[第1実施形態]
図1は、メッセージ管理システム1の概略構成の一例を示す図である。
メッセージ管理システム1は、少なくとも複数の携帯端末2と、少なくとも複数の店舗端末3と、サーバ4とを備える。携帯端末2とサーバ4とは、通信ネットワークを介して相互に接続され、例えば、インターネット5を介して相互に接続される。携帯端末2で実行されるプログラムと、サーバ4で実行されるプログラムとは、ハイパーテキスト転送プロトコル(Hypertext Transfer Protocol, HTTP)等の通信プロトコルを用いて通信を行う。店舗端末3とサーバ4は、通信ネットワークを介して相互に接続され、例えば、インターネット5を介して相互に接続される。店舗端末3で実行されるプログラムと、サーバ4で実行されるプログラムとは、ハイパーテキスト転送プロトコル(Hypertext Transfer Protocol, HTTP)等の通信プロトコルを用いて通信を行う。
図2(a)は、携帯端末2の概略構成の一例を示す図である。
携帯端末2は、端末通信部21、端末記憶部22、操作部23、表示部24及び端末処理部25等を備える。携帯端末2として、多機能携帯電話(所謂「スマートフォン」)が想定されるが、これに限定されるものではない。携帯端末2は、本発明が適用可能であればよく、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)、携帯電話(所謂「フィーチャーフォン」)、携帯情報端末(Personal Digital Assistant, PDA)、タブレットPC等でもよい。
端末通信部21は、所定の周波数帯を感受帯域とするアンテナを含む通信インターフェース回路を備え、携帯端末2をインターネット5に接続する。端末通信部21は、端末処理部25から供給されたデータをサーバ4等に送信する。また、端末通信部21は、サーバ4等から受信したデータを端末処理部25に供給する。
端末記憶部22は、例えば、半導体メモリ、磁気ディスク装置、又は光ディスク装置のうちの少なくともいずれか一つを備える。端末記憶部22は、端末処理部25での処理に用いられるオペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、アプリケーションプログラム、データ等を記憶する。例えば、端末記憶部22は、ドライバプログラムとして、操作部23を制御する入力デバイスドライバプログラム、表示部24を制御する出力デバイスドライバプログラム等を記憶する。また、端末記憶部22は、アプリケーションプログラムとして、グループ間メッセージ交換を実行するプログラム等を記憶する。また、端末記憶部22は、データとして、宛先情報及びグループ間で交換されたメッセージとそれに付随するデータを記憶する。さらに、端末記憶部22は、所定の処理に係る一時的なデータを一時的に記憶してもよい。
操作部23は、携帯端末2の操作が可能であればどのようなデバイスでもよく、例えば、タッチパッド、キーボード等である。ユーザは、操作部23を用いて、文字、数字等を入力することができる。操作部23は、ユーザにより操作されると、その操作に対応する信号を発生する。発生した信号は、ユーザの指示として、端末処理部25に供給される。
表示部24は、文字列、画像等の表示が可能であればどのようなデバイスでもよく、例えば、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等である。表示部24は、端末処理部25から供給された、グループ間で交換されたメッセージ等を表示する。
端末処理部25は、一又は複数個のプロセッサ及びその周辺回路を備える。端末処理部25は、携帯端末2の全体的な動作を統括的に制御するものであり、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。端末処理部25は、端末記憶部22に記憶されているプログラムが操作部23の操作等に応じて適切な手順で実行されるように、端末通信部21、及び表示部24等の動作を制御する。端末処理部25は、端末記憶部22に記憶されているプログラム(オペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行する。また、端末処理部25は、複数のプログラム(アプリケーションプログラム等)を並列に実行することができる。
端末処理部25は、メッセージ管理部251を備える。これらの各部は、端末処理部25が備えるプロセッサで実行されるプログラムにより実現される機能モジュールである。あるいは、これらの各部は、ファームウェアとして携帯端末2に実装されてもよい。
メッセージ管理部251は、グループ間メッセージ交換を実行する。また、メッセージ管理部251は、ユーザから入力された設定情報をサーバ4に送信する。さらに、メッセージ管理部251は、サーバ4から受信したメッセージに対して、ユーザから入力された可否情報をサーバ4に送信する。
図2(b)は、店舗端末3の概略構成の一例を示す図である。
