JP2004320637A - 通信装置、システム及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】屋台販売において、呼び声なしで宣伝広告することができる通信技術を提供することを課題とする。
【解決手段】無線LANのアクセス可能エリア内か否かを検知する検知手段と、無線LANのアクセス可能エリア内であることを検知すると、無線LANを介してインスタントメッセンジャーサーバーに接続し、インスタントメッセンジャーサービスにより他のクライアント端末とメッセージ通信を行う通信手段とを有する通信装置が提供される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信技術に関し、特に無線LANのメッセージ通信に関する。
【0002】
【従来の技術】
インターネットを利用した物品販売システムはこれまでに数多く紹介されてきている。
【0003】
(1)インターネット上のホームページに仮想店舗を設置し、その中で商品を紹介し、必要に応じて、クリックすると注文ができるシステムは多い(楽天、amazon.com)。顧客は、クレジットカード番号などを店舗に提供し、決裁を行う。
【0004】
(2)懸賞やプレゼントにより、顧客の個人情報を収集し、そのURLに宣伝メールを頻繁に送付することにより、チラシ代りにし、宣伝活動を行い、(1)で紹介した仮想店舗に引き入れるシステムがある。
【0005】
(3)ISP(インターネットサービスプロバイダ)が顧客が興味をひきそうな分野に情報サービスを設定し、顧客は自分の興味のある分野をISPに登録し、ISPはいろんな分野の業者からサービス料をとる代わりに、特定の分野に対して興味を示している顧客に対して、商品情報を流す。顧客は自分の購入意思をそそる商品のより詳細な情報を得たり、あるいは購入意思をISPに伝え、ISPは業者を通じて商品を提供するシステムがある。
【0006】
(4)不特定多数宛ての情報発信サービスとしては、美術館などの情報案内サービス(無線端末使用者がエリアに入ると自動的に情報を発信するもの)、J−Phoneのステーションという情報サービス(無料コンテンツは事前登録不要で、不特定多数宛てに配信される情報を端末所有者が勝手に拾うだけのサービス)がある。
【0007】
(5)通信と連携した屋台販売に関する出願例として、下記の特許文献1〜3が公開されている。
【0008】
【特許文献1】
特開2002−150113号公報
【特許文献2】
特開2002−133153号公報
【特許文献3】
特開2002−342895号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
(1)上記のシステムはどれも便利ではあるが、それを有効に働かせるためには、顧客側でその情報を受け入れるという作業をおこなわなくてはならない。たとえば美術館システムでは専用端末を使ったり、PUSH配信登録を行ったり、何らかのタグ機器を携帯電話に取り付けたりしなくてはならない。つまり何らかの日常作業以外の作業が必要となる。
【0010】
(2)一部のサービスはハードウェアや通信事業者を選ぶ。たとえばJ−Phoneのステーションサービスは、NTTDoCoMoやauの端末所有者では使用できない。また美術館システムでは、携帯電話ではOKでもPHSでは不可能な場合もある。また専用端末でないとだめな場合もある。また通信事業者が、その美術館のPUSH配信サービスをサポートしていなければ、便利なサービスも利用できない。つまり、一般性に欠ける。
【0011】
(3)これからはホットスポット(R)からのモバイルVoIP(インターネットを利用したIP電話)やネットワークデータ通信がモバイル通信の主流と成り、これまでのモバイル通信の主役だった携帯電話やPHSは補完的な役割を担うようになっていくと考えられる。なぜなら、ホットスポット(R)通信は、無償あるいは定額料金体系で低価格なモバイルネットワークであり、また非常に多くのデータをやり取りできるからである。このような背景の元に、携帯電話やPHSを使用した位置情報を利用したシステムに代わる情報サービスが求められてきている。
【0012】
(4)上記のシステムは顧客側に費用がかかるという問題を抱えているものが多い。美術館システムでは高価な専用端末、あるいは、携帯電話やPHSのデータ通信料の負担、上記の出願例でもあげているようなサービスでは、携帯電話の通信費やオプションサービスを顧客側が支払わなければならない。このような点は、消費者サイドとして受け入れがたい心証をもつ。
【0013】
(5)また、上記のシステムは情報をキャッチするためのトリガを得にくいという問題がある。例えば、J−Phoneのステーションサービスは、無料の情報を参照するのにわざわざ携帯電話のステーションサービスを起動しなくてはならない。もしこのサービスを起動して参照しなかったら、例えば屋台は販売を終了して去っていってしまい、参照したときには手遅れということが充分考えられる。トリガはバイブレータであれ、着メロであれ、わかりやすく、リアルタイムで通知してもらうのでなければ役に立たない。
