JP2004188618A - 印刷装置、プログラムおよびプリンタドライバ - Google Patents
印刷装置、プログラムおよびプリンタドライバ Download PDFInfo
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Abstract
【課題】再印刷するか不明な印刷データでも、再度印刷データを送信することなく、必要に応じて再印刷ができ、しかも再印刷の際に印刷条件の変更が行える。
【解決手段】印刷装置30は、印刷ジョブの処理を制御する印刷ジョブ処理部35を備え、最後に印刷した印刷データを所定の数HDD34に所定の期間保存するように制御する。
【選択図】 図1
【解決手段】印刷装置30は、印刷ジョブの処理を制御する印刷ジョブ処理部35を備え、最後に印刷した印刷データを所定の数HDD34に所定の期間保存するように制御する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、受信した印刷データを保存し、反復印刷が可能な印刷装置、プログラムおよびプリンタドライバに関する。
【0002】
【従来の技術】
PC等のホストマシンからの指示によって、印刷装置を用いて印刷した直後に、当該印刷と同じ印刷結果が欲しい、あるいは印刷直後ではなくとも、過去に印刷における印刷結果と同じ結果が必要な場合がある。通常、印刷装置は印刷データをホストマシンから受信して印刷を終了すれば、印刷データを消去するので、同じ印刷結果を得るには、ホストマシン側で印刷を指示したアプリケーションプログラムを起動して、対象の文書ファイルを指示した後、再び印刷の指示をしなければならない。
この問題については、プリンタ装置内にハードディスクを備え、印刷指示された印刷データをキャッシュしておき、再度同じ印刷データの印刷指示がなされた場合はキャッシュしてある印刷データを使用することで、印刷処理にかかる時間を短縮できるプリンタシステムが提案されている(例えば、特許文献1)。
また、特許文献2には、再印刷回数を設定した複数の印刷データを保存して、再印刷回数に達した印刷データを削除することにより、印刷データを格納しておく領域を確保する印刷システムが記載されている。
【特許文献1】特開平10−203093号公報
【特許文献2】特開2001−75748公報
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術では、印刷指示を行った時の印刷条件(例えば用紙のサイズや向き、両面印刷、印刷部数等)を再印刷時には変更できず、また、再印刷することが判っているものについては、印刷指示の際、印刷回数を予め設定する必要があった。
本発明は、上記状況を考慮してなされたものであって、再印刷するか不明な印刷データであっても、再度印刷データを送信することなく、必要に応じて再印刷ができ、しかも再印刷の際に、印刷条件が変更可能な印刷装置、プログラムおよびプリンタドライバを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明の請求項1の印刷装置は、印刷データを保存する記憶手段を有する印刷装置において、印刷ジョブの処理を制御する印刷ジョブ制御手段を備え、該手段は最後に印刷した印刷データを所定の数前記記憶手段に所定の期間保存するように制御することを特徴とする。
本発明によれば、最後に印刷した印刷データを所定の期間保存しておくので、再印刷するか不明のものでも所定期間保存される。したがって、印刷時に保存するか、しないかの判断が不要であり、しかも一定期間以上が経過すれば削除されるので、保存領域が無限に大きくなることはない。
また、本発明の請求項2は、請求項1記載の印刷装置において、前記所定の数は、予め利用者毎に設定した数であることを特徴とする。
本発明によれば、利用者毎に保存される印刷データの個数が設定されているので、印刷装置を複数の利用者で使用しても、印刷データが意図に反して削除されることはない。
また、本発明の請求項3は、請求項1または2記載の印刷装置において、前記印刷ジョブ制御手段は、利用者の要求に応えて前記保存した印刷データの保存期間を変更することを特徴とする。
本発明によれば、保存された印刷データの保存期限が変更できるので、印刷データの再利用の予定に応じて、無期限から1分後のような短い期間まで期限の再設定(変更)ができる。
また、本発明の請求項4は、請求項1、2または3記載の印刷装置において、前記印刷ジョブ制御手段は、所定の大きさ以上の印刷データを保存しないように制御することを特徴とする。
本発明によれば、印刷装置が具備する記憶装置の容量に対して、脅威となる大容量の印刷データの書き込みを防止できる。
【0005】
また、本発明の請求項5は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の印刷装置において、前記印刷ジョブ制御手段は、利用者の指示に応えて前記保存した印刷データの印刷条件を変更して再印刷するように制御することを特徴とする。
