JP2004182450A - ホームエレベータ - Google Patents

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Akira Maruyama
旭 丸山
Masao Tomota
征夫 友田
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Abstract

【課題】設置条件の緩いホームエレベータを実現する。
【解決手段】ガイドレール11にて案内される乗降用の籠部30をロープ21で吊って昇降させるホームエレベータにおいて、ロープ21を牽引する電動モータ12を昇降路の上部に固設する一方で、作動時に籠部30の制動を行う安全機構部40は籠部30の下部に付設し、安全機構部40には、ロープ21の張力を籠部30の吊持力に変換する一対の追動輪42と、その間で下方へ付勢されてロープ21を押す上下動可能な可動輪43と、可動輪43の下方移動に応じてガイドレール11に係止するリンク45及びストッパ46と、可動輪43の上方移動を検出して過積載検出信号を出力するスイッチ47とを設ける。これにより、天井が低い場合や天井裏・屋根裏が狭い場合でも、設置が可能となる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ロープで籠部を吊る方式のホームエレベータに関し、詳しくは、籠部の不所望な落下を防止するためロープ切断時や電動モータ空転時等に作動して籠部の制動を行う安全機構部が付いているホームエレベータに関する。
【0002】
【従来の技術】
高齢化時代を迎えて更にはライフスタイルの変化等もあって、ホームエレベータ設置が増えている。ホームエレベータは、サイズやコストの制約から簡便な構造が採用され、乗降用の籠部をロープで吊って昇降させる方式のものが多い。このような従来のホームエレベータでは、出願人の知る限り、ロープ牽引機構と共に安全機構部も昇降路の上部に設けられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このため、そのような従来のホームエレベータを設置するには、両機構を格納可能な空間を昇降路の上部に確保する必要がある。
しかしながら、ホームエレベータの設置先が新築であれ既存の家屋であれ、設置希望箇所の天井が低い場合や、天井裏・屋根裏が狭い場合など、昇降路の上部に十分な空間が確保できないことも多々あり、そのような場合には、設置先の建物に大改造を施すか、不所望ながら設置を諦めるか、しなければならない。
【0004】
一方、ホームエレベータ設置の対象となるような建築物の場合、ほとんど総てで、床下に空間が確保されている。ところが、従来のホームエレベータでは床下空間が有効利用されているとは言えなかった。
そこで、空いている床下空間を利用して、ホームエレベータ設置時に必要な昇降路上部の空間が少なくなるよう、ホームエレベータの構造を改めることが技術的な課題となる。
この発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、設置条件の緩いホームエレベータを実現することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決するために発明された第1〜第3の解決手段について、その構成および作用効果を以下に説明する。
【0006】
[第1の解決手段]
第1の解決手段のホームエレベータは、出願当初の請求項1に記載の如く、籠部をロープで吊って昇降させるホームエレベータにおいて、前記ロープの牽引機構は昇降路の上部に設けられ、作動時に前記籠部の制動を行う安全機構部は前記籠部の下部に設けられ、前記ロープによる前記籠部の吊持が前記安全機構部を介して行われ且つ前記安全機構部が前記ロープの張力に応じて作動するようになっている、というものである。
【0007】
このような第1の解決手段のホームエレベータにあっては、安全機構部が昇降路の上部から籠部の下部へ移設されたことにより、昇降路の上部に必要な空間が安全機構部の分だけ減少する。また、安全機構部の移設とともに、ロープが安全機構部を介して籠部を吊るようにしたことに加えて、安全機構部がロープの張力に応じて作動するようにもしたことにより、安全機構部の複雑化を招来することなく容易かつ確実に、ロープ切断等による籠部の落下が防止される。
