JP2004192266A - 翻訳支援装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】音声認識技術を利用して翻訳作業を迅速に行い、もって翻訳作業者の作業時間や労力の低減を図ること。
【解決手段】翻訳支援装置の表示制御部44は、音声認識部42が翻訳作業者から音声入力された言葉について言語および連続あるいは不連続の文字列を認識し、音声入力された言葉が原文の言語であるものと音声認識手部42によって認識された場合には、認識された連続あるいは不連続の文字列の対訳候補をインターフェース部10の対訳候補表示領域に編集して表示し、音声入力された言葉が訳文の言語であるものと音声認識部42によって認識された場合には、認識された連続あるいは不連続の文字列をインターフェース部10の訳文表示領域に表示するように制御する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
翻訳対象である原文に含まれる連続あるいは不連続の文字列の対訳候補を該原文の連続あるいは不連続の文字列に対応づけて対訳候補表示領域に表示すると共に、前記原文の訳文または訳文の一部を翻訳作業者から受け付けて訳文表示領域に表示し、前記翻訳作業者の翻訳を支援する翻訳支援装置に関し、特に、音声認識技術を利用して翻訳作業を迅速に行い、もって翻訳作業者の作業時間や労力の低減を図ることができる翻訳支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、機械翻訳装置および翻訳メモリ装置を組み合わせた翻訳支援装置が翻訳業務で使用されてきた。例えば、特許文献1の翻訳支援装置では、機械翻訳装置と翻訳メモリ装置の連携により翻訳作業の自動化を高め、翻訳作業を効率化して翻訳品質を向上させる技術が開示されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−278964号公報(図2)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1の翻訳支援装置においては、機械翻訳装置と翻訳メモリ装置の連携により翻訳作業の自動化を高めることに重点が置かれ、翻訳をした後の編集作業の迅速化という点については十分検討されていない。
【0005】
例えば、特許文献1の翻訳支援装置では、原文である英文に含まれる所定の英単語について、その対訳候補の一覧を検索して表示させたいような場合には、その英単語をキーボード操作によって入力し、一方、ある英単語に対訳である日本語を付与しようとする場合には、その日本語をキーボード操作によって入力していた。この為、いずれのキーボード操作を行うかで、キーボード上および思考上の言語切り替えが要求され、スムーズに翻訳作業を行うことが困難であった。
【0006】
そして、このような翻訳作業を多量の訳文の一文ずつについて行っていくと、翻訳作業者が翻訳作業に費やす時間や労力は多大なものとなる。従って、データの入力や対訳文の検索などの翻訳作業に関して翻訳作業者が費やす時間や労力の低減を図るために、翻訳作業を迅速に行うことが重要な課題となっている。
【0007】
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、音声認識技術を利用して翻訳作業を迅速に行い、もって翻訳作業者の作業時間や労力の低減を図ることができる翻訳支援装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明に係る翻訳支援装置は、前記翻訳作業者から音声入力された言葉について言語および連続あるいは不連続の文字列を認識する音声認識手段と、前記音声入力された言葉が原文の言語であるものと前記音声認識手段によって認識された場合には、該認識された連続あるいは不連続の文字列の対訳候補を前記対訳候補表示領域に編集して表示し、該音声入力された言葉が訳文の言語であるものと前記音声認識手段によって認識された場合には、該認識された連続あるいは不連続の文字列を前記訳文表示領域に表示するように制御する表示制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】
この請求項1の発明によれば、翻訳作業者から音声入力された言葉について言語および連続あるいは不連続の文字列を認識し、音声入力された言葉が原文の言語であるものと認識された場合には、認識された連続あるいは不連続の文字列の対訳候補を対訳候補表示領域に編集して表示し、音声入力された言葉が訳文の言語であるものと認識された場合には、認識された連続あるいは不連続の文字列を訳文表示領域に表示するように制御することとしたので、音声認識技術を利用して翻訳作業を迅速に行い、もって翻訳作業者の作業時間や労力の低減を図ることができる。
【0010】
また、請求項2の発明に係る翻訳支援装置は、請求項1の発明において、認識された連続あるいは不連続の文字列を対訳候補表示領域に表示された対訳候補または原文の連続あるいは不連続の文字列に基づいて修正し、修正された連続あるいは不連続の文字列の対訳候補を対訳候補表示領域に編集して表示し、修正された連続あるいは不連続の文字列を訳文表示領域に表示するように制御することを特徴とする。
【0011】
この請求項2の発明によれば、認識された連続あるいは不連続の文字列を対訳候補表示領域に表示された対訳候補または原文の連続あるいは不連続の文字列に基づいて修正し、修正された連続あるいは不連続の文字列の対訳候補を対訳候補表示領域に編集して表示し、修正された連続あるいは不連続の文字列を訳文表示領域に表示するように制御することとしたので、音声認識技術を利用して翻訳作業を迅速に行い、もって翻訳作業者の作業時間や労力の低減を図ることができる。
【0012】
また、請求項3の発明に係る翻訳支援装置は、請求項2の発明において、前記音声認識修正手段は、前記音声認識手段によって対訳として認識された連続あるいは不連続の文字列を前記対訳候補表示領域に表示された対訳候補の連続あるいは不連続の文字列へ修正することを特徴とする。
【0013】
この請求項3の発明によれば、音声認識手段によって対訳として認識された連続あるいは不連続の文字列を対訳候補表示領域に表示された対訳候補の連続あるいは不連続の文字列へ修正することとしたので、音声認識技術を利用して翻訳作業を迅速に行い、もって翻訳作業者の作業時間や労力の低減を図ることができる。
【0014】
また、請求項4の発明に係る翻訳支援装置は、請求項1、2または3の発明において、前記訳文表示領域にすでに訳文が表示されている場合に、前記音声認識手段によって対訳として改めて認識された連続あるいは不連続の文字列によって置換されるべき対応する連続あるいは不連続の文字列を該訳文表示領域にすでに表示されている訳文から特定する置換特定手段をさらに備え、前記表示制御手段は、前記置換特定手段によって特定された対応する連続あるいは不連続の文字列を前記対訳として改めて認識された連続あるいは不連続の文字列に置換して前記訳文表示領域に表示するように制御することを特徴とする。
【0015】
この請求項4の発明によれば、訳文表示領域にすでに訳文が表示されている場合に、音声認識手段によって対訳として改めて認識された連続あるいは不連続の文字列によって置換されるべき対応する連続あるいは不連続の文字列を訳文表示領域にすでに表示されている訳文から特定し、特定された対応する連続あるいは不連続の文字列を対訳として改めて認識された連続あるいは不連続の文字列に置換して訳文表示領域に表示するように制御することとしたので、音声認識技術を利用して翻訳作業を迅速に行い、もって翻訳作業者の作業時間や労力の低減を図ることができる。
【0016】
また、請求項5の発明に係る翻訳支援装置は、請求項1、2、または3の発明において、前記表示制御手段は、前記音声認識手段によって対訳として認識された連続あるいは不連続の文字列とともに該連続あるいは不連続の文字列を対訳候補として含む訳文を表示するよう制御することを特徴とする。
