JP2004183473A - デッキ板用足とデッキ板 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】デッキ板用足1の支持板部4に、該支持板部4中央を中心として点対称となる対のビス孔14を設けるとともに、デッキ板用足1の円柱状被横連結部9の位置を支持板部4の中央を中心として点対称とし、かつビス孔14と円柱状被横連結部9とが支持板部4の長辺方向に沿った中心線上に位置し、円柱状被横連結部9それれぞれの中心位置にビス孔14を位置させた。
【選択図】 図1
Description
そのため、デッキ板用足の付け直しは行なわずに上述した連結部の切断除去を行なっており、デッキ板用足が隣り合いながらこの両者が連結し合わない個所を生じさせているのが現状である。また、各種の並びに対応できるようにデッキ板用足の取付位置がそれぞれ異なっている同一長さのデッキ部材を予め製作しておくことは在庫管理などが非常に煩雑なものとなる。
そこで本発明は上記事情に鑑み、デッキ板に対して、連結部と被連結部の所期の係止関係を保つことのできる位置にデッキ板用足が簡単に取り付けできるようすることを課題とし、デッキ板の配列デザインの自由度を高くすることを目的とする。
第一支持板部での前記取付方向における前記第二足側とは反対の辺と第二支持板部での前記取付方向おける前記第一足側とは反対の辺との何れか一方の辺に、取付方向に沿った方向への突出量を目地寸法と同一にして延設されデッキ板用足取付方向並設時に隣位する分離支持板部側に突き合わして目地間隔を確保する張り出し部が設けられ、第一支持板部と第二支持板部とにおける直交方向に相対する辺それぞれに、直交方向に沿った方向に延設され、デッキ板用足直交方向並設時に隣位する分離支持板部側に突き合わして目地間隔を確保する張り出し部が設けられ、デッキ板の板幅に応じて前記分離支持板部の取付方向での寸法を可変とした構成を備えることを特徴とするデッキ板用足であり、このデッキ板用足を提供して上記課題を解消するものである。。
(一体型のデッキ板用足)
図中1はデッキ板用足で、該デッキ板用足1は、板長さ寸法L1が板幅寸法W1に目地寸法M1を加えてなる単位長さ寸法W0を自然数倍した値から目地寸法M1を引いた値となる寸法とされたデッキ板2の裏面に取り付け、これによりデッキ部材3が得られるようにしたものである。このデッキ板用足1は切断加工可能な固さの合成樹脂材から形成されていて、図1に示されているように、支持板部4と円柱状支脚部5と円筒状縦連結部6と円柱状被縦連結部7と円筒状横連結部8と円柱状被横連結部9とを備え、これらが一体に形成されている。図4から図7において支持板部4に載せ置かれるデッキ板2を仮想線で示した。
このデッキ板用足1の上記支持板部4は図2の平面で示されているように長方形(後述する張り出し部を含まない形状)とされ、長辺方向Aの長さ寸法aが、デッキ板2の板幅の寸法W1と同一にし、短辺方向Bの長さ寸法bが、上記単位長さ寸法W0の1/2から目地寸法M1を引いてなる値以下とされ、デッキ板2が乗せ置かれる板状としたものである。そして、以下の円柱状支脚部5、円筒状縦連結部6、円柱状被縦連結部7、円筒状横連結部8、円柱状被横連結部9は後述するようにこの支持板部4の裏面や側方に配置され、それぞれは支持板部4の裏面高さ位置で揃い、この裏面高さ位置から接地位置までの高さ寸法H1を同一にしている。
上記円柱状支脚部5は支持板部4の裏面における一方の短辺10側にて一対にして設けられ、短辺方向Bに沿って並んでいる。円筒状縦連結部6は、支持板部4における上記一方の短辺10側から長辺方向Aに突出配置され、支持板部4の一方の短辺10の裏面から張り出した板部6aとその板部6aの端部から下方に延設された円筒部6bとからなるものであり、短辺方向Bに沿って一対にして並設されている。
上記円柱状被縦連結部7は、支持板部4における他方の短辺10側の裏面に一対にして設けられており、短辺方向Bに沿って並設している。この円柱状被縦連結部7は上記円筒状縦連結部6に係脱可能に係止する係止関係を有し、円柱状被縦連結部7それぞれは円筒状縦連結部6における各円筒部6bに挿入できる形状に設けられているものであって、デッキ板用足1を支持板部4の長辺方向Aに並べて一方のデッキ板用足1の円筒状縦連結部6と他方のデッキ板用足1の円柱状被縦連結部7とを対応させ、円筒状縦連結部6(一方のデッキ板用足)に円柱状被縦連結部7(他方のデッキ板用足)を挿入することで両者が係止でき、並べたデッキ板用足1同士が連結される。このような長辺方向Aでの並設状態で連結が行なえるようにするため、デッキ板用足1単体において、係脱可能に係止する係止関係を有する前記円筒状縦連結部6と円柱状被縦連結部7とは長辺方向Aにして対応位置している。
