JP2004192399A - コミュニケーション方法、コミュニティ管理サーバ、コミュニティ管理サーバ用プログラム、及びコミュニティ管理サーバ用プログラムの記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】コミュニティ管理サーバ101は、データ送受信部200、コミュニケーション制御部210、ユーザ管理部211、ボード表示・管理部213、カード編集・表示・管理部215、情報の集計・表示・管理部217、カウント更新部221、ポイント制御・管理部223、ポイント表示制御・管理部225等から構成される。カウント更新部221でコミュニケ−ションの要素をカウントし、ポイント制御・管理部223でそのカウントに倍率を掛け合わせてポイントを算出及び積算し、ポイント表示制御・管理部225でコミュニケーションの表示方法にその積算したポイントを反映させる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワーク上におけるコミュニケーション方法、コミュニケーションシステム、コミュニケーションシステム用プログラム、及びコミュニケーションシステム用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、ネットワークインフラの整備やPC・モバイル端末の普及が進む中、ネットワーク上のコミュニケーションシステムを利用する人が増加している。既存のコミュニケーションシステムとしては、メール、掲示板、チャット、電子会議室等がある。このようなシステムの活用によりネットワークを媒体とした多種多様なコミュニティが生まれ、様々な活動の源になっている。こうした状況の中で、コミュニティに参加する利用者にインセンティブを与えることを目的として、利用者によるアクセスや閲覧に対して何らかの報奨やメリットを与えるようなシステムが登場して来ている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−15205号公報(例えば段落[0006]、[0007]等参照)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のコミュニケーションシステムにおいてユーザが操作するアプリケーションツールでは、ユーザが参加しているコミュニティに情報を提供しても、その情報に対する被提供者又は他のユーザの反応は、そのアプリケーションツールの連絡機能又は一般的な電子メールによる連絡でしかわからない。前記提供した情報が個人的な意見、見解等であれば、その情報に対する賛成票、反対票の数値でしか他のユーザの動きが把握できない。つまり、ユーザの提供情報に対する他のユーザの反応の表現が十分ではないので、ユーザは他のユーザの反応がわからず、そのコミュニティ又はコミュニケーションの場を提供している管理者はそのコミュニティ又はコミュニケーションの場がどういう状態になっているのか、どのくらい活発に意見交換がなされているのかを把握し難い状況になっている。特に、前記管理者は、コミュニケーションの場における活性度等の状況を他のものと比較したり、その活性度等の状況の時間的変化を見たりして、今後の運営改善に役立てるといった行動が求められるが、そのために有効な情報を得るのは難しい。また、従来のコミュニケーションシステムにおいてもコンテンツの閲覧要求の回数をカウントするようなものはあるが、個々の部分単位に対するアクセスやコメントといったコミュニケーションの要素をカウントするものはなく、ましてそれぞれのカウント数をコミュニケーションの場の表示に反映するようなシステムは見当たらない。
【0005】
そこで、本発明は、コミュニケーションシステムにおける個々のコミュニケーションの場の活性度を測定すると共に、その活性度をコミュニケーションの場の表示に反映させ、その表示の状態によりコミュニケーションの場の活性度を認識することができ、また、コミュニケーションに参加する利用者にインセンティブを与えるような手段を提供することを主たる課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、コミュニケーションの動作をカウントし、そのカウントに所定の計算を施すことによってポイントを算出し、そのポイントを表示方法に反映するものである。まず、コミュニティに登録した利用者にポイントを付与する。また、コメント閲覧、コメント入力、メール送信、投票等を行った際、重み付けしたポイントを付与し、利用者単位でポイントを管理するデータベースに登録する。一方、コメントに対する反応、例えば、コメントに対して閲覧、リンクを貼る、メール送信、投票等がなされたときにも重み付けしたポイントを付与する。付与したポイントは、コメント単位、発言を行った利用者単位及びボード単位で管理し、データベースに登録する。以上の方法により付与されたポイントを組み合わせて、積極的にコミュニティに参加している利用者、注目度の高いコメント、注目度の高いコメントを多く発信している利用者等を特定し、表示方法を区別する。また、ユーザ端末におけるコミュニケーションの表示についてポイントが反映された画面と通常の画面を選択することを可能とする。更に、このようにして管理されるポイントを地域通貨に変換する等の活用が考えられる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。なお、これにより本発明が限定されるものではない。
【0008】
≪コミュニケーションシステムの構成と処理概要≫
