JP6057114B1 - 携帯電子端末保持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】タブレット端末を長時間安定して保持ができ、しかも保持した方の手の親指で大きな範囲の入力ができる携帯電子端末保持具を提供する。【解決手段】溝15、17からなるL字型の溝を有し、母指球用の膨らみ13と親指以外の指が握る為の膨らみ14を有する保持具であって、L字型の溝に携帯電子端末1の角を差し込んで固定し、母指球と親指以外の指とでこの保持具を握る。【効果】これにより、携帯電子端末の保持を確実にしながら、親指による入力操作性を向上させることができる。仰向けでも操作することが出来るとともに、着脱も簡単である。【選択図】図1

Description

本発明はタブレット端末を寝て操作するときに、手による保持を確実にし且つ操作性を高める保持具および保持方法に関する。
タブレット端末とは、長方形の平板状のパーソナルコンピュータまたは映像表示装置であり、そのおもて面中央の広い部分が表示部兼入力部となっている携帯電子端末である。入力は通常、指で触れるまたは押さえることによって行われる。殆どの場合は入力する範囲は画面の全体に亘る。
タブレット端末はハンディなので、机に限らずベッドやソファーなど様々な場所で様々な姿勢で使用できる。このとき、仰向けに寝てタブレット端末を操作しようとすると、先ずタブレット端末のおもて面を下向きにして、顔の上で静止させることが必要である。顔の上で静止させるのに、多くの場合は片手の指で握って支えるのであるが、表示部兼入力部がおもて面のほぼ全てに亘っているので、おもて面で握ってもよい部分は周辺部分のほんの数mmから1cm程度しか残されていない。そこで、手の大きな人は親指を一方の側面に引っ掛け、掌を裏面に回して人差指中指薬指を反対側の側面に引っ掛けて持つ。手の小さな人は、おもて面の縁に親指と人差指をL字にあてがい、残りの指を裏面にあてがって握ることになる。いずれにせよ、その手の指で入力することは出来ないので、もう一方の手の指で入力することになる。即ち両手が必要となる。
仰向けに寝てタブレット端末を操作しようとするときに、顔の上でタブレット端末を静止させる他の方法は、長いアームの固定スタンドにタブレット端末を固定することである。この場合は、片手しか必要とはならない。しかし、固定スタンドは頑丈な台座や硬くて長いアームが必要であり、大掛かりな嵩の高い器具となってしまう。
そこで、タブレット端末を手で支える簡単な器具が従来から多く提案されている。図9にその一例を示す。図9は従来器具をタブレット端末に装着したときの斜視図である。従来器具は背板41の端から引っ掛け部42が出ている。タブレット端末1の裏面4に背板41を当てて、三つの引っ掛け部42をそれぞれタブレット端末の側面に引っ掛けて装着する。引っ掛け部42は伸縮性のゴムで出来ているので、その戻る力で背板41はぴったりとタブレット端末に固着する。
タブレット端末を手で保持するには、背板41の上のベルト43の中に例えば中指33と薬指34とを挿入する。図10はその状態を表したものである。
この状態で腕を動かして、仰向けに寝ている顔の上にタブレット端末を持ってきて静止させることが出来る。すると、もう一方の手の指では自由にタブレット端末に入力できる。また、タブレット端末を持っているほうの手の親指31も、おもて面2側に回してくると表示部兼入力部を押して入力することが出来る。しかしながら、このときの親指31は届く範囲が小さく、端の非常に狭い範囲の入力しかすることは出来ない。また、顔の上でタブレット端末1を静止させるには、中指33と薬指34との指の甲側の筋肉を或る一定の均一な強さで緊張させておく必要がある。これでは指の甲側の筋肉がすぐ疲れてしまい、長時間の静止保持は困難である。
本願発明は、このような問題を解決し、タブレット端末を寝て操作するときに、疲れずに長時間片手保持ができて、しかも、その片手の親指によって広い範囲の入力ができる携帯電子端末保持具を提供するものである。
