JP2004192138A - 画像作成送信システム、画像作成送信方法および携帯情報端末 - Google Patents

画像作成送信システム、画像作成送信方法および携帯情報端末 Download PDF

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Abstract

【課題】メールに添付しても再生可能な表現力を持たせた合成立体画像を作成可能とし、また、合成立体画像を添付したメールの送信に伴う不具合を低減可能とする。
【解決手段】携帯電話1aは、合成画像作成システムサーバ6から提示される画像データを選択していくことで、合成画像作成システムサーバ6で3Dアニメーションファイルを生成する。該3Dアニメーションファイルをメールに添付して送信する場合、合成画像作成システムサーバ6は、受信側の表示性能を判別し、受信側が3Dアニメーションファイルを表示可能であれば、メール本文と3Dアニメーションファイルと送信し、表示不可であれば、メール本文と3DアニメーションファイルをGIFファイル(複数)に変換して送信する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、合成画像を作成して送信するシステムに係り、詳細には、無線通信機能と撮像機能とを備えた無線通信機とネットワークを介して接続されたサーバとにより作成された合成画像を、相手の無線通信機に送信する画像作成送信システム、画像作成送信方法および携帯情報端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、携帯電話はメール作成・送受信機能を備え、最近では、デジタルカメラ等の撮像機能を内蔵することにより、作成したメール内容に撮像された画像を添付して送信する機能を備えたものが存在する。このような携帯電話において、メールに添付する画像データを予め用意された画像データと合成したり、あるいは画像データを立体化したり、さらに、アクションなどの効果を持たせたりして、画像データの表現力を持たせ、メールによる情報伝達をより効果的にすることが考えられる。例えば、画像の立体化としては、撮像画像からテクスチャ画像データを作成するシステムが知られており、撮像した画像により豊かな表現力を持たせる場合、有効な方法である(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−20735号公報 第11頁 図16
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような画像合成や立体化、アクション付加などの画像加工処理は、一般に、コンピュータなどの処理能力の高い装置でない限り、携帯電話のような特殊な画像処理機能を備えていない装置では不可能であった。また、加工された画像データは、一般に知られるJPEG、PNGといった画像形式では展開不可能なデータであり、また、ファイルサイズも複数かつ非常に大きく、特に無線によるダウンロードの際はデータエラーを起こす危険性があり、携帯電話などのような装置で実行可能するには困難であった。
【0005】
そこで本発明は、携帯電話のような特殊な画像処理機能を備えていない装置であっても、メールに添付しても再生可能な表現力を持たせた合成立体画像を作成することができ、また、合成立体画像を添付したメールの送信に伴う不具合を低減することができる画像作成送信システム、画像作成送信方法および携帯情報端末を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的達成のため、請求項1記載の発明による画像作成送信システムは、撮像手段と、前記撮像手段によって撮像された画像データから加工領域を抽出する抽出手段と、前記抽出手段によって抽出された加工領域を立体画像データに加工する立体加工手段と、メッセージを作成するメッセージ作成手段と、前記立体加工手段によって立体加工された画像データを前記メッセージ作成手段によって作成されたメッセージとともに送信するよう指示する送信指示手段とを具備することを特徴とする。
【0007】
また、好ましい態様として、例えば請求項2記載のように、請求項1記載の画像作成送信システムにおいて、前記メッセージとともに送信される画像データが送信先の端末にて表示可能か否かを判別する判別手段と、前記判別手段によって表示不可能と判別された場合、表示可能なデータの形式に変換する変換手段とを更に具備するようにしてもよい。
【0008】
また、好ましい態様として、例えば請求項3記載のように、請求項1または2記載の画像作成送信システムにおいて、前記加工領域とともに前記撮像手段により撮り込まれる画像をスルー表示する表示手段と、前記表示手段によりスルー画像が表示されている状態で、前記撮像手段による撮像を指示する撮像指示手段と、前記撮像指示手段による指示を検出すると、前記加工領域内にある画像を抽出するよう前記抽出手段を制御する制御手段とを更に具備するようにしてもよい。
【0009】
また、好ましい態様として、例えば請求項4記載のように、請求項1ないし3のいずれかに記載の画像作成送信システムにおいて、前記立体加工手段によって立体加工された画像データを動画表示させるためのアニメーションデータを作成するアニメーションデータ作成手段と、前記立体加工された画像データと前記アニメーションデータ作成手段によって作成されたアニメーションデータとを1つのファイル形式にして記憶する記憶手段とを更に具備するようにしてもよい。
【0010】
また、好ましい態様として、例えば請求項5記載のように、請求項4記載の画像作成送信システムにおいて、前記記憶手段に記憶されている画像データを加工する加工手段を更に具備するようにしてもよい。
【0011】
