JP2004182468A - エレベータのホールランタン - Google Patents
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Abstract
【課題】小型で薄形の構造に構成でき、乗り場ホールへの設置を容易に能率よく行なえ、また白色での照光を容易に実現することができるエレベータのホールランタンを提供する。
【解決手段】一側面に開口部9aを有するボックス9と、このボックス9内に設けられた冷陰極蛍光ランプからなる発光体22と、前記開口部9aに対向して設けられ、前記発光体22の光をエレベータの乗り場ホールに向けて照光させる照光体15とを備える。光源としての発光体22が冷陰極蛍光ランプであり、このため熱の発生が少なく、また発光体自体が小型であり、このため発光体22を照光体15に接近して配置させることができ、これによりボックス9を薄形に構成することができ、また発光体22が冷陰極蛍光ランプであることから白色の照光を容易に実現することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】一側面に開口部9aを有するボックス9と、このボックス9内に設けられた冷陰極蛍光ランプからなる発光体22と、前記開口部9aに対向して設けられ、前記発光体22の光をエレベータの乗り場ホールに向けて照光させる照光体15とを備える。光源としての発光体22が冷陰極蛍光ランプであり、このため熱の発生が少なく、また発光体自体が小型であり、このため発光体22を照光体15に接近して配置させることができ、これによりボックス9を薄形に構成することができ、また発光体22が冷陰極蛍光ランプであることから白色の照光を容易に実現することができる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えばエレベータの乗り場ホールに設けられ、エレベータの利用者に対してかごの到着等の運行状況を表示するエレベータのホールランタンに関する。
【0002】
【従来の技術】
図11にはエレベータの乗り場ホールを示してあり、この乗り場ホールの壁体1にはエレベータ出入口2を備える三方枠3が据え付けられ、前記出入口2にその開閉用のドア装置4が設けられている。そして例えば乗り場ホールの壁体1の上部に三方枠3の側部と隣り合うようにホールランタン5が設けられている。
【0003】
図12には図11のA−A線に沿うホールランタン5の断面図を示してあり、このホールランタン5は、壁体1の裏面にブラケット8を介して取り付けられたボックス9を備え、このボックス9は鋼板等の金属により一側面に開口部9aを有する箱形状に形成されている。
【0004】
ボックス9は、その開口部9aが壁体1に形成された貫通口1aに対向するように取り付けられ、このボックス9内にソケット10を介して白熱電球からなる発光体11が設けられている。
【0005】
壁体1の表面には、乗り場ホールに露出する照光体15およびフェイスプレート16が前記貫通口1aと対向するようにばね部材17を介して取り付けられている。照光体15はアクリル樹脂等の透光性合成樹脂で形成され、フェイスプレート16はステンレス等の金属で形成されている。そしてフェイスプレート16は照光体15の外周に嵌着されている。
【0006】
ばね部材17はフェイスプレート16にろう付け等により固定され、前記ボックス9内に挿入されてその内壁面に弾性的に圧着し、その圧着力で照光体15およびフェイスプレート16が壁体1の表面に固定されている。
【0007】
このホールランタン5は、エレベータのかごが当該乗り場ホールに到着する前に、エレベータ制御盤(図示せず)からの信号を受けて発光体11を発光させ、その光で照光体15を照光し、乗り場ホールでかごの到着を待つ乗客にその情報を知らせるようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のホールランタン5においては、発光体11として白熱電球が用いられており、このためその外形寸法が大きく、発光体11を格納するボックス9も大型となっている。
【0009】
また、発光体11が白熱電球であるからその点灯時に多量の熱が発生し、また輝度も強く、このため照光体15がその熱で変形したり溶融しないように、また照光体15で光むらが生じないように、照光体15と発光体11との間の距離を充分な大きさに確保する必要がある。それゆえ発光体11を収納するボックス9をより大型とせざるを得ず、ボックス9を小型で薄形とすることが困難となっている。
【0010】
このため、ボックス9を壁体1の裏面に取り付ける際に、その裏面側の建屋の梁材(図示せず)とボックス9とが機械的に干渉しないように建屋の梁構造を詳細かつ綿密に立案設計しなければならず、多大な労力と時間を要してしまう。
【0011】
また、近年においては、ホールランタン5の照光色として白色を望む傾向が強くなってきている。この場合、発光体11として通常一般の白色系の蛍光ランプを用いることが考えられる。
