JP2004181140A - 遊技機予約確認装置、及び遊技機の予約を確認する方法並びにそのプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】事前の会員カード発効などを行うことなく、簡便に予約ができ且つ予約者の本人確認を可能とする。
【解決手段】予約を受け付けた遊技機予約確認装置103は、予約認証情報300を生成し、これを通信網100を介して通信端末装置104に送信する。通信端末装置104は送信された予約認証情報300を記憶・保持しておき、遊技機予約者が遊技場に赴き、遊技機の予約に基づいてその遊技機の使用を要求する際に、通信端末装置104から遊技機予約確認装置103に、格納していた予約認証情報300を転送する。
【選択図】 図3
【解決手段】予約を受け付けた遊技機予約確認装置103は、予約認証情報300を生成し、これを通信網100を介して通信端末装置104に送信する。通信端末装置104は送信された予約認証情報300を記憶・保持しておき、遊技機予約者が遊技場に赴き、遊技機の予約に基づいてその遊技機の使用を要求する際に、通信端末装置104から遊技機予約確認装置103に、格納していた予約認証情報300を転送する。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技機の予約を確認するための装置、予約を確認する方法、及びそのプログラムに関し、より詳しくは、予約申込を受けた場合、予約を確認するための予約認証情報をユーザの通信端末装置に送信し、この予約認証情報を用いて予約を申し込んだユーザであるか否かを確認する遊技機予約確認装置、予約を確認する方法、及びそのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、どの遊技機を選択するかにより、遊技の勝敗が左右されると考えられており、遊技者は少しでも大当たりを得る確率が高い遊技機で遊技することを求める。そのため時間にゆとりのある遊技者は遊技場の開店時刻以前より店頭に行列して開店と同時に大当たりする確率が高いとあらかじめ目安をつけていた遊技機を確保することが行われていたが、時間に余裕のない遊技者は、遊技場を音すれた際には希望する遊技機はすでに他者に使用されていることが多く、自分の好む遊技機で遊技を楽しむことが難しい状態であった。
【0003】
そこで、パチンコパーラー、パチンコホールなどの遊技場に設置されたパチンコ機、スロットマシンなどの遊技機を、あらかじめその遊技機での遊技を希望する遊技者から予約を受け付けて、この予約に従って遊技機の使用を認めることが一般に行われている。この予約に従って遊技機の使用を認める技術として以下のようなものがある。
たとえば、特許文献1は、遊技機の予約を受け付けるための遊技用装置であって、遊技場の外で所定の通信媒体を介した通信を行って遊技予約希望者による遊技予約を可能とする遊技用装置を開示している。この遊技用装置を利用するには、遊技場に対して会員登録を済ませている会員であることが必要であり、遊技場会員には会員カードが発行されるようになっている。
また、特許文献2は、ネットワークを介して遊技場から離れた場所から遊技機の予約を行う遊技機の予約管理システムを開示している。この予約管理システムを利用するには、利用者はあらかじめ利用者の氏名等などの属性情報を遊技場に申告して会員登録し、遊技場からオンライン予約が可能な会員カードを入手するとされている。
【0004】
【特許文献1】特許公開公報平成10年第263189号公報(段落[0024]、図1)
【特許文献2】特許公開公報2001年第212342号公報(段落[0035]、図1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記のような従来技術においては、あらかじめ遊技場に対して会員登録をし会員カードを受け取っていなければ、予約ができないため、初めて訪れる遊技場の場合、会員登録をする必要があるため手間・時間がかかり、予約をしたいと利用者が思ってもすぐに予約を入れることができないという問題が残る。
本発明は、上記問題の解決を目的としてなされたものであり、携帯電話機などの通信端末装置を用いて、事前の会員カード発効などを行うことなく、簡便に予約ができ且つ予約者の本人確認が可能な遊技機予約確認装置、予約を確認する方法、そのプログラムなどの提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するための手段として以下のような特徴を有する。
本発明の第1の態様は、通信端末装置から送信される、遊技機の予約にかかる予約申込情報を受け取り、この予約申込情報を記憶する予約申込情報記憶手段と、予約申込情報記憶手段に記憶された予約申込情報に基づいて、予約が受付可能か否かを判定するする予約判定手段と、予約判定手段がこの予約を受け付け可能と判断した場合、予約認証情報を生成する予約認証情報生成手段と、予約認証情報生成手段から予約認証情報を受け取り、記憶する予約認証情報記憶手段と、生成された予約認証情報を通信端末装置に送信する予約認証情報送信手段と、通信端末装置から、予約認証情報を受け取る予約認証情報取得手段と、予約認証情報取得手段により受け取った予約認証情報と、予約認証情報記憶手段に記憶された予約認証情報とを照合することで、これら予約認証情報が一致するか否かを判断し、一致すると判定した場合、遊技機の使用を許可するための使用許可情報を出力する予約認証情報判定手段とを有することを特徴とする、遊技機予約確認装置として提案される。
【0007】
この遊技機予約確認装置は、遊技機予約者(遊技機の予約を申込み、その予約が認められた者をいう。以下同様)の通信端末装置にその予約認証情報を送り、遊技機予約者が自分が正当な予約者であることを示す情報として通信端末装置に格納された予約認証情報を受け取り、この予約認証情報が真正であるか否かを判断し、真正である場合は、遊技機の使用許可を発行する機能を有する。
【0008】
また、本発明の第2の態様は、通信端末装置から送信される遊技機の予約申込情報を受信するステップと、受け取った予約申込情報とあらかじめ記憶している予約申込情報とを照合し、この予約申込情報にかかる予約が受付可能か否かを判定するステップと、判定するステップにおいてこの予約を受付可能と判断した場合、予約認証情報を生成し、これを記憶させるステップと、生成した予約認証情報を通信端末装置に送信し、記憶させるステップと、通信端末装置が記憶した予約認証情報を取得するステップと、取得するステップにおいて取得した予約認証情報と、記憶させるステップにおいて記憶された予約認証情報とを照合することで、これら予約認証情報の一致を判断し、一致すると判定した場合、遊技機の使用を許可するための使用許可情報を出力するステップとを有することを特徴とする、遊技機の予約を確認する方法として提案される。
本発明の第3の態様は、第2の態様にかかる方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして提案される。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を詳細に説明する。
[システムの構成例]
図1は、本発明を利用した遊技機予約システムの構成例を示す図である。本システムは、会員の所有する有価情報の一つであるポイントを管理するポイント管理部101と、会員登録を受け付け、会員情報を記憶する会員登録部102と、ポイント管理部101及び会員登録部に接続された遊技機予約確認装置103と、通信網100を介して会員登録部102および遊技機予約確認装置103と接続可能な通信端末装置104とを有している。以下、本システムの構成要素についてそれぞれ説明する。
【0010】
[通信網100]
通信網100は、有線・無線、専用回線・交換回線を問わず、これに接続されている装置がそれぞれ目的とする装置に対しセッションを確立したときにその間での情報の送受を可能とするように作用する。通信網100は、インターネットのように、ゲートウエイを介して複数のネットワークが組み合わされて実現しても構わない。また、その接続についてもいわゆるバックボーンといわれる基幹線に直接接続せずとも、PPP接続などによって一時的に接続してあっても、セッションを確立したときにその間で情報の送受ができるようになっていれば構わない。なお、上記「通信網」は専用回線を固定的に張りめぐらせたような、交換機を用いない通信網も含むものとする。
【0011】
[ポイント管理部]
本構成例においては、ポイント管理部101は、各会員110の会員カード105と、会員カード105を読み取るカード読み取り装置106と、このカード読み取り装置106に接続されカード読み取り装置106から送信される情報に応じて、会員にポイントを付与・引き出し等の処理を行い、会員毎のポイントを蓄積・記憶するポイント記憶部107で構成される。なお、本発明のポイント管理部は、会員カードを用いた構成に限定される趣旨ではなく、会員又は遊技者の有価情報の値を管理可能なシステムであれば、どのようなものでも本発明のポイント管理部として適用可能である。
【0012】
会員カード105は、会員110を特定するための会員識別情報(たとえば、会員ID)等を記憶している。会員が遊技機108を設置している遊技場109に入店したときなどにカード読み取り装置106に通すことにより、会員識別情報とともにその会員の貯玉数、来店回数、遊技時間、球・メダル購入金額などをポイント記憶部107に送信することが可能である。ポイント記憶部107は、これらの情報を受け取り、ポイントに換算して記憶することにより、各会員のポイントを把握できるようにする。なお、会員カード105は、会員の認証に用いられるものではなく、会員が所有する有価情報を把握し、これに基づいて予約の可否を決定するために用いられるものである。
【0013】
一般的には、貯玉数の多い会員、来店回数の多い会員、遊技時間の長い会員、球・メダル購入金額の多い会員により大きなポイントを付与するようにポイント換算を行うことが好ましい。このようなポイント換算をすることにより遊技場に対する顧客ロイヤリティを高めることができるためである。
【0014】
[会員登録部102]
