JP2004182220A - 車両用エアフローメータの配置構造 - Google Patents

車両用エアフローメータの配置構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 燃料電池に送られる酸化剤としての空気を、所望の流量で一定に送ることができる車両用エアフローメータの配置構造を提供すること。
【解決手段】 燃料電池を搭載した車両は、燃料電池の吸気系が設置されている所定の空間内の上方にエアクリーナ6を備え、かつそのエアクリーナ6の下方にエアポンプを備えている。エアクリーナ6とエアポンプとを結ぶ配管(エアフロー管19)は、略中間位置にエアフローメータ10を配設している。配管(エアフロー管19)は、エアクリーナ6からエアポンプにわたり傾斜して設置している。
【選択図】 図3

Description

本発明は、燃料電池を搭載した車両の車両用エアフローメータの配置構造に関する。
従来から固体高分子電解質膜を挟んでアノード側電極とカソード側電極とを対設した燃料電池セルをセパレータによって挟持して複数積層することにより構成された燃料電池が開発されていて、この燃料電池を自動車の動力源電池として使用されつつある(例えば、特許文献1参照)。
この種の燃料電池は、例えば、メタノールの水蒸気改質により生成された水素ガス(燃料ガス)をアノード側電極に供給すると共に、酸化剤ガス(空気)をカソード側電極に供給することにより、前記水素ガスがイオン化して固体高分子電解質内を移動し、これにより燃料電池の外部に電気エネルギーが得られるように構成されている。
図5は、従来の燃料電池を搭載した車両の燃料電池システムを示す概略構成図である。
図5に示すように、燃料電池を搭載した車両100の走行モータ101は、パワーコントロールユニット102を介して燃料電池としての燃料電池103、および電源としてのバッテリ104に接続されている。
パワーコントロールユニット102は、バッテリ104からの直流を交流に変換する電力変換装置であり、モータルーム内に設けられている。パワーコントロールユニット102は、図示しないスイッチング回路内に半導体部品等の発熱機器が実装されたものであり、パワーコントロールユニット102の下部には、水冷式のヒートシンク111が配設されている。
ヒートシンク111は、冷媒の入り口側にウォータポンプ112が接続され、冷媒の出口側にラジエータ105が接続されている。ヒートシンク111内を流れる冷媒は、ラジエータ105により熱交換して冷却され、ウォータポンプ112、ラジエータ105を備えた冷却通路113を循環してヒートシンク111内を蛇行して流れることにより、前記発熱機器を冷却している。
電流および熱は、水素と酸素を処理することによって燃料電池103内で生成される。生成された電流は、例えば、前車輪に作動的に接続された走行モータ101にパワーを供給することができる。
燃料電池103は、燃料ガスを供給する水素供給部107に接続されると共に、酸化剤としての空気を供給する空気供給部108に接続されている。空気供給部108は、空気を吸気口109から取り入れ、その空気の音を消音するためのレゾネータ114と、塵埃を除去して送り込む塵埃捕集手段としてのエアクリーナ106と、空気を吸引圧縮し送出するスーパーチャージャーとしてのエアポンプ110とを備えている。
そして、吸気口109から吸入された空気は、エアクリーナ106を経てエアポンプ110により吸引・圧縮されて燃料電池103に送出され、水素供給部107からの水素と共に発電に供される。
米国特許第6223843号公報(第1頁、第2図)
ところで、エアポンプ110は、作動時に周波数の振動に起因する脈動音を発生する。その脈動音を解消する手段として、チャンバを設置したものがある。
しかしながら、チャンバを設置しただけの脈動音の防止手段であっては、エアクリーナ106からエアポンプ110を介して燃料電池103に送られる空気の流量を一定化することができなかった。
例えば、空気の流量を一定にするために、エアクリーナ106から燃料電池103の間の空気の流量を測定しようとした場合は、その間にエアポンプ110が設置されているため、エアポンプ110の脈動により、流れる流量が乱流化および層流化されているため、正確に流量を測れないという問題点がある。
