JP2004179103A - パッケージ型装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】装置本体を筐体1に収納するパッケージ型装置において、装置本体の運転を制御する制御装置を第2の筐体2に収納し、筐体1からの排出ガスの一部を筐体2へと導く接続配管5を設置する。また、この接続配管5に、温度センサー8の検出信号に基づいて弁の開度が制御される流量調節弁6を組込む。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、装置本体をパッケージに収納して構成される、例えば、酸素製造装置、水素製造装置あるいは燃料電池発電装置等のパッケージ型装置で、特に低温環境で使用される装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、各種装置の制御装置に用いられる電気機器や電子機器には、0 ℃以下の低温環境下で使用可能な機器が少なく、特に液晶部を備えた制御装置においては寿命が著しく低下するため、0 ℃以下の低温環境下での使用は困難である。このため、寒冷地においては、酸素製造装置や水素製造装置あるいは燃料電池発電装置等の装置、あるいは特にその制御装置を屋内に設置し、0 ℃以下の低温環境に曝されるのを回避して運用に供している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、0 ℃以下の低温環境に曝されるのを回避するために、上記のごとく装置、特に制御装置を屋内に設置する方策を採れば、設置場所が制約され、かつ、コストが高くなるという難点がある。
本発明は、この難点を考慮してなされたもので、0 ℃以下の低温に曝される環境下に設置されても、制御装置を構成する電気機器や電子機器が適正温度に保持され、特性の劣化を生じることなく適正に運転することが可能なパッケージ型装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明においては、
装置本体を筐体中に収納して構成される、例えば、酸素製造装置、水素製造装置、あるいは燃料電池発電装置等のパッケージ型装置において、
(1)装置本体の運転を制御する制御装置を第2の筐体中に収納し、かつ、装置本体を収納した第1の筐体から排出される排気ガスの一部を第2の筐体内へと導入する接続配管を備えることとする。
(2)さらに、上記の接続配管内に、第2の筐体内の温度を計測して得られた温度検出信号を用いて弁の開度が制御される流量調節弁を配設することとする。
【0005】
(3)さらに、上記の接続配管内に可燃性ガスを燃焼させる燃焼触媒を配設することとする。
(4)あるいは、上記の接続配管内に可燃性ガスを吸着除去する吸着剤を配設することとする。
上記の(1)のごとくとすれば、制御装置を収納する第2の筐体内部の温度は、制御装置に含まれる放熱構成要素からの発熱、筐体表面から除熱、ならびに上記の接続配管を通して導入される第1の筐体からの排気ガスによる加熱によって定まることとなり、接続配管を通して導入される第1の筐体からの排気ガスの流量によって温度を調節することができる。したがって、上記の(2)のごとく、上記の接続配管内に第2の筐体内の温度に従って弁の開度が制御される流量調節弁を配設すれば、第2の筐体内部の温度を所定の設定温度に保持して運転することができる。したがって、0 ℃以下の低温に曝される環境下に設置しても、制御装置を構成する電気機器や電子機器を適正温度に保持して、特性の劣化を生じることなく適正に運転することが可能となる。
【0006】
また、装置本体を収納した筐体からの排気ガスに可燃性ガスが含まれていても、上記の(3)のごとく接続配管内に可燃性ガスを燃焼させる燃焼触媒を配設すれば、可燃性ガスは燃焼により除去され、また、上記の(4)のごとく接続配管内に可燃性ガスを吸着剤を配設すれば、可燃性ガスは吸着除去されるので、制御装置を収納する筐体内部での防爆上の安全性が確保される。したがって、本吸着剤の配設は、排気ガス中に可燃性ガスが含まれる可能性の高い水素製造装置や燃料電池発電装置の場合に特に有効である。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。なお、本発明は図示した実施例に限定されるものではなく、同一の基本理念に基づく装置に広く適用されるものである。
図1は、本発明のパッケージ型装置の放熱排ガス再利用系の基本構成例を示す装置の平面図で、燃料電池発電装置に適用した実施例である。
