JP2004195161A - チタン又はチタン合金製ピアス軸 - Google Patents

チタン又はチタン合金製ピアス軸 Download PDF

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JP2004195161A
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JP2002383362A
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Yukio Iwasaki
行雄 岩崎
Tadahiko Ito
忠彦 伊藤
Yoshio Kobayashi
可夫 小林
Kazuo Gomi
一雄 五味
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Takashima Sangyo KK
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Takashima Sangyo KK
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Abstract

【課題】チタン又はチタン合金製のツバを有するピアス軸においてツバを軸に固着す
る構造を提供する。
【解決手段】装飾品に明けられた穴に先端部8を挿入接着する方法を可能とするために段付軸10に段付ツバ11を挿入し上下より型で加圧することによりツバを変形させ軸に固着させた。同時に耳に接する部分は隙間無くなめらかな形状に
することを可能とした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はチタン又はチタン合金製ピアスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のピアス軸は、通常材質は18金が用いられ安価なものは銀などが用いられる。
真珠や丸い宝石などを付けるためのピアス軸は軸の中程に皿状の部材を付けているのが普通である。
この皿状の部材は、真珠に穴を明け接着剤を付けて軸に固定する際に接着剤が流れ出さない様にする目的で付けられている。
18金等の貴金属製のピアス軸は18金等の展性の良さを利用して軸を両側からプレス加工又はシゴキ加工を行い皿状のものを形成し次に外形の不整いの部をへら絞りの要領できれいに内側に倒し込んで外形をきれいに成形して仕上げるものである。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
金属アレルギーが少ないチタン又はチタン合金をピアス軸に使うことを考えたとき従来のプレス加工又はシゴキ加工で皿状のものを形成することは出来ない。
チタン及びチタン合金は18金より硬く脆い性質があるからである。
低アレルギーのチタン又はチタン合金をピアス軸に使えるようにしたのが本発明の構造である。
【課題を解決するための手段】
【0004】
段付の軸と中心部に穴が明いた段付円板を用意する。この部材はあらかじめバレル研磨等により表面をきれいにしておく。
次に円板を軸の段付部分まで挿入し上下からプレスで力を加える。
この時プレスの型を皿状に加工しておき凸側の上型は曲率半径を大きくし凹側の下型は曲率半径を小さ目にとる。
又下型の軸に接する部分は僅かにR面取をしておく。
以上の様な型でプレスすることにより円板が皿状に変形すると同時に穴の内径が変形し軸に固着できる。軸と皿との間の隙間が無くなり接着剤が流出することがない。
又下型のR面取により軸と皿との境がR状になめらかになりゴミなどが溜まることもない。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下本発明に係わるピアス軸の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお以下の説明では本発明の構造を説明するに先立ち同様な構造の従来品について説明する。
【0006】
図6は従来品の代表的な実施形態である。
ピアス軸1は先端部2、ツバ3、本体4で構成され真珠や宝石などの飾り5に穴あけされた6に先端部2が挿入され接着剤で固定される。その時接着剤がはみ出して本体4の方に流れ出さない様にツバ3でくい止められる。
【0007】
従来の18金または14金で製造されるピアス軸は以下のような製造工程で加工される。
まず本体4の外径より少し太い棒材を用意し軸方向にプレス加工を行いツバを張り出させる。ツバの外周には耳状のものが出るためこれをヘラ絞りの要領でツバの皿状の内側へ曲げ込んで完成する。
【0008】
しかし18金や14金に金属アレルギー反応を示す人が多く見られるようになり低アレルギー素材であるチタン又はチタン合金を用いたピアスへの要望が強くなっている。ところがチタン及びチタン合金は展性が低く加工が難しいため新しい構造や加工法が必要となってきた。
【0009】
図1は本発明の構造である。これに基づいて詳細に説明する。
ピアス7は、先端部8と本体10は一体で出来ており、ツバ9は別体で8と10の境に固着されている。
次に本発明の加工方法について説明する。
【0010】
図3はチタン又はチタン合金製の軸である。寸法精度を要するため切削加工による。先端部の外径は0.85±0.005mmとする。本体の外径は0.90±0.005mmとする。
図4はツバ9の原料11の平面図と断面図である。チタン又はチタン合金製であり切削加工による。厚みを隆起部で0.5±0.01mm、同じくツバ部で0.3±0.01mmとし、外径を4±0.05mmとし、隆起部の径を1.2±0.01mmとし、穴径を0.86±0.005mmで加工する。
【0011】
図2は軸の段差部12にツバ11を挿入して押し当てた状態である。
この状態のまま上下の型によりプレスしツバ原料を皿状に変形させると同時に図5に示す様にツバ11の内径部14を先端部8に食い込ませる。
これによりツバの変形と軸の固着を同時に行うものである。又ツバ先端16も薄く滑らかにする。
又下型にR面取をすることによりツバ15の部分が隙間なく軸と接続する様になる。これによりゴミや異物が溜まる事により使用中に皮膚に悪影響を及ぼす心配がなくなる。
【0012】
以上の加工方法によれば接着剤を先端部8に付けても本体10の方に流れ出す心配はないしツバ11が使用中に緩んで取れることもない。
14が8に食い込む量は0.01mm、12が15に食い込む量は0.02〜0.05mmが理想である
【0013】
【発明の効果】
本発明によれば金属アレルギーに敏感な人でも安心して使えるチタン又はチタン合金製ピアスを安価に作ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のピアス軸の平面図である。
【図2】本発明の加工途中の軸をツバに挿入した状態の平面図である。
【図3】本発明の軸の切削加工上がりの平面図である。
【図4】本発明のツバの加工上がりの平面図である。
【図5】本発明のプレス加工後のツバ部の詳細な断面図である。
【図6】従来のピアス軸の一例である。
【符号の説明】
1 従来のツバ付ピアス軸
2 ピアス軸の先端部
3 ツバ部
4 ピアスの軸本体
5 真珠又は宝石等のピアスに付ける飾り
6 ピアス軸に接着固定するために明けた穴
7 本発明のチタン又はチタン合金製ピアス軸
8 チタン又はチタン合金製ピアス軸の先端部
9 チタン又はチタン合金製のツバ部
10 チタン又はチタン合金製ピアス軸本体
11 チタン又はチタン合金製ツバ部材
12 チタン又はチタン合金製軸段差部
13 チタン又はチタン合金製ツバの穴
14 チタン又はチタン合金製ツバの角
15 軸段差のツバへの食込部
16 ツバ周縁部

Claims (3)

  1. 皿状のチタン又はチタン合金製のツバがチタン又はチタン合金製の軸に食い込む形で成型されたことを特長とするチタン又はチタン合金製ピアス。
  2. 先端部につけた接着剤が本体の方に流出しない構造としたことを特長とするチタン又はチタン合金製ピアス。
  3. ツバと本体の突き合せ部分にゴミや異物がたまりにくい構造としたことを特長とするチタン又はチタン合金製ピアス。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100810211B1 (ko) 2007-03-09 2008-03-06 이조원 귀고리 핀 고정구조
JP7378862B1 (ja) 2023-04-19 2023-11-14 株式会社クロスフォー ピアスポスト、ピアスおよびピアスポストの取り付け方法

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