【0012】
しかしながら、通常一般の蛍光ランプは、点灯時に不規則な点滅が発生して即点灯ができない。ホールランタン5は、乗り場ホールでかごの到着を待つ乗客に対し、光の点滅でその情報を知らせるのが一般的であり、したがって点灯時に不規則に点滅する通常一般の蛍光ランプでは、規則的な点滅で情報を表示する形態を採ることが不可能で、ホールランタン5の発光体として用いることはできない。
【0013】
この発明はこのような点に着目してなされたもので、その目的とするところは、小型で薄形の構造に構成でき、乗り場ホールへの設置を容易に能率よく行なえ、また白色での照光を容易に実現することができるエレベータのホールランタンを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、一側面に開口部を有するボックスと、このボックス内に設けられた冷陰極蛍光ランプからなる発光体と、前記開口部に対向して設けられ、前記発光体の光をエレベータの乗り場ホールに向けて照光させる照光体とを備えることを特徴としている。
【0015】
請求項2の発明は、一側面に開口部を有するボックスと、このボックス内に設けられ、発光ダイオードおよび有機エレクトロルミネッセンスのうちの少なくともいずれか一方を光源とする発光体と、前記開口部に対向して設けられ、前記発光体の光をエレベータの乗り場ホールに向けて照光させる照光体とを備えることを特徴としている。
【0016】
請求項3の発明は、前記ボックス内には、ベースに発光体を取り付けてなる発光体ユニットが複数設けられ、その発光体ユニットの数を増減することが可能となっていることを特徴としている。
【0017】
請求項4の発明は、前記ボックス内には、通常使用される発光体と予備の発光体とが設けられ、前記通常使用される発光体の寿命が尽きたときに、前記予備の発光体が点灯使用されることを特徴としている。
【0018】
請求項5の発明は、前記ボックスが、エレベータの乗り場ホールの壁体の表面に取り付けられていることを特徴としている。
【0019】
請求項6の発明は、請求項1に記載の冷陰極蛍光ランプからなる発光体が、U字形やS字形等に屈曲する非直管形となっていることを特徴としている。
【0020】
請求項7の発明は、請求項1に記載の発光体を点灯させる安定器が、エレベータの制御盤に設けられていることを特徴としている。
【0021】
請求項8の発明は、請求項1に記載の発光体を点灯させる安定器が、エレベータの昇降路内に設けられていることを特徴としている。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態について図1ないし図10を参照して説明する。なお、従来の構成と対応する部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0023】
図1には第1の実施形態を示してあり、壁体1の裏面にブラケット8を介して取り付けられたボックス9は、その厚さの寸法が従来の寸法より充分に小さくなっている。
【0024】
そしてこのボックス9内の壁面にベース20が取り付けられ、このベース20の上に互いに対向して一対の電気絶縁体からなるブラケット21が取り付けられ、これらブラケット21間に直管形の冷陰極蛍光ランプからなる発光体22が照光体15と対向するように架設されている。
【0025】
また、ボックス9内の壁面には、前記ベース20と並んで安定器23が取り付けられ、この安定器23が前記発光体22およびエレベータの制御盤(図示せず)に電気的に接続されている。
【0026】
発光体22としての冷陰極蛍光ランプは、1〜6mm程度の直径を有する透光性放電容器と、この放電容器の両端部に封止された一対の冷陰極(図示せず)と、放電容器の内面に塗布された蛍光体(図示せず)と、放電容器内に封入された放電媒体(図示せず)とを備えている。
【0027】
この冷陰極蛍光ランプは、陰極が加熱されることなく発光するため長寿命であり、また通常一般の蛍光ランプ(熱陰極蛍光ランプ)のような点灯・消灯の回数によって寿命が左右されるようなこともなく、さらに電圧を印加すると即点灯し、発光までの時間的な遅れがないことも特徴の1つとなっている。
【0028】
このようなホールランタン5においては、発光体22が冷陰極蛍光ランプであるから、点灯時における熱の発生がほとんどなく、このため照光体15と発光体22とを近接もしくは接触させても、照光体15の熱変形や溶融の問題が生じることがなく、したがってボックス9をその厚さが充分に小さい小型な構成とすることができる。また、発光体22としての冷陰極蛍光ランプは白熱電球に比べ、これ自体の形状が小さく、このためボックス9をより小型に構成することができる。
【0029】
ちなみに、従来のボックス9では厚さを150〜200mm程度とする必要があるが、本実施形態のボックス9では厚さを20〜30mm程度と薄形にすることができる。
【0030】
