JP2004181894A - 型開閉装置 - Google Patents

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JP2004181894A
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Nobuo Hori
信夫 堀
Motoaki Sadahiro
素顕 貞弘
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YAMASHIRO SEIKI SEISAKUSHO KK
Sanjo Seiki Seisakusho KK
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YAMASHIRO SEIKI SEISAKUSHO KK
Sanjo Seiki Seisakusho KK
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/64Mould opening, closing or clamping devices
    • B29C45/66Mould opening, closing or clamping devices mechanical
    • B29C45/661Mould opening, closing or clamping devices mechanical using a toggle mechanism for mould clamping

Abstract

【課題】型開閉時にトグル用リンクの回動軌跡の外延が拡張して、トグル機構が他部材と干渉するのを回避するための空間を縮小させることで、型開閉装置の小型低廉化を図る。
【解決手段】装置中心Cから、外向きの「く字形」形態を形成するように配置されたトグル用リンク8・9でトグル機構50が構成されている。型開閉時にスクリューボルトなどの駆動機構で昇降駆動される駆動部分10と、トグル用リンク8.9との間が「てこ」用リンク7で連結されている。型開閉時の駆動部分10の昇降運動が「てこ」用リンク7で水平運動に変換される。この水平運動により、トグル用リンクの開閉脚動作を確保することで、トグル用リンク8、9の収縮時の高さYを短小に押さえる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、合成樹脂の成形物などを成形するための金型を開閉する動作(この発明において、型開閉動作という)を行う装置(この発明において、型開閉装置という)に関するものであり、特に、固定側の金型が固定された固定型板に対向して配置されていて、可動側の金型が固定された可動型板を下方に左右に対称に配置したトグル機構によって昇降させることにより型開閉動作を行う型開閉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
こうした型開閉装置として、例えば、図11の型開閉装置100の構成(以下、第1従来技術という)が特開平2−215509号公報などにより開示されている。
【0003】
なお、以下の説明において、部材とは、装置における所定の部分を構成する構成材をいい、固設とは、所定の部材を他の部材に対して適宜の固定方法、例えば、ねじ、ボルト・ナット、溶接などで不動状態に固定することをいい、連結とは所定の部材を他の部材に対して所定の面内で回転可能に接続することをいい、節部分とは当該箇所に設けた軸・ピンなどを中心としてリンクを連結している部分をいい、張出部分とは当該箇所の基体部分を構成する部材そのものを張り出させて形成した部分、または、その基体部分とは別個の部材で張り出させて部分を形成したものを基体部分に対して固設した部分をいうものである。また、以下の図において、同一符号で示す部分は、いずれかの図において説明する同一符号の部分と同一の機能をもつ部分である。
【0004】
図11において、上方に配置されて上側の金型2を固定した固定型板5と、下方に配置された固定台板16とが、下側の金型4を固定した可動型板1を型開閉方向(矢印J1の方向)に案内するための柱状体、すなわち、ガイドポスト31に対して固設されている。
【0005】