店舗端末3は、施設端末の一例であり、端末通信部31、端末記憶部32、操作部33、表示部34及び端末処理部35等を備える。施設とは、複数のユーザが所属するユーザグループが開催するイベントの開催候補予定地に配置されるものをいう。イベントとは、複数のユーザが所属するユーザグループが開催する催し物又は行事をいう。イベントの一例としては、社員旅行、新年会、忘年会、バーベキュー、宴会、同窓会、懇親会、及びゴルフコンペ等がある。施設の一例としてはホテル、旅館、レストラン、宴会場、ゴルフ場等がある。店舗端末3として、パーソナルコンピュータ(PC)が想定されるが、これに限定されるものではない。携帯端末2は、本発明が適用可能であればよく、例えば、多機能携帯電話(所謂「スマートフォン」)、携帯電話(所謂「フィーチャーフォン」)、携帯情報端末(Personal Digital Assistant, PDA)、タブレットPC等でもよい。
店舗端末3が備える端末通信部31、端末記憶部32、操作部33、表示部34及び端末処理部35は、携帯端末2が備える端末通信部21、端末記憶部22、操作部23、表示部24及び端末処理部25と同様であるため、説明を省略する。
図3は、サーバ4の概略構成の一例を示す図である。
サーバ4は、サーバ通信部41、サーバ記憶部42、及びサーバ処理部43を備える。サーバ4は、携帯端末2からの要求に応じて店舗の予約候補を調整し、ユーザグループに所属する複数の携帯端末2と、店舗予約候補の店舗端末3との間でメッセージ交換を実行する。
サーバ通信部41は、インターネット5を介してデータの送受信を行うための通信インターフェース回路を備え、携帯端末2及びサーバ4並びに店舗端末3及びサーバ4との間で通信を行う。
サーバ記憶部42は、例えば、磁気テープ装置、磁気ディスク装置、又は光ディスク装置のうちの少なくともいずれか一つを備え、サーバ処理部43での処理に用いられるオペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、アプリケーションプログラム、データ等を記憶する。また、サーバ記憶部42は、データとして、ユーザグループ管理テーブル(図4(a))、店舗管理テーブル(図4(b))、イベント管理テーブル(図4(c))、及びイベントグループ管理テーブル(図4(d))を記憶する。また、サーバ記憶部42は、所定の処理に係る一時的なデータを一時的に記憶するためのバッファを更に備える。
サーバ処理部43は、一又は複数個のプロセッサ及びその周辺回路を備え、サーバ4の全体的な動作を統括的に制御するものであり、例えば、CPUで構成される。また、サーバ処理部43は、サーバ記憶部42に記憶されているプログラム(オペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、アプリケーションプログラム等)に基づき、適切な手順でサーバ通信部41等の動作を制御する。さらに、サーバ処理部43は、複数のプログラム(アプリケーションプログラム等)を並列に実行してもよい。
サーバ処理部43は、グループメッセージ管理部431、イベント作成部432、店舗予約候補調整部433、及びイベントグループ作成部434等を備える。これらは、サーバ処理部43が備えるプロセッサで実行されるプログラムにより実行される機能モジュールである。なお、これらは、ファームウェアとしてサーバ4に実装されてもよい。
グループメッセージ管理部431は、携帯端末2又は店舗端末3からサーバ通信部41を介して宛先情報及びメッセージを受信し、サーバ記憶部42を参照し、宛先情報に対応する送信先情報に応じて、携帯端末2又は店舗端末3にメッセージを送信する。例えば、送信先情報は、ユーザ識別情報及び店舗識別情報等のログインIDである。その場合、まず、携帯端末2又は店舗端末3がそのログインIDを用いてサーバ4にログインする。そして、グループメッセージ管理部431は、ユーザ識別情報及び店舗識別情報等のログインIDによって識別される携帯端末2又は店舗端末3にメッセージを送信する。
或いは、携帯端末2又は店舗端末3がインターネット5に接続されている場合、グループメッセージ管理部431は、ログインIDによって識別される携帯端末2又は店舗端末3にメッセージを公知のプッシュ通知によって送信してもよい。
イベント作成部432は、携帯端末2からサーバ通信部41を介してイベント設定情報を受信し、受信したイベント設定情報に基づいてイベントを作成する。イベント設定情報は、例えば、イベント名、ユーザグループ、開催候補予定地情報、開催日時、予算を含む。開催日時及び予算は省略してもよい。イベントの作成については後述する。
店舗予約候補調整部433は、複数の店舗端末3のうち、どの店舗端末3をグループ間メッセージ交換するグループに追加するか、複数の携帯端末2及び複数の店舗端末3とサーバ4との間で調整する。複数の携帯端末2及び複数の店舗端末3とサーバ4との間での調整については後述する。
イベントグループ作成部434は、店舗の予約候補に追加された店舗端末3と、ユーザグループに所属する複数の携帯端末2との間でメッセージ交換するイベントグループ(例えば、イベント共有グループ及び店舗予約候補グループ)を作成する。これにより、イベントグループ作成部434は、店舗の予約候補に追加された店舗端末3を、ユーザグループに所属する複数の携帯端末2におけるグループ間メッセージ交換を実行するグループに追加する。イベントグループの作成については後述する。
