JP2004188425A - 容器 - Google Patents

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Hitoshi Mizuno
等 水野
Koji Iyoda
浩二 伊与田
Takeshi Abe
毅 安部
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Abstract

【課題】溶融金属の供給後に容器内に残る該溶融金属の量を減らし、且つ、容器の配管のつまりによる溶融金属の供給停止を防止することができる溶融金属運搬容器を提供すること。
【解決手段】容器1を水平面50(例えば工場内の敷地)に載地すると、本体5の外周底部5bに設けられたサポート部材23の形状に従い本体5が傾斜する。またその傾斜は、本体5の内側底部5aに近在した底部開口部26が上端になるものである。よって、容器1内に溶融アルミニウムが貯留されている場合には、底部開口部26と反対側により多く貯留されることになる。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば溶融したアルミニウムの運搬・供給に用いられる容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
多数のダイキャストマシーンを使ってアルミニウムの成型が行われる工場では、工場内ばかりでなく、工場外からアルミニウム材料の供給を受けることが多い。この場合、溶融した状態のアルミニウムを収容した容器を材料供給側の工場から成型側の工場へと搬送し、溶融した状態のままの材料を各ダイキャストマシーンへ供給することが行われている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
実開平3−31063号公報(第1図)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
溶融金属の供給は、溶融金属が入った容器をフォークリフトで傾けたり、容器を密閉して不活性ガスによる加圧などして行う。供給後は材料供給側の工場に戻り、容器は新たな溶融金属が導入されるか倉庫等に保管されることになる。
【0005】
ところで、取扱の対象となる溶融金属、たとえばアルミニウムは融点が約800度と極めて高温であり、容器内の温度が下がるとすぐに固化してしまう。溶融金属が固化すると配管がつまり、溶融金属の供給が不可能となる。
【0006】
溶融金属の固化による配管のつまりを防ぐため、容器内底部を排出口側が高い構造にして、供給後に残余する溶融金属を該排出口から遠ざけて溜める方法ある。
【0007】
また、前述の容器とは逆に、容器内底部を排出口側が低い構造にして、供給後の残余する溶融金属を減らす方法も図られている。
【0008】
しかし、前者の排出口側が高い構造では、供給後に残余する溶融金属(供給できない溶融金属)の量が多くなってしまい、供給コストの増加・作業の非効率化を招く。そして、後者の排出口側が低い構造では、運搬時や保管時には容器内の溶融金属が常に配管側に溜まることになり、その結果配管が詰まりやすくなる。
【0009】
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、供給後の容器内の残余する溶融金属を減らし、且つ、溶融金属の固化による流路の詰まりを防ぐことができる容器を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため、本発明の主たる観点に係る容器は、溶融金属を貯留可能な容器であって、前記容器の底面の第1の方向に開口を有する、内外で前記溶融金属を流通するための流路とを有する本体と、前記本体の底部外側に設けられ、フォークリフトのフォークが挿入されたときに前記底面が第1の方向に向けて傾斜する一対のフォークポケットを有し、該容器を水平面に載置したときに前記底面が水平になる、又は前記底面が前記第1の方向と反対方向に向けて傾斜する脚部と、を具備することを特徴とする。
【0011】
また、本発明の主たる観点に係る容器は、溶融金属を貯留可能な容器であって、底部内側に第1の方向に向けて傾斜する底面を有する本体と、前記底面の最下部に近い位置に開口を有し、内外で前記溶融金属を流通するための流路と、前記本体の底部外側に設けられ、フォークリフトのフォークが挿入されたきに前記底面が第1の方向に向けて傾斜する一対のフォークポケットを有し、該容器を水平面に載置したときに前記底面が水平になる又は前記底面が前記第1の方向と反対方向に向けて傾斜する脚部とを具備することを特徴とする。
【0012】