このため、燃料電池に送られる酸化剤としての空気は、所望の流量の空気を一定にスムーズに送って、燃料電池内で安定した化学変化を起こさせることが望まれる。
本発明の課題は、燃料電池に送られる酸化剤としての空気を所望の流量で一定に送ることができる車両用エアフローメータの配置構造を提供することにある。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の車両用エアフローメータの配置構造は、燃料電池を搭載した車両において、燃料電池の吸気系が設置配されている所定の空間内の上方にエアクリーナを備え、かつそのエアクリーナの下方にエアポンプを備え、前記エアクリーナとエアポンプとを結ぶ配管の略中間位置にエアフローメータを配設したことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、エアフローメータは、配管の略中間位置に設置したことにより、その配管の一方に設置したエアクリーナまたはその他方に設置したエアポンプが振動で揺れ動いたとしても、配管のエアフローメータを設置した位置の揺動が小さくなるため、エアフローメータによる配管内の流量の検出精度を向上させることができる。
請求項2に記載の車両用エアフローメータの配置構造は、燃料電池を搭載した車両において、走行モータが設置されている前方の所定の空間内の上方にエアクリーナを備え、かつそのエアクリーナの下方にエアポンプを備え、エアクリーナとエアポンプとを結ぶ配管の略中間位置にエアフローメータを配設したことを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、配管の空気の流れは、エアクリーナ側がそのエアクリーナの影響により乱流となっており、エアポンプ側がそのエアポンプの影響により吸入脈動となっている。エアフローメータは、それら連結する配管に設置するに際し、こうした乱流や脈動から出来る限り遠ざかることが可能な配管の略中間位置に設置したことにより、配管内で空気の流れが一番安定して整流化した位置に設置したことになり、流量の測定精度を向上させることができる。
請求項3に記載の車両用エアフローメータの配置構造は、請求項1または請求項2に記載の車両用エアフローメータの配置構造であって、配管は、エアクリーナからエアポンプにわたり傾斜して配置されたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、エアフローメータを設置した配管をエアクリーナからエアポンプにわたり傾斜して配置することにより、配管の長さを最短にできるため、その配管が揺動したときに動く長さを抑制して、その周囲に設置されている配管類やハーネス類に接触することを防止することができる。また、配管は、傾斜させて配置して、無理に折り曲げたり、鉛直方向に曲げていないため、配管内の空気がスムーズに流れ、その流れを層流化して、エアフローメータにより配管内を流れる空気の流量を測定し易くすることができる。
以上説明したように、本発明の請求項1に記載の車両用エアフローメータの配置構造によれば、エアフローメータは、配管の略中間位置に設置したことにより、その配管の一方に設置したエアクリーナまたはその他方に設置したエアポンプが振動で揺れ動いたとしても、配管のエアフローメータを設置した位置の揺動が小さいため、エアフローメータによる配管内の流量の検出精度を向上させることができる。
請求項2に記載の車両用エアフローメータの配置構造によれば、配管の空気の流れは、エアクリーナ側がそのエアクリーナの影響により乱流となっており、エアポンプ側がそのエアポンプの影響により吸入脈動となっている。エアフローメータは、それら連結する配管に設置するに際し、こうした乱流や脈動から出来る限り遠ざかることが可能な配管の略中間位置に設置したことにより、配管内で空気の流れが一番安定して清流化した位置に設置したことになり、流量の測定精度を向上させることができる。