特開2014−120972号公報 実用新案登録第3154683号公報 特許登録第5665035号公報
タブレット端末を仰向けに寝て操作するのは、保持がやりにくく、従来の保持具を取り付けても直ぐに指が疲れてしまうので長時間の保持が出来なかった。
本願は、このような課題を解決し、タブレット端末を長時間安定して保持ができ、しかも保持した方の手の親指で大きな範囲の入力ができる携帯電子端末保持具を提供しようとするものである。
上記の目的を達成するために、本発明の保持具は、第一の支持部を有し、この第一の支持部の中央に前記携帯電子端末の一側面を挟み込む第一の銜え部を有し、一方の端には拇指球を当てるための第一の膨らみ部を有し、もう一方の端には親指以外の指で握るための第二の膨らみ部を有し、更に第二の支持部を有し、この第二の支持部には前記携帯電子端末の前記一側面に隣接する側面を挟み込む第二の銜え部を有する。この二つの銜え部のそれぞれに携帯電子端末の隣り合う二つの側面を挿入し、第一の膨らみ部に拇指球を当て、第二の膨らみ部を親指以外の指で握ることにより保持する。このように保持して、親指で前記表示部兼入力部を押して入力することにより使用する携帯電子端末の保持具を提供する。
本発明の保持具をタブレット端末に装着して片手で保持すると、そのままタブレット端末を仰向けにしても保持することが出来て、指の筋肉が疲れることなく、しかもその保持した片手の親指で広い範囲に入力操作することが出来るので、タブレット端末を寝て操作するときに、長時間の片手保持および入力をすることができる。
図1は本発明の携帯電子端末保持具の第1の実施形態の斜視図。 図2は本発明の携帯電子端末保持具の第1の実施形態の装着時の斜視図。 図3は本発明の携帯電子端末保持具の第1の実施形態の使用時の斜視図。 図4は本発明の携帯電子端末保持具の第1の実施形態の使用時の矢示図。 図5は本発明の携帯電子端末保持具の第2の実施形態の斜視図。 図6は本発明の携帯電子端末保持具の第2の実施形態の装着時の斜視図。 図7は本発明の携帯電子端末保持具の第3の実施形態の斜視図。 図8は本発明の携帯電子端末保持具の第3の実施形態の不使用時の斜視図。 図9は従来の携帯電子端末保持具の装着時の斜視図。 図10は従来の携帯電子端末保持具の使用時の斜視図。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1から図4を参照して、第1の実施の形態の携帯電子端末保持具の構成について説明する。図1は本願発明の携帯電子端末保持具の第1の実施形態の保持具単体の斜視図である。
保持具10は弾力性を持つブタジエンゴムを材料とする一体物として形成されている。全体形状概略は幅の広いL字状のものである。図面左半分の第一の支持部11には、中央に溝15が形成されている。溝15のおもて側には溝15の一部として約5mmの狭い間隔で対向する約6cmの長さの細長く対になった第一の銜え部16aと第一の銜え部16bとが形成されている。この銜え部を真ん中にして、第一の支持部11の片側の端に第一の膨らみ部13がある。膨らみ部13は溝15から垂直方向に約2cmの高さを有している。そしてその反対側の端に第二の膨らみ部14がある。膨らみ部14は溝15から垂直方向に約2cmの高さを有している。これらの膨らみ部の最も高い部分の外周は丸みを帯びている。
図1の右側には第二の支持部12が描かれている。第一の支持部11と第二の支持部12とはL字状の一体物となって接続固定されている。第二の支持部12には、中央に溝17が形成されている。溝17の底部はやや広くなっている。溝17のおもて側には溝17の一部として約5mmの狭い間隔で対向する約4cmの長さの対になった細長い第二の銜え部18aと第二の銜え部18bとが形成されている。溝15と溝17とは直角をなしている。