円筒状横連結部8は、支持板部4の一方の長辺11から短辺方向Bに突出配置されており、前記一方の長辺11の裏面から張り出した板部8aとその板部8aの端部から下方に延設された円筒部8bとからなる。そして、この円筒状横連結部8は支持板部4の長辺方向Aに離れた状態で一対にして並べ設けられている。
円柱状被横連結部9は上記支持板部4の裏面において長辺方向Aに沿って一対にして設けられている。円柱状被横連結部9は上記円筒状横連結部8に係脱可能に係止する係止関係を有し、円柱状被横連結部9それぞれは円筒状横連結部8における各円筒部8bに挿入できる形状に設けられているものであって、デッキ板用足1を支持板部4の短辺方向Bに並べて一方のデッキ板用足1の円筒状横連結部8と他方のデッキ板用足1の円柱状被横連結部9とを対応させ、円筒状横連結部8(一方のデッキ板用足)に円柱状被横連結部9(他方のデッキ板用足)を挿入することで両者が係止でき、支持板部4の短辺方向Bに並べたデッキ板用足1同士が連結される。このような短辺方向Bでの並設状態で連結が行なえるようにするため、デッキ板用足1単体において、係脱可能に係止する係止関係を有する前記円筒状横連結部8と円柱状被横連結部9とは短辺方向Bにして対応位置している。
なお、支持板部4の裏面の円柱状支脚部5、円柱状被縦連結部7、円柱状被横連結部9とはそれぞれ外径が同一である。また、円筒状縦連結部6、円筒状横連結部8それぞれにおける円筒部6b、8bの外径は同一であり、内径も同一としている。
本デッキ板用足1においては、このデッキ板用足1をデッキ板2の裏面に配するときにデッキ板2の辺部に位置合わせし易いようにし、また、デッキ部材を敷き並べるときにデッキ板周りに目地が適正に得られるようにしている。
図示されているように、上記支持板部4の円筒状縦連結部6が位置している側の短辺10をその全長に亘って直線状にし、この部分を、デッキ板用足1をデッキ板裏面の取付位置に配したときのデッキ板2の端面に対する位置合わせ用の位置合わせ部12としている。即ち、デッキ板裏面にこのデッキ板用足1を配する際に、前記支持板部4の一方の短辺10で構成した位置合わせ部12とデッキ板裏面の辺部とを位置合わせすれば、デッキ板裏面上において、前記辺部と直交する方向でのデッキ板用足1の位置決めができるようにしている(図6参照)。
支持板部4の他方の短辺10には張り出し部13が一体にして設けられている。この張り出し部13は、その他方の短辺10全体を支持板部4の長辺方向Aへ延設したもので、その突出量を目地寸法M1と同一にして、デッキ板用足1を支持板部4の長辺方向Aに複数並べたとき(デッキ板用足長辺方向並設時)の隣位する支持板部4側に突き合わして目地間隔を確保するものである(図8参照)。
支持板部4の長辺11それぞれにも上記位置合わせ部12と張り出し部13とが設けられている。図2、図3に示されているように長辺11の両端以外の部分を直線状にしてこの部分を位置合わせ部12としており、この位置合わせ部12によりデッキ板用足1をデッキ板裏面の取付位置に配したときのデッキ板2の端面に対する位置合わせを行なえるようにしている。即ち、支持板部4の何れか一方の長辺11がデッキ板裏面の辺部に沿うようにしてデッキ板用足1を配する際に、デッキ板裏面の辺部とこれに対応している位置合わせ部12とを位置合わせすれば、デッキ板裏面上でのその辺部と直交する方向においてデッキ板用足1の位置決めが行われる(図7参照)。
また、長辺11それぞれにおいて上記位置合わせ部12を間にして張り出し部13が設けられている。この張り出し部13は位置合わせ部12の中央を中心にして対称となるように配置されているとともに、短辺方向Bに相対する張り出し部13の位置関係も支持板部4の長辺方向Aに沿った中心線Cを中心にして対称にしている。
長辺11における各張り出し部13は、短辺方向Bにその突出量を目地寸法M1の1/2として突出するように支持板部4に一体となり、デッキ板用足1を支持板部4の短辺方向Bに複数並べたとき(デッキ板用足短辺方向並設時)の隣位する支持板部4の張り出し部13に突き合わして目地間隔を確保する(図9参照)。
上述したように複数のデッキ板用足1を支持板部4の長辺方向Aに沿って並べ、隣り合うデッキ板用足1の内、一方のデッキ板用足1の張り出し部13を他方のデッキ板1の支持板部4の短辺10側(即ち、位置合わせ部12)に突き当て、この状態で一方のデッキ板用足1の円柱状被縦連結部7それぞれが他方のデッキ板用足1の円筒状縦連結部6の円筒部6bに挿入されて係止することで、隣り合うデッキ板用足1同士が連結されるようにしているため、デッキ板用足1単体において、円筒状縦連結部6の中心(円筒部6bの中心)から円柱状被縦連結部7の中心までのピッチPtは単位長さ寸法W0(=支持板部4の長辺11の長さ寸法a+目地寸法M1)と同一となる(図8参照)。
