JP2020144818A - サーバの制御方法、サーバ、およびサーバの制御プログラム - Google Patents

サーバの制御方法、サーバ、およびサーバの制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】グループへの投稿内容に基づく予定調整メッセージを提供し、グループのメンバに予定の決定を促すことができる予定調整システムを提供する。【解決手段】サーバに対応するアカウントが属するグループを宛先としてグループチャット管理装置が受信したメッセージをグループチャット管理装置から受信し、受信したメッセージの内容が、グループに属するユーザに共通の予定に関連すると判定された場合、受信したメッセージの内容に基づいて、当該予定の詳細を決定するための問い掛けを含む予定調整メッセージを作成し、予定調整メッセージを、サーバに対応するアカウントがグループに投稿するメッセージとしてグループチャット管理装置に送信するよう、サーバを制御する。【選択図】図1

Description

本発明は、サーバの制御方法、サーバ、およびサーバの制御プログラムに関する。
SNS(Social Networking Service)にメッセージを投稿することにより、グループに属する複数のユーザの予定の調整を行う場合がある。予定調整における利便性向上のため、グループに投稿されたメッセージ内容に基づいて、ユーザ端末のメッセージ表示画面に推奨情報を表示するサーバが知られている。
例えば、特許文献1には、複数のユーザから投稿されたメッセージが掲載されるルームからメッセージのログを収集し、ログから抽出されたキーワードに基づいて施設を検索し、検索された施設のレコメンドをルームに表示させるレコメンド装置が記載されている。
特開2015−005058号公報
特許文献1のレコメンド装置では、ルームにユーザが投稿するメッセージとは別に、候補施設を提示するレコメンドが表示される。ユーザは、予定を調整するために、レコメンドを参照した上で別途メッセージを投稿する必要がある。
そこで、本発明では、グループへの投稿内容に基づく予定調整メッセージを提供し、グループのメンバに予定の決定を促すことができるサーバの制御方法、サーバ、およびサーバの制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明にかかるサーバの制御方法は、グループチャット管理装置と接続可能なサーバの制御方法であって、サーバが、サーバに対応するアカウントが属するグループを宛先としてグループチャット管理装置が受信したメッセージをグループチャット管理装置から受信し、受信したメッセージの内容が、グループに属するユーザに共通の予定に関連すると判定された場合、受信したメッセージの内容に基づいて、当該予定の詳細を決定するための問い掛けを含む予定調整メッセージを作成し、予定調整メッセージを、サーバに対応するアカウントがグループに投稿するメッセージとしてグループチャット管理装置に送信する、ことを含む。
また、本発明にかかる制御方法では、サーバは、サーバに対応するアカウントがグループに招待されたことを通知する招待通知をグループチャット管理装置から受信した場合、招待通知を承諾する承諾通知をグループチャット管理装置に送信し、承諾通知がグループチャット管理装置により受信されるまでにグループについてグループチャット管理装置が受信したメッセージをグループチャット管理装置から受信することが好ましい。
また、本発明にかかる制御方法では、作成において、サーバは、メッセージが予め定められた複数のキーワードを2以上含む場合、当該メッセージの内容が共通の予定に関連すると判定することが好ましい。
また、本発明にかかる制御方法では、作成において、サーバは、共通の予定の日時、場所、人数のうち少なくとも1つについて、メッセージの内容に基づき候補を特定し、当該候補を承諾するか否かの問い掛けを予定調整メッセージとして作成することが好ましい。
また、本発明にかかる制御方法では、サーバが、予定調整メッセージに対する各ユーザからの承諾可否回答を受け付け、受け付けた複数の承諾可否回答がすべて承諾可である場合、当該候補により予定を確定することが好ましい。
また、本発明にかかる制御方法では、サーバが、予定調整メッセージに対する各ユーザからの承諾可否回答を受け付け、受け付けた複数の承諾可否回答に承諾不可が含まれる場合、予定の決定をサーバに対応するアカウントに任せる旨の回答を選択可能な予定調整メッセージを作成し、グループチャット管理装置に送信することが好ましい。
また、本発明にかかる制御方法では、受信において、サーバが、予め定められたグループについてグループチャット管理装置が受信したメッセージのみをグループチャット管理装置から受信することが好ましい。
また、本発明にかかる制御方法では、予定調整メッセージは、ユーザの操作に応じてサーバに調整停止要求信号を送信する停止要求リンクを含み、サーバは、送信した予定調整メッセージに対して調整停止要求信号を受信した場合、当該予定調整メッセージに関連する予定について、以降の予定調整メッセージの作成および送信を停止することが好ましい。
本発明にかかるサーバは、グループチャット管理装置と接続可能なサーバであって、サーバに対応するアカウントが属するグループについてグループチャット管理装置が受信したメッセージをグループチャット管理装置から受信するメッセージ受信部と、受信したメッセージの内容が、グループに属するユーザに共通の予定に関連すると判定された場合、受信したメッセージの内容に基づいて、当該予定の詳細を決定するための問い掛けを含む予定調整メッセージを作成する予定調整メッセージ作成部と、予定調整メッセージを、サーバに対応するアカウントがグループに投稿するメッセージとしてグループチャット管理装置に送信する予定調整メッセージ送信部と、を備える。
