JP2004191273A - インターナルポンプの洗浄装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】原子炉の定期検査においてストレッチチューブに付着したクラッドを遠隔で容易かつ確実に除去することのできるインターナルポンプの洗浄装置を提供する。
【解決手段】原子炉圧力容器(1)の下鏡部(1a)に貫設されたインターナルポンプ(6)の電動機部を圧力容器外に取り外し、インペラ(22a)及びポンプシャフト(22b)を圧力容器内に取り外した状態でストレッチチューブ(23)の内側面を洗浄する当たり、ストレッチチューブ(23)の内側の開口端を封止する封止部材(28)と、ストレッチチューブ(23)の外側の開口端から挿入される主軸(40)、主軸(40)をストレッチチューブの軸芯に支持すると共に、回転可能に支持する支持部材(32,34)、主軸(40)の先端部に装着された電動回転ブラシ(35)、洗浄水を供給するスプレーノズル(37)を含んでなる洗浄本体部(洗浄本体部)とを備えたものである。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、原子炉圧力容器の下鏡部に貫設されたインターナルポンプの構成要素であるストレッチチューブを、原子炉供用期間中のメンテナンス作業において遠隔作業で洗浄し、ストレッチチューブに付着したクラッドを除去するためのインターナルポンプの洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
初めに、図3を参照して本発明を適用するインターナルポンプを備えた沸騰水型原子炉の概略構成を説明する。原子炉圧力容器1内に設置された炉心シュラウド2の内部には多数の燃料集合体3が収容されており、これらの燃料集合体3の下端部は炉心支持板4で支持され、上端部が上部格子板5で支持されている。原子炉圧力容器1の下鏡部1aには複数個のインターナルポンプ6が貫設され、原子炉圧力容器1と炉心シュラウド2との間に形成されるダウンカマの冷却材を炉心部の燃料集合体3に強制的に供給し、燃料集合体3の燃焼度を増加させて原子炉の出力を増加させると共に、インターナルポンプ6の回転数を変化させることによって炉心流量を調整し、これにより原子炉出力を調整する機能を備えている。
【0003】
インターナルポンプ6によって供給された冷却材は炉心を通過する際に、炉心の核反応熱により昇温されて二相流状態となる。二相流状態になった冷却材は、炉心の上方に設置された気水分離器7に流入し、ここで、蒸気が水と分離される。分離された蒸気は気水分離器7上に設けられた蒸気乾燥器8内に導入され、ここで乾燥されて乾き蒸気となる。この乾き蒸気は原子炉圧力容器1に接続された主蒸気管9を介して図示を省略した蒸気タービンに移送されて発電に供される。その後、蒸気は、いずれも図示を省略した複水器、給水加熱器を経由し、給水スパージャ10より原子炉内に戻され、気水分離器7及び蒸気乾燥器8で分離された水とともにダウンカマを降下する。冷却水は、さらにインターナルポンプ6で昇圧された後、炉心下部に送られ、上昇流となって再び炉心に供給される。
【0004】
上述したインターナルポンプ6の概略構成について図4を参照して説明する。インターナルポンプ6はポンプ11とモータ12とから成り、モータ12はステータ13、ロータ14、スラストディスク15、逆転防止装置16、モータカバー17、補助カバー18等で構成され、原子炉圧力容器1の下鏡部5の貫通ノズル19に直接溶接されて固定されたモータケーシング20内に収納される。モータ12はウエットタイプで、モータケーシング20に冷却配管を介してモータ冷却熱交換器が接続されており、ロータ14と直結するスラストディスク15によりモータ冷却水を循環させ、モータ12を運転中の発熱をモータ冷却熱交換器で除熱する構成になっている。
【0005】