請求項3に記載の車両用エアフローメータの配置構造によれば、エアフローメータを設置した配管をエアクリーナからエアポンプにわたり傾斜して配置することにより、配管の長さを最短にできるため、その配管が揺動したときの揺れ幅を抑制して、その周囲に設置されている配管類やハーネス類に接触することを防止することができる。また、配管は、傾斜させて配置して、無理に折り曲げたり、鉛直方向に曲げていないため、配管内の空気がスムーズに流れ、その流れを層流化して、エアフローメータにより配管内を流れる空気の流量を測定し易くすることができる。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る車両用エアフローメータの配置構造の一実施の形態を詳細に説明する。
なお、本発明の実施の形態では、「前」は車両のフロント側、「後」は車両のリア側、「上」は鉛直上方側、「下」は鉛直下方側とする。
図1は、本発明の実施形態に係る車両用エアフローメータの配置構造を示す図で、モータルーム内の状態を示す概略側面図である。
図1に示すように、燃料電池15を搭載した車両1には、前方(矢印F方向)の上方にフード2があり、このフード2内のモータルーム3に、パワーコントロールユニット4、レゾネータ5(図2参照)、エアクリーナ6、エアポンプ7、走行モータ8およびラジエータ9等を収納している。
フード2は、モータルーム3を開閉する蓋体であり、例えば圧延鋼板からなり、これはFRP(Fiber Reinforced Plastics)等によってもよい。モータルーム3は、鋼製板材で形成された隔壁11により、車両1を乗員室1aから分離している。モータルーム3の後方(矢印R方向)には、そのモータルーム3の後方(矢印R方向)の内壁を形成する隔壁11が配設され、前方(矢印F方向)にはラジエータ9がそれぞれ配置されている。そのモータルーム3の中央部には、パワーコントロールユニット4が配置され、下方にはボディサイドフレーム12、エアポンプ7および走行モータ8が配設され、上方には空気調整器16(図2参照)、レゾネータ5(図2参照)およびエアクリーナ6がそれぞれ設置されている。
パワーコントロールユニット4は、大電流を調整する制御装置であり、熱を発生する。このパワーコントロールユニット4は、幅および奥行きに比べて高さの低い扁平な箱型をした防水性および耐熱性を有するユニットボックス4aに収納されている。
このユニットボックス4aには、燃料電池15用のVCU(Voltage Control Unit)、走行モータ8用の駆動ユニット、冷却水循環用のインバータ、エアポンプ7の駆動用のインバータ等が内蔵され(図示せず)、パワーコントロールユニット4を構成している。ユニットボックス4aの下方には、パワーコントロールユニット4で発生した熱を放熱するヒートシンク13が設置されている。そのヒートシンク13は、アルミニウム等の熱伝導率が良く、剛性のある厚板状の金属板からなる水冷式のもので、周囲の複数箇所をブラケット(図示せず)を介してボディフレーム(図示せず)にしっかりと固定される。
前記パワーコントロールユニット4は、給水管14により冷却水が循環して冷却される前記ヒートシンク13を下面全体に配設して、発生した熱を冷却して所望の温度に抑制している。パワーコントロールユニット4は、燃料電池15を搭載した車両1にとって重要な機能を有する部品であるため、衝突した場合であっても、パワーコントロールユニット4の機能を維持できるようにユニットボックス4aには剛性をもたせてある。ユニットボックス4aの剛性は、ヒートシンク13を下に設置したことにより、さらに向上して、衝突しても変形し難くなっている。
図2は、本発明の実施形態に係る車両用エアフローメータの配置構造を示す図で、モータルーム内の状態を示す概略背面図である。
図2に示すように、空気調整器16およびレゾネータ5は、燃料電池15のエア供給用部品であり、それぞれ調整器ケース16aおよびレゾネータケース5a内に収納されている。レゾネータケース5aおよび調整器ケース16aは、耐熱性樹脂またはアルミニウム等からなり、互いにユニットボックス4a上に並設されると共に、パワーコントロールユニット4のユニットボックス4a上に載置される。
レゾネータ5は、酸化剤用の空気の吸入時に発生した周期的な空気の音を特定周波数の共鳴を利用し、吸気時騒音を抑制するものである。
レゾネータケース5aおよび調整器ケース16aは、そのレゾネータケース5aの周囲の複数箇所にブラケット17を介して隔壁11(図1参照)またはヒートシンク13にネジ止めされる。レゾネータケース5aの車幅方向の外側には、エアクリーナ6が設置されている。レゾネータ5とエアクリーナ6は、空気供給管20によって連結され、レゾネータ5内の空気は、空気供給管20によってエアクリーナ6に送られ浄化される。
