて、可動金型の回転中心を回転軸の回転中心と一致させることができるので、反転盤の寸法精度を高くする必要がない。そのため、反転盤の製造コストを低下させることができ、金型反転式成形機のコストを低下させることができる。
【0067】
更に他の金型反転式成形機においては、さらに、前記回転軸の先端は、前記反転盤の前面から突出し、前記可動金型の背面に形成された嵌入凹部と嵌合する。
【0068】
この場合、可動金型の背面に形成された嵌入凹部に、反転盤の前面から突出する回転軸の先端を嵌入させるだけで、可動金型の回転中心を回転軸の回転中心と一致させることができるので、作業時間を短縮することができ、金型反転式成形機のスループットを向上させることができる。
【0069】
更に他の金型反転式成形機においては、さらに、前記可動金型に形成された嵌入突起と前記回転軸に形成された嵌入凹部とが嵌合して前記可動金型が前記回転軸に対して位置決めされる。
【0070】
この場合、反転盤の位置に依存することなく、回転軸の嵌入凹部に可動金型の嵌入突起を嵌入させて、可動金型の回転中心を回転軸の回転中心と一致させることができるので、反転盤の寸法精度を高くする必要がない。そのため、反転盤の製造コストを低下させることができ、金型反転式成形機のコストを低下させることができる。
【0071】
更に他の金型反転式成形機においては、さらに、前記可動金型の嵌入突起は、前記反転盤の嵌入孔を通過し、前記回転軸の先端面に形成された嵌入凹部と嵌合する。
【0072】
この場合、回転軸の先端面に形成された嵌入凹部に、反転盤の背面から突出する可動金型の嵌入突起を嵌入させるだけで、可動金型の回転中心を回転軸の回転中心と一致させることができるので、作業時間を短縮することができ、金型反転式成形機のスループットを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における金型反転式成形機の型締装置の平面図である。
【図2】従来の金型反転式成形機の型締装置の斜視図である。
【図3】従来の金型反転式成形機の型締装置の平面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態における金型反転式成形機の型締装置の概略図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態における金型反転式成形機の型締装置の斜視図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態における金型反転式成形機の型締装置の平面図である。
【符号の説明】
14 可動プラテン
15 反転テーブル
16 嵌入孔
18 可動金型
24a、31d 嵌入凹部
24b 嵌入突起
31 回転軸
Claims (5)
- (a)可動金型支持装置に回転可能に取り付けられた回転軸と、
(b)該回転軸に取り付けられた反転盤と、
(c)前記回転軸に対して直接位置決めされるとともに前記反転盤に取り付けられる可動金型とを有することを特徴とする金型反転式成形機。 - 前記回転軸の先端と前記可動金型に形成された嵌入凹部とが嵌合して前記可動金型が前記回転軸に対して位置決めされる請求項1に記載の金型反転式成形機。
- 前記回転軸の先端は、前記反転盤の前面から突出し、前記可動金型の背面に形成された嵌入凹部と嵌合する請求項2に記載の金型反転式成形機。
- 前記可動金型に形成された嵌入突起と前記回転軸に形成された嵌入凹部とが嵌合して前記可動金型が前記回転軸に対して位置決めされる請求項1に記載の金型反転式成形機。
- 前記可動金型の嵌入突起は、前記反転盤の嵌入孔を通過し、前記回転軸の先端面に形成された嵌入凹部と嵌合する請求項4に記載の金型反転式成形機。
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