JP2003252539A - エレベータのホールランタン - Google Patents

エレベータのホールランタン

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JP2003252539A
JP2003252539A JP2002057348A JP2002057348A JP2003252539A JP 2003252539 A JP2003252539 A JP 2003252539A JP 2002057348 A JP2002057348 A JP 2002057348A JP 2002057348 A JP2002057348 A JP 2002057348A JP 2003252539 A JP2003252539 A JP 2003252539A
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elevator
box
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light
stud bolt
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JP2002057348A
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Kyoichi Ikeda
恭一 池田
Koji Sano
浩司 佐野
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Toshiba Elevator and Building Systems Corp
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Toshiba Elevator Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エレベータホールに面している被取付部材の
エレベータホール側に設置できる。 【解決手段】 薄型で面発光し、且つ、面発光の単位面
積当たりの発熱量及び輝度が低い平板状の発光体10
と、発光体10を固定するボックス11と、発光体10
の表面側に配置され、発光体10からの光を外部に透過
する照光体12と、照光体12の外周表面側に配置さ
れ、ボックス11との間で照光体12の外周部分を挟持
するフェース枠体13とを有し、フェース枠体13とボ
ックス11とをエレベータホール7側よりネジ14で壁
1に取り付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば乗りかごの
到着等をエレベータ利用者に知らせるエレベータのホー
ルランタンに関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、エレベータの乗場ドア周辺をエ
レベータホール側から見た正面図である。図8に示すよ
うに、エレベータホールの壁100には、昇降路106
(図9に示す)に連通する乗降口101が形成され、こ
の乗降口101は乗場用ドア102によって開閉され
る。この乗場用ドア102の左右及び上方の端部には乗
場三方枠103が設けられている。この乗場三方枠10
3には、ホールインジケータ/ボタン104が設けられ
ている。また、乗降口101の上方近傍の壁100には
ホールランタン105が設けられており、このホールラ
ンタン105によってエレベータ利用者に乗りかご(図
示せず)の到着等を知らせている。
【0003】図9は、図8のG−G線断面図である。図
9に示すように、ホールランタン105は、壁100の
エレベータ昇降路106側に配置されたボックス107
を有し、このボックス107には内側ブラケット108
と外側ブラケット109が取り付けられている。壁10
0にはスタッドボルト110が固定され、このスタッド
ボルト110に外側ブラケット109がナット111で
締結されることによってボックス107が壁100に固
定されている。また、ボックス107内にはソケット1
12が設けられ、このソケット112に白熱球113が
装着されている。さらに、壁100におけるホールラン
タン105を取り付ける位置には、孔114が形成され
ている。この孔114には、エレベータ昇降路106側
より照光体115が挿入されている。照光体115は、
その外周鍔部115aが壁100と内側ブラケット10
8とに挟持されることによって壁100に固定されてい
る。照光体115は、アクリル等の光を透過する部材に
て形成され、エレベータホール116側に露出されてい
る。
【0004】上記構成において、乗りかご(図示せず)