これにより、ボックス9を壁体1の裏面に取り付ける際に、その裏面側の建屋の梁材(図示せず)とボックス9との機械的な干渉を避けるための設計立案が容易となり、またその取り付け時の施工も容易となる。
【0031】
発光体22としての冷陰極蛍光ランプは、白色の発光が可能であり、また電圧の印加に応じる即点灯が可能であり、したがって白色光のホールランタン5を容易に提供することができ、また乗り場ホールでかごの到着を待つ乗客に対し、制御盤による制御で規則的に光を点滅させてその情報を知らせる形態を容易に採用することができる。
【0032】
なお、ボックス9内に設ける発光体22(冷陰極蛍光ランプ)の数は単数でも複数でもよい。複数の発光体22を用いる場合には、照光体15での光むらを低減することができる。
【0033】
前記第1の実施形態においては、発光体22として直管形の冷陰極蛍光ランプを用いたが、図2(A)に示すように、U字形に屈曲する冷陰極蛍光ランプ、あるいは図2(B)に示すように、S字形に屈曲する冷陰極蛍光ランプ等を用いることも可能である。
【0034】
U字形やS字形の冷陰極蛍光ランプを用いた場合には、その発光区間の長さが長くなるため、照光効率が向上し、また少ない本数で光むらをより低減することができる。
【0035】
図3には第2の実施形態を示してあり、この実施形態においては、図3(A)に示すように、ベース20と、このベース20の上に互いに対向して取り付けられた一対のブラケット21と、これらブラケット21間に架設された冷陰極蛍光ランプからなる発光体22とで予め一体的な発光体ユニットUが構成されている。
【0036】
そしてこの発光体ユニットUを図3(B)に示すように、必要個数、ボックス9の内壁面にボルト等の締結具25を介して取り付けることができるようになっている。
【0037】
ホールランタン5は、乗り場ホールの意匠上の関係から多種多様の仕様のものが採用され、これに応じてボックス9の形状も種々異なるが、本実施形態によれば、そのボックス9の形状の変化に応じて過不足なく必要個数の発光体22をボックス9内に配設することができる。
【0038】
ところで、ボックス9内に複数の発光体22(冷陰極蛍光ランプ)を設ける場合、そのうちの幾つかの発光体22を通常使用する光源とし、残りの発光体22を予備の光源とし、通常使用する発光体22(冷陰極蛍光ランプ)の寿命が尽きたときに、通電回路を予備の発光体22(冷陰極蛍光ランプ)へ切り換えてそれ以後その予備の発光体22を点灯させるように構成することも可能である。
【0039】
このような場合には、寿命が尽きた発光体22の交換が不要で、発光体交換フリーのホールランタン5とすることができ、保守性が向上する。
【0040】
図4には第3の実施形態を示してあり、この実施形態においては、壁体1の表面に薄形に構成されたボックス9が締結具としてのボルト27を介して取り付けられている。
【0041】
そしてボックス9の内壁面に、ベース20が取り付けられ、このベース20の上に互いに対向して一対のブラケット21が取り付けられ、これらブラケット21間に冷陰極蛍光ランプからなる発光体22が照光体15と近接して対向するように架設されている。
【0042】
照光体15はステンレス等の金属で形成されたフェイスプレート16を介してボックス9の前面の開口部9aに締結されている。フェイスプレート16はボックス9の外周に嵌着され、内周縁部に爪16aを有し、この爪16aがボックス9の外周面に形成された溝部9bに嵌合してその抜け止めが図られている。
【0043】
このホールランタン5においては、ボックス9の厚さが充分に薄く、このため壁体1の表面にボックス9が露出しても特に意匠上問題が生じるようなことがない。そしてボックス9を壁体1の表面に取り付ける構成であるから、壁体1に大きな貫通口を形成する必要がなく、単に配線用の小さな穴(図示せず)を形成する程度でよく、またボックス9を壁体1の表面側つまり乗り場ホール側から取り付けることができ、壁体1の裏面側の昇降路内に作業員が回り込むような必要がなく、このためその取り付け作業を容易に能率よくかつ安全に行なうことができる。
【0044】
さらに、ボックス9が壁体1の表面に設けられているから、その内部の発光体22の交換作業も壁体1の表面側から容易に能率よくかつ安全に行なうことができる。
【0045】
図5には第4の実施形態を示してあり、この実施形態においては、ホールランタンの照光体を点灯させる安定器23がエレベータの制御盤30内に設けられている。制御盤30は鋼板等により箱形状に形成され、図5(A)に示すように、建屋31に設けられたエレベータ昇降路32内の途中に設置されている。
【0046】
そしてこの制御盤30内に図5(B)に示すように安定器23がボルト等の締結具33を介して取り付けられている。この安定器23はエレベータの乗り場ホールに設けられたホールランタン内の発光体(冷陰極蛍光ランプ)にワイヤーハーネスを介して接続されている。
【0047】
