JP2004190991A - 空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【課題】ドレンパンやファンモータのメンテナンスを、ベースといっしょに熱交換器や送風ファンを取り外すことなく行なえるようにした空気調和機を提供する。
【解決手段】吸込口1と吹出口2とを結ぶ空気通路に設けられ、ベースaの両側上部に接合される支持部材3で支持された熱交換器4および送風ファン5と、同送風ファン5の一側に連結され、モータホルダにより保持されたファンモータと、前記ベースaと、同ベースaに付設され、前記熱交換器4の下部に対応するドレンパン8と、前記吹出口2に向かう空気流を偏向する左右風向板9および上下風向板10と、同上下風向板10を駆動する駆動装置11とからなるベースユニットとで構成され、前記ベースユニットが、前記ベースaと前記支持部材3に設けられた係止部12と固定部13により、係脱可能に係止されたのち前記支持部材3 に接離可能に固定されるようにした。
【選択図】 図1
【解決手段】吸込口1と吹出口2とを結ぶ空気通路に設けられ、ベースaの両側上部に接合される支持部材3で支持された熱交換器4および送風ファン5と、同送風ファン5の一側に連結され、モータホルダにより保持されたファンモータと、前記ベースaと、同ベースaに付設され、前記熱交換器4の下部に対応するドレンパン8と、前記吹出口2に向かう空気流を偏向する左右風向板9および上下風向板10と、同上下風向板10を駆動する駆動装置11とからなるベースユニットとで構成され、前記ベースユニットが、前記ベースaと前記支持部材3に設けられた係止部12と固定部13により、係脱可能に係止されたのち前記支持部材3 に接離可能に固定されるようにした。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気調和機に係わり、より詳細には、ドレンパンやファンモータのメンテナンスを、ベースといっしょに熱交換器や送風ファンを取り外すことなく行なえるようにした構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の空気調和機には、熱交換器を空気通路の両側壁に形成し、少なくとも一方がベースに着脱自在に取り付けられる一対の取付具に固定すると共に、送風ファンの一方の回転軸を同取付具に設けた軸受部に支承する一方、他方を前記側壁の外側において送風ファンを駆動するモータの回転軸と連結したことにより、熱交換器を外したり、動かしたりすることなく、送風ファンを取り外すことができ、メンテナンス性を向上することができるようにしたものがあった(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
しかしながら、上記構成でなる空気調和機においては、ベースに対し取付具を用いて熱交換器および送風ファンを取り付けるようにした構成となっていることから、例えば、上記取付具により熱交換器を吊下げ固定したままの状態で、ベースといっしょに熱交換器や送風ファンを取り外すことなく、ドレンパンやファンモータのメンテナンスを行なえるようにして、更にメンテナンス性を向上できるようにした空気調和機を提供することが望まれていた。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−213763号公報(第1頁、第2図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明においては、上記の問題点に鑑み、ドレンパンやファンモータのメンテナンスを、ベースといっしょに熱交換器や送風ファンを取り外すことなく行なえるようにした空気調和機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するため、前部および上部が開放されたベースと、同ベースに被着され、上下部に吸込口と吹出口とを備えた前面パネルと、これら吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路に設けられ、前記ベースの両側上部に接合される支持部材により支持された熱交換器および送風ファンと、同送風ファンの一側に連結され、前記ベースと前記一側の支持部材とで挟持されると共に、モータホルダにより保持されたファンモータと、前記ベースと、同ベースに付設され、前記熱交換器の下部に対応するドレンパンと、前記吹出口に向かう空気流を偏向する左右風向板および上下風向板と、同上下風向板を駆動する駆動装置とからなるベースユニットとで構成され、
前記ベースユニットが、前記ベースおよび前記支持部材に設けられた係止部および固定部により、係脱可能に係止されたのち前記支持部材に接離可能に固定されるようにしてなる構成となっている。
【0007】
また、前記係止部が、前記支持部材および前記ベースの後部に設けられる一方、前記固定部が、前記支持部材および前記ベースの前部に設けられてなる構成となっている。
【0008】
また、前記固定部が、前記支持部材の前部に設けられたねじ孔と、同ねじ孔に対応して前記ベースの前部に設けられた挿通孔とからなり、同挿通孔を通したねじを前記ねじ孔に螺着して、前記ベースユニットが、前記支持部材に前面側から固定されるようにしてなる構成となっている。
【0009】