【0008】
また、籠部が最も下降したときには安全機構部が床下に入ることで不都合な干渉等を招来することなく籠部の床が最下の階床に揃うので、ホームエレベータの昇降機能が損なわれることも無い。
これにより、従来であれば建物の大改造をしなければ設置できないほど設置先の天井が低いような場合でも、本発明のホームエレベータなら可成りの割合で無理のない設置が可能となる。
したがって、この発明によれば、天井高等の設置条件の緩いホームエレベータを実現することができる。
【0009】
[第2の解決手段]
第2の解決手段のホームエレベータは、出願当初の請求項2に記載の如く、上記の第1の解決手段のホームエレベータであって、前記安全機構部に次の可動部材と係止部材とが設けられたものである。すなわち、可動部材は、前記ロープと係合していて、前記ロープの張力に応じて進退するようになっている。また、係止部材は、前記可動部材と一体になっていて又は前記可動部材と直に若しくは伝動部材を介して連結されていて、前記可動部材が前記ロープの張力喪失側へ移動したときには前記昇降路の案内部材に係止するようになっている。
【0010】
このような第2の解決手段のホームエレベータにあっては、ロープの張力に応じて作動する安全機構部が、可動部材をロープに係合させて進退させることと、係止部材を案内部材に係止させることで、純機械的に而も簡素に具現される。
これにより、ロープ切断等に応動して確実に籠部の落下を防止する信頼性の高い安全機構が安価に製造しうることとなる。
したがって、この発明によれば、天井高等の設置条件の緩い安全なホームエレベータを安価に実現することができる。
【0011】
[第3の解決手段]
第3の解決手段のホームエレベータは、出願当初の請求項3に記載の如く、上記の第2の解決手段のホームエレベータであって、上述した可動部材や係止部材ばかりか次の検出部材までも前記安全機構部に設けられたものであり、その検出部材は、前記ロープの張力増強側へ前記可動部材が移動したことを検出するようになっている、というものである。
【0012】
このような第3の解決手段のホームエレベータにあっては、搭乗者の増加等によって籠部が重くなると、ロープの張力が増えて、可動部材が移動し、これに応じて検出部材が作動するので、過積載の検知が可能となる。
このように安全機構部を利用して過積載の検知までも行えるようにしたことにより、過積載を防止する手段が安価に具現されることとなる。
したがって、この発明によれば、天井高等の設置条件が緩く而もロープ切断等ばかりか過積載等に際しても安全なホームエレベータを安価に実現することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
このような解決手段で達成された本発明のホームエレベータについて、これを実施するための具体的な形態を、以下、一実施例により説明する。
図1は、その構造を示す簡略正面図であり、(a)が籠部および安全機構部の外観を示し、(b)が一部断面で全体を示し、(c)が安全機構部の詳細を示している。なお、簡明化のため、図1(a)ではガイドレールを図示してロープを割愛し、図1(b)ではロープを図示してガイドレールを割愛し、図1(c)では両者を図示した。また、コントローラ(電子制御装置)や押しボタン(操作部材)などの図示は割愛した。
【0014】
このホームエレベータは(図1(a),(b)参照)、昇降路に固定して設置される固定部10と、昇降路中を上下に移動する籠部30と、籠部30をロープ21で吊り上げるために固定部10と籠部30とに介在する吊上部20と、籠部30の不所望な落下を防止するため緊急時には籠部30の制動を行う安全機構部40とを具えている。
固定部10は、昇降路に沿って上下に延びていて籠部30の移動を案内し且つ規制するガイドレール11(案内部材)と、昇降路の最上部に設置されるロープ牽引機構部とを具備している。ロープ牽引機構部には、籠部30をロープ21で吊り上げるのに必要な牽引用動力源として一般家庭向け商用電力AC100Vで動作する電動モータ12が含まれる他、ロープ21の巻き上げ等に必要な補助部材、例えば、ロープの向きを変えるための固定輪13や、ロープの一端を固定するための留具14などが含まれる。設置環境に依っては、固定部10に、図示しない補強フレームや昇降路側面パネル等も、追加される。