本発明によれば、再印刷時に用紙の種類(上質紙、裏紙等)、両面印刷の解除等を指定できる。したがって、大量部数を印刷する際は試し印刷が可能であり、誤った指示で行った印刷でも、アプリケーションプログラムを起動せずに印刷が指示でき、しかも印刷データの大部分は印刷装置に送信する必要がないので、ネットワーク等への負荷がかからない。
また、本発明の請求項6は、コンピュータを請求項1、2、3、4または5に記載の印刷装置として機能させるためのプログラムである。
また、本発明の請求項7は、コンピュータに印刷データを印刷装置で印刷させる機能を実現させるためのプリンタドライバであって、印刷装置に保存してある印刷データの識別名および印刷データの印刷条件を指定して、指定した印刷データを指定した印刷条件で印刷装置に印刷させる機能を実現させるためのプリンタドライバである。
本発明によれば、アプリケーションプログラムから通常の印刷を指示するのと同じ要領で、印刷条件を変更して保存してある印刷データの再印刷が行える。
また、本発明の請求項8は、コンピュータに印刷装置に指示を出す機能を実現させるためのプログラムであって、印刷装置に保存してある印刷データの保存期限を変更する指示を印刷装置に出して、保存期限を変更させる機能を実現させるためのプログラムである。
本発明によれば、アプリケーションプログラムから通常の印刷を指示するのと同じ要領で、保存してある印刷データの保存期限の変更が行える。
また、本発明の請求項9は、コンピュータに印刷装置に指示を出す機能を実現させるためのプログラムであって、印刷装置に保存してある印刷データを示す識別名を指定して、印刷装置に前記識別名の印刷データの削除を行わせる機能を実現させるためのプログラムである。
本発明によれば、アプリケーションプログラムから通常の印刷を指示するのと同じ要領で、保存してある印刷データの削除が行える。
また、本発明の請求項10は、コンピュータに印刷装置に指示を出す機能を実現させるためのプログラムであって、印刷装置に保存する印刷データの個数を指示して、印刷装置に保存する印刷データの個数を変更する機能を実現させるためのプログラムである。
本発明によれば、印刷装置の利用者の使用状況に応じて適切な数を、パーソナルコンピュータ等のホスト装置から設定できる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の印刷装置の機能構成を示すブロック図である。図1において、印刷ジョブを投入するパーソナルコンピュータなどのホスト装置10a、10bがネットワーク20に複数接続されており、本発明の印刷装置30が同じくネットワーク20に接続され、複数のホスト装置10a、10b、・・・から利用可能になっている。本実施形態では、印刷装置30は1台のみ描かれているが、複数の印刷装置を接続して、必要に応じて選択して利用することも可能である。
印刷装置30は、ネットワーク20を介して、複数のホスト装置10a、10b、・・・と通信を行うためのネットワークI/F(インターフェース)31、印刷装置30の状況の問い合わせや、動作の設定、データ保存等のコマンドを入力するための入力部32、状況の問い合わせ結果や、動作設定、コマンド等の確認のための表示部33、印刷データ、データ管理テーブル等を格納するHDD(ハード・ディスク・ドライブ)34、印刷ジョブのイメージ展開等の処理や印刷データの管理等を行う印刷ジョブ処理部35、そして用紙に文字や画像を記録する印刷エンジン39とからなっている。
印刷ジョブ処理部35はさらに、ネットワークI/F31および入力部32から入力されるコマンドを解析して処理結果を返すコマンド解析部36、印刷データや印刷条件を設定する印刷データ処理部37、そして、設定された条件でフォント展開やイメージ処理を行い、印刷エンジン39に渡すためのデータを作成するラスタライザ38から構成されている。なお、入力部32と表示部33はLCD(液晶ディスプレイ)等の表示装置と透明なタッチパネルとで一体に構成しても良い。
また、印刷ジョブ処理部35は、前述の機能を実行するため、ハードウエア的には、図示しないマイクロプロセッサ、ROM、RAM等で構成され、その動作はプログラムによって制御されている。
【0007】
図2、図3、図4は本発明の印刷装置30のHDD34に格納され、印刷装置の稼動時には前述のRAMに移されて、プログラムの実行制御に使用される変数および管理テーブルの主要な項目を示している。これらの項目は適時あるいは印刷装置の電源切断直前にHDD34に書き込まれ、データの整合がとられるようになっている。
図2は印刷装置30が印刷データを処理するためのデータ項目の例を示す図である。MXJOBは印刷装置30に保存する印刷データの最大個数を示し、0(ゼロ)を設定すると印刷データは1つも保存しない、つまり印刷が済んだものはすべて削除することになる。MXCAPは保存する印刷データの上限サイズを示し、この上限を超える大きな印刷データは保存しないことを意味している。これらのデータは、印刷装置30の入力部32から、あるいは、ホスト装置10からプリンタドライバを経由して、管理者がパスワードとともに入力して設定する。
