JP2004192273A - ジョブ管理システム - Google Patents

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Takanori Masui
隆徳 益井
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Abstract

【課題】プリンタ等のジョブ処理装置等の装置が複数接続されるネットワークにおいて、各装置に対する各ユーザーのジョブ実行権限の管理を容易にする。
【解決手段】各ユーザーが各プリンタ200を利用できるか否かを管理サーバー300の印刷実行権設定部303に登録する。クライアント100はユーザーからの印刷指示に応じ、管理サーバー300にユーザー名と使用したいプリンタ名を含む印刷要求を送る。これを受けた管理サーバー300は、印刷実行権設定部303に基づきそのユーザーがそのプリンタを使用可能か否かを判定し、使用可能であればその旨をその要求に付与した一意な識別子と共にクライアント100に返す。クライアント100はその識別子と印刷データを、使用したいプリンタ200に対して送信する。プリンタ200はその識別子を管理サーバー300に送ってその印刷指示が正当なものかを確認し、正当であれば印刷を実行する。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークに接続された複数のユーザーから、プリンタ等の複数のジョブ処理装置を共有するシステムにおける、各ジョブ処理装置の各ユーザーの使用制限などの管理のための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、ネットワークに複数のクライアントとプリンタが接続され、複数のユーザーがプリンタを共有可能な印刷システムが一般に知られている。クライアントでは、印刷すべき所望の文書の印刷データを生成し、これをネットワーク上で共有されるプリンタに送信して印刷することができる。このような印刷システムでは、クライアントから要求される印刷の実行制限は、各プリンタ毎に設定されるプリント制限設定情報に基づいて制御されていた。例えば、プリンタに印刷を許可するユーザー名のリストを登録しておき、プリンタがクライアントからユーザー名と印刷データを受信した場合に、そのユーザーが印刷許可されているかを判定し、印刷が許可されている場合にのみ印刷を実行し、そうでない場合には印刷の実行を拒絶していた。また、プリンタで印刷が実行された場合には、その印刷ジョブのジョブログ(ジョブの実行記録)をプリンタ毎に記憶していた。
【0003】
ところで、クライアントからプリンタに送信される印刷ジョブ要求(一般に、印刷実行指示と印刷対象のデータを含む)には、そのジョブを発行したユーザーのユーザー名や文書名が設定されている。プリンタの中には、実行中の印刷ジョブがある場合に、図1に示すように、実行中のジョブに設定されているユーザー名や文書名などの情報をプリンタの操作パネルに表示し、現在実行中のジョブのユーザー名や文書名がプリンタの目前にいるユーザーに判断できるようにしているものがあった。
【0004】
また、プリンタの中には、記憶しているジョブログをユーザーの要求によって操作パネルに表示したり、印刷出力したりすることが可能なものもある。このジョブログの出力には、例えば、図2に示すように、ジョブの状態やジョブの終了時間に加えて、そのジョブのユーザー名や文書名などが示されることが多い。
【0005】
また、印刷ジョブの内容識別の簡易化と情報の秘匿化を両立するために、クライアントのジョブ状態表示要求に応じて、プリンタで印刷データから生成した各ジョブのプレビュー画像を生成し、それぞれのジョブの発行者の暗号鍵で暗号化した上で、それら各ジョブの状態情報と共にネットワークを介してクライアントに提供するシステムが提案されている(特許文献1参照)。クライアント側でこのプレビュー画像を復号して表示することで、アプリケーションが自動付与したジョブ名よりも各印刷ジョブの内容がよく分かり、しかもジョブ状態表示要求者には自分のジョブのプレビュー画像しか見えない。
【0006】
【特許文献1】
特開平10−301727号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来のプリンタでは、印刷制限の設定情報を各プリンタに個別に設定していた。複数のプリンタをLAN(ローカルエリアネットワーク)に接続し、複数のユーザがそれらプリンタを利用するような環境では、各プリンタに個別に印刷制限の設定を行っていたのでは非常に手間がかかり、管理負担が大きいという問題があった。
【0008】
また、印刷ジョブのユーザー名や文書名は、ユーザーがどのような文書を印刷しているかを示す。このためジョブのユーザー名や文書名などのユーザーのプライバシーに関する情報が、プリンタの操作パネルに表示されたり、ジョブログとして印刷出力されたりすると、誰がいつどんな印刷ジョブを実行したかといったユーザーのプライバシーに関わる情報が第三者に暴露されたり、ユーザーが印刷する文書の文書名から機密情報が第三者に推測されたりして、セキュリティ上の問題となる場合もあり得る。
【0009】
ところが従来のプリンタを用いたシステムでは、そのようなプライバシーに関連する情報がプリンタに直接通知されプリンタで管理されていたので、印刷するプリンタによっては、そのようなプライバシー関連の情報がプリンタの操作パネルやジョブログに表示されてしまい、プライバシー保護の観点から改良の余地があった。
【0010】
上記特許文献1の技術では、各ジョブ発行者のプライバシーを保護できるものの、そのプライバシー保護はジョブ発行者以外のユーザーには情報を見せないと言う単純なものである。また、この従来技術は、プリンタが1台しかないシステムについてのものであり、複数台のプリンタの各々に対するユーザーの使用権限やプライバシー保護の設定管理については配慮が払われていない。
【0011】
以上、印刷システムを例にとって説明したが、クライアントの要求に応じて、印刷以外に原稿読取やファクシミリ送信などの各種ジョブが実行できる複合機でも、同様の実行権限管理やジョブ情報出力上の問題があった。
【0012】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、プリンタ等のジョブ処理装置でのジョブ実行制限を装置毎でなく集中管理可能なジョブ管理システムを提供することである。
【0013】