が当該エレベータホール116に到着する直前になる
と、白熱球113が発光し、この発光により照光体11
5が照光する。これによりエレベータホール116のエ
レベータ利用者が乗りかご(図示せず)の到着を知るこ
とができるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のエレベータのホールランタン105では、光源
として寸法の大きな白熱球113を使用しているため、
それを収容するボックス107をそれ以上の大きさにす
る必要がある。また、白熱球113は発熱量が大きく、
且つ輝度も高いので、この白熱球113の熱により照光
体115が溶解しないように、しかも照光体115に光
ムラが発生しないように、白熱球113と照光体115
との距離を十分離して配置する必要がある。このような
理由により、ホールランタン105を壁100のエレベ
ータホール116側に設置することができず、照光体1
15をわずかにエレベータホール側に突設させた状態で
壁100のエレベータ昇降路106側に設置していた。
そのため、壁100のエレベータ昇降路106側にホー
ルランタン105を設置するスペースを確保する必要が
あった。加えて、ホールランタン105が大きいため
に、設置場所が制約される等の問題があった。
【0006】そこで、本発明は、上記した課題を解決す
べくなされたものであり、エレベータホールに面してい
る被取付部材のエレベータホール側に設置できるエレベ
ータのホールランタンを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、光透
過性を有する照光体と、エレベータのホール側の壁表面
に設けられ、前記照光体の周縁部を支持する支持体と、
前記支持体の前記照光体と対向する部分に設けられる発
光体とを有することを特徴とする。
【0008】このような構成の請求項1記載の発明で
は、照光体と対向するように発光体を配置して、照光体
を近接配置若しくは接触配置することで、ホールランタ
ンが全体として薄型に構成できる。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1に記載さ
れたエレベータのホールランタンであって、前記発光体
を表面側に固定するボックスと、前記照光体の外周表面
側に配置され、前記ボックスとの間で前記照光体の外周
を挟持するフェース枠体とを有し、前記フェース枠体と
前記ボックスとが、エレベータホール側より取付部品で
前記被取付部材に取り付けられていることを特徴とす
る。
【0010】請求項2記載の発明では、請求項1に記載
された発明の作用に加え、ボックスと照光体とフェース
枠体とを組み付け、これらをエレベータホール側から被
取付部材に取り付けるため、取り付け作業が容易にな
る。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1に記載さ
れたエレベータのホールランタンであって、前記発光体
と前記照光体とが一体として設けられ、前記照光体の外
周表面側に配置されたフェース枠体を有し、このフェー
ス枠体をエレベータホール側より取付部材で前記被取付
部材に取り付けたことを特徴とする。
【0012】請求項3記載の発明では、請求項1に記載
された発明の作用に加え、照光体とフェース枠体とを組
み付け、これらをエレベータホール側から被取付部材に
取り付けるため、取り付け作業が容易であると共に、ボ
ックスを削減できる。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項1に記載さ
れたエレベータのホールランタンであって、前記発光体
と前記照光体とが一体として設けられ、前記照光体をエ
レベータホール側より取付部材で前記被取付部材に取り
付けたことを特徴とする。
【0014】請求項4記載の発明では、請求項1に記載
された発明の作用に加え、照光体をエレベータホール側
から被取付部材に取り付けるため、取り付け作業が容易
であると共に、ボックス及びフェース枠体を削減でき
る。
【0015】請求項5記載の発明は、請求項1に記載さ
れたエレベータのホールランタンであって、前記発光体
を表面側に固定すると共に裏面側にスタッドボルトが突
設されたボックスと、前記照光体の外周表面側に配置さ
れ、前記ボックスとの間で前記照光体を挟持するフェー
ス枠体とを有し、前記スタッドボルトを前記被取付部材
のエレベータ昇降路側に貫通し、この貫通された前記ス
タッドボルトにナットを螺合することにより前記発光体
を前記被取付部材に取り付けたことを特徴とする。
【0016】請求項5記載の発明では、請求項1に記載
された発明の作用に加え、ボックスと照光体とフェース
枠体とを組み付け、これらをスタッドボルトを利用して