図2は本願発明の携帯電子端末保持具をタブレット端末に装着したときの斜視図である。タブレット端末1は厚み約8mmの長方形の板状であり、おもて面2に表示部兼入力部3がある。表示部兼入力部3はおもて面2内の大きな面積を占め、左右の側面5aと側面5bとに対して7mmまで近くに達している。表示部兼入力部3はその全面に映像や文字が表示される。入力するときにはこの表示部兼入力部3を指の先で押す。
保持具10の第一の支持部11の溝15に側面5aを挿入し、側面5aに隣り合う側面5dを第二の支持部12の溝17に挿入する。溝15の入口近くで向かい合う銜え部16aと銜え部16b(図示せず)とはその間隔が5mmで向き合っているので厚さ8mmのタブレット端末は普通では入らない。しかし保持具10は伸縮性のあるゴム材質で出来ているので或る程度以上の力を加えて圧入すると各銜え部が変形して入る。入った後は、ゴムの戻る弾力性と摩擦力により側面近くのおもて面2と裏面4(図示せず)とを銜え部16aと銜え部16bとで挟み込むので、タブレット端末に保持具10がしっかりと固定される。側面5dと溝17についても同様に銜え部18aと銜え部18b(図示せず)とで挟み込み、タブレット端末に保持具10がしっかりと固定されるる。実際の圧入はタブレット端末1を斜めに押し込む一動作で両方の溝に同時に挿入できる。
ここで、溝の深さは7mmであるので、表示部兼入力部3の一部が溝の中に埋まり込んで表示が見えないということは起こらない。一般的に、多くのタブレット端末では表示部兼入力部は側面近くまで来ているので、もしも溝の深さが深いと表示部兼入力部の一部が溝に埋まってしまい表示が見えないという不具合が起こってしまう。しかし、本実施の形態ではそのようなことは起こらない。
また、第一の膨らみ部13の内側即ち表示部兼入力部側は垂直に切り立っており、表示部兼入力部3の垂直上方より外に位置するので、表示部の上方を遮らない。故に、膨らみ部13が邪魔をして表示が見えないという事態は起こらない。
図3は本願発明の携帯電子端末保持具をタブレット端末に装着し右手で持ったときの斜視図である。タブレット端末1は表示部兼入力部3を下向き(地面向き)にし、右手は上に差し上げて保持具10を握っている。このときに、第一の膨らみ部13に拇指球37を当て、第二の膨らみ部14(図示せず)を親指以外の指で握る。膨らみ部13も膨らみ部14も外周が丸みを帯びていて角が無いので、強く握っても痛くないし、長時間保持できる。また膨らみ部13の高さ2cmとタブレット端末1の厚み8mmと膨らみ部14の高さ2cmの合計の約5cmは一般の成人の拇指球と他の指とで握り込むのに自然で丁度良い寸法となっている。このように、仰向きに寝たときにも、タブレット端末1の表示部兼入力部を下向き(地面方向)にして持つことができる。
タブレット端末は一般に300g以上の重さがある。故に、その端面部分でゴムの弾力性だけで銜えて全体を支えるには限界がある。しかしながら、この保持具ではタブレット端末1の長手方向は約6cmの細長い銜え部16aと16bとで固定することで支え、また短手方向は約4cmの細長い銜え部18aと18bとで支えている。このようにL字状に直交する両方向が共に安定して保持されているので、タブレット端末1の平板平面を水平に近い状態にした場合も、保持具を握っているだけでタブレット端末1は自重で落ちることは無い。尚、蛇足ではあるが、全く異なる持ち方として、保持具を真上にしてタブレット端末を真下にして持った場合は銜え部からタブレット端末が抜け落ちる可能性はある。しかし、通常はそのような持ち方でタブレットを操作することはない。
