JP2004179437A - 回転型電気部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】生産性が良く、安価な回転型電気部品を提供する。
【解決手段】本発明の回転型電気部品は、貫通孔4bを有する金属板からなる端子板4と、この端子板4を取り付けた絶縁製のケース1と、端子板4の貫通孔4bに取り付けられ、端子板4に支持されて回転可能な回転体5と、導電体9を有し、ケース1に取り付けられた絶縁基体8と、端子板4と導電体9に接触する可動接点7とを備え、端子板4は、中央に貫通孔4bを有する基部4aと、導電体9と対向する基部4aに設けられた接触部4dを有し、回転体5には、接触部4dと導電体9との間で、可動接点7を保持する保持部5fが設けられ、回転体5を回転した時、可動接点7を直接、端子板4と導電体9とに接触させたため、従来のバネ板が不要となって、部品点数が少なく、安価で、生産性の良好なものが得られる。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は半固定型の可変抵抗器やロータリースイッチ等に使用して好適な回転型電気部品に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の回転型電気部品の構成を回転型の可変抵抗器に適用したものについて説明すると、合成樹脂材の成型品からなるケース51は、孔51aを有する上壁51bと、この上壁51bの外周から下方に突出した筒状の側壁51cと、中央部に設けられた凹部からなる収納部51dとを有する。
【0003】
金属板からなる端子板52は、ケース51に埋設して取り付けられると共に、収納部51d内の上壁51bに載置された状態で、外方に突出して取り付けられている。
【0004】
抵抗体53を設けた絶縁基板54は、中央部に孔54aを有し、この絶縁基板54は、収納部51d内に収納され、側壁51cに掛け止めされて、ケース51に取り付けられている。
また、絶縁基板54には、抵抗体53の両端部に導通した状態で、一対の端子55が取り付けられている。
【0005】
合成樹脂材の成型品からなる回転体56は、円板状部56aと、この円板状部56aに設けられた貫通孔56bと、円板状部56aの中心部から上方に突出する操作部56cと、円板状部56aの中心部から下方に突出する軸部56dを有する。
【0006】
そして、この回転体56は、円板状部56aが収納部51d内に収納された状態で、操作部56cを孔51aから突出されると共に、軸部56dを孔54aに挿入して、ケース51と絶縁基板54とによって、回転可能に取り付けられる。
【0007】
導電材からなる可動接点57は、回転体56の孔56bに挿通されて取り付けられ、抵抗体53上を摺動可能となっている。
また、バネ性ある金属板からなるバネ板58は、回転体56に取り付けられ、このバネ板58は、端子板52に弾接すると共に、可動接点57を抵抗体53に弾圧するようになっている。
【0008】
そして、回転体56を回転すると、これに伴って可動接点57とバネ板58とが回転するが、この時、バネ板58は、端子板52に摺動すると共に、可動接点57は、バネ板58で押された状態で、抵抗体53上を摺動するようになって、可変する抵抗値が端子板52と端子55の間から取り出されるようになっている。(例えば、特許文献1参照)
【0009】
【特許文献1】
実開昭47−34036号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
従来の回転型電気部品は、端子板52と可動接点57との間にバネ板58を介在するものであるため、バネ板58を必要とし、部品点数が多くなって、コスト高になると共に、薄型化が難しく、生産性が悪くなるという問題がある。
また、回転体56がケース51と絶縁基板54とで回転支持される構造のため、回転体56の高さ寸法が高くなってしまい、材料費が高くなると共に、組立が面倒で、コスト高になり、また、薄型化が難しいという問題がある。
また、回転体56が別部品で必要であり、部品点数が多くなって、コスト高になると共に、生産性が悪いという問題がある。
【0011】