また、上記目的達成のため、請求項6記載の発明による画像作成送信方法は、撮像ステップと、この撮像ステップにて撮像された画像データより、加工領域を抽出する抽出ステップと、この抽出ステップにて抽出された加工領域を立体画像データに加工する立体加工ステップと、メッセージを作成するメッセージ作成ステップと、前記立体加工ステップにて立体加工された画像データを前記メッセージ作成ステップにて作成されたメッセージとともに送信するよう指示する指示ステップとからなることを特徴とする。
【0012】
また、上記目的達成のため、請求項7記載の発明による携帯情報端末は、撮像手段と、前記撮像手段によって撮像された画像データから加工領域を抽出する抽出手段と、前記抽出手段によって抽出された加工領域を立体画像データに加工する立体加工手段と、メッセージを作成するメッセージ作成手段と、前記立体加工手段によって立体加工された画像データと前記メッセージ作成手段によって作成されたメッセージとともに送信する送信手段とを具備することを特徴とする。
【0013】
また、好ましい態様として、例えば請求項8記載のように、請求項7記載の携帯情報端末において、前記加工領域とともに前記撮像手段により撮り込まれる画像をスルー表示する表示手段と、前記表示手段によりスルー画像が表示されている状態で、前記撮像手段による撮像を指示する撮像指示手段と、前記撮像指示手段による指示を検出すると、前記加工領域内にある画像を抽出するよう前記抽出手段を制御する制御手段とを更に具備することを特徴とする。
【0014】
また、好ましい態様として、例えば請求項9記載のように、請求項7または8記載の携帯情報端末において、前記立体加工手段によって立体加工された画像データを動画表示させるためのアニメーションデータを作成するアニメーションデータ作成手段と、前記立体加工された画像データと前記アニメーションデータ作成手段によって作成されたアニメーションデータとを1つのファイル形式にして記憶する記憶手段とを更に具備するようにしてもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、携帯電話によるメール送受信システムに適用した一実施例として、図面を参照して説明する。
【0016】
A.第1実施形態
A−1.第1実施形態の構成
図1は、本発明の第1実施形態によるメール送受信システムの構成を示すブロック図である。図において、携帯電話(無線通信端末/データ通信装置)1a,1bは、撮像機能と画像メモリとを備え、自身の撮像機能で撮像した画像データの一部を切り出し、該画像データの一部と、合成画像作成システムサーバ6との間で通信しながら、該合成画像作成システムサーバ6上で3Dアニメーションファイルを作成する機能を備えている。
【0017】
また、携帯電話1a,1bは、画像メモリに格納された3Dアニメーションファイルを合成画像作成システムサーバ6に登録する機能および該3Dアニメーションファイルをメールに添付して送信するように指示する機能を備えている。また、携帯電話1a,1bは、合成画像作成システムサーバ6からの3Dアニメーションファイル付きメールを受信する機能を備えている。なお、3Dアニメーションには、動作を表現できるアクションを指定することが可能となっている。
【0018】
また、携帯電話9は、上記携帯電話1a,1bとは異なる通信サービス事業者7に接続された端末であり、3Dアニメーションファイルを作成する機能、および3Dアニメーションファイルを直接閲覧する機能を有していないが、一般的なGIFファイル(GIFアニメーション)による再生機能は有している。
【0019】
無線基地局2,2、または無線基地局2は、公衆回線網4を介して携帯電話1a、1b、または携帯電話9のユーザが加入する通信サービス事業者(インターネットプロバイダを含む)3または7に接続する。
【0020】
通信サービス事業者(インターネットプロバイダを含む)3は、主なサービスとして提供している携帯電話サービスに必要とする交換機31の他、無線基地局2をAP(アクセス・ポイント)として、携帯電話1a、1bをWWW5に接続するためのシステム(Webサーバ32、データベース35)、メールシステム(メールサーバ33)を備えている。通信サービス事業者7も同様に、主なサービスとして提供している携帯電話サービスに必要とする交換機71の他、無線基地局2をAP(アクセス・ポイント)として、携帯電話9をWWW5に接続するためのシステム(Webサーバ72、データベース75)、メールシステム(メールサーバ73)を備えている。
【0021】
公衆回線網4は、アナログ、デジタル電話回線網である。WWW5は、所謂インターネットである。
【0022】
合成画像作成システムサーバ6は、WWW5に接続するためのシステム(便宜的にWebサーバ61、データベース63)、メールシステム(メールサーバ62)を備えている。該合成画像作成システムサーバ6は、携帯電話1a,1bからの要求に応じて、携帯電話で撮像された画像データに予め用意された3Dアニメーションを合成して作成するための各種選択画面や、最終的な3Dアニメーションを提示する。最終的な3Dアニメーションは、データベース63に保存し、上記携帯電話1a,1bからの指示に従って、3Dアニメーションファイルが実行されるWebメール形式(Webブラウザによる閲覧可能)のメッセージを転送する。
【0023】
このとき、相手端末が3Dアニメーションファイルを再生可能な端末(送信側と同一キャリアを利用する端末)であるか、3Dアニメーションファイルを再生不可な端末(他社のキャリアを利用する端末)であるかを判別し、3Dアニメーションファイルを再生可能な端末である場合には、3Dアニメーションファイルが添付されたメッセージをそのまま転送し、3Dアニメーションファイルを再生不可な端末である場合には、3DアニメーションファイルをGIFファイルに変更してメッセージを転送する。
【0024】
次に、図2(a),(b)は、携帯電話1a,1bの外観図(開状態:正面図および背面図)である。本実施形態における携帯電話1a、1bは、蓋部と本体部からなる二つ折り構造である。アンテナ11は、図1において、通信サービス事業者3の無線基地局2と交信を行うためのものである。また、スピーカ12は、蓋部の前面側に設けられており、音声出力を行う。表示部(メイン表示部)13は、カラー液晶であり、120ドット(幅)×160ドット(高さ)である。該表示部13には、3Dアニメーションファイルの実行とメッセージとを同時に表示可能となっている。