図4は図3の矢印A方向から見た矢視図である。図4を用いて、保持具の装着方法と右手の握り方を更に詳しく説明する。手での持ち方は、第一の膨らみ部13を掌36で包み込むようにして膨らみ部13の先端を拇指球37に当てる。人差指32、中指33、薬指34で第二の膨らみ部14を握り込む。握り込む力は強くても軽くでも良い。握り込む筋肉の強さによってタブレット端末1の位置や角度が変化することは無い。そもそも、人間が握る指の筋肉の力を或る一定の均一な値に長時間保つことは、かなり困難が伴う。従来例では、指の筋肉を一定の均一な力に保たないとタブレット端末の角度が変わってしまう問題点があったが、本願発明では、強く握っても弱く握ってもタブレット端末1の角度は変化しない。従って、長時間操作が出来ることになる。また、従来例では、指の甲側の筋肉に力を入れる持ち方であったが、本願発明は指の掌側の筋肉に力を入れる方法であり、人間が頻繁に使っている方の筋肉であるので、これも長時間安定して保持できることに寄与する。
また、握る行為に拇指球37は関与しているが、親指31は関与していない。即ち親指は自由に動く。そこで、握って保持したままで、この親指31で自由に表示部兼入力部3を押すことが出来る。これは、仰向きに寝て、タブレット端末1の表示部兼入力部を下向き(地面方向)にして持った時でも同様にできる。即ち、寝転んでタブレット端末を片手で持ってその親指で操作できる。更に、母指球37が表示部兼入力部3の2cm上で支えられているので、そこから伸びる親指の先が表示部兼表示部兼入力部3の広い範囲に届く。しかも、拇指球が表示部兼入力部3に触れることも無いので、誤入力するおそれがない。また、押さえる親指に角度があるので、親指の腹ではなくて先端で押さえることができ、これも誤入力を防ぐ。
力学系で考えると、拇指球と手の指とで保持具を握りしめることにより保持具と手との位置関係が固定される。保持具とタブレット端末とは、タブレット端末の隣接する二つの側面を二箇所の銜え部に嵌め込むことにより固定される。この手―保持具―タブレットの三者間の固定により、フリーな親指の先が安定して表示部兼入力部を押すことができるわけである。このとき、保持具自体においては、各銜え部や各膨らみ部がふにゃふにゃと柔らかければ、手で幾らしっかり握っていても手に対する表示部兼入力部の位置は安定しない。従って、保持具の第一の銜え部と第一の膨らみ部と第二の膨らみ部とがひとかたまりとなって相互に位置固定されており、第一の銜え部と第二の銜え部とは、隣接する側面を挟むために同一平面を含んで垂直に位置固定されている必要がある。
また、保持具とタブレット端末との固定関係については、タブレット端末の側面を各銜え部に食い込ませて嵌合させて固定するのであるが、安定した固定関係を得る為には、溝という長い直線の全てが必須ということはない。最低限必要となるのは、第一の銜え部の両端の二点と第二の銜え部のうちで第一の銜え部と距離が離れている一点の三点である。少なくともこの三点で保持具がタブレット端末を銜えていれば良い。これら三点は距離が離れれば離れるほど保持の安定性は増すが、距離が離れるということは保持具が大きくなることであり、逆に嵩張るというデメリットも出てくる。
本実施の形態では、保持具全体特に第一の支持部は弾力
性を持つブタジエンゴムを材料とする一体物として形成されている。そして銜え部16aと銜え部16bとは膨らみ部13と膨らみ部14との中央に位置する。この実施の形態のように、膨らみ部13と膨らみ部14とを片手の中で握り込むと、その力は応力として銜え部16aと銜え部16bとを近づける方向に働く。即ち、手で握ると銜える力が強くなる。言い換えると、単に持つだけでタブレット端末を落としにくくなるという効果がある。この効果は第一の支持部がソリッドな固体で且つ若干の柔軟性がある弾性体で形成されているからである。
更に、本実施の形態の保持具は、溝15と溝17とを含む平面を中心として、面対称の形状をしている。即ち膨らみ部13と膨らみ部14とが対称形の同じ形状をしている。そこで、この保持具をタブレットの逆側に取り付けて、逆側の手で使うことが出来る。即ち、上記説明では、側面5aと側面5dとに取り付けた具体例を示したが、異なる側面を使用して左手で使うことが出来る。銜え部16bと銜え部16aとで側面5bを挟み込み、銜え部18bと銜え部18aとで側面5dを挟み込み、膨らみ部14を左手母指球に当てて、膨らみ部13を左手人差し指や中指等で握ると、右手で行った保持と全く同じ保持が左右対称に左手でもできる。このように本実施の形態の保持具は両手で使えるという特長を有している。