また、支持板部4の円柱状被縦連結部7が位置する部分を、他方のデッキ板用足1の円筒状縦連結部6の上に乗せ置くようにするが、円筒状縦連結部6と円柱状被縦連結部7とは上述したように共に高さ寸法H1が同一であるため、円柱状被縦連結部7の上方に位置するデッキ板2を、係止し合う円筒状縦連結部6と円柱状被縦連結部7とで支持する(図8参照)。勿論、通常使用の状態でデッキ面に加わる荷重に対して、全ての円柱状支脚部5、円筒状縦連結部6、円柱状被縦連結部7、円筒状横連結部8、円柱状被横連結部9は座屈などすることなく十分に耐え得る強度を有する。
また、支持板部4の円柱状被横連結部9が位置する部分を、他方のデッキ板用足1の円筒状横連結部8の上に乗せ置くが、円筒状横連結部8と円柱状被横連結部9とは上述したように共に高さ寸法H1が同一であるため、円柱状被横連結部9の上方に位置するデッキ板2を、係止し合う円筒状横連結部8と円柱状被横連結部9とで支持する(図9参照)。
ここで、デッキ板2の形状が、(単位寸法W0−目地寸法M1)×(単位寸法W0−目地寸法M1)の正方形である場合、短辺10の長さ寸法b+目地寸法M1を単位寸法W0の1/2とすれば、二つのデッキ板用足1をその正方形のデッキ板2に、円筒状横連結部8と円柱状被横連結部9とを係止させて取り付けることができ、それぞれ外方側の長辺11の張り出し部13をデッキ板2の裏面の辺部位置から側方に突出する状態にすることができる。
また、図示の例のデッキ板用足1では、短辺10の長さ寸法b+目地寸法M1<単位寸法W0の1/2としている。この場合、上記正方形のデッキ板2に二つのデッキ板用足1を取り付ける状態とするときに、一方のデッキ板用足1の円筒状横連結部8と他方のデッキ板用足1の円柱状被横連結部9とが干渉し合わないように、円筒状横連結部8と円柱状被横連結部9の大きさを考慮しながらピッチPy(支持板部4の短辺10の長さ寸法b+目地寸法M1)を設定すればよい。
図10に示す例ではデッキ板用足1(短辺10の長さ寸法b+目地寸法M1<単位寸法W0の1/2)を長辺方向Aの通りの列では全列を密に連結し、短辺方向Bの通りの列では連結状態とした部分と非連結状態とした部分とを交互に形成し、デッキ面を形成する平面に対して仮想として形成した単位長さ寸法W0を一ピッチとした格子状の基準線Eに沿った配置としている。非連結状態で隣り合うデッキ板用足1では、一方のデッキ板用足1の支持板部4の長辺11の張り出し部13から他方のデッキ板用足1の支持板部4の長辺11の張り出し部13までを単位長さ寸法W0と同一となるようにし、この両者の上に一枚のデッキ板2が位置できる配置としている。
なお、nは自然数であり、1から4位までとするのが施工作業上良好であるが、4以下に限定されるものではない。また、図10ではデッキ板用足1を縦横に配置できることを示すだけのものであり、デッキ部材を並べたときにデッキ板用足1がこのように密に並ぶようにデッキ板にデッキ板用足1を取り付けておく必要はない。
さらに、デッキ板用足1の並びにおいては、長辺11側の張り出し部13を上記基準線Eの位置に合わせる状態で並べるパターンに限定されない。図示するように、一つのデッキ板用足1が基準線E上にあり、この一つのデッキ板用足1が二つのデッキ板用足1それぞれに連結されるようにすることも可能である(図15参照)。勿論、デッキ板用足1それぞれにおいて、円筒状縦連結部6や円柱状被縦連結部7の短辺方向Bの並設ピッチはPy/2である。
また、デッキ板用足1はデッキ板2に取り付けるビスのビス孔14を一対有していて、このビス孔14も中心線C上に位置し、それぞれが支持板部4の中央Dを中心位置として点対称となる位置にある。そして、上記円柱状被横連結部9とビス孔14とは同位置にあり、上記円柱状被横連結部9の中心それぞれを貫通するようにしてビス孔14が設けられている。
従って、以下のようにデッキ板2に適正位置で配置されるデッキ板用足1の向きが180度反対であったとしても、デッキ板2に関してはビスが捻じ込まれる位置が変化しないことになる。
例えば、図11に示すようにデッキ板用足1をデッキ板2の一端部において、デッキ板2の板幅方向と支持板部4の長辺方向Aとを同じにし、上述した位置合わせ部12をデッキ板2の辺部に位置合わせした適正配置の状態で、デッキ板用足1の向きが正逆であっても、ビス孔14から捻じ入れるビスの位置自体は変わらない。