【0015】
吊上部20には、柔軟で丈夫なスチールワイヤ等のロープ21が含まれる他、この例では籠部30の重さに対してカウンタバランスをとるための重り22も含まれている。ロープ21の一端は、上述したように留具14にて昇降路上部に固定されるが、ロープ21の他端は、重り22に接続される。
籠部30は、金属製等で箱形に作られたケージ31を主体とした一般的なもので良く、利用者を乗降させるために、ケージ本体32には開閉可能なケージ扉33が付設されている。また、ケージ内部34は例えば幅が数十cmで奥行きが数十cmで高さが2m程度の空間になっており、ケージ床35は平坦になっている。このようなケージ31は、昇降路に納められて、ガイドレール11及びロープ21と係わり合う。ガイドレール11とは、ケージ本体32の外側面に付設された図示しない滑り部材や転動部材等にて何カ所かで直に接触するが、後に詳述するようにロープ21とは安全機構部40を介して間接的に作用し合う。
【0016】
安全機構部40は(図1(c)参照)、鋼鉄製等で頑丈なハウジング41を具え、その中に、一対の追動輪42(吊持力伝達手段)と、一個の可動輪43(可動部材)と、スプリング44(弾撥力を利用した付勢手段)と、リンク45に連結されたストッパ46(落下防止用の係止部材)と、メカニカルスイッチ47(電気信号発生部材、過積載の検出部材)とを装備している。ハウジング41は、ケージ31と横幅がほぼ同じで奥行も同じか薄くなっていて、上面がケージ31の下面に接する状態で、ケージ31に下から取り付けられている。これにより、安全機構部40は、籠部30の底部に位置して籠部30と共に上下移動するものとなっている。
【0017】
追動輪42は、ハウジング41の両端部(図では左右)に離れて支軸がハウジング41に固定される。そして、上方の電動モータ12と留具14とから「U」の字状に垂れ下がったロープ21の内側に追動輪42の回転輪が乗せられると、追動輪42は、ロープ21に係合して、ロープ21の張力を安全機構部40及び籠部30の吊持力に変換するものとなる。
可動輪43は、一対の追動輪42のほぼ真ん中に配置され、ハウジング41に対し支軸が移動可能(図では上下動)に取り付けられる。その移動範囲は、後退側(図では上方)の過積載状態位置から前進側(図では下方)の張力喪失位置に亘っている。可動輪43を前進させると、回転輪がロープ21と係合しているためロープ21の曲げを増しながら(図では押し曲げながら)張力喪失位置に達する。逆に、追動輪42間でロープ21を強く張ると、ロープ21が真っ直ぐになり又はその状態に近づき、そのため回転輪がロープ21によって押し戻されて、可動輪43が過積載状態位置に後退するようになっている。
【0018】
スプリング44は、バネの弾撥力を利用して簡便に可動輪43の付勢を行うものであり、その付勢方向が可動輪43を前進させる向き即ち可動輪43がロープ21を曲げる向き(図では下方)になっている。また、その付勢力は、前進側で弱く、後退側で強い。そして、その付勢力と、ロープ21の張力に起因して可動輪43に生じる反力とが、釣り合うよう、可動輪43が進退するが、籠部30が空のときや、籠部30に適正人員が搭乗しているときには、可動輪43が過積載状態位置と張力喪失位置との間にとどまるようになっている。
【0019】
リンク45は、ハウジング41に固定された支点によって揺動可能に支持され、一端が可動輪43の支軸等に連結され他端がストッパ46の長穴等に連結されて、可動輪43の運動をストッパ46に伝達するようになっている。その伝動により、ストッパ46は、可動輪43が張力喪失位置まで前進すると、ガイドレール11に強く当接して相対移動を止める即ち係止する一方、可動輪43が張力喪失位置以外のところに後退したときには、係止状態・ロック状態を解除してガイドレール11の長手方向への相対移動を自由にするようになっている。そして、このようなリンク45及びストッパ46は、簡素な純機械的構成に基づいて可動輪43の進退動作に応動することにより、可動輪43の付勢方向への前進に応じて籠部30の制動を行うものとなっている。