そこで、本発明は生産性が良く、安価な回転型電気部品を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための第1の解決手段として、貫通孔を有する金属板からなる端子板と、この端子板を取り付けた絶縁製のケースと、前記端子板の前記貫通孔に取り付けられ、前記端子板に支持されて回転可能な回転体と、導電体を有し、前記ケースに取り付けられた絶縁基体と、前記端子板と前記導電体に接触する可動接点とを備え、前記端子板は、中央に前記貫通孔を有する基部と、前記導電体と対向する前記基部に設けられた接触部を有し、前記回転体には、前記接触部と前記導電体との間で、前記可動接点を保持する保持部が設けられ、前記回転体を回転した時、前記可動接点が回転すると共に、前記可動接点が前記接触部と前記導電体とを導通するようにした構成とした。
【0013】
また、第2の解決手段として、前記ケースは、前記回転体を収納する凹部からなる収納部が設けられ、前記基部が前記ケースと前記回転体との間の隙間を塞ぐようにした構成とした。
また、第3の解決手段として、前記可動接点が前記接触部と前記導電体とに弾接するようにした構成とした。
【0014】
また、第4の解決手段として、前記接触部側の前記基部を撓ませて、前記可動接点が前記接触部と前記導電体とに弾接するようにした構成とした。
また、第5の解決手段として、前記端子板は、前記絶縁基体を取り付ける折曲舌片を有し、前記折曲舌片を撓ませて、前記可動接点が前記接触部と前記導電体とに弾接するようにした構成とした。
また、第6の解決手段として、前記可動接点は、弾性、或いはバネ性ある材料で形成され、前記可動接点が前記接触部と前記導電体とに弾接するようにした構成とした。
【0015】
また、第7の解決手段として、前記可動接点は、複数の箇所で、前記接触部に接触するようにした構成とした。
また、第8の解決手段として、前記接触部は、一対の傾斜面を持った凹部で形成され、前記可動接点が前記一対の傾斜面に接触するようにした構成とした。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の回転型電気部品の図面を説明すると、図1は本発明の回転型電気部品の斜視図、図2は本発明の回転型電気部品の上面図、図3は本発明の回転型電気部品の要部断面図、図4は本発明の回転型電気部品に係り、ケースの内部の状態を示す下面図、図5は本発明の回転型電気部品に係る絶縁基体の上面図、図6は本発明の回転型電気部品に係る端子板の平面図である。
【0017】
また、図7は本発明の回転型電気部品に係り、可動接点の第1の変形例を示す正面図、図8は本発明の回転型電気部品に係り、可動接点の第2の変形例を示す正面図、図9は本発明の回転型電気部品に係り、可動接点の第3の変形例を示す正面図、図10は本発明の回転型電気部品に係り、端子板の変形例を示す要部断面図である。
【0018】
次に、本発明の回転型電気部品の構成を半固定型の可変抵抗器に適用したものについて、図1〜図6に基づいて説明すると、合成樹脂材の成型品からなるケース1は、四角状の上壁1aと、この上壁1aの外周から下方に突出した側壁1bと、上壁1aの中央部に設けられた凹部からなる収納部1cと、上壁1aから収納部1cに突出する扇状のストッパー部1dと、下部に設けられた支承部1eとを有する。
【0019】
バネ性ある金属板からなる端子2、3は、それぞれ接続部2a、3aと、接触片2b、3bとを有し、この端子2,3は、ケース1に埋設して取り付けられている。
そして、端子2、3の接触片2b、3bは、それぞれ収納部1c内に位置するように折り曲げられると共に、接続部2a、3aは、後述する絶縁基体を取り付けるために、折り曲げられるようになっている。
また、接続部2a、3aは、この半固定型の可変抵抗器がプリント基板(図示せず)に実装された際に半田付けされる。
【0020】
バネ性ある金属板からなる端子板4は、特に図6に示すように、四角状の板状の基部4aと、この基部4aの中心部に設けられた多角形状の貫通孔4bと、基部4aの外周から延びる端子部4cと、基部1aの下面に設けられた接触部4dを有する。
【0021】
この端子板4は、基部4aの外周部がケース1に一体的に埋設されて、相対的に移動しないように取り付けられ、基部4aの中心部が収納部1c内に位置すると共に、端子部4cがケース1から外方に突出した状態となっている。
そして、端子部4cは、後述する絶縁基体を取り付けるために、折り曲げられるようになっていて、半固定型の可変抵抗器がプリント基板に実装された際に半田付けされる。