また、図12に示すように、デッキ板用足1をデッキ板2の板長さ方向に沿うようにし、位置合わせ部12をデッキ板2の辺部に位置合わせした適正配置の状態で、デッキ板用足1の向きが正逆であっても、ビス孔14から捻じ入れるビスの位置自体は変わらない。
デッキ板用足1を取り付けてデッキ部材3を形成するデッキ板2は、上述したように板幅寸法W1が上記単位長さ寸法W0から目地寸法M1を引いた値の寸法とされ、板長さ寸法L1が、単位長さ寸法W0を自然数倍した値から目地寸法M1を引いた値となる寸法とされたものであり、図の例ではL1=1・W0−M1(=W1)、L1=2・W0−M1、L1=4・W0−M1の三種類が示されている。
また、このデッキ板2の裏面にはデッキ板用足1をビス止めするときの足取付孔17が予め設けられていて、デッキ板用足1を取り付けることができる個所として設定された部分それぞれに、デッキ板用足1のビス孔14に対応するように二個ずつ穿設されている。
まず、図13(イ)に示されているように、正方形のデッキ板2の各辺部において、デッキ板用足1をその短辺10の位置合わせ部12や一方の長辺11の位置合わせ部12にて位置合わせしたときのビス孔14に対向する位置に足取付孔17が設けられ、また、図13(ロ)(ハ)に示されているように正方形以外の長方形としたデッキ板2においてもそのデッキ板2の端部側では、そのデッキ板2の短辺部分に沿うデッキ板用足1の長辺11の位置合わせ部12と、デッキ板2の長辺部分に沿う短辺10の位置合わせ部12とで位置合わせしたときのビス孔14に対応する位置に足取付孔17が設けられている。
そして、この場合も前記単位長さ寸法W0ごとの範囲(支持板部4の対応部分ごとの範囲)において、その中心が支持板部4の中心Dと対応するため、デッキ板用足1の向きを正逆にしてもビス孔14の位置と足取付孔17の位置とが一致し、複数のデッキ板用足1が連結した一連の状態でその向きを正逆の何れの向きの場合でも、それぞれのデッキ板用足1を適正位置に簡単に取り付けることができるようにしている。
勿論、基準線Eの位置からの単位長さ寸法W0ごとの位置に上記足取付孔17を予め穿設しておいてもよい。
四倍長のデッキ板2それぞれが位置する部分には、その両端部と中央とに対応するデッキ板用足1が配置されるように設計する。
四倍長のデッキ板2に板長さ方向を揃えて並設する二倍長のデッキ板2それぞれが位置する部分には、その両端部に対応するデッキ板用足1が配置されるように設計する。四倍長のデッキ板2の中央となる一つのデッキ板用足1は、二倍長のデッキ板2の端部同士の対面部分における二つのデッキ板用足1の両者に連結させる設計とする。
四倍長のデッキ2に板長さ方向を90度変えて揃える二倍長のデッキ板2それぞれが位置する部分には、その二倍長のデッキ板2の長辺部分それぞれに二つのデッキ板用足1を連結状態にして配する設計とする。
また、四倍長のデッキ板2に対して板長さ方向を90度としている二倍長のデッキ板にあっても、取り付けられているデッキ板用足1自体は、デッキ板用足1全体の向きと同じに揃えられているため、四倍長のデッキ板2の端部に位置するデッキ板用足1それぞれに適正に連結することになる。
図17(ロ)は、四倍長のデッキ板のデッキ部材3を板幅方向に並設し板長さ方向に複数を並べた二列部分を組とし、この組を板長さ方向にずらすとともに、端部を揃えるために二倍長のデッキ板のデッキ部材3を組み入れたパターン部分を示している。
図17(ハ)は、二倍長のデッキ板のデッキ部材3を板幅方向に二つ並設したものを組とし、その組の向きを90度変えたものを交互に配置したパターン部分を示している。
図17(ニ)は、正方形のデッキ板を備えるデッキ部材3を並べたパターン部分を示している。
図17(ホ)は、正方形のデッキ板のデッキ部材3を二倍長のデッキ板のデッキ部材3四つで囲み、これを四倍長のデッキ板のデッキ部材3で囲む配置としたパターン部分を示している。
このようにいろいろにデッキ部材3を配置することができ、デッキ面の表情を豊かにすることが容易である。
なお、デッキ部材の敷設に際し、敷設スペース周縁で円筒形縦連結部や円筒形横連結部が突出している部分ではこれを切除して、敷設スペース周辺の納まりを整えている。
上記実施の形態のデッキ板用足1では、上述したように支持板部4の長辺方向Aの長さ寸法aをデッキ板2の板幅の寸法W1と同一としており、デッキ板2の板幅の寸法に応じたデッキ板用足が用意されているものである。これに対して、デッキ板用足1を、円筒状縦連結部を備えている部分と円柱状被縦連結部とを備えている部分とに分割されているものとすれば、デッキ板2の板幅の寸法が変わった場合にも対応することが可能となる。