エレベータ昇降路側から被取付部材に取り付けるため、
フェース枠体などに取付部材の装着スペースを確保する
必要がない。また、取付部品がエレベータホール側から
見えないようになっている。
【0017】請求項6の発明は、請求項1に記載された
エレベータのホールランタンであって、前記発光体を表
面側に固定すると共に裏面側にスタッドボルトが突設さ
れたボックスを有し、このボックスに嵌合によって前記
照光体が装着されるよう構成し、前記スタッドボルトを
前記被取付部材のエレベータ昇降路側に貫通し、この貫
通された前記スタッドボルトにナットを螺合させること
により前記被取付部材に取り付けたことを特徴とする。
【0018】請求項6記載の発明では、請求項1に記載
された発明の作用に加え、ボックスに照光体を嵌合する
ことにより取り付けでき、ボックスをスタッドボルトを
利用してエレベータ昇降路側から被取付部材に取り付け
るため、照光体に取付部材の装着スペースを確保する必
要がなく、また、フェース枠体を削減できる。さらに、
取付部品がエレベータホール側から見えないようになっ
ている。
【0019】請求項7の発明は、請求項1に記載された
エレベータのホールランタンであって、前記発光体と前
記照光体とが一体的に設けられると共に、前記発光体の
基板の裏面側にスタッドボルトが突設され、前記スタッ
ドボルトを前記被取付部材のエレベータ昇降路側に貫通
し、この貫通された前記スタッドボルトにナットを螺合
することにより前記被取付部材に取り付けたことを特徴
とする。
【0020】請求項7記載の発明では、請求項1に記載
された発明の作用に加え、基板をスタッドボルトを利用
してエレベータ昇降路側から被取付部材に取り付けるた
め、照光体に取付部材の装着スペースを確保する必要が
なく、また、ボックスとフェース枠体を削減できる。さ
らに、この発明では、取付部品がエレベータホール側か
ら見えないようになっている。
【0021】請求項8の発明は、請求項1乃至請求項7
のいずれかに記載されたエレベータのホールランタンで
あって、前記発光体は、多数の点光源が基板上に並設さ
れたものであることを特徴とする。
【0022】請求項8記載の発明では、請求項1乃至請
求項7のいずれかに記載された発明の作用に加え、多数
の点光源を選択的に発光させることにより文字表示等を
行うことができるため、インフォメーション機能を持た
せることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るエレベータの
ホールランタンの詳細を図面に示す各実施の形態に基づ
いて説明する。
【0024】(第1の実施の形態)図1及び図2
(a)、(b)は本発明の第1の実施の形態を示し、図
1はエレベータの乗場ドア周辺をエレベータホール側か
ら見た正面図、図2(a)はホールランタン6Aの正面
図、図2(b)は図2(a)のA−A線断面図である。
【0025】図1に示すように、エレベータホールの壁
1には昇降路(図示せず)に連通する乗降口2が形成さ
れ、この乗降口2は乗場用ドア3によって開閉される。
この乗場用ドア3の左右及び上方の端部には乗場三方枠
4が配置されており、この乗場三方枠4は壁1に固定さ
れている。乗場三方枠4にはホールインジケータ/ボタ
ン5が設けられ、エレベータ利用者はこのホールインジ
ケータ/ボタン5によって乗りかご(図示せず)の現在
位置を認識したり、乗りかご(図示せず)への乗り込み
意思を知らせたりする。また、エレベータホールに面し
ている被取付部材である壁1で、且つ、乗降口2の上方
近傍の位置にはホールランタン6Aが設けられている。
【0026】図2(a)及び図2(b)に示すように、
第1の実施の形態のホールランタン6Aは、被取付部材
である壁1のエレベータホール7側に配置され、光源で
ある平板状の発光体10と、この発光体10を固定する
ボックス11と、発光体10の表面側に配置された照光
体12と、この照光体12の外周表面側に配置されたフ
ェース枠体13とから主に構成されている。
【0027】発光体10は、多数の発光ダイオード10
aが基板10b上に並設されたものであり、薄型で、且
つ、面発光の単位面積当たりの発熱量及び輝度が低く構
成されている。また、発光体10の基板10bは、接着
剤などによってボックス11の底面壁11a上に沿って
固定されている。
【0028】ボックス11は、底面壁11aとこの底面
壁11aの端より立設された立設壁11bとを有し、こ
の立設壁11bの上端内側に低段差部11cが設けられ
ている。
【0029】照光体12は、アクリル等の光を透過する
部材にて形成され、その外周側面に外周鍔部12aが突
設されている。そして、この外周鍔部12aが低段差部
11cに載置され、照光体12は発光ダイオード10a