本発明では、容器のフォークポケットにフォークリフトのフォークが挿入されたきに容器が傾斜し、流路の開口付近が低位置にくるので、供給後の容器内の残余する溶融金属を減らことができる。一方、容器が水平面に載置されたときには底面が水平になるか、底面が第1の方向と反対方向に向けて傾斜するので、即ち流路の開口付近が高位置にくるので、運搬時等に溶融金属の固化による流路の詰まりを防ぐことができる。
【0013】
本発明では、前記脚部は、前記フォークポケットをそれぞれ有する一対のチャンネル部材により構成されることを特徴としている。
【0014】
本発明では、前記フォークポケットにおけるフォークが挿入される第2の方向は、前記第1の方向と30°から60°の角度を有することを特徴としている。
【0015】
本発明の別の観点に係る容器は、溶融金属を貯留可能な容器であって、底部内側に底面を有する本体と、前記底面の中心から第1の方向にずれた位置の近くに開口を有し、内外で前記溶融金属を流通するための流路と、前記本体の底部外側に設けられ、フォークリフトのフォークが挿入されたきに前記底面が水平になる又は前記底面が前記第1の方向と反対方向に向けて傾斜する一対の第1のフォークポケットと、フォークリフトのフォークが挿入されたきに前記底面が第1の方向に向けて傾斜する一対の第2のフォークポケットとを有する脚部とを具備することを特徴とする。
【0016】
本発明では、前記第1のフォークポケットと前記第2のフォークポケットとは、上下に積層するように設けられていることを特徴としている。
【0017】
本発明では、前記第1のフォークポケットと前記第2のフォークポケットとは、互いに交差するように設けられていることを特徴としている。
【0018】
本発明では、前記脚部は、該容器を水平面に載置したときに前記底面が水平になる又は前記底面が前記第1の方向と反対方向に向けて傾斜するように設けられていることを特徴とする。
【0019】
本発明の更に別の観点に係る容器は、溶融金属を貯留可能な容器であって、本体と、前記本体の底部外側に設けられ、一対の第1のフォークポケットと、この第1のフォークポケットと交差するように設けられた一対の第2のフォークポケットとを有する脚部とを具備することを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
【0021】
図1は本発明の一実施形態に係る容器の断面図である。図2はその平面図である。
【0022】
容器1は、フレーム2の内側にライニング3を形成した構造で、ライニング3には容器1内と外部との間で溶融金属を流通させるための流路4が内在している。また、容器1は、有底で筒状の本体5の上部開口部6に大蓋7が配置されている。本体5及び大蓋7の外周にはそれぞれフランジ8、9が設けられており、これらフランジ間をボルト10で締めることで本体5と大蓋7が固定されている。
【0023】
上記の大蓋7には中央開口部11が設けられ、中央開口部11には取っ手12が取り付けられたハッチ13が配置されている。ハッチ13は大蓋7上面よりも少し高い位置に設けられている。ハッチ13の外周の1ヶ所にはヒンジ14を介して大蓋7に取り付けられている。これにより、ハッチ13は大蓋7の中央開口部11に対して開閉可能とされている。また、このヒンジ14が取り付けられた位置と対向するように、ハッチ13の外周の2ヶ所には、ハッチ13を大蓋7に固定するためのハンドル付のボルト15が取り付けられている。大蓋7の中央開口部11をハッチ13で閉めてハンドル付のボルト15を回動することでハッチ13が大蓋7に固定されることになる。また、ハンドル付のボルト15を逆回転させて締結を開放してハッチ13を大蓋7の中央開口部11から開くことができる。そして、ハッチ13を開いた状態で中央開口部11を介して容器1内部のメンテナンスや予熱時のガスバーナの挿入が行われるようになっている。
【0024】
また、ハッチ13 の中央、或いは中央から少しずれた位置には、容器1内の減圧及び加圧を行うための内圧調整用の貫通孔16が設けられている。この貫通孔16には加減圧用の配管17が接続されている。この配管17は、貫通孔16から上方に伸びて所定の高さで曲がりそこから水平方向に延在している。この配管17の貫通孔16への挿入部分の表面には螺子山がきられており、一方貫通孔16にも螺子山がきられており、これにより配管17が貫通孔16に対して螺子止めにより固定されるようになっている。
【0025】