図18から図26はその分割型としたデッキ板用足1を示していて、つぎにその説明を行なう。なお、分割型のデッキ板用足1において縦連結部と被縦連結部との係止関係、及び横連結部と被横連結部との係止関係は、以下に示すように上述した実施の形態と同様である。またこの分割型のデッキ板用足1を取り付けるデッキ板2については説明を容易にするために上述した実施の形態に基づいて説明する。
このデッキ板用足1は上記実施の形態と同じように切断加工可能な固さの合成樹脂材から形成されている。そして、デッキ板2の板幅方向または板長さ方向を取付方向Xとし、図18に示されているようにその取付方向Xにおいて間を離してそれぞれがデッキ板2に取り付けられる第一足20と第二足30とからなるものであり、この第一足20と第二足30との一組で一つのデッキ板用足2を構成している。
上記第一足20は、デッキ板2が乗せ置かれる第一支持板部21と対となった第一円柱状支脚部22と対となった第一円筒状縦連結部23と第一円筒状横連結部24と第一円柱状被横連結部25とを備え、これらが一体に形成されている。
また、第二足30は、デッキ板2が乗せ置かれる第二支持板部31と対となった第二円柱状被縦連結部32と第二円筒状横連結部33と第二円柱状被横連結部34とを備え、これらが一体に形成されている。
図19では第一足4と第二足5とを組とした一つのデッキ板用足1を上方からみた状態で示し、図20では下方からみた状態で示している。第一足20の第一支持板部21および第二足30の第二支持板部31はそれぞれ略正方形(後述する張り出し部を含まない部分)とされ、取付方向Xでの長さ寸法a20、a30をデッキ板2の板幅の寸法W1の1/2以下にし、前記取付方向Xの直交方向Yでの長さ寸法bが、上記単位長さ寸法W0の1/2から目地寸法M1を引いてなる値以下とされ、デッキ板2が乗せ置かれる板状としたものである。
これによって、第一支持板部21と第二支持板部31にデッキ板2を乗せ置いている状態の図21と図23とに示されるように、デッキ板用足1をデッキ板2の板幅方向に沿って取り付ける場合、組としての第一足20と第二足30とを後述する位置にすれば、取付方向Xがデッキ板2の板幅方向であっても第一支持板部21と第二支持板部31とが重なることがないように設けられている。
なお、後述する係止関係はデッキ板用足1の取付方向Xがデッキ板2の板幅方向であった場合と板長さ方向であった場合の何れでも成立するものであるが、その係止関係の説明を容易にするために、デッキ板2の端部において板幅方向を取付方向Xとし、図21と図23とに示すように第一足20と第二足30とが位置合わせたれた状態でデッキ板2に取り付けられているものとして説明している。
なお、第一足20の第一円柱状支脚部22、第一円筒状縦連結部23、第一円筒状横連結部24、第一円柱状被横連結部25、及び第二足30の第二円柱状被縦連結部32、第二円筒状横連結部33、第二円柱状被横連結部34それぞれは、第一支持板部21及び第二支持板部31の裏面高さ位置で揃い、この裏面高さ位置から接地位置までの高さ寸法H1を同一にしている。
第一足20の第一円柱状支脚部22は第一支持板部21の裏面での取付方向Xにおける第二足30側とは反対の辺26側にて一対にして設けられ、取付方向Xに対する直交方向Yに沿って並んでいる。
また、第一円筒状縦連結部23は、第一支持板部21における上記辺26側から第二足30とは反対方向に突出配置され、第一支持板部21の前記辺26の裏面から張り出した板部23aとその板部23aの端部に連続して下方に延設された円筒部23bとからなるものであり、直交方向Yに沿って一対にして並設されている。
(第二足の第二円柱状被縦連結部)
第二足30の第二円柱状被縦連結部32は、第二支持板部31における第一足20側とは反対の辺35(仮想線部分)側の裏面に一対にして設けられており、直交方向Yに沿って並設している。
(第一足の第一円筒状縦連結部と第二足の第二円柱状被縦連結部との係止関係)
上記第二足30の第二円柱状被縦連結部32は、取付方向Xにおいて上記第一足20の第一円筒状縦連結部23に係脱可能に係止する係止関係を有し、第二円柱状被縦連結部32それぞれは第一円筒状縦連結部23における各円筒部23bに挿入できる形状に設けられているものであって、デッキ板2の端部での板幅方向が取付方向Xとなるようにして、かつ第一足20と第二足30とをデッキ板2に対して位置合わせした状態でデッキ板用足1を取り付け、そのデッキ板2を、デッキ板用足1が取付方向Xで揃うように並べて一方のデッキ板用足1の第一足20の第一円筒状縦連結部23と他方のデッキ板用足1の第二足30の第二円柱状被縦連結部32とを対応させ、第一円筒状縦連結部23(一方のデッキ板用足)に第二円柱状被縦連結部32(他方のデッキ板用足)を挿入することで両者が係止でき、並べたデッキ板用足1同士が連結される。このような取付方向Xでの並設状態で連結が行なえるようにするため、デッキ板用足1単体において、係脱可能に係止する係止関係を有する前記第一円筒状縦連結部23と第二円柱状被縦連結部32とは取付方向Xにして対応位置している。