図4(a)は、ユーザグループ管理テーブルのデータ構造の一例を示す図である。
図4(a)に示すデータ構造は、サーバ記憶部42に記憶されているユーザグループIDに関連づけられた一連のデータを示している。一連のデータは、例えば、グループ名及びユーザグループに所属するユーザID等を含む。上記の一連のデータは一例であって、その他のユーザグループに関する情報を含んでもよい。
図4(b)は、店舗管理テーブルのデータ構造の一例を示す図である。
図4(b)に示すデータ構造は、サーバ記憶部42に記憶されている店舗IDに関連づけられた一連のデータを示している。一連のデータは、例えば、店舗名、最寄り駅、住所等を含む。上記の一連のデータは一例であって、その他の店舗に関する情報を含んでもよい。
図4(c)は、イベント管理テーブルのデータ構造の一例を示す図である。
図4(c)に示すデータ構造は、サーバ記憶部42に記憶されているイベントIDに関連付けられた一連のデータを示している。一連のデータは、ユーザグループID、イベント名、イベント開催候補予定地、イベント開催日時、及び予算等を含む。上記の一連のデータは一例であって、その他のイベントに関する情報を含んでもよい。
「開催日時」の項目の一行目と、「予算」の項目の二行目が「null」となっているように、「開催日時」及び「予算」の項目は、必須ではない。これに対して、開催候補予定地の項目は、店舗を選択するために必須である。
図4(d)は、イベントグループ管理テーブルのデータ構造の一例を示す図である。
図4(d)に示すデータ構造は、サーバ記憶部42に記憶されているイベントグループIDに関連付けられた一連のデータを示している。一連のデータは、イベントID、宛先情報、グループ種別、及び店舗の予約候補の店舗端末3の店舗ID等を含む。
グループ種別は、イベントグループの種類を表し、例えば、イベント共有グループを表す「共有」及び店舗予約候補グループを表す「予約候補」を含む。イベント共有グループは、イベント内の店舗の予約候補の全ての店舗端末3と、ユーザグループに所属する複数の携帯端末2との間でメッセージ交換を実行する、イベント内の共有のグループである。「店舗ID」の項目の一行目が「null」となっている。店舗予約候補グループは、店舗予約候補グループに追加された店舗端末3と、ユーザグループに所属する複数の携帯端末2との間でメッセージ交換を実行するグループである。
図5は、イベント作成の動作シーケンスの一例を示す図である。
以下に説明する動作シーケンスは、予め端末記憶部22及びサーバ記憶部42に記憶されているプログラムに基づいて、主に端末処理部25及びサーバ処理部43により、携帯端末2及びサーバ4の各要素と協働して実行される。
最初に、携帯端末2のメッセージ管理部251は、端末通信部21を介して、イベント作成要求をサーバ4に送信する(ステップS100)。
図8(a)は、図5のステップS100でイベント作成要求を送信する携帯端末2における画面の一例を示す図である。
図8(a)では、複数の携帯端末2のユーザである花子と園子がメッセージ交換を行なっている。花子と園子のユーザグループのグループ名は、A組同期である。花子の携帯端末2から送信されたメッセージ801及び園子の携帯端末2から送信されたメッセージ802が表示されている。ここで、例えば、花子が操作部23を操作することにより、新規イベント作成ボタン800を選択すると、携帯端末2のメッセージ管理部251は、イベント作成要求を、端末通信部21を介してサーバ4に送信する。
図5に戻り、サーバ通信部41を介してイベント作成要求を受信すると、サーバ4のイベント作成部432は、イベント設定画面情報を、サーバ通信部41を介して携帯端末2に送信する(ステップS102)。
端末通信部21を介してイベント設定画面情報を受信すると、携帯端末2のメッセージ管理部251は、受信したイベント設定画面情報に基づいて、表示部24にイベント設定画面を表示する(ステップS102)。次に、ユーザが操作部23を操作することにより、イベント設定画面上でイベント設定情報を入力すると、メッセージ管理部251は、ユーザにより入力されたイベント設定情報を、端末通信部21を介してサーバ4に送信する(ステップS103)。
図8(b)は、図5のステップS102で説明した、携帯端末2におけるイベント設定画面の一例を示す図である。