モータ12の上部にはパージ水供給配管が設けられており、プラント運転中パージ水が常時供給され、原子炉圧力容器1からモータ12への入熱が抑制されると共に、放射線を帯びた炉水あるいはクラッドのモータケーシング20内への侵入が抑制される。ポンプ11は固定翼であるディフューザ21と、回転翼であるインペラ22aが一体になったポンプシャフト22とから成っている。このうち、ディフューザ21はストレッチチューブ23及びストレッチチューブナット24により貫通ノズル19に機械的に締結される。また、ポンプシャフト22bは、ロータ14を貫通しその下端部に設置されたカップリングスタッド25によってモータ12と締結される。これによりモータ12によって生じた回転エネルギーは、インペラ22aを介して、冷却材の流体運動エネルギーとして伝達され、冷却材はディフューザ21により整流されて静圧を確保した後、炉心部に強制的に供給される。
【0006】
上記のように構成されたインターナルポンプ6を原子炉定期検査時に分解、点検する際には、まず、モータカバー17を締結するためのメインスタッド26を緩め、モータ12とポンプシャフト22を僅かに降下させ、ポンプシャフト22bの段差部をストレッチチューブ23の上面に着座させて原子炉水のシール部(一次シール)を形成する。その後、モータケーシング20内に付設された二次シール27に外部配管より加圧水を供給してゴム製のシール部材を収縮させることによってポンプシャフト22bとの間隙をシールし、モータケーシング20の内包水を排水した後、モータ12を降下させて取り外す。モータ12を取り外した後、モータケーシング20の下端に閉止カバーを取付け、二次シール27の加圧を解除した後、ポンプシャフト22を原子炉上方に取り外す。取り外されたモータ12は、補修室で分解点検と消耗品の取替え作業が行われ、また、ポンプシャフト22については燃料プールの特設架台に設置し、外観検査と表面の洗浄作業が実施される。
【0007】
これらのメンテナンス作業を終えたモータ12とポンプシャフト22は、それぞれ取り外し手順と逆の手順で原子炉に取り付けられて復旧される。なお、ディフューザ21及びストレッチチューブ23のメンテナンスは不要であり、通常の原子炉定期検査においては取外しは行われない。また、上述の二次シール27はポンプシャフト22を取外した状態で原子炉の上方よりストレッチチューブ23にシールプラグを設置し、モータケーシング20内を排水した状態で取外し、再取付が実施できる構成になっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述したインターナルポンプ6では、モータ12のステータ13及びロータ14には炭素鋼でなる電磁鋼板が用いられ、モータケーシング20には低合金鋼が用いられており、インターナルポンプ6の長期間運転においてはこれらの構成部品からの鉄錆の発生を抑制することはできない。この鉄錆がパージ水にクラッドとして混入し、ストレッチチューブ23の内壁に付着する場合がある。このクラッドの蓄積が過大になると、静止側のストレッチチューブ23と回転側のポンプシャフト22bとで形成される隙間が狭くなりポンプシャフト22bの摩擦抵抗を増加させると共に、パージ水の流動状態が初期の設計状態から変化し、これによりポンプシャフト22bの温度分布が変化するという問題を生じる虞れがあった。また、ストレッチチューブ23にクラッドが過大に付着すると、定期検査でインターナルポンプ6を分解する際、クラッドによりポンプシャフト22bとストレッチチューブ23とが固着し、ポンプシャフト22bが取り外せなくなる虞れもあった。
【0009】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、原子炉の定期検査においてストレッチチューブに付着したクラッドを遠隔操作にて容易かつ確実に除去することのできるインターナルポンプの洗浄装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1に係る発明は、原子炉圧力容器の下鏡部に貫設された筒状ケーシングと、筒状ケーシングの容器側の内側面に嵌挿されたストレッチチューブと、ストレッチチューブに回転自在に装着されると共に、圧力容器側の端部にインペラが装着されたポンプシャフトと、筒状ケーシング内で外側方向に延出するポンプシャフトの外周部に装着されてポンプシャフトを回転させる電動機部とを有するインターナルポンプを洗浄するに当たり、電動機部を圧力容器外に取り外し、インペラ及びポンプシャフトを圧力容器内に取り外した状態でストレッチチューブの内側面を洗浄するインターナルポンプの洗浄装置であって、