このように、安定器23を制御盤30内に設けることにより、ホールランタンの構成を簡素化することができ、ホールランタンの意匠の自由度が増大する。また、安定器23を制御盤30内に設置することにより、その安定器23のメンテナンスを容易に行なうことができる。
【0048】
なお、制御盤30は、図6に示すように、建屋31の屋上に設けられた機械室34内に設置する場合、あるいは図7に示すように、乗り場ホールにおける三方枠3の内側に設置する場合もある。
【0049】
図8には第5の実施形態を示してあり、この実施形態においては、建屋31の昇降路32内に制御盤30が設置されているとともに、その制御盤30とは別に、鋼板等により箱形状に形成されたボックス36が昇降路32の途中のエレベータの乗り場ホールに近い位置にアンカー(図示せず)を介して取り付けられ、このボックス36内に安定器23が格納されている。
【0050】
ボックス36内に格納された安定器23はワイヤーハーネス37により制御盤30およびホールランタンの発光体(冷陰極蛍光ランプ)に接続されている。
【0051】
このような構成においては、安定器23を制御盤30とは別のボックス36内に設け、このボックス36を昇降路32の途中のエレベータの乗り場ホールに近い位置に設置するようにしたから、安定器23とホールランタンの発光体(冷陰極蛍光ランプ)とが互いに接近して配置し、このため電圧降下を防ぐことができ、効率が向上し、省エネルギーとなる利点がある。
【0052】
なお、以上の説明においては、ホールランタンを乗り場ホールの壁体に設けるようにしたが、三方枠の壁面等に設けるような場合であってもよい。
【0053】
また、冷陰極蛍光ランプは、図9に示すように三方枠3に設けられるドット式ホールインジケータ40の発光体として、あるいは図10に示すようにかご室41に設けられるドット式カーインジケータ42の発光体として用いることも可能である。
【0054】
前記各実施形態においては、発光体の光源として冷陰極蛍光ランプを用いたが、その冷陰極蛍光ランプに替えてLED(発光ダイオード)や有機EL(エレクトロルミネッセンス)を用いることも可能である。この場合、例えば複数の白色のLEDや有機ELの素子を適宜な形状のホルダ等に組み付けて棒状、リング状あるいは二次元平面状等の発光体とし、その発光体をボックス内に収納してホールランタンとして構成する。なお、1個のLEDや有機ELの素子を用いて棒状、リング状あるいは二次元平面状等の発光体とすることも可能である。
ボックス内には、光源としてLEDのみを収納する場合であっても、有機ELのみを収納する場合あっても、あるいはLEDと有機ELとを適数ずつ組み合わせて収納する場合であってもよい。
【0055】
LEDや有機ELは白色のものを用いる場合に限らず、ホールランタンの設置場所、周囲環境、光量、使用時間帯、使用季節等に応じて他の色のものを用いることも可能であり、また複数の色のLEDや有機ELを混在させることも可能である。さらに、光源としてLEDや有機ELと併せて冷陰極蛍光ランプをボックス内に収納してホールランタンとして構成することも可能である。
【0056】
なお、LEDや有機ELを発光させる手段としては、従来一般に使用されている駆動制御装置を用いることは言うまでもない。
【0057】
【発明の効果】
以上説明したようにこの発明によれば、小型で薄形の構造に構成でき、乗り場ホールへの設置を容易に能率よく行なえ、また白色での照光を容易に実現することができるエレベータのホールランタンを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態に係るホールランタンの断面図。
【図2】ホールランタンの発光体として用いられる冷陰極蛍光ランプの変形例を示す斜視図。
【図3】この発明の第2の実施形態を示す斜視図。
【図4】この発明の第3の実施形態を示す断面図。
【図5】この発明の第4の実施形態を示す説明図。
【図6】ホールランタンの発光体を点灯させる安定器をエレベータの機械室に設置された制御盤内に設けた例を示す説明図。
【図7】ホールランタンの発光体を点灯させる安定器をエレベータの三方枠の内側に設置された制御盤内に設けた例を示す説明図。
【図8】ホールランタンの発光体を点灯させる安定器をエレベータの昇降路内の制御盤とは別のボックス内に格納した例を示す説明図。
【図9】冷陰極蛍光ランプをホールインジケータの発光体として用いる例を示す説明図。
【図10】冷陰極蛍光ランプをかご室のカーインジケータの発光体として用いる例を示す説明図。
【図11】エレベータの乗り場ホールに設けられた従来のホールランタンを示す正面図。
【図12】図11中のA−A線に沿う断面図。
【符号の説明】
1…壁体
2…エレベータ出入口
3…三方枠
4…ドア装置
5…ホールランタン
9…ボックス
15…照光体
16…フェイスプレート
17…ばね部材
20…ベース
21…ブラケット
22…発光体
23…安定器
30…制御盤
32…エレベータ昇降路
36…ボックス
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えばエレベータの乗り場ホールに設けられ、エレベータの利用者に対してかごの到着等の運行状況を表示するエレベータのホールランタンに関する。