に十分近接した位置に配置されている。
【0030】フェース枠体13は、ステンレス等にて形
成された正方形の枠体であり、照光体12の外周鍔部1
2aの表面側を被うようにしてボックス11の立設部1
1b上に配置されている。フェース枠体13の4隅及び
これに対応するボックス11の位置にはネジ挿入孔(図
示せず)が形成されている。このネジ挿入孔(図示せ
ず)にエレベータホール7側より取付部品であるネジ1
4が挿入され、この挿入されたネジ14が壁1に螺入さ
れている。つまり、フェース枠体13及びボックス11
はネジ14によって壁1に締結され、照光体12はフェ
ース枠体13とボックス14に挟持されることによって
壁1に固定されている。また、平面発光体10への電力
供給は、例えば壁1に小さな孔(図示せず)を開口し、
これに配線を通すことにより行なっている。なお、後述
する実施の形態においても、同様にして発光体10への
電力供給を行っている。
【0031】上記構成において、乗りかご(図示せず)
が当該エレベータホール7に到着する直前になると、各
発光ダイオード10aが発光し、この発光により照光体
12が照光する。これによりエレベータホール7のエレ
ベータ利用者が乗りかご(図示せず)の到着を知ること
ができる。
【0032】また、ホールランタン6Aを壁1のエレベ
ータホール7側に設置するため、壁1のエレベータ昇降
路7側にホールランタン6Aを設置することに起因する
不具合を解消できる。例えば、壁1のエレベータ昇降路
7側にホールランタン6Aを設置するスペースを確保す
る必要がなく、しかもホールランタン6Aの設置場所が
制約されない。
【0033】この第1の実施の形態では、発光体10を
固定するボックス11と、発光体10の表面側に配置さ
れ、発光体10からの光を外部に透過する照光体12
と、この照光体12の外周表面側に配置され、ボックス
11との間で照光体12の外周部を挟持するフェース枠
体13とを有し、このフェース枠体13とボックス11
とをエレベータホール7側よりネジ14で壁1に取り付
けたので、ホールランタン6Aをエレベータホール7側
からネジ14により壁1に取り付けできるため、取り付
け作業が容易である。
【0034】この第1の実施の形態では、発光体10の
交換をエレベータホール7側からネジ14を着脱するこ
とにより行うことができるため、発光体10の交換を迅
速に、且つ、容易に、且つ安全に行うことができる。
【0035】(第2の実施の形態)図3(a)、(b)
は本発明の第2の実施の形態を示し、図3(a)はホー
ルランタン6Bの正面図、図3(b)は図3(a)のB
−B線断面図である。
【0036】図3(a)及び図3(b)に示すように、
第2の実施の形態のホールランタン6Bは、被取付部材
である壁1のエレベータホール7側に配置され、光源で
ある発光体10と、この発光体10の表面側に一体的に
設けられた照光体12と、この照光体12の外周表面側
に配置されたフェース枠体13とから主に構成されてい
る。
【0037】発光体10は、前記第1の実施の形態のも
のと同一構成であるため、説明を省略する。照光体12
は、アクリル等の光を透過する部材にて形成され、その
外周側面に外周鍔部12aが突設されている。そして、
照光体12は発光ダイオード10aに密着する面に配置
されている。フェース枠体13は、正方形の枠体であ
り、照光体12の外周鍔部12aの表面側を被うように
して配置されている。フェース枠体13の4隅の位置に
はネジ挿入孔(図示せず)が形成されている。このネジ
挿入孔(図示せず)にエレベータホール7側より取付部
品であるネジ14が挿入され、この挿入されたネジ14
が壁1に螺入されている。つまり、フェース枠体13は
ネジ14によって壁1に締結され、照光体12はフェー
ス枠体13と壁1に挟持されることによって壁1に固定
されている。
【0038】この第2の実施の形態のホールランタン6
Bにあっても前記第1の実施の形態のものと同様な作用
・効果が得られる。
【0039】この第2の実施の形態では、発光体10の
表面側に一体的に設けられ、発光体10からの光を外部
に透過する照光体12と、この照光体12の外周表面側
に配置されたフェース枠体13とを有し、このフェース
枠体13をエレベータホール7側よりネジ14で壁1に
取り付けたので、ホールランタン6Bをエレベータホー
ル7側からネジ14で壁1に取り付けできるため、取り
付け作業が容易である。また、前記第1の実施の形態の
ホールランタン6Aと較べてボックスを削減できるた
め、部品点数の削減になる。
【0040】この第2の実施の形態では、発光体10の
交換を照光体12と一体にエレベータホール7側からネ
ジ14を着脱することにより行うことができるため、発