図8(b)では、まず、携帯端末2のメッセージ管理部251は、「イベント名は?」というメッセージ810を表示する。次に、メッセージ管理部251は、花子が操作部23を操作することにより入力された「女子会」というメッセージ811を表示する。次に、メッセージ管理部251は、「ユーザグループは?」というメッセージ812を表示する。次に、メッセージ管理部251は、花子が操作部23を操作することにより入力された「A組同期」というメッセージ813を表示する。次に、メッセージ管理部251は、「開催場所は?」というメッセージ814を表示する。次に、メッセージ管理部251は、花子が操作部23を操作することにより入力された「新宿」というメッセージ815を表示する。メッセージ811,813,815に入力された情報は、イベント設定情報である。メッセージ管理部251は、メッセージ811,813,815に入力されたイベント設定情報を、端末通信部21を介してサーバ4に送信する。これにより、メッセージ管理部251による問い合わせのメッセージ810,812,814の表示と、ユーザである花子によるイベント作成に必要なイベント設定情報の入力とを交互にすることにより、ユーザは入力の手間によるストレスを軽減できる。なお、イベント設定情報に、開催日時又は予算を含めてもよい。
図5に戻り、サーバ通信部41を介してイベント設定情報を受信すると、そして、サーバ4のイベント作成部432は、受信したイベント設定情報に基づいて、新たに付与したイベントIDに関連付けて、各種情報をイベント管理テーブルに登録する。これにより、サーバ4のイベント作成部432は、イベントを作成し(ステップS104)、一連の動作シーケンスを終了する。
図8(c)は、図5のステップS104の後の携帯端末2のメッセージ管理部251の友だち画面の一例を示す図である。
図8(c)では、ユーザグループであるA組同期820の下に、イベント作成部432によって作成されたイベントである女子会@A組同期821が表示されている。ユーザが操作部23を操作することにより、女子会@A組同期821を選択すると、メッセージ管理部251は、イベントグループ間でメッセージ交換を実行する画面(不図示)を表示する。
図6は、店舗予約候補調整の動作シーケンスの一例を示す図である。
以下に説明する動作シーケンスは、予め端末記憶部22、端末記憶部32、及びサーバ記憶部42に記憶されているプログラムに基づいて、主に端末処理部25、端末処理部35、及びサーバ処理部43により、携帯端末2、店舗端末3及びサーバ4の各要素と協働して実行される。
最初に、サーバ4の店舗予約候補調整部433は、サーバ記憶部42に記憶されたイベント管理テーブル及び店舗管理テーブルを参照し、イベント設定情報のうちの開催候補予定地情報に対応した開催予定地(例えば、「最寄り駅」又は「住所」)に位置する店舗を選択する。そして、サーバ4の店舗予約候補調整部433は、選択された店舗毎に、同一の開催候補予定地情報を設定したユーザグループリストを作成する(ステップS200)。なお、サーバ4の店舗予約候補調整部433は、店舗を選択する際に、さらに、イベント設定情報のうちの「開催日時」にユーザグループの人数の予約ができる店舗、若しくは、イベント設定情報のうちの「予算」内の店舗を選択してもよい。
サーバ4の店舗予約候補調整部433は、作成したユーザグループリストをグループ間メッセージ交換への参加を求めるメッセージとともに、サーバ通信部41を介して、選択された店舗の店舗端末3に送信する(ステップS201)。端末通信部31を介してユーザグループリスト及びグループ間メッセージ交換への参加を求めるメッセージを受信すると、店舗端末3のメッセージ管理部351は、受信したユーザグループリスト及びグループ間メッセージ交換への参加を求めるメッセージを表示部34に表示する(ステップS202)。店舗端末3の担当者がユーザグループリストのうちのユーザグループに対して参加可否情報を選択すると、メッセージ管理部351は、ユーザグループに対する参加可否情報を、端末通信部31を介してサーバ4に送信する(ステップS203)。参加可否情報は、参加可か否かを示す情報である。なお、参加可否情報は、参加可か否かを示すメッセージであってもよい。
図9(a)は、図6のステップ202で説明したユーザグループリストを表示する店舗側端末3における画面の一例を示す図である。
図9(a)では、ユーザグループである「A組同期」と、そのイベント設定情報(「イベント名:女子会」、「人数上限:4名」、「予算:7000円」)がメッセージ枠900に表示されている。ユーザグループであるA組同期に所属するユーザの数が4名であるため、人数上限が4名と表示されている。さらに、メッセージ枠900には、参加希望ボタン901及び不参加希望ボタン902が表示されている。店舗端末3の担当者が操作部34を操作することにより、参加希望ボタン901又は不参加希望ボタン902を選択すると、メッセージ管理部351は、選択された参加希望ボタン901又は不参加希望ボタン902に応じたA組同期に対する参加可否情報を、端末通信部31を介してサーバ4に送信する。また、ユーザグループである「経理部同期」、そのイベント設定情報(「イベント名:送迎会」、「人数上限:5名」、「開催日時:3月15日19:00〜」)、参加希望ボタン904、及び不参加希望ボタン905がメッセージ枠903に表示されている。