図5と図6を参照して、第2の実施の形態の携帯電子端末保持具の構成について説明する。図5は本願発明の携帯電子端末保持具の第2の実施の形態の保持具単体の斜視図である。図面の左側に位置するタブレット端末を挟み込むための第一の支持部11には、その片側に拇指球を当てるための第一の膨らみ部13があり、もう一方の片側に親指以外の指で握り込むための第二の膨らみ部14がある。第一の支持部11には第一の銜え部16aがある。図面の右側に位置するタブレット端末を挟み込むための第二の支持部12には、第二の銜え部18aがある。第一の銜え部16aと第二の銜え部18aとの両者に6mmの間隔で対向して概略三角形の平面を有する板状の裏当て部19がある。即ち、裏当て部19については第1の実施の形態の中での二つの銜え部16bと18bとがそれぞれ延伸し連結され平面の板状となっているものと言うことができる。第一の支持部11と第二の支持部12とは直角の位置で接合固定された一体物の硬質ゴム材質からなる。
更に、この裏当て部19の裏側に、銜え部16cと銜え部18cとがある。裏当て部19を中心にして、銜え部16cは銜え部16aと面対称の形状をしており、銜え部18cは銜え部18aと面対称の形状をしている。全体として、本実施の形態の保持具は、裏当て部19を含む平面を中心にして、面対称の形状をしている。
図6は第2の実施の形態の保持具をタブレット端末1に装着したときの斜視図である。第一の銜え部16aと裏当て部19との間に側面5aを挿入し、側面5aに隣接する側面5dを第二の銜え部18aと裏当て部19との間に挿入する。このときタブレット端末のおもて面2は銜え部16aと銜え部18aとに接する。またタブレット端末1の裏面4は裏当て部19に接する。銜え部16aと平板部分17との間隔は6mmであり、タブレット端末1の厚みは8mmであるので通常は挿入できないが、銜え部16aが弾力性により変形するので或る程度以上の力を加えると圧入することができる。また、一旦挿入すると弾力性の戻る力でタブレット端末に挟み込む力が加えられて固定される。銜え部18aについても同様であり、挿入し固定することができる。これでタブレット端末1は第一の支持部11と第二の支持部12とのL字型の直角な二方向にて固定される。
一般的に、タブレット端末のおもて面3は完全な平面であることが多いが、裏面4は側面近くに丸みがついていることが多い。それに対して、本実施の形態の裏当て部19は三角形の広い平面でタブレット端末の裏面4に当たる。このように広い範囲で裏面4を支える構造にすると、側面5aや側面5dに丸みがついていてもしっかりとタブレット端末を銜えることができて、安定した固定ができる。
手での持ち方は、図示はしないが第1の実施の形態と同様である。第一の膨らみ部13を掌36で包み込むようにして膨らみ部の先端を拇指球37に当てる。人差指32、中指33、薬指34、小指35で第二の膨らみ部14を握り込む。これで保持具をしっかりと手に持つことができるので、そのまま持ち上げてタブレット端末1のおもて面2を下向きにしても保持することができる。そして、自由な親指にて表示部兼入力部3を押して入力することが出来る。即ち、寝転んで持って片手入力ができる。第1の実施の形態と同じく、指の内側の筋肉を使って機器を保持するので、保持による指の疲労が少なく、長時間保持が可能となる。
上記は本実施の形態の保持具を右手で持つ例を示したが、左手でも同様に持つことが出来る。本実施の形態の保持具は裏当て部19を中心に面対称形なので、保持具をひっくりかえして、先ほど使用しなかった銜え部16cと銜え部18cとを使用する。図示はしないが、銜え部16cと裏当て部19との間に側面5bを挿入し、側面5bに隣接する側面5dを銜え部18cと裏当て部19との間に挿入する。膨らみ部14を左手の掌36で包み込むようにして膨らみ部の先端を拇指球37に当てる。左手の人差指32、中指33、薬指34、小指35で膨らみ部13を握り込む。これで保持具と共にタブレット端末をしっかりと左手に持つことができる。