第一足20の第一円筒状横連結部24は、第一支持板部21での直交方向Yにおける一方の辺27から直交方向Yに突出配置されており、前記一方の辺27の裏面から張り出した板部24aとその板部24aの端部に連続して下方に延設された円筒部24bとからなる。
(第一足の第一円柱状被横連結部)
第一足20の第一円柱状被横連結部25は、第一足20の上記第一円筒状横連結部24に係脱可能に係止する係止関係を有し、第一円筒状横連結部24における円筒部24bに挿入できる形状に設けられているものである。
(第二足の第二円筒状横連結部)
第二足30の第二円筒状横連結部33は、第二支持板部31での直交方向Yにおける一方(第一足20における上記辺27側と同じ側)の辺36から直交方向Yに突出配置されており、前記一方の辺36の裏面から張り出した板部33aとその板部33aの端部に連続して下方に延設された円筒部33bとからなる。
(第二足の第二円柱状被横連結部)
第二足30の第二円柱状被横連結部34は、第二足30の上記第二円筒状横連結部33に係脱可能に係止する係止関係を有し、第二円筒状横連結部33における円筒部33bに挿入できる形状に設けられているものである。
(第一、第二円筒状横連結部と第一、第二円柱状被横連結部の係止関係)
上述したように、第一円柱状被横連結部25と第一円筒状横連結部24とが直交方向Yで対応して係脱可能に係止する係止関係を有し、また、第二円柱状被横連結部34と第二円筒状横連結部33とが直交方向Yで対向して係脱可能に係止する係止関係を有することから、デッキ板2の端部での板幅方向が取付方向Xとなるようにして、かつ第一足20と第二足30とをデッキ板2に対して位置合わせした状態でデッキ板用足1を取り付け、そのデッキ板2を、デッキ他用足1が直交方向Yで揃うように並べて一方のデッキ板用足1の第一、第二円筒状横連結部24、33と他方のデッキ板用足1の第一、第二円柱状被横連結部25、34とを対応させ、第一、第二円筒状横連結部24、33(一方のデッキ板用足)に第一、第二円柱状被横連結部25、34(他方のデッキ板用足)を挿入することで両者が係止でき、直交方向Yに並べたデッキ板用足1同士が連結される。この直交方向Yでの並設状態で連結が行なえるようにするため、デッキ板用足1単体において、係脱可能に係止する係止関係を有する第一、第二円筒状横連結部24、33と第一第二円柱状被横連結部25、34とが上述したように直交方向Yで対応位置している。
図示されているように、第一足20にあっては、第一支持板部21の第一円筒状縦連結部23が位置している側の辺26をその全長に亘って直線状にし、この部分を、第一足20をデッキ板裏面の取付位置に配したときのデッキ板2の端面に対する位置合わせ部19としている。即ち、デッキ板裏面に第一足20を配する際に、第一支持板部21の辺26で構成した位置合わせ部19とデッキ板裏面の辺部とを位置合わせすれば、デッキ板裏面上において、前記辺部と直交する方向での第一足20の位置決めができるようにしている(図23参照)。
また、第二足30にあっても、第二支持板部31の第二円柱状被縦連結部32が位置している側の辺35(仮想線で示す部分)の延長両端それぞれを後述の張り出し部端としてなる短寸の位置合わせ部19とし、この部分を、第二足30をデッキ板裏面の取付位置に配したときのデッキ板2の端面に対する位置合わせの目安とする。即ち、デッキ板裏面に第二足30を配する際に、第二支持板部31の両位置合わせ部19とデッキ板裏面の辺部とを位置合わせすれば、デッキ板裏面上において、前記辺部と直交する方向での第二足30の位置決めができるようにしている
また、辺27、36、28、37それぞれにおいて張り出し部13が設けられている。これらの張り出し部13は辺26、35の位置から取付方向Xに沿って同寸法の長さとされていて、直交方向Yに相対する張り出し部13の位置関係が第一、第二支持板部21、31の取付方向Xに沿った中心線Cを中心にして線対称となるようにしている。
さらに辺27、36、28、37の各張り出し部13は、直交方向Yにその突出量を目地寸法M1の1/2として突出するようにして第一、第二支持板部21、31に一体となり、デッキ板用足1を直交方向Yに複数並べたとき(デッキ板用足直交方向並設時)の隣位するデッキ板用足1の張り出し部13に突き合わして目地間隔を確保する(図26参照)。