まず、図2を参照して、コミュニケーションシステムについて説明する。図2は、本発明の実施形態に係るコミュニケーションシステムの構成図である。コミュニケーションシステムは、コミュニティ管理サーバ101、利用者端末1111〜111n(以下、簡単に「111」とする)、及びボード管理者端末1211〜121n(以下、簡単に「121」とする)がネットワーク130を介して接続されて構成されている。コミュニティ管理サーバ101は、コミュニティ管理者100が管理するサーバであり、コミュニケーションの運用や管理を行う。コミュニティ管理サーバ101は、利用者1101〜110n(以下、簡単に「110」とする)からの要求に応じてカード又はボードの編集や表示を行い、また、カードデータ、ボードデータ、及びユーザデータの管理を行う。利用者端末111は、利用者110が利用する端末である。利用者110は利用者端末111を用いて、コミュニケーションの利用者登録、参照、ログイン、カード編集等の要求をコミュニティ管理サーバ101に送信する。図2の画面イメージ112は利用者端末111を用いて利用者110が本実施形態のコミュニケーションシステムを利用する際の画面イメージ例である。ここで、「(1)商店街活性化事業」が一つのコミュニケーションの前提情報、すなわち、ボードに該当する。それに対して、「質問 花子/昔ながらの商店街はも・・・」がそのボードに対するコメントを示すカードである。ボードとカードの間には小さな矩形をボード上に持つリンク線が張られる。その小さな矩形がコメントの対象となるボード上の箇所を示す。また、カード間の矢印がそれぞれの関連付けを示すリンク線である。カード及びリンク線を追加することにより、既存のボード又はカードの内容に対してコメントを行い、それを複数のユーザ(利用者又はボード管理者)が積み重ねていくことでコミュニケーションを形成する。ボード管理者端末121は、ボード管理者1201〜120n(以下、簡単に「120」とする)が利用する端末である。ボード管理者120はボード管理者端末121を用いて、ボードの登録やボード管理情報の更新や削除などの要求をコミュニティ管理サーバ101に送信する。なお、画面イメージ112に相当するボードの画面は利用者端末111だけでなくボード管理者端末121及びコミュニティ管理サーバ101の端末(図示せず)においても表示することができる。また、一つの端末画面に複数のボード画面を同時に表示することができる。
【0009】
次に、図1及び図2を参照して、コミュニティ管理サーバの構成について説明する。図1は、本発明の実施形態に係るコミュニティ管理サーバのブロック構成図である。図1に示すように、コミュニティ管理サーバ101は、データ送受信部200、コミュニケーション制御部210、ユーザ管理部211、ボード表示・管理部213、カード編集・表示・管理部215、情報の集計・表示・管理部217、テンプレート表示・管理部219、カウント更新部221、ポイント制御・管理部223、及びポイント表示制御・管理部225から主として構成されており、データ送受信部200及びコミュニケーション制御部210を除く各部はそれぞれが取り扱うデータの格納手段(例えば、ユーザ管理部211であれば、ユーザデータベース212が該当する)を備えている。
【0010】
データ送受信部200は、ネットワーク130に接続され、利用者端末111やボード管理者端末121からの要求を受信し、その処理結果を利用者端末111やボード管理者端末121に送信するものである。コミュニケーション制御部210は、データ送受信部200から入力した前記各端末からの要求に応じた処理を各部に依頼し、その結果をデータ送受信部200に出力するものである。ユーザ管理部211は、ユーザID、パスワードなどのユーザ情報を格納するユーザデータベース212を管理し、利用者端末111からの利用者登録要求、ユーザ情報更新要求、ログイン要求等に対応する処理を行う。ボード表示・管理部213は、ボードデータとしてボードID、ボードタイトル、ボード管理者ID等を格納するボードデータベース214を管理し、利用者端末111からのボード一覧表示要求や個別のボード参照要求等に対応する処理を実施する。カード編集・表示・管理部215は、コメント内容、カードID、カードが属するボードID、ユーザID等を格納するカードデータベース216を管理し、利用者端末111からのコメント表示要求、コメント内容表示要求、カード追加要求等に応じた処理を行う。情報の集計・表示・管理部217は、カード情報やボード情報の集計結果情報を格納する集計データベース218を管理し、コミュニティ管理者100やボード管理者120からの集計処理要求に対応する。テンプレート表示・管理部219は、ボード背景とカード機能のセットであるテンプレートデータを格納するテンプレートデータベース220を管理し、ボード管理者端末121からのテンプレートメニュー要求やテンプレート利用要求等に応じた処理を行う。
【0011】
カウント更新部221は、コミュニケーションの要素をカウントし、カウントデータベース222に格納するものである。ポイント制御・管理部223は、予めボード管理者がコミュニケーションの要素毎に設定した倍率を前記カウントに掛け合わせてポイントを算出し、そのポイントを積算し、それらのデータをポイントデータベース224に格納するものである。ポイント表示制御・管理部225は、予めボード管理者が設定した表示方法に前記積算したポイントを反映させて、利用者端末111又はボード管理者端末121に表示する。なお、カウント更新部221、ポイント制御・管理部223、及びポイント表示制御・管理部225の動作については、別途詳細に説明する。
【0012】
≪ポイント管理全体の動作≫
次に、ポイント管理の詳細について説明する。全体の流れとしては、コミュニティ管理サーバ101のカウント更新部221でコミュニケ−ションの要素をカウントし、ポイント制御・管理部223でそのカウントに倍率を掛け合わせてポイントを算出及び積算し、ポイント表示制御・管理部225でコミュニケーションの表示方法にその積算したポイントを反映させて利用者端末111又はボード管理者端末121に表示する。