【0025】
キー操作部14は、本体部の前面に設けられており、各種機能キー(メールキー141、アドレスキー142、ファンクションキー143)、テンキー144などからなる。メールキー141は、メール機能を起動し、メールメニューを表示するためのものである。アドレスキー142は、送信先のメールアドレスを選択する際に用いるアドレス帳を開くためのものである。テンキー144は、電話番号や文字の入力の際に使用する。マイク15は、本体部の下部に設けられており、音声入力を行う。
【0026】
サブ表示部16は、蓋部の背面に設けられている。LED17は、透明、または半透明部材で構成され、着信の際、発光する。撮像レンズ18は、蓋部2の背面、上記サブ表示部16の下部に設けられている。報知スピーカ19は、着信などを報知するものであり、蓋部を本体部に閉じた状態でも報知音が聞こえるように、本体部の裏面に配置されている。
【0027】
次に、図3は、携帯電話1a,1bの構成を示すブロック図である。無線送受信部20は、無線によりアンテナ11を介して音声やデータ(メールデータやWebメールメッセージ)を送受し変調/復調する。無線信号処理部21は、無線送受信部20で受信した音声やデータ(メールデータやWebメールメッセージ)を復調し、あるいは無線送受信部20へ送信するための音声やデータを変調するなどの無線通信に必要な処理をする。制御部22は、各種動作および全体の動作を制御する。
【0028】
画像メモリ23は、撮像部(撮像レンズ18、撮像モジュール181、DSP182)で撮像され、画像処理プログラム領域2413に格納されたプログラムにより圧縮符号化された画像ファイルや、WWW5を介してダウンロードした画像ファイルを格納するためのメモリである。ROM24は、書換可能なFlash ROMで構成され、本発明の特徴となる、後述の各種プログラムを格納する。
【0029】
ドライバ25は、表示部13を駆動させる。ドライバ26は、サブ表示部16を駆動させる。加入者情報記憶部27は、本携帯電話1を呼び出すための電話番号や、操作者(加入者)のID等、プロフィールデータを格納する。ROM28は、制御部18を制御する各種プログラムなどを格納する。RAM29は、無線通信端末として必要な各種データを記憶し、かつ制御部25が動作する上で必要なデータを格納するとともに、メールデータも格納記憶する。
【0030】
音声信号処理部200は、マイク15から入力された音声信号を符号化処理したり、無線信号処理部21から出力された信号に基づいて復号化してスピーカ12を駆動させ、音声を出力する。撮像モジュール181は、CCD、若しくはCMOSで構成され、カラー画像を取り込む。DSP182は、撮像モジュール181に取り込まれた画像を符号化処理する。報知デバイス192は、報音スピーカ19、バイブレータ191、LED17を駆動させるためのドライバである。
【0031】
次に、図4は、携帯電話1a,1bにおけるROM24のメモリエリアの構成を示す概念図である。該ROM24は、本実施形態の特徴であるソフトウェアプログラムを格納する。ROM24は、メールソフトウェアプログラム領域241、画像処理プログラム領域2413およびその他のプログラム領域2414からなる。
【0032】
メールソフトウェアプログラム領域241は、既知のメールソフトウェアプログラムを格納する領域2411と、3Dアニメーションファイルビューワプログラムを格納する領域2412とに分かれている。なお、3Dアニメーションファイルビューワプログラムは、合成画像作成システムサーバ6を介してWWW5からダウンロードするようにしてもよい。
【0033】
画像処理プログラム領域2413は、撮像部(撮像レンズ18、撮像モジュール181、DSP182)で撮像され、デジタル符号化された画像を、JPEG方式やPNG、GIF方式で圧縮処理するための画像処理プログラムを格納する。該画像処理プログラムは、本第1の実施の形態では、3Dアニメーションファイル作成に際して、撮像した画像データの一部から3Dアニメーションに用いる領域を抽出するような加工処理も行う。その他のプログラム領域2414は、上記以外のアプリケーションプログラムなどが格納する。
【0034】
次に、図5は、携帯電話1a,1bにおけるRAM29のメモリエリアの構成を示す概念図である。RAM29は、アドレス帳データ格納領域291、メールデータ格納領域292、添付ファイル格納領域293およびその他・ワークメモリ294からなる。アドレス帳データ格納領域291は、氏名、電話番号、メールアドレス等を一組のレコードとして複数格納する。
【0035】
メールデータ格納領域292は、メールソフトウェアを使用して作成されたメールデータや、受信したメールデータを格納する。添付ファイル格納領域293は、メールにファイルが添付されている場合、このファイルを格納する。その他・ワークメモリ294は、その他のワークメモリとして各種データを格納する。また、3Dアニメーションファイル格納領域295は、メールに添付されてきた3Dアニメーションファイルを格納する。なお、携帯電話9についても、無線送受信部20、無線信号処理部21による変復調処理を除き基本的な回路構成は同様だが、携帯電話1a,1bとは異なる通信サービス会社に属するため、3Dアニメーションファイル格納領域295を備えていない。
【0036】
A−2.第1実施形態の動作
次に、上述した第1実施形態の動作について説明する。ここで、図6および図7は、本第1実施形態による3Dアニメーションファイル作成処理を説明するためのフローチャートである。なお、当該処理の実行に先立って、携帯電話1aでは、撮影モジュール181、DSP182により撮像され、画像データが画像メモリ23に格納されているものとする。
【0037】
(1)3Dアニメーション作成処理