【0002】
【従来の技術】
図11にはエレベータの乗り場ホールを示してあり、この乗り場ホールの壁体1にはエレベータ出入口2を備える三方枠3が据え付けられ、前記出入口2にその開閉用のドア装置4が設けられている。そして例えば乗り場ホールの壁体1の上部に三方枠3の側部と隣り合うようにホールランタン5が設けられている。
【0003】
図12には図11のA−A線に沿うホールランタン5の断面図を示してあり、このホールランタン5は、壁体1の裏面にブラケット8を介して取り付けられたボックス9を備え、このボックス9は鋼板等の金属により一側面に開口部9aを有する箱形状に形成されている。
【0004】
ボックス9は、その開口部9aが壁体1に形成された貫通口1aに対向するように取り付けられ、このボックス9内にソケット10を介して白熱電球からなる発光体11が設けられている。
【0005】
壁体1の表面には、乗り場ホールに露出する照光体15およびフェイスプレート16が前記貫通口1aと対向するようにばね部材17を介して取り付けられている。照光体15はアクリル樹脂等の透光性合成樹脂で形成され、フェイスプレート16はステンレス等の金属で形成されている。そしてフェイスプレート16は照光体15の外周に嵌着されている。
【0006】
ばね部材17はフェイスプレート16にろう付け等により固定され、前記ボックス9内に挿入されてその内壁面に弾性的に圧着し、その圧着力で照光体15およびフェイスプレート16が壁体1の表面に固定されている。
【0007】
このホールランタン5は、エレベータのかごが当該乗り場ホールに到着する前に、エレベータ制御盤(図示せず)からの信号を受けて発光体11を発光させ、その光で照光体15を照光し、乗り場ホールでかごの到着を待つ乗客にその情報を知らせるようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のホールランタン5においては、発光体11として白熱電球が用いられており、このためその外形寸法が大きく、発光体11を格納するボックス9も大型となっている。
【0009】
また、発光体11が白熱電球であるからその点灯時に多量の熱が発生し、また輝度も強く、このため照光体15がその熱で変形したり溶融しないように、また照光体15で光むらが生じないように、照光体15と発光体11との間の距離を充分な大きさに確保する必要がある。それゆえ発光体11を収納するボックス9をより大型とせざるを得ず、ボックス9を小型で薄形とすることが困難となっている。
【0010】
このため、ボックス9を壁体1の裏面に取り付ける際に、その裏面側の建屋の梁材(図示せず)とボックス9とが機械的に干渉しないように建屋の梁構造を詳細かつ綿密に立案設計しなければならず、多大な労力と時間を要してしまう。
【0011】
また、近年においては、ホールランタン5の照光色として白色を望む傾向が強くなってきている。この場合、発光体11として通常一般の白色系の蛍光ランプを用いることが考えられる。
【0012】
しかしながら、通常一般の蛍光ランプは、点灯時に不規則な点滅が発生して即点灯ができない。ホールランタン5は、乗り場ホールでかごの到着を待つ乗客に対し、光の点滅でその情報を知らせるのが一般的であり、したがって点灯時に不規則に点滅する通常一般の蛍光ランプでは、規則的な点滅で情報を表示する形態を採ることが不可能で、ホールランタン5の発光体として用いることはできない。
【0013】
この発明はこのような点に着目してなされたもので、その目的とするところは、小型で薄形の構造に構成でき、乗り場ホールへの設置を容易に能率よく行なえ、また白色での照光を容易に実現することができるエレベータのホールランタンを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、一側面に開口部を有するボックスと、このボックス内に設けられた冷陰極蛍光ランプからなる発光体と、前記開口部に対向して設けられ、前記発光体の光をエレベータの乗り場ホールに向けて照光させる照光体とを備えることを特徴としている。
【0015】
請求項2の発明は、一側面に開口部を有するボックスと、このボックス内に設けられ、発光ダイオードおよび有機エレクトロルミネッセンスのうちの少なくともいずれか一方を光源とする発光体と、前記開口部に対向して設けられ、前記発光体の光をエレベータの乗り場ホールに向けて照光させる照光体とを備えることを特徴としている。
【0016】
請求項3の発明は、前記ボックス内には、ベースに発光体を取り付けてなる発光体ユニットが複数設けられ、その発光体ユニットの数を増減することが可能となっていることを特徴としている。
【0017】
請求項4の発明は、前記ボックス内には、通常使用される発光体と予備の発光体とが設けられ、前記通常使用される発光体の寿命が尽きたときに、前記予備の発光体が点灯使用されることを特徴としている。
【0018】