また、前記モータホルダが、前記ファンモータの外周部を保持する保持片を備えて前記一側の支持部材に着脱可能に取り付けられ、前記ベースユニットを前記支持部材から離脱させた際、前記ファンモータが落下しないように保持する保持体からなる構成となっている。
【0010】
また、前記一側の支持部材に、前記保持片を受ける受け部を形成してなる構成となっている。
【0011】
更に、前記一側の支持部材および、または前記保持体と、前記ファンモータとの間に弾性部材を介装してなる構成となっている。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいた実施例として詳細に説明する。
図1は本発明による空気調和機の説明図で、(A)は断面図、(B)はベースおよび前面パネルの斜視図であり、図2は本発明による空気調和機の説明図で、(A)は斜視図、(B)は熱交換器および支持部材とこれに接合されるベースの斜視図であり、図3は本発明による空気調和機の要部説明図で、(A)は分解斜視図、(B)は要部分解斜視図である。
【0013】
本発明による空気調和機は、図で示すように、前部および上端部Cを含む上部を開放したベースaに、吸込口1を備えた上面パネルbおよび吹出口2を備えた下面パネルdからなる前面パネルeを被着して本体Aが構成され、同本体Aの背面側上部に設けられた係止部fを、被空調室の壁面に固着された据付板Bの係止爪gに係止して壁掛け設置されるようにした構成になっている。
【0014】
前記ベースaは、その上端部Cを開放したことにより、合成樹脂によって金型成形される時に小型化をはかることができるようになり、使用される素材の量を減らして軽量化をはかると共に、成形用の金型を簡素化して効果的なコストダウンを実現できるようになっている。
【0015】
なお、開放された前記ベースaの上端部Cは、前記本体Aが壁掛け設置された際、前記据付板Bの一部によって覆われるようになっている。
【0016】
前記上面パネルbには、前記吸込口1を構成する吸込グリルcが着脱可能に設けられている。
【0017】
前記吸込口1と前記吹出口2とを結ぶ空気通路には、該空気通路を構成するベース1の両側上部に接合される支持部材3によって支持され、前部熱交換器および後部熱交換器により逆V字状に形成された熱交換器4と、同熱交換器4により熱交換された空気を前記吹出口2に送出する送風ファン5とが夫々設けられ、同送風ファン5の側部にはファンモータ7が連結されている。
【0018】
前記ベースaと、同ベースaに付設された前記熱交換器4の下部に対応するドレンパン8と、前記吹出口2に向かう空気流を偏向する左右風向板9および上下風向板10と、同上下風向板10を駆動する駆動モータ11からなる駆動装置とでベースユニットが構成されており、このベースユニットが前記支持部材3の下部に接離可能に接合されるようになっている。
【0019】
これにより、例えば前記ファンモータ7、前記ドレンパン8、前記左右風向板9、前記上下風向板10および前記駆動モータ11などのメンテナンスを行なう際、前記支持部材3によって支持された前記熱交換器4や前記送風ファン5を、前記ベースユニットといっしょに取り外さなくてもよい構成になり、作業性を大幅に向上できるようにした空気調和機になる。
【0020】
以上の構成により、次にその動作について説明する。
前記ベースユニットは、図1(A)で示すように、前記ベースaおよび前記支持部材3に設けられた係止部12および固定部13により、係脱可能に係止されたのち前記支持部材3に接離可能に固定される。
【0021】
前記係止部12は、前記支持部材3および前記ベースaの後部に設けられる一方、前記固定部13は、前記支持部材3および前記ベースaの前部に設けられているので、前記ベースユニットを前記支持部材3の下部に接合する際、先ず、前記係止部12を構成し前記支持部材3に形成された係止溝12a に、前記ベースaに形成された係止爪12b を係脱可能に係止する。
【0022】
次に、前記ベースユニットの前部を上方に押し上げることにより、前記支持部材3に形成されたねじ孔14に、前記ベースaに形成された挿通孔15を位置合わせさせると共に、同挿通孔15を通したねじ20を前記ねじ孔14に螺着して、前記ベースユニットを前記支持部材3の下部に接合させた状態にして、同支持部材3の前面側からねじ締め固定できる。
【0023】
なお、前記固定部13は、同固定部13をなす前記ベースaおよび前記支持部材3の前部を入れ替えることにより、前記ベースaの前部に設けられたねじ孔14と、同ねじ孔14に対応して前記支持部材3の前部に設けられた挿通孔15からなる構成にして、前記ベースユニットを前記支持部材3に前面側から固定するようにしてもよい。
【0024】
また、前記モータホルダ17は、図3(A)および図3(B)で示すように、前記ファンモータ7の外周部を保持する保持片16を備えて前記一側の支持部材3に着脱可能に取り付けられ、前記ベースユニットを前記支持部材3から離脱させた際、前記ファンモータ7が落下しないように保持する保持体17からなる構成となっており、前記支持部材3に設けられたねじ孔3aに前記保持体17に設けられた取付孔17a を通したねじを螺着して取り付けるようになっている。
【0025】
前記一側の支持部材3には、前記保持片17を受ける受け部18を形成しているので、前記ねじ孔3aからねじを取り外しても前記ファンモータ7がいきなり落下してしまうということがない。
【0026】