ガイドポスト31は、平面で見た場合、固定型板5・固定台板16・可動型板1の各四隅に配置されおり、可動型板1がガイドポスト31を貫通している貫通穴1aの部分では、貫通穴1aがガイドポスト31の外面を摺動しながら矢印J1の方向に昇降動作するように仕組まれている。そして、ガイドポスト31と後記のトグル機構50とこれらに付随する部分は装置中心Cに対して左右対称に配置されている。
【0006】
上記の昇降動作によって、上側の金型2と下側の金型4との間を開く動作(この発明において、型開という)と、これらの間を閉じる動作(この発明において、型閉という)とが行われる。なお、この発明では、これらの型開と型閉との動作を総称して型開閉動作といっている。
【0007】
下方に配置したトグル機構50は、具体的には、固定台板16・可動型板1の間に配置してあり、上側リンク8と下側リンク9とを中節部分7aで連結したトグル用リンク8・9の上節部分8aを可動型板1から下方に張り出した張出部分6に連結し、また、トグル用リンク8・9の下節部分9aを固定台板16から張り出した張出部分11に連結してあり、さらに、下側リンク9を中節部分7a側から下方に張り出した箇所の節部分7eを駆動部分10から張り出した張出部分10Aに連結してある。
【0008】
駆動部分10の中央に設けた雌ねじ部分10Cにねじ込んだ牡ねじ部分13を回転させて張出部分10Aを上下させることにより、トグル用リンク8・9の中節部分7aを上下動作させると、トグル用リンク8・9が屈伸動作して、トグル用リンク8・9が上節部分8aと下節部分9aとの間の高さYが伸縮するので、この伸縮により、可動型板1が昇降動作して型開閉が行われるように仕組まれている。なお、牡ねじ部分13は固定台板16に設けた軸受13Aによって、回転可能に、かつ、上下方向には移動不可能に保持されている。
【0009】
電動機17の軸に固設した駆動側の主動車17Aと牡ねじ部分13の軸に固設した従動車15とを連動用部材15Aを介して連動することにより牡ねじ13を所要の方向に回転させる。なお、主動車17A・連動用部材15A・従動車15は、例えば、ベルト掛け伝動機構または歯車伝動機構によって構成してある。
【0010】
上記の第1従来技術の構成における型閉の動作に加えて油圧による加圧を付加した図12の型開閉装置100も特開平2−215509号公報などにより開示されている。
【0011】
図12において、トグル用リンク8・9は駆動部分10で直接的には駆動されておらず、トグル用リンク8・9の下側リンク9と駆動部分10との間には「てこ」用リンク7を介在させて駆動している。つまり、下側リンク9から下方に張り出した箇所に「てこ」用リンク7の一方の節部分7eを連結するとともに、「てこ」用リンク7の他方の節部分7bを駆動部分10の張出部分10Aに連結して構成してある。
【0012】
また、左右のトグル用リンク8・9の上節部分8aは左右のガイドポスト31の間隔B1と同一の間隔に配置してあり、可動型板1の底面側に設けたシリンダ19Bの中を上下移動するピストン19Aとによって油圧機構を構成するとともに、ピストン19Aの下端側に上節部分8a連結させている。
【0013】
そして、型閉時に、油圧ポンプ20から導管21を介してシリンダ19Bの内部に加圧油18を与えることにより、トグル機構50による型締と油圧による型締とを共働させる構成にしてある。また、牡ねじ13を回転させる伝動機構の部分は駆動側のプーリ17Aと従動側のプーリ15にベルト15Aを掛け渡したベルト掛け伝動機構になっている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
上記第1従来技術の構成では、トグル機構50におけるトグル用リンク8・9の上側リンク8が下側リンク9よりも長くなっているので、この長くなっているた分だけ、型開閉動作時における上記トグル用リンク8・9の回動軌跡の外延が拡張し、その結果、トグル機構50が他部材と干渉するのを回避するための占有空間が嵩んで、装置全体が大きくなり、装置を小型低廉に提供し得ないという第1の不都合がある。
【0015】