本発明にかかるサーバの制御プログラムは、サーバに、グループチャット管理装置と接続可能なサーバの制御プログラムであって、サーバに、サーバに対応するアカウントが属するグループについてグループチャット管理装置が受信したメッセージをグループチャット管理装置から受信し、受信したメッセージの内容が、グループに属するユーザに共通の予定に関連すると判定された場合、受信したメッセージの内容に基づいて、当該予定の詳細を決定するための問い掛けを含む予定調整メッセージを作成し、予定調整メッセージを、サーバに対応するアカウントがグループに投稿するメッセージとしてグループチャット管理装置に送信する処理を、実行させる。
本発明によると、グループへの投稿内容に基づく予定調整メッセージを提供し、グループのメンバに予定の決定を促すようサーバを制御することができる。
予定調整システムの動作概要を示す模式図である。 予定調整システムの概略構成を示す模式図である。 サーバの概略構成を示す模式図である。 グループチャット管理装置の概略構成を示す模式図である。 端末の概略構成を示す模式図である。 サーバに対応するアカウントがグループに参加するときの動作シーケンス図である。 予定調整システムの予定調整メッセージ作成シーケンス図である。 グループチャット表示画面の例を示す図である。 グループチャット表示画面の他の例を示す図である。 予定調整システムの予定調整シーケンス図である。 予定再調整メッセージの例を示す図である。 予定調整メッセージの他の例を示す図である。 予定調整メッセージの他の例を示す図である。
以下、図面を参照してサーバの制御方法、サーバおよびサーバの制御プログラムについて詳細に説明する。ただし、本発明は図面または以下に記載される実施形態には限定されないことを理解されたい。
本開示の予定調整システムでは、グループチャット管理装置がユーザの保有する端末からのメッセージの送信を受け付けて、同じグループに属するユーザの保有する端末にメッセージを送信する。サーバはグループチャット管理装置からメッセージを受信し、受信したメッセージの内容が、同じグループに属するユーザに共通の予定に関連するか否かを判定する。受信したメッセージの内容が、同じグループに属するユーザに共通の予定に関連すると判定された場合、サーバは予定の詳細を決定するための問い掛けを含む予定調整メッセージを作成し、グループチャット管理装置に送信する。これにより、本開示の予定調整システムは、グループへの投稿内容に基づく予定調整メッセージを提供し、グループのメンバに予定の決定を促すことができる。
図1は、予定調整システム1の動作概要を示す模式図である。
予定調整システム1は、サーバ2と、グループチャット管理装置3と、端末4と、ネットワーク5とを有する。予定調整システム1において、サーバ2、グループチャット管理装置3および端末4は、ネットワーク5を介して互いに接続される。
グループXに属するユーザP〜Sは、端末4をそれぞれ保有している。ユーザP〜Sは、端末4をそれぞれ用いてメッセージを作成し、グループXを宛先として、ネットワーク5を介してグループチャット管理装置3に送信する(矢印A)。グループチャット管理装置3は、ユーザP〜Sから受信したメッセージを、グループXに属する送信者以外のユーザに送信する。これにより、ユーザP〜Sは、メッセージをグループXの中で共有することができる。
サーバ2は、グループチャット管理装置3からネットワーク5を介して、サーバ2に対応するアカウントが属するグループを宛先としてグループチャット管理装置3が受信したメッセージを受信する(矢印B)。図1の例では、サーバ2に対応するアカウントはグループXに属しており、サーバ2はグループXにおいて送受信されたメッセージを受信する。
サーバ2は、受信したメッセージの内容が、グループに属するユーザに共通の予定に関連するか否かを判定する。図1の例では、グループXにおいて送受信されたメッセージは、グループメンバが参加する飲み会の予定に関連している。受信したメッセージの内容が、グループに属するユーザに共通の予定に関連すると判定した場合、サーバ2は予定調整メッセージを作成し、ネットワーク5を介してグループチャット管理装置3に送信する(矢印C)。予定調整メッセージは、予定の詳細を決定するための問い掛けを含むメッセージである。図1の例では、サーバ2が送信するメッセージには、飲み会の日時を決定するための問い掛けが含まれている。
グループチャット管理装置3は、受信した予定調整メッセージを、当該グループに属するメンバから送信されるメッセージと同様に、当該グループに属するサーバ2以外のメンバの保有する端末4に、ネットワーク5を介して送信する(矢印D)。ユーザP〜Sは、端末4に送信された予定調整メッセージを参照し、問い掛けに答えるメッセージをグループチャット管理装置3に送信する。
このように、本実施形態にかかるサーバ2を含む予定調整システム1は、グループへの投稿内容に基づく予定調整メッセージを提供し、グループのメンバに予定の決定を促すことができる。
図2は、予定調整システム1の概略構成を示す模式図である。
予定調整システム1は、サーバ2と、グループチャット管理装置3と、端末4−1〜4〜4(あわせて「端末4」ともいう)と、ネットワーク5とを有する。予定調整システム1において、サーバ2、グループチャット管理装置3および端末4は、ネットワーク5を介して互いに接続される。図2は端末4が4台である例を示しているが、端末数はこれに限定されず、グループに属するユーザの人数に応じて変動してよい。例えば、2人のユーザが属するグループにおいて、各ユーザに対応する2台の端末4がサーバ2に接続される場合であっても、予定調整システム1はグループのメンバに予定の決定を促すことができる。