JOBFPTおよびJOBLPTは図4に示す印刷データ管理テーブルのデータの始めと終りのインデックスを与えるポインターである。通常、データの消滅が発生順序とランダムな場合は、テーブル中には消滅したデータが残り、頻繁に有効なデータのみのテーブルに書き直さないと、テーブルは無限に大きくなってしまう。本実施形態では、空きエントリのポインターを説明していないが、空きエントリのポインターを設ければ常にテーブルへのデータの追加場所を示すので、テーブルを検索して無効なデータが入っている格納場所を探さなくても良くなる。
ポインターは、リスト処理として周知のソフトウエア技法なので詳細な説明は省略する。この方法を用いなくてもデータの消滅時点でテーブルを詰めていけば同様の結果は得られる。
図3はユーザ単位の情報を格納する変数群の例を示した図である。NJOBはユーザAが印刷装置30に保存できる印刷データの上限個数を示し、FPT、LPTは前述のポインターである。FPTはユーザAの最初の印刷データが格納されている管理テーブルのインデックスを示し、管理テーブルのUSRPTを辿るとユーザAの次の印刷データが格納されている管理テーブルのインデックスが順次判るようになっている。このポインターのデータの並びは、例えばデータ発生順である。
LPTはFPTを逆に辿るためのポインターであるが、管理テーブルではこの項目は図示していない。逆に辿る必要が無ければ要らないものである。
【0008】
図4は保存してある印刷データを管理するための管理テーブルの例を示す図である。保存フラグに*があるものは無期限で保存すべき印刷データを示している。印刷ジョブIDは印刷ジョブに付与したIDで、印刷データあるいは設定情報が格納されているフォルダ名を兼ねている。印刷データの明示的削除や無期限登録時には、このIDを用いて指示することになる。また、拡張子が付いたIDは、印刷条件を変更した印刷ジョブを示しており、拡張子の数値は同一の親に対する子の順序を表している。
ユーザは印刷要求を出したユーザ(あるいはホスト装置)を表す。受信日時、保存期限はそれぞれの日時を示している。/の前の6桁で年月日を表し、後半の4桁で時分を表している。そして、年の2桁が99は無期限を示している。容量は印刷ジョブ(印刷データあるいは設定情報)の容量(KB)を表し、格納領域が大きくなった時の管理に利用する。印刷回数も管理情報であり、再利用の度合いを知るためのものである。
【0009】
次に、上記のように構成された印刷装置30の動作を説明する。
図5は本発明における印刷装置30の印刷処理のフローチャートである。ホスト装置10からネットワーク20を経て印刷要求が来ると、ネットワークI/F31を介してコマンド解析部36が上記要求を受けて要求の内容を解析し、通常の印刷要求なのか、保存してある印刷データの設定(印刷条件)を変更して印刷するのかを判定する(ステップS100)。もし設定変更での印刷なら、保存印刷データをHDD34から読み出してきて、印刷データ処理部37が変更部分の設定項目を修正して、ラスタライザ38に渡して画像化する(ステップ101)。
もし、通常の印刷要求なら、受信した印刷データを画像化する(ステップ102)。そして、画像化されたデータを印刷エンジン39が用紙に印刷出力する(ステップ103)。印刷出力が終了したら、印刷データ保存の手続き(ステップ104)を呼び出し、図2〜図4で説明した印刷データの保存に関する項目を参照して、印刷データの保存あるいは保存せずに終了する。
図6は前述の印刷データ保存の手続きを示すフローチャートである。まず、MXJOBS(保存印刷イメージの最大個数)が0(ゼロ)か否かを調べ(ステップ200)、ゼロならそのまま処理を終了する。次に印刷データの容量が規定容量以内かを調べ(ステップ201)、容量が超過していたらそのまま処理を終了する。
以上のチェックにパスしたら、HDD34に印刷データを書き込み、印刷データ管理テーブルにこの印刷データの情報を追加する(ステップ202)。保存期間は例えば3時間程度をデフォルトに設定しておけばよい。管理テーブルへの追加と同時に、前述の各種ポインター等の関連する値も更新する必要がある。
次に、期限を過ぎた印刷データがあるか否かを調べ(ステップ203)、該当するデータがあったら、実際にHDD34から削除し、同時に管理テーブルからも削除する(ステップ204)。各種関連するデータも更新するのは前述の追加の処理と同様である。
次に、今回印刷データを追加したユーザの保存件数が超過しているか否かを調べる(ステップ205)。そして、件数が超過していたら、期限切れの印刷データを削除したのと同様に印刷データを削除し、関連するデータを更新する(ステップ206)。削除の対象はこのユーザの最も古い印刷データで良いが、印刷回数や印刷データの容量の大きい順、あるいは保存期限が古い順でも良い。
最後に、この印刷装置30の総保存件数が超過しているかを調べる(ステップ208)。超過していたら、超過したユーザの印刷データを削除するのと同じ要領で、削除対象を決定して、HDD34および管理テーブルから削除し、関連するデータを更新して処理を終える。