光体10の交換を迅速に、且つ、容易に、且つ、安全に
行うことができる。
【0041】図4(a)、(b)は本発明の第3の実施
の形態を示し、図4(a)はホールランタン6Cの正面
図、図4(b)は図4(a)のC−C線断面図である。
【0042】図4(a)及び図4(b)に示すように、
第3の実施の形態のホールランタン6Cは、被取付部材
である壁1のエレベータホール7側に配置され、光源で
ある発光体10と、この発光体10の表面側に一体的に
設けられた照光体12とから主に構成されている。
【0043】発光体10は、前記第1の実施の形態のも
のと同一構成であるため、説明を省略する。照光体12
は、アクリル等の光を透過する部材にて形成され、前記
第1及び第2の実施の形態のものと比較して肉薄に形成
されている。そして、各発光ダイオード10aに対応す
る位置には小孔12bが多数形成され、この小孔12b
に挿入された発光ダイオード10aが照光体12の表面
側より露出されている。また、照光体12の外周側面に
は外周鍔部12aが突設されている。照光体12の4隅
の位置にはネジ挿入孔(図示せず)が形成されている。
このネジ挿入孔(図示せず)にエレベータホール7側よ
り取付部品であるネジ14が挿入され、この挿入された
ネジ14が壁1に螺入されている。
【0044】この第3の実施の形態のホールランタン6
Cにあっても前記第1の実施の形態のものと同様な作用
・効果が得られる。
【0045】この第3の実施の形態では、発光体10の
先端が一部露出された状態で発光体10の表面側に一体
的に設けられた照光体12を有し、この照光体12をエ
レベータホール7側よりネジ14で壁1に取り付けたの
で、ホールランタン6Cをエレベータホール7側からネ
ジ14で壁1に取り付けできるため、取り付け作業が容
易である。また、第1の実施の形態のホールランタン6
Aに較べてボックス及びフェース枠体を削減できるた
め、部品点数の削減になる。
【0046】この第3の実施の形態では、照光体12と
一体となった発光体10の交換をエレベータホール7側
からネジ14を着脱することにより行うことができるた
め、発光体10の交換を迅速に、且つ、容易に、且つ、
安全に行うことができる。
【0047】図5(a)、(b)は本発明の第4の実施
の形態を示し、図5(a)はホールランタンの正面図、
図5(b)は図5(a)のD−D線断面図である。
【0048】図5(a)及び図5(b)に示すように、
第4の実施の形態のホールランタン6Dは、被取付部材
である壁1のエレベータホール7側に配置され、光源で
ある発光体10と、この発光体10を固定するボックス
11と、発光体10の表面側に配置された照光体12
と、この照光体12の外周表面側に配置されたフェース
枠体13とから主に構成されている。
【0049】発光体10は、前記第1の実施の形態のも
のと同一構成であるため、説明を省略する。発光体10
の基板10bが接着などによってボックス11の底面壁
11a上に沿って固定されている。ボックス11は、底
面壁11aとこの底面壁11aの端より立設された立設
壁11bとを有し、この立設壁11bの外周側に枠体嵌
合凹部11dが設けられている。ボックス11の底面壁
11aの裏面側には溶着などによってスタッドボルト2
0が突設されている。
【0050】照光体12は、アクリル等の光を透過する
部材にて形成され、その外周側面に外周鍔部12aが突
設されている。そして、この外周鍔部12aが立設部1
1bに載置され、照光体12は発光ダイオード10aに
十分近接した位置に配置されている。
【0051】フェース枠体13は、正方形の枠体形状
で、且つ、その外周端には嵌合部13aが垂直方向に突
設された形状を有し、照光体12の外周鍔部12aの表
面側を被うと共に、フェース枠体13の嵌合部13aが
ボックス11の立設部11bの嵌合凹部11dに嵌合さ
れている。これによってフェース枠体13がボックス1
1に固定されていると共にフェース枠体13とボックス
11との間で照光体12が挟持されている。
【0052】また、ボックス11のスタッドボルト20
に対応する壁1の位置にはボルト貫通孔(図示せず)が
形成されており、このボルト貫通孔(図示せず)よりス
タッドボルト20がエレベータ昇降路21側に貫通され
ている。エレベータ昇降路21側に突出したスタッドボ
ルト20にナット22を螺入することによってボックス
11が壁1に締結されている。
【0053】この第4の実施の形態では、発光体10が
エレベータホール7側に固定されると共に裏面側にスタ
ッドボルト20が突設されたボックス11と、発光体1
0の表面側に配置され、発光体10からの光を外部に透
過する照光体12と、この照光体12の外周表面側に配