ネットワーク5は、サーバ2、グループチャット管理装置3および端末4を通信可能に接続する。ネットワーク5は、例えばTCP/IP(Transport Control Protocol / Internet Protocol)による通信が行われるインターネットである。ネットワーク5により通信する機器は、有線または無線によって接続される。無線による接続は、例えばIEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11acなどの無線LAN(Local Area Network)接続であってよい。無線による接続は、また、4G(4th Generation)回線、5G(5th Generation)回線などの無線WAN(Wide Area Network)接続であってよい。
図3は、サーバ2の概略構成を示す模式図である。
サーバ2は、グループチャット管理装置3と接続し、グループチャット管理装置3からメッセージを受信し、グループチャット管理装置3に予定調整メッセージを送信する。そのために、サーバ2は、サーバ通信部21と、サーバ記憶部22と、サーバ処理部23とを備える。
サーバ通信部21は、サーバ2をネットワーク5に接続するための通信インタフェース回路を有する。サーバ通信部21は、グループチャット管理装置3等から受信したデータをサーバ処理部23に供給する。また、サーバ通信部21は、サーバ処理部23から供給されたデータをグループチャット管理装置3等に送信する。
サーバ記憶部22は、例えば、半導体メモリ、磁気ディスク装置および光ディスク装置のうちの少なくとも1つを有する。サーバ記憶部22は、サーバ処理部23による処理に用いられるドライバプログラム、オペレーティングシステムプログラム、アプリケーションプログラム、データ等を記憶する。例えば、サーバ記憶部22は、ドライバプログラムとして、サーバ通信部21を制御する通信デバイスドライバプログラム等を記憶する。各種プログラムは、コンピュータ読み取り可能な可搬型記録媒体から、公知のセットアッププログラム等を用いてサーバ記憶部22にインストールされてよい。コンピュータ読み取り可能な可搬型記録媒体とは、例えばCD−ROM(Compact Disc Read-Only Memory)、DVD−ROM(DVD Read-Only Memory)等である。
サーバ処理部23は、1以上のプロセッサおよびその周辺回路を備える。サーバ処理部23は、サーバ2の全体的な動作を統括的に制御するものであり、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。サーバ処理部23は、サーバ2の各種処理がサーバ記憶部22に記憶されているプログラム等に基づいて適切な手段で実行されるように、サーバ通信部21等の動作を制御する。サーバ処理部23は、サーバ記憶部22に記憶されているプログラム(オペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行する。また、サーバ処理部23は、複数のプログラム(アプリケーションプログラム等)を並列に実行することができる。
サーバ処理部23は、メッセージ受信部231と、予定調整メッセージ作成部232と、予定調整メッセージ送信部233と、予定調整部234と、グループ管理部235とを有する。サーバ処理部23が有するこれらの各部は、サーバ処理部23が有するプロセッサ上で実行されるプログラムによって実装される機能モジュールである。あるいは、サーバ処理部23が有するこれらの各部は、独立した集積回路、マイクロプロセッサ、またはファームウェアとしてサーバ2に実装されてもよい。
図4は、グループチャット管理装置3の概略構成を示す模式図である。
グループチャット管理装置3は、サーバ2および端末4からメッセージを受信し、サーバ2および端末4にメッセージを送信する。そのために、グループチャット管理装置3は、グループチャット通信部31と、グループチャット記憶部32と、グループチャット処理部33とを備える。
グループチャット通信部31は、グループチャット管理装置3をネットワーク5に接続するための通信インタフェース回路を有する。グループチャット通信部31は、ネットワーク5から受信したデータをグループチャット処理部33に供給する。また、グループチャット通信部31は、グループチャット処理部33から供給されたデータをネットワーク5に送信する。
グループチャット記憶部32は、例えば、半導体メモリ、磁気ディスク装置および光ディスク装置のうちの少なくとも1つを有する。グループチャット記憶部32は、ネットワーク5から受信したデータ等を記憶する。
グループチャット処理部33は、1以上のプロセッサおよびその周辺回路を備える。グループチャット処理部33は、グループチャット管理装置3の全体的な動作を統括的に制御するものであり、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。グループチャット処理部33は、グループチャット通信部31およびグループチャット記憶部32の動作を制御する。
図5は、端末4の概略構成を示す模式図である。
端末4は、ネットワーク5を介してサーバ2およびグループチャット管理装置3に接続し、サーバ2およびグループチャット管理装置3と通信を行う。端末4は、受信したメッセージを表示し、ユーザの入力操作に応じて、メッセージの入力を受け付ける。そのために、端末4は、端末通信部41と、端末記憶部42と、端末操作部43と、端末表示部44と、端末処理部45とを備える。