会員登録部102は、ユーザ110からの会員登録申し込みを通信網100受け付け、会員登録の際に会員から通知された情報を会員登録情報として記憶し、管理する機能を有する。従って、予約を希望する者は、会員登録を行う場合遊技場を訪れて手続きを行う必要なく、通信網に接続可能な任意の場所から会員登録手続きを行うことが可能である。本システムでは、会員登録部102において登録された会員からの予約申し込みのみが遊技機予約確認装置103によって受け付けられ、予約の確認が行われる。図2は、会員登録部102が記憶する会員登録情報のデータ構成例を示す図である。同図に示す例では、会員登録情報200は、会員毎に生成されるレコードR201,R202,R203、…によって構成されている。各レコードは、会員を特定する情報である会員IDフィールド201、その会員の氏名を格納する氏名フィールド202,その会員の携帯電話番号を格納する携帯番号フィールド203、その会員のメールアドレスを格納するメールアドレスフィールド204、その会員のパスワードを格納するパスワードフィールド205を有しており、それぞれのフィールドに会員登録時などに会員から送られた情報が記入され、保存されるようになっている。
【0015】
[遊技機予約確認装置103]
会員は、遊技機予約確認装置103は、遊技機の予約申込を通信端末装置104から通信網100を介して受け取り、予約を受付可能か否か判断し、予約受付可能と判断した場合は、この予約を受け付けるとともに遊技機予約者の通信端末装置にその予約認証情報を送り、遊技機予約者が自分が正当な予約者であることを示す情報として通信端末装置に格納させる。その後、遊技機予約者が遊技場を訪れ、予約に基づいて遊技機を使用を求めた場合、遊技機予約確認装置103は、通信端末装置104から格納された予約認証情報を受け取り、この予約認証情報が真正であるか否かを判断し、真正である場合は、遊技機の使用許可を行う。
【0016】
本実施の形態では、遊技機予約確認装置103は、複数の会員(遊技者)110から同一の遊技機108について予約申し込みを受けた場合、ポイント管理部101によって各会員に付与されるポイントの多寡によってどの会員に予約権を与えるかを決定するものとするが、本発明は、このような予約権の付与の決め方に限定されるものではない。遊技機予約確認装置103は、先着順にてどの会員に予約権を与えるかを決定するように動作してもよい。この場合、本システムにはポイント管理部101を設ける必要はない。また、遊技機予約確認装置103は、会員から予約権を獲得するための入札を受け付け、最も高い入札額を提示した会員に予約権を付与するように動作しても良い。この場合入札には、ポイント管理部にて付与されるポイントを用いる。遊技機予約確認装置103は、上記以外の方法によってどの会員に予約権を与えるかを決定するように動作するものであっても良い。
【0017】
図3は、遊技機予約確認装置103と通信端末装置104との間での予約認証情報の送受信を示す概念図である。
予約を受け付けた遊技機予約確認装置103は、予約認証情報300を生成し、これを通信網100を介して通信端末装置104に送信する。この送信はHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)などを用いたPULL型の送信方式であっても良いし、電子メールのようなPUSH型の送信方式であっても良い。
ここで、予約認証情報300は、遊技機予約確認装置によって受け付けられた予約を一意に特定可能な情報をいい、一の予約と他の予約の予約認証情報は一致しないようにに定められている。
【0018】
通信端末装置104は送信された予約認証情報300を記憶・保持しておき、遊技機予約者が遊技場に赴き、遊技機の予約に基づいてその遊技機の使用を要求する際に、通信端末装置104から遊技機予約確認装置103に、格納していた予約認証情報300を転送する。
【0019】
[遊技機予約確認装置103の構成例について]
次に、図4、図5,及び図6を参照しながら遊技機予約確認装置103の構成例について説明する。図4は、遊技機予約確認装置103の構成例を示すブロック図である。
遊技機予約確認装置103は、演算処理装置(CPU)、主メモリ(RAM)、読出し専用メモリ(ROM)、入出力装置(I/O)、ハードディスク装置等の外部記憶装置を具備している装置であって、たとえばコンピュータ、ワークステーションなどの情報処理装置などである。前記ROM、もしくはハードディスク装置などにこの情報処理装置を遊技機予約確認装置103として機能させるためのプログラム、もしくは遊技機の予約を確認するための方法をコンピュータに実行させるためのプログラムが記憶されており、該プログラムを主メモリ上に載せ、CPUがこれを実行することにより遊技機予約確認装置103が実現され、若しくは遊技機の予約を確認するための方法が実行されるようになっている。また、上記プログラムはからなずしも情報処理装置内の記憶装置に記憶されていなくともよく、外部の装置(例えば、ASP(アプリケーション・サービス・プロバイダのサーバなど)から提供され、これを主メモリに乗せる構成であっても良い。
【0020】
本実施の形態にかかる遊技機予約確認装置103は、有価情報値記憶手段401と、会員確認手段402と、予約申込情報記憶手段403と、予約判定手段404と、予約認証情報生成手段405と、予約認証情報送信手段406と、予約認証情報記憶手段407と、予約認証情報取得手段408と、予約認証情報判定手段409とを有している。
【0021】
有価情報値記憶手段401は、ポイント管理部101から各会員の有するポイントの情報を受け取り、これを記憶する機能を有する。図5に、有価情報値記憶手段401に記憶されたデータの例を示す。同図に示す例において、各レコードR501,R502,R503,…は、会員を特定する情報である会員IDフィールド501と、その会員に付与されている有価情報の値(この例ではポイント)を格納する有価情報値フィールド502を有している。
【0022】
会員確認手段402は、通信端末装置104から送信された会員認証情報(たとえば、会員ID及びパスワード)を受け取り、これを会員登録部102に問い合わせることにより、本遊技機予約確認装置103にアクセスする権限を有する会員かどうかを判断する機能を有する。アクセスする権限を有する会員であると判断した場合会員確認手段402は、会員からの要求内容に応じて処理を予約申込情報記憶手段403に渡す。一方、アクセスする権限を有する会員ではないと判断した場合、会員確認手段402は、予約受付処理ができない旨を通信端末装置104に送信する。
【0023】
予約申込情報記憶手段403は、会員からの遊技機の予約申込情報を受取り、この予約申込情報を記憶する。予約申込情報は少なくとも、会員を特定する情報、その会員が使用を希望する遊技機を特定する情報、遊技希望時期、および入札額に相当する対価有価情報値を含んでいるのが好ましい。図6に、予約申込情報記憶手段403が記憶する予約申込情報のデータ構成例を示す。同図に示すように、データ600は、それぞれの予約申込情報に対応するレコードR601,R602,R603,R604、…により構成される。すなわち、一の予約申込情報に対応して一つのレコードが設けられている。各レコードは、会員IDフィールド601、遊技希望日フィールド602、遊技機番号フィールド603を有している。会員IDフィールド601、遊技希望日フィールド602、遊技機番号フィールド603には、会員が通信端末装置104により送信したデータが格納されるようになっている。たとえば、図に示すレコードR601は、会員ID「00001」を有する会員が、「2002年11月14日」に遊技機番号「001」の使用(遊技)を予約申し込みした場合に予約申込情報記憶手段403が生成・記憶するレコードである。
【0024】
予約判定手段404は、予約申込情報記憶手段403に記憶された予約申込情報600を参照し、予約の競合が生じているか否かを判断し、予約の競合が生じている場合には、有価情報値記憶手段401を参照し予約が競合している会員それぞれの有価情報値を比較し、最大の有価情報値を保有している会員を予約権取得者として選定するように動作する。
また、予約判定手段404は、上記選定を行った後、選定した会員を特定する情報(本実施の形態では会員ID)、その遊技希望日、遊技機番号などを予約認証情報生成手段405に通知する。
【0025】
予約認証情報生成手段405は、予約判定手段404から通知を受けると、その予約を一意に特定可能な予約認証情報を生成し、これを予約認証情報送信手段406および予約認証情報記憶手段407に渡す。なお、予約認証情報は所定のアルゴリズムに従い予約認証情報生成手段405が通知を受ける毎に生成するものであっても良いし、あるいはあらかじめ予約認証情報生成手段405が十分な数の予約認証情報を格納したテーブルを記憶しており、通知を受けるとこのテーブルからいずれかを選択して、その予約にかかる予約認証情報として使用し、使用した予約認証情報は以後使用しないとする構成であっても良い。
【0026】
予約認証情報送信手段406は、予約認証情報生成手段405から予約認証情報を受け取ると、この予約認証情報を通信端末装置104に送信するように動作する。たとえば、電子メールを用いて遊技機予約確認装置103から通信端末装置104に予約認証情報を送信する構成では、予約認証情報送信手段406は、予約認証情報を添付ファイルとして有する電子メールデータを送信データとして生成する。なお、通信端末装置104の宛先アドレスは、予約認証情報送信手段406が会員登録部102のデータを参照することなどによって取得すればよい。
【0027】
予約認証情報記憶手段407は、予約認証情報生成手段405から予約認証情報を受け取ると、この予約認証情報を記憶し、予約認証情報判定手段409に参照させるように機能する。図7は、予約認証情報記憶手段407が記憶するデータ700の構成例を示す図である。データ700は、受け付けられた予約申込情報に対応するレコードR701,R702,R703,R704、…により構成される。各レコードは、会員IDフィールド701、遊技希望日フィールド702、遊技機番号フィールド703、および予約認証情報として用いられる予約認証コードフィールド704を有している。会員IDフィールド601、遊技希望日フィールド602、遊技機番号フィールド603には、この予約によるデータが格納され、予約認証コードフィールド704は予約認証情報である予約認証コードが格納される。
