JP2004179213A - パターン形成方法 - Google Patents

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JP2004179213A
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Takeaki Tsuda
武明 津田
Hiroshi Yoshiba
洋 吉羽
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

【課題】希望するパターンを簡便にかつ精度良く形成することができるパターン形成方法を提供すること。
【解決手段】熱可塑性または熱溶融性の樹脂層2を有するシート状フィルム1を樹脂層2を挟持するようにして基板3に密着させた状態とし、この密着状態でフィルム1の上から溝付きの熱ロール4を回転させながら押し当て、かつ熱ロール4を超音波で振動させることにより、フィルム1から基板3へパターン状に樹脂層2を転写する。基板上に必要とされるパターンが直接形成されることから、従来のフォトリソグラフィー法によるパターン形成方法よりも工程数が少なく、しかもその他の方法に比べても簡便にかつ精度良く基板上にパターンを形成することができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガラスやセラミックなどの基板上に樹脂からなる微細なストライプ等のパターンを形成するパターン形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ガラスやセラミックなどの基板上に樹脂からなる微細なストライプ等のパターンを形成する方法の一つとして、基板上に感光性の樹脂層をウェット方式またはドライ方式により形成した後、その樹脂層をフォトリソグラフィー法によってパターニングする方法が知られている。ここで、ウェット方式とは、液状の感光性材料を塗布して乾燥させることで基板上に樹脂層を形成する方式であり、ドライ方式とは、膜状の感光性フィルムを基板に貼り付けて基板上に樹脂層を形成する方式である。一方、フォトリソグラフィー法を用いずに、基板上に直接パターンを形成する方法としては、印刷法、インクジェット法、熱転写方式等を挙げることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のフォトリソグラフィー法を用いたパターン形成方法は、微細なパターンを確実に形成することが可能であるが、現像工程、露光工程、乾燥工程等と多くの工程を行う必要があり、しかも各工程にて使用する装置の価格も非常に高いという問題がある。一方、フォトリソグラフィー法を用いずに直接パターンを形成する方法のうち、印刷法では、微細なパターンを形成するための版の製作が難しいという問題がある。また、インクジェット法では、細管のノズルから塗布材料を吐出するため、ノズル形状の選定、吐出方法等の技術的課題が多く、例えば塗布材料の物性(レオロジー特性)に左右されるため、材料設計に時間がかかることが問題点として挙げられる。また、熱転写方式は、それ自体は簡便な方法であるが、パターンのエッジ部分の精度が悪く、上手く転写できないといった問題があった。
【0004】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、希望するパターンを簡便にかつ精度良く形成することができるパターン形成方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明のパターン形成方法は、熱可塑性または熱溶融性の樹脂層を有するシート状フィルムを樹脂層を挟持するようにして基板に密着させた状態とし、この密着状態で前記フィルムの上から溝付きの熱ロールを回転させながら押し当て、かつ熱ロールを超音波で振動させることにより、フィルムから基板へ樹脂層をパターン状に転写することを特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、具体例を挙げて本発明の実施の形態について説明する。
【0007】
図1は本発明に係るパターン形成方法を説明するための斜視図、図2は図1に示す方法でパターンが形成された基板を示す斜視図である。
【0008】
図1において1は熱可塑性または熱溶融性の樹脂層2を有するシート状フィルムである。そして、樹脂層2を挟持するようにしてフィルム1を基板3に密着させた状態とし、この密着状態で図示の如くフィルム1の上から溝付きの熱ロール4を回転させながら押し当て、かつ熱ロール4を超音波で振動させることにより、フィルム1から基板3へパターン状に樹脂層2を転写する。これにより、熱ロール4の溝における山部分に対応した部分の樹脂層2が基板3に転写され、図2に示すように基板3の上に樹脂からなる微細なストライプ状のパターンAが形成される。
【0009】
図1で使用している熱ロール4の一部破断図を図3に示している。この熱ロール4の長さは、転写後に必要とされるパターン面の一辺と同じか僅かに長いサイズである。そして、熱ロール4の溝における山部分4aは形成されるパターンの線幅とほぼ同じ幅であり、この山部分4aは熱ロール4の長さ方向にパターンの本数と同じ数だけ設けられている。そして、図4の要部拡大図に示すように、熱ロール4の溝における山部分4aの頂部を凹形状とすることにより、パターン端部における転写の精度を上げることができる。
【0010】
樹脂層2のフィルム1から基板3への転写は熱を利用して行うため、熱ロール4を一定の高熱に保持する必要がある。そのため、熱ロール4はロール本体を熱伝導性の高い金属を使用して作製するとともに、内部に発熱体5を設置した構造とする。この内蔵式の発熱体5としては、ヒートパイプまたは電熱式ヒーターを使用する。また、熱ロール4のロール本体にセラミックを使用し、近赤外線により内部から伝熱することにより高温に保持することも可能である。
【0011】
さらに、熱ロール4には、超音波発生素子6を内蔵させている。そして、転写中に超音波を発生させてパターン形成に使用する部分を微小振動させることにより、熱だけによる転写の場合に比べてより短時間でかつ精度良く転写を行うことが可能となる。
【0012】
また、本発明のパターン形成方法では、熱ロールの溝における山部分の形状を変化させることにより、様々なパターンを形成することが可能である。例えば、図5に示すような山部分4aを周方向に不連続状態で設けた熱ロール4を使用すると、図6に示す如く基板3の上には不連続のパターンBが形成される。
【0013】
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明してきたが、本発明によるパターン形成方法は、上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは当然のことである。
【0014】
【発明の効果】
本発明のパターン形成方法は、熱可塑性または熱溶融性の樹脂層を有するシート状フィルムを樹脂層を挟持するようにして基板に密着させた状態とし、この密着状態で前記フィルムの上から溝付きの熱ロールを回転させながら押し当て、かつ熱ロールを超音波で振動させることにより、フィルムから基板へパターン状に樹脂層を転写することを特徴としているので、基板上に必要とされるパターンが直接形成されることから、従来のフォトリソグラフィー法によるパターン形成方法よりも工程数が少なく、しかもその他の方法に比べても簡便にかつ精度良く基板上にパターンを形成することができる。
【0015】
そして、上記のパターン形成方法において、溝における山部分の頂部を凹形状とした熱ロールを使用することにより、パターン端部における転写の精度が良くなることから、より高い精度でパターンを形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパターン形成方法を説明するための斜視図である。
【図2】図1に示す方法でパターンが形成された基板を示す斜視図である。
【図3】図1で使用している熱ロールの一部破断図である。
【図4】図3の一部拡大図である。
【図5】熱ロールの変形例を示す一部破断図である。
【図6】図6の熱ロールを用いてパターンが形成された基板を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 フィルム
2 樹脂層
3 基板
4 熱ロール
4a 山部分
A,B パターン

Claims (2)

  1. 熱可塑性または熱溶融性の樹脂層を有するシート状フィルムを樹脂層を挟持するようにして基板に密着させた状態とし、この密着状態で前記フィルムの上から溝付きの熱ロールを回転させながら押し当て、かつ熱ロールを超音波で振動させることにより、フィルムから基板へ樹脂層をパターン状に転写することを特徴とするパターン形成方法。
  2. 溝における山部分の頂部を凹形状とした熱ロールを使用することを特徴とする請求項1に記載のパターン形成方法。
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JP2006228656A (ja) * 2005-02-21 2006-08-31 Toppan Printing Co Ltd 高分子エレクトロルミネッセンス素子およびその製造方法

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