また、本発明の更なる目的は、ジョブ情報としてクライアントから送信されるユーザー名や文書名等のプライバシー関連情報が、各ジョブ処理装置の操作パネルに表示されたりジョブログとして出力されたりするのを、装置毎でなく集中管理することができるジョブ管理システムを提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明に係るシステムは、ジョブを発行するクライアント装置と、クライアント装置から発行されたジョブを実行するジョブ処理装置と、各ユーザーの各ジョブ処理装置に対する使用権限の情報を保持する管理サーバーとを含み、クライアント装置は、ユーザーから、使用対象のジョブ処理装置の指定を含むジョブの実行指示を受けた場合に、管理サーバーに対してそのユーザーがそのジョブ処理装置でそのジョブを実行可能か否かを問い合わせ、管理サーバーは、この問合せに対し前記使用権限の情報に基づいてそのユーザーがそのジョブ処理装置でそのジョブを実行可能か否かを判定し、実行可能の場合は、所定の実行許可情報をクライアント装置に返信し、この実行許可情報を受け取ったクライアント装置は、ジョブ処理要求をその実行許可情報と共に、前記使用対象のジョブ処理装置に送信し、このジョブ処理要求を受け取ったジョブ処理装置は、その要求に付随した実行許可情報に基づき、そのジョブを実行するか否かを制御する。
【0015】
このシステムによれば、各ジョブ処理装置に対する各ユーザーの使用制限が管理サーバーによって集中管理できる。
【0016】
また本発明の好適な態様では、前記クライアント装置は、実行指示を受けたジョブの所定の属性情報項目を前記管理サーバーに対して送信すると共に、前記使用対象のジョブ処理装置に対しては前記所定の属性情報項目を含まない前記ジョブ処理要求を送信し、前記管理サーバーは、前記クライアント装置から受信した前記ジョブの属性情報を記憶し、前記ジョブ処理装置は、実行するものとして受け付けたジョブについて前記所定の属性情報項目が必要な場合は、前記管理サーバーに対してそれを要求する。
【0017】
この態様によれば、また、ジョブの属性情報のうちユーザーのプライバシーに関わる情報(例えばユーザー名や文書名)等の所定の属性情報項目は、プリンタに直接送信せずに管理サーバーに送信され、管理サーバーでジョブ情報として集中管理されるので、複数のジョブ処理装置における所定の属性情報項目の開示・秘匿が集中管理できる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0019】
図3は、本発明の実施形態に係る印刷管理システムのシステム構成例を示す図である。この印刷管理システムは、ネットワーク400に接続されたクライアント100、プリンタ200および管理サーバー300を含んでいる。図において、クライアント100やプリンタ200はそれぞれ1つだけ図示されているが、本発明はもちろんこれに限定されるわけでなく、クライアントやプリンタが複数あってもよい。
【0020】
まず、クライアント100は、ユーザーが使用するパーソナルコンピュータ等の情報処理装置である。ユーザーがこのクライアント100で作成した文書を印刷しようとする場合、クライアント100のプリンタドライバ(又はこれと同等の印刷制御用のプログラム)が、管理サーバー300に印刷実行の許可を確認し、印刷実行が許可された場合に、その文書の印刷データを生成して、プリンタ200に印刷データを送信する。図3に示すクライアント100には、このプリンタドライバの機能構成を示している。
【0021】
操作表示部101は、ジョブの各種実行条件(例えば、プリント時の部数や用紙サイズなど)についての指示等を入力するために用いる、ユーザーインタフェースモジュールである。また、操作表示部101は、実行を指示した印刷ジョブの状態を表示する機能を備える。
【0022】
印刷データ送信部102は、印刷のための各種通信処理を行う機能モジュールである。印刷のための通信には、例えば、管理サーバー300への印刷実行許可の申請の送信とそれに対する応答の受信や、印刷実行が許可された場合の印刷データの送信などがある。特に、印刷データの送信の際には、管理サーバー300から取得した許可確認識別子と共にその印刷データを送信することにより、その印刷データが許可を受けた正当なものであることを示す。これら通信の詳細については後に説明する。
【0023】
印刷実行許可確認部103は、利用したいプリンタ200での印刷実行の許可を管理サーバー300に申請し、その許可又は不許可を確認するための機能モジュールである。
【0024】
印刷データ生成部104は、ユーザーの指示に応じ、印刷すべき文書の印刷データを生成する機能モジュールである。
【0025】
次に、本実施形態のプリンタ200について説明する。このプリンタ200は、管理サーバー300から印刷実行の許可を得た印刷ジョブのみを受け入れて印刷する構成となっている。このような処理のための機構を以下説明する。なお、以下に示す各機能モジュールは、印刷部204や、操作表示部207のディスプレイ等のハードウエア部分を除けば、典型的には、以下に説明する各機能・処理手順を記述したプログラムをコンピュータで実行することにより実現される。
【0026】
許可確認識別子記憶部201は、クライアント100から印刷データと一緒に送られてきた許可確認識別子のリストを記憶する部分である。許可確認識別子は、1つの印刷データ(すなわちジョブ)に対して1つ付与される。この記憶部201に記憶された各許可確認識別子に対応する各ジョブ(印刷データ)についての各種管理情報(ジョブ情報と呼ぶ)は、管理サーバー300に記憶されている。したがって、プリンタ200は、許可確認識別子のリストを管理サーバー300に送り、その識別子に対応するジョブのジョブ情報を管理サーバー300から得ることができる。プリンタ200は、このようにして管理サーバー300から取得したジョブ情報に基づき、そのプリンタ200で実行したジョブのジョブログを作成することができる。作成したジョブログは、操作表示部207に表示したり、印刷部204から印刷出力したりすることができる。
【0027】
許可有効性検証部202は、クライアント100から印刷データと共に送られてきた許可確認識別子が有効なものであるか(正当な識別子か)否かを管理サーバー300に問合せて検証する機能モジュールである。
【0028】
ジョブ情報問合せ部203は、プリンタ200が実行するジョブ又は実行したジョブのジョブ情報を管理サーバー300に問合せて取得する機能モジュールである。この問合せは、ジョブ実行中の状態表示のためや、操作表示部207又はクライアント100からジョブログ出力要求があったときに行われる。
【0029】
印刷部204は、クライアント100から受信した印刷データやジョブログを用紙に印刷出力する装置であり、プリントエンジンとも呼ばれる。