【0013】
≪コミュニケーションの要素のカウント動作≫
最初に、図3を参照して、カウント更新部221で行うコミュニケーションの要素のカウントについて説明する。図3は、本発明の実施形態に係るボード毎のコミュニケーションの要素とカウント対象の関係を示す図である。ここでいう「カウント」とは、ユーザが行うコミュニケーション動作毎に特定の単位(詳細は後記する)に分けて更新していく数値であり、操作回数又はアクセス回数のイメージを持つ。換言すれば、「カウント」は、コミュニケーションの活性度を示す実数値データであると言える。この「カウント」は後記するポイント算出する際の入力データになる。図3によれば、コミュニケーションの要素には、コミュニケーションを起こす「主体」とその各主体が行う「動作」がある。「主体」には、利用者とボード管理者があり、それぞれが所定の「動作」を行う。カウント対象には、3種類の単位がある。つまり、コミュニケーションの主体であるユーザ単位、そのユーザが行うコミュニケーションの前提情報であるボード単位、及びそのユーザが行うコミュニケーションの内容を示すカード単位である。例えば、あるボード上で「主体」である利用者がカードに対してコメントを追加する「動作」を行った場合には、カウント対象は、「ユーザ単位」及び「カード単位」となる。例として利用者Aが記入したコメントBに対して利用者CがコメントDを追加した場合を考えてみる。このとき、カウント対象は、コメントという動作の元である「コメントB」及びコメントという動作の主体である「利用者C」となる。従って、コメントされた元の記入者である「利用者A」と追加した「コメントD」にはカウントされない。なお、ボード管理者のコミュニケーションの要素には、利用者の要素に加えて、ボード登録に関する要素が含まれる。
【0014】
カウント更新部221では、コミュニケーション制御部210から入力したコミュニケーションの要素に応じて図3に示すカウント対象を更新する。なお、その更新はカウントデータベース222上のデータに対して行うものとする。また、カウントデータベース222に格納されているカウントのデータは随時利用者端末111及びボード管理者端末121に表示できるものとする。
【0015】
≪ポイント制御の設定動作≫
次に、図4を参照して、ボード管理者120がボード管理者端末121で行うポイント算出方法の設定動作について説明する。図4は、本発明の実施形態に係るボード管理者端末121に表示されるボード選択画面とポイント算出方法の設定画面を示す図である。ここでいう「ポイント」とは、コミュニケーションの要素毎に付与するものであり、前記カウントにボード管理者120が設定する倍率を掛け合わせて算出される数値である。言い換えれば、「ポイント」は、コミュニケーションの活性度を示す実数値データである「カウント」にボード管理者120の何等かの意図を反映させた数値であると言うことができる。ボード管理者120がポイント算出方法の設定を行う場合には、まず、図4(a)に示すボード選択画面により、ポイント算出方法の設定対象となるボードを選択する。ここで、図4(a)では、ボードタイトルの左側にあるチェックボックスをチェックし「OK」ボタンをマウス等のポイントデバイスでクリック(以下、簡単に「クリック」という)することによって、ボード選択するようになっているが、一つのボードが特定できる方法であれば、どのような方法であってもよい。例えば、ボードタイトルの一つをクリックすることもボード特定の一実施形態として考えられる。さて、前記ボード選択画面によりボードの選択を行うと、図4(b)に示すポイント算出方法の設定画面(以下、簡単に「ポイント設定画面」という)が表示される。このポイント設定画面は、ポイント付与単位、コミュニケーションの要素、ポイント付与の有無、正負の符号、及び倍率から構成される。ポイント付与単位には、ユーザ、ボード、及びコメント(カード)があり、これは、前記「コミュニケーションの要素のカウント動作」で説明したカウント対象の単位と一致する。つまり、カウントとポイントは一対一に対応するものである。但し、ポイントを付与しないコミュニケーションの要素については、カウントのみ存在し、ポイントがないということになる。コミュニケーションの要素は、ポイントを付与する単位毎に分かれて表示されている。ポイント付与の有無は、そのコミュニケーションの要素毎にポイント算出するか否かを指定するものである。チェックボックスをチェックすれば、ポイント付与する指定になり、チェックしなければポイント付与しない指定になる。正負の符号は、倍率の符号を示すものであり、プラスだけでなく、マイナスの設定も行うことが可能になっている。この「マイナス」設定は、コミュニケーションの活性度が高いほど積算ポイント(詳細は後記する)を減らすものであり、ボード管理者120の何等かの意図を表現するものである。倍率は、倍率の絶対値を設定するものであり、端末操作上は正の値を入力するものである。また、正負の符号及び倍率の入力は、ポイントの付与の有無にてチェックボックスをチェックしたコミュニケーションの要素に対してのみ実施することになる。ポイント付与の有無をチェックし、正負の符号及び倍率を入力した後、「OK」ボタンをクリックすることにより、当該ボードのポイント算出方法の設定が完了する。なお、図4(a)のボード選択画面及び(b)のポイント設定画面において「キャンセル」ボタンをクリックしたときは、そのときの設定内容は無効になり、前の画面に戻る。
【0016】