図6に戻り、サーバ通信部41を介してユーザグループに対する参加可否情報を受信すると、サーバ4の店舗予約候補調整部433は、ユーザグループに対する参加可否情報が参加可か否か判定する。ユーザグループに対する参加可否情報が参加可である場合、店舗予約候補調整部433は、イベントグループ管理テーブルを参照し、イベント内の店舗の予約候補の所定の上限未満か否か判定する(ステップS204)。イベント内の店舗の予約候補の所定の上限は、イベント内の店舗の予約候補の店舗端末の数の上限を表す。また、イベント内の店舗の予約候補の所定の上限は、ユーザにより携帯端末2から設定されてもよい。イベント内の店舗の予約候補の所定の上限未満でない場合(ステップS204−No)、店舗予約候補調整部433は、エラーメッセージ(不図示)を、サーバ通信部41を介して、参加可の参加可否情報を送信した店舗端末3に送信する。
一方、イベント内の店舗の予約候補の所定の上限未満である場合(ステップS204−Yes)、店舗予約候補調整部433は、参加可能な店舗情報をグループ間メッセージ交換への参加の承諾を求めるメッセージとともに、サーバ通信部41を介して複数の携帯端末2に送信する(ステップS205)。
端末通信部21を介して、参加可能な店舗情報及びグループ間メッセージ交換への参加の承諾を求めるメッセージを受信すると、複数の携帯端末2のそれぞれのメッセージ管理部251は、受信した参加可能な店舗情報及びグループ間メッセージ交換への参加の承諾を求めるメッセージを表示部24に表示する(ステップS206)。ユーザが操作部23を操作することにより、参加可能な店舗情報に対して承諾可否情報を入力すると、複数の携帯端末2のそれぞれのメッセージ管理部251は、ユーザにより入力された参加可能な店舗情報に対する承諾可否情報を、端末通信部21を介してサーバ4に送信する(ステップS207)。承諾可否情報は、承諾可か否かを示す情報である。なお、承諾可否情報は、承諾可か否かを示すメッセージであってもよい。
図9(b)は、図6のステップS206で説明した参加可能な店舗情報を表示する、携帯端末2における画面の一例を示す図である。
図9(b)では、参加可の参加可否情報を送信した店舗端末3の店舗であるABC亭910と、参加可の参加可否情報を送信した店舗端末3の店舗であるXYZ亭911とが表示されている。ユーザが操作部23を操作することにより、ABC亭910を選択すると、メッセージ管理部251は、図9(c)の画面を表示部24に表示する。
図9(c)は、図9(b)において、ユーザがABC亭910を選択すると表示される、参加の承諾を求める、携帯端末2における画面の一例を示す図である。
図9(c)では、承諾ボタン920と拒否ボタン921が表示されている。ユーザが操作部23を操作することにより、承諾ボタン920又は拒否ボタン921を選択すると、メッセージ管理部251は、選択された承諾ボタン920又は拒否ボタン921に対応する承諾可否情報を、端末通信部21を介してサーバ4に送信する。
図6に戻り、サーバ通信部41を介して参加可能な店舗情報に対する承諾可否情報を受信すると、店舗予約候補調整部433は、複数の携帯端末2からの参加可能な店舗情報に対する承諾可否情報の少なくとも一つが承諾可か否か判定する。複数の携帯端末2からの参加可能な店舗情報に対する承諾可否情報の少なくとも一つが承諾可である場合、店舗予約候補調整部433は、イベントグループ管理テーブルを参照し、イベント内の店舗の予約候補の所定の上限未満か否か判定する(ステップS208)。イベント内の店舗の予約候補の所定の上限未満でない場合(ステップS208−No)、店舗予約候補調整部433は、エラーメッセージ(不図示)を、サーバ通信部41を介して、複数の携帯端末2のそれぞれ及び参加可の参加可否情報を送信した店舗端末3に送信する。
一方、イベント内の店舗の予約候補の所定の上限未満である場合(ステップS208−Yes)、イベントグループ作成部434は、後述する図7の店舗予約候補追加処理を実行することにより、店舗予約候補を追加する(ステップS209)。そして、店舗予約候補調整部433は、参加メッセージ(不図示)を、サーバ通信部41を介して複数の携帯端末2のそれぞれに送信する(ステップS210)。端末通信部21を介して、参加メッセージを受信すると、複数の携帯端末2のそれぞれのメッセージ管理部251は、受信した参加メッセージを表示部24に表示する。
また、店舗予約候補調整部433は、参加メッセージ(不図示)を、サーバ通信部41を介して、イベント内の店舗予約候補の全ての店舗端末3のそれぞれにも送信する(ステップS210)。端末通信部31を介して、参加メッセージを受信すると、イベント内の店舗予約候補の全ての店舗端末3のそれぞれのメッセージ管理部351は、受信した参加メッセージを表示部24に表示する。
ステップS210の後、複数の携帯端末2のユーザは、操作部23を操作することにより、イベント共有グループの宛先情報又は店舗予約候補グループの宛先情報を選択し、メッセージを送信することにより、店舗の予約候補の店舗端末3の担当者とイベントの詳細について相談できる。