また、前記一側の支持部材3と前記ファンモータ7との間、また、前記保持体17と前記ファンモータ7との間に、例えば合成ゴムからなる防振用の弾性部材19を介装することにより、例えば前記一側の支持部材3および前記ベースaと、前記ファンモータ7との間に弾性部材を介装する場合よりも容易に作業できることになる。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ドレンパンやファンモータのメンテナンスを、ベースといっしょに熱交換器や送風ファンを取り外すことなく行なえるようにした空気調和機となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和機の説明図で、(A)は断面図であり、(B)はベースおよび前面パネルの斜視図である。
【図2】本発明による空気調和機の説明図で、(A)は斜視図であり、(B)は熱交換器および支持部材とこれに接合されるベースの斜視図である。
【図3】本発明による空気調和機の要部説明図で、(A)は分解斜視図であり、(B)は要部分解斜視図である。
【符号の説明】
1 吸込口
2 吹出口
3 支持部材
3a ねじ孔
4 熱交換器
5 送風ファン
6 モータホルダ
7 ファンモータ
8 ドレンパン
9 左右風向板
10 上下風向板
11 駆動モータ(駆動装置)
12 係止部
12a 係止爪
12b 係止溝
13 固定部
14 ねじ孔
15 挿通孔
16 保持片
17 保持体
17a 取付孔
18 受け部
19 弾性部材
20 ねじ
A 本体
B 据付板
C 開放部
a ベース
b 上面パネル
c 吸込グリル
d 下部パネル
e 前面パネル
f 係止部
g 係止爪
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気調和機に係わり、より詳細には、ドレンパンやファンモータのメンテナンスを、ベースといっしょに熱交換器や送風ファンを取り外すことなく行なえるようにした構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の空気調和機には、熱交換器を空気通路の両側壁に形成し、少なくとも一方がベースに着脱自在に取り付けられる一対の取付具に固定すると共に、送風ファンの一方の回転軸を同取付具に設けた軸受部に支承する一方、他方を前記側壁の外側において送風ファンを駆動するモータの回転軸と連結したことにより、熱交換器を外したり、動かしたりすることなく、送風ファンを取り外すことができ、メンテナンス性を向上することができるようにしたものがあった(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
しかしながら、上記構成でなる空気調和機においては、ベースに対し取付具を用いて熱交換器および送風ファンを取り付けるようにした構成となっていることから、例えば、上記取付具により熱交換器を吊下げ固定したままの状態で、ベースといっしょに熱交換器や送風ファンを取り外すことなく、ドレンパンやファンモータのメンテナンスを行なえるようにして、更にメンテナンス性を向上できるようにした空気調和機を提供することが望まれていた。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−213763号公報(第1頁、第2図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明においては、上記の問題点に鑑み、ドレンパンやファンモータのメンテナンスを、ベースといっしょに熱交換器や送風ファンを取り外すことなく行なえるようにした空気調和機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するため、前部および上部が開放されたベースと、同ベースに被着され、上下部に吸込口と吹出口とを備えた前面パネルと、これら吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路に設けられ、前記ベースの両側上部に接合される支持部材により支持された熱交換器および送風ファンと、同送風ファンの一側に連結され、前記ベースと前記一側の支持部材とで挟持されると共に、モータホルダにより保持されたファンモータと、前記ベースと、同ベースに付設され、前記熱交換器の下部に対応するドレンパンと、前記吹出口に向かう空気流を偏向する左右風向板および上下風向板と、同上下風向板を駆動する駆動装置とからなるベースユニットとで構成され、
前記ベースユニットが、前記ベースおよび前記支持部材に設けられた係止部および固定部により、係脱可能に係止されたのち前記支持部材に接離可能に固定されるようにしてなる構成となっている。
【0007】
また、前記係止部が、前記支持部材および前記ベースの後部に設けられる一方、前記固定部が、前記支持部材および前記ベースの前部に設けられてなる構成となっている。
【0008】
また、前記固定部が、前記支持部材の前部に設けられたねじ孔と、同ねじ孔に対応して前記ベースの前部に設けられた挿通孔とからなり、同挿通孔を通したねじを前記ねじ孔に螺着して、前記ベースユニットが、前記支持部材に前面側から固定されるようにしてなる構成となっている。
【0009】