この配管17の一方には、加圧用又は減圧用の配管(図示を省略)が接続可能になっており、加圧用の配管には加圧気体に蓄積されたタンクや加圧用のポンプが接続されており、減圧用の配管には減圧用のポンプが接続されている。そして、減圧により圧力差を利用して配管18及び流路4を介して容器1内に溶融アルミニウムを導入することが可能であり、加圧により圧力差を利用して流路4及び配管18を介して容器1外への溶融アルミニウムの導出が可能である。なお、加圧気体として不活性気体、例えば窒素ガスを用いることで加圧時の溶融アルミニウムの酸化をより効果的に防止することができる。
【0026】
ハッチ13の中央から少しずれた位置で前記の加減圧用の貫通孔16とは対向する位置には、圧力開放用の貫通孔19が設けられ、圧力開放用の貫通孔19には、リリーフバルブ(図示を省略)が取り付けられるようになっている。これにより、例えば容器1内が所定の圧力以上となったときには安全性の観点から容器1内が大気圧に開放されるようになっている。
【0027】
大蓋7には、液面センサとしての2本の電極20がそれぞれ挿入される液面センサ用の2つの貫通孔21が所定の間隔をもって配置されている。これらの貫通孔23には、それぞれ電極22が挿入されている。これら電極22は容器1内で対向するように配置されており、それぞれの先端は例えば容器1内の溶融金属の最大液面とほぼ同じ位置まで延びている。そして、電極22間の導通状態をモニタすることで容器1内の溶融金属の最大液面を検出することが可能であり、これにより容器1への溶融金属の過剰供給をより確実に防止できるようになっている。
【0028】
本体5の外周底部5bには、フォークリフトのフォークが挿入される断面口形状で所定の長さのフォークポケット23が、例えば2つ設けられた脚部24が、例えば平行するように2本配置されている。配置する角度は、配管に対して30度から90度が好ましい。挿入されたフォークリフトのフォークが接するフォークポケット23の内側上面は、フォークリフトにより容器1が持ち上げられた時には、本体5の外周底部5bが水平またはそれに近い姿勢に維持できる形状・高さである。
【0029】
図3は、本発明の別の実施形態に係る容器100の断面図であり、図1に示した同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。脚部24は、物理的に一体となった物体に複数、例えば2つのフォークポケットが設けられてもよい。この構成により、機械的強度が増すことになり、他の容器等への取り付けも容易となる。
【0030】
また、本体5内側底部5aは、流路4側が低くなるように傾斜している。したがって、フォークリフトにより容器1が持ち上げられ外周底部5bがほぼ水平の状態になれば、溶融アルミニウムが内側底部5aの傾斜に従い開口部26に底流するので、溶融アルミニウムを導出する場合にはいわゆる湯の残りが少なくなる。よって、無駄な溶融アルミニウムの運搬・供給を抑えることができ、供給コストを抑えることになる。また、例えば供給後に、容器1をフォークリフトで傾けて流路4をから残った溶融アルミニウムを外部に導出する際に、容器1を傾ける角度をより小さくでき、安全性や作業性が優れたものとなる。
【0031】
図4は、本発明の一実施形態に係る容器1の使用状態を示す図である。
【0032】
容器1を水平面50(例えば工場内の敷地)に載地すると、本体5の外周底部5bに設けられた脚部23の形状に従い本体5が傾斜する(それ以上に傾斜しても勿論構わない。)。またその傾斜は、本体5の内側底部5aに近在した底部開口部26が上端になる傾き方である。よって、容器1内に溶融アルミニウムが貯留されている場合には、底部開口部26の反対側により多く貯留されることになる。
【0033】
容器1内の溶融アルミニウムをほぼ全て供給した後においては、加圧気体により出し切れなかった溶融アルミニウム、いわゆる湯の残りが存在する。この場合に、フォークリフトにより容器1が持ち上げられているときには、本体5の内側底部5aの傾斜により、溶融アルミニウムは底部開口部26側に貯留される。そして、容器1を地面まで下ろし、フォークリフトのフォークフォークポケット24から抜くと、図4に示すように、底部開口部26の反対側に溶融アルミニウムが底流する。したがって、一定の時間の経過後に容器1が冷めても、底部開口部26付近ではアルミニウムが固化しないので、次回の溶融アルミニウムの供給に支障をきたすことがなくなる。底部開口部26の反対側でアルミニウムが固化した場合には、バーナーによる加熱等で取り除くことができる。また、脚部24による傾き(a)は、本体5の内側底部5aの傾き(b)と反対方向の傾きなので、本発明の効果を得るためには(a)>(b)の傾きであることが好ましい。
【0034】
図5は、本発明の更に別の実施形態に係る容器200の裏面を示す図である。
【0035】