ユーザが操作部23を操作することにより、宛先情報を選択し、メッセージを入力し、送信ボタンを押下すると、メッセージ管理部251は、ユーザにより選択された宛先情報及び入力されたメッセージを、端末通信部21を介してサーバ4に送信する(ステップS211)。サーバ通信部41を介して宛先情報及びメッセージを受信すると、グループメッセージ管理部431は、イベントグループ管理テーブル及びユーザグループ管理テーブルを参照し、メッセージを、サーバ通信部41を介して、宛先情報に対応する送信先情報に応じて、携帯端末2及び店舗端末3に送信する(ステップS212)。
同様に、ステップS210の後、店舗の予約候補の店舗端末3の担当者は、操作部33を操作することにより、イベント共有グループの宛先情報又は店舗予約候補グループの宛先情報を選択し、メッセージを送信することにより、複数の携帯端末2のユーザとイベントの詳細について相談できる。
図10(a)は、ユーザである花子の携帯端末2のメッセージ送信画面の一例を示す図である。
図10(a)では、宛先として、イベント共有グループである「共有:女子会@A組同期」1000と、店舗予約候補グループである「ABC亭(A組同期)」1001及び「XYZ亭(A組同期)」1002とが表示されている。また、メッセージ入力フォーム1003と、送信ボタン1004が表示されている。すなわち、ABC亭の店舗端末3及びXYZ亭の店舗端末3が既に店舗の予約候補として追加されている。
花子が操作部23を操作することにより、宛先「共有:女子会@A組同期」1000を選択し、メッセージ入力フォーム1003に「3月3日でどんなコースがありますか?」というメッセージを入力し、送信ボタン1004を押下する。これにより、メッセージ管理部251は、選択された宛先情報「共有:女子会@A組同期」1000及び入力されたメッセージ「3月3日でどんなコースがありますか?」を、端末通信部21を介してサーバ4に送信する。
宛先情報「共有:女子会@A組同期」1000は、イベント共有グループであるため、A組同期に所属する複数の携帯端末2と、女子会イベント内の全ての店舗の予約候補の店舗端末3にメッセージが送信される宛先である。宛先情報「ABC亭(A組同期)」1001は、店舗予約候補グループであるため、A組同期に所属する複数の携帯端末2と、ABC亭の店舗端末3にメッセージが送信される宛先である。また、宛先情報「XYZ亭(A組同期)」1002は、店舗予約候補グループであるため、A組同期に所属する複数の携帯端末2と、XYZ亭の店舗端末3にメッセージが送信される宛先である。
図10(b)は、ABC亭の店舗端末3のメッセージ送信画面の一例を示す図である。
図10(b)では、宛先として、イベント共有グループである「共有:女子会@A組同期」1010と、店舗予約候補グループである「ABC亭(A組同期)」1011とが表示されている。これに対して、女子会イベント内のXYZ亭(A組同期)の宛先は、表示されていない。
ABC亭の店舗端末3の担当者が操作部33を操作することにより、宛先「ABC亭(A組同期)」1011を選択し、メッセージ入力フォーム1012に「懐石コースがございます。」というメッセージを入力し、送信ボタン1013を押下する。これにより、メッセージ管理部351は、選択された宛先情報「ABC亭(A組同期)」1011及び入力されたメッセージ「懐石コースがございます。」を、端末通信部31を介してサーバ4に送信する。
図10(c)は、XYZ亭の店舗端末3のメッセージ送信画面の一例を示す図である。
同様に、図10(c)では、宛先として、イベント共有グループである「共有:女子会@A組同期」1020と、店舗予約候補グループである「XYZ亭(A組同期)」1021とが表示されている。これに対して、女子会イベント内のABC亭(A組同期)の宛先は、表示されていない。
XYZ亭の店舗端末3の担当者が操作部33を操作することにより、宛先「XYZ亭(A組同期)」1021を選択し、メッセージ入力フォーム1022に「おまかせコース(7000円)がおすすめでございます。」というメッセージを入力し、送信ボタン1023を押下する。これにより、メッセージ管理部351は、選択された宛先情報「XYZ亭(A組同期)」1021及び入力されたメッセージ「おまかせコース(7000円)がおすすめでございます。」を、端末通信部31を介してサーバ4に送信する。
図10(d)は、図10(a)〜(c)のメッセージ入力フォーム1003,1012,1022に入力されたメッセージが送信された後の花子の携帯端末2のメッセージ受信画面の一例を示す図である。また、図10(e)は、図10(a)〜(c)のメッセージ入力フォーム1003,1012,1022に入力されたメッセージが送信された後のABC亭の店舗端末3のメッセージ受信画面の一例を示す図である。さらに、図10(f)は、図10(a)〜(c)のメッセージ入力フォーム1003,1012,1022に入力されたメッセージが送信された後のXYZ亭の店舗端末3のメッセージ受信画面の一例を示す図である。
図10(d)〜(f)では、花子が宛先「共有:女子会@A組同期」に送信した黒色のメッセージ「3月3日でどんなコースがありますか?」1030,1040,1050が表示されている。黒色のメッセージ「3月3日でどんなコースがありますか?」1030,1040,1050は、イベント共有グループである宛先「共有:女子会@A組同期」に送信されている。そのため、黒色のメッセージ「3月3日でどんなコースがありますか?」1030,1040,1050は、花子の携帯端末2、ABC亭の店舗端末3、XYZ亭の店舗端末3のメッセージ受信画面(図10(d)〜(f))で表示されている。