【0030】
ジョブ制御部205は、クライアント100から受け付けた印刷ジョブの実行をスケジュール制御する機能モジュールである。
【0031】
ジョブ受信部206は、クライアント100から許可確認識別子と印刷データから構成される印刷ジョブ要求を受信する機能モジュールである。
【0032】
操作表示部207は、実行中のジョブの中止指示等の操作指示を入力したり、実行中のジョブのジョブ情報やジョブログを表示したりするユーザインタフェース機構である。
【0033】
ジョブ状態通知部208は、プリンタ100で実行するジョブの状態を管理サーバー300に通知する機能モジュールである。この通知は、ジョブの実行開始やジョブの完了、或いはエラー発生など、ジョブ状態が変化するイベントが発生したタイミングで行われる。
【0034】
次に、管理サーバー300について説明する。管理サーバー300は、クライアント100からの印刷実行の許可確認要求(許可申請)に対してその許可/不許可を判断して応答すると共に、そのジョブの管理のために、各種管理情報を記録するジョブ情報エントリを作成し、これを記憶管理するサーバーである。
【0035】
ジョブ情報生成部302は、クライアント100から印刷実行の許可確認要求に応じて、その要求に係るジョブについてのジョブ情報記録エントリを生成する機能モジュールである。ジョブ情報エントリには、印刷実行許可確認要求の中に設定されている、ユーザー名や文書名などのユーザーのプライバシーに関わるデータ等の各種の情報項目がコピーされる。このジョブ情報エントリは、図示を省略した記憶装置に保存される。
【0036】
ジョブ情報更新部301は、該管理サーバー300が管理するジョブのジョブ情報の更新処理を行う機能モジュールであり、プリンタ200から送信されてくるジョブ状態通知に応じて、当該ジョブに対応するジョブ情報エントリのジョブ状態値を更新する。
【0037】
印刷実行権設定部303は、プリンタ200に対するユーザー毎の印刷実行権を設定するための機能モジュールである。印刷実行権は、図示省略したユーザインターフェースを介して管理者が操作入力する指示情報や他の装置からネットワーク400を介して送られる管理者の指示情報あるいは各ユーザ自身によって登録される情報に基づいて設定され、ユーザー毎の印刷実行の許可又は不許可といった大きな区別だけでなく、許可する場合にはその印刷枚数の制限(例えば印刷要求1回当たりの上限数や、一定期間当たりの上限累計枚数など)やカラー印刷の許可又は不許可といった詳細な許可内容なども設定することができる。この印刷実行権設定部303では、管理サーバー300が管理している各プリンタ200毎に、各ユーザーのそのプリンタに対する印刷実行権の設定内容が登録される。登録された印刷実行権の設定内容は、図示省略した記憶装置に保存される。
【0038】
印刷実行制御部304は、クライアント100から印刷実行許可確認要求を受信した場合に、印刷実行権設定部303で設定された印刷実行権に基づいて、ユーザーが要求しているプリンタ200での印刷実行が可能であるかを判定し、その結果を、クライアント100に応答する機能モジュールである。
【0039】
ジョブ情報問合せ応答部305は、クライアント100やプリンタ200からジョブ情報の問合せ要求があった場合に、その問合せに対する応答処理を行う機能モジュールである。ここで応答部305は、アクセス権設定部306で設定されたアクセス権情報に基づいて、その問合せが正当なアクセス権を持つユーザーや装置からのものかを判定し、正当と判定した場合にのみ、その問合せに対する回答(その問合せで要求されたジョブ情報)を返す。
【0040】
アクセス権設定部306は、各ユーザーや各プリンタ200が、管理サーバー300に対してジョブ情報問合せが可能か否かを示すアクセス権を設定する機能モジュールである。
【0041】
識別子生成部307は、クライアント100から印刷実行許可確認要求を受信した場合に、その印刷実行許可確認要求を識別するために、当該サーバー300で一意な許可確認識別子を生成する。
【0042】
次に、図4を参照して、クライアント100においてユーザーが操作表示部101から、所望の文書を所望のプリンタ200で印刷するための指示を行った場合の、クライアント100のプリンタドライバの処理フローを示す。
【0043】
ユーザーが操作表示部101から所望の文書の印刷を指示すると、まずステップS101で、印刷実行許可確認部103が管理サーバー300に印刷実行許可確認要求を送信し、管理サーバー300からの応答を待つ。
【0044】
この印刷実行許可確認要求のデータ内容例を図5に示す。図において、印刷実行許可確認要求500は、プリンタ名フィールド501、ユーザー名フィールド502、文書名フィールド503から構成される。プリンタ名フィールド501には、プリンタドライバに対してユーザーが指定した、文書出力先のプリンタのプリンタ名が設定される。ユーザー名フィールド502には、クライアント100で印刷を指示したユーザーのユーザー名が設定され、文書名フィールド503には、印刷する文書の文書名(例えばファイル名)が設定される。この印刷実行許可確認要求に設定されているユーザー名と文書名等の情報項目は、管理サーバー300で生成されるジョブ情報エントリにコピーされる。
【0045】
次に、ステップS102では、ステップS101で管理サーバー300からの応答データに印刷実行を許可する旨の情報が含まれているか否かを調べることで、印刷実行の許可が下りたどうかを判定する。なお、少なくとも印刷実行が許可された場合には、管理サーバー300からの応答データには、その許可の対象を示す許可確認識別子が含まれる。
【0046】
ここで、印刷実行が許可されたと判定した場合には、ステップS103に進み、印刷する文書の印刷データを印刷データ生成部104が生成する。
【0047】
そして、次に、ステップS104で、印刷データ送信部102が、ステップS101の要求に対して管理サーバー300から通知された許可確認識別子と、ステップS103で生成した印刷データとを対応付けてプリンタ200に送信し、処理を終了する。
【0048】
また、ステップS102で、管理サーバー300から印刷実行が許可されなかったと判定した場合には、その旨を操作表示部101に表示して処理を終了する。
【0049】
次に、図6を参照して、管理サーバー300がクライアント100から印刷実行許可要求を受信した場合の処理を説明する。
【0050】