【0022】
合成樹脂材の成型品からなる回転体5は、円板状の底壁5aと、この底壁5aから上方に突出して設けられた操作部5bと、この操作部5bの前面に設けられた十字状のドライバー係合用の溝5cと、操作部5bから径方向に突出して設けられたストッパー部5dと、底壁5aから径方向に突出し、端子板4に至るように上下に貫通する孔5eを有する保持部5fを有する。
また、この実施例では、孔5eが半球状の凹部で形成されている。
【0023】
この回転体5は、ケース1の収納部1c内に位置した状態で、端子板4の基部4aの中心部(貫通孔4b内)に埋設されて、ケース1に取り付けられている。即ち、端子板4は、ケース1と回転体5とに埋設され、回転体5は、端子板4に支持された状態で、回転可能となっていると共に、収納部1c内に位置したストッパー部5dがストッパー部1dと衝合して、回転体5の回転が停止するようになっている。
この回転体5の回転時、端子板4の多角形状の貫通孔4bによって、回転体5と端子板4との摩擦が大きくなって、回転トルクを大きくしている。
【0024】
また、回転体5とケース1とは、同じ形成金型によって、同時に製造されるようになっており、そして、回転体5とケース1とが同時に成形加工によって製造された際、回転体5とケース1とは、合成樹脂材からなる連結部6によって連結された状態となっている。
この連結部6は、端子板4の基部4aを境にして、上、下部にそれぞれ複数個が周方向に薄肉部によって形成されている。
【0025】
そして、成形加工する際、ケース1の側面から、所謂、サイドゲートと呼ばれる1個、又は複数個の樹脂注入口を通して成形金型に樹脂が注入されるようになっているが、この時、連結部6がケース1と回転体5間の樹脂の通路となっている。
従って、金型を複雑にする必要がないので、容易に成形できる。
【0026】
このように、ケース1と回転体5が端子板4によって一体化された状態で、回転体5,或いはケース1を回転すると、連結部6が切断されて、回転体5が回転可能となると共に、基部4aの下面は、露出した状態となって、接触部4dが形成された状態となる。
また、孔5eの回りの保持部5fは、接触部4d上を摺動するので、接触部4d上の異物を除去することができ、後述する可動接点7と端子板4との接触の信頼性を保つことができる。
また、ケース1と回転体5が端子板4によって一体化されると、ケース1と回転体5間に位置した収納部1cからなる隙間は、基部4aによって塞がれた状態となっている。
【0027】
金属製のボールからなる可動接点7は、孔5e内に位置した状態で、保持部5fで支持され、可動接点7の上部は、基部4aに設けられた接触部4dに接触し、可動接点7は、接触部4dに接触した状態で、回転体5と共に回転するようになっている。
【0028】
四角形のセラミック材等の絶縁材(絶縁製)からなる絶縁基体8の上面には、図5に示すように、カーボン等の導電体からなる馬蹄型の抵抗体9が設けられている。
この絶縁基板8は、抵抗体9を上方にして、ケース1の下部に設けられた支承部1eに載置される。
【0029】
そして、図3に示すように、端子2,3の接続部2a、3aがケース1の側壁1bに沿って折り曲げられると共に、この折り曲げられた先端部を、更に、ケース1の下面側に折り曲げた折曲舌片2c、3cによって、絶縁基体8が支承部1eに押し付けられる。
【0030】
また、端子板4も同様に、端子部4cがケース1の側壁1bに沿って折り曲げられると共に、この折り曲げられた先端部を、更に、ケース1の下面側に折り曲げた折曲舌片4eによって、絶縁基体8が支承部1eに押し付けられる。
即ち、絶縁基体8は、端子2,3と端子板4とによって、ケース1の下部に取り付けられる。
なお、支承部1eと接触部4dの高さ寸法に比べて、可動接点7の高さ寸法は大きく形成されている。
【0031】
そして、絶縁基体8が取り付けられた際、端子2,3の接触片2b、3bは、それぞれ抵抗体9の端部に接触し、また、抵抗体9が端子板4の接触部4dと対向した状態になると共に、可動接点7の下部が抵抗体9に接触した状態となり、回転体5によって可動接点7が回転すると、可動接点7は、抵抗体9と接触部4dとを導通した状態で、それぞれに摺動、或いは転動するようになって、例えば、可変する抵抗値が端子板4と端子2,或いは端子3の間から取り出されるようになっている。