【0028】
予約認証情報取得手段408は、通信端末装置104より転送された予約認証情報を受け取り、予約認証情報判定手段409に提供する機能を有する。予約認証情報がバーコードなどの変換が必要なデータであれば、所定の変換を行い予約認証情報判定手段409が利用可能なデータ形式に変換して提供する。
【0029】
予約認証情報取得手段408は、赤外線通信方式を利用するものであれば、赤外線通信ユニット、無線通信方式では無線通信ユニット、画像データを用いる場合は、光学読み取り装置など、採用する通信方式に対応したものが選択されることとなる。
【0030】
予約認証情報判定手段409は、予約認証情報取得手段408から予約認証情報を受け取ると、この予約認証情報が予約認証情報記憶手段407に記憶されたもののいずれかと一致するか否かを判定し、一致する場合は、遊技機の使用を許可するための使用許可情報を出力する。使用許可情報は、たとえば遊技場に設けられたそれぞれの遊技機の動作・休止・停止などをコントロールする中央制御装置に渡され、中央制御装置によりその予約にかかる遊技機を動作状態にさせるようなものであっても良いし、あるいは、たとえば遊技場に設けられたプリンタに送られ利用許可券などが印刷され、遊技機予約者はこの券を受け取り、遊技機の使用を行う、という構成であっても良い。その他いずれの遊技機の使用許可を与える方式であっても良い。
【0031】
なお、本遊技機予約確認装置103を構成する上記各手段は、必ずしも物理的に単一の情報処理装置に配置され実現される必要はなく、たとえばこれらの手段がネットワークを介して相互に接続された複数のコンピュータに分散して配置されたハードウエア構成を採用した場合であっても、本実施の形態は実現可能である。
【0032】
[通信端末装置104]
通信端末装置104は、通信網100を介して遊技機予約確認装置103、会員登録部102にアクセス可能な情報処理装置であって、たとえばWeb接続機能を有する携帯電話器、コンピュータ、ワークステーションもしくは移動体通信端末、PDA(Personal Digital Assistant)などである。会員は、この通信端末装置104を用いて遊技機予約確認装置103、会員登録部102と情報の送受信を行うことにより会員登録、予約申し込み、入札額である対価有価情報の閲覧、変更等を行う。また、通信端末装置104は、遊技機予約確認装置103に予約認証情報を転送するための通信機能を有している。通信端末装置104および遊技機予約確認装置103間の通信方式は、予約確認情報を転送可能な者であればいずれの通信方式でも良く、たとえばIr−DA、Ir−MCなどの赤外線通信方式、Bluetooth、UWB(Ultra Wide Band)などの無線通信方式、二次元バーコード、アクティブコード(ACD)などの画像データを通信端末装置の表示部に表示させこれを光学的読取手段によって読み取り、データに再変換する方式などが通信端末装置104および遊技機予約確認装置103間の通信方式として採用可能である。なお「アクティブコード」とは、携帯電話、モバイル端末などの通信端末装置に適した認証インターフェイス技術であって、複数のバーコードを時間的(たとえば、0.1秒毎)に動作させて表現し、一連のバーコードを1つのコードとして認識させる技術である。このアクティブコードによれば、通常のバーコードのように端末装置のディスプレイ上で表示できるサイズによる制限を受けることなく、扱えるデータ量を飛躍的に増大させることが可能である。
【0033】
[通信端末装置の構成例について]
次に、通信端末装置104の構成例について図8を参照しながら説明する。図8は、通信端末装置104の構成例を示すブロック図である。
通信端末装置104は、遊技機予約確認装置103から予約認証情報を受け取り、また予約認証情報記憶手段802にこの予約認証情報300を格納し、この予約認証情報300を遊技機予約確認装置103に転送する機能を有する。
【0034】
通信端末装置104は、通信網100を介して遊技機予約確認装置103に接続可能な情報処理装置であって、演算処理装置(CPU)、主メモリ(RAM)、読出し専用メモリ(ROM)、入出力装置(I/O)、ハードディスク装置等の外部記憶装置を具備している装置などで構成されている。たとえば通信端末装置104は、携帯電話器、移動体通信端末、PDA(Personal Digital Assistant)もしくはコンピュータなどのユーザによる携帯可能な情報処理装置であって、具体的な例としてはWeb接続機能を有する携帯電話器、Web文書閲覧ソフトウエアであるいわゆるブラウザを搭載した装置である。
【0035】
図8に示す通信端末装置104は、通信制御手段801と、予約認証情報記憶手段802と、予約認証情報管理手段803と、予約認証情報転送手段804と、入力手段805と、表示手段806と、制御手段807とを有する。
予約認証情報管理手段803は通信制御手段801に接続されており、通信制御手段801及び通信網100を介して遊技機予約確認装置103とデータの送受信が可能となっている。また、予約認証情報管理手段803は、予約認証情報記憶手段802と、予約認証情報転送手段804と、入力手段805と、表示手段806とに接続されている。制御手段807は、他の手段全て接続されており、各手段間のデータの受け渡しの制御、管理をおこなう。
【0036】
以下、上記各手段の機能について説明する。
通信制御手段801は、通信網100を介して遊技機予約確認装置103との接続を確立することが可能であり、通信網100を介して通信端末装置104との接続の確立後、情報の交換を実行する機能を有し、たとえば、TCP/IPを含むプロトコル・スタックにより構成される。
予約認証情報記憶手段802は、予約認証情報300を記憶する機能を有する。
予約認証情報管理手段803は、遊技機予約確認装置103から送信される予約認証情報300を受け取り、予約認証情報記憶手段802にこの予約認証情報300を格納させ、ユーザの操作に応じて予約認証情報300を予約認証情報転送手段804に供給する機能を有する。
【0037】
入力手段805は、ユーザからの入力を受け付け各部にユーザからの命令、情報などを提供する機能を有し、たとえばキーボード、ボタン、ポインティングデバイスなどである。
表示手段806は、情報をユーザに了知可能な形態で提供する機能を有し、たとえば液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ等の表示装置ある。
予約認証情報転送手段804は、遊技機予約確認装置103とデータ通信を行い、予約認証情報記憶手段802に記憶されている予約認証情報300を遊技機予約確認装置103に転送する機能を有する。データ交換を行う方法としては、データの転送若しくは交換が成立する方法であればどのような方法であっても良い。このデータの交換は、単方向(一方向)であっても良く、あるいは双方向であっても良い。またPoint to Point通信のように一対一の関係でデータの交換がおこなわれる方法であっても良いし、Point to Multi通信のような一対多の関係でデータの転送若しくは交換を行うものであっても良い。
【0038】
上記データの転送若しくは交換を行う具体的な方法として、例えば、光学的読み取り方法、近距離通信による方法、接触型・非接触型ICカードを用いる方法などが考えられる。
光学的読み取り方法は、転送対象となる情報をバーコードなどの画像情報に変換し、一方の装置の液晶ディスプレイ等の表示部にこの画像情報を表示し、他方の装置に設けられた光学的読み取り装置よって、画像情報を読み取りこの画像情報を逆変換することにより転送対象となる情報を再生して得る。
【0039】
近距離通信を用いる方法においては、たとえばIr−DA(Infrared Data Association)、Bluetooth等の近距離通信手段を用い、固定側端末と携帯通信端末の双方にこれら近距離通信手段を搭載して、データの送信を行う。なお、ここで行う通信は単方向通信であっても良いし、双方向通信としても良い。またここにいう「短距離」とは、一方が他方を視認できる程度の距離を言うものとする。但し、上記データの転送若しくは交換を行う具体的な方法は、近距離通信に含まれない「長距離通信」を用いてもかまわないが、効率の面で近距離通信の方が好ましい。
接触型・非接触型ICカード方式を用いるには、通信端末装置に接触型・非接触型ICカードと同等の機能を付与し、遊技機予約確認装置103にICカードリーダを設けるようにすればよい。
【0040】
[システムの動作例について]
次に、本システムの動作例について説明する。
図9は、本システムの動作例を示すシーケンス図である。
まず、会員登録部102によって会員登録済みである会員が、その通信端末装置104から予約要求を送信する(ステップS901)。図10(A)は、その通信端末装置104の液晶ディスプレイなどの表示部に表示される予約申込用インターフェイス画面の構成例を示す。通信端末装置104が遊技機予約確認装置103にアクセスすると、遊技機予約確認装置103から通信端末装置104にこの画面が入力インターフェイスとして送信され、通信端末装置104の表示部に表示される。会員はこの画面のフィールド1001〜1004に要求された情報を入力し、送信ボタンオブジェクト1005を活性化させると、通信端末装置104から入力された諸情報が予約申込情報として遊技機予約確認装置103に送られる。
【0041】