【0014】
(6)もうひとつは、「顧客のプライバシー保護」の問題である。本来個人の嗜好というものは重要なプライバシーであるべきである。やたら食品販売の登録をしていて、その情報を参照した人間がいたら、ずいぶん食い意地のはった人なんだな、などと妙な感想をもたれるかもしれない。また、住所や電話番号などが外に漏れたらたいへんな迷惑である。人のすることであるから、どんなに慎重にデータを扱ったとしても、漏洩事故が0になるとは考えにくい。だから昨今、不要な個人情報の収集はしない方向に進んできている。もし、屋台の販売員が顧客のストーカーにでもなったらたいへんなことになる。インスタントメッセンジャーが取得する一般メンバーの情報は、IP(インターネットプロトコル)アドレスのみであり、通常これでは個人を特定することは不可能である点も心強い。
【0015】
本発明の目的は、屋台販売において、呼び声なしで宣伝広告することができる通信技術を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明の一観点によれば、無線LANのアクセス可能エリア内か否かを検知する検知手段と、無線LANのアクセス可能エリア内であることを検知すると、無線LANを介してインスタントメッセンジャーサーバーに接続し、インスタントメッセンジャーサービスにより他のクライアント端末とメッセージ通信を行う通信手段とを有する通信装置が提供される。
【0017】
この通信装置を屋台販売に用いれば、呼び声なしで広告メッセージを送信し、他のクライアント端末に表示させることができるので、住民は静寂な環境において、巡回販売システムの便利さを享受することができる。また、無線LANは、携帯電話又はPHSなどとは異なり、世界標準のプロトコルを採用するのが普通なので、この通信装置を用いた屋台販売システムは世界中で利用できる。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施形態による通信システムの構成例を示す。無線LAN(ローカルエリアネットワーク)のアクセス可能エリア104は、無線LANアクセスポイント101を中心にして設けられる。複数のクライアント端末(一般メンバー)113は、アクセス可能エリア104内であれば、アクセスポイント101を経由して、無線LANで通信可能である。キャリア103は、ISP(インターネットサービスプロバイダ)であり、有線でアクセスポイント101に接続される。アクセスポイント101は、ISP103を介して、インターネットに接続可能である。インスタントメッセンジャーサーバー102は、ネットワークに接続したクライアント端末113間で、瞬時にメッセージを交換するインスタントメッセンジャーサービスを提供するためのサーバーである。
【0019】
屋台クライアント端末111は、物品又はサービスを販売する移動可能な屋台の端末であり、一般メンバークライアント端末113と同様に、クライアント端末の1つである。屋台クライアント端末111は、検知ソフトウェア112を有し、無線LANのアクセス可能エリア104内であることを検知すると、無線LANを介してインスタントメッセンジャーサーバー102に接続し、インスタントメッセンジャーサービスにより他のクライアント端末113とメッセージ通信を行う。具体的には、屋台クライアント端末111が移動し、アクセス可能エリア104外からアクセス可能エリア104内に進入すると、それを検知し、屋台販売の広告メッセージを他のクライアント端末113に送信して表示させる。一般メンバークライアント端末113も、屋台クライアント端末111と同様に、検知ソフトウェア112を有し、アクセス可能エリア104内への進入を検知すると、インスタントメッセンジャーサービスを利用可能になる。
【0020】
アクセス可能エリア104は、いわゆるホットスポット(R)である。ホットスポット(R)とは、無線LANのアクセスポイント101を設置し、無線インターネット接続サービスを不特定多数の利用者に提供している空間を指す。商用、無料など提供形態は多種多様だが一般に定額・廉価であることがほとんどである。ホットスポット(R)は提供事業者ごとに対応している通信規格が異なるため、利用者側でホットスポット(R)側と同じ通信規格をサポートした機器を用意しなくてはならない。誰でも利用できるサービスもあるが、会員制ホットスポット(R)サービスを利用する際には、事業者と契約する必要がある。しかしながら、事業者間のローミングにより、1つの事業者と契約すれば他の事業者のホットスポット(R)も利用できるようになる可能性もある。ホットスポット(R)はNTTコミュニケーションズの登録商標である。
【0021】
インスタントメッセンジャー(以下、メッセンジャーという)は、ネットワークツールのひとつで、ネットワーク内で互いにIPアドレスを常時公開した仲間内のコミュニケーションツールである。基本的に上記接続が基本であるので、リアルタイムにメッセージ交換など以下のような機能をもつ。
【0022】
(1)メッセージ送信・受信
(2)ファイル送信・受信
(3)音声・ビデオ配信
(4)アプリケーション共有