このように、複数の携帯端末2のユーザ又は店舗端末3の担当者は、イベント共有グループである宛先「共有:女子会@A組同期」を選択することにより、イベント内で共通の話題のメッセージを送受信することができる。例えば、ある店舗予約候補の店舗端末3の担当者は、イベント共有グループである宛先「共有:女子会@A組同期」を選択することにより、ある店舗予約候補の料金又は料理の内容を、他の店舗予約候補の店舗端末3の担当者に知らせることができる。そのため、それぞれの店舗予約候補の店舗端末3の担当者によりよいイベントの条件を提案させることができる。
これに対して、ABC亭の店舗端末3の担当者が宛先「ABC亭(A組同期)」に送信した右斜線のメッセージ「懐石コースがございます。」1031,1041は、店舗予約候補グループである宛先「ABC亭(A組同期)」に送信されている。そのため、右斜線のメッセージ「懐石コースがございます。」1031,1041は、花子の携帯端末2のメッセージ受信画面(図10(d))及びABC亭の店舗端末3のメッセージ受信画面(図10(e))で表示されているものの、XYZ亭の店舗端末3のメッセージ受信画面(図10(f))で表示されていない。すなわち、右斜線のメッセージ「懐石コースがございます。」1031,1041は、XYZ亭の店舗端末3へは送信されていない。
また、XYZ亭の店舗端末3の担当者が宛先「XYZ亭(A組同期)」に送信した左斜線のメッセージ「おまかせコース(7000円)がおすすめでございます。」1032,1051は、店舗予約候補グループである宛先「XYZ亭(A組同期)」に送信されている。そのため、左斜線のメッセージ「おまかせコース(7000円)がおすすめでございます。」1032,1051は、花子の携帯端末2のメッセージ受信画面(図10(d))及びXYZ亭の店舗端末3のメッセージ受信画面(図10(f))で表示されているものの、ABC亭の店舗端末3のメッセージ受信画面(図10(d))で表示されていない。すなわち、左斜線のメッセージ「おまかせコース(7000円)がおすすめでございます。」1032,1051は、ABC亭の店舗端末3へは送信されていない。
以上説明してきたように、店舗予約候補グループである宛先「ABC亭(A組同期)」又は「XYZ亭(A組同期)」を選択することにより、複数の携帯端末2のユーザ及び店舗端末3の担当者は、イベント内の他の店舗の予約候補の店舗端末3の担当者には知らせたくないメッセージを送受信することができる。
図7は、図6のステップS209の店舗予約候補追加処理のフローの一例を示す図である。
サーバ4のイベントグループ作成部434は、イベント内において、追加される店舗端末3の店舗の予約候補が一つ目か否か判定する(ステップS300)。追加される店舗端末3の店舗の予約候補が一つ目の場合(ステップS300−Yes)、イベントグループ作成部434は、新たに付与したイベントグループIDに関連付けて、各種情報(例えば、イベントID、宛先情報、ユーザグループID)をイベントグループ管理テーブルに登録する。そうすることにより、イベントグループ作成部434は、グループ種別が「共有」のイベント共有グループを作成する。イベント共有グループの宛先情報は、ユーザグループに属する複数の携帯端末2と、イベント内の店舗の予約候補の全ての店舗端末3とにメッセージが送信される宛先となる。
一方、追加される店舗端末3の店舗の予約候補が一つ目でない場合(ステップS300−No)、イベントグループ作成部434は、新たに付与したイベントグループIDに関連付けて、各種情報(例えば、イベントID、宛先情報、ユーザグループID、店舗ID)をイベントグループ管理テーブルに登録する。そうすることにより、イベントグループ作成部434は、グループ種別が「予約候補」の店舗予約候補グループを作成する(ステップS302)。また、ステップS301の後も、イベントグループ作成部434は、新たに付与したイベントグループIDに関連付けて、各種情報(例えば、イベントID、宛先情報、ユーザグループID、店舗ID)をイベントグループ管理テーブル登録する。店舗予約候補グループの宛先情報は、ユーザグループに属する複数の携帯端末2と店舗の予約候補に追加された一つの店舗端末3とにメッセージが送信される宛先となる。
イベントグループ作成部434は、S301及び/又はS302において、登録されたイベント共有グループの宛先情報及び/又は店舗予約候補グループの宛先情報を、サーバ通信部41を介して複数の携帯端末2のそれぞれに送信する(ステップS303)。端末通信部21を介して、イベント共有グループの宛先情報及び/又は店舗予約候補グループの宛先情報を受信すると、複数の携帯端末2のそれぞれのメッセージ管理部251は、受信したイベント共有グループの宛先情報及び/又は店舗予約候補グループの宛先情報を端末記憶部22に記憶する。