このようなポイント制御の設定を行うことによって、各ボード毎にボード、カード、及び利用者毎の積算ポイントが必要になった時点で、ポイント制御・管理部223が必要なカウントをカウント更新部221を介してカウントデータベース222から入力し、それに対応するポイントを計算して、ポイントデータベース224に格納する。更に、ポイント制御・管理部223は、ボード、カード、及び利用者毎にそのポイントを合計し、この合計値を積算ポイントとしてポイントデータベース224に格納する。
【0017】
≪表示制御の設定動作≫
図5乃至図8を参照して、ボード管理者120がボード管理者端末121で行う積算ポイントに基づく表示方法の設定動作について説明する。まず、図5及び図6を参照して、積算ポイントに基づく表示方法のイメージを説明する。図5は、本発明の実施形態に係る積算ポイントに応じた表示方法のイメージを示す図である。図6は、本発明の実施形態に係る表示制御のインタフェース設定画面を示す図であり、ボード管理者120がボード管理者端末121により積算ポイントの利用箇所を設定する画面を示すものである。図5の▲1▼〜Eの英数字は、図6の積算ポイントの利用箇所の英数字に対応している。図6の表示場所に示すように、▲1▼〜▲3▼はボードリストに関するものである。▲4▼〜Bはカード表示に関するものであり、C〜Eは利用者リストに関するものである。ここで、表示場所毎に一例ずつ表示イメージについて説明する。▲1▼は、ボードリストにおいて、ボードタイトルの横にマークを表示するものである。図5▲1▼では、マークとして星形を表示している。これは、「口コミマップ」というボードの積算ポイントがあるしきい値を超えているために、星形が表示されるものである。逆に言うと、「まちづくり案」及び「お料理教室」の積算ポイントはそのしきい値に達していないことになる。▲9▼は、カードの色を変化させるものである。図5▲9▼によれば、4枚のカードのうち、左下に位置するカードだけが色が変わって表示されている。これは、そのカードが持つ積算ポイントだけがあるしきい値を超えているのであり、他の3枚のカードの積算ポイントはそのしきい値を超えていないわけである。Eは、利用者リストにおいて、利用者名を積算ポイント順に並べて表示すると共に、利用者名の先頭に順位を付加するものである。図5のEにおいては、利用者が持つ積算ポイントの大きさが「青空はじめ」、「新砂かおり」、「日々 学」の順であることを示している。なお、ボードリストの設定については、他の設定画面と別にして、複数のボードの設定をまとめて行うことができるようにしてもよい。これにより、ボード管理者120は、自分の管理下にあるボードをまとめて設定することができる。
【0018】
次に、図6乃至図8を参照して、具体的な表示方法の設定動作について説明する。まず、ボード管理者端末121に表示される図6のインタフェース設定画面により、ボード毎の積算ポイントの利用箇所を選択する。その選択はチェックボックスにより行うが、▲1▼〜Eの箇所のうち、いくつ選択しても構わない。積算ポイントの利用箇所に対応するチェックボックスをチェックした後、「OK」ボタンをクリックすると、図7の表示制御の詳細設定画面が現れる。この画面の積算ポイントの利用箇所には、前記インタフェース設定画面においてチェックボックスにより選択した利用箇所が表示される。すなわち、この画面は各利用箇所毎に表示方法の詳細を設定するためのものである。図7では、利用箇所の▲6▼及び▲9▼が表示されている。▲6▼はカードが持つ積算ポイントに応じてそのカードの大きさを変化させるものである。有効期間はその表示方法による表示の有効期間を設定するものであり、この場合は3日経つとそのカードが標準の大きさに戻ることを意味する。しきい値50ポイントは積算ポイントが50の範囲内でカードの大きさを変化させることを示しており、積算ポイントが50を超えるとカードの大きさは変わらなくなる。単位の10ポイントは、カードのサイズが10ポイント毎に段階的に大きくなることを意味している。つまり、0〜9は標準の大きさで、10〜19は次の大きさ、20〜29は更に次の大きさとなり、積算ポイントが50以上になると最大の大きさになるがそこからはいくら増えても更に大きくなることはない。一方、▲9▼はカードの積算ポイントに対応してそのカードの色を変化させるものである。通常の色は、白色となっている。有効期間は、▲6▼と同じ意味を持ち、このときは1日経つと白色に戻る。しきい値20ポイントは積算ポイントが20以下においてカードの色が変化することを示しており、積算ポイントが20を超えるとカードの色は変わらない。単位の5ポイントは、5ポイント毎に色が変化することを意味する。詳細設定で色として「赤」が指定されているので、カードの色として赤の濃淡色が段階的に表示されることになる。積算ポイントが0〜4は白色、5〜9は最も薄い赤色、10〜14は少し濃い赤色、15〜19はもう少し濃い赤色、20以上になると最も濃い赤色で表示される。20以上になってからはいくら増えてもカードの色は最も濃い赤色から変わることはない。ボード管理者端末121において図7の詳細設定を完了し、「OK」ボタンをクリックすると、図8の利用ポイント選択画面に移行する。この画面は、ボード管理者120がコミュニケーションの要素毎に積算ポイントをどの利用箇所に反映させるかを指定するものである。図8によれば、一つの指定の例として、利用者がコメントの全文を見るコミュニケーション及び利用者がカードに賛成の意図でリンク線を追加するコミュニケーションに対応する積算ポイントをカードの大きさに反映し、利用者がカードに対してメールを送信するコミュニケーションの積算ポイントをカードの色に利用することを指定しているわけである。利用ポイントをチェックして「OK」ボタンをクリックすると当該ボードの表示方法の設定が完了する。なお、図6乃至図8において「キャンセル」ボタンをクリックしたときは、設定内容は無効になり元の画面に戻る。