これまで、ホスト装置10については、詳しく触れなかったが、ホスト装置10の動作等について図を用いて説明する。
【0010】
図7はホスト装置10で稼動している、本発明の印刷装置30用のプリンタドライバの動作を示すフローチャートである。ユーザが文書作成プログラムのようなアプリケーションプログラムから印刷要求を出したり、あるいはプリンタドライバを直接起動すると、ドライバの動作が開始する。(後で説明する図8参照)まず、プリンタドライバは、どのような要求かを判断する。もし印刷装置に保存してある印刷データの設定(印刷条件)変更を行って印刷する場合(ステップ300でYES)なら、印刷装置に指定した印刷データが保存してあるかを問い合わせる(ステップ301)。存在しない場合は(ステップ302でNO)、その旨のエラーメッセージを表示して(ステップ304)処理を終了する。存在している場合は(ステップ302でYES)、設定(印刷条件)情報を印刷装置に送信して(ステップ303)処理を終了する。
もし、通常の印刷要求なら(ステップ305でYES)、設定(印刷条件)情報を含む印刷データを印刷装置に送信して(ステップ306)処理を終了する。
印刷要求でない場合(ステップ300、305がともにNOの場合)は、保存してある印刷データに関する処理が起動し、各種コマンドの処理を行う(ステップ307)。
図8は印刷要求を出したり、印刷データの保存、削除等の管理を行う際のプリンタドライバの起動画面の例である。画面左下にある「再印刷」および「保存・削除」を除いた部分は、通常の印刷要求での指定を行う所で、「再印刷」は保存してある印刷データ(印刷ジョブID)を指定する部分である。右上のプロパティをクリックすることで、余白や用紙サイズ、向き等の変更が同時にできる。「再印刷」の▼をクリックすると、このユーザの保存されている印刷ジョブIDが表示されるので、表示リストから選択することにより誤ったキー入力が避けられるようになっている。
「保存・削除」の項では、▼をクリックすると、削除、期限延長、無期限保存等の指示メニューが表示されるので、これも選択すれば所望の処理が行える。
図9は、ユーザが保存中の印刷データを削除する際の確認画面の例である、また、同様の処理は、印刷装置30の入力部32と表示部33を使用しても行えるようになっており、図10はタッチパネルとLCDで構成されたオペレーションパネルでの表示例である。オペレータは、四角で囲んである部分に指先でタッチすることで、目的が達成できる。
図11は印刷データの保存期限と、印刷データの対処を促すオペレーションパネルでの表示例である。ホスト装置10からも同様に行えることは前述の削除確認の場合と同様である。
【0011】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、再印刷するか不明な印刷データでも、再度印刷データを送信することなく、必要に応じて再印刷ができ、しかも再印刷の際に、印刷条件を変更して印刷が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印刷装置の機能構成を示すブロック図である。
【図2】印刷データを処理するためのデータ項目を説明する図である。
【図3】ユーザ単位の情報を格納する変数群を説明する図である。
【図4】印刷データを管理するための管理テーブルを説明する図である。
【図5】本発明における印刷装置の印刷処理のフローチャートである。
【図6】印刷データ保存の手続きを示すフローチャートである。
【図7】プリンタドライバの動作を示すフローチャートである。
【図8】プリンタドライバの起動画面の例を示す図である。
【図9】印刷データを削除する際の確認画面の例を示す図である。
【図10】オペレーションパネルでの表示例を示す図である
【図11】印刷データの対処を促すオペレーションパネルでの表示例を示す図である。
【符号の説明】
10a、10b…ホスト装置、20…ネットワーク、30…印刷装置、31…ネットワークI/F、32…入力部、33…表示部、34…HDD(ハードディスク)、35…印刷ジョブ処理部、36…コマンド解析部、37…印刷データ処理部、38…ラスタライザ、39…印刷エンジン
【発明の属する技術分野】
本発明は、受信した印刷データを保存し、反復印刷が可能な印刷装置、プログラムおよびプリンタドライバに関する。
【0002】
【従来の技術】
PC等のホストマシンからの指示によって、印刷装置を用いて印刷した直後に、当該印刷と同じ印刷結果が欲しい、あるいは印刷直後ではなくとも、過去に印刷における印刷結果と同じ結果が必要な場合がある。通常、印刷装置は印刷データをホストマシンから受信して印刷を終了すれば、印刷データを消去するので、同じ印刷結果を得るには、ホストマシン側で印刷を指示したアプリケーションプログラムを起動して、対象の文書ファイルを指示した後、再び印刷の指示をしなければならない。