【0017】
この請求項5の発明によれば、対訳として認識された連続あるいは不連続の文字列とともに連続あるいは不連続の文字列を対訳候補として含む訳文を表示するよう制御することとしたので、音声認識技術を利用して翻訳作業を迅速に行い、もって翻訳作業者の作業時間や労力の低減を図ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、この発明に係る翻訳支援装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、下記に示す本実施の形態1では、本発明を音声による翻訳支援装置に適用した場合を中心に説明し、また実施の形態2では、本発明に係る翻訳支援プログラムを実行するコンピュータシステムを説明し、最後に、他の実施の形態として種々の変形例を説明することとする。
【0019】
(実施の形態1)
まず、本実施の形態1では、本発明に係る音声による翻訳支援装置を説明する。なお、ここでは、本実施の形態1に係る翻訳支援装置の概要および主たる特徴を説明した後に、この翻訳支援装置の構成を説明し、最後に本翻訳支援装置による翻訳結果の編集作業のフローについて説明する。
【0020】
[概要および主たる特徴]
最初に、本実施の形態1に係る翻訳支援装置の概要および主たる特徴を説明する。図1は、本実施の形態1に係る音声による翻訳支援装置の基本構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように翻訳支援装置は機械翻訳装置と翻訳メモリ装置で原文を翻訳し、翻訳作業者が音声入力した対訳候補を音声認識部で音声認識しているが、更に表示制御部が音声認識結果を対訳候補に基づいて翻訳作業者の入力ミスや音声認識の誤りを修正しているので、翻訳され対訳された対訳文を迅速に編集することができるようにしている。
【0021】
次に、本実施の形態1に係る音声による翻訳支援装置の翻訳処理フローについて説明する。図2は、図1に係る音声による翻訳支援装置の翻訳処理フローを示すフローチャートである。本実施の形態1における発明は機械翻訳装置および翻訳メモリによる翻訳が終了した後の編集作業に関わるものであるが、音声による編集作業の理解を深める上でも、最初に翻訳処理フローの全体について説明する。
【0022】
同図に示すように、翻訳処理フローはインターフェース部が翻訳処理動作の全体的な制御管理を行うメインルーチンとして動作する。これに従って、機械翻訳装置、翻訳メモリおよび対訳データベースが連携して翻訳作業を実施する。翻訳作業は大きく分けて二つに大別できる。つまり、翻訳作業が完了するまでの作業と翻訳後の編集作業である。翻訳作業が完了するまでの作業は更に、メインルーチンの翻訳要求(ステップS1)を受けて機械翻訳装置が翻訳処理を行って、翻訳結果を表示する(ステップS2)迄の作業と、メインルーチンの翻訳要求(ステップS3)を受けて翻訳メモリが翻訳作業および対訳候補を検索し、対訳候補表示領域に表示(ステップS4)する迄の作業に分かれる。翻訳後の編集作業は翻訳結果の編集(ステップS5)を行い、翻訳結果メモリの追加(ステップS6)をする迄の作業である。
【0023】
上記の翻訳作業が終わると、インターフェース部の表示領域には翻訳結果が表示される。図3は、図1の翻訳支援装置のインターフェース画面の一例を説明する説明図である。今まで対訳候補表示領域といっていた表示領域が図3の翻訳メモリ結果表示領域57および機械翻訳結果表示領域58で、それぞれ翻訳メモリ結果および機械翻訳結果を表示する。また、訳文表示領域といっていた領域が図3の原文表示領域53および翻訳作業領域55、56である。原文表示領域53には、翻訳対象文が表示される。また、編集作業をはじめるときには原文表示領域53から原文を一文ずつ領域55に移動し、この領域から機械翻訳装置および翻訳メモリ装置に翻訳対象文を入力して翻訳を開始する。一方、対訳文の翻訳作業は領域56で行う。翻訳を終えた対訳文や翻訳メモリで検索された対訳候補は領域56に取り込まれたのち、編集作業を行う。領域52はインタフェース画面の操作部で、翻訳作業者はこのインターフェース画面の操作部52の操作機能を使用して翻訳処理を行わせる。また、領域54は、翻訳作業領域55,56のモード切替部である。
【0024】
インターフェース部の表示領域に表示された翻訳結果に基づいて、翻訳結果の編集が行われる。本翻訳支援装置は、翻訳作業者から入力された言葉について言語および連続あるいは不連続の文字列を認識し、入力された言葉が原文の言語であるものと認識された場合には、認識された連続あるいは不連続の文字列の対訳候補を対訳候補表示領域に編集して表示し、入力された言葉が訳文の言語であるものと認識された場合には、認識された連続あるいは不連続の文字列を訳文表示領域に表示する。
【0025】
この主たる特徴を具体的に説明すると、本翻訳支援装置は、翻訳作業者から音声入力された言葉について言語および連続あるいは不連続の文字列を認識し、音声入力された言葉が原文の言語であるものと認識された場合には、認識された連続あるいは不連続の文字列の対訳候補を対訳候補表示領域に編集して表示し、音声入力された言葉が訳文の言語であるものと認識された場合には、認識された連続あるいは不連続の文字列を訳文表示領域に表示するように制御することを特徴とする。
【0026】
本翻訳支援装置の編集の特徴を更に具体的に説明する。例えば、翻訳対象文が次の文であったとする。
“A number of use−case analysis workshops may be organized in parallel,limited only by the・・・・・・”
これに対して、翻訳メモリ装置が保持する対訳データベースから語句の原文が対訳候補と共に次のように対訳候補表表示領域に表示される。
“A number of”
“A number of use−case analysis”
“use−case analysis”
“use−case analysis workshops”
“may be organized”
“may be organized in parallel”
このとき翻訳作業者が“use−case analysis”と入力すると、
“use−case analysis”、
“use−case analysis workshops”などの語句が表示の先頭に表示される。これらの語句の中から翻訳作業者は
“use−case analysis workshops”の対訳が「ユースケース分析検討会議」であることが分かる。従って、翻訳作業者が「ユースケース分析検討会議」と音声入力すると、訳文表示領域に表示されている対訳文の対応する訳語を特定し、置き換えて、対訳文の編集ができる。このように、対訳候補表示領域に表示された対訳候補の中から翻訳作業者は効率的に編集に必要な情報を得、また修正することができるので、編集作業を迅速に行うことができる。
【0027】
また、本翻訳支援装置は、認識された連続あるいは不連続の文字列を対訳候補表示領域に表示された対訳候補または原文の連続あるいは不連続の文字列に基づいて修正し、修正された連続あるいは不連続の文字列の対訳候補を対訳候補表示領域に編集して表示し、修正された連続あるいは不連続の文字列を訳文表示領域に表示するように制御することを特徴とする。また、具体的には、本翻訳支援装置は、対訳として認識された連続あるいは不連続の文字列を対訳候補表示領域に表示された対訳候補の連続あるいは不連続の文字列へ修正することを特徴とする。
【0028】
本翻訳支援装置が音声認識された連続あるいは不連続の文字列をどのように修正するのかを二つの具体例で説明する。最初に、翻訳作業者が音声声入力した語句を修正する例を説明する。例えば、翻訳対象文が次の文であったとする。
“These tests are executed to measurean organization.”
