JP2004177748A - 電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】小型軽量なカメラを安定して支持することができ、手振れが抑えられて、ハンディ撮影を行うことができる外付けグリップを、単独に形成するのではなく、他の機能と兼用させた装置を提供する。
【解決手段】本体と別体のグリップを備えた電子機器において、グリップ２０はクレードル１０の側面に一体に形成し、クレードル１０とグリップ２０とを兼用するようにした。このグリップ２０には操作ボタンやモード設定ボタン２７、２８等を備えている。
【選択図】 図１
【解決手段】本体と別体のグリップを備えた電子機器において、グリップ２０はクレードル１０の側面に一体に形成し、クレードル１０とグリップ２０とを兼用するようにした。このグリップ２０には操作ボタンやモード設定ボタン２７、２８等を備えている。
【選択図】 図１
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子機器に関し、さらに詳しくは別体のグリップを備えた電子機器において、グリップを他の機能を有する付属品と一体にした技術に関する。
【０００２】
【従来の技術】
携帯して使用する電子機器は、小型軽量で可搬性に優れていると共に、使用する場合に安定的に保持することができる機能を備えていることが必要である。このような観点から、着脱自在なグリップを備えた機器が常用されている。
【０００３】
このようなグリップは三脚と兼用するようにしたものがある。例えばビデオカメラで、ぶれのない良好な撮像を得たい場合には、ビデオカメラを固定する三脚が広く用いられている。
【０００４】
従来、スタンドブロックにスタンドアームを回動自在に取り付けて基台を構成し、スタンドシャフトを相対回動自在に取り付け、スタンドシャフトが前傾する状態に基台を載置面に置き、固定撮影すると共に、スタンドアームを下方に回動させ、グリップを握り、ハンディ撮影を行う装置がある（例えば、特許文献１参照。）。
【０００５】
ところが、三脚は、携帯するには比較的大きく、かつ重い。三脚とグリップとを兼用すると、グリップだけが必要で三脚が不要なときでも、重い三脚を同時に携帯しなければならない。
【０００６】
一方、携帯用電子機器は電源電池の充電を必要とし、またコンピュータと結合することが必要であり、電池の充電とコンピュータへの結合インターフェースとしてクレードルが用いられている。このクレードルは通常小型軽量で可搬性に優れたものである。
【０００７】
【特許文献１】
特開平１０−２３２４４６号公報（第２−７頁、図１）
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、小型軽量ながらカメラを安定して支持することができ、なおかつ、手振れが抑えられるハンディ撮影を行うことができる電子機器を提供することを目的としている。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
本発明は、本体と別体のグリップを備えた電子機器において、前記グリップはクレードルの側面に一体に形成したことを特徴とする電子機器である。
【００１０】
また、前記グリップは、充電及び外部機器への結合を図るインターフェースを備えると共に、電子機器の操作ボタン、モード設定ボタン及びそれらのインターフェースを備えたものとすれば、グリップ使用時にこれらのボタン操作や設定を容易にできるように最適な配置をしたものとなり、操作が容易になり好ましい。
【００１１】
【発明の実施の形態】
本発明では、クレードルがグリップにもなるようにした。
【００１２】
グリップは付属していると便利であるが、普段は邪魔である。カメラ本体と別体のグリップだけを購入するようにしておくと、グリップの便利さと不便さが目立ち、メリットが乏しくなる。クレードルとグリップを兼用にすることによって、購入時の負担と収納時の負担を低減することができる。
【００１３】
以下図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
【００１４】
図１は本発明の実施例のグリップ兼用クレードル１を示す斜視図でクレードル１０の側部にグリップ２０を一体して形成した装置である。クレードル１０はカメラ装入部１１、接続端子１２、レリーズ１４などを備え、図３に示すようにカメラ５０をセットすることによって電池充電用の端子が接続されてカメラの電池に充電したり、コンピュータとのインターフェースを連結して、コンピュータにメモリの内容などのデータを送信したりする機能を有している。
【００１５】
グリップ兼用クレードル１の側面に一体に形成されたグリップ２０は手の形状や大きさに合わせたグリップ本体２１、カメラ装着部２４、接続端子２５、取付ねじ２６、回転操作部２２、レリーズ２３などを備え、さらに、操作ボタン２７、２８を備える。
【００１６】