(5)リモートアシスタント
【0023】
ただグローバルアドレス→グローバルアドレス、あるいは、ローカルアドレス→ローカルアドレスでは、すべての機能を実現できるが、ローカルアドレス→グローバルアドレス、あるいは、グローバルアドレス→ローカルアドレスでは、ルータの機能にも制限されるので、必ずしもすべての機能を実現できるとはかぎらない。ただし、同一ネットワーク内であれば、全く問題無くメッセンジャーは動作できる。
【0024】
ホットスポット(R)では、1台の無線LANルータが、無条件にゲストを受け入れるか、あるいは、所定の手続きによりあらかじめメンバーとなった契約者をユーザとして迎い入れる。したがって、もしこの各ユーザに対し、ルータがすべてローカルアドレスを付与するとすれば、このネットワークはひとつの閉じられたネットワークを形成する。
【0025】
もしルータの内部に、あるいは、ルータそのものに、メッセンジャーのサーバー機能が存在すれば、このネットワーク全体を対象としたメッセンジャーグループを形成することができる。そして、このグループの中では互いに、メッセージ通信をリアルタイムで行うことができる。ただし、無制限にリアルタイムでメッセージ通信を許可しては、個々のユーザの中には、不要なメッセージを享受せざるを得ない場合も起こりうるので、以下のような特別なサークルを設定するのが普通であり、そこに参加するかしないかは、特定の管理用のサークルを除いて、ネットワークユーザに任されるのが普通である。例えば、以下のサークルが考えられる。この中で、(4)が屋台が加入するサークルとなる。
【0026】
(1)将棋サークル (加入無償)
(2)囲碁サークル (加入無償)
(3)ひまな人同士のおしゃべりサークル (加入無償)
(4)巡回商店のサークル(ネットワーク全員加入で受信のみ可能、 加入有償で発信可能)
【0027】
屋台で巡回する商店がどのようにビジネスを展開するかの手順を以下に示す。
【0028】
1.ホットスポット(R)を運営しているISPとの契約
(1)ホットスポット(R)のユーザ契約
(2)巡回商店のサークルに、情報発信・受信者としての契約
【0029】
2.ホットスポット(R)を検知するソフトの設定
ホットスポット(R)を検知するソフトとしては以下のものが知られている。
(1)Hewlett−Packard(HP)はノートPC(パーソナルコンピュータ)やPDAで自動的に無線LANを検出して接続するソフトを発表している。このソフトは無料でダウンロードでき、Starbucksの店舗でも入手可能との報道がある。
(2)802.11b無線LANモニタAirCapture(802.11b無線LANモニタ)
動作OSはWindows(R)XP、Windows(R)2000であり、ソフトの種類はフリーソフト(作者:田中 宣彦)である。802.11b無線LAN環境で空中を飛び交っているエアパケットをキャプチャし、その詳細をサマリ表示する機能をもつ。
【0030】
3.巡回販売作業
(1)ホットスポット(R)検知ソフトを立ち上げて移動する。
(2)ホットスポット(R)内に侵入したら、ユーザとしてインターネットにログインする。
(3)メッセンジャーの巡回商店のサークルに情報発信者として、メッセンジャーにログインする。
(4)地域に販売に来たことを伝える。具体的には、屋台の「呼び声」にあたる情報を発信する。
・メッセージ ( 挨拶、商品紹介、場所、滞在時間 など )
・ビデオ
・地図
【0031】
4.販売活動
巡回商店のサークルのメンバーが、3の発信情報を受信して、購入意思のある商品であれば、その商品を購入するために、屋台を訪問し、商品を購入する。
【0032】
次に、一般メンバー(顧客)がどのようにこの屋台から商品あるいはサービスを購入するかを示す。
【0033】
1.ホットスポット(R)へのログイン
顧客が加入しているホットスポット(R)サービスに加入する。これは、無線でのサービスなので、屋内、屋外を問わない。
【0034】
2.メッセンジャーの起動
ホットスポット(R)サービスを提供しているキャリアは、自律的あるいはリモートコントロールによるメッセンジャーを管理するサーバを用意し、このサーバによりメッセンジャーシステムが稼動している。屋台の運営者はこのメッセンジャーシステムを起動する。
【0035】
3.「巡回商店のサークル」への参加(ログイン)
屋台の運営者は、発信可能なメンバーとして上記メッセンジャーシステムの中の「巡回商店のサークル」を起動する。発信可能なメンバーは事前にメッセンジャーを運営する業者と契約を行い、期間・範囲・情報量などを参考にした料金を支払う必要がある。
【0036】
4.メッセージ(売り子の呼び声)の発信
屋台から、来店のお知らせ・売りたい商品の説明・屋台の詳細な位置(あるいは地図情報)をメッセージ発信する。
【0037】
5.巡回してきた屋台の発信したメッセージを読む
無線LAN内の一般メンバーは、あらかじめ必要に応じてメッセンジャーシステムにログインしておく。「巡回商店のサークル」を立ち上げ、屋台が発信するメッセージを受信する。
【0038】
6.買いたくなったら、屋台に出向く