これに対して、翻訳メモリ装置14の類似文は次のような文であったとする。
(1)Apply these tests to it.
これらのテストをそれに適用せよ。
(2)Measuring an organization is
important.
組織を測定するのは重要だ。
このとき、翻訳メモリは装置14はこれらの類似文の語句の対訳候補として次のような語句を保持している。
これらの、テスト、組織、測定、測定する、これらのテスト、組織を測定、組織を測定する・・・・・・・・
翻訳作業者が音声で入力した語句は音声認識部42で認識された後、音声認識修正部が上記の対訳候補によって限定し、修正する。これにより翻訳作業者が間違って単語を入力した場合でも、正確な語句に修正し、編集作業を迅速に行うことができる。
【0029】
もう一つの例は、機械翻訳装置の対訳候補を用いて音声入力した語句を翻訳メモリ装置の対訳候補で修正する場合である。例えば、翻訳対象文が次の文であったとする。
“These tests are executed to measurean organization.“
機械翻訳装置は、上記の翻訳対象文を翻訳する過程で品詞情報、構文情報などを保持する。
原文の単語 対訳候補
tests テスト
tests 試験
executed 実行する
executed 実施する
organization 組織
organization 機構
翻訳作業者が上記の機械翻訳装置の対訳候補から「試験」という語句を選んで音声入力すると、対訳文には試験という語句が入力される。しかし、この翻訳作業の中では“tests”は「テスト」と訳されており、翻訳作業者も「テスト」と修正すべきであったが、「試験」と誤って訳してしまった場合である。このような場合、翻訳メモリ装置の対訳データベースから検索された対訳候補の中には、それまで翻訳されていた訳文が保持されているので、対訳候補の中の訳文を参照して翻訳作業者が音声入力した「試験」とういう語句は「テスト」と修正される。これにより、翻訳する際にしばしば現れる訳語の揺れを防ぎ、編集作業を迅速に行うことができる。
【0030】
また、本翻訳支援装置は、訳文表示領域にすでに訳文が表示されている場合に、対訳として改めて認識された連続あるいは不連続の文字列によって置換されるべき対応する連続あるいは不連続の文字列を訳文表示領域にすでに表示されている訳文から特定し、特定された対応する連続あるいは不連続の文字列を対訳として改めて認識された連続あるいは不連続の文字列に置換して訳文表示領域に表示するように制御することを特徴とする。
【0031】
また、本翻訳支援装置は、音声認識手段によって対訳として認識された連続あるいは不連続の文字列とともに該連続あるいは不連続の文字列を対訳候補として含む訳文を表示するよう制御することを特徴とする。(図8参照)
【0032】
[翻訳支援装置の構成]
次に、本実施の形態1に係る音声による翻訳支援装置の基本構成を説明する。図1は、本実施の形態1に係る音声による翻訳支援装置の基本構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、音声による翻訳支援装置はインターフェース部10、機械翻訳装置12、翻訳メモリ装置14、対訳データベース16、データ互換処理部18および類似翻訳部36からなる。特許文献1には、さらに構造検索部、表現検索部、確信度設定部、要約作成部、概要計算部などが翻訳支援装置の機能強化のための追加機能としてあるが、本実施の形態1の説明には直接関わらないので説明を省略する。勿論、本実施の形態1の発明はこれらの機能を含めた翻訳支援装置にも適用できる。
【0033】
インターフェース部10は、さらに原文表示部20、翻訳作業部21、翻訳メモリ結果表示部23、機械翻訳結果表示部24、音声入力部40、音声認識部42、表示制御部44からなっている。本実施の形態1における発明の従来技術にない特徴は表示制御部44にある。
【0034】
音声認識部42は、音声入力装置を介して入力されたユーザの音声が、原文であるか訳文であるか、または単語、語句、節または文であるかを認識する。表示制御部44は音声認識された原文または訳文の単語、語句を機械翻訳装置12または翻訳メモリ装置14によって保持されている単語、語句、節または文の対訳候補に基づいて修正する音声認識修正部46、訳文を対訳候補で置き換える置換特定部48からなる。この表示制御部44、音声認識修正部46および置換特定部48は、次のような機能を有する。
【0035】
表示制御部44は、翻訳作業者から入力された言葉が原文の言語である場合には、その言語を含む対訳候補を翻訳メモリ結果表示部23に並べ変えて表示する。また、翻訳作業者から入力された言葉が訳文の言語である場合には、その言語によって認識された単語、語句、節または文をそれぞれのレベルで翻訳作業部21に表示する。これにより、翻訳作業者は、訳文の編集に必要な対訳候補を容易に参照することができる。また、その対訳候補の中から選んだ単語または語句の対訳候補を音声で入力するだけで、容易に翻訳作業部21に表示することができるので、編集作業を迅速に行うことができる。
【0036】
音声認識修正部46は、機械翻訳装置12または翻訳メモリ装置14の保持する対訳候補によって、音声認識部42では識別できなかった同音異義語や同音異綴り語の間違いを修正する。また、翻訳作業者が言い間違えて、単語や助詞を音声入力した場合なども翻訳メモリ装置14の対訳候補に基づいて自動的に間違えを修正する。これにより、音声認識部42の認識の誤り、また翻訳作業者のいい間違えによる作業効率の低下を防止できるので、編集作業を迅速に行うことができる。なお、対訳候補が検索される対訳データベース16には、編集済みの質の高い訳文が蓄積されており、この訳文を規準にして音声認識の誤りや翻訳作業者のいい間違えかどうかの判断をしている。
【0037】
また、置換特定部48は、翻訳作業者が翻訳メモリ結果表示部23に表示されている単語または語句の対訳候補を音声入力すると、翻訳作業部21に表示されている編集中の訳文の対応する訳語を特定し、自動的に置き換える。これにより、翻訳作業者は対訳候補を音声入力するだけで、訳文の修正を容易にすることができるので、編集作業を迅速に行うことができる。