管理サーバー300の印刷実行制御部304が、クライアント100から印刷実行許可確認要求を受信すると、まず、ステップS201で、識別子生成部307が、クライアント100からの印刷実行許可確認要求500を一意(管理サーバー300内で一意)に識別する許可確認識別子を生成する。ここで、許可確認識別子としては、例えば、管理サーバー300が印刷実行許可確認要求を受け付けた順に1から始まる続き番号を割り当てればよい。
【0051】
次に、ステップS202で、ジョブ情報生成部302が、その印刷許可確認要求に対応するジョブ情報のエントリを作成する。この時、ジョブ情報のエントリに、ステップS201で生成した許可確認識別子を設定する。ジョブ情報エントリ600の内容例を図7に示す。図7において、ジョブ情報エントリ600は、許可確認識別子フィールド601、プリンタ名フィールド602、ユーザー名フィールド603、文書名フィールド604、実行許可結果フィールド605、ジョブ状態フィールド606から構成される。許可確認識別子フィールド601には、前述したステップS201で生成された識別子が登録される、プリンタ名フィールド602、ユーザー名フィールド603、及び文書名フィールド604には、クライアント100からの印刷許可確認要求に含まれるプリンタ名、ユーザー名、及び文書名がそれぞれ登録される。実行許可結果フィールド605には、この後に実行される印刷実行制御部304による実行許可判定の結果が登録される。ジョブ状態フィールド606には、今後の当該ジョブの処理の進行に従って、当該ジョブの状態(例えば実行待ち、実行完了、エラーなど)が登録される。このジョブ状態は、そのジョブの実行先であるプリンタ200からの通知に応じて更新される。
【0052】
次に、ステップS203で、印刷実行制御部304が、印刷実行権設定部303に設定された印刷実行権情報に基づいて、その印刷実行を許可するかどうかを判断する。ここでは、1つの例として、印刷実行権設定部303に、印刷実行権情報として、ユーザー毎に、そのユーザーの印刷を許可するプリンタ名が設定されているとする。この例では、印刷実行制御部304は、印刷実行許可確認要求500に記載されているユーザー名502とプリンタ名501に対応するペアが印刷実行権情報に登録されているか否かにより、その印刷実行を許可するかどうかを判断する。
【0053】
印刷実行権情報として、更にユーザーに印刷を許可する上限枚数などの詳細条件が設定されている場合は(このような詳細条件を、ユーザーとプリンタの組合せごとに設定することも可能である)、次のような処理を行えばよい。すなわち、ユーザーから管理サーバー300に送る印刷許可確認要求500にそのような詳細条件の項目に対応する印刷条件(例えば印刷要求総枚数(或いは原稿ページ数と印刷部数)など)を登録する。そして、管理サーバー300では、その印刷条件がその詳細条件を満足するか否かを判定し、詳細条件を満足した場合に、印刷実行を許可する。例えば、印刷実行権情報として、そのユーザーがそのプリンタに対して1ヶ月当たりに印刷可能な枚数がN枚と設定されていた場合、管理サーバー300は、そのプリンタに対するそのユーザーの印刷出力枚数を累計し、今回要求されたジョブにより、印刷出力が1ヶ月の上限枚数Nを越える場合には、その要求に対して印刷不許可の回答を行う。
【0054】
ステップS203で、印刷実行を許可すると判定した場合には、ステップS204で、印刷実行制御部304が、ステップS202でジョブ情報生成部302が生成したジョブ情報エントリの印刷実行許可フィールド605に、印刷実行が許可された旨の情報を設定する。図7に示したジョブ情報エントリ600では、印刷実行許可フィールド605の部分に印刷実行許可が設定されている様子が示されている。
【0055】
そしてステップS205で、印刷実行制御部304が、クライアント100に、印刷実行許可の旨を示す許可判断結果情報を、許可確認識別子と一緒に通知して処理を終了する。
【0056】
また、ステップS203で、印刷実行を許可しないと判定した場合には、ステップS205で、印刷実行制御部304が、ステップS202でジョブ情報生成部302が生成したジョブ情報エントリの印刷実行許可フィールド605に、印刷実行許可の無い旨の情報を記録する。
【0057】
そしてステップS206で、印刷実行制御部304が、クライアント100に、印刷実行を許可しない旨を示す許可判断結果情報を、許可確認識別子と一緒に通知して処理を終了する。
【0058】
次に、図8を参照して、プリンタ200が、クライアント100から印刷データと許可確認識別子からなる印刷ジョブ要求を受信した場合の処理フローを説明する。
【0059】
ジョブ受信部206がクライアント100から許可確認識別子と印刷データからなる印刷ジョブ要求を受信すると、まず、ステップS301において、許可有効性検証部202が許可確認識別子を管理サーバー300に送信してその有効性を問合せる。この問合せを受けた管理サーバー300は、ジョブ情報エントリ600群を調べ、その許可確認識別子に対応するエントリ600の印刷実行許可フィールド605を調べる。そしてフィールド605が「実行許可有り」になっていれば、問合せ元のプリンタに対してその許可確認識別子が有効である旨を回答する。逆にそのフィールド605が「実行許可無し」であるか、或いはその許可確認識別子を持つエントリ600自体が存在しない場合は、その許可確認識別子が無効である旨を回答する。なお、この問合せに、許可確認識別子の他に、当該問合せ元のプリンタ名を含めたり、更に当該印刷ジョブ要求の要求元のユーザー名(場合によっては更に印刷対象の文書名を含めてもよい)を含めたりし、管理サーバー300側で、許可確認識別子とプリンタ名(及び場合によってはユーザー名や文書名)とのすべてが一致するジョブ情報エントリ600を探し、そのようなエントリ600がない場合には、問合せ対象の許可確認識別子が有効でないと判定してもよい。
【0060】
このような問合せにより、許可確認識別子が無効、つまり、印刷実行が不許可であると判定された場合には、その印刷ジョブ要求が無効であるので処理を終了する。
【0061】
一方、許可確認識別子が有効、つまり、印刷実行が許可されていると判定された場合には、ステップS302に進む。
【0062】
次に、ステップS302では、実行許可された印刷ジョブの許可確認識別子を許可確認識別子記憶部201が記憶する。ここで、許可確認識別子を記憶しておくのは、プリンタ200で実行したジョブの内容を管理サーバー300に問合せてジョブログを生成するためである。例えば、プリンタ200は50件等の所定件数分のジョブの許可確認識別子を記憶することができ、記憶した許可確認識別子に対応するジョブ情報を管理サーバー300に問合せ、この問合せに基づいてジョブログを作成することができる。作成したジョブログは、ユーザの指示に応じて、操作表示部207に表示したり、印刷部204から印刷出力したりすることができる。