とりわけ、型開閉動作の動程を大きく確保する場合には、トグル用リンク8・9の上節部分8aと下節部分9aとの間の収縮時の高さYが大きくなるので、成形品取出し時のアクセスを必要とする下側の金型の作業位置が高くなってしまうという難点があり、装置全体で、これに対処すれば、やはり、上記第1の不都合に遭遇する。
【0016】
また、上記の第2従来技術の構成では、下側の金型4を固定した可動型板1のガイドポスト31の箇所をトグル機構50によって持ち上げるように駆動しているので、型閉時に、トグル機構50の左右に偏りがあると、可動型板1は一方のガイドポスト31、例えば、左側のガイドポスト31を支点にして他方のガイドポスト31側、例えば、右側のガイドポスト31側が持ち上げられるように作用する。
【0017】
そして、この作用力は、左右対称のトグル用リンク8・9の上節部分8aに生じた力がガイドポスト31の間隔B1と同一のモーメントをもつ力になっているので、この作用に対してガイドポスト31は、何らの作用もしていないことになる。したがって、金型2・4は、左右対称のトグル用リンク8・9の上節部分8aに生じた力の不均衡を、間隔B1よりも小さい金型2・4の幅B4のモーメントで対抗することになるので、金型2・4の一方の端、例えば、左側の端4aが極度に押されてしまう。
【0018】
その結果、型閉作動時の金型2・4への型締力が極度に不均衡になるという第2の不都合があり、また、上記の第1従来技術の構成でも、左右対称のトグル用リンク8・9の上節部分8aの間隔B2が左右のガイドポスト31の間隔B1よりも僅かに小さくしてあるだけなので、同様の不都合が生ずる。
このため、こうした不都合を無くした型開閉装置の提供が望まれているという課題がある。
【0019】
【課題を解決するための手段】
この発明は、前記従来技術におけるトグル用リンクの回動軌跡に由来する占有空間の嵩みによる装置の大型化という前記第1の不都合に鑑み、装置中心Cから、外向きの「く字形」形態を形成するように配置されたトグル用リンク8・9を有するトグル機構50中に、型開閉時に昇降駆動される駆動部分10と上記トグル用リンク8・9の中節部分7aとの間に「てこ」用リンク7を介装する構成としたことにより、上記駆動部分10の昇降運動を水平運動に変換して上記トグル用リンク8・9を開閉脚させるので、上記トグル用リンク8・9の収縮時の高さYを短小に押さえることができ、ひいては、上記第1の不都合を解消して、装置の小型低廉化を達成するものであり、とりわけ、上記トグル用リンク8・9の上側リンク8と下側リンク9とを同一長さのものとし、固定型板5関連部材、例えば、固定型板5自体と上記上側リンク8の上節部分8aとの連結位置の装置中心Cからの距離L1と、可動板1連動部材12と上記下側リンク9の下節部分9aとの連結位置の装置中心からの距離L2とを同一に選定することで、より一層の小型低廉化を図るものである。
【0020】
さらに、この発明は、従来技術における左右対称のトグル用リンク8・9の偏りに由来する型締力の不均衡という前記第2の不都合に鑑み、装置中心Cから外向きの「くの字形」形態を形成するように配置されたトグル用リンク8・9の上節部分8aを可動板1連動部材12昇降駆動用の駆動桿3の位置よりも内側の均衡領域内で、固定型板5関連部材、例えば、固定板5自体に対して連結する構成としたことにより、上記トグルよリンク8・9の偏りに由来して金型2・4に作用するモーメント作用力を軽減できるので、上記第2の不都合を解消して、型閉動作時の金型2・4への型締力の均衡化を達成するものである。
【0021】
上記の発明の構成では、とりわけ、左右対称の前記トグル機構50を前側と後側の1対2段の構成とし、上記トグル機構50の左右対称のトグル用リンク8・9の上節部分8aどうしの間の間隔B2と下節部分9aどうしの間の間隔B3の双方を左右の前記駆動桿3の間の間隔B1よりも小さくなるように選定する型締均衡手段を設けることで、より一層の型締力の均衡化を図ることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
この発明の実施の形態として、上記の第1従来技術・第2従来技術の構成と同様の構成をもつ型開閉装置100に、この発明を適用した実施例を説明する。
【0023】
【実施例】
以下、図1〜図10により実施例を説明する。この実施例の構成が上記の第1従来技術・第2従来技術の構成と異なる構成部分は次の部分である。