スイッチ47は、可動輪43が過積載状態位置まで後退したとき可動輪43付設のアーム等が当接して作動するような箇所に設置されていて、可動輪43がスプリング44による付勢方向において後退したことを検出するとともに、その検出時には、図示しない電気信号用ケーブルを介してコントローラへ過積載検出信号を送出するようになっている。
【0020】
このような構成のホームエレベータについて、その使用態様及び動作を、図面を引用して説明する。図2は、その設置状態を示す簡略縦断正面図であり、(a)は籠部30が二階に昇った状態、(b)は籠部30が一階に降りた状態である。また、図3は、安全機構部40の作動状態を示す簡略縦断正面図であり、(a)がロープ切断時、(b)が過積載時である。
【0021】
ホームエレベータは(図2参照)、通常二階以上の家屋に昇降路を確保して、その昇降路に設置される。例えば設置先の家屋50が二階建ての場合、昇降路55は一階と二階とを鉛直方向に真っ直ぐに貫いて形成され、昇降路55の上端は天井裏51に達し、昇降路55の下端は床下54に達する。そのような昇降路55にホームエレベータを設置する際には、昇降路55内で天井裏51の高さのところにホームエレベータの固定部10が設置され、ホームエレベータの籠部30は、底部の安全機構部40と共に、昇降路55内へ昇降可能に納められ、吊上部20によって吊り上げられる。
【0022】
そして、籠部30が二階に昇ってケージ床35と二階床52とが揃ったときには(図2(a)参照)、籠部30の上面が固定部10と干渉することなく天井裏51の直ぐ下に来る。また、籠部30が一階に降りて来たときには(図2(b)参照)、安全機構部40が床下54に収まって、ケージ床35と一階床53とが揃う。
このように、このホームエレベータにあっては、固定部10は天井裏51に収まり安全機構部40は床下54に収まるので、簡単に、籠部30の高さを家屋50の天井高に適合させることができる。
【0023】
また、ロープ21が切断したような場合(図3(a)参照)、可動輪43とロープ21との係合が解かれるので、可動輪43はスプリング44の付勢方向に前進して張力喪失位置まで進む(図では下限に達する)。そうすると、その前進移動がリンク45を介してストッパ46に伝達され、ストッパ46がガイドレール11に係止する。こうして、安全機構部40が昇降路55に対してロックされるので、安全機構部40の上の籠部30も、昇降を停止して、自然落下を免れる。なお、このようなロープ切断の他、電動モータ12が空転するといった緊急事態でも、ロープ21が張力を喪失するような場合には、同様にして、籠部30の落下が確実に防止される。
【0024】
さらに、それほどの緊急事態ではないが、過積載の場合(図3(b)参照)、ロープ21の張力が増すため、可動輪43が押し戻されて過積載状態位置まで後退する(図では上限に達する)。そうすると、スイッチ47が可動輪43付設のアームに押されて作動して、スイッチ47からコントローラへ過積載検出信号が送出されるので、コントローラの制御によって、ケージ内部34にブザー音などで警報が発せられ、昇降動作しないよう籠部30及び/又は電動モータ12に適宜なロックが掛けられる。
こうして、このホームエレベータにあっては、安全機構部40を利用した簡素な構成で、過積載の検出まで行われる。
【0025】
【その他】
なお、上記の各実施例では、ガイドレール11が2本であったが、ガイドレール11は、1本でも良く、3本以上でも良い。また、案内部材は、専用のガイドレール11に限られる訳でなく、フレーム等を利用したものであっても良い。
また、電動モータ12は、直接駆動のものに限らず、ギヤボックス等が付設されていても良い。
さらに、追動輪42は、2個以上でも良い。
また、ストッパ46は、スプリング44付勢方向すなわち図では下方へ可動輪43が前進したことに応じてガイドレール11その他の案内部材に係止するようになっていれば良いので、リンク45以外の伝動機構に連結されたものでも良く、可動輪43と一体的に形成されたものでも良い。
また、検出部材は、可動輪43の後退を検出できれば良いので、上述したメカニカルスイッチ47に限定される訳でなく、例えば、磁気式や容量式の近接センサでも良く、光学式のフォトセンサでも良い。
ホームエレベータ設置先の建物も、二階建て家屋50に限定される訳でなく、三階以上でも良い。