図7と図8を参照して、第3の実施の形態の携帯電子端末保持具の構成について説明する。図7は本願発明の携帯電子端末保持具の第3の実施形態の保持具単体の斜視図である。携帯電子端末を挟み込むための第一の支持部11が硬めの合成ゴムのひと塊で出来ている。第一の支持部11には、その片側に拇指球を当てるための第一の膨らみ部13があり、もう一方の片側に親指以外の指で握り込むための第二の膨らみ部14がある。第一の支持部11の中央に溝15があり、そのおもて側の側面には溝15の一部として約5mmの狭い間隔で対向する約6cmの長さの細長い第一の銜え部16aと銜え部16bとが形成されている。溝15の中央に溝幅の大きな広がり15aがある。広がり15aによって、銜え部16aと銜え部16bとの両者共に二つに分断されている。この広がり15aの機能については、図8と共に後述する。
さらに、第一の支持部11と垂直な位置に第二の支持部12aがある。第二の支持部12aは金属で出来ている。第二の支持部12aの先端にはUの字型の第二の銜え部18が取り付けられている。この銜え部は一枚の薄いステンレスを曲げて作成されている。第二の支持部12aは4cmの長さであり、回転軸21に取り付けられている。回転軸21は軸支持部22に取り付けられている。軸支持部22は第一の支持部11にしっかりと接合されている。
この保持具でタブレット端末1を保持する方法は、第1の実施の形態および第2の実施の形態と同様である。図示は省略するが、保持具の第一の銜え部16aと銜え部16bとの間に側面5aを圧入し、側面5aに隣り合う側面5dを第二の銜え部18の間に圧入する。
側面5aは銜え部16aと銜え部16bとのゴムの戻る力で溝15内に固定される。側面5dは薄いステンレスの銜え部18のUの字を押し広げるように挿入され、薄いステンレスの弾力で戻る力により固定される。
図8はは本願発明の携帯電子端末保持具の第3の実施形態の保持具単体の不使用時の斜視図である。第二の支持部12aは回転軸21を中心に回転可能となっている。保持具を使わない時には、図8に見るように第二の支持部12aは回転して溝15に沿うように畳みこむことができる。このときに銜え部18は溝15の広がり15aの中にすっぽり入りこむ。このように第一の支持部と第二の支持部とをぴったりと沿わせることにより、使用しないときには嵩張らない形状とすることができる。
なお、銜え部18は第二の支持部12の先端に装着されている。即ち、第二の支持部12の回転軸21に近い根本部分はタブレット端末1を挟まない。しかし、先端部分のみで銜えるだけでも保持は十分安定する。指で表示部兼入力部を押す力や重力などタブレット端末に加わる外力は、もしも第一の銜え部16aと16bとだけで挟み込んでいるとすると、第一の銜え部を中心にした回転モーメント力となる。この力のモーメントはタブレット端末1を第一の銜え部から脱落させる方向に働く。この力のモーメントを止めるには、第一の銜え部からなるべく距離の離れたところで固定することである。すると、少ない力で力のモーメントを止めることが出来る。だから、第二の銜え部18自体が長くなくても、第二の支持部12aの長さが長くその先端で挟んで固定できれば、タブレット端末に加わる力に対抗することができ、安定した保持が可能となる。
上記第3の実施の形態では、第二の支持部の第一の支持部に対する相対位置が可動であり、使用時には前記第一の側面に隣接する側面を挟み込んで前記第一の支持部に対して直角で固定され、使用しないときには回転して前記第一の支持部に畳みこまれる例を記載した。しかし本発明の保持具の嵩を小さくする方法はこれにとどまらない。第二の支持部が第一の支持部に対して着脱可能であり、使用時には一側面に隣接する側面を挟み込んで第一の支持部に対して直角に装着されて固定され、使用しないときには前記第一の支持部から分離される構造のものでもよい。二つに切り離すことにより不使用時に嵩張らない。