携帯電話1aにおいて、トップページ表示状態で「3Dアニメーションを作る」が選択されると、合成画像作成システムサーバ6にアクセスする(ステップSa10)。合成画像作成システムサーバ6では、ログオン処理を行い(ステップSb10)、作成手順CGIを読み出し、画像選択画面を転送する(ステップSb12)。
【0038】
携帯電話1aでは、図9(a)に示す画像選択画面を表示し(ステップSa12)、図9(b)に示すように、予め撮影した携帯電話端末内の画像ファイルを選択する(ステップSa14)。次に、図9(c)に示すように、選択した画像ファイルを表示部13に表示した状態で、切り取り枠131を表示して3Dアニメーションとして用いる部分、すなわち合成範囲を選択する(ステップSa16)。次に、送信指示が検出されたか否かを判断し(ステップSa18)、送信指示が検出されなければ、ステップSa14へ戻り、送信指示が検出されると、合成範囲を合成画像作成システムサーバ6へ送信する。この段階で、携帯電話1a(1b)には、図10(a)に示すように、切り取りが完了した合成範囲部分の画像が表示される。合成画像作成システムサーバ6では、合成範囲を受信すると、カテゴリ選択画面を転送する(ステップSb14)。
【0039】
携帯電話1aでは、図10(b)に示すカテゴリ選択画面を表示し(ステップSa20)、どのような3Dアニメーションを作成するかカテゴリを選択する(ステップSa22)。次に、送信指示が検出されたか否かを判断し(ステップSa24)、送信指示が検出されなければ、ステップSa22へ戻り、送信指示が検出されると、選択したカテゴリを合成画像作成システムサーバ6へ送信する。合成画像作成システムサーバ6では、カテゴリを受信すると、選択されたカテゴリに属するBODY選択画面を転送する(ステップSb16)。
【0040】
携帯電話1aでは、図10(c)に示すBODY選択画面を表示し(ステップSa26)、3Dアニメーションに用いるBODYを選択する(ステップSa28)。次に、送信指示が検出されたか否かを判断し(ステップSa30)、送信指示が検出されなければ、ステップSa28へ戻り、送信指示が検出されると、選択したBODYを合成画像作成システムサーバ6へ送信する。合成画像作成システムサーバ6では、BODYを受信すると、3Dアニメーションの動きを決めるためのアクション選択画面を転送する(ステップSb18)。
【0041】
携帯電話1aでは、図10(d)に示すアクション選択画面を表示し(ステップSa32)、3Dアニメーションの動きを決めるためのアクションを選択する(ステップSa34)。次に、送信指示が検出されたか否かを判断し(ステップSa36)、送信指示が検出されなければ、ステップSa34へ戻り、送信指示が検出されると、選択したアクションを合成画像作成システムサーバ6へ送信する。合成画像作成システムサーバ6では、アクションを受信すると、3DアニメーションファイルとGIFフィルとを作成し、データベース63に格納する(ステップSb20)。次に、作成した3Dアニメーションを携帯電話1aに転送する(ステップSb22)。
【0042】
携帯電話1aでは、3Dアニメーションビューワを起動し、図10(e)に示すように、受信した3Dアニメーションを表示する(ステップSa38)。次に、図10(f)の画面で、作成した3Dアニメーションファイルをダウロードする指示があったか否かを判断し(ステップSa40)、ダウンロードの指示があると、3Dアニメーションファイルを、RAM29の3Dアニメーションファイル格納領域295へ格納する(ステップSa42)。なお、図10(f)の画面で、Webメールによるメッセージ送信を選択することも可能である。
【0043】
ここで、合成画像作成システムサーバ6で作成される3Dアニメーションファイルについて説明する。図8は、3Dアニメーションファイルの構成を示す概念図である。3Dアニメーションファイルは、ヘッダ部とデータソース部とからなる。ヘッダ部は、ファイル名データ、著作権フラグデータ、プロパティデータ、画像サイズデータからなる。データソース部は、背景データ部、データサイズ部、実体データ部からなる。背景データ部には、背景色データ、環境光強さデータ、平行光強さデータ、平行光光源方向データが含まれる。データサイズ部には、モデルデータサイズ、アニメーションデータサイズ、テクスチャデータサイズ、環境ビットマップデータサイズ、視点データサイズが含まれる。実体データ部には、モデルデータの実体、アニメーションデータの実体、テクスチャデータの実体、環境ビットマップデータの実体、視点データの実体(コマ毎に視点位置が格納され、複数のコマを順次読み出してサイクリックにアクションを起こさせるデータ)が含まれる。本発明の3Dアニメーションデータの特徴は、図示するように、1つのファイルとして構成されているところにある。
【0044】
これは、従来の3Dアニメーションを実行するシステムが少なくとも3つのファイル(モデルデータ、アニメーションデータ、テクスチャデータ)により構成されるが、このようなファイル構造をそのまま携帯電話のような小型の表示デバイスを備え、且つ、システムに負荷をかけ難い機器に適用させるのは困難であるために1ファイルとして構成されている。また、図8のファイル構成において、実行に不可欠なデータはなるべくファイルの先頭に設定し、それ以外データ、すなわち、携帯電話単体で後で設定可能なデータについてはファイルの後の方に設定されている。すなわち、環境ビットマップデータの実体や視点データの実体等は、存在しなくても3Dアニメーションを表示できるため、省略してもファイル全体に影響の無い位置に設定されている。
【0045】
(2)メール送信処理
次に、上述した3Dアニメーションファイルを添付してメールを送信する動作について説明する。ここで、図11は、メール送信処理を説明するためのフローチャートである。まず、携帯電話1aでは、メール送信が検出されたか否かを判断し(ステップSa50)、メール送信が指示されなければ当該処理を終了する。一方、メール送信が指示されると、合成画像作成システムサーバ6にメール送信を要求する。合成画像作成システムサーバ6では、メール作成CGIを起動させてメール送信要求に従って、Webメール作成画面を読み出し、携帯電話1aに転送する(ステップSb50)。