【0038】
さらに、表示制御部44は、翻訳作業者が訳文の単語を音声入力すると、その単語を含む対訳候補を翻訳メモリ結果表示部24から選択し、単語、語句、節または文の順序で表示することができる。これにより翻訳作業者は必要な単語、語句、節または文を容易に翻訳作業領域に表示できるので、編集作業を迅速に行うことができる。
【0039】
以上が、本実施の形態1における発明の概念の説明であるが、以下に音声による翻訳支援装置の理解の助けとするために、その他の構成要素について説明する。
【0040】
機械翻訳装置12は、機械翻訳部30、対訳パターン辞書32、対訳語句辞書34からなる。インターフェース10よりの翻訳要求に対し、翻訳対象文書15を取り込んで対象文ごとに構文構造の解析を行い、対訳パターン辞書32および対訳語句辞書34の検索で対訳パターンおよび対訳語句を取得し、更に意味処理を加えて対訳文を作成する。
【0041】
翻訳メモリ装置14は、インターフェース部10からの翻訳作業者による翻訳要求に対し翻訳対象文書15から対象文書を切り出し、この対象文書を検索のための入力文として検索データベース16−1を検索し、翻訳対象文に類似の対訳候補を取得する。
【0042】
対訳データベース16には、検索データベース16−1の対訳データベース26と解析済み対訳データベース28、および機械翻訳装置12の対訳パターン辞書32および対訳語句辞書34が含まれる。このうち翻訳メモリ装置14の検索メモリとして使われるのは対訳文データベース26および構造解析済み対訳文データベース28である。
【0043】
また、機械翻訳装置12に設けられている対訳パターン辞書32および対訳語句辞書34は、機械翻訳部30による機械翻訳に使用されるものであるが、データ互換処理部18を介して機械翻訳装置12と翻訳メモリ装置14のデータの共通化を図ることにより、対訳パターン辞書32および対訳語句辞書34もデータ互換処理部18を経由して、対訳データベース16の機能の範囲に含まれる。
【0044】
データ互換処理部18は、機械翻訳装置12で得られた対訳情報と本翻訳メモリ装置14で得られた対訳情報を両者のデータの共通化により、それぞれの対訳情報として活用できるように対訳データベース16を構築する。すなわち、データ互換処理部18は、翻訳メモリ装置14で翻訳した対訳文または翻訳作業者が翻訳した対訳文を解析し、解析済み対訳文データ28に追加し、更に解析済み対訳文から対訳パターンおよび対訳語句を抽出し、機械翻訳装置12の対訳パターン辞書32および対訳語句辞書34にも対訳パターンおよび対訳語句を追加する。
【0045】
また、機械翻訳装置123で機械翻訳が行われ、翻訳作業者による編集作業を経て翻訳が確定すると、データベース互換処理部18は、確定した対訳文データベース26および構造解析済み対訳データベース28に登録し、同時に対訳パターン辞書32および対訳語句辞書34にも対訳パターンおよび対訳語句を追加登録する。
【0046】
このように、データ互換処理部18による機械翻訳結果および翻訳メモリ検索結果のそれぞれの対訳情報への反映により、翻訳メモリ装置14で蓄積し対訳文情報を機械翻訳装置12が活用し、同時に機械翻訳装置12の翻訳結果を翻訳メモリ装置14で活用する。
【0047】
類似文翻訳部36は、翻訳メモリ装置14に対する翻訳要求に対する対訳文データベース26の検索で、類似文を取得した際に、翻訳対象文となる検索入力文と解析構造を比較して相違する語句を抽出し、この語句を機械翻訳装置12を使用して翻訳して類似文の対訳文の相違する語句を置き換えることで対訳文を得る。
【0048】
[翻訳結果の編集のフロー]
次に、本実施の形態1に係る翻訳結果の編集の詳細手順について説明する。図4は、図2に係る翻訳結果の編集の詳細手順を示すフローチャートである。本フローチャートは、図2のインターフェース部10のメインルーチンの翻訳結果の編集(ステップS5)の手順を更に詳細化したものである。
【0049】
図2のメインルーチンのステップS1からS5が完了すると、翻訳メモリ結果表示部23には対訳候補のリストが、また機械翻訳結果表示部24には対訳文が表示されている。類似文翻訳部36が対訳文データベース26から検索した対訳候補から翻訳した対訳文もあるが、ここでは機械翻訳装置12の対訳文を編集する場合を前提に説明する。この対訳文を編集するためには、まず機械翻訳結果表示部24に表示されている対訳文を翻訳作業部21に表示しなければならない。このためには翻訳作業者は音声入力部40から対訳文の言語で対訳文を音声入力すると、機械翻訳結果表示部24に表示されている対訳文が翻訳作業部21に表示される(ステップS401)。
【0050】
図5は、翻訳支援装置のインターフェース画面の別の例を説明するための説明図である。機械翻訳結果表示部24に表示された対訳文「発明に関する概要」は上記のように翻訳作業者の音声入力によって翻訳作業部21の領域56に表示される。
【0051】
また、翻訳作業者は対訳文の編集すべき個所を識別する。その個所が識別されると、その訳文の対応する単語あるいは語句の原文を音声入力する(ステップS402)。そして、音声入力が原文の言語かを判断する。訳文の言語であれば(ステップS403否定)、ステップS408に行く。原文の言語であれば(ステップS403肯定)、次のステップに進み、音声認識部42は、翻訳作業者が入力した語句の音声認識をする(ステップS404)。
【0052】
音声認識部42で音声認識された原文の語句は、機械翻訳装置12の対訳語句34あるいは翻訳メモリ装置14の構造解析済み対訳文データベース28から検索された語句の対訳候補と対になっている原文によって修正される(ステップS405)。すなわち翻訳作業者が入力した音声をチェックし、原文のテキストと異なっているときにはそれに最も類似するテキストで修正される。これにより翻訳作業者の発音の違いや発音のミスが修正されて正しいテキストに対応付けられる。翻訳作業中、翻訳作業者が音声入力する原文の語句は翻訳対象文を構成する語句であると考えられる。
【0053】