【0024】
第1には、可動型板1を上側に、固定型板5下側に配置して、タイバー3の上端側を可動型板1に固設するとともに、タイバー3の下端側を固定型板5と固定台板16との間に配置した可動支持板12の保持部分3Aによって保持してあり、さらに、トグル機構50を固定型板5と可動支持板12との間に配置して、可動型板1・タイバー3・可動支持板12を一体にしたものをトグル機構50によって昇降させることにより、可動型板1・タイバー3・可動支持板12とこれらに付属する部分との重量を型閉側に作用させて型開閉動作を行うように構成した部分である。なお、図1・図3・図4では、可動型板1と可動支持板12との間のタイバー3を部分的に省略して鎖線で図示してある。
【0025】
第2には、トグル機構50のトグル用リンク8・9を外向き「く字形」形態に形成するように配置するとともに、タイバー3よりも内側の位置であって中心Cから所定距離L1だけ離した位置に固定型板5から下方に張り出した張出部分6、例えば、ブラケット軸受に、トグル用リンク8・9の上節部分8aを連結するように構成した部分である。なお、ブラケット軸受は別個の部材で形成したものを固定型板5に固設してある。
【0026】
第3には、タイバー3よりも内側の位置であって中心Cから所定距離L2だけ離した位置に可動支持板12から上方に張り出した張出部分11、例えば、張出部分6と同様のブラケット軸受に、トグル用リンク8・9の下節部分9aを連結するように構成した部分である。
【0027】
第4には、固定型板5と可動支持板12との間に配置されたトグル機構50の駆動部分10の上下動作にもとづいてトグル用リンク8・9の外向き「く字形」形態を屈伸させることにより、上記の型開閉動作のための昇降動作を行わせるように構成した部分である。
【0028】
第5には、図4に示したように、駆動部分10から上方に張り出した張出部分10A、例えば、駆動部分10自体から張り出させたブラケット軸受に「てこ」用リンク7の一方の節部分7bを連結するとともに、「てこ」用リンク7の他方の節部分7cをトグル用リンク8・9の中節部分7aに連結することにより、「てこ」用リンク7を介して、上記の外向き「く字形」形態を屈伸させるように構成した部分である。
【0029】
第6には、トグル用リンク8・9の上側リンク8と下側リンク9との長さを同一にするとともに、上記の所定距離L1・L2を同一にすることによってトグル機構50の占有空間を縮減するように構成した部分である。
【0030】
第7には、左右のトグル機構50を、図5のように、駆動部分10の前側と後側の一対2段の構成とし、図1のように、左右対称のトグル用リンク8・9の上節部分8aどうしの間の間隔B2と下節部分9aどうしの間の間隔B3の双方を左右の前記タイバー3の間の間隔B1よりも小さく、例えば、間隔B2・B3を間隔B1の1/2程度以下に選定することより型締動作の均衡化を図るように構成した部分である。
【0031】
第8には、張出部分6を位置付ける所定距離L1を左右の各張出部分6の間に、図2に示したように、成形物排出用機器60を配置する空間に対応する距離にして配置することにより、固定型板5の下側に配置する成形物排出用機器類60を下側の金型4の中央位置に配置し得るように構成した部分である。
【0032】
なお、成形物排出用機器類60は、成形物(図示せず)の成形を終えた型開後に、固定型板5の中央付近に設けた貫通穴5Bを経て金型4の型彫空間内に、例えば、突き出しピン(図示せず)などを入れ込んで成形物を上方に排出する動作を行うようにした油圧機構、カム機構、空圧機構などを有する機器類である。
【0033】
つまり、この実施例による構成は、概括的には、第1には、上記のような 固定型板5に対向して配置した可動型板1を下方に左右に対称に配置したトグル機構50によって昇降させることにより型開閉動作を行う型開閉装置100の構成を前提にして、
【0034】
上側に配置した上記の可動型板1に固定されていて、下側に配置した上記の固定型板5を貫通するタイバー3の下端側を可動支持板12で保持するとともに、上記の固定型板5の下側に配置した上記のトグル機構50によって上記の可動支持板12と上記の可動型板1とを一体にして昇降させることにより上記の型開閉動作を行う型開閉手段と、