【0063】
次に、ステップS303では、ステップS301での問合せ対象である印刷ジョブの実行開始に先立って、ジョブ状態通知部208がジョブを開始する旨を示す状態通知を管理サーバー300に通知する。ジョブ状態通知の内容例を図9に示す。図9のジョブ状態通知700は、プリンタ名フィールド701、許可確認識別子フィールド702、および、ジョブ状態フィールド703を含んでいる。プリンタ名フィールド701には、当該通知を発するプリンタのプリンタ名が設定され、許可確認識別子フィールド702には、当該通知の対象となるジョブの許可確認識別子が設定される。また、ジョブ状態フィールド703には、そのジョブの新たな状態を示すコードが設定される。図9の例では、ジョブ状態通知700では、プリンタ”printerA”が、許可確認識別子が0001であるジョブのジョブ状態が開始となったことを通知する内容を示している。
【0064】
これにより、管理サーバー300は、プリンタ200からジョブ開始の旨の状態通知を受信すると、許可確認識別子に対応するジョブ情報エントリ600のジョブ状態フィールドの値を「開始」に変更する。
【0065】
次に、ステップS304では、プリンタ200のジョブ制御部205が、開始通知を行った印刷ジョブを実行する。これにより、印刷データが印刷部204から印刷出力される。
【0066】
そして、この印刷ジョブの実行が終わると、ステップS305で、ジョブ状態通知部208が、印刷ジョブが完了した旨のジョブ状態通知を管理サーバー300に通知して処理を終了する。この通知も、開始通知同様、プリンタ名と許可確認識別子とジョブ状態の値とを含んだ内容である。管理サーバー300は、このような状態通知をプリンタ200から受信すると、その許可確認識別子に対応するジョブ情報エントリ600のジョブ状態フィールド606を「完了」に変更する。
【0067】
次に、図10を参照して、管理サーバー300が、プリンタ200からジョブ状態通知を受信した場合の処理を説明する。
【0068】
プリンタ200からジョブ状態通知を受信すると、ジョブ情報更新部301はまず、ステップS401で、ジョブ状態通知に設定されている許可確認識別子に対応するジョブ情報エントリ600の印刷実行許可フィールド605を調べ、そのジョブが印刷実行許可されているかどうかを判定する。
【0069】
ここで、印刷実行が許可されている場合には、ステップS402に進み、許可確認識別子に対応するジョブ情報エントリ600のジョブ状態フィールド606の値を、その状態通知のジョブ状態フィールド703に示される値に更新して、処理を終了する。
【0070】
また、ステップS401の判定で印刷実行が許可されていないと判定した場合には、ジョブ情報エントリのジョブ状態を更新せず処理を終了する。
【0071】
次に、図11を参照して、管理サーバー300が、クライアント100またはプリンタ200からジョブ情報の問合せを受信した場合の処理を説明する。
【0072】
クライアント100またはプリンタ200からジョブ状態の問合せ要求を受信すると、まず、ステップS501で、ジョブ情報問合せ応答部305が、アクセス権設定部306に設定されたアクセス権情報に基づいて、その問合せが許可されたものであるかどうかを判断する。
【0073】
アクセス権情報としては、例えば、管理サーバー300に対してジョブ情報問合せが可能か否かをユーザーごとに示す情報などを用いることができる。また、各ユーザーが持つ問合せ権限レベルをアクセス権情報に登録すると共に、クライアント100から発行されるジョブに対して機密度を設定可能とし、問合せ元ユーザーの問合せ権限レベルと、その問合せの対象である各ジョブの機密度との比較で、それら各ジョブについての問合せを認めるか禁止するかを判定することもできる。ここで、ジョブの機密度は、個々のジョブごとにユーザーが個別に指定することもできるし、各ユーザーに付与されている権限レベルをそのユーザーの発行したジョブの機密度として用いることもできる。
【0074】
また別の例として、ユーザーが、自分のジョブのジョブ情報エントリ600におけるプライバシー関連項目(例えばユーザー名や文書名)の秘匿を指示できるようにし、この秘匿指示がアクセス権情報に登録されるようにしてもよい。この場合、ユーザーがジョブごとに秘匿指示を個別に指定する構成とすることもできるし、自分のジョブ全体についてプライバシー関連項目を秘匿するか否かを一括指定する構成とすることもできる。この場合、ジョブごとの個別の秘匿指示は、当該ジョブの印刷実行許可確認要求500に組み込んで、管理サーバー300に送信すればよい。またユーザー自身のジョブ全体に対する秘匿設定は、管理サーバー300からそのような一括秘匿設定用のユーザインタフェース手段を、例えばウェブページの形でユーザーに提供し、これにより設定を受け付けるようにすればよい。また、プライバシー関連項目が複数ある場合、項目ごとに秘匿するか否かを指定したり、項目ごとに機密度を設定したりする構成も可能である。このようにジョブ発行元ユーザーがプライバシー関連項目の秘匿設定を行えるようにすれば、プリンタ200からのジョブ情報問合せやジョブログ出力の問合せに対しても、個々のジョブ情報におけるプライバシー関連項目の秘匿又は開示を制御することができる。
【0075】
管理サーバー300は、このような設定情報に基づき、問合せの対象である各ジョブの各プライバシー関連項目を、問合せ元に開示してよいか秘匿すべきかを判定する。
【0076】
ステップS501で、その問合せが許可されていると判定した場合には、ステップS502に進み、ジョブ情報問合せ応答部305が、対応するジョブ情報を問合せ元のユーザー(クライアント100)又はプリンタ200に送信して処理を終了する。
【0077】
また、ステップS501でその問合せが許可されていないと判定した場合には、ステップS503に進み、ジョブ状態の問合せに対する拒絶の旨を示す拒絶コードを問合せ元に送信して処理を終了する。
【0078】
なお、ステップS502及びS503では一括して示したが、例えばジョブログ出力のように出力対象であるジョブ情報が複数ある場合において、ジョブ発行元のユーザーごと及び/又は個々のプライバシー関連項目ごとに、問合せに対する許可条件が異なる場合は、それらユーザーごと及び/又は項目ごとにステップS502及びS503の判定を行い、その結果に従って問合せ元に開示するジョブ情報をジョブごとに作成し、それらジョブ情報を合わせることでジョブログを作成する。
【0079】