この問題については、プリンタ装置内にハードディスクを備え、印刷指示された印刷データをキャッシュしておき、再度同じ印刷データの印刷指示がなされた場合はキャッシュしてある印刷データを使用することで、印刷処理にかかる時間を短縮できるプリンタシステムが提案されている(例えば、特許文献1)。
また、特許文献2には、再印刷回数を設定した複数の印刷データを保存して、再印刷回数に達した印刷データを削除することにより、印刷データを格納しておく領域を確保する印刷システムが記載されている。
【特許文献1】特開平10−203093号公報
【特許文献2】特開2001−75748公報
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術では、印刷指示を行った時の印刷条件(例えば用紙のサイズや向き、両面印刷、印刷部数等)を再印刷時には変更できず、また、再印刷することが判っているものについては、印刷指示の際、印刷回数を予め設定する必要があった。
本発明は、上記状況を考慮してなされたものであって、再印刷するか不明な印刷データであっても、再度印刷データを送信することなく、必要に応じて再印刷ができ、しかも再印刷の際に、印刷条件が変更可能な印刷装置、プログラムおよびプリンタドライバを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明の請求項1の印刷装置は、印刷データを保存する記憶手段を有する印刷装置において、印刷ジョブの処理を制御する印刷ジョブ制御手段を備え、該手段は最後に印刷した印刷データを所定の数前記記憶手段に所定の期間保存するように制御することを特徴とする。
本発明によれば、最後に印刷した印刷データを所定の期間保存しておくので、再印刷するか不明のものでも所定期間保存される。したがって、印刷時に保存するか、しないかの判断が不要であり、しかも一定期間以上が経過すれば削除されるので、保存領域が無限に大きくなることはない。
また、本発明の請求項2は、請求項1記載の印刷装置において、前記所定の数は、予め利用者毎に設定した数であることを特徴とする。
本発明によれば、利用者毎に保存される印刷データの個数が設定されているので、印刷装置を複数の利用者で使用しても、印刷データが意図に反して削除されることはない。
また、本発明の請求項3は、請求項1または2記載の印刷装置において、前記印刷ジョブ制御手段は、利用者の要求に応えて前記保存した印刷データの保存期間を変更することを特徴とする。
本発明によれば、保存された印刷データの保存期限が変更できるので、印刷データの再利用の予定に応じて、無期限から1分後のような短い期間まで期限の再設定(変更)ができる。
また、本発明の請求項4は、請求項1、2または3記載の印刷装置において、前記印刷ジョブ制御手段は、所定の大きさ以上の印刷データを保存しないように制御することを特徴とする。
本発明によれば、印刷装置が具備する記憶装置の容量に対して、脅威となる大容量の印刷データの書き込みを防止できる。
【0005】
また、本発明の請求項5は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の印刷装置において、前記印刷ジョブ制御手段は、利用者の指示に応えて前記保存した印刷データの印刷条件を変更して再印刷するように制御することを特徴とする。
本発明によれば、再印刷時に用紙の種類(上質紙、裏紙等)、両面印刷の解除等を指定できる。したがって、大量部数を印刷する際は試し印刷が可能であり、誤った指示で行った印刷でも、アプリケーションプログラムを起動せずに印刷が指示でき、しかも印刷データの大部分は印刷装置に送信する必要がないので、ネットワーク等への負荷がかからない。
また、本発明の請求項6は、コンピュータを請求項1、2、3、4または5に記載の印刷装置として機能させるためのプログラムである。
また、本発明の請求項7は、コンピュータに印刷データを印刷装置で印刷させる機能を実現させるためのプリンタドライバであって、印刷装置に保存してある印刷データの識別名および印刷データの印刷条件を指定して、指定した印刷データを指定した印刷条件で印刷装置に印刷させる機能を実現させるためのプリンタドライバである。
本発明によれば、アプリケーションプログラムから通常の印刷を指示するのと同じ要領で、印刷条件を変更して保存してある印刷データの再印刷が行える。
また、本発明の請求項8は、コンピュータに印刷装置に指示を出す機能を実現させるためのプログラムであって、印刷装置に保存してある印刷データの保存期限を変更する指示を印刷装置に出して、保存期限を変更させる機能を実現させるためのプログラムである。
本発明によれば、アプリケーションプログラムから通常の印刷を指示するのと同じ要領で、保存してある印刷データの保存期限の変更が行える。
また、本発明の請求項9は、コンピュータに印刷装置に指示を出す機能を実現させるためのプログラムであって、印刷装置に保存してある印刷データを示す識別名を指定して、印刷装置に前記識別名の印刷データの削除を行わせる機能を実現させるためのプログラムである。