【0035】
上記のトグル機構50のトグル用リンク8・9を外向き「く字形」形態に形成するように配置するとともに、上記のトグル用リンク8・9の上節部分8aを上記のタイバー3の位置よりも内側の均衡領域内で、前記装置中心Cから対称に所定距離L1だけ離れた位置に上記の固定型板5から下方に張り出した第1の張出部分6に対して連結する上節部分連結手段とを設けるようにした第1の構成である。
【0036】
第2には、上記第1の構成において、上記のトグル用リンク8・9の下節部分9aを上記のタイバー3の位置よりも内側の均衡領域内で、前記上記装置中心Cから対称に所定距離L2だけ離れた位置に上記の可動支持板12から上方に張り出した第2の張出部分11に連結する下節部分連結手段と、
上記の固定型板5と上記の可動支持板12との間に配置された上記のトグル機構50の駆動部分10の上下動作にもとづいて上記のトグル用リンク8・9の外向き「く字形」形態を屈伸させることにより上記の型開閉動作を行うトグル用リンク屈伸手段と
【0037】
上記の駆動部分10から上方に張り出した張出部分10Aに「てこ」用リンク7の一方の節部分7bを連結するとともに、上記の「てこ」用リンク7の他方の節部分7cを上記のトグル用リンク8・9の中節部分7aに連結することにより、上記の「てこ」用リンク7を介して上記の屈伸を行う「てこ」用リンク介在手段とを設けるようにした第2の構成である。
【0038】
第3には、上記の第2の構成において、
上記のトグル用リンク8・9の上側リンク8と下側リンク9との長さを同一に選定するとともに、各上記の所定距離L1・L2を同一に選定することにより、上記のトグル機構50の占有空間を縮減する占有空間縮減手段
を設けるようにした第3の構成である。
【0039】
第4には、上記の第3構成において、
左右対称の上記のトグル機構50を上記の駆動部分10の前側と後側とに1対2段の駆成として配置するとともに、左右対称の上記のトグル用リンク8・9の各上節部分8aの間の間隔B2と下節部分9aの間の間隔B3とを左右の各上記のタイバー3の間の間隔B1よりも小さくなるように選定して、型締動作を均衡させる型締均衡手段とを設けるようにした第4の構成である。
【0040】
第5には、上記の第2の構成〜第4の構成において、
上記の第1の張出部分6を位置付ける上記の所定距離L1を左右の各上記の第1の張出部分6の間に成形物排出用機器類60を配置する空間に対応する距離にして配置する張出部分配置手段を設けるようにした第5の構成である。
【0041】
そして、具体的には、図1〜図6において、図示してはいないが、固定型板5は、所要の柱状体によって、工場建物内の地上に固設してある。また、固定型板5に対して上端側を固設して下方に垂下させた左右の案内用柱状体14の下端側に固定台板16を固設してある。
【0042】
さらに、可動型板1の上面側に設けた凹穴1Aから上方の部分には、図示していないが、成形物用の素材、例えば、可塑状態の合成樹脂材を射出するための射出筒のノズルヘッド(図示せず)が当接されている。そして、金型2・4の対向面には、成形物の外形に相当する型彫空間2A・4Aが形成されている。
【0043】
図2に示したように、駆動部分10と可動支持板12には左右の案内用柱状体14を貫通させる貫通穴10B・12Bが設けてあり、これらの貫通穴10B・12Bが案内用柱状体14の外面を摺動しながら駆動部分10・可動支持板12が昇降動作するように構成するとともに、牡ねじ13が可動支持板12を貫通する部分12Aの内径を牡ねじ13の外径よりも大きくして牡ねじ13を可動支持板12に無関係に上下に移動できるように構成してある。
【0044】
また、図4に示したように、駆動部分10の前側と後側とに配置した各トグル機構50における各「てこ」用リンク7の一方の節部分7bを、駆動部分10から斜上方に張り出した張出部分10Aの上端側に連結し、他方の節部分7cをトグル用リンク8・9の中節部分7aに連結することにより、各トグル用リンク8・9の「く字形」形態の屈伸動作を1つの駆動部分10の昇降動作によって行わせるように構成してある。
【0045】