また、第二足30の第二円柱状被縦連結部32が位置する部分を、他方のデッキ板用足1の第一足20の第一円筒状縦連結部23の上に乗せ置くようにするが、第一円筒状縦連結部23と第二円柱状被縦連結部32とは上述したように共に高さ寸法H1が同一であるため、第二円柱状被縦連結部32の上方に位置するデッキ板2を、係止し合う第一円筒状縦連結部23と第二円柱状被縦連結部32とで支持する(図25参照)。勿論、通常使用の状態でデッキ面に加わる荷重に対して、第一円柱状支脚部22、第一円筒状縦連結部23、第二円柱状被縦連結部32、第一円筒状横連結部24、第二円筒状横連結部33、第一円柱状被横連結部25、第二円柱状被横連結部34は座屈などすることなく十分に耐え得る強度を有する。
以上の構成は上述の実施の形態と同じである。
また、第一、第二支持板部21、31の第一、第二円柱状被横連結部25、34が位置する部分を、他方のデッキ板用足1の第一、第二円筒状横連結部24、33の上に乗せ置くが、第一、第二円筒状横連結部24、33と第一、第二円柱状被横連結部25、34とは上述したように共に高さ寸法H1が同一であるため、第一、第二円柱状被横連結部25、34の上方に位置するデッキ板2を、係止し合う第一、第二円筒状横連結部24、33と第一、第二円柱状被横連結部25、34とで支持する(図26参照)。
ここで、デッキ板2の形状が、(単位寸法W0−目地寸法M1)×(単位寸法W0−目地寸法M1)の正方形である場合、辺26、37の長さ寸法b+目地寸法M1を単位寸法W0の1/2とすれば、二つのデッキ板用足1をその正方形のデッキ板2に、第一、第二円筒状横連結部24、33と第一、第二円柱状被横連結部25、34とを係止させて取り付けることができ、デッキ板2の中央側で対向し合う張り出し部13とは反対側の張り出し部13それぞれをデッキ板2の裏面の辺部位置から側方に突出する状態にすることができる。
また、図示の例のデッキ板用足1では、辺26、37の長さ寸法b+目地寸法M1<単位寸法W0の1/2としている。この場合、上記正方形のデッキ板2に二つのデッキ板用足1を取り付ける状態とするときに、一方のデッキ板用足1の第一、第二円筒状横連結部24、33と他方のデッキ板用足1の第一、第二円柱状被横連結部25、34とが干渉し合わないように、第一、第二円筒状横連結部24、33と第一、第二円柱状被横連結部25、34の大きさを考慮しながらピッチPy(辺26、37の長さ寸法b+目地寸法M1)を設定すればよい。
第一足20と第二足30とは、デッキ板2に取り付けるビスのビス孔14を有していて、このビス孔14も中心線C上に位置し、それぞれが上記分離支持板部40の中央Dを中心位置として点対称となる位置にある。そして、上記第一、第二円柱状被横連結部25、34とビス孔14とは同位置にあり、第一、第二円柱状被横連結部25、34の中心それぞれを貫通するようにしてビス孔14が設けられている。
2…デッキ板
3…デッキ部材
4…支持板部
5…円柱状支脚部
6…円筒状縦連結部
7…円柱状縦被連結部
8…円筒状横連結部
9…円柱状被横連結部
W0…単位長さ寸法
W1…板幅寸法
M1…目地寸法
10…短辺
11…長辺
12…位置合わせ部
13…張り出し部
14…ビス孔
17…足取付孔
20…第一足
21…第一支持板部
22…第一円柱状支脚部
23…第一円筒状縦連結部
24…第一円筒状横連結部
25…円柱状被横連結部
30…第二足
31…第二支持板部
32…第二円柱状被縦連結部
33…第二円筒状横連結部
34…第二円柱状被横連結部
40…分割支持板部
Claims (5)
- それぞれが同一の板幅とされて周囲に目地の間隔を配して並べることによりデッキ面を形成する複数のデッキ板それぞれの裏面に取り付けられるデッキ板用足であり、
長方形にして長辺方向の長さがデッキ板の板幅と同一にして、デッキ板が乗せ置かれる支持板部と、
前記支持板部における一方の短辺側の裏面から長辺方向に突出して短辺方向に並設された一対の縦連結部と、
前記縦連結部に係脱可能に係止する係止関係を有し、支持板部の長辺方向に前記縦連結部に対応して支持板部における他方の短辺側の裏面で支持板部の短辺方向に並設された一対の被縦連結部と、
前記支持板部における一方の長辺側の裏面から支持板部の短辺方向に突出した複数の横連結部と、
前記横連結部に係脱可能に係止する係止関係を有し、支持板部の短辺方向に前記横連結部に対応して支持板部の裏面に設けられた複数の被横連結部とを備え、
前記縦連結部と前記被縦連結部と前記横連結部と前記被横連結部とが高さ寸法を同一にして接地するデッキ板用足において、