このように入力された原文の語句が修正されると、さらに、翻訳メモリ結果表示部24の領域57に表示されている多量の対訳候補が検索されて、この修正された語句を含む原文と共にそれと対になった対訳候補が領域の先頭に表示される(ステップS406)。翻訳作業者は、この並べ替えられた対訳候補から対訳文を編集するために必要な情報を容易に得るこができる。翻訳作業者は、従来行っていたように長い時間を掛けて画面をスクロールする必要はない。
【0054】
図6は、図2の翻訳支援装置のインターフェース画面の別の例を説明するための説明図である。語句の対訳候補は翻訳メモリ結果表示部23の対訳候補だけではない。機械翻訳結果表示部24にも表示される。例えば、図6に示すように機械翻訳結果表示部24の翻訳対象文“SUMMARY OF THE INVENTION”のSUMMARYの部分をクリックすると単語の対訳候補が表示される。この中から、対訳候補を選んで対訳文を修正できる。
【0055】
また、翻訳メモリ結果表示部24の領域57から対訳文を修正するために必要な原文の語句の対訳候補を識別した後、翻訳作業者はその対訳候補を音声入力する(ステップS407)。音声認識部42は、この入力された対訳候補が原文であるか訳文であるか判断し、原文であれば(ステップSS408否定)、ステップS403に行く。また、訳文であれば(ステップS408肯定)、次に進み語句の認識を行う(ステップ409)。
【0056】
音声認識部42で音声認識された訳文の語句は、機械翻訳装置12の対訳語句34あるいは翻訳メモリ装置14の構造解析済み対訳文データベース28から検索された語句の対訳候補によって修正される(ステップS410)。すなわち翻訳作業者が入力した音声をチェックし、対訳候補のテキストと異なっているときにはそれに最も類似するテキストで修正する。このためには、翻訳作業者が音声入力する訳文の語句は機械翻訳装置12あるいは翻訳メモリ装置14が提供する対訳候補の範疇の語句を使用することが前提となっている。原文を翻訳するに当たっては当然辞書を使うので、このことは翻訳支援装置を使う上で大きな制約とはならない。
【0057】
これにより、従来音声認識の精度が悪かった同音異義語や同音異綴り語の認識誤りや翻訳作業者が単語の訳を言い間違えたり、助詞を言い間違えても修正することができる。この時、間違えかどうかは翻訳メモリ装置14の対訳データベース16を規準にして判断される。対訳データベース16はすでに編集された品質の揃った訳文が蓄積されているからである。
【0058】
このように入力された語句が修正されると、この語句が挿入されるべき対訳文の対応する訳語が特定され、自動的にその訳語と置き換えられる(ステップS411)。翻訳作業者は従来行っていたキーボード操作を行わずに、効率的に訳文の修正ができる。編集を続ける場合には(ステップS412否定)、ステップS402に戻る。編集完了した場合は、翻訳作業部21の翻訳確定釦をクリックすることにより、(ステップS412肯定)、確定した対訳文として原文表示部20に原文と共に表示する(ステップS413)。勿論、対訳文が確定した場合は、原文を消去して対訳文で置き換えてゆくことも可能である。
【0059】
図7は、翻訳支援装置のインターフェース画面の別の例を説明するための説明図である。翻訳作業部21の領域56に表示されていた当初の対訳文「発明に関する概要」の「概要」は上記の編集作業により「要約」に置き換えられている。
【0060】
上述してきたように、本実施の形態1の発明によれば、翻訳作業者から音声入力された言葉について言語および連続あるいは不連続の文字列を認識し、音声入力された言葉が原文の言語であるものと認識された場合には、認識された連続あるいは不連続の文字列の対訳候補を対訳候補表示領域に編集して表示し、音声入力された言葉が訳文の言語であるものと認識された場合には、認識された連続あるいは不連続の文字列を訳文表示領域に表示するように制御することとしたので、音声認識技術を利用して翻訳作業を迅速に行い、もって翻訳作業者の作業時間や労力の低減を図ることができる。
【0061】
(実施の形態2)
ところで、上記実施の形態1で説明した翻訳支援装置は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーションなどのコンピュータシステムで実行することによって実現することができる。そこで、本実施の形態2では、上記実施の形態1で説明した翻訳支援装置と同様の機能を有する翻訳支援プログラムを実行するコンピュータシステムについて説明する。
【0062】
図9は、本実施の形態2に係るコンピュータシステムの構成を示すシステム構成図であり、図9は、このコンピュータシステムにおける本体部の構成を示すブロック図である。図9に示すように、本実施の形態2に係るコンピュータシステム100は、本体部101と、本体部101からの指示によって表示画面102aに画像などの情報を表示するためのディスプレイ102と、このコンピュータシステム100に種々の情報を入力するためのキーボード103と、ディスプレイ102の表示画面102a上の任意の位置を指定するためのマウス104とを備える。
【0063】
また、このコンピュータシステム100における本体部101は、図10に示すように、CPU121と、RAM122と、ROM123と、ハードディスクドライブ(HDD)124と、CD−ROM109を受け入れるCD−ROMドライブ125と、フレキシブルディスク(FD)108を受け入れるFDドライブ126と、ディスプレイ102、キーボード103並びにマウス104を接続するI/Oインターフェース127と、ローカルエリアネットワークまたは広域エリアネットワーク(LAN/WAN)106に接続するLANインターフェース128とを備える。
【0064】
さらに、このコンピュータシステム100には、インターネットなどの公衆回線107に接続するためのモデム105が接続されるとともに、LANインターフェース128およびLAN/WAN106を介して、他のコンピュータシステム(PC)111、サーバ112並びにプリンタ113などが接続される。
【0065】