そして、図1に示したように、雌ねじ10Cの部分は、耐摩耗性の材質、例えば、青銅材、または、ボールベアリングと同様の球状体を循環させるように配置したボールねじ軸受による構造のものを駆動部分10の中心部分に固設してある。
【0046】
全体として、型閉時には図1・図3・図4の順序で動作状態が変化し、型開時にはその逆の順序で変化する。そして、トグル機構50は、型閉時には、牡ねじ13の回転によって駆動部分10が下方に移動するので、「てこ」用リンク7の節部分7bが駆動部分10の下方移動に連動して、矢印J3のように下方に移動する。
【0047】
この移動によって、トグル用リンク8・9の姿勢が外向き「く字形」を伸長する方向に変化してゆくため、この変化に伴って、トグル機構50は、図7の状態から図8の状態を経て図9の状態になるようにように変化する。
【0048】
また、型開時には、牡ねじ13の回転によって駆動部分10が上方に移動するので、「てこ」用リンク7の節部分7bが駆動部分10の上方移動に連動して、矢印J2のように上方に移動してゆく。その結果、型閉時とは逆の変化、つまり、図9の状態から図8の状態を経て図7の状態になるように変化する。
【0049】
こうした変化の過程において、「てこ」用リンク7は節部分7bを中心にして回転するように変化するので、図8の状態では、トグル用リンク8・9の下側リンク9と「てこ」用リンク7とが一直線に並ぶ状態になるので、一見、思案点が形成されたような姿勢になる。
【0050】
しかし、こうした姿勢の場合でも、下側リンク9の下節部分9aには金型2・可動型板1・タイバー3・可動支持板12などの重量によって下方側に引く作用力Uが働いているため、実質的は、思案点を形成することなく、トグル用リンク8・9が屈伸動作することができる。
【0051】
そして、トグル用リンク8・9の上側リンク8と下側リンク9とを同一の長さにすることによって、上記の第1従来技術・第2従来技術の構成に比べた場合に、図7の型開状態におけるトグル機構50の張出し幅X(図1)を小さくできるようにするとともに、上節部分8a・下節部分9a間の高さYの伸縮量、すなわち、図7の型開状態における高さY1と、図9の型閉時における高さY2との差を大きくして、型開閉量(Y2−Y1)を大きくできるようにしている。
【0052】
また、図4の型閉時の状態において、左右のトグル用リンク8・9の各上節部分8aの間の間隔B2と下節部分9aの間の間隔B3とを左右の各上記のタイバー3の間の間隔B1よりも小さく、例えば、1/2にして構成した場合について考察すると、機構力学的には、次のように考察することができる。
【0053】
つまり、この構成では、間隔B2と間隔B3が同一になるので、トグル用リンク8・9の伸長時、すなわち、型閉状態における可動型板1を固定型板5に押し付けている力の作用状態は、図10のように、左右のトグル用リンク8・9の左右の下節部分9aに下方向の力P11・P12が作用しており、力P11・P12は左右の上節部分8aに現れる力P11・P12に置き換えて考察することができる。
【0054】
そして、力P11・P12に不均衡があり、P12−P11=△Pの状態になったとすれば、この力△Pが右側の上節部分8aに現れ、左側の上節部分8aを瞬間支点A1として距離B3の点に力△Pが上方に作用していることに置き換えることができるので、(△P)×(B2)のモーメントが瞬間回転力として働いていることになる。
【0055】
この作用は、固定型板5の左右の貫通穴5aの箇所に現れるので、(△P)×(B2)のモーメントを左右の貫通穴5aの距離、すなわち、左右のタイバー3の間の距離B1で支えていることになるため、左側の貫通穴5aを瞬間支点A2として可動型板1を傾けようとする瞬間回転力Paが働くことになり、この瞬間回転力Paは、
【0056】
Pa=(△P)×(B3)÷(B1) ……(1)
になるが、
(B3)=1/2(B1)
すなわち、
(B1)=2(B3) ……(2)
に寸法づけてあるので、結局、
Pa=(△P)×(B3)÷2(B3)
=1/2(△P) ……(3)
【0057】