更に、本実施の形態の保持具は、溝15を含む面を中心にして第一の膨らみ部13と第二の膨らみ部14とが対称の形状をしているので、第1、第2の実施の形態と同様、挟み込む側面を変更することにより、左手でも使用可能である。即ち、両手で使えるという特長を有している。
本発明におけるタブレット端末の保持の安定性は、銜え部の端から端までの長さに依存する。銜え部の端から端までが長ければ長いほど銜える力が安定するのでタブレット端末は外れて落下しにくくなる。そして、上記に説明したように、銜える箇所が他の銜え部から離れれば離れるほど力のモーメントを有効に止められるので、保持が安定する。第三の実施の形態では、銜え部16aや銜え部16bが溝の広がり15aの為に途中で中断しているが、両端での銜え込みができているので、全体の保持の安定性を大きく損なうことはない。
第一の銜え部の端から端までの全長に、保持が急激に不安定になる臨界の短さというものは存在しない。しかし、手で握り込む時の手の寸法から考えると、もしも第一の銜え部の全長が2〜3cm以下に短くなると、手の握り込む力を大きくロスする方向になる為、発明自身が非効率なものとなってしまう。逆に、第一の銜え部の長さが長ければ第二の銜え部は不必要という訳でもない。第二の銜え部と合わせて、X方向とY方向との両方で固定できるからこそ、板状のものを安定して支えることが出来る。
膨らみ部の高さについては、第一の膨らみ部とタブレット端末の厚みと第二の膨らみ部の厚みの合計が或る一定の寸法に入る必要がある。その寸法は、手の拇指球と親指以外の指とでこれらを握り込める適度な大きさである必要がある。指先が引っ掛からないほど寸法が大きければ握ることは出来ないし、逆に過度に小さくても力が入らない。このように、標準の人間の手の握った大きさを考慮すると、第一の膨らみ部の高さ、第二の膨らみ部の高さ、タブレットの厚みの合計は3cm以上7cm以下であることが望ましい。
更に、拇指球側の第一の膨らみ部が背の低いものであると、親指で入力する際に拇指球も表示部兼入力部に当たってしまう不都合が生じる。あるいは、親指が寝た状態、即ち表示部兼入力部に平行に近い状態で表示部を押すことになるので、広い面積の表示部を同時に押してしまうことになる不都合が生じる。故に、第一の膨らみ部は表示部兼入力部3の平面から或る程度以上の高さを必要とする。しかし逆に、第一の膨らみ部が過度に高いと、親指が表示部に届きにくくなる。適当な高さは1cmから3cmまでの間であることが望ましい。
また、第二の膨らみ部も適当な高さがある。高過ぎると人差し指や中指が引っ掛けにくくなる。逆に低過ぎると山がなだらかになり過ぎて握り難くなる。タブレット端末の厚みが約1cm以下であることを考慮すると、第二の膨らみ部の適当な高さは1cmから3cmまでの間であることが望ましい。
また、両方の膨らみ部の先端は拇指球に当てるものであり、または、指で握るものであるので、角があっては痛みを感じる。やさしく手になじむためには膨らみ部は丸みを帯びたものであることが望ましい。拇指球と親指以外の指とで握り込むことを考慮すると、丸みの形状については、第一の銜え部と平行な方向についてはあまりきつい丸みは必要ではない。全く丸みが無くても良い。そして、これと直角方向については、直径1cm程度以上3cm程度以下の丸みがあればしっかりと握り込むことができ、しかもきつく握ってもほぼ痛みは感じない。