前記空気調整器16は、燃料電池システムに関する雰囲気空気の諸状況を調整するものであり、例えば、調湿器や圧力計、送風機などを含んでいて良い。空気調整器16は、調整器ケース16aに収納されている。
図3は、本発明の実施形態に係る車両用エアフローメータの配置構造を示す図で、エアフローメータの設置状態を示す要部拡大正面図である。
図1に示すように、エアクリーナ6は、燃料電池15の吸気系(例えば、エアポンプ7)が設置されている所定の空間(モータルーム3)内の上方に備えられ、そのエアクリーナ6の下方にエアポンプ7が備えられている。そして、エアクリーナ6は、車両1の前方の走行モータ8が設置されている所定の空間(モータルーム3)の上方に備えられている。
図3に示すように、前記エアクリーナ6は、外周部に形成した複数のブラケット18により車体(図示せず)に固定され、下方には、エアポンプ7に浄化した空気を送るためのエアフロー管19を接続している。そのエアクリーナ6は、空気を浄化するものであればどのような種類のものであってもよく、その種類等は特に限定しない。
図4は、本発明の実施形態に係る車両用エアフローメータの配置構造を示す図で、エアフローメータの設置状態を示す要部拡大斜視図である。
図3および図4に示すように、エアクリーナ6とエアポンプ7とを結ぶエアフロー管19の略中間位置の上側の外周部には、エアフロー管19内に通じる設置孔(図示せず)を穿設して、その設置孔を穿設した位置にエアフローメータ10がネジ止めされる。エアフロー管19は、例えばFRP等の樹脂からなる配管であり、上方に設置したエアクリーナ6と、下方に位置をずらして設置したエアポンプ7とを傾斜させて接続している。そのエアフロー管19の傾斜角度θは、例えば、40度である。
エアフロー管19の両端の接続部分には、ゴムダクト21,22が設置される(図3参照)。下側のゴムダクト22には、アルミニウム製のインレット23が連設され、そのインレット23をガスケット(図示せず)を介してエアポンプ7に接続することにより、エアフロー管19がエアポンプ7に固定される(図2参照)。また、図4に示すように、エアフロー管19の周辺には、エアコン用等の配管類24や各種電気装置のハーネス類25が配設されている。
なお、特許請求の範囲におけるところの「配管」は、「エアフロー管19」に相当する。
エアフローメータ10は、例えば、エアフロー管19内を流れる空気の流量を計測する質量流量計等の流量計からなる。エアフローメータ10により計測したエアフロー管19内を流れる空気の流量は、コンピュータ(図示せず)のコネクタ(図示せず)をカプラ10aに接続して、そのコンピュータ(図示せず)によってエアポンプ7(図1参照)の吸気を制御することにより、適正な流量にコントロールされる。
図1に示すように、エアポンプ7は、シロッコ型、スクロール型および遠心型等のどのようなタイプのものであってもよく、その形式は特に限定しない。そのエアポンプ7の下方には、ボディサイドフレーム12に弾性的に支持される走行モータ8が設置されている。その走行モータ8の回転により、車輪(図示せず)が回転して車両1が走行する。
エアポンプ7は、合成ゴムからなる継手部材26,27と、アルミニウムからなる圧縮空気供給管28を介してシステムボックス15aに接続している。圧縮空気供給管28は、エアクリーナ6で浄化され、かつ圧縮機7で圧縮された空気を燃料電池15に送る管である。圧縮空気供給管28は、約45度に傾斜して配置され、中間部位の1点を隔壁11に固定した配管支持具29により吊止している。
次に本発明の実施形態に係る車両用エアフローメータの配置構造の作用を説明する。
図2に示すように、エアポンプ7が回転すると、吸気口から空気がレゾネータ5に吸入される。その吸入された空気は、レゾネータ5で吸気音を消音して、空気供給管20からエアクリーナ6に送られる。その空気は、エアクリーナ6内で浄化されてエアフロー管19に流れる。