置され、ボックス11との間で照光体12を挟持すると
共にボックス11に嵌合されるフェース枠体13とを有
し、スタッドボルト20を壁1のエレベータ昇降路21
側に貫通し、この貫通されたスタッドボルト20にナッ
ト22を螺入することにより発光体10を壁1に取り付
けたので、ホールランタン6Dをスタッドボルト20を
利用してエレベータ昇降路21側から壁1に取り付けで
きるため、フェース枠体13などに取付部材の装着スペ
ースを確保する必要がない。また、ネジなどの取付部品
がエレベータホール7側から見えない。
【0054】この第4の実施の形態では、発光体10の
交換をエレベータホール7側からフェース枠体及び照光
体12とを着脱することにより行うことができるため、
発光体10の交換を迅速に、且つ、容易に、且つ、安全
に行うことができる。
【0055】図6(a)、(b)は本発明の第5の実施
の形態を示し、図6(a)はホールランタン6Eの正面
図、図6(b)は図6(a)のE−E線断面図である。
【0056】図6(a)及び図6(b)に示すように、
第5の実施の形態のホールランタン6Eは、被取付部材
である壁1のエレベータホール7側に配置され、光源で
ある発光体10と、この発光体10を固定するボックス
11と、発光体10の表面側に配置された照光体12と
から主に構成されている。
【0057】発光体10は、前記第1の実施の形態のも
のと同一構成であるため、説明を省略する。発光体10
の基板10bが接着などによってボックス11の底面壁
11a上に沿って固定されている。ボックス11は、底
面壁11aとこの底面壁11aの端より立設された立設
壁11bとを有する。ボックス11の底面壁11aの裏
面側には溶接などによってスタッドボルト20が突設さ
れている。
【0058】照光体12は、アクリル等の光を透過する
部材にて形成され、その外周端には嵌合部12bが垂直
方向に突設されている。そして、この嵌合部12bが立
設部11bを被うように載置されることによってボック
ス11に嵌合され、照光体12は発光ダイオード10a
に十分近接した位置に配置されている。
【0059】また、ボックス11のスタッドボルト20
に対応する壁1の位置にはボルト貫通孔(図示せず)が
形成されており、このボルト貫通孔(図示せず)よりス
タッドボルト20がエレベータ昇降路21側に貫通され
ている。エレベータ昇降路21側に突出したスタッドボ
ルト20にナット22を螺入することによってボックス
11が壁1に締結されている。
【0060】この第5の実施の形態では、発光体10が
表面側に固定されると共に、裏面側にスタッドボルト2
0が突設されたボックス11と、発光体10の表面側に
配置され、発光体10からの光を外部に透過すると共
に、ボックス11に嵌合される照光体12とを有し、ス
タッドボルト20を壁1のエレベータ昇降路21側に貫
通し、この貫通されたスタッドボルト20にナット22
を螺入することにより発光体10を壁1に取り付けたの
で、ホールランタン6Eをスタッドボルト20を利用し
てエレベータ昇降路21側から壁1に取り付けできる。
従って、照光体12に取付部材の装着スペースを確保す
る必要がなく、また、第1の実施の形態のホールランタ
ン1Aに較べてフェース枠体を削減でき、部品点数の削
減になる。また、ネジなどの取付部品がエレベータホー
ル7側から見えない。
【0061】この第5の実施の形態では、発光体10の
交換をエレベータホール7側から照光体12を着脱する
ことにより行うことができるため、発光体10の交換を
迅速に、且つ、容易に、且つ、安全に行うことができ
る。
【0062】図7(a)、(b)は本発明の第6の実施
の形態を示し、図7(a)はホールランタン6Fの正面
図、図7(b)は図7(a)のF−F線断面図である。
【0063】図7(a)及び図7(b)に示すように、
第6の実施の形態のホールランタン6Fは、被取付部材
である壁1のエレベータホール7側に配置され、光源で
ある発光体10と、この発光体10の表面側に一体的に
設けられた照光体12とから主に構成されている。
【0064】発光体10は、前記第1の実施の形態のも
のと同一構成であり、説明を省略するが、基板10bの
裏面にはスタッドボルト20が溶接等により突設されて
いる。照光体12は、アクリル等の光を透過する部材に
て形成され、発光ダイオード10aに密着した状態で配
置されている。
【0065】また、基板10bのスタッドボルト20に
対応する壁1の位置にはボルト貫通孔(図示せず)が形
成されており、このボルト貫通孔(図示せず)よりスタ
ッドボルト20がエレベータ昇降路21側に貫通されて
いる。エレベータ昇降路21側に突出したスタッドボル
ト20にナット22を螺入することによって基板10b