図４はカメラ５０をカメラ装着部２４にセットし、グリップ２０を使用状態にしたカメラの背面図を示すものである。カメラに装着されている操作ボタン５１、５２はこのグリップ本体２１を手で握って操作するには操作性が劣ることとなるので、グリップ２０にグリップしながらワンタッチで操作可能な適切な位置に操作ボタン２７、２８として別に配置した。
【００１７】
本発明は、クレードルの片側にグリップを設け、クレードルとして用いると共に、上下逆にしてカメラに取り付けることにより、グリッブとして機能するので別途の外付けグリップが不要となる。
【００１８】
【発明の効果】
本発明のグリップ兼用クレードルは、通常は、机上に置いてクレードルとして使用し、電池の充電や電子機器とコンピュータとの接続を行う。外出時の使用時は、グリップとして使用し、カメラ本体を使いやすくする。この技術ではグリップを収納する収納部を必要とせず、また、別にグリップを購入する必要がなくなる。
【００１９】
グリップの背面に操作ボタンを配置することにより、グリップ使用時の操作性が一層向上する。
【図面の簡単な説明】
【図１】実施例のグリップ兼用クレードルの斜視図である。
【図２】図１を転倒して示した斜視図である。
【図３】クレードル使用状態を示す説明図である。
【図４】グリップ使用状態を示す説明図である。
【符号の説明】
１ グリップ兼用クレードル
１０ クレードル
１１ カメラ装入部
１２ 接続端子
１４ レリーズ
２０ グリップ
２１ グリップ本体
２２ 回転操作部
２３ レリーズ
２４ カメラ装着部
２５ 接続端子
２６ 取付ねじ
２７、２８ 操作ボタン
５０ カメラ
５１、５２ 操作ボタン
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子機器に関し、さらに詳しくは別体のグリップを備えた電子機器において、グリップを他の機能を有する付属品と一体にした技術に関する。
【０００２】
【従来の技術】
携帯して使用する電子機器は、小型軽量で可搬性に優れていると共に、使用する場合に安定的に保持することができる機能を備えていることが必要である。このような観点から、着脱自在なグリップを備えた機器が常用されている。
【０００３】
このようなグリップは三脚と兼用するようにしたものがある。例えばビデオカメラで、ぶれのない良好な撮像を得たい場合には、ビデオカメラを固定する三脚が広く用いられている。
【０００４】
従来、スタンドブロックにスタンドアームを回動自在に取り付けて基台を構成し、スタンドシャフトを相対回動自在に取り付け、スタンドシャフトが前傾する状態に基台を載置面に置き、固定撮影すると共に、スタンドアームを下方に回動させ、グリップを握り、ハンディ撮影を行う装置がある（例えば、特許文献１参照。）。
【０００５】
ところが、三脚は、携帯するには比較的大きく、かつ重い。三脚とグリップとを兼用すると、グリップだけが必要で三脚が不要なときでも、重い三脚を同時に携帯しなければならない。
【０００６】
一方、携帯用電子機器は電源電池の充電を必要とし、またコンピュータと結合することが必要であり、電池の充電とコンピュータへの結合インターフェースとしてクレードルが用いられている。このクレードルは通常小型軽量で可搬性に優れたものである。
【０００７】
【特許文献１】
特開平１０−２３２４４６号公報（第２−７頁、図１）
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、小型軽量ながらカメラを安定して支持することができ、なおかつ、手振れが抑えられるハンディ撮影を行うことができる電子機器を提供することを目的としている。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
本発明は、本体と別体のグリップを備えた電子機器において、前記グリップはクレードルの側面に一体に形成したことを特徴とする電子機器である。
【００１０】
また、前記グリップは、充電及び外部機器への結合を図るインターフェースを備えると共に、電子機器の操作ボタン、モード設定ボタン及びそれらのインターフェースを備えたものとすれば、グリップ使用時にこれらのボタン操作や設定を容易にできるように最適な配置をしたものとなり、操作が容易になり好ましい。
【００１１】
【発明の実施の形態】
本発明では、クレードルがグリップにもなるようにした。
【００１２】
グリップは付属していると便利であるが、普段は邪魔である。カメラ本体と別体のグリップだけを購入するようにしておくと、グリップの便利さと不便さが目立ち、メリットが乏しくなる。クレードルとグリップを兼用にすることによって、購入時の負担と収納時の負担を低減することができる。
【００１３】
以下図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
【００１４】
図１は本発明の実施例のグリップ兼用クレードル１を示す斜視図でクレードル１０の側部にグリップ２０を一体して形成した装置である。クレードル１０はカメラ装入部１１、接続端子１２、レリーズ１４などを備え、図３に示すようにカメラ５０をセットすることによって電池充電用の端子が接続されてカメラの電池に充電したり、コンピュータとのインターフェースを連結して、コンピュータにメモリの内容などのデータを送信したりする機能を有している。