【0019】
以上の設定を行うと、その設定内容をボード毎の表示制御内容データとして、ポイント表示制御・管理部225が表示制御内容データベース226に格納する。そして、各ボードの画面において、ボード、カード、及びリンク線の表示を行う際に、その表示制御内容データが使用されることになる。
【0020】
≪表示切替の設定動作≫
図9を参照して、通常の画面と表示制御画面(積算ポイントを反映した表示画面)との表示切替の設定動作について説明する。図9は、本発明の実施形態に係るボード管理者端末121における表示切替の設定画面を示す図である。この画面は、ボード管理者120に対して、利用者端末111及びボード管理者端末121における通常の画面と表示制御画面の表示切替の設定手段を提供するものである。図9に示す画面では、ボードのタイトル及びボード毎に図6のインタフェース画面で設定した積算ポイントの利用箇所が表示され、その利用箇所毎にボード管理者端末及び利用者端末における「ボタン切替」と「常に制御表示」を「◎」で選択できるようになっている。「ボタン切替」は、切替ボタン(図示せず)によって通常の画面と表示制御画面の表示切替ができることを示している。「常に制御表示」は、通常画面を表示せずに常時表示制御画面を表示することを示す。図9の選択例で説明すると、「まちづくり案」には2つの利用箇所があるが、いずれも「ボタン切替」が選択されている。従って、この選択によれば、ボード管理者端末121及び利用者端末111の画面に切替ボタンが表示されて、通常の画面と表示制御画面の表示切替が可能になる。一方、「口コミマップ」では「常に制御表示」が選択されているので、ボード管理者端末121及び利用者端末111の画面には切替ボタンが表示されず、常に表示制御画面が表示される。なお、「OK」ボタンをクリックすれば、選択内容が有効になるが、「キャンセル」ボタンをクリックしたときは、設定内容は無効になり元の画面に戻る。
【0021】
≪ポイント表示に関する動作≫
図10を参照して、ポイント表示に関する動作を説明する。図10は、ポイントに関する画面であり、(a)〜(c)はポイント付与状況一覧画面、(d)はポイント一覧表示設定画面である。ポイント付与状況一覧画面は、ユーザ(a)、ボード(b)及びカード(c)に関するカウント及び積算ポイントを一覧表示するものである。ここで、ボード管理者端末121の画面においては、そのボード管理者120が管理しているボードに関して、ユーザ、ボード及びカードのカウントと積算ポイントとを見ることができる。また、利用者端末111の画面において、その利用者110はユーザ、ボード及びカードの積算ポイントを見ることができるが、それはボード管理者120の意向による。すなわち、図10(d)のポイント一覧表示設定画面の設定内容に依存することになる。(d)において、ボード管理者120は利用者端末111にポイント表示させるか否かを選択でき、更にポイントの中から一覧表示したいものを選択することができる。図10(d)の選択例によれば、「まちづくり案」については、一覧表を見れるのはボード管理者のみであり、獲得ポイントの詳細表示は、ボード管理者に対してはボードに関して、利用者に対してはカードに関して、それぞれ実施する。また、「口コミマップ」は、一覧表を見れるのはボード管理者だけであり、獲得ポイントの詳細表示は、ボード管理者に対してはボードに関して、利用者に対しては利用者に関して、それぞれ実施する。
【0022】
≪ポイント交換の設定動作≫
図11を参照して、ポイント交換の設定動作について説明する。図11は、本発明の実施形態に係るポイント交換設定画面を示す図である。まず、ポイント交換について説明する。ポイント交換は、ユーザ単位に保持しているポイントをユーザ同士で交換できることを言い、他ユーザにポイントを与えたり、逆に他ユーザからポイントを得たりして、その結果を表示に反映することができる。ユーザ同士とは、利用者同士、ボード管理者同士、又は利用者とボード管理者との間のことである。但し、コミュニティ管理者によって、ポイント交換が可能な組み合わせが選択されるので、その選択範囲内でポイント交換が可能となる。また、利用者及びボード管理者は、手持ちのポイントを交換するだけでなく、一方的に与えることもできる。その選択画面が、図11に示すポイント交換設定画面である。これは、コミュニティ管理サーバ101においてコミュニティ管理者100が設定する画面であり、6つの選択ができる。つまり、ボード同士、カード同士、ユーザ同士、ボードとカード間、カードとユーザ間、及びボードとユーザ間である。この6つの選択肢はチェックボックスのチェックによって幾つでも選択可能である。図11のポイント交換設定画面において、「OK」ボタンをクリックすれば選択内容は有効になり、「キャンセル」ボタンをクリックすると選択は無効になり元の画面に戻る。また、ポイント交換に伴うポイントの移動は、図10のポイント付与状況一覧画面で行う。ポイントの交換が完了すると、そのポイント付与状況一覧に反映される。具体的には、移動したポイント、つまり、譲与したポイント及び獲得したポイントの項目が追加表示される。なお、このポイント交換の内容や経緯をデータベース等(図示せず)に記録する。これは、ポイント交換の実施にあたってはユーザ間のトラブルの発生が予想されるので、そういう事態に予め対応しておくものである。
【0023】
≪コミュニケーションの具体例≫