【0026】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の第1の解決手段のホームエレベータにあっては、機構の干渉や複雑化を回避しつつ安全機構部を昇降路の上部から籠部の下部へ移設したことにより、天井高等の設置条件の緩いホームエレベータを実現することができたという有利な効果が有る。
【0027】
また、本発明の第2の解決手段のホームエレベータにあっては、ロープ張力の喪失を純機械的に籠部の制動へと繋げるようにもしたことにより、天井高等の設置条件が緩く而もロープ切断等に際して安全なホームエレベータを安価に実現することができたという有利な効果を奏する。
【0028】
【発明の効果】
さらに、本発明の第3の解決手段のホームエレベータにあっては、安全機構部を利用して過積載の検知までも行えるようにしたことにより、天井高等の設置条件が緩く而もロープ切断等ばかりか過積載等に際しても安全なホームエレベータを安価に実現することができたという有利な効果が有る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のホームエレベータの構造を示す簡略正面図であり、(a)が外観、(b)が一部断面、(c)が安全機構部の詳細を示している。
【図2】本発明のホームエレベータの設置状態を示す簡略縦断正面図であり、(a)は籠部が二階に昇った状態、(b)は籠部が一階に降りた状態を示している。
【図3】本発明のホームエレベータの安全機構部の作動状態を示す簡略縦断正面図であり、(a)がロープ切断時、(b)が過積載時である。
【符号の説明】
10…固定部、11…ガイドレール、12…電動モータ、13…固定輪、
20…吊上部、21…ロープ、22…重り、
30…籠部、31…ケージ、32…ケージ本体、
33…ケージ扉、34…ケージ内部、35…ケージ床、
40…安全機構部、41…ハウジング、42…追動輪、43…可動輪、
44…スプリング、45…リンク、46…ストッパ、47…スイッチ、
50…家屋、51…天井裏、52…二階床、53…一階床、54…床下

Claims (4)

  1. 籠部をロープで吊って昇降させるホームエレベータにおいて、前記ロープの牽引機構は昇降路の上部に設けられ、作動時に前記籠部の制動を行う安全機構部は前記籠部の下部に設けられ、前記ロープによる前記籠部の吊持が前記安全機構部を介して行われ且つ前記安全機構部が前記ロープの張力に応じて作動することを特徴とするホームエレベータ。
  2. 前記ロープと係合し前記ロープの張力に応じて進退する可動部材と、これと一体の又はそれに連結された係止部材とが、前記安全機構部に設けられ、前記可動部材が前記ロープの張力喪失側へ移動したとき前記係止部材が前記昇降路の案内部材に係止することを特徴とする請求項1記載のホームエレベータ。
  3. 前記ロープの張力増強側へ前記可動部材が移動したことを検出する検出部材が前記安全機構部に設けられていることを特徴とする請求項2記載のホームエレベータ。
  4. ガイドレール等の案内部材の設けられた昇降路に納められ前記案内部材に案内されて前記昇降路中を移動しうる乗降用の籠部をロープで吊って昇降させるホームエレベータにおいて、
    前記ロープを牽引する電動モータ等のロープ牽引機構部が、前記昇降路の上部に固設される一方で、作動時に前記籠部の制動を行う安全機構部は、前記籠部の下部に付設され、
    前記安全機構部に、離隔配置され何れも前記ロープに係合して前記ロープの張力を前記籠部の吊持力に変換する少なくとも一対の追動輪と、前記追動輪対の間に配置されて前記ロープと係合し前記ロープを曲げる向きに付勢されその付勢方向に進退可動な可動輪と、前記可動輪と一体的に形成されていて一緒に進退動作を行うことにより又は前記可動輪とは別体で形成されているが伝動可能に連結されていて前記可動輪の進退動作に応動することにより前記可動輪の前記付勢方向への前進に応じて前記案内部材に係止するストッパ等の係止部材と、前記可動輪が前記付勢方向において後退したことを検出して過積載検出信号を出力する検出部材とが設けられている
    ことを特徴とするホームエレベータ。
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