予約申込情報を受け取った遊技機予約確認装置103は、予約の受付の可否の判断、及び予約を受け付けた場合の予約認証情報の生成、送信等を実行する(ステップ902)。図11は、予約申込情報の受け取りから予約認証情報送信までの遊技機予約確認装置103の動作例を示すフロー図である。遊技機予約確認装置103は、予約申込情報を受け取ると、予約判定手段404によって所定の判断ロジックに従いこの予約申込情報にかかる予約を受け付け可能かどうかを判断する(ステップS1102)。予約判定手段404が予約不可と判断した場合、予約認証情報の生成・送信を行うことなく、予約申込情報の処理を終了する。一方、予約判定手段404が予約可と判断した場合、予約認証情報の生成、記憶、送信が実行される(ステップS1103)。すなわち、予約判定手段404は予約申込情報記憶手段407に記憶させるとともに、予約判定手段404は予約認証情報の生成を予約認証情報生成手段405に指令する。予約認証情報生成手段405は、予約判定手段404から指令を受けると、予約認証情報を生成し、これを予約認証情報送信手段406および予約認証情報記憶手段407に渡す。一方、予約認証情報記憶手段407は、予約認証情報生成手段405から予約認証情報を受け取ると、予約認証情報判定手段409に参照させるようにこの予約認証情報を記憶する。
【0042】
予約認証情報送信手段406は、予約認証情報生成手段405から予約認証情報を受け取ると、この予約認証情報を通信端末装置104に送信する。(ステップS1104)。
【0043】
図9に戻り、本システムの動作の説明を続ける。
遊技機予約確認装置103が通信網100を介して予約認証情報300を通信端末装置104に送信する(ステップ903)。図10(B)は、予約認証情報を遊技機予約確認装置103から通信端末装置104に送信させるための、通信端末装置104に表示されるインターフェイス画面例である。会員が、ボタンオブジェクト1006を活性化させると、予約認証情報を遊技機予約確認装置103から通信端末装置104に送信される。
予約認証情報300を受け取った通信端末装置104は、この予約認証情報300を予約認証情報記憶手段802に格納することにより記憶し、予約の確認に備える。
この後、予約期日又は予約時間の到来に伴い、会員は予約認証情報300を記憶した通信端末装置104を携えて遊技場109に出向く。
【0044】
会員は、遊技場内において通信端末装置104と遊技機予約確認装置103との間で通信が可能な位置に移動し、予約認証情報の転送を実行する(ステップ905)。図12(A)は、通信端末装置104に予約認証情報の転送を実行させるためのインターフェイス画面例である。会員は、入力ボックス1201,1202に予約を特定するための情報を入力し、ボタンオブジェクト1203を活性化させる。ボタンオブジェクト1203を活性化されると、赤外線通信、無線通信による場合は、通信端末装置104と遊技機予約確認装置103との間で通信が確立され、予約認証情報300が伝送される。一方、バーコードなどの画像データを用いる場合は、通信端末装置104の表示手段806にその画像データが表示される。図12(B)は、バーコードが通信端末装置104の表示手段806に表示された例を示す。この場合、遊技機予約確認装置103の予約認証情報取得手段408である光学式読み取り装置を表示手段806に宛てて、予約認証情報の読み取りを行う。
【0045】
遊技機予約確認装置103の予約認証情報取得手段408は、各遊技機の近辺、たとえば遊技機側部に設けられた貸球機に設けられても良い。このような構成とすれば、会員は予約にかかる遊技機前に着座した状態で予約の確認ができ、遊技機の使用許可が出ると同時に遊技開始が可能となり、会員を満足させることが期待できる。あるいは、予約認証情報取得手段408は遊技場のカウンタに設けておき会員の予約確認の申し出をカウンタにて処理するように構成しても良い。
【0046】
予約認証情報300の転送を受けた遊技機予約確認装置103は、転送された予約認証情報300が自己の生成した予約認証情報のいずれかと一致するか否かを判定する(ステップS904)。
図13は、予約認証情報300の転送を受けた場合の、遊技機予約確認装置103の動作例を示す図である。予約認証情報取得手段408によって予約認証情報300を受け取ると(ステップS1301)、受け取った予約認証情報300は、予約認証情報判定手段409に渡される。予約認証情報取得手段408から予約認証情報を受け取ると、予約認証情報判定手段409はこの予約認証情報が予約認証情報記憶手段407に記憶されたもののいずれかと一致するか否かを判定し(ステップ1303)、一致する場合は、遊技機の使用を許可するための使用許可情報を出力する(ステップS1305)。一方、予約認証情報記憶手段407に一致するものが記憶されていない場合には、使用許可情報を出力しない(ステップS1304)。その結果、遊技機予約者以外のものがその遊技機を使用することができなくなる。
【0047】
[変形例]
予約認証情報判定手段409は、予約認証情報が予約認証情報記憶手段407に記憶されたもののいずれかと一致するか否かを判断するのみでなく、予約から所定期間経過後は、その予約にかかる予約認証情報を無効と判断するように動作する構成としても良い。たとえば予約時期から所定時間(たとえば30分)経過しても予約認証手続が行われなかった場合、遊技機予約者が何らかの事由により湯予約した時期に遊技場に来店できないと想定でき、このような場合にはその遊技機を他の希望者に使用させることにより、効率よく遊技機を稼働させることが可能となる。
図14は本変形例における遊技機予約確認装置103の一部を示すブロック図であり、図15は、本変形例で通信端末装置104から遊技機予約確認装置103に転送させるデータの構成例を示す図である。
図14に示すように、本変形例では、現在時刻を随時出力可能な計時手段1401が予約認証情報判定手段409に接続されている。予約認証情報判定手段409は、タイムスタンプ比較部1402と、予約認証情報比較部1403とを有している。
予約認証情報取得手段408は、通信端末装置104から図15に示すように、予約認証情報1501(予約認証情報300に相当)とともに、ある日付若しくは日時を示すデータであるタイムスタンプ1502を受け取る。このタイムスタンプは、予約認証情報送信手段406が所定の生成規則に従って生成するものであっても良いし、通信端末装置104の送信予約認証情報管理手段803によって生成されるものであっても良い。所定の生成規則としては、たとえば予約申込受付の際に遊技開始可能時刻を定めておき、この時刻に所定の時間(たとえば2時間)を加えた時刻をタイムスタンプ1502として生成するようにする。
予約認証情報1501とタイムスタンプ1502を受け取った予約認証情報受取手段409は、これらを予約認証情報判定手段409のタイムスタンプ比較部1402に渡す。タイムスタンプ比較部1402は、これらを受け取ると、計時手段1401から現在時刻を示すデータを取得し、これを受け取ったタイムスタンプ1502と比較する。現在時刻を示すデータがタイムスタンプ1502より新しい時刻を示す場合は、タイムスタンプ比較部1402はこの予約認証情報1501を無効と判断し、予約認証情報比較部1403に通知する。予約認証情報比較部1403は予約認証情報1501と予約認証情報記憶手段407に記憶されているデータとの比較を行なわず、使用許可情報の出力も行わない。
一方、現在時刻を示すデータがタイムスタンプ1502と等しいか、あるいは古い時刻を示す場合は、タイムスタンプ比較部1402はこの予約認証情報1501を予約認証情報比較部1403に渡し、予約認証情報比較部1403は受け取った予約認証情報1501と予約認証情報記憶手段802に記憶されたデータを比較し、一致するものが予約認証情報記憶手段407に記憶されている場合は、使用許可情報の出力を行うこととなる。
【0048】
【発明の効果】
本発明によれば、事前の会員カード発行などを行うことなく、簡便に予約ができる予約システム、予約方法を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を利用した遊技機予約システムの構成例を示す図である。
【図2】会員登録部が記憶する会員登録情報のデータ構成例を示す図である。
【図3】遊技機予約確認装置と通信端末装置との間での予約認証情報の送受信を示す概念図である。
【図4】遊技機予約確認装置の構成例を示すブロック図である。
【図5】有価情報値記憶手段に記憶されたデータの例を示す図である。
【図6】予約受付手段が記憶する予約申込情報のデータ構成例を示す図である。
【図7】予約認証情報記憶手段が記憶するデータの構成例を示す図である。
【図8】通信端末装置の構成例を示すブロック図である。
【図9】本システムの動作例を示すシーケンス図である。
【図10】(A)は通信端末装置の表示部に表示される入力フィンターフェイス画面の構成例であり、(B)は予約認証情報を遊技機予約確認装置から通信端末装置に送信させるためのインターフェイス画面例である。
【図11】予約申込情報の受け取りから予約認証情報送信までの遊技機予約確認装置の動作例を示すフロー図である。
【図12】(A)は通信端末装置に予約認証情報の転送を実行させるためのインターフェイス画面例であり、(B)はバーコードが通信端末装置の表示手段に表示された例を示す図である。
【図13】予約認証情報の転送を受けた場合の、遊技機予約確認装置の動作例を示す図である。
【図14】変形例における遊技機予約確認装置の一部を示すブロック図である。
【図15】変形例における通信端末装置から遊技機予約確認装置に転送されるデータの構成例を示す図である。
【符号の説明】
100 … 通信網
102 … 会員登録部
103 … 遊技機予約確認装置
104 … 通信端末装置
300 … 予約認証情報
401 … 有価情報値記憶手段
402 … 会員確認手段
403 … 予約申込情報記憶手段
404 … 予約判定手段
405 … 予約認証情報生成手段
406 … 予約認証情報送信手段
407 … 予約認証情報記憶手段
408 … 予約認証情報取得手段
409 … 予約認証情報判定手段
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技機の予約を確認するための装置、予約を確認する方法、及びそのプログラムに関し、より詳しくは、予約申込を受けた場合、予約を確認するための予約認証情報をユーザの通信端末装置に送信し、この予約認証情報を用いて予約を申し込んだユーザであるか否かを確認する遊技機予約確認装置、予約を確認する方法、及びそのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、どの遊技機を選択するかにより、遊技の勝敗が左右されると考えられており、遊技者は少しでも大当たりを得る確率が高い遊技機で遊技することを求める。そのため時間にゆとりのある遊技者は遊技場の開店時刻以前より店頭に行列して開店と同時に大当たりする確率が高いとあらかじめ目安をつけていた遊技機を確保することが行われていたが、時間に余裕のない遊技者は、遊技場を音すれた際には希望する遊技機はすでに他者に使用されていることが多く、自分の好む遊技機で遊技を楽しむことが難しい状態であった。