また、前記モータホルダが、前記ファンモータの外周部を保持する保持片を備えて前記一側の支持部材に着脱可能に取り付けられ、前記ベースユニットを前記支持部材から離脱させた際、前記ファンモータが落下しないように保持する保持体からなる構成となっている。
【0010】
また、前記一側の支持部材に、前記保持片を受ける受け部を形成してなる構成となっている。
【0011】
更に、前記一側の支持部材および、または前記保持体と、前記ファンモータとの間に弾性部材を介装してなる構成となっている。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいた実施例として詳細に説明する。
図1は本発明による空気調和機の説明図で、(A)は断面図、(B)はベースおよび前面パネルの斜視図であり、図2は本発明による空気調和機の説明図で、(A)は斜視図、(B)は熱交換器および支持部材とこれに接合されるベースの斜視図であり、図3は本発明による空気調和機の要部説明図で、(A)は分解斜視図、(B)は要部分解斜視図である。
【0013】
本発明による空気調和機は、図で示すように、前部および上端部Cを含む上部を開放したベースaに、吸込口1を備えた上面パネルbおよび吹出口2を備えた下面パネルdからなる前面パネルeを被着して本体Aが構成され、同本体Aの背面側上部に設けられた係止部fを、被空調室の壁面に固着された据付板Bの係止爪gに係止して壁掛け設置されるようにした構成になっている。
【0014】
前記ベースaは、その上端部Cを開放したことにより、合成樹脂によって金型成形される時に小型化をはかることができるようになり、使用される素材の量を減らして軽量化をはかると共に、成形用の金型を簡素化して効果的なコストダウンを実現できるようになっている。
【0015】
なお、開放された前記ベースaの上端部Cは、前記本体Aが壁掛け設置された際、前記据付板Bの一部によって覆われるようになっている。
【0016】
前記上面パネルbには、前記吸込口1を構成する吸込グリルcが着脱可能に設けられている。
【0017】
前記吸込口1と前記吹出口2とを結ぶ空気通路には、該空気通路を構成するベース1の両側上部に接合される支持部材3によって支持され、前部熱交換器および後部熱交換器により逆V字状に形成された熱交換器4と、同熱交換器4により熱交換された空気を前記吹出口2に送出する送風ファン5とが夫々設けられ、同送風ファン5の側部にはファンモータ7が連結されている。
【0018】
前記ベースaと、同ベースaに付設された前記熱交換器4の下部に対応するドレンパン8と、前記吹出口2に向かう空気流を偏向する左右風向板9および上下風向板10と、同上下風向板10を駆動する駆動モータ11からなる駆動装置とでベースユニットが構成されており、このベースユニットが前記支持部材3の下部に接離可能に接合されるようになっている。
【0019】
これにより、例えば前記ファンモータ7、前記ドレンパン8、前記左右風向板9、前記上下風向板10および前記駆動モータ11などのメンテナンスを行なう際、前記支持部材3によって支持された前記熱交換器4や前記送風ファン5を、前記ベースユニットといっしょに取り外さなくてもよい構成になり、作業性を大幅に向上できるようにした空気調和機になる。
【0020】
以上の構成により、次にその動作について説明する。
前記ベースユニットは、図1(A)で示すように、前記ベースaおよび前記支持部材3に設けられた係止部12および固定部13により、係脱可能に係止されたのち前記支持部材3に接離可能に固定される。
【0021】
前記係止部12は、前記支持部材3および前記ベースaの後部に設けられる一方、前記固定部13は、前記支持部材3および前記ベースaの前部に設けられているので、前記ベースユニットを前記支持部材3の下部に接合する際、先ず、前記係止部12を構成し前記支持部材3に形成された係止溝12a に、前記ベースaに形成された係止爪12b を係脱可能に係止する。
【0022】
次に、前記ベースユニットの前部を上方に押し上げることにより、前記支持部材3に形成されたねじ孔14に、前記ベースaに形成された挿通孔15を位置合わせさせると共に、同挿通孔15を通したねじ20を前記ねじ孔14に螺着して、前記ベースユニットを前記支持部材3の下部に接合させた状態にして、同支持部材3の前面側からねじ締め固定できる。
【0023】
なお、前記固定部13は、同固定部13をなす前記ベースaおよび前記支持部材3の前部を入れ替えることにより、前記ベースaの前部に設けられたねじ孔14と、同ねじ孔14に対応して前記支持部材3の前部に設けられた挿通孔15からなる構成にして、前記ベースユニットを前記支持部材3に前面側から固定するようにしてもよい。
【0024】
また、前記モータホルダ17は、図3(A)および図3(B)で示すように、前記ファンモータ7の外周部を保持する保持片16を備えて前記一側の支持部材3に着脱可能に取り付けられ、前記ベースユニットを前記支持部材3から離脱させた際、前記ファンモータ7が落下しないように保持する保持体17からなる構成となっており、前記支持部材3に設けられたねじ孔3aに前記保持体17に設けられた取付孔17a を通したねじを螺着して取り付けるようになっている。
【0025】
前記一側の支持部材3には、前記保持片17を受ける受け部18を形成しているので、前記ねじ孔3aからねじを取り外しても前記ファンモータ7がいきなり落下してしまうということがない。
【0026】