なお、管理サーバー300に対するジョブ情報の問合せには、次のような形態があり得る。まず、プリンタ200が新たなジョブの実行を開始する際に、そのジョブの実行状況の表示におけるプライバシー関連項目の表示の可否を判断するために問合せを行う場合が挙げられる。この場合、問合せには、対象とするジョブの許可確認識別情報とが含まれる。また、プリンタ200ごとにアクセス権限が異なる場合には、当該プリンタ200のプリンタ名をその問い合わせに含める。
【0080】
プリンタ200が、この問合せで表示付加と判定されたジョブ情報項目を、操作表示部207に示すジョブ状況表示において秘匿(例えば伏せ字に置き換えたり、空欄にしたりするなど)することで、ジョブ発行元ユーザーのプライバシーを保護することができる。
【0081】
また、ユーザーがプリンタ200の操作表示部207からジョブログの表示又は印刷出力を指示したり、或いはユーザーがクライアント100からプリンタ200に対してジョブログの表示又は印刷出力を指示したりした場合には、プリンタ200が許可確認識別子記憶部201に保持している各許可確認識別子を管理サーバー300に送信し、それら各識別子に対応するジョブのプライバシー関連項目の開示の可否を判定させる。ジョブ情報に対するアクセス権限がプリンタ200ごとやユーザーごとに異なる場合には、プリンタ200から管理サーバー300に送る問合せに、プリンタ名や、ジョブログ発行要求元のユーザー名を組み込む。
【0082】
ユーザーがクライアント100から管理サーバー300に対して、個々のジョブのジョブ情報を問合せたり、プリンタ200のジョブログの出力を要求したりすることもできる。この場合、クライアント100からは、要求元のユーザーのユーザー名と、要求対象であるジョブの許可確認識別子(個別ジョブの情報問合せの場合)又はプリンタ200のプリンタ名(ジョブログ出力要求の場合)とを含む問合せデータが管理サーバー300に送信される。管理サーバー300は、その要求元のユーザー名やアクセス権設定部306の設定情報に基づき、そのユーザーが管理サーバー300に対してジョブ情報を要求する権限があるか否かを判別したり、或いは問合せ対象であるジョブ情報やジョブログに含まれる個々のジョブ情報のプライバシー関連項目を当該要求元ユーザーに開示してよいかを判定したりし、この判定結果に応じたジョブ情報やジョブログを作成してクライアント100に返す。
【0083】
図12には、プリンタ200の操作表示部207に対するジョブログの出力例を示す。プリンタ200は、ジョブログ出力が指示された場合、許可確認識別子記憶部201に記憶している各許可確認識別子のジョブ情報を管理サーバー300に問合せ、これに応じて管理サーバー300から受信した各ジョブのジョブ情報からジョブログを生成する。図12の例は、図2に示した従来のジョブログ出力との対比で言えば、管理サーバー300のアクセス権設定部306に、ユーザー“Masui”が発行したジョブのプライバシー関連項目について秘匿設定がなされている場合を示している。この場合、プリンタ200によるユーザー”Masui”のジョブのジョブ情報の問合せに対して管理サーバー300から拒絶コードが返され、ジョブID=0001のジョブ、つまり、ユーザー”Masui”のジョブについては、その実行結果やユーザー名および文書名が取得できず、伏せ字(*文字)で表示されている。
【0084】
このような仕組みにより、各プリンタ200における実行中のジョブの状態の表示や、ジョブログの表示又は印刷出力について、個々のジョブ情報項目の秘匿又は開示を管理サーバー300側で集中制御することができる。
【0085】
以上説明したように、本実施形態によれば、クライアントからプリンタで印刷を行う場合に、その印刷実行許可を管理サーバーに問合せて行うとともに、ジョブ情報を管理サーバー側で一元管理するようにしたので、従来はプリンタ毎に管理していた印刷制限やジョブログの設定や集計作業が確実で簡単になる。
【0086】
また、ジョブに付随するジョブ名やユーザー名などのユーザーのプライバシーに関わる情報を、プリンタに送信せずに管理サーバーに送信して、それら情報に対するアクセス制御を管理サーバー側でできるようにしたので、ユーザーのプライバシーに関わる情報の制御を管理サーバーで集中管理して、ユーザーのプライバシーを確実に保護することが可能となる。
【0087】
以上の例では、クライアント100が要求するジョブを実行する装置として、プリンタ200を含んだシステムを例にとって説明した。しかしながら、当業者ならば明らかなように、本発明によるジョブの実行制限やジョブ情報保護の集中管理の手法は、プリンタ200に限らず、スキャナやファクシミリ装置、デジタルコピー機やデジタル複合機などの各種ジョブ処理装置を含んだシステムにも適用可能である。
【0088】
また、管理サーバ300は特定のプリンタ200やデジタル複合機等の装置に内蔵させてもよい。この場合、プリンタ200と管理サーバ300とが同じ装置の中でネットワークを介して通信することになるが、同じ装置の中ではプリンタ200と管理サーバ300とを直接通信させるようにしてもよい。
【0089】
また、印刷データ送信部102は許可確認識別子とともに印刷データ生成部104で生成した印刷データをプリンタへ送信するようにしたが、プリンタがアプリケーションで作成された文書フアイルを入力して直接から印刷を行うダイレクトプリント機能を有するものであれば、プリンタへ送信する印刷データは文書フアイルそのものあるいは文書フアイルの存在位置を示す識別情報(URL)であってもよい。
【0090】
さらに、管理サーバ300において許可確認識別子を印刷許可確認情報に含まれる情報に基づいて生成するようにすることもできる。この場合、印刷しようとする文書と印刷許可要求された文書との同一性をこの許可確認識別子を用いて検証することができるため、印刷しようとする文書を別の文書に差し替えて印刷させる悪用を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のプリンタにおける実行中のジョブの状態の表示例を示す図である。
【図2】従来のプリンタによるジョブログの出力例を示す図である。
【図3】実施形態の印刷管理システムの概略構成を示す図である。
【図4】実施形態の印刷管理システムにおける、クライアントの印刷要求の処理手順を示すフロー図である。
【図5】クライアントが印刷を実行したい時に管理サーバーに送信する印刷実行許可確認要求のデータ構成例を示す図である。
【図6】管理サーバーが印刷実行許可確認要求を受信した時の処理手順を示すフロー図である。
【図7】管理サーバーが各ジョブの管理のために作成するジョブ情報エントリのデータ構成例を示す図である。