ストレッチチューブの内側の開口端を封止する封止部材と、
ストレッチチューブの外側の開口端から挿入される主軸、主軸をストレッチチューブの軸芯に回転可能に支持する支持部材、主軸の先端部に装着された電動回転ブラシ、洗浄水を供給するスプレーノズルを含んでなる洗浄本体部と、を備えたものである。
【0011】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のインターナルポンプの洗浄装置において、洗浄時に洗浄本体部を筒状ケーシングに取付ける取付部と、主軸を回転させて洗浄本体部31を回転させ回転機構と、主軸を軸方向に移動させて洗浄本体部をストレッチチューブの軸方向に移動させる駆動機構とを備える。
【0012】
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載のインターナルポンプの洗浄装置において、洗浄本体部は、電動回転ブラシの近傍の主軸に装着され、被洗浄領域を含むストレッチチューブの内側面を監視する監視カメラと、監視カメラによる被監視領域を照らす照明具とを備える。
【0013】
請求項4に係る発明は、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のインターナルポンプの洗浄装置において、取付部は、ストレッチチューブの下端に装着された排水受け具と、排水受け具に接続された排水配管とを備える。
【0014】
請求項5に係る発明は、請求項1ないし4のいずれか1項に記載のインターナルポンプの洗浄装置において、主軸は管状部材でなり、その内部に少なくとも電動回転ブラシの電気配線及びスプレーノズルへの供給水管を挿通させて外部に延出させる構成とする。
【0015】
請求項6に係る発明は、請求項1ないし5のいずれか1項に記載のインターナルポンプの洗浄装置において、封止部材は、シールパッキングを介して、その縁部をストレッチチューブの端面に当接させる円筒キャップ形をなしている。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係るインターナルポンプの洗浄装置の一実施形態の構成を示す縦断面図であり、図2はこの洗浄装置をA矢印方向から見て一部を切断して示した拡大底面図である。これら各図において、インターナルポンプの洗浄時には、図4に示したステータ13及びロータ14を含む電動機部を原子炉圧力容器1の外に取り外し、インペラ22aと一体化されたポンプシャフト22bを原子炉圧力容器1内に取り外した状態でストレッチチューブ23の内側面の洗浄を行う。
【0017】
ここで、冷却水が漏れ出さないようにするために封止部材としてのシールプラグ28を備えている。このシールプラグ28はストレッチチューブ23の上端部を覆うように円筒キャップ形をなし、これを遠隔操作するための吊耳29が上底部の外側に突設され、下端の縁部にはシールパッキング30が装着されている。そして、このシールパッキング30を介して、シールプラグ28の縁部がストレッチチューブ23の上端縁部に当接される。また、シールプラグ28は洗浄本体部31によりストレッチチューブ23を全長に亘って洗浄するために必要な空間を形成している。
【0018】
洗浄本体部31は部分的に切り欠かれた円板32(図2参照)を備え、この円板32の軸芯部にパイプ状の主軸40の一端が結合されている。主軸40の他端はモータケーシング20の下端より延出し、延出端部に旋回ハンドル46が装着されている。また、円板32の外周縁部のうち、これを周方向に3等分した位置にストレッチチューブ23の内側面にそれぞれ当接して円板32を回転可能に支持するガイドローラ34が取り付けられている。これによって、主軸40がストレッチチューブ23の軸心に合わせられ、円板32及び主軸40の回転とその上下動が可能になっている。なお、円板32及びガイドローラ34が本発明の支持部材に対応している。
【0019】