本発明によれば、アプリケーションプログラムから通常の印刷を指示するのと同じ要領で、保存してある印刷データの削除が行える。
また、本発明の請求項10は、コンピュータに印刷装置に指示を出す機能を実現させるためのプログラムであって、印刷装置に保存する印刷データの個数を指示して、印刷装置に保存する印刷データの個数を変更する機能を実現させるためのプログラムである。
本発明によれば、印刷装置の利用者の使用状況に応じて適切な数を、パーソナルコンピュータ等のホスト装置から設定できる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の印刷装置の機能構成を示すブロック図である。図1において、印刷ジョブを投入するパーソナルコンピュータなどのホスト装置10a、10bがネットワーク20に複数接続されており、本発明の印刷装置30が同じくネットワーク20に接続され、複数のホスト装置10a、10b、・・・から利用可能になっている。本実施形態では、印刷装置30は1台のみ描かれているが、複数の印刷装置を接続して、必要に応じて選択して利用することも可能である。
印刷装置30は、ネットワーク20を介して、複数のホスト装置10a、10b、・・・と通信を行うためのネットワークI/F(インターフェース)31、印刷装置30の状況の問い合わせや、動作の設定、データ保存等のコマンドを入力するための入力部32、状況の問い合わせ結果や、動作設定、コマンド等の確認のための表示部33、印刷データ、データ管理テーブル等を格納するHDD(ハード・ディスク・ドライブ)34、印刷ジョブのイメージ展開等の処理や印刷データの管理等を行う印刷ジョブ処理部35、そして用紙に文字や画像を記録する印刷エンジン39とからなっている。
印刷ジョブ処理部35はさらに、ネットワークI/F31および入力部32から入力されるコマンドを解析して処理結果を返すコマンド解析部36、印刷データや印刷条件を設定する印刷データ処理部37、そして、設定された条件でフォント展開やイメージ処理を行い、印刷エンジン39に渡すためのデータを作成するラスタライザ38から構成されている。なお、入力部32と表示部33はLCD(液晶ディスプレイ)等の表示装置と透明なタッチパネルとで一体に構成しても良い。
また、印刷ジョブ処理部35は、前述の機能を実行するため、ハードウエア的には、図示しないマイクロプロセッサ、ROM、RAM等で構成され、その動作はプログラムによって制御されている。
【0007】
図2、図3、図4は本発明の印刷装置30のHDD34に格納され、印刷装置の稼動時には前述のRAMに移されて、プログラムの実行制御に使用される変数および管理テーブルの主要な項目を示している。これらの項目は適時あるいは印刷装置の電源切断直前にHDD34に書き込まれ、データの整合がとられるようになっている。
図2は印刷装置30が印刷データを処理するためのデータ項目の例を示す図である。MXJOBは印刷装置30に保存する印刷データの最大個数を示し、0(ゼロ)を設定すると印刷データは1つも保存しない、つまり印刷が済んだものはすべて削除することになる。MXCAPは保存する印刷データの上限サイズを示し、この上限を超える大きな印刷データは保存しないことを意味している。これらのデータは、印刷装置30の入力部32から、あるいは、ホスト装置10からプリンタドライバを経由して、管理者がパスワードとともに入力して設定する。
JOBFPTおよびJOBLPTは図4に示す印刷データ管理テーブルのデータの始めと終りのインデックスを与えるポインターである。通常、データの消滅が発生順序とランダムな場合は、テーブル中には消滅したデータが残り、頻繁に有効なデータのみのテーブルに書き直さないと、テーブルは無限に大きくなってしまう。本実施形態では、空きエントリのポインターを説明していないが、空きエントリのポインターを設ければ常にテーブルへのデータの追加場所を示すので、テーブルを検索して無効なデータが入っている格納場所を探さなくても良くなる。
ポインターは、リスト処理として周知のソフトウエア技法なので詳細な説明は省略する。この方法を用いなくてもデータの消滅時点でテーブルを詰めていけば同様の結果は得られる。
図3はユーザ単位の情報を格納する変数群の例を示した図である。NJOBはユーザAが印刷装置30に保存できる印刷データの上限個数を示し、FPT、LPTは前述のポインターである。FPTはユーザAの最初の印刷データが格納されている管理テーブルのインデックスを示し、管理テーブルのUSRPTを辿るとユーザAの次の印刷データが格納されている管理テーブルのインデックスが順次判るようになっている。このポインターのデータの並びは、例えばデータ発生順である。
LPTはFPTを逆に辿るためのポインターであるが、管理テーブルではこの項目は図示していない。逆に辿る必要が無ければ要らないものである。
【0008】