【0032】
また、絶縁基体8が取り付けられた際、支承部1e方向に絶縁基板8が移動するように折曲舌片4eを折り曲げると、可動接点7が上方に押されると共に、この可動接点7によって基部4aが押され、その結果、接触部4d側の基部4aは、ケース1の埋設部を支点として、僅かに撓んだ状態となって、可動接点7は、接触部4dと抵抗体9のそれぞれに弾接した状態となる。
【0033】
なお、可動接点7を接触部4dと抵抗体9に弾接させる構成として、絶縁基体8を取り付ける折曲舌片4eが弾性を持つようにして撓ませる、或いは基部4aと折曲舌片4eの両方が弾性を持って撓むようにしても良い。
また、可動接点7を接触部4dと抵抗体9に弾接させる構成として、ケース1の側壁1bに沿って位置した端子部4cに屈曲部を設け、この屈曲部を延ばした状態で折曲舌片を折り曲げることによって、バネ性ある屈曲部を介して折曲舌片4eによって、絶縁基体8を弾圧するようにしても良い。
【0034】
また、この実施例では、半固定型の回転型可変抵抗器で説明したが、回転型エンコーダやロータースイッチ等に適用しても良い。
また、絶縁基体は、ポリフェニレンサルファイド(PPS)等の絶縁材から形成しても良い。
また、可動接点7は、ゴム材等の弾性ある導電材で形成しても良く、そして、可動接点7自体の弾性によって、端子板と抵抗体に弾接するようになる。
【0035】
また、図7は本発明の回転型電気部品に係る可動接点の第1の変形例を示し、この第1の変形例は、金属製の可動接点7が柱状をなし、その両端部には、丸味のある接触部が設けられたものである。
なお、柱状の可動接点は、種々の形態をした形状を適用しても良く、また、ゴム材等の弾性ある導電材で形成しても良い。
【0036】
また、図8は本発明の回転型電気部品に係る可動接点の第2の変形例を示し、この第2の変形例は、可動接点7がバネ性ある金属板で形成され、その両端部には、丸味のある接触部が設けられたものである。
これによって、可動接点7自体のバネ性によって、端子板と抵抗体に弾接するようになる。
【0037】
また、図9は本発明の回転型電気部品に係る可動接点の第3の変形例を示し、この第3の変形例は、可動接点7がバネ性ある金属板で形成されると共に、両端部に設けられた丸味のある接触部間には、例えば、ジグザク状のバネ部7aが設けられたものである。
これによって、可動接点7自体のバネ性によって、端子板と抵抗体に弾接するようになる。
【0038】
また、図10は本発明の回転型電気部品に係る端子板の変形例を示し、この端子板の変形例は、端子板4の接触部4dが一対の傾斜部4fを持った凹部4gで形成され、可動接点7を一対の傾斜面4fに接触させて、可動接点が接触部4dに対して複数の箇所で接触するようにしたものである。
【0039】
【発明の効果】
本発明の回転型電気部品は、貫通孔を有する金属板からなる端子板と、この端子板を取り付けた絶縁製のケースと、端子板の貫通孔に取り付けられ、端子板に支持されて回転可能な回転体と、導電体を有し、ケースに取り付けられた絶縁基体と、端子板と導電体に接触する可動接点とを備え、端子板は、中央に貫通孔を有する基部と、導電体と対向する基部に設けられた接触部を有し、回転体には、接触部と導電体との間で、可動接点を保持する保持部が設けられ、回転体を回転した時、可動接点が回転すると共に、可動接点が接触部と導電体とを導通するようにした構成とした。
このように、可動接点を直接、端子板と導電体とに接触させたため、従来のバネ板が不要となって、部品点数が少なく、安価で、生産性の良好なものが得られる。
また、回転体が端子板で回転可能に支持され、端子板は回転体の回転保持の機能と固定接点としての機能を合わせ持つため、小型となり、材料費が少なく、安価であると共に、回転体は、成形加工によって端子板に取り付けできて、生産性の良好ものが得られる。
【0040】
また、ケースは、回転体を収納する凹部からなる収納部が設けられ、基部がケースと回転体との間の隙間を塞ぐようにしたため、可動接点側への埃等の侵入を防止できて、性能の良好なものが得られる。
【0041】
また、可動接点が接触部と導電体とに弾接するようにしたため、端子板と導電体への可動接点の接触の良好なものが得られる。
【0042】