メッセージを受信して、その内容が気になったら、その屋台に出向く。
【0039】
図2は、クライアント端末(以下、クライアントという)201、インスタントメッセンジャーサーバー202及び他のアクティブクラインアント203の処理例を示す。クライアント201及び203は、図1のクライアント111又は112のうちの任意の2つである。メッセンジャーサーバー202は、図1のメッセンジャーサーバー102に対応する。クライアント201は、インターネットに接続後、以下の処理を行う。
【0040】
まず、ステップ211では、クライアント201がメッセンジャーサーバー202に、メンバー登録リクエストを送信する。次に、ステップ212では、メッセンジャーサーバー202は、メンバー登録リクエストに応じて、クライアント201のメンバー情報をメッセンジャーメンバーリスト231に登録し、メンバー登録許可情報をクライアント201に送信する。
【0041】
次に、ステップ213では、クライアント201がメッセンジャーサーバー202に、クライアントソフトウェア要求情報を送信する。次に、ステップ214では、メッセンジャーサーバー202からクライアント201に、クライアントソフトウェアがダウンロードされる。次に、ステップ215では、クライアント201がそのクライアントソフトウェアをインストールする。このクライアントソフトウェアは、無線LANのアクセス可能エリア検知、インターネット接続、メッセンジャーサーバーへの接続、及び「巡回商店のサークル」へのログイン処理等を自動的に行うためのソフトウェアである。上記の登録処理を1回行えば、その後はメッセンジャーサービスを利用することができる。
【0042】
次に、ステップ216では、クライアント201がメッセンジャーサーバー202に、ログイン要求を送信する。次に、ステップ217では、メッセンジャーサーバー202が、現在アクティブなメンバーのIP(インターネットプロトコル)リスト232にクライアント201をメンバーとして登録し、ログイン許可情報をクラインアント201に送信する。
【0043】
以下、インスタントメッセンジャーによるメッセージ通信を行う。まず、ステップ218では、クライアント203がメッセンジャーサーバー202に、メッセージを送信するとする。次に、ステップ219では、メッセンジャーサーバー202がクラインアント201にそのメッセージを送信する。次に、ステップ220では、クライアント201が受信したメッセージを自己のディスプレイに表示する。
【0044】
次に、ステップ221では、クライアント201がメッセンジャーサーバー202に、メッセージを送信するとする。次に、ステップ222では、メッセンジャーサーバー202がクラインアント203にそのメッセージを送信する。その後、クライアント203は受信したメッセージを自己のディスプレイに表示する。
【0045】
上記では、2つのクライアント201及び203の例を説明したが、3つ以上のクライアントの場合、メッセンジャーサーバー202は、あるクライアントからメッセージを受信すると、他のアクティブクライアント全員にそのメッセージを送信する。インスタントメッセンジャーは、ハイパーテキストのような高度な情報をも含んだリアルタイムなメーリングリストと考えることができる。
【0046】
図3は、クライアント301及びワイヤレスインスタントメッセンジャーサーバー302の処理例を示す。クライアント301は例えば図1のクライアント111又は113に対応し、メッセンジャーサーバー302は図1のメッセンジャーサーバー102に対応する。クライアント301が移動し、アクセス可能エリア外からアクセス可能エリア内に進入する際の処理を、以下示す。
【0047】
まず、ステップ311では、クライアント301は、無線LANにより通信されるアクセス可能エリア内のエアパケットを探索して解析する。次に、ステップ312では、クライアント301は、上記の解析により、無線LANのアクセス可能エリア(ホットスポット(R))を発見したら、以下の処理を行う。
【0048】
ステップ313では、クライアント301は、インターネットにログインして接続する。次に、ステップ314では、クライアント301がメッセンジャーサーバー302に、ログインリクエストを送信する。次に、ステップ315では、メッセンジャーサーバー302がクライアント301に、ログイン許可情報を送信する。以下、インスタントメッセンジャーサービスによるメッセージ通信が可能になる。
【0049】
ステップ316では、メッセンジャーサーバー302がクライアント301に、メッセージを送信するとする。次に、ステップ317では、クライアント301は、受信したメッセージをメッセージウインドウに表示する。
【0050】
ステップ318では、メッセンジャーサーバー302がクライアント301に、広告メッセージを送信する。この広告メッセージは、屋台クライアントがメッセンジャーサーバー302を介して発信したり、メッセンジャーサーバー302が屋台から事前に依頼されて発信することができる。次に、ステップ319では、クライアント301が、受信した広告メッセージ(情報)を広告メッセージウインドウに表示する。