となるため、可動型板1を傾ける力、つまり、金型2・4の型締に対する力の不均衡は左右のトグル機構50の不均衡による力△Pの1/2に低減し得ることになり、完全とは言えないが、その分だけ型締を均衡化することができ、実験的には、この程度に均衡化できれば、金型2・4での型締としては全く問題なく成形動作をなし得る。こうした形締の均衡化の効果が実質的に確保できるような上節部分連結手段の固定板5上の領域、ないし同様な下節部分連結手段の可動支持板12上の領域をこの明細書では「均衡境域」という。
【0058】
なお、上記の均衡化を増強するために、図1に示すように、タイバー3が固定型板5を貫通する箇所の貫通穴5aの部分に、固定型板5から下方に張り出した張出部分5A、例えば、横断面が円形のボスなどを設けて、貫通穴5aの長さL3をタイバー3の直径D1の3倍程度以上にすることによって、固定型板5に対するタイバー3の傾き量を低減させるように構成している。
【0059】
そして、こうした直径D1・長さL3の部分における機械的な力学作用は、上記の力1/2(△P)による貫通穴5aの部分に限って考察すると、貫通穴5aの左側上端の箇所A2・A3を瞬間中心として、直径D1の距離をモーメントとする力1/2(△P)が作用していることになり、この力を長さL3のモーメントで受けていることになる。
【0060】
したがって、作用力の1/2(△P)×D1をモーメントD1の3倍のモーメントL3で受けているので、貫通穴5aの下端側では、1/2(△P)÷3の小さい力で上記のPaに対する抗力を補助するように作用していることになるものである。
【0061】
ここで、型閉時における上下の金型2・4の高さが、型閉時におけるトグル用リンク8・9の上節部分8a・下節部分9a間の高さY2(図9)に対して、所定の高さに製作されていない場合には、上記の型閉や型締が不完全になってしまう。
【0062】
このため、タイバー3の下端側を可動支持板12で保持する保持部分3Aに、可動型板1と可動支持板12との間の高さ、すなわち、タイバー3の長さを調節する調節部分(図示せず)を設けてあり、この調節部分によって、実際の型閉時における上下の金型2・4の高さに対応するように高さを調整した後に、保持部調節部分を固定状態にすることにより、保持部分3Aを固設状態にするように仕組んである。なお、この調節部分は、例えば、内側を右ねじ、外側を左ねじを設けたねじ筒を介在させた構成にしてある。
【0063】
〔変形実施〕
この発明は次のように変形して実施することを含むものである。
(1)タイバー3の下端側を可動支持板12で保持する保持部分3Aに、第2従来技術と同様に、型締用の油圧機構19A・19B・18を逆さまに配置して構成する。
(2)上記の動作構成に影響を与えない範囲で、各構成部分や部材の形状・配置位置などを変更して構成する。
【0064】
〔逆転構成の実施例〕
以上の実施例にあっては、下方の固定型板5に対して上方の可動型板1をタイバー3経由で上下動させることで、型開閉動作を行うように構成されているが、上方の可動型板1を固定型板に代え、下方の固定型板5を可動型板1に代えることで、上方の固定型板5に対して下方の可動型板1をタイバー3と同等に作用する上位概念の駆動桿経由で上下動させるようにした反転構成において、この発明の構成を適用するのは随意である。その場合に、可動支持板12が固定されて、それとの相対で、下方の固定型板5に代わる下方の可動型板1が上下動することになるので、その際、可動支持板12を含む上位概念の可動型板1連動部材12が下方の可動型板1との関連で作用し、さらに、上方の可動型板1に代わる固定型板5を含む上位概念の固定型板5関連部材が上方の固定型板5との関連で作用する。
【図面の簡単な説明】
図面中、図1〜図10はこの発明の実施例を、また、図11・図12は従来技術を示し、各図の内容は次のとおりである。
【図1】全体構成型開状態正面図
【図2】全体構成型開状態縦断面図
【図3】全体構成型開・型閉途中状態正面図
【図4】全体構成型閉状態正面図
【図5】全体構成斜視図
【図6】全体構成縦断斜視図
【図7】要部構成型開状態正面図
【図8】要部構成型開・型閉途中状態正面図
【図9】要部構成型閉状態正面図
【図10】要部機構型締状態力学作用図
【図11】全体構成型開状態正面図
【図12】全体構成型開状態正面図
【符号の説明】
1 可動型板
1A 凹穴
1a 貫通穴
2 上側金型
2A 型彫空間
3 タイバー
3A 保持部分
4 下側金型
4A 型彫空間
5 固定型板
5A 張出部分