請求項5の発明は、前記ボックスが、エレベータの乗り場ホールの壁体の表面に取り付けられていることを特徴としている。
【0019】
請求項6の発明は、請求項1に記載の冷陰極蛍光ランプからなる発光体が、U字形やS字形等に屈曲する非直管形となっていることを特徴としている。
【0020】
請求項7の発明は、請求項1に記載の発光体を点灯させる安定器が、エレベータの制御盤に設けられていることを特徴としている。
【0021】
請求項8の発明は、請求項1に記載の発光体を点灯させる安定器が、エレベータの昇降路内に設けられていることを特徴としている。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態について図1ないし図10を参照して説明する。なお、従来の構成と対応する部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0023】
図1には第1の実施形態を示してあり、壁体1の裏面にブラケット8を介して取り付けられたボックス9は、その厚さの寸法が従来の寸法より充分に小さくなっている。
【0024】
そしてこのボックス9内の壁面にベース20が取り付けられ、このベース20の上に互いに対向して一対の電気絶縁体からなるブラケット21が取り付けられ、これらブラケット21間に直管形の冷陰極蛍光ランプからなる発光体22が照光体15と対向するように架設されている。
【0025】
また、ボックス9内の壁面には、前記ベース20と並んで安定器23が取り付けられ、この安定器23が前記発光体22およびエレベータの制御盤(図示せず)に電気的に接続されている。
【0026】
発光体22としての冷陰極蛍光ランプは、1〜6mm程度の直径を有する透光性放電容器と、この放電容器の両端部に封止された一対の冷陰極(図示せず)と、放電容器の内面に塗布された蛍光体(図示せず)と、放電容器内に封入された放電媒体(図示せず)とを備えている。
【0027】
この冷陰極蛍光ランプは、陰極が加熱されることなく発光するため長寿命であり、また通常一般の蛍光ランプ(熱陰極蛍光ランプ)のような点灯・消灯の回数によって寿命が左右されるようなこともなく、さらに電圧を印加すると即点灯し、発光までの時間的な遅れがないことも特徴の1つとなっている。
【0028】
このようなホールランタン5においては、発光体22が冷陰極蛍光ランプであるから、点灯時における熱の発生がほとんどなく、このため照光体15と発光体22とを近接もしくは接触させても、照光体15の熱変形や溶融の問題が生じることがなく、したがってボックス9をその厚さが充分に小さい小型な構成とすることができる。また、発光体22としての冷陰極蛍光ランプは白熱電球に比べ、これ自体の形状が小さく、このためボックス9をより小型に構成することができる。
【0029】
ちなみに、従来のボックス9では厚さを150〜200mm程度とする必要があるが、本実施形態のボックス9では厚さを20〜30mm程度と薄形にすることができる。
【0030】
これにより、ボックス9を壁体1の裏面に取り付ける際に、その裏面側の建屋の梁材(図示せず)とボックス9との機械的な干渉を避けるための設計立案が容易となり、またその取り付け時の施工も容易となる。
【0031】
発光体22としての冷陰極蛍光ランプは、白色の発光が可能であり、また電圧の印加に応じる即点灯が可能であり、したがって白色光のホールランタン5を容易に提供することができ、また乗り場ホールでかごの到着を待つ乗客に対し、制御盤による制御で規則的に光を点滅させてその情報を知らせる形態を容易に採用することができる。
【0032】
なお、ボックス9内に設ける発光体22(冷陰極蛍光ランプ)の数は単数でも複数でもよい。複数の発光体22を用いる場合には、照光体15での光むらを低減することができる。
【0033】
前記第1の実施形態においては、発光体22として直管形の冷陰極蛍光ランプを用いたが、図2(A)に示すように、U字形に屈曲する冷陰極蛍光ランプ、あるいは図2(B)に示すように、S字形に屈曲する冷陰極蛍光ランプ等を用いることも可能である。
【0034】
U字形やS字形の冷陰極蛍光ランプを用いた場合には、その発光区間の長さが長くなるため、照光効率が向上し、また少ない本数で光むらをより低減することができる。
【0035】
図3には第2の実施形態を示してあり、この実施形態においては、図3(A)に示すように、ベース20と、このベース20の上に互いに対向して取り付けられた一対のブラケット21と、これらブラケット21間に架設された冷陰極蛍光ランプからなる発光体22とで予め一体的な発光体ユニットUが構成されている。
【0036】
そしてこの発光体ユニットUを図3(B)に示すように、必要個数、ボックス9の内壁面にボルト等の締結具25を介して取り付けることができるようになっている。
【0037】
ホールランタン5は、乗り場ホールの意匠上の関係から多種多様の仕様のものが採用され、これに応じてボックス9の形状も種々異なるが、本実施形態によれば、そのボックス9の形状の変化に応じて過不足なく必要個数の発光体22をボックス9内に配設することができる。