【0051】
次に、ステップ320では、クライアント301がメッセンジャーサーバー302に、メッセージ送信する。次に、ステップ321では、メッセンジャーサーバー302がクライアント301に、受信したメッセージをエコーで返信する。
【0052】
図4は、複数の無線LANアクセス可能エリア104(図1)を設ける際のハードウェア構成例を示す。インターネット401には、複数のワイヤレスインスタントメッセンジャーローカルサーバー402及び1つのインターネットサービスプロバイダ(ISP)スーパーサーバー403が接続される。メッセンジャーローカルサーバー402は、図1のメッセンジャーサーバー102に対応する。図1に示すように、各アクセス可能エリア104には1つのメッセンジャーサーバー102が配置される。複数のメッセンジャーサーバー402は、相互にISPスーパーサーバー403を介して、インターネット通信が可能である。
【0053】
図5は、クライアント501、メッセンジャーサーバー502、ISPスーパーサーバー503及び他のローカルアクティブクライアント504の処理例を示す。クライアント501及び504は、図1のクライアント111又は113に対応する。メッセンジャーサーバー502は図4のメッセンジャーサーバー402、ISPスーパーサーバー503は図4のISPスーパーサーバー403に対応する。
【0054】
クライアント501が移動し、アクセス可能エリア外からアクセス可能エリア内に進入する際の処理を、以下示す。ステップ511では、クライアント501は、無線LANにより通信されるアクセス可能エリア内のエアパケットを探索して解析する。次に、ステップ512では、クライアント501は、上記の解析により、無線LANのアクセス可能エリア(ホットスポット(R))を発見したら、以下の処理を行う。
【0055】
ステップ513では、クライアント501は、インターネットにログインして接続する。次に、ステップ514では、クライアント501がメッセンジャーサーバー502に、ログインリクエストを送信する。次に、ステップ515では、メッセンジャーサーバー502がクライアント501に、ログイン許可情報を送信する。
【0056】
次に、ステップ516では、クライアント501がメッセンジャーサーバー502に、広告メッセージ発信リクエストを送信する。すると、ステップ536では、メッセンジャーサーバー502がISPスーパーサーバー503に、ケータリングショップ(屋台)メンバーの確認情報を送信する。次に、ステップ537では、ISPスーパーサーバー503が、ケータリングショップメンバーリスト541を参照し、ケータリングショップメンバー許可情報をメッセンジャーサーバー502に送信する。次に、ステップ517では、メッセンジャーサーバー502がクライアント501に、広告メッセージ発信許可情報を送信する。次に、ステップ518では、クライアント501がメッセンジャーサーバー502に、アクティブメンバー情報リクエストを送信する。次に、ステップ538では、メッセンジャーサーバー502がISPスーパーサーバー503に、アクティブメンバー情報リクエストを送信する。次に、ステップ539では、ISPスーパーサーバー503が、アクティブメンバー広域マップ542を参照し、アクティブメンバー情報を送信する。次に、ステップ519では、メッセンジャーサーバー502がクライアント501に、アクティブメンバー情報を受信する。このアクティブメンバー情報は、各無線LANのアクセス可能エリア内においてメッセンジャーサーバー502に接続しているクライアント(アクティブメンバー)の数を示す情報である。各アクセス可能エリアにアクティブメンバーがどれだけいるかにより、滞在時間又は見切りをつける判断材料にしたり、他の無線LANアクセス可能エリアのアクティブメンバーの密度比較を参照して移動先を決定することができる。
【0057】
次に、ステップ520では、クライアント501がメッセンジャーサーバー502に、広告メッセージを送信する。次に、ステップ521では、メッセンジャーサーバー502がアクティブクライアント504に、その広告メッセージを送信する。次に、ステップ522では、アクティブクライアント504が、受信した広告メッセージ(情報)を広告メッセージウインドウに表示する。
【0058】
図6は、クライアントに備えられたディスプレイ601及びスピーカ602を示す。ディスプレイ601には、物品又はサービスを販売する移動可能な屋台の広告メッセージ611、及び屋台の現在位置613を示す地図情報612が表示される。スピーカ602からは、屋台の広告音声603が発音される。このように、屋台クライアントは、広告メッセージ611、地図情報612及び広告音声603を、多数の一般クライアントに送信して、表示及び発音させることができる。
【0059】