【００１５】
グリップ兼用クレードル１の側面に一体に形成されたグリップ２０は手の形状や大きさに合わせたグリップ本体２１、カメラ装着部２４、接続端子２５、取付ねじ２６、回転操作部２２、レリーズ２３などを備え、さらに、操作ボタン２７、２８を備える。
【００１６】
図４はカメラ５０をカメラ装着部２４にセットし、グリップ２０を使用状態にしたカメラの背面図を示すものである。カメラに装着されている操作ボタン５１、５２はこのグリップ本体２１を手で握って操作するには操作性が劣ることとなるので、グリップ２０にグリップしながらワンタッチで操作可能な適切な位置に操作ボタン２７、２８として別に配置した。
【００１７】
本発明は、クレードルの片側にグリップを設け、クレードルとして用いると共に、上下逆にしてカメラに取り付けることにより、グリッブとして機能するので別途の外付けグリップが不要となる。
【００１８】
【発明の効果】
本発明のグリップ兼用クレードルは、通常は、机上に置いてクレードルとして使用し、電池の充電や電子機器とコンピュータとの接続を行う。外出時の使用時は、グリップとして使用し、カメラ本体を使いやすくする。この技術ではグリップを収納する収納部を必要とせず、また、別にグリップを購入する必要がなくなる。
【００１９】
グリップの背面に操作ボタンを配置することにより、グリップ使用時の操作性が一層向上する。
【図面の簡単な説明】
【図１】実施例のグリップ兼用クレードルの斜視図である。
【図２】図１を転倒して示した斜視図である。
【図３】クレードル使用状態を示す説明図である。
【図４】グリップ使用状態を示す説明図である。
【符号の説明】
１ グリップ兼用クレードル
１０ クレードル
１１ カメラ装入部
１２ 接続端子
１４ レリーズ
２０ グリップ
２１ グリップ本体
２２ 回転操作部
２３ レリーズ
２４ カメラ装着部
２５ 接続端子
２６ 取付ねじ
２７、２８ 操作ボタン
５０ カメラ
５１、５２ 操作ボタン
Claims (2)
- 本体と別体のグリップを備えた電子機器において、前記グリップはクレードルの側面に一体に形成したことを特徴とする電子機器。
- 前記グリップは、充電及び外部機器への結合を図るインターフェースを備えると共に、電子機器の操作ボタン、モード設定ボタン及びそれらのインターフェースを備えたことを特徴とする請求項１記載の電子機器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002345308A JP2004177748A (ja) | 2002-11-28 | 2002-11-28 | 電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002345308A JP2004177748A (ja) | 2002-11-28 | 2002-11-28 | 電子機器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004177748A true JP2004177748A (ja) | 2004-06-24 |
Family
ID=32706516
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002345308A Withdrawn JP2004177748A (ja) | 2002-11-28 | 2002-11-28 | 電子機器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004177748A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6057114B1 (ja) * | 2016-08-05 | 2017-01-11 | 禪 定井 | 携帯電子端末保持具 |
| JP7260842B1 (ja) | 2023-01-19 | 2023-04-19 | 富士通クライアントコンピューティング株式会社 | 接続装置 |
-
2002
- 2002-11-28 JP JP2002345308A patent/JP2004177748A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6057114B1 (ja) * | 2016-08-05 | 2017-01-11 | 禪 定井 | 携帯電子端末保持具 |
| JP7260842B1 (ja) | 2023-01-19 | 2023-04-19 | 富士通クライアントコンピューティング株式会社 | 接続装置 |
| JP2024102652A (ja) * | 2023-01-19 | 2024-07-31 | 富士通クライアントコンピューティング株式会社 | 接続装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060207 |