イベントグループ作成部434は、S301及び/又はS302において、登録されたイベント共有グループの宛先情報及び/又は店舗予約候補グループの宛先情報を、サーバ通信部41を介して、店舗予約候補に追加された店舗端末3にも送信する(ステップS303)。端末通信部31を介して、イベント共有グループの宛先情報及び/又は店舗予約候補グループの宛先情報を受信すると、店舗予約候補に追加された店舗端末3のメッセージ管理部351は、受信したイベント共有グループの宛先情報及び/又は店舗予約候補グループの宛先情報を端末記憶部32に記憶する。
ステップS303の後、イベントグループ作成部434は、店舗予約候補追加処理を終了する。イベントグループ作成部434は、ステップS300〜ステップS303の店舗予約候補追加処理を実行することにより、店舗の予約候補に追加された店舗端末3を、ユーザグループに所属する複数の携帯端末2におけるグループ間メッセージ交換を実行するグループに追加する。
[その他の実施形態]
第1実施形態において、送信先情報の一例として、グループメッセージ管理部431は、ユーザIDを用いて携帯端末2にメッセージを送信し、店舗IDを用いて店舗端末3にメッセージを送信した。しかしながら、グループメッセージ管理部431は、ユーザID又は店舗IDに代えて、メールアドレス又はメーリングリストを用いて携帯端末2又は店舗端末3にメッセージを送信してもよい。
第1実施形態において、店舗予約候補調整部433は、複数の携帯端末2からの参加可能な店舗情報に対する承諾可否情報の少なくとも一つが承諾可か否か判定した。しかしながら、店舗予約候補調整部433は、複数の携帯端末2からの参加可能な店舗情報に対する承諾可否情報の全てが承諾可か否か判定してもよい。これにより、ユーザグループに所属する複数の携帯端末2のユーザの全会一致の場合のみ、参加可の参加可否情報を送信した店舗端末3を店舗予約候補に追加することができる。
第1実施形態において、店舗予約候補調整部433は、複数の携帯端末2からの参加可能な店舗情報に対する承諾可否情報の少なくとも一つが承諾可か否か判定した。しかしながら、承諾可否情報は、承諾レベルを示す数値を含んでいてもよい。承諾レベルを示す数値は、承諾レベルの段階に対応する。そして、承諾レベルの段階は、何段階であってもよい。この場合に、店舗予約候補調整部433は、複数の携帯端末の少なくとも二つから、承諾レベルを示す数値を含む承諾可否情報を受信し、承諾可否情報に含まれる承諾レベルの数値の合計が所定値以上か否かにより、承諾可か否かを判定する。すなわち、店舗予約候補調整部433は、承諾可否情報に含まれる承諾レベルの数値の合計が所定値以上の場合に、参加可能な店舗情報に対して承諾可と判定し、承諾可否情報に含まれる承諾レベルの数値の合計が所定値未満の場合に、参加可能な店舗情報に対して承諾不可と判定する。
或いは、店舗予約候補調整部433は、複数の携帯端末の少なくとも二つから、承諾レベルを示す数値を含む承諾可否情報を受信し、承諾可否情報に含まれる承諾レベルの数値の平均値が所定値以上か否かにより、承諾可か否かを判定してもよい。
図11は、承諾可否情報が承諾レベルを示す数値を含む場合の参加の承諾を求める携帯端末2における画面の一例を示す図である。
図11では、承諾(3点)ボタン1100、どちらでも(1点)ボタン1101及び拒否ボタン(0点)1102が表示されている。承諾(3点)ボタン1100の”3”点、どちらでも(1点)ボタン1101の”1”点及び拒否ボタン(0点)1102の”0”点は、承諾レベルを示す数値である。ユーザが操作部23を操作することにより、承諾(3点)ボタン1100、どちらでも(1点)ボタン1101及び拒否ボタン(0点)1102を選択すると、メッセージ管理部251は、選択された承諾(3点)ボタン1100、どちらでも(1点)ボタン1101及び拒否ボタン(0点)1102に対応する承諾レベルの数値を含む承諾可否情報を、端末通信部21を介してサーバ4に送信する。
第1実施形態において、イベントグループ作成部434は、複数の店舗予約候補グループを作成する。これにより、イベントグループ作成部434は、複数の携帯端末2と店舗端末3との間におけるグループ間メッセージ交換を実行した場合に、店舗端末3から受信したメッセージ又は店舗端末3へ送信したメッセージを、他の店舗端末3へは送信しない構成を実現した。しかしながら、イベントグループ作成部434は、一つの店舗予約候補グループのみ作成することにより、店舗端末3から受信したメッセージ又は店舗端末3へ送信したメッセージを、他の店舗端末3へは送信しない構成を実現してもよい。
端末処理部25、端末処理部35及びサーバ処理部43が備える各機能をコンピュータに実現させるためのコンピュータプログラムは、磁気記録媒体、光記録媒体等のコンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録された形で提供されてもよい。
当業者は、本発明の精神及び範囲から外れることなく、様々な変更、置換、及び修正をこれに加えることが可能であり、実施形態を適宜組み合わせてもよいことを理解されたい。