図7は、課金システムを示す。まず、ステップ711では、ケータリングショップ(屋台)オーナー701がISP702に、ケータリングショップメンバー登録リクエストを送信する。次に、ステップ712では、ISP702がケータリングショップオーナー701に登録許可情報を送信する。次に、ステップ713では、ケータリングショップオーナー701がISP702に、登録フィーを支払う。次に、ステップ714では、ISP702がISPスーパーサーバー703に、ケータリングショップメンバー登録情報を送信する。すると、ISPスーパーサーバー703は、その受信したメンバー情報をケータリングショップメンバーリスト721に登録する。
【0060】
次に、ステップ715では、ISP702がISPスーパーサーバー703に、アクセス情報リクエストを送信する。次に、ステップ716では、ISPスーパーサーバー703が、アクセスログ722を参照し、アクセス情報をISP702に送信する。次に、ステップ717では、ISP702がケータリングショップオーナー701に、情報ボリュームフィー要求を送信する。次に、ステップ718では、ケータリングショップオーナー701がISP702に、情報ボリュームフィーを支払う。すなわち、通信情報量に応じた料金が課金される。
【0061】
ホットスポット(R)を運営するISPが互いに乗り入れ可能とする協定、すなわちローミングを利用したモバイルフォンシステムにおいて、上記課金システムを実現するとなれば、非常に広範囲でビジネス展開が可能となる。
【0062】
図8は、クライアントの処理例を示す。まず、ステップ801では、無線LANのエアパケットを探索する。次に、ステップ802では、上記の探索を基に、ホットスポット(R)があるか否かをチェックする。ホットスポット(R)があれば、無線LAN803を用いてVoIP(音声通信)805又はデータ通信806を行う。ホットスポット(R)がなければ、携帯電話又はPHS(Personal Handyphone System)の通信804を用いてデータ通信806又は音声会話807を行う。データ通信806は、アプリケーションOS808及びインスタントメッセンジャー(アプリケーションソフトウェア)809上で処理される。
【0063】
以上のように、クライアントは、無線LANのアクセス可能エリア外であることを検知したときには、携帯電話又はPHSの通信を介してインスタントメッセンジャーサーバーに接続し、インスタントメッセンジャーサービスにより他のクライアント端末とメッセージ通信を行うことができる。
【0064】
無線LANによるホットスポット(R)が存在すれば、通常の音声会話はVoIP(インターネットを利用したIP電話)により行われ、インターネットを利用したメールやWWWの利用も無線LANを通じて実施される。この処理を行うのがアプリケーションOS(組込みLinux等)であり、インスタントメッセンジャーはこのOSのアプリケーションのひとつと考えられる。ホットスポット(R)では10Mbps以上の高速な通信がサポートされるので、たとえモバイル環境でもオフィスと変わらない環境が得られる。もちろんホットスポット(R)は狭いドメイン(約100メートル四方)を対象としたものであるから、通信が不可能な場所が存在することが予想されるが、そのような場合の補助的な通信手段として携帯電話やPHSが考えられる。一般に無線LANは世界共通のプロトコル(802.11xなど)なので、この端末を海外に持ち歩いても国内となんら変わることなく使用することができ、当然グローバルな市場において、この屋台販売システムが利用できる。
【0065】
図9は、図1のクライアント111及び113のハードウェア構成例であり、例えばノートパソコン、PDA、携帯電話、PHS等である。アドレスデータバス901には、スピーカ902、キーボード903、ディスプレイ904、MAC(メディアアクセスコントローラ)905、マイク906、フラッシュメモリ907、RAM908及びCPU909が接続される。
【0066】
MAC905には、ベースバンドプロセッサ911、IF(中間周波数)モデム912、帯域制限フィルタ913、RF−IFコンバータ914、2.4GHzパワーアンプ915、送受信切替器916、アンテナ切替器917を介して、メインアンテナ918及びダイバーシティアンテナ919が接続される。アンテナ918,919から無線データを送受信することができる。
【0067】
フラッシュメモリ907は、インスタントメッセンジャークライアントソフトウェア、無線LANパケットアナライザプログラム、及び無線LAN検知プログラム等を記憶する。CPU909は、フラッシュメモリ907内のこれらのコンピュータプログラムをRAM908にコピーして実行することにより、上記の処理を行う。ディスプレイ904には、図6に示す広告メッセージ611及び地図情報612が表示される。スピーカ902からは、図6に示す広告音声603が発音される。
【0068】
図10は、図1に示す無線LANアクセスポイント101のハードウェア構成例を示す。アドレスデータバス1001には、CPU1002、RAM1003、フラッシュメモリ1004、MAC(メディアアクセスコントローラ)1005が接続される。
【0069】
アンテナ1009は、2.4GHzトランシーバ1008を介してMAC1005に接続される。フラッシュメモリ1006及びSRAM1007は、MAC1005に接続される。フラッシュメモリ1006は、IEEE802.11のファームウェアを記憶する。アンテナ1009から無線データを送受信することができる。