【0046】
携帯電話1aでは、Webメール作成画面上で、メール本文を入力するメール作成処理、送信先のメールアドレスを入力するアドレス入力処理を実行する(ステップSa52)。次に、決定指示を検出したか否かを判断し(ステップSa54)、決定指示がない場合には、ステップSa52へ戻り、編集作業を継続する。一方、決定指示が検出されると、決定指示が合成画像作成システムサーバ6へ送信される。合成画像作成システムサーバ6では、ユーザID登録されている3Dアニメーションファイルのリストを作成して送信する。
【0047】
携帯電話1aでは、上記自身のユーザIDで登録している3Dアニメーションファイルのリストを表示する(ステップSa56)。ユーザは、該3Dアニメーションファイルのリストからメールに添付する3Dアニメーションファイルを選択する(ステップSa58)。次に、決定指示を検出したか否かを判断し(ステップSa60)、決定指示がない場合には、ステップSa58へ戻り、3Dアニメーションファイルの選択を継続する。一方、決定指示が検出されると、決定指示が合成画像作成システムサーバ6へ送信される。合成画像作成システムサーバ6では、作成されたメール(テキスト)に選択された3Dアニメーションファイルを添付したWebメールコンテンツを作成し、データベースにURLを付けて保存する(ステップSb54)。
【0048】
(3)メール着信処理
次に、上述した3Dアニメーションファイルが添付されたメールを受信する動作について説明する。ここで、図12は、メール着信処理を説明するためのフローチャートである。まず、携帯電話1b(または9)では、メールを着信したか否かを判断し(ステップSc10)、メールを着信していなければ、当該処理を終了する。一方、メールを着信した場合には、報知スピーカ19により着信を報知し(ステップSc12)、ユーザによる開封指示が検出されたか否かを判断する(ステップSc14)。そして、開封指示がない場合には、ステップSc12へ戻り、着信報知を継続する。
【0049】
一方、開封指示があると、メールヘッダを表示し(ステップSc16)、URL指示を検出したか否かを判断する(ステップSc18)。ここで、ユーザがメールに記述されているURLを指示すると、合成画像作成システムサーバ6にアクセスする。
【0050】
合成画像作成システムサーバ6では、携帯電話1b(または9)からアクセスを受けると、アクセスを要求した端末の認識情報(メーカー名、型番、ブラウザのバージョン等)を判別するための端末確認処理を行い(ステップSb60)、3Dアニメーションデータの表示が可能であるか否かを判断する(ステップSb62)。そして、アクセス要求した端末が3Dアニメーションデータを表示可能である場合、すなわち、携帯電話1bであった場合には、メール本文と3DアニメーションファイルとからなるWebメールコンテンツを転送する(ステップSb64)。
【0051】
一方、アクセス要求した端末が3Dアニメーションデータを表示不可である場合、すなわち、異なるキャリアの携帯電話9であった場合には、メール本文とGIFファイルからなるWebメールコンテンツを転送する(ステップSb66)。
【0052】
携帯電話1b(または9)では、受信したファイルに添付される画像ファイルの再生に対応するビューワを起動する(ステップSc20)。すなわち、携帯電話1bの場合には、3Dアニメーションビューワとブラウザを起動し、携帯電話9の場合には、Webブラウザを起動する。次いで、合成画像作成システムサーバ6からのメール本文と3Dアニメーションファイル(またはGIFファイル)とを表示し(ステップSc22)、当該処理を終了する。
【0053】
上述した第1実施形態によれば、合成画像作成システムサーバ6と連携させながら、3Dアニメーションファイルを作成するようにしたので、演算能力の低い携帯電話1aでも、撮像した画像データを一部とする3Dアニメーションファイルを作成することができる。また、3Dアニメーションの共通部分のデータ(BODY、アクション)、3Dアニメーションファイルを、合成画像作成システムサーバ6に保存しておくので、携帯電話のようにCPUの処理能力やメモリ容量に限度があっても、3Dアニメーションファイルを作成することができる。また、メール着信側の端末の能力を判別し、それに応じたファイル形式で送信するので、同じキャリアの端末以外であっても、3Dアニメーションを表示させることができる。
【0054】
B.第2実施形態
次に、本発明の第2実施形態について説明する。上述した第1実施形態では、予め撮影した画像データを元に合成画像作成システムサーバ6と連携して3Dアニメーションファイルを作成したが、本第2実施形態では、撮影からの一連の操作により合成画像作成システムサーバ6と連携して3Dアニメーションファイルを作成することを特徴としている。なお、システム、携帯電話の構成は、上述した第1実施形態と同じであるので説明を省略する。
【0055】
B−1.第2実施形態の動作
次に、本第2実施形態の動作について説明する。ここで、図13は、本第2実施形態の動作(一部)を説明するためのフローチャートである。なお、第1実施形態と同じ部分についてはこれを参照して説明を省略する。
【0056】
まず、携帯電話1aにおいて、トップページ表示状態で「3Dアニメーションを作る」が選択されると、合成画像作成システムサーバ6にアクセスする(図6のステップSa10)。合成画像作成システムサーバ6では、ログオン処理を行い(図6のステップSb10)、作成手順CGIを読み出し、作成手順CGIを起動し、切り取り枠データを転送する(図13のステップSb12)。
【0057】