以上、コミュニケーションの要素のカウント、ポイント制御、表示制御等について、その内容及び設定動作を説明した。これらの動作はコミュニティ管理サーバ101内のメモリ(図示せず)に展開されたプログラムによって実現することができ、また、そのプログラムはCD−ROM等のような記録媒体に記録することができる。それでは、本発明は実際にどのような使い方ができてどのようなメリットがあるのかをコミュニケーションの具体例を使って示す。図2の画面イメージ112にあるように、「まちづくり計画案」をボード背景にした場合を考えてみる。このときコミュニケーションシステムは、まちづくりや地域課題の解決などに向けて住民と行政との間で意見交換したり、住民同士で議論を行ったりする場として利用される。ボード管理者(例えば、行政担当者)はボード(コミュニケーションの場)を開設することによって、地域の問題点や改善案について利用者(例えば、住民)から意見を募集することができる。以下、コミュニケーションの具体例の説明の中では、コミュニケーションの実感を醸成するため、ボード管理者を行政担当者、利用者を住民として話を進める。このボード上においては、行政担当者と住民、又は住民同士でコミュニケーションを行うことになる。住民は意見を出すカードに画像を添付したり、意見毎に分けて投票を行うことができる。
【0024】
本発明の活用例の一つとして、行政担当者は、ボード作成時に、カードの閲覧が多い場合、又は、カードに対する賛成票が多い場合、そのカードのサイズが大きくなるように設定する。また、最も多くカードがリンクされているコメントについて、リンク線を強調するように設定する。このときの画面イメージを図12に示す。図12の(a)〜(c)はそれぞれボード1を示す画面を示す図であり、そのボード1上にカード2〜5及びリンク線6〜9が表示されている。実は、この3つの画面は同一のコミュニケーションの内容を示しているが、表示の仕方が異なっている。(a)は通常の画面であり、そのボード1上において、カード2〜5は同じ大きさで白色になっており、リンク線6〜9の太さも同一である。それに対して(b)は前記行政担当者による設定を反映した表示制御画面であり、積算ポイントが多いカード3のサイズが大きくなっており、リンク線が最も多いカード3に対するリンク線8及び9が太く強調されている。なお、(c)については後記する。更に、行政担当者は、図9の表示切替の設定画面において利用者端末のボタン切替を選択する。この選択により、住民の端末には、通常の画面と表示制御画面との切替ボタンが表示される。行政担当者がこのような設定をすることによって、住民は他の住民がどんな意見に共感しているかを一目で確認することができる。次に、自分以外の誰かが投票した場合もカード(コメント)の大きさが変化するので、必ずしも自ら積極的な動き(コメント、投票等)をせずにボード(コミュニケーションの場)を見ているだけであっても、コミュニケーションに参加しているという感覚を持つことができる。また、住民は端末の表示切替ボタンにより通常の画面と表示制御画面を切り替えることができるので、2つの画面を比較することによりコミュニケーションの活性度を把握しやすくなる。更に、行政担当者は、最も多くコメントされているカード(コメント)を容易に探すことができると共に、住民に対してそのカードに注目させることができる。
【0025】
もう一つの活用例として、行政担当者は、閲覧者の多いカードは大きさを小さくして、色を付ける設定を行う。一方、閲覧者の少ないカードについては、逆に大きくする。この場合の画面イメージを図12(c)に示す。(c)は前記行政担当者による設定を反映した表示制御画面であり、積算ポイントが多いカード3のサイズは小さいが色が付いており、積算ポイントが少ないカード2のサイズが大きくなっている。このような「大きさ」の設定を行うには、図4(b)のポイント設定画面において、「コメント」の「閲覧」の「ポイント付与の有無」のチェックボックスをチェックし正負の符号を「負」にすることによってマイナスにポイントを算出すると共に、ボード上に表示するカードのサイズに対応するデフォルト値を保持しておいて、そのデフォルト値からポイント(カウント×倍率)を減算した値を表示に反映することにより実現できる。すなわち、「閲覧」のカウントが多いほど積算ポイントは小さくなり、「閲覧」のカウントが少ないほど積算ポイントは大きくなり、その積算ポイントをカードの「大きさ」に反映する。これにより、コミュニケーションの盛り上がっているカードだけでなく、盛り上がっていないカードも強調表示することができる。また、行政担当者はこの「盛り上がっていない」カードにいち早く気付いて種々の対策を講ずることもできる。例えば、そのカードをもはや不要であると考えてそのボード(コミュニケーションの場)に表示しないようにしたり、逆にそのようなカードを希少価値であるとみなして今後の政策に役立てたり、行政担当者の思惑によっていろいろな展開が可能である。
【0026】
また、このポイントを、地域通貨や商店街のポイント等に変換して使用することも考えられ、ネットワーク上のコミュニケーション以外の場でも活用できるようにしてもよい。具体的には、ユーザは、利用者端末111又はボード管理者端末121において、自分が保持している積算ポイントからネットワークの外部で利用しようとするポイントをICカードやプリペイドカード等の外部で利用可能な媒体に移行する方法が考えられる。この移行の際、例えば、積算ポイントと地域通貨との交換比率に基づいて、ユーザが保持している積算ポイントから移行するポイントに所定の乗算を施した結果を前記媒体に格納するようにしてもよい。このとき、コミュニティ管理サーバ101のポイントデータベース224における当該積算ポイントは、前記媒体に移行した分減算されることになる。別の利用方法として、ユーザが保持している積算ポイントに基づく特典として、コミュニティ管理者又はボード管理者が、その積算ポイントを減らすことなく、前記外部で利用可能な媒体にポイントを付与することも考えられる。例えば、ユーザが保持している積算ポイントが所定のポイント以上になった場合に、前記媒体に特典としてのポイントを加算するようにしてもよい。このとき、コミュニティ管理サーバ101のポイントデータベース224において、当該積算ポイントは変わらないが、「特典付与済」といったフラグをセットすることによって、ポイント付与の重複を回避するようにする。