図4は保存してある印刷データを管理するための管理テーブルの例を示す図である。保存フラグに*があるものは無期限で保存すべき印刷データを示している。印刷ジョブIDは印刷ジョブに付与したIDで、印刷データあるいは設定情報が格納されているフォルダ名を兼ねている。印刷データの明示的削除や無期限登録時には、このIDを用いて指示することになる。また、拡張子が付いたIDは、印刷条件を変更した印刷ジョブを示しており、拡張子の数値は同一の親に対する子の順序を表している。
ユーザは印刷要求を出したユーザ(あるいはホスト装置)を表す。受信日時、保存期限はそれぞれの日時を示している。/の前の6桁で年月日を表し、後半の4桁で時分を表している。そして、年の2桁が99は無期限を示している。容量は印刷ジョブ(印刷データあるいは設定情報)の容量(KB)を表し、格納領域が大きくなった時の管理に利用する。印刷回数も管理情報であり、再利用の度合いを知るためのものである。
【0009】
次に、上記のように構成された印刷装置30の動作を説明する。
図5は本発明における印刷装置30の印刷処理のフローチャートである。ホスト装置10からネットワーク20を経て印刷要求が来ると、ネットワークI/F31を介してコマンド解析部36が上記要求を受けて要求の内容を解析し、通常の印刷要求なのか、保存してある印刷データの設定(印刷条件)を変更して印刷するのかを判定する(ステップS100)。もし設定変更での印刷なら、保存印刷データをHDD34から読み出してきて、印刷データ処理部37が変更部分の設定項目を修正して、ラスタライザ38に渡して画像化する(ステップ101)。
もし、通常の印刷要求なら、受信した印刷データを画像化する(ステップ102)。そして、画像化されたデータを印刷エンジン39が用紙に印刷出力する(ステップ103)。印刷出力が終了したら、印刷データ保存の手続き(ステップ104)を呼び出し、図2〜図4で説明した印刷データの保存に関する項目を参照して、印刷データの保存あるいは保存せずに終了する。
図6は前述の印刷データ保存の手続きを示すフローチャートである。まず、MXJOBS(保存印刷イメージの最大個数)が0(ゼロ)か否かを調べ(ステップ200)、ゼロならそのまま処理を終了する。次に印刷データの容量が規定容量以内かを調べ(ステップ201)、容量が超過していたらそのまま処理を終了する。
以上のチェックにパスしたら、HDD34に印刷データを書き込み、印刷データ管理テーブルにこの印刷データの情報を追加する(ステップ202)。保存期間は例えば3時間程度をデフォルトに設定しておけばよい。管理テーブルへの追加と同時に、前述の各種ポインター等の関連する値も更新する必要がある。
次に、期限を過ぎた印刷データがあるか否かを調べ(ステップ203)、該当するデータがあったら、実際にHDD34から削除し、同時に管理テーブルからも削除する(ステップ204)。各種関連するデータも更新するのは前述の追加の処理と同様である。
次に、今回印刷データを追加したユーザの保存件数が超過しているか否かを調べる(ステップ205)。そして、件数が超過していたら、期限切れの印刷データを削除したのと同様に印刷データを削除し、関連するデータを更新する(ステップ206)。削除の対象はこのユーザの最も古い印刷データで良いが、印刷回数や印刷データの容量の大きい順、あるいは保存期限が古い順でも良い。
最後に、この印刷装置30の総保存件数が超過しているかを調べる(ステップ208)。超過していたら、超過したユーザの印刷データを削除するのと同じ要領で、削除対象を決定して、HDD34および管理テーブルから削除し、関連するデータを更新して処理を終える。
これまで、ホスト装置10については、詳しく触れなかったが、ホスト装置10の動作等について図を用いて説明する。
【0010】
図7はホスト装置10で稼動している、本発明の印刷装置30用のプリンタドライバの動作を示すフローチャートである。ユーザが文書作成プログラムのようなアプリケーションプログラムから印刷要求を出したり、あるいはプリンタドライバを直接起動すると、ドライバの動作が開始する。(後で説明する図8参照)まず、プリンタドライバは、どのような要求かを判断する。もし印刷装置に保存してある印刷データの設定(印刷条件)変更を行って印刷する場合(ステップ300でYES)なら、印刷装置に指定した印刷データが保存してあるかを問い合わせる(ステップ301)。存在しない場合は(ステップ302でNO)、その旨のエラーメッセージを表示して(ステップ304)処理を終了する。存在している場合は(ステップ302でYES)、設定(印刷条件)情報を印刷装置に送信して(ステップ303)処理を終了する。
もし、通常の印刷要求なら(ステップ305でYES)、設定(印刷条件)情報を含む印刷データを印刷装置に送信して(ステップ306)処理を終了する。
印刷要求でない場合(ステップ300、305がともにNOの場合)は、保存してある印刷データに関する処理が起動し、各種コマンドの処理を行う(ステップ307)。
図8は印刷要求を出したり、印刷データの保存、削除等の管理を行う際のプリンタドライバの起動画面の例である。画面左下にある「再印刷」および「保存・削除」を除いた部分は、通常の印刷要求での指定を行う所で、「再印刷」は保存してある印刷データ(印刷ジョブID)を指定する部分である。右上のプロパティをクリックすることで、余白や用紙サイズ、向き等の変更が同時にできる。「再印刷」の▼をクリックすると、このユーザの保存されている印刷ジョブIDが表示されるので、表示リストから選択することにより誤ったキー入力が避けられるようになっている。