本実施例のパッケージ型装置の第1の特徴は、装置本体、および装置本体の運転制御を行う制御装置が、それぞれ個別の筐体1および筐体2に収納され、筐体1と筐体2との間に、筐体1の排出ガスを筐体2へと導入する接続配管5が連結されていることにある。一般に装置本体の放熱量は多いので、本実施例では筐体1に設けられた複数の換気ファン3のうちの一つの排気口に設けられた排気配管に分岐して上記の接続配管5が連結されている。接続配管5を通して筐体2へと導入された排出ガスは、筐体2中を通流して収納された制御装置を加温したのち、換気ファン4によって導入口に相対して設けられた排出口より排出される。
【0008】
また、本実施例のパッケージ型装置の第2の特徴は、上記の接続配管5に流量調節弁6が組込まれ、筐体2に組込まれた内部温度計測用の温度センサー8の検出信号を用いて内部を通流する筐体1からの排出ガスの流量が制御されている点にある。この流量調節弁6を用いた流量制御により筐体2の内部温度は所定の設定温度に保持される。
本実施例のパッケージ型装置の第3の特徴は、上記の接続配管5に、可燃性ガスの吸着剤7としてゼオライトが組込まれていることにある。本実施例のように燃料電池発電装置の場合には、筐体1からの排出ガスに可燃性ガスが含まれる可能性があるが、このように吸着剤7を組込めば、含まれる可燃性ガスは吸着除去されるので、可燃性ガスが筐体2内へ流入する危険性が抑えられ、防爆上の安全性も保持されることとなる。なお、ゼオライトに代って活性炭を吸着剤7として用いてもよい。
【0009】
上記のように、本実施例の構成のパッケージ型装置では、0 ℃以下の低温に曝される環境下に設置されても、制御装置を収納する筐体2の内部の温度を所定の適正温度に保持して適正に運転することが可能となり、また、可燃性ガスが効果的に除去されるので、排出ガス中に可燃性ガスが混入する可能性のある水素製造装置や燃料電池発電装置に特に有効である。
【0010】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明においては、例えば、酸素製造装置、水素製造装置あるいは燃料電池発電装置等のパッケージ型装置を、
(1)請求項1、さらには請求項2に記載のごとき構成にすることとしたので、設置環境に左右されることなく制御装置の温度を適正温度に保持して運転することが可能となり、0 ℃以下の低温に曝される環境下に設置されても、特性の劣化を生じることなく適正に運転することが可能なパッケージ型装置が得られることとなった。
【0011】
(2)また、請求項3あるいは請求項4のごとく構成すれば、含有される可燃性ガスが効果的に除去されるので、可燃性ガスを含有する可能性の高い水素製造装置や燃料電池発電装置等のパッケージ型装置として特に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパッケージ型装置の放熱排ガス再利用系の基本構成例を示す装置の平面図
【符号の説明】
1 筐体(装置本体用)
2 筐体(制御装置用)
3 換気ファン
4 換気ファン
5 接続配管
6 流量調節弁
7 吸着剤(可燃性ガス)
8 温度センサー
Claims (5)
- 装置本体を筐体中に収納して構成されるパッケージ型装置において、前記装置本体の運転を制御する制御装置が第2の筐体中に収納され、かつ、装置本体を収納した第1の筐体から排出される排気ガスの一部が第2の筐体内へと導入される接続配管が備えられたことを特徴とするパッケージ型装置。
- 前記接続配管内に、第2の筐体内の温度を計測して得られた温度検出信号を用いて弁の開度が制御される流量調節弁が配設されていることを特徴とする請求項1に記載のパッケージ型装置。
- 前記接続配管内に、可燃性ガスを燃焼させる燃焼触媒が配設されていることを特徴とする請求項1または2に記載のパッケージ型装置。
- 前記接続配管内に、可燃性ガスを吸着除去する吸着剤が配設されていることを特徴とする請求項1または2に記載のパッケージ型装置。
- 装置本体が、酸素製造装置あるいは水素製造装置あるいは燃料電池発電装置の装置本体であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のパッケージ型装置。
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2002
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