【0038】
ところで、ボックス9内に複数の発光体22(冷陰極蛍光ランプ)を設ける場合、そのうちの幾つかの発光体22を通常使用する光源とし、残りの発光体22を予備の光源とし、通常使用する発光体22(冷陰極蛍光ランプ)の寿命が尽きたときに、通電回路を予備の発光体22(冷陰極蛍光ランプ)へ切り換えてそれ以後その予備の発光体22を点灯させるように構成することも可能である。
【0039】
このような場合には、寿命が尽きた発光体22の交換が不要で、発光体交換フリーのホールランタン5とすることができ、保守性が向上する。
【0040】
図4には第3の実施形態を示してあり、この実施形態においては、壁体1の表面に薄形に構成されたボックス9が締結具としてのボルト27を介して取り付けられている。
【0041】
そしてボックス9の内壁面に、ベース20が取り付けられ、このベース20の上に互いに対向して一対のブラケット21が取り付けられ、これらブラケット21間に冷陰極蛍光ランプからなる発光体22が照光体15と近接して対向するように架設されている。
【0042】
照光体15はステンレス等の金属で形成されたフェイスプレート16を介してボックス9の前面の開口部9aに締結されている。フェイスプレート16はボックス9の外周に嵌着され、内周縁部に爪16aを有し、この爪16aがボックス9の外周面に形成された溝部9bに嵌合してその抜け止めが図られている。
【0043】
このホールランタン5においては、ボックス9の厚さが充分に薄く、このため壁体1の表面にボックス9が露出しても特に意匠上問題が生じるようなことがない。そしてボックス9を壁体1の表面に取り付ける構成であるから、壁体1に大きな貫通口を形成する必要がなく、単に配線用の小さな穴(図示せず)を形成する程度でよく、またボックス9を壁体1の表面側つまり乗り場ホール側から取り付けることができ、壁体1の裏面側の昇降路内に作業員が回り込むような必要がなく、このためその取り付け作業を容易に能率よくかつ安全に行なうことができる。
【0044】
さらに、ボックス9が壁体1の表面に設けられているから、その内部の発光体22の交換作業も壁体1の表面側から容易に能率よくかつ安全に行なうことができる。
【0045】
図5には第4の実施形態を示してあり、この実施形態においては、ホールランタンの照光体を点灯させる安定器23がエレベータの制御盤30内に設けられている。制御盤30は鋼板等により箱形状に形成され、図5(A)に示すように、建屋31に設けられたエレベータ昇降路32内の途中に設置されている。
【0046】
そしてこの制御盤30内に図5(B)に示すように安定器23がボルト等の締結具33を介して取り付けられている。この安定器23はエレベータの乗り場ホールに設けられたホールランタン内の発光体(冷陰極蛍光ランプ)にワイヤーハーネスを介して接続されている。
【0047】
このように、安定器23を制御盤30内に設けることにより、ホールランタンの構成を簡素化することができ、ホールランタンの意匠の自由度が増大する。また、安定器23を制御盤30内に設置することにより、その安定器23のメンテナンスを容易に行なうことができる。
【0048】
なお、制御盤30は、図6に示すように、建屋31の屋上に設けられた機械室34内に設置する場合、あるいは図7に示すように、乗り場ホールにおける三方枠3の内側に設置する場合もある。
【0049】
図8には第5の実施形態を示してあり、この実施形態においては、建屋31の昇降路32内に制御盤30が設置されているとともに、その制御盤30とは別に、鋼板等により箱形状に形成されたボックス36が昇降路32の途中のエレベータの乗り場ホールに近い位置にアンカー(図示せず)を介して取り付けられ、このボックス36内に安定器23が格納されている。
【0050】
ボックス36内に格納された安定器23はワイヤーハーネス37により制御盤30およびホールランタンの発光体(冷陰極蛍光ランプ)に接続されている。
【0051】
このような構成においては、安定器23を制御盤30とは別のボックス36内に設け、このボックス36を昇降路32の途中のエレベータの乗り場ホールに近い位置に設置するようにしたから、安定器23とホールランタンの発光体(冷陰極蛍光ランプ)とが互いに接近して配置し、このため電圧降下を防ぐことができ、効率が向上し、省エネルギーとなる利点がある。
【0052】
なお、以上の説明においては、ホールランタンを乗り場ホールの壁体に設けるようにしたが、三方枠の壁面等に設けるような場合であってもよい。
【0053】
また、冷陰極蛍光ランプは、図9に示すように三方枠3に設けられるドット式ホールインジケータ40の発光体として、あるいは図10に示すようにかご室41に設けられるドット式カーインジケータ42の発光体として用いることも可能である。
【0054】