【0003】
そこで、パチンコパーラー、パチンコホールなどの遊技場に設置されたパチンコ機、スロットマシンなどの遊技機を、あらかじめその遊技機での遊技を希望する遊技者から予約を受け付けて、この予約に従って遊技機の使用を認めることが一般に行われている。この予約に従って遊技機の使用を認める技術として以下のようなものがある。
たとえば、特許文献1は、遊技機の予約を受け付けるための遊技用装置であって、遊技場の外で所定の通信媒体を介した通信を行って遊技予約希望者による遊技予約を可能とする遊技用装置を開示している。この遊技用装置を利用するには、遊技場に対して会員登録を済ませている会員であることが必要であり、遊技場会員には会員カードが発行されるようになっている。
また、特許文献2は、ネットワークを介して遊技場から離れた場所から遊技機の予約を行う遊技機の予約管理システムを開示している。この予約管理システムを利用するには、利用者はあらかじめ利用者の氏名等などの属性情報を遊技場に申告して会員登録し、遊技場からオンライン予約が可能な会員カードを入手するとされている。
【0004】
【特許文献1】特許公開公報平成10年第263189号公報(段落[0024]、図1)
【特許文献2】特許公開公報2001年第212342号公報(段落[0035]、図1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記のような従来技術においては、あらかじめ遊技場に対して会員登録をし会員カードを受け取っていなければ、予約ができないため、初めて訪れる遊技場の場合、会員登録をする必要があるため手間・時間がかかり、予約をしたいと利用者が思ってもすぐに予約を入れることができないという問題が残る。
本発明は、上記問題の解決を目的としてなされたものであり、携帯電話機などの通信端末装置を用いて、事前の会員カード発効などを行うことなく、簡便に予約ができ且つ予約者の本人確認が可能な遊技機予約確認装置、予約を確認する方法、そのプログラムなどの提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するための手段として以下のような特徴を有する。
本発明の第1の態様は、通信端末装置から送信される、遊技機の予約にかかる予約申込情報を受け取り、この予約申込情報を記憶する予約申込情報記憶手段と、予約申込情報記憶手段に記憶された予約申込情報に基づいて、予約が受付可能か否かを判定するする予約判定手段と、予約判定手段がこの予約を受け付け可能と判断した場合、予約認証情報を生成する予約認証情報生成手段と、予約認証情報生成手段から予約認証情報を受け取り、記憶する予約認証情報記憶手段と、生成された予約認証情報を通信端末装置に送信する予約認証情報送信手段と、通信端末装置から、予約認証情報を受け取る予約認証情報取得手段と、予約認証情報取得手段により受け取った予約認証情報と、予約認証情報記憶手段に記憶された予約認証情報とを照合することで、これら予約認証情報が一致するか否かを判断し、一致すると判定した場合、遊技機の使用を許可するための使用許可情報を出力する予約認証情報判定手段とを有することを特徴とする、遊技機予約確認装置として提案される。
【0007】
この遊技機予約確認装置は、遊技機予約者(遊技機の予約を申込み、その予約が認められた者をいう。以下同様)の通信端末装置にその予約認証情報を送り、遊技機予約者が自分が正当な予約者であることを示す情報として通信端末装置に格納された予約認証情報を受け取り、この予約認証情報が真正であるか否かを判断し、真正である場合は、遊技機の使用許可を発行する機能を有する。
【0008】
また、本発明の第2の態様は、通信端末装置から送信される遊技機の予約申込情報を受信するステップと、受け取った予約申込情報とあらかじめ記憶している予約申込情報とを照合し、この予約申込情報にかかる予約が受付可能か否かを判定するステップと、判定するステップにおいてこの予約を受付可能と判断した場合、予約認証情報を生成し、これを記憶させるステップと、生成した予約認証情報を通信端末装置に送信し、記憶させるステップと、通信端末装置が記憶した予約認証情報を取得するステップと、取得するステップにおいて取得した予約認証情報と、記憶させるステップにおいて記憶された予約認証情報とを照合することで、これら予約認証情報の一致を判断し、一致すると判定した場合、遊技機の使用を許可するための使用許可情報を出力するステップとを有することを特徴とする、遊技機の予約を確認する方法として提案される。
本発明の第3の態様は、第2の態様にかかる方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして提案される。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を詳細に説明する。
[システムの構成例]
図1は、本発明を利用した遊技機予約システムの構成例を示す図である。本システムは、会員の所有する有価情報の一つであるポイントを管理するポイント管理部101と、会員登録を受け付け、会員情報を記憶する会員登録部102と、ポイント管理部101及び会員登録部に接続された遊技機予約確認装置103と、通信網100を介して会員登録部102および遊技機予約確認装置103と接続可能な通信端末装置104とを有している。以下、本システムの構成要素についてそれぞれ説明する。
【0010】
[通信網100]
通信網100は、有線・無線、専用回線・交換回線を問わず、これに接続されている装置がそれぞれ目的とする装置に対しセッションを確立したときにその間での情報の送受を可能とするように作用する。通信網100は、インターネットのように、ゲートウエイを介して複数のネットワークが組み合わされて実現しても構わない。また、その接続についてもいわゆるバックボーンといわれる基幹線に直接接続せずとも、PPP接続などによって一時的に接続してあっても、セッションを確立したときにその間で情報の送受ができるようになっていれば構わない。なお、上記「通信網」は専用回線を固定的に張りめぐらせたような、交換機を用いない通信網も含むものとする。
【0011】
[ポイント管理部]
本構成例においては、ポイント管理部101は、各会員110の会員カード105と、会員カード105を読み取るカード読み取り装置106と、このカード読み取り装置106に接続されカード読み取り装置106から送信される情報に応じて、会員にポイントを付与・引き出し等の処理を行い、会員毎のポイントを蓄積・記憶するポイント記憶部107で構成される。なお、本発明のポイント管理部は、会員カードを用いた構成に限定される趣旨ではなく、会員又は遊技者の有価情報の値を管理可能なシステムであれば、どのようなものでも本発明のポイント管理部として適用可能である。
【0012】
会員カード105は、会員110を特定するための会員識別情報(たとえば、会員ID)等を記憶している。会員が遊技機108を設置している遊技場109に入店したときなどにカード読み取り装置106に通すことにより、会員識別情報とともにその会員の貯玉数、来店回数、遊技時間、球・メダル購入金額などをポイント記憶部107に送信することが可能である。ポイント記憶部107は、これらの情報を受け取り、ポイントに換算して記憶することにより、各会員のポイントを把握できるようにする。なお、会員カード105は、会員の認証に用いられるものではなく、会員が所有する有価情報を把握し、これに基づいて予約の可否を決定するために用いられるものである。
【0013】
一般的には、貯玉数の多い会員、来店回数の多い会員、遊技時間の長い会員、球・メダル購入金額の多い会員により大きなポイントを付与するようにポイント換算を行うことが好ましい。このようなポイント換算をすることにより遊技場に対する顧客ロイヤリティを高めることができるためである。
【0014】
[会員登録部102]
会員登録部102は、ユーザ110からの会員登録申し込みを通信網100受け付け、会員登録の際に会員から通知された情報を会員登録情報として記憶し、管理する機能を有する。従って、予約を希望する者は、会員登録を行う場合遊技場を訪れて手続きを行う必要なく、通信網に接続可能な任意の場所から会員登録手続きを行うことが可能である。本システムでは、会員登録部102において登録された会員からの予約申し込みのみが遊技機予約確認装置103によって受け付けられ、予約の確認が行われる。図2は、会員登録部102が記憶する会員登録情報のデータ構成例を示す図である。同図に示す例では、会員登録情報200は、会員毎に生成されるレコードR201,R202,R203、…によって構成されている。各レコードは、会員を特定する情報である会員IDフィールド201、その会員の氏名を格納する氏名フィールド202,その会員の携帯電話番号を格納する携帯番号フィールド203、その会員のメールアドレスを格納するメールアドレスフィールド204、その会員のパスワードを格納するパスワードフィールド205を有しており、それぞれのフィールドに会員登録時などに会員から送られた情報が記入され、保存されるようになっている。
【0015】
[遊技機予約確認装置103]
会員は、遊技機予約確認装置103は、遊技機の予約申込を通信端末装置104から通信網100を介して受け取り、予約を受付可能か否か判断し、予約受付可能と判断した場合は、この予約を受け付けるとともに遊技機予約者の通信端末装置にその予約認証情報を送り、遊技機予約者が自分が正当な予約者であることを示す情報として通信端末装置に格納させる。その後、遊技機予約者が遊技場を訪れ、予約に基づいて遊技機を使用を求めた場合、遊技機予約確認装置103は、通信端末装置104から格納された予約認証情報を受け取り、この予約認証情報が真正であるか否かを判断し、真正である場合は、遊技機の使用許可を行う。
【0016】