が壁1に締結されている。
【0066】この第6の実施の形態では、基板10bの
裏面にスタッドボルト20が突設された発光体10と、
この発光体と一体に設けられた照光体12とを有し、ス
タッドボルト20を壁1のエレベータ昇降路21側に貫
通し、この貫通されたスタッドボルト20にナット22
を螺入することにより発光体10を壁1に取り付けたの
で、ホールランタン6Fをスタッドボルト20を利用し
てエレベータ昇降路21側から壁1に取り付けることが
できるため、照光体12に取付部材の装着スペースを確
保する必要がない。第1の実施の形態のホールランタン
6Aと較べてボックスとフェース枠体を削減できるた
め、部品点数の削減になる。ネジなどの取付部品がエレ
ベータホール7側から見えない。
【0067】また、前記各実施の形態では、発光体10
は、多数の発光ダイオード10aが基板10b上に並設
されたものであるので、多数の発光ダイオード10aを
選択的に発光させることにより文字表示等を行うことが
できるため、インフォメーション機能を持たせることが
できる。また、従来例に較べて長寿命で低電力で駆動で
きる。各実施の形態では、発光体は、多数の発光ダイオ
ードによって構成したが、例えばEL素子(エレクトロ
・ルミネセンス素子)によって、または、プラズマ素子
によっても構成できる。また、発光体10が各実施の形
態のように多数の発光ダイオード10aによる場合には
光量が全ての面で均一ではないが、発光ダイオード10
aの輝度が小さいために発光ダイオード10aと照光体
12が近接配置若しくは接触配置されている場合にあっ
ても照光体12内の光の拡散により光ムラが発生しない
ものである。また、光ムラを確実に防止する観点から発
光体10としては、指向性の弱いものが好ましい。
【0068】前記各実施の形態によれば、照光体12
は、単に光を透過する部材にて構成されているが、光を
透過するのみならず光拡散作用のある拡散板や、光を端
面反射により表面側に有効に導く導光板や、ポリカーボ
ネートにて構成しても良い。
【0069】前記各実施の形態によれば、ホールランタ
ン6A〜6Fは、エレベータホール7側に面した壁1に
設置したが、エレベータホール7に面している被取付部
材であれば良く、乗場三方枠4に設置しても良いことは
もちろんである。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
薄型で面発光し、且つ、面発光の単位面積当たりの発熱
量及び輝度が低い発光体を有し、この発光体を被取付部
材のエレベータホール側に取り付けたので、光源として
薄型の発光体を用いると共に、その発光体が単位面積当
たりの発熱量及び輝度が低く照光体を近接配置若しくは
接触配置しても溶解や光ムラが発生しないことから、ホ
ールランタンが全体として薄型に構成できる。従って、
エレベータホールに面している被取付部材のエレベータ
ホール側に設置でき、エレベータ昇降路側に設置するこ
とによる不具合を解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示し、エレベータ
の乗場ドア周辺をエレベータホール側から見た正面図で
ある。
【図2】本発明の第1の実施の形態を示し、(a)はホ
ールランタンの正面図、(b)は図2(a)のA−A線
断面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示し、(a)はホ
ールランタンの正面図、(b)は図3(a)のB−B線
断面図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態を示し、(a)はホ
ールランタンの正面図、(b)は図4(a)のC−C線
断面図である。
【図5】本発明の第4の実施の形態を示し、(a)はホ
ールランタンの正面図、(b)は図5(a)のD−D線
断面図である。
【図6】本発明の第5の実施の形態を示し、(a)はホ
ールランタンの正面図、(b)は図6(a)のE−E線
断面図である。
【図7】本発明の第6の実施の形態を示し、(a)はホ
ールランタンの正面図、(b)は図7(a)のF−F線
断面図である。
【図8】従来例を示し、エレベータの乗場ドア周辺をエ
レベータホール側から見た正面図である。
【図9】従来例を示し、(a)はホールランタンの正面
図、(b)は図9(a)のG−G線断面図である。
【符号の説明】
1 壁(被取付部材) 7 エレベータホール 10 発光体 10a 発光ダイオード 10b 基板 11 ボックス 12 照光体 13 フェース枠体 14 ネジ(取付部品) 20 スタッドボルト 21 エレベータ昇降路 22 ナット