前記各実施形態においては、発光体の光源として冷陰極蛍光ランプを用いたが、その冷陰極蛍光ランプに替えてLED(発光ダイオード)や有機EL(エレクトロルミネッセンス)を用いることも可能である。この場合、例えば複数の白色のLEDや有機ELの素子を適宜な形状のホルダ等に組み付けて棒状、リング状あるいは二次元平面状等の発光体とし、その発光体をボックス内に収納してホールランタンとして構成する。なお、1個のLEDや有機ELの素子を用いて棒状、リング状あるいは二次元平面状等の発光体とすることも可能である。
ボックス内には、光源としてLEDのみを収納する場合であっても、有機ELのみを収納する場合あっても、あるいはLEDと有機ELとを適数ずつ組み合わせて収納する場合であってもよい。
【0055】
LEDや有機ELは白色のものを用いる場合に限らず、ホールランタンの設置場所、周囲環境、光量、使用時間帯、使用季節等に応じて他の色のものを用いることも可能であり、また複数の色のLEDや有機ELを混在させることも可能である。さらに、光源としてLEDや有機ELと併せて冷陰極蛍光ランプをボックス内に収納してホールランタンとして構成することも可能である。
【0056】
なお、LEDや有機ELを発光させる手段としては、従来一般に使用されている駆動制御装置を用いることは言うまでもない。
【0057】
【発明の効果】
以上説明したようにこの発明によれば、小型で薄形の構造に構成でき、乗り場ホールへの設置を容易に能率よく行なえ、また白色での照光を容易に実現することができるエレベータのホールランタンを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態に係るホールランタンの断面図。
【図2】ホールランタンの発光体として用いられる冷陰極蛍光ランプの変形例を示す斜視図。
【図3】この発明の第2の実施形態を示す斜視図。
【図4】この発明の第3の実施形態を示す断面図。
【図5】この発明の第4の実施形態を示す説明図。
【図6】ホールランタンの発光体を点灯させる安定器をエレベータの機械室に設置された制御盤内に設けた例を示す説明図。
【図7】ホールランタンの発光体を点灯させる安定器をエレベータの三方枠の内側に設置された制御盤内に設けた例を示す説明図。
【図8】ホールランタンの発光体を点灯させる安定器をエレベータの昇降路内の制御盤とは別のボックス内に格納した例を示す説明図。
【図9】冷陰極蛍光ランプをホールインジケータの発光体として用いる例を示す説明図。
【図10】冷陰極蛍光ランプをかご室のカーインジケータの発光体として用いる例を示す説明図。
【図11】エレベータの乗り場ホールに設けられた従来のホールランタンを示す正面図。
【図12】図11中のA−A線に沿う断面図。
【符号の説明】
1…壁体
2…エレベータ出入口
3…三方枠
4…ドア装置
5…ホールランタン
9…ボックス
15…照光体
16…フェイスプレート
17…ばね部材
20…ベース
21…ブラケット
22…発光体
23…安定器
30…制御盤
32…エレベータ昇降路
36…ボックス
Claims (8)
- 一側面に開口部を有するボックスと、このボックス内に設けられた冷陰極蛍光ランプからなる発光体と、前記開口部に対向して設けられ、前記発光体の光をエレベータの乗り場ホールに向けて照光させる照光体とを備えることを特徴とするエレベータのホールランタン。
- 一側面に開口部を有するボックスと、このボックス内に設けられ、発光ダイオードおよび有機エレクトロルミネッセンスのうちの少なくともいずれか一方を光源とする発光体と、前記開口部に対向して設けられ、前記発光体の光をエレベータの乗り場ホールに向けて照光させる照光体とを備えることを特徴とするエレベータのホールランタン。
- 前記ボックス内には、ベースに発光体を取り付けてなる発光体ユニットが複数設けられ、その発光体ユニットの数を増減することが可能となっていることを特徴とする請求項1または2に記載のエレベータのホールランタン。
- 前記ボックス内には、通常使用される発光体と予備の発光体とが設けられ、前記通常使用される発光体の寿命が尽きたときに、前記予備の発光体が点灯使用されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のエレベータのホールランタン。
- 前記ボックスは、エレベータの乗り場ホールの壁体の表面に取り付けられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のエレベータのホールランタン。
- 請求項1に記載の冷陰極蛍光ランプからなる発光体が、U字形やS字形等に屈曲する非直管形となっていることを特徴とするエレベータのホールランタン。
- 請求項1に記載の発光体を点灯させる安定器が、エレベータの制御盤に設けられていることを特徴とするエレベータのホールランタン。
- 請求項1に記載の発光体を点灯させる安定器が、エレベータの昇降路内に設けられていることを特徴とするエレベータのホールランタン。
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