本実施の形態では、遊技機予約確認装置103は、複数の会員(遊技者)110から同一の遊技機108について予約申し込みを受けた場合、ポイント管理部101によって各会員に付与されるポイントの多寡によってどの会員に予約権を与えるかを決定するものとするが、本発明は、このような予約権の付与の決め方に限定されるものではない。遊技機予約確認装置103は、先着順にてどの会員に予約権を与えるかを決定するように動作してもよい。この場合、本システムにはポイント管理部101を設ける必要はない。また、遊技機予約確認装置103は、会員から予約権を獲得するための入札を受け付け、最も高い入札額を提示した会員に予約権を付与するように動作しても良い。この場合入札には、ポイント管理部にて付与されるポイントを用いる。遊技機予約確認装置103は、上記以外の方法によってどの会員に予約権を与えるかを決定するように動作するものであっても良い。
【0017】
図3は、遊技機予約確認装置103と通信端末装置104との間での予約認証情報の送受信を示す概念図である。
予約を受け付けた遊技機予約確認装置103は、予約認証情報300を生成し、これを通信網100を介して通信端末装置104に送信する。この送信はHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)などを用いたPULL型の送信方式であっても良いし、電子メールのようなPUSH型の送信方式であっても良い。
ここで、予約認証情報300は、遊技機予約確認装置によって受け付けられた予約を一意に特定可能な情報をいい、一の予約と他の予約の予約認証情報は一致しないようにに定められている。
【0018】
通信端末装置104は送信された予約認証情報300を記憶・保持しておき、遊技機予約者が遊技場に赴き、遊技機の予約に基づいてその遊技機の使用を要求する際に、通信端末装置104から遊技機予約確認装置103に、格納していた予約認証情報300を転送する。
【0019】
[遊技機予約確認装置103の構成例について]
次に、図4、図5,及び図6を参照しながら遊技機予約確認装置103の構成例について説明する。図4は、遊技機予約確認装置103の構成例を示すブロック図である。
遊技機予約確認装置103は、演算処理装置(CPU)、主メモリ(RAM)、読出し専用メモリ(ROM)、入出力装置(I/O)、ハードディスク装置等の外部記憶装置を具備している装置であって、たとえばコンピュータ、ワークステーションなどの情報処理装置などである。前記ROM、もしくはハードディスク装置などにこの情報処理装置を遊技機予約確認装置103として機能させるためのプログラム、もしくは遊技機の予約を確認するための方法をコンピュータに実行させるためのプログラムが記憶されており、該プログラムを主メモリ上に載せ、CPUがこれを実行することにより遊技機予約確認装置103が実現され、若しくは遊技機の予約を確認するための方法が実行されるようになっている。また、上記プログラムはからなずしも情報処理装置内の記憶装置に記憶されていなくともよく、外部の装置(例えば、ASP(アプリケーション・サービス・プロバイダのサーバなど)から提供され、これを主メモリに乗せる構成であっても良い。
【0020】
本実施の形態にかかる遊技機予約確認装置103は、有価情報値記憶手段401と、会員確認手段402と、予約申込情報記憶手段403と、予約判定手段404と、予約認証情報生成手段405と、予約認証情報送信手段406と、予約認証情報記憶手段407と、予約認証情報取得手段408と、予約認証情報判定手段409とを有している。
【0021】
有価情報値記憶手段401は、ポイント管理部101から各会員の有するポイントの情報を受け取り、これを記憶する機能を有する。図5に、有価情報値記憶手段401に記憶されたデータの例を示す。同図に示す例において、各レコードR501,R502,R503,…は、会員を特定する情報である会員IDフィールド501と、その会員に付与されている有価情報の値(この例ではポイント)を格納する有価情報値フィールド502を有している。
【0022】
会員確認手段402は、通信端末装置104から送信された会員認証情報(たとえば、会員ID及びパスワード)を受け取り、これを会員登録部102に問い合わせることにより、本遊技機予約確認装置103にアクセスする権限を有する会員かどうかを判断する機能を有する。アクセスする権限を有する会員であると判断した場合会員確認手段402は、会員からの要求内容に応じて処理を予約申込情報記憶手段403に渡す。一方、アクセスする権限を有する会員ではないと判断した場合、会員確認手段402は、予約受付処理ができない旨を通信端末装置104に送信する。
【0023】
予約申込情報記憶手段403は、会員からの遊技機の予約申込情報を受取り、この予約申込情報を記憶する。予約申込情報は少なくとも、会員を特定する情報、その会員が使用を希望する遊技機を特定する情報、遊技希望時期、および入札額に相当する対価有価情報値を含んでいるのが好ましい。図6に、予約申込情報記憶手段403が記憶する予約申込情報のデータ構成例を示す。同図に示すように、データ600は、それぞれの予約申込情報に対応するレコードR601,R602,R603,R604、…により構成される。すなわち、一の予約申込情報に対応して一つのレコードが設けられている。各レコードは、会員IDフィールド601、遊技希望日フィールド602、遊技機番号フィールド603を有している。会員IDフィールド601、遊技希望日フィールド602、遊技機番号フィールド603には、会員が通信端末装置104により送信したデータが格納されるようになっている。たとえば、図に示すレコードR601は、会員ID「00001」を有する会員が、「2002年11月14日」に遊技機番号「001」の使用(遊技)を予約申し込みした場合に予約申込情報記憶手段403が生成・記憶するレコードである。
【0024】
予約判定手段404は、予約申込情報記憶手段403に記憶された予約申込情報600を参照し、予約の競合が生じているか否かを判断し、予約の競合が生じている場合には、有価情報値記憶手段401を参照し予約が競合している会員それぞれの有価情報値を比較し、最大の有価情報値を保有している会員を予約権取得者として選定するように動作する。
また、予約判定手段404は、上記選定を行った後、選定した会員を特定する情報(本実施の形態では会員ID)、その遊技希望日、遊技機番号などを予約認証情報生成手段405に通知する。
【0025】
予約認証情報生成手段405は、予約判定手段404から通知を受けると、その予約を一意に特定可能な予約認証情報を生成し、これを予約認証情報送信手段406および予約認証情報記憶手段407に渡す。なお、予約認証情報は所定のアルゴリズムに従い予約認証情報生成手段405が通知を受ける毎に生成するものであっても良いし、あるいはあらかじめ予約認証情報生成手段405が十分な数の予約認証情報を格納したテーブルを記憶しており、通知を受けるとこのテーブルからいずれかを選択して、その予約にかかる予約認証情報として使用し、使用した予約認証情報は以後使用しないとする構成であっても良い。
【0026】
予約認証情報送信手段406は、予約認証情報生成手段405から予約認証情報を受け取ると、この予約認証情報を通信端末装置104に送信するように動作する。たとえば、電子メールを用いて遊技機予約確認装置103から通信端末装置104に予約認証情報を送信する構成では、予約認証情報送信手段406は、予約認証情報を添付ファイルとして有する電子メールデータを送信データとして生成する。なお、通信端末装置104の宛先アドレスは、予約認証情報送信手段406が会員登録部102のデータを参照することなどによって取得すればよい。
【0027】
予約認証情報記憶手段407は、予約認証情報生成手段405から予約認証情報を受け取ると、この予約認証情報を記憶し、予約認証情報判定手段409に参照させるように機能する。図7は、予約認証情報記憶手段407が記憶するデータ700の構成例を示す図である。データ700は、受け付けられた予約申込情報に対応するレコードR701,R702,R703,R704、…により構成される。各レコードは、会員IDフィールド701、遊技希望日フィールド702、遊技機番号フィールド703、および予約認証情報として用いられる予約認証コードフィールド704を有している。会員IDフィールド601、遊技希望日フィールド602、遊技機番号フィールド603には、この予約によるデータが格納され、予約認証コードフィールド704は予約認証情報である予約認証コードが格納される。
【0028】
予約認証情報取得手段408は、通信端末装置104より転送された予約認証情報を受け取り、予約認証情報判定手段409に提供する機能を有する。予約認証情報がバーコードなどの変換が必要なデータであれば、所定の変換を行い予約認証情報判定手段409が利用可能なデータ形式に変換して提供する。
【0029】
予約認証情報取得手段408は、赤外線通信方式を利用するものであれば、赤外線通信ユニット、無線通信方式では無線通信ユニット、画像データを用いる場合は、光学読み取り装置など、採用する通信方式に対応したものが選択されることとなる。
【0030】
予約認証情報判定手段409は、予約認証情報取得手段408から予約認証情報を受け取ると、この予約認証情報が予約認証情報記憶手段407に記憶されたもののいずれかと一致するか否かを判定し、一致する場合は、遊技機の使用を許可するための使用許可情報を出力する。使用許可情報は、たとえば遊技場に設けられたそれぞれの遊技機の動作・休止・停止などをコントロールする中央制御装置に渡され、中央制御装置によりその予約にかかる遊技機を動作状態にさせるようなものであっても良いし、あるいは、たとえば遊技場に設けられたプリンタに送られ利用許可券などが印刷され、遊技機予約者はこの券を受け取り、遊技機の使用を行う、という構成であっても良い。その他いずれの遊技機の使用許可を与える方式であっても良い。
【0031】
なお、本遊技機予約確認装置103を構成する上記各手段は、必ずしも物理的に単一の情報処理装置に配置され実現される必要はなく、たとえばこれらの手段がネットワークを介して相互に接続された複数のコンピュータに分散して配置されたハードウエア構成を採用した場合であっても、本実施の形態は実現可能である。
【0032】