前記支持板部は、該支持板部の中央を中心として点対称となる対のビス孔を有するとともに、上記被横連結部の位置が支持板部の中央を中心として点対称となり、かつ前記ビス孔と被横連結部とが支持板部の長辺方向に沿った中心線上に位置し、前記被横連結部それれぞれの中心位置に前記ビス孔が位置していることを特徴とするデッキ板用足。 - 上記支持板部の一方の短辺に、デッキ板用足取付時のデッキ板端面に対する位置合わせとなる位置合わせ部が設けられているとともに、他方の短辺に、目地寸法と同一にしてデッキ板用足長辺方向並設時に隣位する支持板部側に突き合わして目地間隔を確保する張り出し部が設けられ、
支持板部の長辺それぞれには、デッキ板用足取付時のデッキ板端面に対する位置合わせとなる位置合わせ部と、デッキ板用足短辺方向並設時に隣位する支持板部側に突き合わして目地間隔を確保する張り出し部とが設けられている請求項1に記載のデッキ板用足。 - 複数を目地の間隔を配して並べることによりデッキ面を形成するデッキ板の裏面に、該デッキ板の板幅方向または板長さ方向を取付方向として取り付けられる第一足と第二足とからなるデッキ板用足であり、
前記第一足は、
デッキ板が乗せ置かれる第一支持板部と、
前記第一支持板部での前記取付方向における前記第二足側とは反対の辺側の裏面から前記第二足側とは反対方向に突出して、取付方向に対する直交方向に並設された一対の縦連結部と、
前記第一支持板部での前記直交方向における一方の辺側の裏面から直交方向に突出した第一横連結部と、
前記第一横連結部に係脱可能にして係止する係止関係を有し、第一支持板部での前記直交方向で前記第一横連結部に対応して第一支持板部の裏面に設けられた第一被横連結部とを備え、
前記第二足は、
デッキ板が乗せ置かれ、離れた第一足の第一支持板部とで分離支持板部を形成する第二支持板部と、
前記第一足の縦連結部に係脱可能に係止する係止関係を有し、前記第二支持板部での前記取付方向で前記縦連結部に対応して前記第一足側とは反対の辺側の裏面で直交方向に並設された一対の被縦連結部と、
前記第二支持板部での前記直交方向における一方の辺側の裏面から直交方向Yに突出した第二横連結部と、
前記第二横連結部に係脱可能にして係止する係止関係を有し、第二支持板部での直交方向で前記第二横連結部に対応して第二支持板部の裏面に設けられた第二被横連結部とを備え、
前記第一支持板部と第二支持板部とは、前記分離支持板部の中央を中心として点対称となる位置にビス孔を有するととに、第一支持板部における第一被横連結部と第二支持板部の第二被横連結部とが前記中央を中心とした点対称となる位置にあり、
第一支持板部と第二支持板部とのそれぞれに、第一足と第二足とをデッキ板に取り付けるときのデッキ板端面に対する位置合わせとなる位置合わせ部を設け、
第一支持板部での前記取付方向における前記第二足側とは反対の辺と第二支持板部での前記取付方向おける前記第一足側とは反対の辺との何れか一方の辺に、取付方向に沿った方向への突出量を目地寸法と同一にして延設されデッキ板用足取付方向並設時に隣位する分離支持板部側に突き合わして目地間隔を確保する張り出し部が設けられ、
第一支持板部と第二支持板部とにおける直交方向に相対する辺それぞれに、直交方向に沿った方向に延設され、デッキ板用足直交方向並設時に隣位する分離支持板部側に突き合わして目地間隔を確保する張り出し部が設けられ、
デッキ板の板幅に応じて前記分離支持板部の取付方向での寸法を可変とした構成を備えることを特徴とするデッキ板用足。 - 請求項1と2の何れか一項に記載のデッキ板用足が裏面に取り付けられ、目地を介して並べることによりデッキ面を形成するデッキ板であって、
デッキ板長さ寸法が、板幅寸法に目地寸法を加えてなる単位長さ寸法を自然数倍した値から目地寸法を引いた値となる寸法とされ、
デッキ板裏面には、デッキ板用足を、単位長さ寸法から目地寸法を引いた値となる長さ寸法の辺に上記支持板部の長辺における位置合わせ部を沿わせて配したときの上記ビス孔に対応する位置と、複数のデッキ板用足を、該デッキ板用足の縦連結部と被縦連結部とを連結させながらデッキ板長さ方向の辺に支持板部の長辺における位置合わせ部を沿わせて配したときの上記ビス孔に対応する位置とに足取付孔が予め設けられていることを特徴とするデッキ板。 - デッキ板端部側の目地通り芯となる位置からの板長さ方向での単位長さ寸法ごとの何れかの位置に支持板部の長辺方向の中心線を合わせ、かつ支持板部の短辺における位置合わせ部をデッキ板長さ方向の辺に沿わせてデッキ板用足を配するときの上記ビス孔に対応する位置に上記足取付孔が予め設けられている請求項4に記載のデッキ板。
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