そして、このコンピュータシステム100は、所定の記録媒体に記録された翻訳支援プログラムを読み出して実行することで翻訳支援装置を実現する。ここで、所定の記録媒体とは、フレキシブルディスク(FD)108、CD−ROM109、MOディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」の他に、コンピュータシステム100の内外に備えられるハードディスクドライブ(HDD)124や、RAM122、ROM123などの「固定用の物理媒体」、さらに、モデム105を介して接続される公衆回線107や、他のコンピュータシステム111並びにサーバ112が接続されるLAN/WAN106などのように、プログラムの送信に際して短期にプログラムを保持する「通信媒体」など、コンピュータシステム100によって読み取り可能な翻訳支援プログラムを記録する、あらゆる記録媒体を含むものである。
【0066】
すなわち、翻訳支援プログラムは、上記した「可搬用の物理媒体」、「固定用の物理媒体」、「通信媒体」などの記録媒体に、コンピュータ読み取り可能に記録されるものであり、コンピュータシステム100は、このような記録媒体から翻訳支援プログラムを読み出して実行することで翻訳支援装置を実現する。なお、翻訳支援プログラムは、コンピュータシステム100によって実行されることに限定されるものではなく、他のコンピュータシステム111またはサーバ112が翻訳支援プログラムを実行する場合や、これらが協働して翻訳支援プログラムを実行するような場合にも、本発明を同様に適用することができる。
【0067】
(他の実施の形態)
さて、これまで本発明の実施の形態1および2について説明したが、本発明は上述した実施の形態1および2以外にも、上記特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施の形態にて実施されてもよいものである。
【0068】
本実施の形態1では翻訳作業部21にある対訳文を対訳候補で置換する際に、翻訳メモリ結果表示部から翻訳作業部21に対訳候補を挿入した。しかし、このような場合だけではなく、翻訳作業者が音声入力した語句に基づいて翻訳作業部21に翻訳メモリ結果表示部23の対訳候補を表示することができる。例えば、翻訳作業者が「組織」と音声入力すると、翻訳メモリ結果表示部23から選択された「組織」、「組織を測定」、「組織を測定する」などの「組織」で始まる語句が表示される。これらの表示例を図8に示す。図8は、図3のインターフェース画面の翻訳メモリ結果表示部の表示例を説明する図である。同図に示すように表示例はリストビュー、セレクトビュー、オートコンプリートなどが考えられる。オートコンプリートの場合は、翻訳作業者が「組織を」と音声入力した場合である。「組織を」と入力されると、予め推定して「組織を測定」という文字列が表示される。このように、入力の手間が省けるので、編集作業を迅速に行うことができる。ただし、翻訳作業部に対訳文が表示されている場合は、翻訳作業部21のモード切替釦によってモード切替が必要である。
【0069】
また、本実施の形態1では主としてキーボードでの入力作業を音声で行い、編集作業の迅速化を図ることを検討したが、これだけに限定されるものではなく、翻訳作業の各ステップの開始、終了などの指示を音声で行うことも可能である。
【0070】
また、本実施の形態1では、主として音声入力する場合について説明したが、本発明はこれに限らず、キーボードで入力する場合にも適用することができる。また、機械翻訳結果表示部や翻訳メモリ表示部から翻訳作業部へ訳文を移動させるにはマウスによるドラッグアンドドロップによって移動させることも可能である。
【0071】
(付記1)翻訳対象である原文に含まれる連続あるいは不連続の文字列の対訳候補を該原文の連続あるいは不連続の文字列に対応づけて対訳候補表示領域に表示すると共に、前記原文の訳文または訳文の一部を翻訳作業者から受け付けて訳文表示領域に表示し、前記翻訳作業者の翻訳を支援する翻訳支援装置であって、
前記翻訳作業者から音声入力された言葉について言語および連続あるいは不連続の文字列を認識する音声認識手段と、
前記音声入力された言葉が原文の言語であるものと前記音声認識手段によって認識された場合には、該認識された連続あるいは不連続の文字列の対訳候補を前記対訳候補表示領域に編集して表示し、該音声入力された言葉が訳文の言語であるものと前記音声認識手段によって認識された場合には、該認識された連続あるいは不連続の文字列を前記訳文表示領域に表示するように制御する表示制御手段と、
を備えたことを特徴とする翻訳支援装置。
【0072】
(付記2)前記音声認識手段によって認識された前記連続あるいは不連続の文字列を前記対訳候補表示領域に表示された対訳候補または原文の連続あるいは不連続の文字列に基づいて修正する音声認識修正手段をさらに備え、
前記表示制御手段は、前記音声認識修正手段によって修正された連続あるいは不連続の文字列の対訳候補を前記対訳候補表示領域に編集して表示し、前記音声認識修正手段によって修正された連続あるいは不連続の文字列を前記訳文表示領域に表示するように制御することを特徴とした付記1に記載の翻訳支援装置。
【0073】
(付記3)前記音声認識修正手段は、前記音声認識手段によって対訳として認識された連続あるいは不連続の文字列を前記対訳候補表示領域に表示された対訳候補の連続あるいは不連続の文字列へ修正することを特徴とする付記2に記載の翻訳支援装置。
【0074】
(付記4)前記訳文表示領域にすでに訳文が表示されている場合に、前記音声認識手段によって対訳として改めて認識された連続あるいは不連続の文字列によって置換されるべき対応する連続あるいは不連続の文字列を該訳文表示領域にすでに表示されている訳文から特定する置換特定手段をさらに備え、
前記表示制御手段は、前記置換特定手段によって特定された対応する連続あるいは不連続の文字列を前記対訳として改めて認識された連続あるいは不連続の文字列に置換して前記訳文表示領域に表示するように制御することを特徴とする付記1、2、または3に記載の翻訳支援装置。
【0075】
(付記5)前記表示制御手段は、前記音声認識手段によって対訳として認識された連続あるいは不連続の文字列とともに該連続あるいは不連続の文字列を対訳候補として含む訳文を表示するよう制御する付記1、2、または3に記載の翻訳支援装置。
【0076】
(付記6)翻訳対象である原文に含まれる連続あるいは不連続の文字列の対訳候補を該原文の連続あるいは不連続の文字列に対応づけて対訳候補表示領域に表示すると共に、前記原文の訳文または訳文の一部を翻訳作業者から受け付けて訳文表示領域に表示し、前記翻訳作業者の翻訳を支援する翻訳支援方法であって、