[通信端末装置104]
通信端末装置104は、通信網100を介して遊技機予約確認装置103、会員登録部102にアクセス可能な情報処理装置であって、たとえばWeb接続機能を有する携帯電話器、コンピュータ、ワークステーションもしくは移動体通信端末、PDA(Personal Digital Assistant)などである。会員は、この通信端末装置104を用いて遊技機予約確認装置103、会員登録部102と情報の送受信を行うことにより会員登録、予約申し込み、入札額である対価有価情報の閲覧、変更等を行う。また、通信端末装置104は、遊技機予約確認装置103に予約認証情報を転送するための通信機能を有している。通信端末装置104および遊技機予約確認装置103間の通信方式は、予約確認情報を転送可能な者であればいずれの通信方式でも良く、たとえばIr−DA、Ir−MCなどの赤外線通信方式、Bluetooth、UWB(Ultra Wide Band)などの無線通信方式、二次元バーコード、アクティブコード(ACD)などの画像データを通信端末装置の表示部に表示させこれを光学的読取手段によって読み取り、データに再変換する方式などが通信端末装置104および遊技機予約確認装置103間の通信方式として採用可能である。なお「アクティブコード」とは、携帯電話、モバイル端末などの通信端末装置に適した認証インターフェイス技術であって、複数のバーコードを時間的(たとえば、0.1秒毎)に動作させて表現し、一連のバーコードを1つのコードとして認識させる技術である。このアクティブコードによれば、通常のバーコードのように端末装置のディスプレイ上で表示できるサイズによる制限を受けることなく、扱えるデータ量を飛躍的に増大させることが可能である。
【0033】
[通信端末装置の構成例について]
次に、通信端末装置104の構成例について図8を参照しながら説明する。図8は、通信端末装置104の構成例を示すブロック図である。
通信端末装置104は、遊技機予約確認装置103から予約認証情報を受け取り、また予約認証情報記憶手段802にこの予約認証情報300を格納し、この予約認証情報300を遊技機予約確認装置103に転送する機能を有する。
【0034】
通信端末装置104は、通信網100を介して遊技機予約確認装置103に接続可能な情報処理装置であって、演算処理装置(CPU)、主メモリ(RAM)、読出し専用メモリ(ROM)、入出力装置(I/O)、ハードディスク装置等の外部記憶装置を具備している装置などで構成されている。たとえば通信端末装置104は、携帯電話器、移動体通信端末、PDA(Personal Digital Assistant)もしくはコンピュータなどのユーザによる携帯可能な情報処理装置であって、具体的な例としてはWeb接続機能を有する携帯電話器、Web文書閲覧ソフトウエアであるいわゆるブラウザを搭載した装置である。
【0035】
図8に示す通信端末装置104は、通信制御手段801と、予約認証情報記憶手段802と、予約認証情報管理手段803と、予約認証情報転送手段804と、入力手段805と、表示手段806と、制御手段807とを有する。
予約認証情報管理手段803は通信制御手段801に接続されており、通信制御手段801及び通信網100を介して遊技機予約確認装置103とデータの送受信が可能となっている。また、予約認証情報管理手段803は、予約認証情報記憶手段802と、予約認証情報転送手段804と、入力手段805と、表示手段806とに接続されている。制御手段807は、他の手段全て接続されており、各手段間のデータの受け渡しの制御、管理をおこなう。
【0036】
以下、上記各手段の機能について説明する。
通信制御手段801は、通信網100を介して遊技機予約確認装置103との接続を確立することが可能であり、通信網100を介して通信端末装置104との接続の確立後、情報の交換を実行する機能を有し、たとえば、TCP/IPを含むプロトコル・スタックにより構成される。
予約認証情報記憶手段802は、予約認証情報300を記憶する機能を有する。
予約認証情報管理手段803は、遊技機予約確認装置103から送信される予約認証情報300を受け取り、予約認証情報記憶手段802にこの予約認証情報300を格納させ、ユーザの操作に応じて予約認証情報300を予約認証情報転送手段804に供給する機能を有する。
【0037】
入力手段805は、ユーザからの入力を受け付け各部にユーザからの命令、情報などを提供する機能を有し、たとえばキーボード、ボタン、ポインティングデバイスなどである。
表示手段806は、情報をユーザに了知可能な形態で提供する機能を有し、たとえば液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ等の表示装置ある。
予約認証情報転送手段804は、遊技機予約確認装置103とデータ通信を行い、予約認証情報記憶手段802に記憶されている予約認証情報300を遊技機予約確認装置103に転送する機能を有する。データ交換を行う方法としては、データの転送若しくは交換が成立する方法であればどのような方法であっても良い。このデータの交換は、単方向(一方向)であっても良く、あるいは双方向であっても良い。またPoint to Point通信のように一対一の関係でデータの交換がおこなわれる方法であっても良いし、Point to Multi通信のような一対多の関係でデータの転送若しくは交換を行うものであっても良い。
【0038】
上記データの転送若しくは交換を行う具体的な方法として、例えば、光学的読み取り方法、近距離通信による方法、接触型・非接触型ICカードを用いる方法などが考えられる。
光学的読み取り方法は、転送対象となる情報をバーコードなどの画像情報に変換し、一方の装置の液晶ディスプレイ等の表示部にこの画像情報を表示し、他方の装置に設けられた光学的読み取り装置よって、画像情報を読み取りこの画像情報を逆変換することにより転送対象となる情報を再生して得る。
【0039】
近距離通信を用いる方法においては、たとえばIr−DA(Infrared Data Association)、Bluetooth等の近距離通信手段を用い、固定側端末と携帯通信端末の双方にこれら近距離通信手段を搭載して、データの送信を行う。なお、ここで行う通信は単方向通信であっても良いし、双方向通信としても良い。またここにいう「短距離」とは、一方が他方を視認できる程度の距離を言うものとする。但し、上記データの転送若しくは交換を行う具体的な方法は、近距離通信に含まれない「長距離通信」を用いてもかまわないが、効率の面で近距離通信の方が好ましい。
接触型・非接触型ICカード方式を用いるには、通信端末装置に接触型・非接触型ICカードと同等の機能を付与し、遊技機予約確認装置103にICカードリーダを設けるようにすればよい。
【0040】
[システムの動作例について]
次に、本システムの動作例について説明する。
図9は、本システムの動作例を示すシーケンス図である。
まず、会員登録部102によって会員登録済みである会員が、その通信端末装置104から予約要求を送信する(ステップS901)。図10(A)は、その通信端末装置104の液晶ディスプレイなどの表示部に表示される予約申込用インターフェイス画面の構成例を示す。通信端末装置104が遊技機予約確認装置103にアクセスすると、遊技機予約確認装置103から通信端末装置104にこの画面が入力インターフェイスとして送信され、通信端末装置104の表示部に表示される。会員はこの画面のフィールド1001〜1004に要求された情報を入力し、送信ボタンオブジェクト1005を活性化させると、通信端末装置104から入力された諸情報が予約申込情報として遊技機予約確認装置103に送られる。
【0041】
予約申込情報を受け取った遊技機予約確認装置103は、予約の受付の可否の判断、及び予約を受け付けた場合の予約認証情報の生成、送信等を実行する(ステップ902)。図11は、予約申込情報の受け取りから予約認証情報送信までの遊技機予約確認装置103の動作例を示すフロー図である。遊技機予約確認装置103は、予約申込情報を受け取ると、予約判定手段404によって所定の判断ロジックに従いこの予約申込情報にかかる予約を受け付け可能かどうかを判断する(ステップS1102)。予約判定手段404が予約不可と判断した場合、予約認証情報の生成・送信を行うことなく、予約申込情報の処理を終了する。一方、予約判定手段404が予約可と判断した場合、予約認証情報の生成、記憶、送信が実行される(ステップS1103)。すなわち、予約判定手段404は予約申込情報記憶手段407に記憶させるとともに、予約判定手段404は予約認証情報の生成を予約認証情報生成手段405に指令する。予約認証情報生成手段405は、予約判定手段404から指令を受けると、予約認証情報を生成し、これを予約認証情報送信手段406および予約認証情報記憶手段407に渡す。一方、予約認証情報記憶手段407は、予約認証情報生成手段405から予約認証情報を受け取ると、予約認証情報判定手段409に参照させるようにこの予約認証情報を記憶する。
【0042】
予約認証情報送信手段406は、予約認証情報生成手段405から予約認証情報を受け取ると、この予約認証情報を通信端末装置104に送信する。(ステップS1104)。
【0043】
図9に戻り、本システムの動作の説明を続ける。
遊技機予約確認装置103が通信網100を介して予約認証情報300を通信端末装置104に送信する(ステップ903)。図10(B)は、予約認証情報を遊技機予約確認装置103から通信端末装置104に送信させるための、通信端末装置104に表示されるインターフェイス画面例である。会員が、ボタンオブジェクト1006を活性化させると、予約認証情報を遊技機予約確認装置103から通信端末装置104に送信される。
予約認証情報300を受け取った通信端末装置104は、この予約認証情報300を予約認証情報記憶手段802に格納することにより記憶し、予約の確認に備える。
この後、予約期日又は予約時間の到来に伴い、会員は予約認証情報300を記憶した通信端末装置104を携えて遊技場109に出向く。
【0044】