また、前記一側の支持部材3と前記ファンモータ7との間、また、前記保持体17と前記ファンモータ7との間に、例えば合成ゴムからなる防振用の弾性部材19を介装することにより、例えば前記一側の支持部材3および前記ベースaと、前記ファンモータ7との間に弾性部材を介装する場合よりも容易に作業できることになる。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ドレンパンやファンモータのメンテナンスを、ベースといっしょに熱交換器や送風ファンを取り外すことなく行なえるようにした空気調和機となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和機の説明図で、(A)は断面図であり、(B)はベースおよび前面パネルの斜視図である。
【図2】本発明による空気調和機の説明図で、(A)は斜視図であり、(B)は熱交換器および支持部材とこれに接合されるベースの斜視図である。
【図3】本発明による空気調和機の要部説明図で、(A)は分解斜視図であり、(B)は要部分解斜視図である。
【符号の説明】
1 吸込口
2 吹出口
3 支持部材
3a ねじ孔
4 熱交換器
5 送風ファン
6 モータホルダ
7 ファンモータ
8 ドレンパン
9 左右風向板
10 上下風向板
11 駆動モータ(駆動装置)
12 係止部
12a 係止爪
12b 係止溝
13 固定部
14 ねじ孔
15 挿通孔
16 保持片
17 保持体
17a 取付孔
18 受け部
19 弾性部材
20 ねじ
A 本体
B 据付板
C 開放部
a ベース
b 上面パネル
c 吸込グリル
d 下部パネル
e 前面パネル
f 係止部
g 係止爪
Claims (6)
- 前部および上部が開放されたベースと、同ベースに被着され、上下部に吸込口と吹出口とを備えた前面パネルと、これら吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路に設けられ、前記ベースの両側上部に接合される支持部材により支持された熱交換器および送風ファンと、同送風ファンの一側に連結され、前記ベースと前記一側の支持部材とで挟持されると共に、モータホルダにより保持されたファンモータと、前記ベースと、同ベースに付設され、前記熱交換器の下部に対応するドレンパンと、前記吹出口に向かう空気流を偏向する左右風向板および上下風向板と、同上下風向板を駆動する駆動装置とからなるベースユニットとで構成され、
前記ベースユニットが、前記ベースおよび前記支持部材に設けられた係止部および固定部により、係脱可能に係止されたのち前記支持部材に接離可能に固定されるようにしてなることを特徴とする空気調和機。 - 前記係止部が、前記支持部材および前記ベースの後部に設けられる一方、前記固定部が、前記支持部材および前記ベースの前部に設けられてなることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
- 前記固定部が、前記支持部材の前部に設けられたねじ孔と、同ねじ孔に対応して前記ベースの前部に設けられた挿通孔とからなり、同挿通孔を通したねじを前記ねじ孔に螺着して、前記ベースユニットが、前記支持部材に前面側から固定されるようにしてなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気調和機。
- 前記モータホルダが、前記ファンモータの外周部を保持する保持片を備えて前記一側の支持部材に着脱可能に取り付けられ、前記ベースユニットを前記支持部材から離脱させた際、前記ファンモータが落下しないように保持する保持体からなることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
- 前記一側の支持部材に、前記保持片を受ける受け部を形成してなることを特徴とする請求項4に記載の空気調和機。
- 前記一側の支持部材および、または前記保持体と、前記ファンモータとの間に弾性部材を介装してなることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002361903A JP2004190991A (ja) | 2002-12-13 | 2002-12-13 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002361903A JP2004190991A (ja) | 2002-12-13 | 2002-12-13 | 空気調和機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004190991A true JP2004190991A (ja) | 2004-07-08 |
Family
ID=32760494
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002361903A Pending JP2004190991A (ja) | 2002-12-13 | 2002-12-13 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004190991A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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