【0070】
CPU1002は、有線ネットワークインターフェース1011を介して、イーサネット(R)1012で外部のADSLモデム1013に接続される。ISP1014は、ADSLモデム1013に接続される。フラッシュメモリ1004は、有線ネットワークと無線LANとのブリッジ処理を行うためのプログラムを記憶する。CPU1002は、フラッシュメモリ1004内のコンピュータプログラムをRAM1003にコピーして実行することにより、上記の処理を行う。
【0071】
本実施形態は、コンピュータがプログラムを実行することによって実現することができる。また、プログラムをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムを記録したCD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体又はかかるプログラムを伝送するインターネット等の伝送媒体も本発明の実施形態として適用することができる。また、上記のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体等のコンピュータプログラムプロダクトも本発明の実施形態として適用することができる。上記のプログラム、記録媒体、伝送媒体及びコンピュータプログラムプロダクトは、本発明の範疇に含まれる。記録媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0072】
以上のように、本実施形態によれば、クライアントは、無線LANのアクセス可能エリア内か否かを検知する検知手段と、無線LANのアクセス可能エリア内であることを検知すると、無線LANを介してインスタントメッセンジャーサーバーに接続し、インスタントメッセンジャーサービスにより他のクライアント端末とメッセージ通信を行う通信手段とを有する。
【0073】
これにより、静寂な環境で生活をしていくことを目的とする住民や住環境の中で、移動しながら物品やサービスを販売する屋台が、その宣伝を支障無く実施することができる。すなわち、屋台販売は、呼び声なしに広告を行うことができ、住民は静寂な環境において、巡回販売システムの便利さを享受することができる。さらに、本システムは、ホットスポット(R)というモバイルインターネットシステムでの運用なので、業者の異なるホットスポット(R)でもローミングによりあらゆる場所で、屋台の来訪を知ることができる。つまり、これまでの登録型屋台販売システムでは、顧客の住所や電話番号から位置検索を行い、屋台の来訪を通知してきたので、旅行先や仕事先ではその通知が有効に働かない場合があった。さらに、顧客の端末の位置情報を利用したシステムでは、顧客がどこにいるかを常に捕捉されていることになり、なにか監視されている気分で不愉快であったが、本システムでは、情報が一方通行なのでそのようなことはない。さらに、情報そのものが一方通行であることから、個人情報の管理を心配する必要がなくなり、よりセキュリティ上望ましいものになっている。また、無線LANは携帯電話又はPHSなどとは異なり、世界標準のプロトコルを採用するのが普通なので、この屋台販売システムは世界中で利用できる。
【0074】
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
【0075】
本発明の実施形態は、例えば以下のように種々の適用が可能である。
【0076】
(付記1)無線LANのアクセス可能エリア内か否かを検知する検知手段と、前記無線LANのアクセス可能エリア内であることを検知すると、無線LANを介してインスタントメッセンジャーサーバーに接続し、インスタントメッセンジャーサービスにより他のクライアント端末とメッセージ通信を行う通信手段とを有する通信装置。
(付記2)前記通信手段は、前記無線LANのアクセス可能エリア外であることを検知したときには、携帯電話又はPHSの通信を介してインスタントメッセンジャーサーバーに接続し、インスタントメッセンジャーサービスにより他のクライアント端末とメッセージ通信を行う付記1記載の通信装置。
(付記3)前記通信手段は、前記無線LANのアクセス可能エリア内において前記インスタントメッセンジャーサーバーに接続しているクライアント端末の数を示す情報を受信することができる付記1又は2記載の通信装置。
(付記4)複数の無線LANのアクセス可能エリアにはそれぞれインスタントメッセンジャーサーバーが配置され、該複数のインスタントメッセンジャーサーバーはインターネットを介して接続され、
前記通信手段は、前記複数のうちの各無線LANのアクセス可能エリア内において前記インスタントメッセンジャーサーバーに接続しているクライアント端末の数を示す情報を受信することができる付記3記載の通信装置。
(付記5)前記通信手段は、移動可能な物品又はサービスを販売するための広告メッセージを他のクライアント端末に表示させるために送信する付記1〜4のいずれか1項に記載の通信装置。