会員は、遊技場内において通信端末装置104と遊技機予約確認装置103との間で通信が可能な位置に移動し、予約認証情報の転送を実行する(ステップ905)。図12(A)は、通信端末装置104に予約認証情報の転送を実行させるためのインターフェイス画面例である。会員は、入力ボックス1201,1202に予約を特定するための情報を入力し、ボタンオブジェクト1203を活性化させる。ボタンオブジェクト1203を活性化されると、赤外線通信、無線通信による場合は、通信端末装置104と遊技機予約確認装置103との間で通信が確立され、予約認証情報300が伝送される。一方、バーコードなどの画像データを用いる場合は、通信端末装置104の表示手段806にその画像データが表示される。図12(B)は、バーコードが通信端末装置104の表示手段806に表示された例を示す。この場合、遊技機予約確認装置103の予約認証情報取得手段408である光学式読み取り装置を表示手段806に宛てて、予約認証情報の読み取りを行う。
【0045】
遊技機予約確認装置103の予約認証情報取得手段408は、各遊技機の近辺、たとえば遊技機側部に設けられた貸球機に設けられても良い。このような構成とすれば、会員は予約にかかる遊技機前に着座した状態で予約の確認ができ、遊技機の使用許可が出ると同時に遊技開始が可能となり、会員を満足させることが期待できる。あるいは、予約認証情報取得手段408は遊技場のカウンタに設けておき会員の予約確認の申し出をカウンタにて処理するように構成しても良い。
【0046】
予約認証情報300の転送を受けた遊技機予約確認装置103は、転送された予約認証情報300が自己の生成した予約認証情報のいずれかと一致するか否かを判定する(ステップS904)。
図13は、予約認証情報300の転送を受けた場合の、遊技機予約確認装置103の動作例を示す図である。予約認証情報取得手段408によって予約認証情報300を受け取ると(ステップS1301)、受け取った予約認証情報300は、予約認証情報判定手段409に渡される。予約認証情報取得手段408から予約認証情報を受け取ると、予約認証情報判定手段409はこの予約認証情報が予約認証情報記憶手段407に記憶されたもののいずれかと一致するか否かを判定し(ステップ1303)、一致する場合は、遊技機の使用を許可するための使用許可情報を出力する(ステップS1305)。一方、予約認証情報記憶手段407に一致するものが記憶されていない場合には、使用許可情報を出力しない(ステップS1304)。その結果、遊技機予約者以外のものがその遊技機を使用することができなくなる。
【0047】
[変形例]
予約認証情報判定手段409は、予約認証情報が予約認証情報記憶手段407に記憶されたもののいずれかと一致するか否かを判断するのみでなく、予約から所定期間経過後は、その予約にかかる予約認証情報を無効と判断するように動作する構成としても良い。たとえば予約時期から所定時間(たとえば30分)経過しても予約認証手続が行われなかった場合、遊技機予約者が何らかの事由により湯予約した時期に遊技場に来店できないと想定でき、このような場合にはその遊技機を他の希望者に使用させることにより、効率よく遊技機を稼働させることが可能となる。
図14は本変形例における遊技機予約確認装置103の一部を示すブロック図であり、図15は、本変形例で通信端末装置104から遊技機予約確認装置103に転送させるデータの構成例を示す図である。
図14に示すように、本変形例では、現在時刻を随時出力可能な計時手段1401が予約認証情報判定手段409に接続されている。予約認証情報判定手段409は、タイムスタンプ比較部1402と、予約認証情報比較部1403とを有している。
予約認証情報取得手段408は、通信端末装置104から図15に示すように、予約認証情報1501(予約認証情報300に相当)とともに、ある日付若しくは日時を示すデータであるタイムスタンプ1502を受け取る。このタイムスタンプは、予約認証情報送信手段406が所定の生成規則に従って生成するものであっても良いし、通信端末装置104の送信予約認証情報管理手段803によって生成されるものであっても良い。所定の生成規則としては、たとえば予約申込受付の際に遊技開始可能時刻を定めておき、この時刻に所定の時間(たとえば2時間)を加えた時刻をタイムスタンプ1502として生成するようにする。
予約認証情報1501とタイムスタンプ1502を受け取った予約認証情報受取手段409は、これらを予約認証情報判定手段409のタイムスタンプ比較部1402に渡す。タイムスタンプ比較部1402は、これらを受け取ると、計時手段1401から現在時刻を示すデータを取得し、これを受け取ったタイムスタンプ1502と比較する。現在時刻を示すデータがタイムスタンプ1502より新しい時刻を示す場合は、タイムスタンプ比較部1402はこの予約認証情報1501を無効と判断し、予約認証情報比較部1403に通知する。予約認証情報比較部1403は予約認証情報1501と予約認証情報記憶手段407に記憶されているデータとの比較を行なわず、使用許可情報の出力も行わない。
一方、現在時刻を示すデータがタイムスタンプ1502と等しいか、あるいは古い時刻を示す場合は、タイムスタンプ比較部1402はこの予約認証情報1501を予約認証情報比較部1403に渡し、予約認証情報比較部1403は受け取った予約認証情報1501と予約認証情報記憶手段802に記憶されたデータを比較し、一致するものが予約認証情報記憶手段407に記憶されている場合は、使用許可情報の出力を行うこととなる。
【0048】
【発明の効果】
本発明によれば、事前の会員カード発行などを行うことなく、簡便に予約ができる予約システム、予約方法を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を利用した遊技機予約システムの構成例を示す図である。
【図2】会員登録部が記憶する会員登録情報のデータ構成例を示す図である。
【図3】遊技機予約確認装置と通信端末装置との間での予約認証情報の送受信を示す概念図である。
【図4】遊技機予約確認装置の構成例を示すブロック図である。
【図5】有価情報値記憶手段に記憶されたデータの例を示す図である。
【図6】予約受付手段が記憶する予約申込情報のデータ構成例を示す図である。
【図7】予約認証情報記憶手段が記憶するデータの構成例を示す図である。
【図8】通信端末装置の構成例を示すブロック図である。
【図9】本システムの動作例を示すシーケンス図である。
【図10】(A)は通信端末装置の表示部に表示される入力フィンターフェイス画面の構成例であり、(B)は予約認証情報を遊技機予約確認装置から通信端末装置に送信させるためのインターフェイス画面例である。
【図11】予約申込情報の受け取りから予約認証情報送信までの遊技機予約確認装置の動作例を示すフロー図である。
【図12】(A)は通信端末装置に予約認証情報の転送を実行させるためのインターフェイス画面例であり、(B)はバーコードが通信端末装置の表示手段に表示された例を示す図である。
【図13】予約認証情報の転送を受けた場合の、遊技機予約確認装置の動作例を示す図である。
【図14】変形例における遊技機予約確認装置の一部を示すブロック図である。
【図15】変形例における通信端末装置から遊技機予約確認装置に転送されるデータの構成例を示す図である。
【符号の説明】
100 … 通信網
102 … 会員登録部
103 … 遊技機予約確認装置
104 … 通信端末装置
300 … 予約認証情報
401 … 有価情報値記憶手段
402 … 会員確認手段
403 … 予約申込情報記憶手段
404 … 予約判定手段
405 … 予約認証情報生成手段
406 … 予約認証情報送信手段
407 … 予約認証情報記憶手段
408 … 予約認証情報取得手段
409 … 予約認証情報判定手段
Claims (5)
- 通信端末装置から送信される、遊技機の予約にかかる予約申込情報を受け取り、この予約申込情報を記憶する予約申込情報記憶手段と、
前記予約申込情報記憶手段に記憶された予約申込情報に基づいて、予約が受付可能か否かを判定する予約判定手段と、
前記予約判定手段がこの予約を受け付け可能と判断した場合、予約認証情報を生成する予約認証情報生成手段と、
前記予約認証情報生成手段から予約認証情報を受け取り、記憶する予約認証情報記憶手段と、
生成された予約認証情報を前記通信端末装置に送信する予約認証情報送信手段と、
前記通信端末装置から、予約認証情報を受け取る予約認証情報取得手段と、
前記予約認証情報取得手段により受け取った予約認証情報と、前記予約認証情報記憶手段に記憶された予約認証情報とを照合することで、これら予約認証情報が一致するか否かを判断し、一致すると判定した場合遊技機の使用を許可するための使用許可情報を出力する予約認証情報判定手段と
を有することを特徴とする、遊技機予約確認装置。 - 請求項1に記載の遊技機予約確認装置において、
前記予約認証情報判定手段は、予約から所定期間経過後は、その予約にかかる予約認証情報を無効と判断することを特徴とする、遊技機予約確認装置。 - 通信端末装置から送信される遊技機の予約申込情報を受信するステップと、
受け取った予約申込情報とあらかじめ記憶している予約申込情報とを照合し、この予約申込情報にかかる予約が受付可能か否かを判定するステップと、
前記判定するステップにおいてこの予約を受付可能と判断した場合、予約認証情報を生成し、これを記憶させるステップと、
生成した予約認証情報を前記通信端末装置に送信し、記憶させるステップと、
前記通信端末装置が記憶した予約認証情報を取得するステップと、
前記取得するステップにおいて取得した予約認証情報と、前記記憶させるステップにおいて記憶された予約認証情報とを照合することで、これら予約認証情報の一致を判断し、一致すると判定した場合遊技機の使用を許可するための使用許可情報を出力するステップと
を有することを特徴とする、遊技機の予約を確認する方法。 - 請求項3に記載の方法において、
前記使用許可情報を出力するステップは、予約要求からの経過期間を計算し、この経過期間が所定の値を超えた場合その予約認証情報を無効と判断するステップを含むことを特徴とする、方法。 - 請求項3又は4に記載の方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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