5B 貫通穴
5a 貫通穴
6 張出部分
7 「てこ」用リンク
7a 中節部分
7b 節部分
7c 節部分
7d
7e 節部材
8 上側リンク
9 下側リンク
8・9 トグル用リンク
8a 上節部分
9a 下節部分
10 駆動部分
10A 張出部分
10B 貫通穴
10C 雌ねじ
11 張出部分
12 可動支持板
12A 貫通部分
12B 貫通穴
13 牡ねじ部分
13A 軸受
14 案内用柱状体
15 従動車・従動側プーリ
15A ベルト
16 固定台板
17 電動機
17A 主動車・駆動側プーリ
18 加圧油
19A ピストン
19B シリンダ
20 油ポンプ
21 導管
31 ガイドポスト
50 トグル機構
60 成形物排出用機器
100 型開閉装置
A1・A2 瞬間中心
B1 間隔
B2 間隔
B3 間隔
C 対称中心
D1 直径
J1、J2、J3 型開閉方向
L1 所定距離
L2 所定距離
L3 長さ
P11・P12 作用力
△P 不均衡力
X 幅
Y 高さ

Claims (5)

  1. 一方の金型(2)の固定された可動型板(1)を他方の金型(4)の固定された固定型板(5)に対して、駆動桿(3)を介して、昇降駆動して、型開閉動作をおこなう型開閉装置において、
    装置中心Cから外向き「く字形」形態を形成するように配置されたトグル用リンク(8・9)を有するトグル機構(50)が前記駆動桿(3)を昇降駆動して、型開閉動作を行う型開閉手段と、
    前記トグル用リンク(8・9)の上節部分(8a)を前記駆動桿(3)の位置よりも内側の前記固定版(5)関連部材上の均衡領域内で、前記装置中心Cから対称に所定距離(L1)だけ離れた位置に上記固定型板(5)関連部材から下方に張り出した第1の張出部(6)に対して連結する上節部分連結手段と
    を具備することを特徴とする型開閉装置。
  2. 前記トグル機構(50)は、
    前記トグル用リンク(8・9)の下節部分(9a)を前記駆動桿(3)の位置よりも内側の前記可動板(1)連動部材(12)上の均衡領域内で、前記装置中心Cから対称に所定距離(L2)だけ離れた位置に上記可動板(1)連動部材(12)から上方に張り出した第2の張出部分(11)に連結する下節部分連結手段と、
    前記固定型板(5)関連部材と前記可動板(1)連動部材(12)との間に配置された前記トグル機構(50)の駆動部分(10)の上下動作にもとづいて前記トグル用リンク(8・9)の外向き「く字形」形態を屈伸させることにより前記型開閉動作を行うトグル用リンク屈伸手段と、
    前記駆動部分(10)から上方に張り出した張出部分(10A)に「てこ」用リンク(7)の一方の節部分(7b)を連結するとともに、前記「てこ」用リンク(7)の他方の節部分(7c)を前記トグル用リンク(8・9)の中節部分(7
    a)に連結することにより、前記「てこ」用リンク(7)を介して前記屈伸を行う「てこ」用リンク介在手段と
    を具備することを特徴とする請求項1記載の型開閉装置。
  3. 前記トグル用リンク(8・9)の上側リンク(8)と下側リンク(9)との長さを同一に選定するとともに、各前記所定距離(L1・L2)を同一に選定して、前記トグル機構(50)の占有空間を縮減する占有空間縮減手段と
    を具備することを特徴とする請求項2記載の型開閉装置。
  4. 左右対称の前記トグル機構(50)を前記駆動部分(10)の前側と後側とに1対2段の構成として配置するとともに、左右対称の前記トグル用リンク(8・9)の各上節部分(8a)の間の間隔(B2)と各下節部分(9a)の間の間隔(B3)とを左右の各前記駆動桿(3)の間の間隔(B1)よりも小さくなるように選定して、型締動作を均衡させる型締均衡手段
    を具備することを特徴とする請求項2または請求項3記載の型開閉装置。
  5. 前記第1の張出部分(6)を位置付ける前記所定距離(L1)を左右の各前記第1の張出部分(6)の間に成形物排出用機器類(60)を配置するための空間に対応する距離に選定して配置する張出部分配置手段と
    を具備することを特徴とする請求項2から請求項4のいずれかに記載の型開閉装置。
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