前記翻訳作業者から音声入力された言葉について言語および連続あるいは不連続の文字列を認識する音声認識工程と、
前記音声入力された言葉が原文の言語であるものと前記音声認識工程によって認識された場合には、該認識された連続あるいは不連続の文字列の対訳候補を前記対訳候補表示領域に編集して表示し、該音声入力された言葉が訳文の言語であるものと前記音声認識工程によって認識された場合には、該認識された連続あるいは不連続の文字列を前記訳文表示領域に表示するように制御する表示制御工程と、
を含んだことを特徴とする翻訳支援方法。
【0077】
(付記7)前記音声認識工程によって認識された前記連続あるいは不連続の文字列を前記対訳候補表示領域に表示された対訳候補または原文の連続あるいは不連続の文字列に基づいて修正する音声認識修正工程をさらに備え、
前記表示制御工程は、前記音声認識修正工程によって修正された連続あるいは不連続の文字列の対訳候補を前記対訳候補表示領域に編集して表示し、前記音声認識修正工程によって修正された連続あるいは不連続の文字列を前記訳文表示領域に表示するように制御することを特徴とした付記6に記載の翻訳支援方法。
【0078】
(付記8)前記音声認識修正工程は、前記音声認識工程によって対訳として認識された連続あるいは不連続の文字列を前記対訳候補表示領域に表示された対訳候補の連続あるいは不連続の文字列へ修正することを特徴とする付記7に記載の翻訳支援方法。
【0079】
(付記9)前記訳文表示領域にすでに訳文が表示されている場合に、前記音声認識工程によって対訳として改めて認識された連続あるいは不連続の文字列によって置換されるべき対応する連続あるいは不連続の文字列を該訳文表示領域にすでに表示されている訳文から特定する置換特定工程をさらに備え、
前記表示制御工程は、前記置換特定工程によって特定された対応する連続あるいは不連続の文字列を前記対訳として改めて認識された連続あるいは不連続の文字列に置換して前記訳文表示領域に表示するように制御することを特徴とする付記6、7、または8に記載の翻訳支援方法。
【0080】
(付記10)前記表示制御工程は、前記音声認識工程によって対訳として認識された連続あるいは不連続の文字列とともに該連続あるいは不連続の文字列を対訳候補として含む訳文を表示するよう制御する付記6、7、または8に記載の翻訳支援方法。
【0081】
(付記11)翻訳対象である原文に含まれる連続あるいは不連続の文字列の対訳候補を該原文の連続あるいは不連続の文字列に対応づけて対訳候補表示領域に表示すると共に、前記原文の訳文または訳文の一部を翻訳作業者から受け付けて訳文表示領域に表示し、前記翻訳作業者の翻訳を支援する翻訳支援プログラムであって、
前記翻訳作業者から音声入力された言葉について言語および連続あるいは不連続の文字列を認識する音声認識手順と、
前記音声入力された言葉が原文の言語であるものと前記音声認識手順によって認識された場合には、該認識された連続あるいは不連続の文字列の対訳候補を前記対訳候補表示領域に編集して表示し、該音声入力された言葉が訳文の言語であるものと前記音声認識手順によって認識された場合には、該認識された連続あるいは不連続の文字列を前記訳文表示領域に表示するように制御する表示制御手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする翻訳支援プログラム。
【0082】
(付記12)前記音声認識手順によって認識された前記連続あるいは不連続の文字列を前記対訳候補表示領域に表示された対訳候補または原文の連続あるいは不連続の文字列に基づいて修正する音声認識修正手順をさらに備え、
前記表示制御手順は、前記音声認識修正手順によって修正された連続あるいは不連続の文字列の対訳候補を前記対訳候補表示領域に編集して表示し、前記音声認識修正手順によって修正された連続あるいは不連続の文字列を前記訳文表示領域に表示するように制御することを特徴とした付記11に記載の翻訳支援プログラム。
【0083】
(付記13)前記訳文表示領域にすでに訳文が表示されている場合に、前記音声認識手順によって対訳として改めて認識された連続あるいは不連続の文字列によって置換されるべき対応する連続あるいは不連続の文字列を該訳文表示領域にすでに表示されている訳文から特定する置換特定手順をさらに備え、
前記表示制御手順は、前記置換特定手順によって特定された対応する連続あるいは不連続の文字列を前記対訳として改めて認識された連続あるいは不連続の文字列に置換して前記訳文表示領域に表示するように制御することを特徴とする付記11または12に記載の翻訳支援プログラム。
【0084】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、翻訳作業者から音声入力された言葉について言語および連続あるいは不連続の文字列を認識し、音声入力された言葉が原文の言語であるものと認識された場合には、認識された連続あるいは不連続の文字列の対訳候補を対訳候補表示領域に編集して表示し、音声入力された言葉が訳文の言語であるものと認識された場合には、認識された連続あるいは不連続の文字列を訳文表示領域に表示するように制御するよう構成したので、音声認識技術を利用して翻訳作業を迅速に行い、もって翻訳作業者の作業時間や労力の低減を図ることができる。
【0085】
また、この請求項2の発明によれば、認識された連続あるいは不連続の文字列を対訳候補表示領域に表示された対訳候補または原文の連続あるいは不連続の文字列に基づいて修正し、修正された連続あるいは不連続の文字列の対訳候補を対訳候補表示領域に編集して表示し、修正された連続あるいは不連続の文字列を訳文表示領域に表示するように制御するよう構成したので、音声認識技術を利用して翻訳作業を迅速に行い、もって翻訳作業者の作業時間や労力の低減を図ることができる。
【0086】
また、この請求項3の発明によれば、音声認識手段によって対訳として認識された連続あるいは不連続の文字列を対訳候補表示領域に表示された対訳候補の連続あるいは不連続の文字列へ修正するよう構成したので、音声認識技術を利用して翻訳作業を迅速に行い、もって翻訳作業者の作業時間や労力の低減を図ることができる。