携帯電話1bでは、切り取り枠データを受信してバッファリングし(ステップSa70)、撮像モジュール181、DSP182を起動する(ステップSa72)。次に、切り取り枠131付きで、レンズ18、撮像モジュール181を介して撮像している映像をリアルタイムでスルー表示し(ステップSa74)、シャッターが操作されたか否かを判断する(ステップSa76)。シャッターが操作されなければ、ステップSa74へ戻り、切り取り枠131付きのスルー表示を継続する。
【0058】
ユーザは、表示部13に表示される切り取り枠131付きの撮像されている映像を見ながら、切り取り枠131内に所望する被写体が入るように構図を決め、シャッターを操作する。そして、シャッターが操作されると、撮像された画像データから切り取り枠131内の画像データを抽出し、該切り取り枠131内の画像データを合成画像作成システムサーバ6へ送信し、図6のステップSa20へ進む。合成画像作成システムサーバ6では、携帯電話1aから切り取り枠131内の画像データを受信すると、カテゴリ選択画面を転送し(ステップSb72)、図6のステップSb16へ進む。
【0059】
以下、上述した第1実施形態と同様の処理により3Dアニメーションファイルを作成する。また、メール送信処理、メール着信処理についても上述した第1実施形態と同様である。
【0060】
上述した第2実施形態によれば、その場で撮像した画像データから3Dアニメーションファイルを直接作成することができる。
【0061】
C.第3実施形態
次に、本発明の第3実施形態について説明する。前述した第1または第2実施形態では、合成画像作成システムサーバ6との連携により3Dアニメーションファイルを作成したが、本第3実施形態では、携帯電話1a(または1b)自体で3Dアニメーションファイルを作成することを特徴としている。
【0062】
C−1.第3実施形態の構成
本第3実施形態によるシステム構成、携帯電話1a(または1b)の構成は、基本的には、前述した第1実施形態と同じであるが、端末自体で3Dアニメーションファイルを作成するために、携帯電話1a(または1b)のROM24のメモリ構成は図14に示すようになる。すなわち、3Dアニメーションファイルビューワプログラムに代えて、3Dアニメーションデータ作成プログラムを格納する領域242を設けている。
【0063】
C−1.第3実施形態の動作
次に、本第3実施形態の動作について説明する。ここで、図15および図16は、本第3実施形態による携帯電話1a(または1b)の動作を説明するためのフローチャートである。まず、3Dアニメーションファイル作成モードにおいて、メニューを表示し(ステップSa80)、該メニューから新規作成が選択されたか否かを判断する(ステップSa82)。そして、新規作成が選択されると、切り取り枠データを読み込み(ステップSa84)、撮像モジュール181、DSP182を起動する(ステップSa86)。
【0064】
次に、切り取り枠131付きで、レンズ18、撮像モジュール181を介して撮像している映像をリアルタイムでスルー表示し(ステップSa88)、シャッターが操作されたか否かを判断する(ステップSa90)。シャッターが操作されなければ、ステップSa88へ戻り、切り取り枠131付きのスルー表示を継続する。
【0065】
ユーザは、表示部13に表示される切り取り枠131付きの撮像されている映像を見ながら、切り取り枠131内に所望する被写体が入るように構図を決め、シャッターを操作する。そして、シャッターが操作されると、撮像された画像データから切り取り枠131内の画像データを抽出し、該切り取り枠131内の画像データをバッファリングする(ステップSa92)。
【0066】
次に、3Dアニメーションに用いるBODY選択画面を表示し(ステップSa98)、BODYが選択されたか否かを判断する(ステップSa100)。ユーザは、BODY選択画面から3Dアニメーションに用いるBODYを選択する。そして、BODYが選択されると、環境光・光源設定画面を表示し(ステップSa102)、環境光・光源の設定完了が検出されたか否かを判断する(ステップSa104)。ユーザは、環境光・光源を設定する。
【0067】
そして、環境光・光源が設定されると、3D化された画像データのプレビューを表示し(ステップSa106)、決定が検出されたか否かを判断する(ステップSa108)。ユーザは、3D化された画像データのプレビューを確認し、これでOKならば決定を指示し、変更する場合には、変更を指示する。ここで、ユーザが変更を指示した場合には、変更部分に応じて、ステップSa80、Sa98、Sa102へ戻る。
【0068】
一方、ユーザが決定を指示した場合には、背景画像選択画面を表示し(ステップSa112)、新規作成が選択されたか否かを判断する(ステップSa114)。ここで、ユーザが新規作成を選択した場合には、レンズ18、撮像モジュール181を介して撮像している映像をリアルタイムでスルー表示し(ステップSa116)、シャッターが操作されたか否かを判断する(ステップSa118)。シャッターが操作されなければ、ステップSa116へ戻り、スルー表示を継続する。そして、シャッターが操作されると、そのときの撮影した画像をバッファリングする(ステップSa124)。
【0069】
一方、背景画像選択画面から新規作成を選択しなかった場合には、著作権フラグのない画像ファイルを読み出してリスト表示し(ステップSa120)、いずれかが選択されたか否かを判断する(ステップSa122)。そして、いずれかが選択されると、該選択された画像をバッファリングする(ステップSa124)。
【0070】
いずれの場合も、3D化された画像データと背景画像とを合成し、再度、プレビュー表示する(ステップSa126)。ユーザは、プレビューを確認し、これでOKならば決定を指示し、変更する場合には、変更を指示する。ここで、ユーザが変更を指示した場合には、ステップSa112へ戻り、再度、背景画像の選択を行う。
【0071】