なお、本実施形態では端末4として、多機能携帯電話(いわゆる「スマートフォン」)を想定するが、実施形態はこれに限定されない。端末4は、例えば、パーソナルコンピュータ(Personal Computer, PC)、携帯電話(いわゆる「フィーチャーフォン」)、携帯情報端末(Personal Digital Assistant, PDA)、携帯ゲーム機、携帯音楽プレーヤ、タブレット端末、タブレットPCなどの情報処理装置であってよい。
端末通信部41は、通信インタフェース回路を備え、端末4をネットワーク5に接続する。端末通信部41は、端末処理部45から供給されたデータを、ネットワークを介してサーバ2等に送信する。また、端末通信部41は、ネットワークを介してサーバ2等から受信したデータを端末処理部45に供給する。
端末記憶部42は、例えば、半導体メモリ装置を備える。端末記憶部42は、端末処理部45での処理に用いられるオペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、アプリケーションプログラム、データ等を記憶する。例えば、端末記憶部42は、ドライバプログラムとして、端末操作部43を制御する入力デバイスドライバプログラムや、端末表示部44を制御する出力デバイスドライバプログラム等を記憶する。また、端末記憶部42は、アプリケーションプログラムとして、受信したテンプレートを受信し、追加用語の入力を受け付ける追加用語指定画面を表示するための画面表示プログラム等を記憶する。また、端末記憶部42は、所定の処理にかかる一時的なデータを一時的に記憶してもよい。
端末操作部43は、端末4の操作が可能であればどのようなデバイスでもよく、例えば、ユーザのタッチを検出するために端末表示部44に重畳して設置されるタッチパネルである。また、端末操作部43は、キーボードやマウス等であってもよい。ユーザは、端末操作部43を用いて、文字や数字、記号等を入力することができる。端末操作部43は、ユーザにより操作されると、その操作に対応する信号を発生する。そして、発生した信号は、ユーザの指示として端末処理部45に供給される。
端末表示部44は、映像や画像等の表示が可能であればどのようなデバイスでもよく、例えば、液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等である。端末表示部44は、端末処理部45から供給された文字データに応じた文字や、画像データに応じた画像等を表示する。
端末処理部45は、1以上のプロセッサおよびその周辺回路を備える。端末処理部45は、端末4の全体的な動作を統括的に制御するものであり、例えば、CPUである。端末処理部45は、端末4の各種処理が端末記憶部42に記憶されているプログラムや端末操作部43への操作等に基づいて適切な手段で実行されるように、端末通信部41や端末表示部44等の動作を制御する。端末処理部45は、端末記憶部42に記憶されているプログラム(オペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行する。また、端末処理部45は、複数のプログラム(アプリケーションプログラム等)を並列に実行することができる。
端末処理部45は、少なくとも閲覧実行部451、端末送信部452等を備える。これらの各部は、端末処理部45が備えるプロセッサで実行されるプログラムにより実現される機能モジュールである。あるいは、これらの各部は、ファームウェアとして端末4に実装されてもよい。
本開示の予定調整システム1は、上述のハードウェア構成を採用することで、グループへの投稿内容に基づく予定調整メッセージを提供し、グループのメンバに予定の決定を促すようサーバを制御する。本開示の予定調整システム1によると、予定を決定するまでのメッセージの送受信回数が削減される。そのため、サーバ2、グループチャット管理装置3、および端末4における通信量および処理時間が削減され、効率的な情報処理が可能となる。
図6は、サーバに対応するアカウントがグループに参加するときの動作シーケンス図である。
サーバ2が対応するアカウントとは、予定調整メッセージをサーバ2がグループチャット管理装置3に送信するときに使用されるアカウントである。サーバ2が対応するアカウントは、メッセージの表示画面において、例えば「予定調整者」といった名称で表示される。サーバ2が対応するアカウントは、グループXへの招待に対するサーバ2の承諾回答をグループチャット管理装置3が受け付けることにより、グループXに属する。
グループチャット管理装置3のグループチャット処理部33は、ネットワーク5を介してサーバ2に招待通知を送信する(ステップS101)。招待通知は、特定されたグループに属するよう要求するグループ所属要求信号を生成するための情報であり、例えばグループ所属要求ボタンを含む画面を表示させる画面情報である。
グループチャット管理装置3は、グループXに属するユーザの保有する端末4から受信する、サーバ2に対応するアカウントをグループに招待する招待要求に応じて、招待通知をサーバ2に送信する。また、グループチャット管理装置3は、グループが新たに作成されるたびに、そのグループへの招待通知をサーバ2に送信してもよい。また、グループチャット管理装置3は、グループ内で送受信されるメッセージ数、グループ内で送受信されるメッセージの内容、サーバ2の参加を希望する旨の意思表示、その他の条件に基づいて、サーバ2に招待通知を送信するか否かを定めてもよい。また、グループチャット管理装置3は、サーバ2が対応するアカウントによる予定調整を認める旨の設定がなされているグループへの招待通知をサーバ2に送信するようにしてもよい。
招待通知を受信した場合、サーバ2のサーバ処理部23は、ネットワーク5を介して、承諾通知をグループチャット管理装置3に送信する(ステップS102)。承諾通知は、招待通知に基づいて生成されるグループ所属要求信号である。