【0087】
また、この請求項4の発明によれば、訳文表示領域にすでに訳文が表示されている場合に、音声認識手段によって対訳として改めて認識された連続あるいは不連続の文字列によって置換されるべき対応する連続あるいは不連続の文字列を訳文表示領域にすでに表示されている訳文から特定し、特定された対応する連続あるいは不連続の文字列を対訳として改めて認識された連続あるいは不連続の文字列に置換して訳文表示領域に表示するように制御するよう構成したので、音声認識技術を利用して翻訳作業を迅速に行い、もって翻訳作業者の作業時間や労力の低減を図ることができる。
【0088】
また、この請求項5の発明によれば、対訳として認識された連続あるいは不連続の文字列とともに連続あるいは不連続の文字列を対訳候補として含む訳文を表示するよう制御するよう構成したので、音声認識技術を利用して翻訳作業を迅速に行い、もって翻訳作業者の作業時間や労力の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態1に係る音声による翻訳支援装置の基本構成を示す機能ブロック図である。
【図2】図1の音声による翻訳支援装置の翻訳処理フローを示すフローチャートである。
【図3】図1の翻訳支援装置のインターフェース画面の一例を説明する説明図である。
【図4】図2の翻訳結果の編集の詳細手順を示すフローチャートである。
【図5】図2の翻訳支援装置のインターフェース画面の別の例を説明する説明図である。
【図6】図2の翻訳支援装置のインターフェース画面の別の例を説明する説明図である。
【図7】図2の翻訳支援装置のインターフェース画面の別の例を説明する説明図である。
【図8】図3のインターフェース画面の翻訳メモリ結果表示部の表示例を説明する説明図である。
【図9】本実施の形態2に係るコンピュータシステムの構成を示すシステム構成図である。
【図10】図9に示したコンピュータシステムにおける本体部の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 インターフェース部
12 機械翻訳装置
14 翻訳メモリ装置
15 翻訳対象文書
16 対訳データベース
16−1 検索データベース
18 データ互換処理部
20 原文表示部
21 翻訳作業部
23 翻訳メモリ結果表示部
24 機械翻訳結果表示部
25 翻訳文書
26 対訳文データベース部
28 構造解析済み対訳文データベース部
30 機械翻訳部
32 対訳パターン
34 対訳語句
36 類似文翻訳部
40 音声入力部
42 音声認識部
44 表示制御部
46 音声認識修正部
48 置換特定部
100 コンピュータシステム
101 本体部
102 ディスプレイ
102a 表示画面
103 キーボード
104 マウス
105 モデム
106 ローカルエリアネットワークまたは広域エリアネットワーク(LAN/WAN)
107 公衆回線
108 フレキシブルディスク(FD)
109 CD−ROM
111 他のコンピュータシステム(PC)
112 サーバ
113 プリンタ
121 CPU
122 RAM
123 ROM
124 ハードディスクドライブ(HDD)
125 CD−ROMドライブ
126 FDドライブ
127 I/Oインターフェース
128 LANインターフェース

Claims (5)

  1. 翻訳対象である原文に含まれる連続あるいは不連続の文字列の対訳候補を該原文の連続あるいは不連続の文字列に対応づけて対訳候補表示領域に表示すると共に、前記原文の訳文または訳文の一部を翻訳作業者から受け付けて訳文表示領域に表示し、前記翻訳作業者の翻訳を支援する翻訳支援装置であって、
    前記翻訳作業者から音声入力された言葉について言語および連続あるいは不連続の文字列を認識する音声認識手段と、
    前記音声入力された言葉が原文の言語であるものと前記音声認識手段によって認識された場合には、該認識された連続あるいは不連続の文字列の対訳候補を前記対訳候補表示領域に編集して表示し、該音声入力された言葉が訳文の言語であるものと前記音声認識手段によって認識された場合には、該認識された連続あるいは不連続の文字列を前記訳文表示領域に表示するように制御する表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする翻訳支援装置。
  2. 前記音声認識手段によって認識された前記連続あるいは不連続の文字列を前記対訳候補表示領域に表示された対訳候補または原文の連続あるいは不連続の文字列に基づいて修正する音声認識修正手段をさらに備え、
    前記表示制御手段は、前記音声認識修正手段によって修正された連続あるいは不連続の文字列の対訳候補を前記対訳候補表示領域に編集して表示し、前記音声認識修正手段によって修正された連続あるいは不連続の文字列を前記訳文表示領域に表示するように制御することを特徴とした請求項1に記載の翻訳支援装置。
  3. 前記音声認識修正手段は、前記音声認識手段によって対訳として認識された連続あるいは不連続の文字列を前記対訳候補表示領域に表示された対訳候補の連続あるいは不連続の文字列へ修正することを特徴とする請求項2に記載の翻訳支援装置。
  4. 前記訳文表示領域にすでに訳文が表示されている場合に、前記音声認識手段によって対訳として改めて認識された連続あるいは不連続の文字列によって置換されるべき対応する連続あるいは不連続の文字列を該訳文表示領域にすでに表示されている訳文から特定する置換特定手段をさらに備え、
    前記表示制御手段は、前記置換特定手段によって特定された対応する連続あるいは不連続の文字列を前記対訳として改めて認識された連続あるいは不連続の文字列に置換して前記訳文表示領域に表示するように制御することを特徴とする請求項1、2、または3に記載の翻訳支援装置。
  5. 前記表示制御手段は、前記音声認識手段によって対訳として認識された連続あるいは不連続の文字列とともに該連続あるいは不連続の文字列を対訳候補として含む訳文を表示するよう制御することを特徴とする請求項1、2、または3に記載の翻訳支援装置。
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