図3に示すように、エアフロー管19は、エアクリーナ6からエアポンプ7にわたり傾斜して配置されたことにより、エアフロー管19の長さを最短にすることができる。このため、エアフロー管19が揺動したとき、エアフローメータ10の設置箇所が動く振幅を抑制して、エアフロー管19が周囲に設置されている他の外部配管類24(図4参照)やハーネス類25(図4参照)に接触することを防止することができる。エアフロー管19は、傾斜させて配置して、無理に折り曲げたり、鉛直方向に曲げていないため、エアフロー管19内の空気がスムーズに流れ、その流れを層流化することができる。また、エアフロー管19は、両端にゴムダクト21,22を設置したことにより、ゴムダクト21,22がエアフロー管19の振動を吸収することができるため、エアフロー管19に設置したエアフローメータ10が振動することを抑制することができる。
エアフローメータ10は、エアフロー管19の中間に設置したことにより、そのエアフロー管19の一方に設置したエアクリーナ6またはその他方に設置したエアポンプ7が振動で揺れ動いたとしても、エアフロー管19のエアフローメータ10を設置した位置の揺動が小さい。このため、エアフローメータ10でその中を流れる空気の流量を正確に計測することができる。
また、エアフロー管19内の空気の流れは、エアクリーナ6側がそのエアクリーナ6の影響により乱流となっており、エアポンプ7側がそのエアポンプ7の影響により吸入脈動となっている。このため、それらの中間位置であるエアフロー管19の設置位置がエアフロー管19内で一番安定した流れとなっている。
これにより、エアフローメータ10は、エアフロー管19中で空気の流れが一番清流化した位置に設置したことになり、その中を流れる空気の流量の測定精度を向上させることができる。
エアフローメータ10で計測された流量データは、コンピュータに送信され、コンピュータによってエアポンプ7の吸気を制御してエアフロー管19を流れる空気の流量が調整される。
そして、空気は、エアポンプ7を介して燃料電池15に送られて酸化剤として使用され、水素に化学反応を起こさせて電力を発生させる。
なお、本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、その技術思想の範囲内で種々の改造および変更が可能であり、本発明はこれら改造および変更された発明にも及ぶことは勿論である。
例えば、走行モータ8は、燃料電池15によって駆動するモータであれば、その他のガソリンエンジン等と併用したものでもよい。
また、燃料電池15を搭載した車両1は、前輪駆動でも後輪駆動でも、四輪駆動であってもよく、走行モータ8は、車体の前後のどちらに搭載してもよい。
本発明の実施形態に係る車両用エアフローメータの配置構造を示す図で、モータルーム内の状態を示す概略側面図である。 本発明の実施形態に係る車両用エアフローメータの配置構造を示す図で、モータルーム内の状態を示す概略背面図である。 本発明の実施形態に係る車両用エアフローメータの配置構造を示す図で、エアフローメータの設置状態を示す要部拡大正面図である。 本発明の実施形態に係る車両用エアフローメータの配置構造を示す図で、エアフローメータの設置状態を示す要部拡大斜視図である。 従来の燃料電池を搭載した車両の燃料電池システムを示す概略構成図である。
符号の説明
1 車両
5 レゾネータ
6 エアクリーナ
7 エアポンプ
8 走行モータ
10 エアフローメータ
15 燃料電池
19 エアフロー管(配管)

Claims (3)

  1. 燃料電池を搭載した車両において、
    燃料電池の吸気系が設置されている所定の空間内の上方にエアクリーナを備え、かつそのエアクリーナの下方にエアポンプを備え、
    前記エアクリーナとエアポンプとを結ぶ配管の略中間位置にエアフローメータを配設したことを特徴とする車両用エアフローメータの配置構造。
  2. 燃料電池を搭載した車両において、
    走行モータが設置されている前方の所定の空間内の上方にエアクリーナを備え、かつそのエアクリーナの下方にエアポンプを備え、
    前記エアクリーナとエアポンプとを結ぶ配管の略中間位置にエアフローメータを配設したことを特徴とする車両用エアフローメータの配置構造。
  3. 前記配管は、前記エアクリーナから前記エアポンプにわたり傾斜して配置されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用エアフローメータの配置構造。
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