承諾通知を受信した場合、グループチャット管理装置3は、サーバ2に対応するアカウントをグループXに属させる(ステップS103)。具体的には、グループチャット管理装置3は、グループチャット記憶部32に記憶される、グループとユーザと対応づけて記憶するグループ管理テーブルを更新し、グループXとサーバ2に対応するアカウントとを対応づける。
グループチャット管理装置3は、サーバ2に対応するアカウントをグループXに属させた後、グループXを宛先としたメッセージを受信すると、他のグループXに属するユーザの保有する端末4と同様に、サーバ2にもそのメッセージを送信する(ステップS104)。
なお、サーバ2は、グループチャット管理装置3から、承諾通知がグループチャット管理装置により受信されるまでにグループXを宛先として過去に受信した(例えば過去3日分の)メッセージを受信してもよい。このようにすることにより、サーバ2はアカウントがグループに属する前のメッセージに基づいた予定の調整を行うことができる。
本実施形態では、サーバ2に対応するアカウントがグループXに属することを条件としてグループXを宛先とするメッセージをグループチャット管理装置3からサーバ2が取得する。すなわち、サーバ2は、属していないグループを宛先とするメッセージを取得しない。
サーバ2が対応するアカウントは、グループチャット管理装置3が管理するすべてのグループに予め属していてもよい。また、サーバ2は、宛先グループに属しているか否かにかかわらず、すべてのメッセージをグループチャット管理装置3から取得してもよい。サーバ2が、宛先グループに属しているか否かにかかわらず、すべてのメッセージをグループチャット管理装置3から取得する場合、予定調整システム1は、図6に示すシーケンスを実行する必要はない。
図7は、予定調整システムの予定調整メッセージ作成シーケンス図である。
まず、端末A4−1の端末送信部452は、ネットワーク5を介してグループチャット管理装置3に、グループX宛のメッセージを送信する(ステップS201)。グループXはサーバ2が対応するアカウントが属するグループである。グループXには、端末A4−1を保有するユーザPおよび端末B4−2を保有するユーザQが属している。グループXにはユーザP、ユーザQ以外のユーザが属していてもよい。
グループチャット管理装置3のグループチャット処理部33は、ネットワーク5を介して、端末B4−2に、受信したメッセージを送信する(ステップS202)。端末B4−2は、グループXに属するユーザに関連づけられた端末である。端末B4−2の閲覧実行部451は、受信したメッセージを端末表示部44に表示する(ステップS203)。
また、グループチャット管理装置3のグループチャット処理部33は、サーバ2に対応するアカウントが属するグループXを宛先として端末A4−1から受信したメッセージを、ネットワーク5を介してサーバ2に送信する(ステップS204)。
サーバ2のメッセージ受信部231は、ネットワーク5を介してグループチャット管理装置3からメッセージを受信する(ステップS205)。そして、メッセージ受信部231は、受信したメッセージの内容が、グループXに属するユーザに共通の予定に関連するか否かを判定する(ステップS206)。
メッセージの内容がユーザに共通の予定に関連するか否かの判定は、メッセージ受信部231がメッセージに、サーバ記憶部22に記憶された予め定められたキーワード(例えば「今度」「食事」「お祝い」など)が含まれているか否かを判定することにより行われる。このとき、メッセージ受信部231は、予め定められた複数のキーワードを2つ以上含む場合、メッセージの内容が共通の予定に関連すると判定してもよい。このようにすると、キーワードを1つ含み共通の予定に関連しないメッセージが共通の予定に関連しないメッセージと判定されることを抑制できる。また、メッセージ受信部231はメッセージの内容がユーザに共通の予定に関連するか否かの判定を、教師データにより学習した人工知能による判定など、その他の手法により行ってもよい。
図8は、グループチャット表示画面の例を示す図である。
グループチャット表示画面441は、端末4の端末表示部44に表示される画面である。グループチャット表示画面441は、グループ名表示領域4410と、メッセージ表示領域4411とを有する。
グループ名表示領域4410には、ユーザが属しているグループのうち、現在やりとりしているメッセージの送受信対象となるグループが表示される。メッセージ表示領域4411には、グループ名表示領域4410に表示されたグループについて送受信されたメッセージが表示される。各メッセージは、送信者および送信時刻とともに表示されるが、表示形態は図8の例に限定されない。また、各メッセージは、送信者および送信時刻とともに表示されない形態で表示されてもよい。
図8の例で、ユーザPは近い将来の飲み会の開催を地域候補とともに提案し、ユーザQはユーザPの提案に反対することなく具体的な候補日付を提案している。そして、ユーザRおよびSは、ユーザPおよびQの提案に反対することなく、具体的な店舗ジャンルを提案している。このようなメッセージの内容に基づいて、メッセージ受信部231は、メッセージの内容がグループXに属するユーザに共通の予定に関連すると判断する。
図7に戻り、受信したメッセージの内容がグループXに属するユーザに共通の予定に関連すると判定されない場合(ステップS206:N)、サーバ処理部23の処理はステップS205の前に戻り、新たなメッセージの受信を待つ。一方、受信したメッセージの内容がグループXに属するユーザに共通の予定に関連すると判定された場合(ステップS206:Y)、予定調整メッセージ作成部232は、受信したメッセージの内容に基づいて予定調整メッセージを作成する(ステップS207)。予定調整メッセージは、予定の詳細を決定するための問い掛けを含むメッセージである。