容器200の本体5の外周底部には、上述の脚部24(第1の脚部という。)と「井」の形状で交差するように、脚部124(第2の脚部という。)が設けられている。第2の脚部124は、第1の脚部24と同様に、2つのフォークポケット123を具備している。
【0036】
この第1および第2の脚部からの構成により、溶融アルミニウムの運搬時と供給時によって使用するフォークポケットを区分けすることができる。よって、運搬時に使用する脚部24または124を、配管18と平行に配置することにより、配管18はフォークリフトの進行する領域に存在することになり、例えば狭い工場内での作業性が向上する。上述の形態は、脚部24と脚部124の交差する角度は90度となるが、当該角度は30度から90度でもよい。
【0037】
また、供給時に使用する脚部24または124を配管18と直角に配置することにより、本体5の内側底部5aが傾斜を有して底部開口部26が該傾斜の下端にあるときには、溶融アルミニウムが底部開口部26側に底流するので、容器200内に残る溶融アルミニウムの量を最小限にすることができる。フォークリフトのフォークを回動させて溶融アルミニウムを導出する場合にも同様の効果が得られる。第1の脚部24と第2の脚部124は一体に設けられ、本体5から取り外し、他の容器の本体への取り付けが可能でもよい。
【0038】
図6は、本発明のまた更に別の実施形態に係る容器300の裏面を示す図である。
【0039】
本体5の外周底部には1対の脚部224がほぼ平行に設けられている。脚部224にはそれぞれ運搬時用のフォークポケット223aと供給時用のフォークポケット224bとが上下に配置されている。溶融アルミニウムが貯留された容器300の運搬時にはフォークポケット223aが使用される。フォークポケット223aはその形状により、フォークリフトのフォークを挿入すると、底部開口部26が上端になる傾斜が形成される。よって、容器300の運搬時にフォークポケット223aを使用すれば、容器300内の溶融アルミニウムの量がわずかな場合であっても、底部開口部26付近でアルミニウムが固化しないので、供給時に支障をきたさない。フォークポケット223bはその形状により、フォークリフトのフォークを挿入すると、底部開口部26が下端になる傾斜が形成される。よって、溶融アルミニウムの供給時にフォークポケット223bを使用すれば、容器300内の溶融アルミニウムは底部開口部26に底流するので、本体5内に残るアルミニウムの量を減らすことができる。
【0040】
図7および図8は、本発明の一実施形態に用いられる容器1およびフォークリフト(運搬車輌)40の構成を示す図である。
【0041】
容器1は、加圧及び減圧用の孔から加圧及び減圧が可能な密閉構造になっている。そして、容器1が有する配管17を介して容器1の内外で溶融金属の流通が行われるようになっている。つまり、孔を介して容器1内を加圧すると、容器1内に貯留された溶融アルミニウムが配管17を介して外部、例えば保持炉112側に導出され、孔を介して容器1内を減圧すると、外部の溶融アルミニウムが配管17を介して容器1内に導入されるようになっている。
【0042】
また、本体5の外周底部5bには、凹形状でフォークリフト40のフォーク51が係合する脚部23が設けられている。このような脚部23を有することで、容器1がフォークリフト40から着脱自在とされている。
【0043】
フォークリフト40は、フォーク51を昇降させることで容器1を昇降させる昇降機構52を有する。また、フォーク51の表面には重量計測手段としての圧力センサ53が配置されている。
【0044】
フォークリフト40の運転席54の上部には、容器1に対して加圧用の気体、例えば高圧のエアーを供給する加圧気体貯留タンクとしてのレシーバタンク71、このレシーバタンク71に気体を供給するためのエアコンプレッサ203及び容器1内を減圧するための真空ポンプ72が搭載されている。
【0045】
このような容器1内の加減圧は、フォークリフト40と容器1とをエアーホース57により接続し、エアーホース57を介してフォークリフト40側から容器1内に気体を圧送したり、逆に容器1内から気体を吸引することで行われるようになっている。エアーホース57を用いることで、フォークリフト40を昇降させてもエアーホース57がこの昇降に追従して容器1との間での接続の不具合が生じないようになっている。
【0046】
エアーホース18の一端は、容器1の孔16から導出された配管17の一端と着脱可能にされている。これにより、上記の容器1がフォークリフト40から着脱自在とされていることと相俟って、1台のフォークリフト40が複数の容器1に対応できるようになっている。
【0047】