一方、ユーザが決定を指示した場合には、アクション選択画面を表示し(ステップSa130)、いずれかのアクションが選択されたか否かを判断する(ステップSa132)。そして、いずれかのアクションが選択されると、3D化された画像データの完成状態を表示する(ステップSa134)。ユーザは、完成状態を確認し、保存・上書きを行うか否かを指示する。そして、保存・上書きが指示されると、3D化された画像データとアクションとから3Dアニメーションファイルを作成し、上書き更新処理を行う(ステップSa138)。一方、破棄が指示された場合には、バッファをクリアし、ステップSa80のメニュー表示へ戻るか、当該処理を終了する(ステップSa140)。
【0072】
上述した第3実施形態によれば、携帯電話の演算能力やメモリ容量に余裕があった場合、自端末内で3Dアニメーションファイルを作成するようにしたので、別途サーバを設置することなく、容易に3Dアニメーションファイルをメール送信することができる。
【0073】
また、第3実施の形態においては、3Dアニメーションファイルを撮像時からすべて携帯電話で作成するようにしたが、これに限らず、携帯電話では負担のかかる処理(例えば、モデルデータやテクスチャデータの作成処理)を第1、および、第2の実施の形態の、合成画像作成システムサーバ6に依存し、携帯電話ではその他のデータ(例えばアニメーションデータ、環境ビットマップデータ、視点データ)を作成するようにしても良い。
【0074】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、抽出手段により、撮像手段によって撮像された画像データから加工領域を抽出し、立体加工手段により、該抽出された加工領域を立体画像データに加工し、メッセージ作成手段によりメッセージを作成し、送信指示手段により、前記立体加工された画像データを前記メッセージとともに送信するよう指示するようにしたので、することができるという利点が得られる。
【0075】
また、請求項2記載の発明によれば、判別手段により、前記メッセージとともに送信される画像データが送信先の端末にて表示可能か否かを判別し、表示不可能と判別された場合、変換手段により、表示可能なデータの形式に変換するようにしたので、することができるという利点が得られる。
【0076】
また、請求項3記載の発明によれば、表示手段により、前記加工領域とともに前記撮像手段により撮り込まれる画像をスルー表示し、前記表示手段によりスルー画像が表示されている状態で、撮像指示手段による指示を検出すると、制御手段により、前記加工領域内にある画像を抽出するよう前記抽出手段を制御するようにしたので、することができるという利点が得られる。
【0077】
また、請求項4記載の発明によれば、アニメーションデータ作成手段により、前記立体加工手段によって立体加工された画像データを動画表示させるためのアニメーションデータを作成し、前記立体加工された画像データと前記アニメーションデータ作成手段によって作成されたアニメーションデータとを1つのファイル形式にして記憶手段に記憶するようにしたので、することができるという利点が得られる。
【0078】
また、請求項5記載の発明によれば、加工手段により、前記記憶手段に記憶されている画像データを加工するようにしたので、することができるという利点が得られる。
【0079】
また、請求項6記載の発明によれば、抽出ステップで、撮像ステップにて撮像された画像データより、加工領域を抽出し、立体加工ステップで、抽出ステップにて抽出された加工領域を立体画像データに加工し、また、メッセージ作成ステップで、メッセージを作成し、指示ステップで、前記立体加工ステップにて立体加工された画像データを前記メッセージ作成ステップにて作成されたメッセージとともに送信するよう指示するようにしたので、することができるという利点が得られる。
【0080】
また、請求項7記載の発明によれば、抽出手段により、撮像手段によって撮像された画像データから加工領域を抽出し、立体加工手段により、該抽出された加工領域を立体画像データに加工し、メッセージ作成手段によりメッセージを作成し、送信指示手段により、前記立体加工された画像データを前記メッセージとともに送信するよう指示するようにしたので、することができるという利点が得られる。
【0081】
また、請求項8記載の発明によれば、表示手段により、前記加工領域とともに前記撮像手段により撮り込まれる画像をスルー表示し、前記表示手段によりスルー画像が表示されている状態で、撮像指示手段による指示を検出すると、制御手段により、前記加工領域内にある画像を抽出するよう前記抽出手段を制御するようにしたので、することができるという利点が得られる。
【0082】
また、請求項9記載の発明によれば、アニメーションデータ作成手段により、前記立体加工手段によって立体加工された画像データを動画表示させるためのアニメーションデータを作成し、前記立体加工された画像データと前記アニメーションデータ作成手段によって作成されたアニメーションデータとを1つのファイル形式にして記憶手段に記憶するようにしたので、することができるという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態によるメール送受信システムの構成を示すブロック図である。
【図2】携帯電話1a,1bの外観図(開状態:正面図および背面図)である。
【図3】携帯電話1a,1bの構成を示すブロック図である。
【図4】ROM24のメモリエリアの構成を示す概念図である。
【図5】RAM29のメモリエリアの構成を示す概念図である。
【図6】本第1実施形態による3Dアニメーションファイル作成処理を説明するためのフローチャートである。
【図7】本第1実施形態による3Dアニメーションファイル作成処理を説明するためのフローチャートである。
【図8】3Dアニメーションファイルの構成を示す概念図である。
【図9】本第1実施形態による携帯電話1aの画面遷移例を示す模式図である。
【図10】本第1実施形態による携帯電話1aの画面遷移例を示す模式図である。
【図11】本第1実施形態によるメール送信処理を説明するためのフローチャートである。
【図12】本第1実施形態によるメール着信処理を説明するためのフローチャートである。