【図8】管理サーバーから印刷実行許可を得たクライアントから印刷ジョブを受信した時のプリンタの処理手順を示すフロー図である。
【図9】プリンタから管理サーバーに送信されるジョブ状態通知のデータ構成例を示す図である。
【図10】管理サーバーがプリンタ200からジョブ状態通知を受信した時の処理手順を示すフロー図である。
【図11】管理サーバーがジョブ情報問合せ要求を受信した時の処理手順を示すフロー図である。
【図12】実施形態のプリンタから出力されるジョブログの例を示す図である。
【符号の説明】
100 クライアント、101 操作表示部、102 印刷データ送信部、103 印刷実行許可確認部、104 印刷データ生成部、200 プリンタ、201 許可確認識別子記憶部、202 許可有効性検証部、203 ジョブ情報問合せ部、204 印刷部、205 ジョブ制御部、206 ジョブ受信部、207 操作表示部、208 ジョブ状態通知部、300 管理サーバー、301ジョブ情報更新部、302 ジョブ情報生成部、303 印刷実行権設定部、304 印刷実行制御部、305 ジョブ情報問合せ応答部、306 アクセス権設定部、307 識別子生成部、400 ネットワーク。

Claims (21)

  1. ジョブを発行するクライアント装置と、
    クライアント装置から発行されたジョブを実行するジョブ処理装置と、
    各ユーザーの各ジョブ処理装置に対する使用権限の情報を保持する管理サーバーと、
    を含み、
    クライアント装置は、ユーザーから、使用対象のジョブ処理装置の指定を含むジョブの実行指示を受けた場合に、管理サーバーに対してそのユーザーがそのジョブ処理装置でそのジョブを実行可能か否かを問い合わせ、
    管理サーバーは、この問合せに対し、前記使用権限の情報に基づいてそのユーザーがそのジョブ処理装置でそのジョブを実行可能か否かを判定し、実行可能の場合は、所定の実行許可情報をクライアント装置に返信し、
    この実行許可情報を受け取ったクライアント装置は、ジョブ処理要求をその実行許可情報と共に、前記使用対象のジョブ処理装置に送信し、
    このジョブ処理要求を受け取ったジョブ処理装置は、その要求に付随した実行許可情報に基づき、そのジョブを実行するか否かを制御する、
    ことを特徴とするジョブ管理システム。
  2. 前記管理サーバーから問合せ元の前記クライアント装置に返信される前記実行許可情報は、問合せに係るジョブに対して付与した一意な識別子を含み、
    前記ジョブ処理装置は、前記クライアント装置から受け取ったジョブ処理要求に付随する前記識別子を前記管理サーバーに送信して、その識別子に係るジョブを実行してよいか否かを問い合わせ、この問合せに対して前記管理サーバーから該ジョブを実行してよい旨の回答があった場合に、そのジョブ処理要求に係るジョブを実行する、
    ことを特徴とする請求項1記載のジョブ管理システム。
  3. 前記ジョブ処理装置は、実行するものとして受け付けたジョブの状態を示す状態通知を管理サーバーに送信する手段を備え、
    前記管理サーバーは、実行許可情報を発行した各ジョブのジョブ状態の情報を管理するジョブ情報管理手段と、前記ジョブ処理装置から受け取った状態通知に応じて前記ジョブ情報管理手段におけるジョブ状態の情報を更新するジョブ情報更新手段と、ジョブ情報管理手段に保持したジョブ情報をユーザー又はジョブ処理装置からの要求に応じて提供するジョブ情報提供手段と、を備える、
    ことを特徴とする請求項1記載のジョブ管理システム。
  4. 前記クライアント装置は、実行指示を受けたジョブの所定の属性情報項目を前記管理サーバーに対して送信すると共に、前記使用対象のジョブ処理装置に対しては前記所定の属性情報項目を含まない前記ジョブ処理要求を送信し、
    前記管理サーバーは、前記クライアント装置から受信した前記ジョブの属性情報を記憶し、
    前記ジョブ処理装置は、実行するものとして受け付けたジョブについて前記所定の属性情報項目が必要な場合は、前記管理サーバーに対してそれを要求する、
    ことを特徴とする請求項1記載のジョブ管理システム。
  5. 前記管理サーバーは、
    前記ジョブの所定の属性情報項目についてのアクセス条件情報を記憶し、
    ユーザー又はジョブ処理装置からジョブ状態の情報の要求を受けた場合に、前記アクセス条件情報を参照して、その要求に係るジョブ状態に含まれる前記所定の属性情報項目をそのユーザー又はジョブ処理装置に提供してよいか否かを判定し、
    この判定に従って、前記ユーザー又はジョブ処理装置からの要求に対して提供するジョブ状態の情報において、前記所定の属性情報項目を秘匿するか否かを制御する、
    ことを特徴とする、請求項4記載のジョブ管理システム。
  6. 前記ジョブ処理装置は、
    実行するものとして受け付けたジョブについてのジョブ状態の情報を出力する場合に、前記管理サーバーに対してそのジョブ状態の情報を要求し、この要求に応じて前記管理サーバーから取得したジョブ状態の情報を出力する、
    ことを特徴とする、請求項5記載のジョブ管理システム。
  7. 前記ジョブ処理装置は、実行するものとして受け付けた各ジョブの識別情報を記憶し、ジョブログ出力要求を受けた場合に、記憶した各ジョブの識別情報を前記管理サーバーに送信してそれら各ジョブのジョブ状態の情報を要求し、この要求に応じて前記管理サーバーから返信されるそれら各ジョブのジョブ状態の情報に基づき、ジョブログを作成して出力し、
    前記管理サーバーは、前記ジョブ処理装置からの各ジョブのジョブ状態の情報要求に応じ、アクセス条件情報を参照してそれらジョブごとに前記所定の属性情報項目を秘匿するか否かを判定し、その判定に基づき作成した各ジョブ情報を要求元のジョブ処理装置に提供する、
    ことを特徴とする請求項5記載のジョブ管理システム。
  8. 各ユーザーの各ジョブ処理装置に対する使用権限の情報を保持する使用権限情報保持手段と、
    ユーザーから、使用対象のジョブ処理装置の指定を含むジョブの実行指示を受け取った場合、前記使用権限情報保持手段を参照して、そのジョブの実行を許可するか否かを判定するジョブ実行可否判定手段と、
    前記ジョブ実行可否判定手段で、実行指示に係るジョブの実行を許可すると判定した場合、その実行指示で指定された使用対象のジョブ処理装置がその実行許可を確認するための所定の実行許可情報を、実行指示元のユーザーに返信する実行指示回答手段と、
    を備える管理サーバー。