図5に示した容器200をフォークリフト40で溶融金属を運搬・供給する場合には、フォーク51をフォークポケット124に挿入して持ち上げてから保持炉12まで運搬して、いったん容器200を下ろす。その後、フォーク51をフォークポケット124から抜いて、フォークポケット24に挿入して持ち上げてから溶融金属の供給を行う。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、供給後に容器内に残る溶融金属の量を減らしつつ、容器の配管のつまりによる溶融金属の供給停止を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る容器の断面図である。
【図2】図1に示す容器の平面図である。
【図3】本発明の別の実施形態に係る容器の断面図である。
【図4】一実施形態の使用状態を示す断面図である。
【図5】本発明の他の実施形態に係る容器の外側底部の斜視図である。
【図6】本発明の更に別の実施形態に係る容器の外側底部の斜視図である。
【図7】本発明の一実施形態に係る容器がフォークリフトにより、保持炉に金属を供給している状態を示す図である。
【図8】図7に示す容器およびフォークリフトの平面図である。
【符号の説明】
1 容器
4 流路
5 本体
23 フォークポケット
24 脚部
26 底部開口部
40 フォークリフト
51 フォーク

Claims (9)

  1. 溶融金属を貯留可能な容器であって、
    底部内側に第1の方向に向けて傾斜する底面を有する本体と、
    前記底面の最下部に近い位置に開口を有し、内外で前記溶融金属を流通するための流路と、
    前記本体の底部外側に設けられ、フォークリフトのフォークが挿入されたときに前記底面が第1の方向に向けて傾斜する一対のフォークポケットを有し、該容器を水平面に載置したときに前記底面が水平になる、又は前記底面が前記第1の方向と反対方向に向けて傾斜する脚部と
    を具備することを特徴とする容器。
  2. 請求項1に記載の容器であって、
    前記脚部は、前記フォークポケットをそれぞれ有する一対のチャンネル部材により構成されることを特徴とする容器。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の容器であって、
    前記フォークポケットにおけるフォークが挿入される第2の方向は、前記第1の方向と30°から60°の角度を有することを特徴とする容器。
  4. 溶融金属を貯留可能な容器であって、
    底部内側に底面を有する本体と、
    前記底面の中心から第1の方向にずれた位置の近くに開口を有し、内外で前記溶融金属を流通するための流路と、
    前記本体の底部外側に設けられ、フォークリフトのフォークが挿入されたきに前記底面が水平になる又は前記底面が前記第1の方向と反対方向に向けて傾斜する一対の第1のフォークポケットと、フォークリフトのフォークが挿入されたきに前記底面が第1の方向に向けて傾斜する一対の第2のフォークポケットとを有する脚部と
    を具備することを特徴とする容器。
  5. 請求項4に記載の容器であって、
    前記第1のフォークポケットと前記第2のフォークポケットとは、上下に積層するように設けられていることを特徴とする容器。
  6. 請求項4に記載の容器であって、
    前記第1のフォークポケットと前記第2のフォークポケットとは、互いに交差するように設けられていることを特徴とする容器。
  7. 請求項4から請求項6のうちいずれか1項に記載の容器であって、
    前記脚部は、該容器を水平面に載置したときに前記底面が水平になる又は前記底面が前記第1の方向と反対方向に向けて傾斜するように設けられていることを特徴とする容器。
  8. 溶融金属を貯留可能な容器であって、
    本体と、
    前記本体の底部外側に設けられ、一対の第1のフォークポケットと、この第1のフォークポケットと交差するように設けられた一対の第2のフォークポケットとを有する脚部と
    を具備することを特徴とする容器。
  9. 溶融金属を貯留可能な容器であって、
    前記容器の底面の第1の方向に開口を有する、内外で前記溶融金属を流通するための流路とを有する本体と、
    前記本体の底部外側に設けられ、フォークリフトのフォークが挿入されたときに前記底面が第1の方向に向けて傾斜する一対のフォークポケットを有し、該容器を水平面に載置したときに前記底面が水平になる、又は前記底面が前記第1の方向と反対方向に向けて傾斜する脚部と
    を具備することを特徴とする容器。
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