なお、本発明の保持具の銜え部はタブレット端末の四つの側面のうち二つだけを銜えて固定するものである。保持の安定性だけを考えると、二側面より三側面を固定するほうが安定度は増す。更に四側面を全て固定するほうがもっと安定度が増す。あるいは二側面を固定するにしても、対辺である側面5aと側面5cとを固定するほうが安定度が増す。そういう意味では、本発明は保持の安定度を多少犠牲にしている。本発明で保持の安定度を多少犠牲にしてでも隣り合う二側面をL字型に固定する方法を選択している理由は、装着の容易性と汎用性である。装着の容易性ということでは、本発明は斜め下に押し込むという一動作で装着できるが、上記の他の固定法では二動作以上必要となる。そして汎用性に関しては、本発明の保持具はタブレット端末の縦寸法や横寸法に捉われることなく装着可能であるが、上記の他の固定法では各タブレット端末の寸法にきっちりと合う専用具となってしまう。
なお、以上の実施の形態は携帯電子端末としてタブレット端末の例を掲げたが、タブレット端末に限るものではない。略長方形の板状でおもて面に表示部兼入力部を有する携帯電子端末一般に適用できる。例えば、大型画面を有するスマートフォンなどに適用可能である。
以上述べたように、本願発明の携帯電子端末保持具は、携帯電子端末の保持を確実にしながら、且つ、ベッドやソファーに寝転んで携帯電子端末のおもて面を下向き(地面方向)にしても、片手だけで持ちながらその親指で入力することができるという特長を持っている。
本願発明の携帯電子端末保持具は、簡便な手段で、携帯電子端末の保持を確実にしながら、且つ、仰視の角度で保持する際も片手だけで入力操作することが可能となり、有用である。
1 タブレット端末
2 おもて面
3 表示部兼入力部
4 裏面
5a、5b、5c、5d 側面
10 保持具
11 第一の支持部
12 第二の支持部
13 第一の膨らみ部
14 第二の膨らみ部
15、17 溝
16、18 銜え部
19 裏当て部
21 回転軸
22 軸支持部
31 親指
32 人差指
33 中指
34 薬指
35 小指
36 掌
37 拇指球
41 背板
42 引っ掛け部
43 ベルト




Claims (8)

  1. 略長方形の板状でおもて面に表示部兼入力部を有する携帯電子端末を保持する保持具であ
    って、
    第一の支持部と第二の支持部とを有し、
    前記第一の支持部は中央に前記携帯電子端末の一側面を挟み込む第一の銜え部を有し、
    第一の支持部の一方の端には拇指球を当てるための第一の膨らみ部を有し、
    もう一方の端には親指以外の指で握るための第二の膨らみ部を有し、
    前記第二の支持部は前記携帯電子端末の前記一側面に隣接する側面を挟み込む第二の銜え
    部を有し、
    前記第一の支持部と前記第二の支持部とが接続固定されている携帯電子端末の保持具。
  2. 前記第一の銜え部または第二の銜え部の幅が弾力で伸縮することにより前記携帯電子端末
    の側面を圧入固定することができる請求項1に記載の携帯電子端末保持具。
  3. 前記第一の支持部が弾力性を持つ一体物の材料からできている請求項1に記載の携帯電子
    端末保持具。
  4. 前記第一の膨らみ部が前記表示部兼入力部の垂直上方より外に位置する請求項1に記載の
    携帯電子端末保持具。
  5. 前記二つの銜え部のそれぞれの銜える片方が平面で前記携帯電子端末の裏面に広く当たる
    請求項1に記載の携帯電子端末保持具。
  6. 前記第一および第二の膨らみ部が丸みを帯びている請求項1に記載の携帯電子端末保持具
  7. 前記第二の支持部の前記第一の支持部に対する相対位置が可動であり、使用するときには
    前記第一の支持部に対して直角に固定されて前記一側面に隣接する側面を挟み込み、
    使用しないときには前記第一の支持部に沿って畳まれる請求項1に記載の携帯電子端末保
    持具。
  8. 前記第二の支持部が前記第一の支持部に対して着脱可能であり、使用するときには前記第
    一の支持部に対して直角に装着されて固定され前記一側面に隣接する側面を挟み込み、使
    用しないときには前記第一の支持部から分離される請求項1に記載の携帯電子端末保持具
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