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光透過性を有する照光体と、 エレベータのホール側の壁表面に設けられ、前記照光体
    の周縁部を支持する支持体と、 前記支持体の前記照光体と対向する部分に設けられる発
    光体と、を有することを特徴とするエレベータのホール
    ランタン。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のエレベータのホールラン
    タンであって、 前記発光体を表面側に固定するボックスと、 前記照光体の外周表面側に配置され、前記ボックスとの
    間で前記照光体の外周を挟持するフェース枠体とを有
    し、 前記フェース枠体と前記ボックスとが、エレベータホー
    ル側より取付部品で前記被取付部材に取り付けられてい
    ることを特徴とするエレベータのホールランタン。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のエレベータのホールラン
    タンであって、 前記発光体と前記照光体とが一体に設けられ、前記照光
    体の外周表面側に配置されたフェース枠体を有し、 前記フェース枠体がエレベータホール側より取付部材で
    前記被取付部材に取り付けられていることを特徴とする
    エレベータのホールランタン。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のエレベータのホールラン
    タンであって、 前記発光体と前記照光体とが一体として設けられ、 前記照光体がエレベータホール側より取付部材で前記被
    取付部材に取り付けられていることを特徴とするエレベ
    ータのホールランタン。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のエレベータのホールラン
    タンであって、 前記発光体を表面側に固定し、裏面側にスタッドボルト
    が突設されたボックスと、 前記照光体の外周表面側に配置され、前記ボックスとの
    間で前記照光体を挟持するフェース枠体とを有し、 前記スタッドボルトを前記被取付部材のエレベータ昇降
    路側に貫通し、この貫通された前記スタッドボルトにナ
    ットが螺合されることにより前記発光体を前記被取付部
    材に取り付けたことを特徴とするエレベータのホールラ
    ンタン。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のエレベータのホールラン
    タンであって、 前記発光体が表面側に固定され、裏面側にスタッドボル
    トが突設されたボックスを有し、 前記ボックスに前記照光体が嵌合によって装着されるよ
    う構成し、 前記スタッドボルトが前記被取付部材のエレベータ昇降
    路側に貫通され、この貫通された前記スタッドボルトに
    ナットが螺入することにより前記被取付部材に取り付け
    られていることを特徴とするエレベータのホールランタ
    ン。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のエレベータのホールラン
    タンであって、 前記発光体と前記照光体とが一体的に設けられると共
    に、前記発光体の基板の裏面側にスタッドボルトが突設
    され、 前記スタッドボルトが前記被取付部材のエレベータ昇降
    路側に貫通され、貫通された前記スタッドボルトにナッ
    トが螺合されて前記被取付部材に取り付けられているこ
    とを特徴とするエレベータのホールランタン。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載
    されたエレベータのホールランタンであって、 前記発光体は、多数の点光源が基板上に並設されたもの
    であることを特徴とするエレベータのホールランタン。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007326693A (ja) * 2006-06-09 2007-12-20 Mitsubishi Electric Corp エレベータのホールランタン
JP2008201489A (ja) * 2007-02-16 2008-09-04 Mitsubishi Electric Corp エレベータのホールランタン
JP2019206416A (ja) * 2018-05-29 2019-12-05 東芝エレベータ株式会社 エレベータの乗場表示装置

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