また、円板32に近接する主軸40には、回転軸が主軸40と平行で、所定の距離だけ離隔した駆動モータ36が固定されている。この駆動モータ36の上端の出力軸に回転ブラシ35が取り付けられ、この回転ブラシ35は円板32の切り欠き部に位置しており、これを回転させることによってストレッチチューブ23の内面に付着したクラッドを摺り落とすことができる。また、駆動モータ36の近傍の主軸40には、摺り落としたクラッドを排除するスプレーノズル37及び洗浄状態を確認するための監視カメラ38、この監視カメラ38による被監視領域を照らす照明具39が装着されている。
【0020】
従って、主軸40を回転させることによって、ストレッチチューブ23の全周に亘ってクラッドの除去が行われると共に、この主軸40を昇降させることによって、ストレッチチューブ23の内側面全体の洗浄が可能となる。このとき、シールプラグ28の中空部はストレッチチューブ23の上端部まで確実に洗浄するために必要な空間を形成している。また、駆動モータ36、監視カメラ38及び照明具39の各電気ケーブルと、スプレーノズル37から噴出させる空気や水の供給ホースとがパイプ状の主軸40の内部に収納され、その下端部から導出される。
【0021】
一方、ストレッチチューブ23の下端部には排水受け具49が装着されている。この排水受け具49は前述したシールプラグ28の上下を逆にした形状を有し、その上端縁がシール部材を介してストレッチチューブ23の下端縁に当接され、その底部の中心に、グランドパッキンググ50を介して、主軸40が貫通されている。この場合、モータケーシング20の下端には取付フレーム47が装着され、この取付フレーム47には、主軸40を取り囲むようにした支持筒48の下端が固定され、その上端に排水受け具49を保持している。この支持筒48はその下端に近い部位に、主軸40の回転及び軸方向の移動を可能にする支持部材を備えている。従って、取付フレーム47をモータケーシング20の下端面に締結することよって排水受け具49の上端縁がストレッチチューブ23の下端に当接され、この状態に保持される。排水受け具49の底部に排水配管51が結合され、この排水配管51は支持筒48の外側に導出されてモータケーシング20の下部に引き出され、これによって、排水受け具49に流れ込んだ洗浄水を排水することができる。上述した取付フレーム47、支持筒48及び排水受け具49が本発明の取付部を構成している。
【0022】
また、排水受け具49の底部を貫通する主軸40の中間部、すなわち、排水受け具49の下方に軸受け44が装着され、この軸受け44の外輪を保持する保持部材にボールナット42が装着されている。このボールナット42と係合するボールネジ41が設けられている。このボールナット42の上端は排水受け具49の底部に回転可能に支持され、その他端部は取付フレーム47の中心部からモータケーシング20の下端から突出され、さらに、その突出端に昇降ハンドル45が装着されている。なお、ボールネジ41は洗浄本体部31の回転を支持する部材によって回転可能に支持されている。ここで、昇降ハンドル45を回転させると、ボールナット42が上下に駆動され、このボールナット42と一体的に結合された軸受け44を介して、主軸40も上下に駆動される。そして、主軸40が下方に駆動されたとき洗浄本体部31が下方に駆動され、ストレッチチューブ23の内側面全体の洗浄が行われる。このとき、排水受け具49はストレッチチューブ23を全長に亘って洗浄するために必要な空間を形成している。
【0023】
かくして、本実施形態によれば、ストレッチチューブ23の上端にシールプラグ28を装着して炉水の漏出を防止した後、洗浄本体部31をモータケーシング20の下部から装着し、続いて、排水受け具49及び支持筒48を取付フレーム47で固定することよってストレッチチューブ23の内側面の洗浄が可能になる。洗浄時には旋回ハンドル46を操作することによって主軸40を含む洗浄本体部31を回転させ、昇降ハンドル45を操作することによって洗浄本体部31を昇降させることによりストレッチチューブ23の内側面全体の洗浄が確実に行われる。この場合、スプレーノズル37より噴出されたクラッド洗浄水は、排水受け具49に集められ、排水配管51を通して排除される。
【0024】