(付記6)前記通信手段は、さらに自己の現在位置を示す地図情報を前記広告メッセージと共に他のクライアント端末に表示させるために送信する付記5記載の通信装置。
(付記7)前記検知手段は、無線LANにより通信されるエアパケットを探索することにより、無線LANのアクセス可能エリア内か否かを検知する付記1〜6のいずれか1項に記載の通信装置。
(付記8)さらに、無線LANを介して他のクライアント端末から受信したメッセージを表示するための表示手段を有する付記1〜7のいずれか1項に記載の通信装置。
(付記9)複数のクライアント端末が無線LANを介してインスタントメッセンジャーサーバーに接続可能な通信システムであって、
前記一のクライアント端末は、
無線LANのアクセス可能エリア内か否かを検知する検知手段と、
前記無線LANのアクセス可能エリア内であることを検知すると、無線LANを介して前記インスタントメッセンジャーサーバーに接続し、インスタントメッセンジャーサービスにより他のクライアント端末とメッセージ通信を行う通信手段と
を有する通信システム。
(付記10)無線LANのアクセス可能エリア内か否かを検知する検知ステップと、
前記無線LANのアクセス可能エリア内であることを検知すると、無線LANを介してインスタントメッセンジャーサーバーに接続し、インスタントメッセンジャーサービスにより他のクライアント端末とメッセージ通信を行う通信ステップと
を有する通信方法。
【0077】
【発明の効果】
以上説明したように、この通信装置を屋台販売に用いれば、呼び声なしで広告メッセージを送信し、他のクライアント端末に表示させることができるので、住民は静寂な環境において、巡回販売システムの便利さを享受することができる。また、無線LANは、携帯電話又はPHSなどとは異なり、世界標準のプロトコルを採用するのが普通なので、この通信装置を用いた屋台販売システムは世界中で利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による通信システムの構成例を示す図である。
【図2】クライアント及びインスタントメッセンジャーサーバーの処理例を示す図である。
【図3】クライアント及びワイヤレスインスタントメッセンジャーサーバーの処理例を示す図である。
【図4】複数の無線LANアクセス可能エリアを設ける際のハードウェア構成例を示す図である。
【図5】クライアント、メッセンジャーサーバー及びISPスーパーサーバーの処理例を示す図である。
【図6】クライアントに備えられたディスプレイ及びスピーカを示す図である。
【図7】課金システムを示す図である。
【図8】クライアントの処理例を示す図である。
【図9】クライアントのハードウェア構成例を示す図である。
【図10】無線LANアクセスポイントのハードウェア構成例を示す図である。
【符号の説明】
101 無線LANアクセスポイント
102 インスタントメッセンジャーサーバー
103 ISP(キャリア)
104 無線LANアクセス可能エリア
111 屋台クライアント
112 検知ソフトウェア
113 一般メンバークライアント

Claims (5)

  1. 無線LANのアクセス可能エリア内か否かを検知する検知手段と、
    前記無線LANのアクセス可能エリア内であることを検知すると、無線LANを介してインスタントメッセンジャーサーバーに接続し、インスタントメッセンジャーサービスにより他のクライアント端末とメッセージ通信を行う通信手段とを有する通信装置。
  2. 前記通信手段は、前記無線LANのアクセス可能エリア外であることを検知したときには、携帯電話又はPHSの通信を介してインスタントメッセンジャーサーバーに接続し、インスタントメッセンジャーサービスにより他のクライアント端末とメッセージ通信を行う請求項1記載の通信装置。
  3. 前記通信手段は、前記無線LANのアクセス可能エリア内において前記インスタントメッセンジャーサーバーに接続しているクライアント端末の数を示す情報を受信することができる請求項1又は2記載の通信装置。
  4. 複数のクライアント端末が無線LANを介してインスタントメッセンジャーサーバーに接続可能な通信システムであって、
    前記一のクライアント端末は、
    無線LANのアクセス可能エリア内か否かを検知する検知手段と、
    前記無線LANのアクセス可能エリア内であることを検知すると、無線LANを介して前記インスタントメッセンジャーサーバーに接続し、インスタントメッセンジャーサービスにより他のクライアント端末とメッセージ通信を行う通信手段と
    を有する通信システム。
  5. 無線LANのアクセス可能エリア内か否かを検知する検知ステップと、
    前記無線LANのアクセス可能エリア内であることを検知すると、無線LANを介してインスタントメッセンジャーサーバーに接続し、インスタントメッセンジャーサービスにより他のクライアント端末とメッセージ通信を行う通信ステップと
    を有する通信方法。
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