図9は、グループチャット表示画面の他の例を示す図である。
グループチャット表示画面442は、グループチャット管理装置3から予定調整メッセージを受信した後の端末4の端末表示部44に表示される画面である。グループチャット表示画面442は、グループ名表示領域4420と、メッセージ表示領域4421とを有する。グループチャット表示画面442は、メッセージ表示領域4421に予定調整メッセージ4421−1、4421−2が表示されている点を除いてグループチャット表示画面441と同一であるので、同一な要素の説明は省略する。
予定調整メッセージは、予定の詳細を決定するための問い掛けを含むメッセージである。予定調整メッセージは、サーバ2により作成されてグループチャット管理装置3に送信され、グループチャット管理装置3から端末4に送信される。
予定調整メッセージ4421−1は、グループXに属するユーザに対し、予定の詳細を決定するための調整の承諾を求める問い掛けを含むメッセージである。図9の例では、予定調整メッセージ4421−1に対する、グループXに属するユーザからの回答メッセージが所定時間(10分間)行われていない。この場合、サーバ2は、黙示的な許諾が得られたものとして新たな予定調整メッセージ4421−2を作成し、送信する。
グループXに属するユーザは、調整の承諾を求める予定調整メッセージ4421−1に対し、承諾または拒否を示す回答メッセージを送信してもよい。回答メッセージは、端末4からネットワークを介してグループチャット管理装置3に送信され、グループチャット管理装置3からサーバ2に送信される。サーバ2は、拒否を示す回答メッセージを受信した場合、予定調整メッセージの作成を終了する。また、サーバ2は、グループXに属するユーザの半数など、所定数を超える数の拒否を示す回答メッセージを受信した場合に、予定調整メッセージの作成を終了してもよい。
また、サーバ2は、グループXに属するユーザの半数など、所定数を超える数の承諾を示す回答メッセージを受信した場合に、次の予定調整メッセージの作成および送信を行うようにしてもよい。
予定調整メッセージ4421−2は、グループXに属するユーザに対し、予定の詳細を提案し、提案に対する承諾を求める問い掛けを含むメッセージである。図9の例では、予定調整メッセージ4421−2は、飲み会の具体的な開催日時を提案し、承諾を求めている。
予定調整メッセージ4421−2は、予定は、日時の他、場所または人数の候補を特定して提案するメッセージであってもよい。
図7に戻り、サーバ2の予定調整メッセージ送信部は、ネットワーク5を介して、作成した予定調整メッセージをグループチャット管理装置3に送信する(ステップS208)。
グループチャット管理装置3のグループチャット処理部33は、ネットワーク5を介して、端末A4−1および端末B4−2に、受信したメッセージを送信する(ステップS209、S211)。端末A4−1および端末B4−2の閲覧実行部451は、受信したメッセージを端末表示部44に表示する(ステップS210、S212)。
図10は、予定調整システムの予定調整シーケンスを示す図である。
予定調整システム1は、図9に示した予定調整メッセージ作成シーケンスにより作成し送信された予定調整メッセージに基づいて予定の調整を行う。まず、端末A4−1および端末B4−2のうち少なくとも1つ(以下、「端末4」という)の端末送信部452は、予定調整メッセージで提案された内容に承諾するか否かの回答を、ネットワーク5を介してグループチャット管理装置3に送信する(ステップS301、S302)。
端末4から承諾可否回答を受信した場合、グループチャット管理装置3のグループチャット処理部33は、ネットワーク5を介して、受信した承諾可否回答をサーバ2に送信する(ステップS303)。
サーバ2のメッセージ受信部231は、ネットワーク5を介してグループチャット管理装置3から承諾可否回答を受信する(ステップS304)。そして、予定調整部234は、受信した承諾可否回答が、調整停止要求を含むか否かを判定する(ステップS305)。
承諾可否回答が調整停止要求を含むか否かの判定は、予定調整部234がメッセージに、サーバ記憶部22に予め記憶されたキーワード(例えば「調整不要」など)が含まれているか否かを判定することにより行われる。また、予定調整部234は、承諾可否回答が調整停止要求を含むか否かの判定を、教師データにより学習した人工知能による判定など、その他の手法により行ってもよい。
受信した承諾可否回答の内容が調整停止要求を含むと判定された場合(ステップS305:Y)、サーバ処理部23の処理は終了する。受信した承諾可否回答の内容が調整停止要求を含まないと判定された場合(ステップS305:N)、予定調整部234は、承諾可否回答が送信した予定調整メッセージに含まれる提案への承諾不可を含むか否かを判定する(ステップS306)。
承諾可否回答が送信した予定調整メッセージに含まれる提案への承諾不可を含むか否かの判定は、予定調整部234がメッセージに、サーバ記憶部22に予め記憶されたキーワード(例えば「その時間は無理」など)が含まれているか否かを判定することにより行われる。また、予定調整部234は、承諾可否回答が送信した予定調整メッセージに含まれる提案への承諾不可を含むか否かの判定を、教師データにより学習した人工知能による判定など、その他の手法により行ってもよい。
承諾可否回答が送信した予定調整メッセージに含まれる提案への承諾不可を含むと判定された場合(ステップS306:Y)、予定調整部234は、予定再調整メッセージを作成する(ステップS307)。予定再調整メッセージは、予定の決定をサーバ2に対応するアカウントに任せる旨の回答を選択可能とするメッセージである。予定再調整メッセージは、予定調整メッセージに含まれる条件と異なる条件の承諾可否の問い掛けを含んでいてもよい。