【図13】本発明の第2実施形態の動作(一部)を説明するためのフローチャートである。
【図14】本発明の第3実施形態によるROM24のメモリ構成を示す概念図である。
【図15】本第3実施形態による携帯電話1a(または1b)の動作を説明するためのフローチャートである。
【図16】本第3実施形態による携帯電話1a(または1b)の動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1a,1b 携帯電話
2 無線基地局
4 公衆回線網
5 WWW
9 携帯電話
3,7 通信サービス事業者
31 交換機
32 Webサーバ
33 メールサーバ
35 データベース
4 公衆回線網
5 WWW
6 合成画像作成システムサーバ(立体加工手段、判別手段、変換手段、アニメーションデータ作成手段、加工手段)
61 Webサーバ
62 メールサーバ
63 データベース(記憶手段)
71 Webサーバ
72 メールサーバ
75 データベース
11 アンテナ
12 スピーカ
13 表示部(表示手段)
14 キー入力部(撮像指示手段)
15 マイク
16 サブ表示部
17 LED
18 撮像レンズ(撮影手段)
19 報知スピーカ
20 無線送受信部(送信手段)
21 無線信号処理部
22 制御部(抽出手段、立体加工手段、メッセージ作成手段、送信指示手段、制御手段、アニメーションデータ作成手段、加工手段)
23 画像メモリ
24 Flash ROM
25 ドライバ
26 ドライバ
27 加入者情報記憶部
28 システムROM
29 RAM(記憶手段)
181 撮像モジュール(撮影手段)
182 DSP(撮影手段)
192 ドライバ
200 音声信号処理部

Claims (9)

  1. 撮像手段と、
    前記撮像手段によって撮像された画像データから加工領域を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段によって抽出された加工領域を立体画像データに加工する立体加工手段と、
    メッセージを作成するメッセージ作成手段と、
    前記立体加工手段によって立体加工された画像データを前記メッセージ作成手段によって作成されたメッセージとともに送信するよう指示する送信指示手段と
    を具備することを特徴とする画像作成送信システム。
  2. 前記メッセージとともに送信される画像データが送信先の端末にて表示可能か否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段によって表示不可能と判別された場合、表示可能なデータの形式に変換する変換手段と
    を更に具備することを特徴とする請求項1記載の画像作成送信システム。
  3. 前記加工領域とともに前記撮像手段により撮り込まれる画像をスルー表示する表示手段と、
    前記表示手段によりスルー画像が表示されている状態で、前記撮像手段による撮像を指示する撮像指示手段と、
    前記撮像指示手段による指示を検出すると、前記加工領域内にある画像を抽出するよう前記抽出手段を制御する制御手段と
    を更に具備することを特徴とする請求項1または2記載の画像作成送信システム。
  4. 前記立体加工手段によって立体加工された画像データを動画表示させるためのアニメーションデータを作成するアニメーションデータ作成手段と、
    前記立体加工された画像データと前記アニメーションデータ作成手段によって作成されたアニメーションデータとを1つのファイル形式にして記憶する記憶手段と
    を更に具備することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の画像作成送信システム。
  5. 前記記憶手段に記憶されている画像データを加工する加工手段を更に具備することを特徴とする請求項4記載の画像作成送信システム。
  6. 撮像ステップと、
    この撮像ステップにて撮像された画像データより、加工領域を抽出する抽出ステップと、
    この抽出ステップにて抽出された加工領域を立体画像データに加工する立体加工ステップと、
    メッセージを作成するメッセージ作成ステップと、
    前記立体加工ステップにて立体加工された画像データを前記メッセージ作成ステップにて作成されたメッセージとともに送信するよう指示する指示ステップとからなることを特徴とする画像作成送信方法。
  7. 撮像手段と、
    前記撮像手段によって撮像された画像データから加工領域を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段によって抽出された加工領域を立体画像データに加工する立体加工手段と、
    メッセージを作成するメッセージ作成手段と、
    前記立体加工手段によって立体加工された画像データと前記メッセージ作成手段によって作成されたメッセージとともに送信する送信手段と
    を具備することを特徴とする携帯情報端末。
  8. 前記加工領域とともに前記撮像手段により撮り込まれる画像をスルー表示する表示手段と、
    前記表示手段によりスルー画像が表示されている状態で、前記撮像手段による撮像を指示する撮像指示手段と、
    前記撮像指示手段による指示を検出すると、前記加工領域内にある画像を抽出するよう前記抽出手段を制御する制御手段と
    を更に具備することを特徴とする請求項7記載の携帯情報端末。
  9. 前記立体加工手段によって立体加工された画像データを動画表示させるためのアニメーションデータを作成するアニメーションデータ作成手段と、
    前記立体加工された画像データと前記アニメーションデータ作成手段によって作成されたアニメーションデータとを1つのファイル形式にして記憶する記憶手段と
    を更に具備することを特徴とする請求項7または8記載の携帯情報端末。
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