JP2004188150A - 歯ブラシ - Google Patents

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JP2004188150A
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宗平 門田
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Abstract

【課題】ヘッド部を複数分割した可動刷毛部を備えた歯ブラシにおいて、歯間進入性、歯間進入実感、磨き完了の喜び等が向上し、歯を磨く事が楽しくなる、歯ブラシを提供する。
【解決手段】ヘッド部1を完全に複数分割した小さな刷毛部4を、長軸方向の後・前に18°から33°傾斜する事により、歯と歯の小さな隙間、歯と歯茎の境目や口腔内の色々な凸凹に、綺麗にフィット磨る事が出来る。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、刷毛部の歯間進入性能、歯間進入実感、磨き上がり満足感、安価な制作性および耐久性に優れた歯ブラシに関する。
【0002】
【従来の技術】
日本国内外の歯ブラシ、例えば音波歯ブラシ超音波歯ブラシ、電動歯ブラシ、これらは一分間に膨大な数のスピンや振動する。また、可動ヘッド歯ブラシは、その複数箇所に切れ目を入れたヒンジ効果、切れ目の一部又全部に軟質樹脂入れた可撓性、バネ材を付した揺動性、これらが口腔内歯のあらゆる凸凹にヘッド部がフィットする。しかし従来からの歯ブラシを含め、前者・後者共に毛先の清掃面は密度の高い植毛で、略平行な平面と成っているので、歯間進入性が乏しい。
【0003】
【特許文献1】
特表平5−501221
【特許文献2】
実開平1−81924
【特許文献3】
特表平10−502846
【特許文献4】
特開2002−10832
【特許文献5】
特開2002−51838
【非特許文献1】
雑誌「暮らしの手帖」平成14年4・5月号 音波歯ブラシテスト欄
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
音波歯ブラシ、超音波歯ブラシ、電動歯ブラシ等は、平成14年4・5月発刊の有名な生活情報誌の使用テスト結果では、その機能が充分に使いこなす事が出来ず、使う事の安心感で磨き結果を注視せず、初期の歯のトラブルが発生している場合もある、また生活者の多くが従来からの、手磨き歯ブラシを使用しているが、可動ヘッド歯ブラシ、前期あらゆる歯ブラシを含めて、歯間進入性が悪いので歯の健康トラブルが多く歯周病が蔓延している。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この提案の歯ブラシは従来の手磨きだが、歯間進入機能が目視的に理解出来、使う事によって歯と歯の小さな隙間に、毛先が届いているのを心地良く感じ、従って自分の歯を注視する事で、更に丁寧に磨く意識を持ち、専門的な歯のトラブルに付いても、より早く発見する事で、疑問を持ち多くの生活者が専門医を訪れ、多くの人々の歯の健康を保つ事ができる。
【0006】
【発明実施の形態】
図3の歯ブラシは刷毛部4がabcと三分割した状態で、それぞれに植毛した毛先の平面7は長軸方向に約7mm、幅約9mmである。図4に示す様に歯ブラシが口腔に入る時、植毛面5に垂直に植毛した毛束6が、長軸方向に対して18°から33°後に傾斜、図5の口腔から引き出す時は、前に傾斜、尚最良傾斜角度は18°です。三分割した刷毛先が各々独立した18°の傾斜で歯に接触磨る時、歯と歯の隙間、歯と歯茎の境目等の細かな所に毛先が届き、美しい健康な歯が保持出来る。図2・図5に示す様に三分割した刷毛部4aは、口腔から引き出す時は傾斜しなくて垂直を維持し、奥歯の喉側面や上下の噛み合わせ面は、傾斜しない毛先の平面7で磨き残しが皆無になる。図6・図7の三分割した各々の刷毛部4が長軸方向 後・前に傾斜する回転軸凸部dは、正面高さ4mm・横2mm・奥行き0.5mm 上端・下端が直径4mmの半円で破線中心点左・右に0.3mm半円の凹線fが有る。図8の網かけ凹部aで各々の刷毛部4abcを受ける、尚凹部aは刷毛部4aが前に傾斜しない成形する。図9は前期凹部aの回転軸eで中心左・右の破線交差点から各々内側に凸半丸線0.3mmeを形成、前記図6・図7の凹線fに合体する事で、分割した刷毛部4abcを毛先から見て、ヘッド部の底面8に簡単に又確実に装填する。尚分割した刷毛部の先端・後端と各々刷毛部の隙間は0.5mmする。また長軸方向に三列に植毛した刷毛部4は正面から見て、真ん中の毛束6を頂点にして、なだらかな山形でも良い。
【0007】
【発明の効果】
現代の歯磨きの習慣は、明治の中頃から普及が始まり、その時代、時代に良いとする磨き方が変わって来た、一度習慣が身に付くと変更出来ない物だが、この発明した歯ブラシは、色々な磨き方に対応出来、磨き効果を注視する事で自然に自分の歯に合った、良い磨き方を見つける事で、人々の歯の健康を守り歯を磨く事が楽しく成る。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の正面図(口腔へ入れた状態)長軸約170mm 幅約13mm 厚約5mm
【図2】全体の正面図(口腔から引き出す状態)
【図3】平面図 網掛けは植毛孔及び刷毛束
【図4】ヘッド部拡大図(口腔へ入れた状態)破線が毛束・傾斜時
【図5】ヘッド部拡大図(口腔から引き出す状態)
【図6】分割した刷毛部の正面図 高さ約4mm 幅約8mm 厚み約12mm
【図7】図6のパース 回転凸部dの厚み0.5mm
【図8】刷毛部を装填する、ヘッド部の底面を片方から見たパース
【図9】図8の回転中心軸凸部eの正面拡大図
【符号の説明】
1ヘッド部 a 三分割した刷毛部
2首部 b 三分割した刷毛部
3把持部 c 三分割した刷毛部
4刷毛部 a刷毛部それぞれの装填受け部
5植毛面 b刷毛部それぞれの装填受け部
6毛束 c刷毛部それぞれの装填受け部
7毛先の平面 d 刷毛部回転凸部
8底面 e 装填受部回転中心軸凸部
f 刷毛部回転軸合体凹部

Claims (3)

  1. ヘッド部、首部および把持部を備えた歯ブラシにおいて、ヘッド部に植毛した刷毛部を長軸方向に、複数分割した歯ブラシ。
  2. 請求項1に記載した歯ブラシにおいて、分割した各々の刷毛部の植毛面に垂直な植毛をした毛束に対して、18°から33°長軸方向の後・前に刷毛部が傾斜する歯ブラシ。
  3. 請求項1・2に記載した歯ブラシにおいて、分割した刷毛部をヘッド部の毛先から見た底面に、差し込むだけで簡単に装填出来る歯ブラシ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160002659U (ko) * 2015-01-21 2016-08-01 (주)아모레퍼시픽 칫솔헤드의 관통공간 내에 분절헤드가 결합된 칫솔

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160002659U (ko) * 2015-01-21 2016-08-01 (주)아모레퍼시픽 칫솔헤드의 관통공간 내에 분절헤드가 결합된 칫솔
KR200481758Y1 (ko) * 2015-01-21 2016-11-08 (주)아모레퍼시픽 칫솔헤드의 관통공간 내에 분절헤드가 결합된 칫솔

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