JP2004192783A5 - - Google Patents
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- 赤色光と青色光の少なくとも2波長に対応した光学素子であって、位相段差を備え、前記位相段差を前記青色光が透過する際に生じる光路長の差が、前記青色光の波長の5倍であることを特徴とする光学素子。
- 赤色光と青色光の少なくとも2波長に対応した光学レンズであって、位相段差を備え、前記位相段差を前記青色光が透過する際に生じる光路長の差が、前記青色光の波長の5倍であることを特徴とする光学レンズ。
- 前記青色光は前記光学レンズによって基材厚がt1の基材を通して集光され、前記赤色光は基材厚がt2の基材を通して集光され、t1<t2である請求項2に記載の光学レンズ。
- 前記光学レンズは、2種類の異なる材質で形成された屈折型レンズである請求項3に記載の光学レンズ。
- 液晶型位相変調素子をさらに備えており、前記液晶型位相変調素子を電気的にスイッチングすることにより、前記青色光は前記基材厚がt1の基材を通して集光され、前記赤色光は前記基材厚がt2の基材を通して集光され、かつ透過波面に与える位相変調量を切り替えて、基材厚差による収差を補正する請求項3に記載の光学レンズ。
- ホログラムをさらに備えており、前記ホログラムの回折格子の深さの設定により、青色光に対しては+2次回折光が最も強く発生し、赤色光に対しては+1次回折光が最も強く発生するようにして、基材厚差による収差を補正する請求項3に記載の光学レンズ。
- ホログラムと、屈折型レンズと、位相段差とを備えた光学レンズであって、
前記ホログラムは、鋸歯状断面形状の鋸歯状格子を含んでおり、前記鋸歯状格子の深さの設定により、青色光に対しては+2次回折光が最も強く発生し、赤色光に対しては+1次回折光が最も強く発生し、
前記位相段差を前記青色光が透過する際に生じる光路長の差が、前記青色光の波長の5倍であることを特徴とする光学レンズ。 - 前記鋸歯状格子の深さがh1であり、前記h1は、前記青色光に対して約2波長の光路長の差を与える深さである請求項7に記載の光学レンズ。
- 前記ホログラムのうち、前記ホログラムの光軸との交点を含む内周部に形成された前記鋸歯状格子の深さはh2であり、前記h2は、前記赤色光に対して約1波長の光路長の差を与える深さである請求項7に記載の光学レンズ。
- ホログラムと、屈折型レンズと、位相段差とを備えた光学レンズであって、
前記ホログラムは、青色光に対しては+2次回折光が最も強く発生し、赤色光に対しては+1次回折光が最も強く発生し、
前記ホログラムのホログラム格子は、少なくとも前記ホログラムの光軸との交点を含む内周部に形成され、
前記青色光の+2次回折光は、基材厚がt1の基材を通して集光され、前記内周部を通る前記赤色光の+1次回折光は、基材厚がt2の基材を通して集光され、t1<t2であり、
前記位相段差を前記青色光が透過する際に生じる光路長の差が、前記青色光の波長の5倍であることを特徴とする光学レンズ。 - 前記内周部の外側の外周部に、さらにホログラム格子が形成されており、
前記外周部の前記ホログラム格子は鋸歯状断面形状の鋸歯状格子であり、前記外周部の鋸歯状格子の深さはh3であり、前記h3は、前記青色光に対して約1波長の光路長の差を与える深さであり、
前記外周部においては、前記青色光に対して+1次回折光が最も強く発生し、赤色光に対しても+1次回折光が最も強く発生する請求項10に記載の光学レンズ。 - 前記青色光は、基材厚t1の基材を通して集光し、前記青色光の波長λ1が変化したときの焦点距離変化を低減させるように、前記ホログラムを凸レンズ型にして、前記青色光が前記ホログラムにより凸レンズ作用を受けるようにしている請求項7から11のいずれかに記載の光学レンズ。
- 前記青色光は前記光学レンズによって基材厚がt1の基材を通して集光され、前記赤色光は基材厚がt2の基材を通して集光され、t1<t2であり、
前記青色光が前記基材厚t1の基材を通して集光するときは、前記赤色光が前記基材厚t2の基材を通して集光するときに比べて、前記ホログラムによる凸レンズ作用を大きくして、前記赤色光の前記基材側の焦点位置を、前記青色光の前記基材側の焦点位置に比べて、前記光学レンズより離している請求項7から11のいずれかに記載の光学レンズ。 - 前記青色光は前記光学レンズによって基材厚がt1の基材を通して集光され、前記赤色光は基材厚がt2の基材を通して集光され、t1<t2であり、
前記赤色光が前記基材厚t2の基材を通して集光するときは、前記青色光が前記基材厚t1の基材を通して集光するときに比べて、前記ホログラムによる凸レンズ作用を小さくして、前記赤色光の前記基材側の焦点位置を、前記青色光の前記基材側の焦点位置に比べて、前記光学レンズより離している請求項7から11のいずれかに記載の光学レンズ。 - 前記ホログラムの格子断面形状は、前記ホログラムを形成する基材の外周側に斜面を持つ鋸歯形状である請求項7から14のいずれかに記載の光学レンズ。
- 前記ホログラム、前記屈折型レンズ、及び前記位相段差を一体固定している請求項7から15のいずれかに記載の光学レンズ。
- 前記ホログラムを前記屈折型レンズ表面に一体形成している請求項7から15のいずれかに記載の光学レンズ。
- 前記位相段差を前記屈折型レンズの表面に一体形成している請求項7から15のいずれかに記載の光学レンズ。
- 波長の変化によって、屈折型レンズ又は屈折型レンズとホログラムとに生じる収差を、前記位相段差に生じる収差によって減じる請求項7から18のいずれかに記載の光学レンズ。
- 青色光が基材厚がt1の基材を通して集光される開口数をNAb、赤色光が基材厚がt2の基材を通して集光される開口数をNArとすると、t1<t2、かつ、NAb>NArである請求項3から19のいずれかに記載の光学レンズ。