また、接触部側の基部を撓ませて、可動接点が接触部と導電体とに弾接するようにしたため、その構成が簡単で、生産性の良いものが得られる。
【0043】
また、端子板は、絶縁基体を取り付ける折曲舌片を有し、折曲舌片を撓ませて、可動接点が接触部と導電体とに弾接するようにしたため、その構成が簡単で、生産性の良いものが得られる。
【0044】
また、可動接点は、弾性、或いはバネ性ある材料で形成され、可動接点が接触部と導電体とに弾接するようにしたため、その構成が簡単で、生産性の良いものが得られる。
【0045】
また、可動接点は、複数の箇所で、接触部に接触するようにしたため、端子板への可動接点の接触の確実なものが得られる。
【0046】
また、接触部は、一対の傾斜面を持った凹部で形成され、可動接点が一対の傾斜面に接触するようにしたため、その構成が簡単で、生産性の良いものが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転型電気部品の斜視図。
【図2】本発明の回転型電気部品の上面図。
【図3】本発明の回転型電気部品の要部断面図。
【図4】本発明の回転型電気部品に係り、ケースの内部の状態を示す下面図。
【図5】本発明の回転型電気部品に係る絶縁基体の上面図。
【図6】本発明の回転型電気部品に係る端子板の平面図。
【図7】本発明の回転型電気部品に係り、可動接点の第1の変形例を示す正面図。
【図8】本発明の回転型電気部品に係り、可動接点の第2の変形例を示す正面図。
【図9】本発明の回転型電気部品に係り、可動接点の第3の変形例を示す正面図。
【図10】本発明の回転型電気部品に係り、端子板の変形例を示す要部断面図。
【図11】従来の回転型電気部品の断面図。
【符号の説明】
1 ケース
1a 上壁
1b 側壁
1c 収納部
1d ストッパー部
1e 支承部
2 端子
2a 接続部
2b 接触片
2c 折曲舌片
3 端子
3a 接続部
3b 接触片
3c 折曲舌片
4 端子板
4a 基部
4b 貫通孔
4c 端子部
4d 接触部
4e 折曲舌片
4f 傾斜面
4g 凹部
5 回転体
5a 底壁
5b 操作部
5c 溝
5d ストッパー部
5e 孔
5f 保持部
6 連結部
7 可動接点
7a バネ部
8 絶縁基体
9 抵抗体(導電体)

Claims (8)

  1. 貫通孔を有する金属板からなる端子板と、この端子板を取り付けた絶縁製のケースと、前記端子板の前記貫通孔に取り付けられ、前記端子板に支持されて回転可能な回転体と、導電体を有し、前記ケースに取り付けられた絶縁基体と、前記端子板と前記導電体に接触する可動接点とを備え、前記端子板は、中央に前記貫通孔を有する基部と、前記導電体と対向する前記基部に設けられた接触部を有し、前記回転体には、前記接触部と前記導電体との間で、前記可動接点を保持する保持部が設けられ、前記回転体を回転した時、前記可動接点が回転すると共に、前記可動接点が前記接触部と前記導電体とを導通するようにしたことを特徴とする回転型電気部品。
  2. 前記ケースは、前記回転体を収納する凹部からなる収納部が設けられ、前記基部が前記ケースと前記回転体との間の隙間を塞ぐようにしたことを特徴とする請求項1記載の回転型電気部品。
  3. 前記可動接点が前記接触部と前記導電体とに弾接するようにしたことを特徴とする請求項1、又は2記載の回転型電気部品。
  4. 前記接触部側の前記基部を撓ませて、前記可動接点が前記接触部と前記導電体とに弾接するようにしたことを特徴とする請求項3記載の回転型電気部品。
  5. 前記端子板は、前記絶縁基体を取り付ける折曲舌片を有し、前記折曲舌片を撓ませて、前記可動接点が前記接触部と前記導電体とに弾接するようにしたことを特徴とする請求項3記載の回転型電気部品。
  6. 前記可動接点は、弾性、或いはバネ性ある材料で形成され、前記可動接点が前記接触部と前記導電体とに弾接するようにしたことを特徴とする請求項3記載の回転型電気部品。
  7. 前記可動接点は、複数の箇所で、前記接触部に接触するようにしたことを特徴とする請求項1から6の何れかに記載の回転型電気部品。
  8. 前記接触部は、一対の傾斜面を持った凹部で形成され、前記可動接点が前記一対の傾斜面に接触するようにしたことを特徴とする請求項7記載の回転型電気部品。
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