図11は、予定再調整メッセージの例を示す例である。
予定再調整メッセージ4431は、予定調整メッセージに対する承諾可否回答状況4431aと、予定の決定をサーバに対応するアカウントに任せるか否かの問い掛け4431bと、問い掛けに対する選択回答領域4431cとを含む。
端末4の端末表示部44に表示された予定再調整メッセージ4431を視認したユーザが、選択回答領域4431cに対して所定の操作を行うことにより、端末4の端末送信部452は、予定再調整メッセージ4431に対する承諾可否回答を送信する。
図10に戻り、予定調整部234は、ネットワーク5を介して、予定再調整メッセージをグループチャット管理装置3に送信する(ステップS308)。その後、サーバ2の処理はステップS304に戻る。
グループチャット管理装置3のグループチャット処理部33は、ネットワーク5を介して、端末A4−1および端末B4−2に、受信した予定再調整メッセージを送信する(ステップS309、S311)。端末A4−1および端末B4−2の閲覧実行部451は、受信した予定再調整メッセージを端末表示部44に表示する(ステップS310、S312)。その後、端末A4−1および端末B4−2の処理は、ステップS301、S302に戻る。
承諾可否回答が送信した予定調整メッセージに含まれる提案への承諾不可を含むと判定されない場合(ステップS306:N)、予定調整部234は、提案した条件により予定を確定し、一連の処理を終了する。予定の確定とは、例えば予定調整部234が、グループXと提案した条件とを関連づけてサーバ記憶部22に記憶することである。また、予定調整部234は、提案した条件に従って、ネットワーク5を介して必要な施設(飲食店等)に対する予約を実行してもよい。
以上詳述したとおり、予定調整システム1は、グループへの投稿内容に基づく予定調整メッセージを提供し、グループのメンバに予定の決定を促すことができる。
なお、本実施形態を変形した予定調整システムも実施可能である。
図12は、予定調整メッセージの他の例を示す図である。
例えば、予定調整システムのある変形例では、予定調整メッセージ作成部232は、図9に示す予定調整メッセージ4421−1に代えて、図12に示す予定調整メッセージ4421−1′を作成してもよい。
予定調整メッセージ4421−1′は、調整の承諾を求める問い掛けに加えて、承諾を示す承諾可否回答通知を送信するための承諾領域4421−1′aと、拒否を示す承諾可否回答通知を送信するための拒否領域4421−1′bとを有する。ユーザが端末操作部43を介して、承諾領域4421−1′aまたは拒否領域4421−1′bを指定した所定の操作(タップ、マウスクリック等)を行うことにより、端末送信部452がそれぞれ対応する承諾可否通知を送信する。
このような予定調整メッセージ4421−1′を作成することにより、本変形例の予定調整システムでは、ユーザが承諾可否通知の文章を入力する必要がないため、予定調整のためのユーザの負担をより軽減することができる。
本変形例において、承諾可否通知は、サーバ2に送信される。例えば、承諾領域4421−1′aおよび拒否領域4421−1′bにはそれぞれ、サーバ2をホストとするURL(Uniform Resource Locater)が設定されている。承諾領域4421−1′aまたは拒否領域4421−1′bを指定した所定の操作に応じて、端末送信部452は、サーバ2との間でHTTP(Hyper-Text Transport Protocol)等のプロトコルに従った通信を行う。
このような予定調整メッセージ4421−1′を作成することにより、本変形例の予定調整システムでは、承諾可否通知がグループチャット管理装置3を介することなくサーバ2に送信される。そのため、本変形例の予定調整システムでは、承諾可否通知を端末4が送信してからサーバ2が受信するまでの時間が短縮されるとともに、グループチャット管理装置3の負荷が軽減される。
図13は、予定調整メッセージの他の例を示す図である。
例えば、予定調整システムのある変形例では、予定調整メッセージ作成部232は、図9に示す予定調整メッセージ4421−2に代えて、図13に示す予定調整メッセージ4421−2′を作成してもよい。
予定調整メッセージ4421−2′は、グループXに属するユーザに対し、予定の詳細な提案に対する承諾を求める問い掛けに加えて、承諾を示す承諾可否回答通知を送信するための承諾領域4421−2′aと、拒否を示す承諾可否回答通知を送信するための拒否領域4421−2′bとを有する。承諾領域4421−2′aおよび拒否領域4421−2′bの構成および動作は、図12で説明した承諾領域4421−1′aおよび拒否領域4421−1′bと同様であるので、詳細な説明を省略する。
本実施形態の予定調整システム1および上述の変形例では、グループチャット管理装置3は、メッセージとしてテキスト情報をメッセージとして端末4およびサーバ2との間で送受信する。しかし、グループチャット管理装置3の送受信するメッセージは、ユーザ間での意思疎通に用いられる情報であれば足り、テキスト情報に限定されない。
例えば、予定調整システムのある変形例では、グループチャット管理装置3は、音声情報をメッセージとして端末4およびサーバ2との間で送受信する。この場合、サーバ2は、グループチャット管理装置3からメッセージとして音声情報を受信する。サーバ2は、受信した音声情報を音声認識装置に供給し、対応するテキスト情報を取得する。サーバ2は、取得したメッセージの内容に基づいて作成した予定調整メッセージを音声合成装置に供給し、予定調整メッセージに対応する音声情報をグループチャット管理装置3に送信する。ユーザは、端末4がグループチャット管理装置3から受信した予定調整メッセージの音声情報に対応する音声を聴取する。このようにして、予定調整システムはグループのメンバに予定の決定を促すことができる。