また、上記実施形態によれば、モータケーシング20の端の外側に、洗浄本体部31を上下動させるための昇降ハンドル45と、洗浄本体部31を回転させるための旋回ハンドル46を備えているため、ストレッチチューブに付着したクラッドを遠隔で容易に除去することができる。
【0025】
なお、上記の実施形態では、ボールネジ41を昇降ハンドル45により、主軸40を旋回ハンドル46によりそれぞれ手動で回転操作したが、これらの操作を電動機を用いて操作することもできる。
【0026】
【発明の効果】
以上の説明によって明らかなように、本発明によれば、原子炉の定期検査においてストレッチチューブに付着したクラッドを遠隔で容易かつ確実に除去することのできるインターナルポンプの洗浄装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインターナルポンプの洗浄装置の一実施形態の構成を示す縦断面図。
【図2】図1に示した実施形態をA矢印方向から見て一部を切断して示した拡大底面図。
【図3】本発明を適用するインターナルポンプを備えた沸騰水型原子炉の概略構成図。
【図4】図3に示すインターナルポンプの概略構成を示す縦断面図。
【符号の説明】
1 原子炉圧力容器
1a 下鏡部
6 インターナルポンプ
12 モータ
20 モータケーシング
22 ポンプシャフト
23 ストレッチチューブ
28 シールプラグ
31 洗浄本体部
32 円板
33 洗浄ヘッド
34 ガイドローラ
35 回転ブラシ
36 駆動モータ
37 スプレーノズル
38 監視カメラ
40 主軸
43 駆動機構
47 取付フレーム
48 支持筒
49 排水受け具

Claims (6)

  1. 原子炉圧力容器の下鏡部に貫設された筒状ケーシングと、前記筒状ケーシングの容器側の内側面に嵌挿されたストレッチチューブと、前記ストレッチチューブに回転自在に装着されると共に、圧力容器側の端部にインペラが装着されたポンプシャフトと、前記筒状ケーシング内で外側方向に延出する前記ポンプシャフトの外周部に装着されて前記ポンプシャフトを回転させる電動機部とを有するインターナルポンプを洗浄するに当たり、前記電動機部を圧力容器外に取り外し、前記インペラ及びポンプシャフトを圧力容器内に取り外した状態で前記ストレッチチューブの内側面を洗浄するインターナルポンプの洗浄装置であって、
    前記ストレッチチューブの内側の開口端を封止する封止部材と、
    前記ストレッチチューブの外側の開口端から挿入される主軸、前記主軸を前記ストレッチチューブの軸芯に回転可能に支持する支持部材、前記主軸の先端部に装着された電動回転ブラシ及び洗浄水を供給するスプレーノズルを含んでなる洗浄本体部と、
    を備えたインターナルポンプの洗浄装置。
  2. 洗浄時に前記洗浄本体部を前記筒状ケーシングに取付ける取付部と、前記主軸を回転させて前記洗浄本体部31を回転させ回転機構と、前記主軸を軸方向に移動させて前記洗浄本体部を前記ストレッチチューブの軸方向に移動させる駆動機構とを備えた請求項1に記載のインターナルポンプの洗浄装置。
  3. 前記洗浄本体部は、前記電動回転ブラシの近傍の前記主軸に装着され、被洗浄領域を含む前記ストレッチチューブの内側面を監視する監視カメラと、前記監視カメラによる被監視領域を照らす照明具とを備えた請求項1又は2に記載のインターナルポンプの洗浄装置。
  4. 前記取付部は、前記ストレッチチューブの下端に装着された排水受け具と、前記排水受け具に接続された排水配管とを備えた請求項1ないし3のいずれか1項に記載のインターナルポンプの洗浄装置。
  5. 前記主軸は管状部材でなり、その内部に少なくとも前記電動回転ブラシの電気配線及び前記スプレーノズルへの供給水管を挿通させて外部に延出させる請求項1ないし4のいずれか1項に記載のインターナルポンプの洗浄装置。
  6. 前記封止部材は、シールパッキングを介して、その縁部を前記ストレッチチューブの端面に当接させる円筒キャップ形をなす請求項1ないし5のいずれか1項に記載のインターナルポンプの洗浄装置。、
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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