【0027】
以上本発明について好適な実施形態について一例を示したが、本発明は当該実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。例えば、図1のコミュニティ管理サーバ101のブロック構成を示す図において、カウント更新部221、ポイント制御・管理部223、及びポイント表示制御・管理部225を情報の集計・表示・管理部217に含めるように構成してもよい。また、前記実施形態では、利用者110やボード管理者120が持つポイントはそのコミュニティ管理サーバ101が運用・管理するコミュニティ内で利用されるように記載したが、他のコミュニティのポイントと交換できるようにしてもよい。更には、このポイントをネットワーク上のコミュニケーション以外の場におけて使用する、例えば、地域通貨等と交換を行うことも可能である。
【0028】
【発明の効果】
本発明によれば、積極的にコミュニティに参加している利用者や注目度の高いコメントを特定し、その表示方法を区別することができるので、コミュニティの管理者、コミュニケーションの場の提供者、及び利用者がコミュニティの活性度を視覚的に認識することができるようになる。次に、コメントの表示がコミュニケーションの活性度に応じて動的に変化するので、利用者に対してコミュニティへの関心を促しコミュニティへの参加意識を刺激することができる。また、ユーザ端末におけるコミュニケーションの表示についてポイントが反映された画面と通常の画面を切り替えることができるので、2つの画面を比較することによりコミュニケーションの活性度が容易に把握することができる。更に、前記効果によりコミュニティが活性化することで、そのコミュニティにおいて提供される情報の注目度が上がり、ひいてはその情報の信頼性が向上することが期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るコミュニティ管理サーバのブロック構成を示す図である。
【図2】本発明の実施形態に係るコミュニケーションシステムの構成を示す図である。
【図3】本発明の実施形態に係るコミュニケーションの要素とカウント対象の関係を示す図である。
【図4】本発明の実施形態に係るボード選択画面とポイント設定画面を示す図である。
【図5】本発明の実施形態に係る積算ポイントに応じた表示方法のイメージを示す図である。
【図6】本発明の実施形態に係るインタフェース設定画面を示す図である。
【図7】本発明の実施形態に係る表示制御の詳細設定画面を示す図である。
【図8】本発明の実施形態に係る利用ポイント選択画面を示す図である。
【図9】本発明の実施形態に係る表示切替の設定画面を示す図である。
【図10】本発明の実施形態に係るポイント表示に関する画面を示す図である。
【図11】本発明の実施形態に係るポイント交換設定画面を示す図である。
【図12】本発明の実施形態に係るボード画面のイメージを示す図である。
【符号の説明】
1…ボード
2〜5…カード
6〜9…リンク線
100…コミュニティ管理者
101…コミュニティ管理サーバ
1101〜110n…利用者
1111〜111n…利用者端末
112…利用者端末の画面イメージ
1201〜120n…ボード管理者
1211〜121n…ボード管理者端末
200…データ送受信部
210…コミュニケーション制御部
221…カウント更新部
222…カウントデータ
223…ポイント制御・管理部
224…ポイントデータ
225…ポイント表示制御・管理部
226…表示制御内容データ
Claims (21)
- コミュニケーションにおける情報単位を階層構造にし、その階層間又はその階層内において複数の情報単位を関連付けることにより、コミュニケーションの内容及び経過を表示させるようにしたコミュニケーション方法において、
前記コミュニケーションの操作をカウントし、そのカウント数に基づく表示により前記コミュニケーションの活性度を認識できるようにしたことを特徴とするコミュニケーション方法。 - 端末装置の画面にコミュニケーションの前提情報となるボードを表示させ、そのボード上に少なくともユーザ側からのコミュニケーションの内容を示すカードを表示させ、ボードとカード間及びカード間の関連付けをリンク線で表示させると共に、複数のコミュニケーションを同時に表示させるようにしたネットワーク上のコミュニケーション方法において、前記ボード、カード及びリンク線に係るコミュニケーションの操作をカウントし、そのカウント数によりコミュニケーションの活性度を認識できるようにしたことを特徴とするネットワーク上のコミュニケーション方法。
- 前記カウント数に所定の計算を施すことによりポイントを算出し、そのポイントを積算し、その積算したポイントをコミュニケーションの表示に反映するようにしたことを特徴とする請求項2に記載のネットワーク上のコミュニケーション方法。
- 前記積算ポイントを前記ボード、カード、又はリンク線の表示の少なくとも一つに反映させ、その表示の状態によりコミュニケーションの活性度を認識できるようにしたことを特徴とする請求項3に記載のネットワーク上のコミュニケーション方法。
- 前記コミュニケーションの操作をカウントする際に、少なくともユーザ単位、ボード単位、又はカード単位に分けてカウントすることを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれか一項に記載のネットワーク上のコミュニケーション方法。