また、サーバ2は、メッセージとして受信した音声情報に基づいて、予定調整メッセージのテキスト情報を作成し、グループチャット管理装置3に送信してもよい。
また、サーバ2は、グループチャット管理装置3との間で、映像情報をメッセージとして送受信してもよい。
当業者は、本発明の精神および範囲から外れることなく、種々の変更、置換および修正をこれに加えることが可能であることを理解されたい。
1 予定調整システム
2 サーバ
231 メッセージ受信部
232 予定調整メッセージ作成部
233 予定調整メッセージ送信部
234 予定調整部
3 グループチャット管理装置
4 端末
5 ネットワーク

Claims (10)

  1. グループチャット管理装置と接続可能なサーバの制御方法であって、
    前記サーバが、
    前記サーバに対応するアカウントが属するグループを宛先として前記グループチャット管理装置が受信したメッセージを前記グループチャット管理装置から受信し、
    前記受信したメッセージの内容が、前記グループに属するユーザに共通の予定に関連すると判定された場合、前記受信したメッセージの内容に基づいて、当該予定の詳細を決定するための問い掛けを含む予定調整メッセージを作成し、
    前記予定調整メッセージを、前記サーバに対応するアカウントが前記グループに投稿するメッセージとして前記グループチャット管理装置に送信する、
    ことを含むサーバの制御方法。
  2. 前記サーバは、前記サーバに対応するアカウントが前記グループに招待されたことを通知する招待通知を前記グループチャット管理装置から受信した場合、前記招待通知を承諾する承諾通知を前記グループチャット管理装置に送信し、前記承諾通知が前記グループチャット管理装置により受信されるまでに前記グループについて前記グループチャット管理装置が受信したメッセージを前記グループチャット管理装置から受信する、請求項1に記載の制御方法。
  3. 前記作成において、前記サーバは、前記メッセージが予め定められた複数のキーワードを2以上含む場合、当該メッセージの内容が前記共通の予定に関連すると判定する、請求項1に記載の制御方法。
  4. 前記作成において、前記サーバは、前記共通の予定の日時、場所、人数のうち少なくとも1つについて、前記メッセージの内容に基づき候補を特定し、当該候補を承諾するか否かの問い掛けを前記予定調整メッセージとして作成する、請求項1ないし3のいずれか一項に記載の制御方法。
  5. 前記サーバが、前記予定調整メッセージに対する各ユーザからの承諾可否回答を受け付け、
    受け付けた複数の承諾可否回答がすべて承諾可である場合、当該候補により予定を確定する、請求項4に記載の制御方法。
  6. 前記サーバが、前記予定調整メッセージに対する各ユーザからの承諾可否回答を受け付け、
    受け付けた複数の承諾可否回答に承諾不可が含まれる場合、前記予定の決定を前記サーバに対応するアカウントに任せる旨の回答を選択可能な予定調整メッセージを作成し、前記グループチャット管理装置に送信する、請求項4に記載の制御方法。
  7. 前記受信において、前記サーバが、予め定められたグループについて前記グループチャット管理装置が受信したメッセージのみを前記グループチャット管理装置から受信する、請求項1ないし6のいずれか一項に記載の制御方法。
  8. 前記予定調整メッセージは、ユーザの操作に応じて前記サーバに調整停止要求信号を送信する停止要求リンクを含み、
    前記サーバは、送信した予定調整メッセージに対して前記調整停止要求信号を受信した場合、当該予定調整メッセージに関連する予定について、以降の予定調整メッセージの作成および送信を停止する、請求項1ないし7のいずれか一項に記載の制御方法。
  9. グループチャット管理装置と接続可能なサーバであって、
    前記サーバは、
    前記サーバに対応するアカウントが属するグループについて前記グループチャット管理装置が受信したメッセージを前記グループチャット管理装置から受信するメッセージ受信部と、
    前記受信したメッセージの内容が、前記グループに属するユーザに共通の予定に関連すると判定された場合、前記受信したメッセージの内容に基づいて、当該予定の詳細を決定するための問い掛けを含む予定調整メッセージを作成する予定調整メッセージ作成部と、
    前記予定調整メッセージを、前記サーバに対応するアカウントが前記グループに投稿するメッセージとして前記グループチャット管理装置に送信する予定調整メッセージ送信部と、
    を備えるサーバ。
  10. グループチャット管理装置と接続可能なサーバの制御プログラムであって、
    前記サーバに、
    前記サーバに対応するアカウントが属するグループについて前記グループチャット管理装置が受信したメッセージを前記グループチャット管理装置から受信し、
    前記受信したメッセージの内容が、前記グループに属するユーザに共通の予定に関連すると判定された場合、前記受信したメッセージの内容に基づいて、当該予定の詳細を決定するための問い掛けを含む予定調整メッセージを作成し、
    前記予定調整メッセージを、前記サーバに対応するアカウントが前記グループに投稿するメッセージとして前記グループチャット管理装置に送信する、
    ことを実行させるサーバの制御プログラム。
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