- 請求項2から19のいずれかに記載の光学レンズと、
波長λ1の青色光を出射する第1レーザー光源と、
波長λ2の赤色光を出射する第2レーザー光源と、
光情報媒体の記録面上で反射した光ビームを受けてその光量に応じて電気信号を出力する光検出部とを備えたことを特徴とする光ヘッド装置。 - 前記光学レンズは、前記第1レーザー光源からの第1光ビームを基材厚t1の基材を通して第1光情報媒体の記録面上へ集光し、前記第2レーザー光源からの第2光ビームを基材厚t2の基材を通して第2光情報媒体の記録面上へ集光し、t1<t2である請求項21に記載の光ヘッド装置。
- 前記第2光ビームを前記第2光情報媒体の記録面上へ集光する際に、前記第2光ビームを略平行光にするコリメートレンズを前記第2レーザー側に近づけて、拡散光にした前記第2光ビームを前記光学レンズに入射させて、前記第2光情報媒体側の焦点位置を前記光学レンズから離す請求項21に記載の光ヘッド装置。
- 前記第1レーザー及び前記第2レーザーの発光点の両方を、前記光学レンズの光情報媒体側の焦点位置に対して結像関係にあるように配置することによって、共通の光検出器からサーボ信号を検出する請求項21に記載の光ヘッド装置。
- 請求項2から19のいずれかに記載の光学レンズとレーザー光源とを含む光ヘッド装置と、
光情報媒体を回転するモーターと、
前記光ヘッド装置から得られる信号を受け前記信号に基づいて、前記モーター、前記光学レンズ、及び前記レーザー光源の少なくともいずれかを制御及び駆動する電気回路とを備えたことを特徴とする光情報装置。 - 前記レーザー光源は、波長λ1の青色光を出射する第1レーザー光源と、波長λ2の赤色光を出射する第2レーザー光源とであり、
前記光情報媒体の種類を判別して、基材厚が約0.6mmの光情報媒体に対してはコリメートレンズを第2レーザー光源側に移動する請求項25に記載の光情報装置。 - 請求項25又は26に記載の光情報装置を備え、
入力された情報、及び前記光情報装置から再生された情報の少なくともいずれかに基づいて演算を行う演算装置と、
前記入力された情報、前記光情報装置から再生された情報、及び前記演算装置によって演算された結果の少なくともいずれかを出力する出力装置を備えたことを特徴とするコンピュータ。 - 請求項25又は26に記載の光情報装置と、前記光情報装置から得られる情報信号を画像に変換するデコーダーと備えたことを特徴とする光情報媒体プレーヤー。
- 請求項25又は26に記載の光情報装置と、前記光情報装置から得られる情報信号を画像に変換するデコーダーとを備えたカーナビゲーションシステム。
- 請求項25又は26に記載の光情報装置と、画像情報を前記光情報装置によって記録する情報に変換するエンコーダーとを備えた光情報媒体レコーダー。
- 請求項25又は26に記載の光情報装置と、外部との情報のやりとりを行う入出力端子とを備えた光情報媒体サーバー。
- 1波長の光に対応した光学レンズであって、位相段差を備えており、前記位相段差を前記光が透過する際に生じる光路長の差が、前記光の波長の整数倍であることを特徴とする光学レンズ。
- 請求項32に記載の光学レンズと、
光ビームを出射するレーザー光源と、
光情報媒体の記録面上で反射した光ビームを受けてその光量に応じて電気信号を出力する光検出部とを備え、
前記光学レンズは、前記レーザー光源からの光ビームを基材を通して光情報媒体の記録面上へ集光することを特徴とする光ヘッド装置。
Priority Applications (1)
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JP2003389677A JP4467957B2 (ja) | 2002-11-25 | 2003-11-19 | 光学レンズ、光ヘッド装置、光情報装置、コンピューター、光情報媒体プレーヤー、光情報媒体サーバー |
Applications Claiming Priority (2)
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JP2002340589 | 2002-11-25 | ||
JP2003389677A JP4467957B2 (ja) | 2002-11-25 | 2003-11-19 | 光学レンズ、光ヘッド装置、光情報装置、コンピューター、光情報媒体プレーヤー、光情報媒体サーバー |
Publications (3)
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JP2004192783A JP2004192783A (ja) | 2004-07-08 |
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Family
ID=32774730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003389677A Expired - Lifetime JP4467957B2 (ja) | 2002-11-25 | 2003-11-19 | 光学レンズ、光ヘッド装置、光情報装置、コンピューター、光情報媒体プレーヤー、光情報媒体サーバー |
Country Status (1)
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- 2003-11-19 JP JP2003389677A patent/JP4467957B2/ja not_active Expired - Lifetime
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