「保存・削除」の項では、▼をクリックすると、削除、期限延長、無期限保存等の指示メニューが表示されるので、これも選択すれば所望の処理が行える。
図9は、ユーザが保存中の印刷データを削除する際の確認画面の例である、また、同様の処理は、印刷装置30の入力部32と表示部33を使用しても行えるようになっており、図10はタッチパネルとLCDで構成されたオペレーションパネルでの表示例である。オペレータは、四角で囲んである部分に指先でタッチすることで、目的が達成できる。
図11は印刷データの保存期限と、印刷データの対処を促すオペレーションパネルでの表示例である。ホスト装置10からも同様に行えることは前述の削除確認の場合と同様である。
【0011】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、再印刷するか不明な印刷データでも、再度印刷データを送信することなく、必要に応じて再印刷ができ、しかも再印刷の際に、印刷条件を変更して印刷が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印刷装置の機能構成を示すブロック図である。
【図2】印刷データを処理するためのデータ項目を説明する図である。
【図3】ユーザ単位の情報を格納する変数群を説明する図である。
【図4】印刷データを管理するための管理テーブルを説明する図である。
【図5】本発明における印刷装置の印刷処理のフローチャートである。
【図6】印刷データ保存の手続きを示すフローチャートである。
【図7】プリンタドライバの動作を示すフローチャートである。
【図8】プリンタドライバの起動画面の例を示す図である。
【図9】印刷データを削除する際の確認画面の例を示す図である。
【図10】オペレーションパネルでの表示例を示す図である
【図11】印刷データの対処を促すオペレーションパネルでの表示例を示す図である。
【符号の説明】
10a、10b…ホスト装置、20…ネットワーク、30…印刷装置、31…ネットワークI/F、32…入力部、33…表示部、34…HDD(ハードディスク)、35…印刷ジョブ処理部、36…コマンド解析部、37…印刷データ処理部、38…ラスタライザ、39…印刷エンジン
Claims (10)
- 印刷データを保存する記憶手段を有する印刷装置において、印刷ジョブの処理を制御する印刷ジョブ制御手段を備え、該印刷ジョブ制御手段は最後に印刷した印刷データを所定の数だけ、前記記憶手段に所定の期間保存するように制御することを特徴とする印刷装置。
- 前記所定の数は、予め利用者毎に設定した数であることを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
- 前記印刷ジョブ制御手段は、利用者の要求に応えて前記保存した印刷データの保存期間を変更することを特徴とする請求項1または2記載の印刷装置。
- 前記印刷ジョブ制御手段は、所定の大きさ以上の印刷データを保存しないように制御することを特徴とする請求項1、2または3記載の印刷装置。
- 前記印刷ジョブ制御手段は、利用者の指示に応えて前記保存した印刷データの印刷条件を変更して再印刷するように制御することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の印刷装置。
- コンピュータを、請求項1、2、3、4または5に記載の印刷装置として機能させるためのプログラム。
- コンピュータに印刷データを請求項1乃至5の何れか一項に記載の印刷装置で印刷させる機能を実現させるためのプリンタドライバであって、該印刷装置に保存してある印刷データの識別名および印刷データの印刷条件を指定して、指定した印刷データを指定した印刷条件で印刷装置に印刷させる機能を実現させるためのプリンタドライバ。
- コンピュータに、請求項1乃至5の何れか一項に記載の印刷装置に指示を出す機能を実現させるためのプログラムであって、印刷装置に保存してある印刷データの保存期限を変更する指示を印刷装置に出して、保存期限を変更させる機能を実現させるためのプログラム。
- コンピュータに、請求項1乃至5の何れか一項に記載の印刷装置に指示を出す機能を実現させるためのプログラムであって、印刷装置に保存してある印刷データを示す識別名を指定して、印刷装置に前記識別名の印刷データの削除を行わせる機能を実現させるためのプログラム。
- コンピュータに、請求項1乃至5の何れか一項に記載の印刷装置に指示を出す機能を実現させるためのプログラムであって、印刷装置に保存する印刷データの個数を指示して、印刷装置に保存する印刷データの個数を変更する機能を実現させるためのプログラム。
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