  9. 前記実行指示回答等手段から問合せ元の前記クライアント装置に返信される前記実行許可情報は、問合せに係るジョブに対して付与した一意な識別子を含むことを特徴とする請求項8記載の管理サーバー。
  10. 実行許可情報を発行した各ジョブのジョブ状態の情報を管理するジョブ情報管理手段と、
    ジョブ処理装置から受け取ったジョブ状態通知に応じて前記ジョブ情報管理手段におけるジョブ状態の情報を更新するジョブ情報更新手段と、
    前記ジョブ情報管理手段に保持したジョブ情報を、ユーザー又はジョブ処理装置からの要求に応じて提供するジョブ情報提供手段と、
    を備える請求項8記載の管理サーバー。
  11. 前記ジョブ情報管理手段で管理するジョブ状態の情報のうち前記所定の属性情報項目についてのアクセス条件情報を記憶するアクセス条件記憶手段と、
    ユーザー又はジョブ処理装置からジョブ状態の情報の要求を受けた場合に、前記アクセス条件情報を参照して、その要求に係るジョブ状態の情報のうちの前記所定の属性情報項目をそのユーザー又はジョブ処理装置に開示してよいか否かを判定するアクセス判定手段と、
    を備え、前記ジョブ情報提供手段は、その判定により開示してはいけないと判定された属性情報項目を秘匿したジョブ状態の情報を提供する、
    ことを特徴とする請求項10記載の管理サーバー。
  12. クライアント装置からジョブの実行指示を受信した場合、その実行指示の情報からそのジョブの識別子を抽出し、その識別子を所定の管理サーバーに送って該ジョブを実行してよいか否かを問い合わせる問合せ手段と、該問合せ手段により前記管理サーバーからその実行指示に係るジョブを実行してよいとの回答を得た場合に、そのジョブを実行するジョブ実行手段と、
    を含むジョブ処理装置。
  13. 前記クライアント装置から受信した各ジョブの識別子を記憶する記憶手段と、
    ジョブログ出力要求を受けた場合に、前記記憶手段に記憶した各ジョブの識別情報を前記管理サーバーに送信してそれら各ジョブのジョブ状態の情報を要求するジョブログ要求手段と、
    前記ジョブログ要求手段による要求に応じて前記管理サーバーから返信される各ジョブのジョブ状態の情報に基づき、ジョブログを作成して出力するジョブログ作成手段と、
    を更に備える請求項12記載のジョブ処理装置。
  14. ユーザーからジョブの実行指示を受けた場合に、所定の管理サーバーに対し、その実行指示に指定された使用対象のジョブ処理装置の識別情報と、当該ユーザーの識別情報とを含むジョブ処理実行許可要求を送信する許可要求送信手段と、
    このジョブ処理実行許可要求に対し、前記管理サーバーから所定の実行禁止情報を受信した場合は所定のジョブ中止処理を実行し、前記管理サーバーから所定の実行許可情報を受信した場合は、その実行許可情報と処理対象データとを含むジョブ処理要求を、前記使用対象のジョブ処理装置に送信するジョブ送信制御手段と、
    を備えるジョブ発行装置。
  15. 前記許可要求送信手段は、実行指示されたジョブの所定の属性情報項目を含む前記ジョブ処理実行許可要求を前記管理サーバーに送信し、前記ジョブ送信制御手段は、前記所定の属性情報項目を含まない前記ジョブ処理要求を前記使用対象のジョブ装置に送信する、
    ことを特徴とする請求項14記載のジョブ発行装置。
  16. コンピュータシステムを、
    各ユーザーの各ジョブ処理装置に対する使用権限の情報を保持する使用権限情報保持手段と、
    ユーザーから、使用対象のジョブ処理装置の指定を含むジョブの実行指示を受け取った場合、前記使用権限情報保持手段を参照して、そのジョブの実行を許可するか否かを判定するジョブ実行可否判定手段と、
    前記ジョブ実行可否判定手段で、実行指示に係るジョブの実行を許可すると判定した場合、その実行指示で指定された使用対象のジョブ処理装置がその実行許可を確認するための所定の実行許可情報を、実行指示元のユーザーに返信する実行指示回答手段と、
    して機能させるためのプログラム。
  17. 前記実行指示回答手段から問合せ元の前記クライアント装置に返信される前記実行許可情報は、問合せに係るジョブに対して付与した一意な識別子を含むことを特徴とする請求項16記載のプログラム。
  18. 前記コンピュータシステムを更に、
    実行許可情報を発行した各ジョブのジョブ状態の情報を管理するジョブ情報管理手段と、
    ジョブ処理装置から受け取ったジョブ状態通知に応じて前記ジョブ情報管理手段におけるジョブ状態の情報を更新するジョブ情報更新手段と、
    前記ジョブ情報管理手段に保持したジョブ情報を、ユーザー又はジョブ処理装置からの要求に応じて提供するジョブ情報提供手段と、
    して機能させることを特徴とする請求項16記載のプログラム。
  19. 前記コンピュータシステムを更に、
    前記ジョブ情報管理手段で管理するジョブ状態の情報のうち前記所定の属性情報項目についてのアクセス条件情報を記憶するアクセス条件記憶手段と、
    ユーザー又はジョブ処理装置からジョブ状態の情報の要求を受けた場合に、前記アクセス条件情報を参照して、その要求に係るジョブ状態の情報のうちの前記所定の属性情報項目をそのユーザー又はジョブ処理装置に開示してよいか否かを判定するアクセス判定手段と、
    して機能させると共に、前記ジョブ情報提供手段は、その判定により開示してはいけないと判定された属性情報項目を秘匿したジョブ状態の情報を提供する、
    ことを特徴とする請求項16記載のプログラム。
  20. コンピュータシステムを、
    ユーザーからジョブの実行指示を受けた場合に、所定の管理サーバーに対し、その実行指示に指定された使用対象のジョブ処理装置の識別情報と、当該ユーザーの識別情報とを含むジョブ処理実行許可要求を送信する許可要求送信手段と、このジョブ処理実行許可要求に対し、前記管理サーバーから所定の実行禁止情報を受信した場合は所定のジョブ中止処理を実行し、前記管理サーバーから所定の実行許可情報を受信した場合は、その実行許可情報と処理対象データとを含むジョブ処理要求を、前記使用対象のジョブ処理装置に送信するジョブ送信制御手段と、
    して機能させるためのプログラム。
  21. 前記許可要求送信手段は、実行指示されたジョブの所定の属性情報項目を含む前記ジョブ処理実行許可要求を前記管理サーバーに送信し、前記ジョブ送信制御手段は、前記所定の属性情報項目を含まない前記ジョブ処理要求を前記使用対象のジョブ装置に送信する、
    ことを特徴とする請求項20記載のプログラム。
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