- 前記積算ポイントを、ユーザ同士で交換し、また、ユーザから他のユーザに付与することができ、その結果を表示できるようにしたことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載のネットワーク上のコミュニケーション方法。
- 前記積算ポイントを前記ネットワークの外部において利用するために、
前記積算ポイントの一部又は全部を、その積算ポイントを前記ネットワークの外部において利用することを可能とする手段に移行することを特徴とする請求項3又は請求項4に記載のネットワーク上のコミュニケーション方法。 - 前記積算ポイントを反映させる表示の対象は、前記ボード又はカードの大きさ、色、表示位置、文字等のボード又はカードの表示属性であることを特徴とする請求項4に記載のネットワーク上のコミュニケーション方法。
- 前記積算ポイントを反映させる表示の対象は、前記ボード又はカードの間の相対的な大きさ、配色、表示順序等のボード又はカード間の表示上の相互関係であることを特徴とする請求項4に記載のネットワーク上のコミュニケーション方法。
- 前記積算ポイントを反映させる表示の対象は、前記リンク線の大きさ、色、表示の有無等のリンク線の表示属性であることを特徴とする請求項4に記載のネットワーク上のコミュニケーション方法。
- 前記積算ポイントを反映させる表示の有効期間を設定できることを特徴とする請求項4に記載のネットワーク上のコミュニケーション方法。
- コミュニケーションシステムを管理するコミュニティ管理サーバ、コミュニケーションシステムを利用する利用者端末、及び前記コミュニティ管理サーバに対してコミュニケーションに関する情報を提供するボード管理者端末がネットワークを介して接続されるコミュニケーションシステムにおけるコミュニティ管理サーバであって、
前記コミュニティ管理サーバはコミュニケーションの前提情報であるボード及びコミュニケーションの内容を示すカードの情報を前記利用者端末及び前記ボード管理者端末との間で送受信すると共に、その情報を生成、表示、蓄積する手段を備え、
更に、前記利用者端末又は前記ボード管理者端末においてコミュニケーションが行われた際に、
前記コミュニティ管理サーバは、
そのコミュニケーションの要素に応じてカウントを更新するカウント更新手段と、
そのカウントに倍率を掛け合わせてポイントを算出するポイント算出手段と、
そのポイントを積算するポイント積算手段と、
を備えることを特徴とするコミュニティ管理サーバ。 - 請求項12に記載のコミュニティ管理サーバであって、
前記コミュニティ管理サーバは前記積算ポイントを前記ボード、カード、又はリンク線の表示に反映するポイント表示反映手段を備えることを特徴とするコミュニティ管理サーバ。 - 前記ボード管理者端末に対して、前記ボード毎及びそのボードにおけるコミュニケーションの要素毎に、
ポイント付与の有無を設定する手段と、
前記カウントに掛け合わせてポイントを算出する倍率を設定する手段と、
を提供することを特徴とする請求項12又は請求項13に記載のコミュニティ管理サーバ。 - 前記ボード管理者端末に対して、
前記倍率の正又は負の符号を設定する手段を提供することを特徴とする請求項14に記載のコミュニティ管理サーバ。 - 前記利用者端末及び前記ボード管理者端末に対して、
前記積算ポイントを利用者同士、ボード管理者と利用者、又はボード管理者同士が交換する手段を提供することを特徴とする請求項12又は請求項13に記載のコミュニティ管理サーバ。 - 前記ボード管理者端末に対して、ボード毎の表示について、
積算ポイントを利用する箇所、すなわち、前記ボード、カード、及びリンク線の表示を構成する要素を選択する手段と、
前記選択した利用箇所毎に表示の有効期間を設定する手段と、
前記選択した利用箇所毎に積算ポイントと表示との関係を設定する手段と、
コミュニケーションの要素毎に、前記選択した積算ポイントを利用する箇所の中から、積算ポイントを実際の表示に反映する箇所を選択する手段と、
を提供することを特徴とする請求項13に記載のコミュニティ管理サーバ。 - 前記ボード管理者端末に対して、ボード毎の表示について、
積算ポイントが反映された画面又は通常の画面のいずれか一方の画面を選択する手段と、
その選択を利用者端末において可能とするか否かを指定する手段と、
を提供することを特徴とする請求項13に記載のコミュニティ管理サーバ。 - 前記ボード管理者端末に対して、
利用者、ボード、及びカードに関する積算ポイントならびに付与されたポイントを一覧表示する手段と、
付与されたポイントの中から一覧表示するものを選択する手段と、
その一覧表示を利用者端末において可能とするか否かを指定する手段と、
を提供することを特徴とする請求項12又は請求項13に記載のコミュニティ管理サーバ。 - コンピュータを、
コミュニケーションの前提情報であるボード及びコミュニケーションの内容を示すカードの情報を送受信、生成、表示、蓄積する手段と、
利用者端末又はボード管理者端末におけるコミュニケーションの要素に応じてカウントを更新するカウント更新手段と、
そのカウントに倍率を掛け合わせてポイントを算出するポイント算出手段と、
そのポイントを積算するポイント積算手段と、
その積算されたポイントをボード、カード、ボードとカード間及びカード間の関連付けを示すリンク線の表示に反映するポイント表示反映手段、
として機能させることを特徴とするコミュニティ管理サーバ用プログラム。 - 請求項20に記載のコミュニティ管理サーバ用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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