JP2004177329A - 半導体デバイス自動検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ケーブルが接続された半導体デバイスの高精度な検査を実現できる信頼性が高い半導体デバイス自動検査装置を提供する。
【解決手段】半導体デバイス自動検査装置10は、ケーブル12、その一端に接続されたデバイス本体14、及びケーブル12の他端に接続されたコネクタ16を有する半導体デバイス18を保持するためのトレイ20と、トレイ20と共に半導体デバイス18を計測エリア22に順次搬送するための搬送手段24と、計測エリア22に配置されたプローブ26と、計測エリア22でトレイ20のデバイス本体14をピックアップしてプローブ26に移載するための移載手段28と、プローブ26の計測温度を調節するための温度調節手段30と、デバイス本体14を真空吸引してプローブ26に密着させるための真空吸着手段32と、を備える構成とした。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ケーブルを有する半導体デバイスの各種特性を検査する半導体デバイス自動検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ケーブル、その一端に接続されたデバイス本体及び前記ケーブルの他端に接続されたコネクタを有する半導体デバイスの検査は一般的に複数の出力特性について検査されることが多く、検査の効率改善が望まれていた。一方、このような半導体デバイスはケーブルが撓むために自動搬送による検査の自動化が困難であった。
【0003】
これに対し、本出願と同一の出願人は、ケーブル、その一端に接続されたデバイス本体、及び前記ケーブルの他端に接続されたコネクタを有する半導体デバイスを保持するためのトレイと、該トレイと共に前記半導体デバイスを計測エリアに順次搬送する搬送手段と、前記計測エリアに配置されたプローブと、前記計測エリアで前記トレイの前記デバイス本体をピックアップして前記プローブに移載するための移載手段と、を備え、半導体デバイスの検査を自動的に連続して実行可能であるようにした半導体デバイス自動検査装置を既に開発している(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)。尚、半導体デバイスの特性は計測温度の影響を受けやすいため、半導体デバイス自動検査装置は通常、プローブの計測温度を調節するための温度調節手段を備えている。
【0004】
【特許文献1】
特開2002―168905号公報
【特許文献2】
特開2002―277510号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ケーブルが接続された半導体デバイスはデバイス本体の端子部の反りによる反発力や、ケーブルの曲げの反発力のため、計測中にデバイス本体の一部がプローブから浮き上がることがあり、これによりプローブの計測温度とデバイス本体の実際の計測温度との差が生じて計測精度が低下することがあった。
【0006】
これに対して、移載手段でデバイス本体をプローブに加圧することにより、デバイス本体とプローブとの密着を保持しうるが、過度に加圧するとデバイス本体が破損したり、特性の計測に影響を与えることがある。
【0007】
一方、加圧力が小さすぎるとデバイス本体とプローブとの密着を確実に保持することができない。
【0008】
更に、温度変化に伴う結露防止のため、プローブ及びデバイス本体をカバーで覆ってドライエア又は窒素ガスをカバー内にパージすることがあるが、移載手段で加圧する場合、カバーと移載手段との干渉を回避するための逃げや、ケーブルの逃げをカバーに設ける必要があり、この逃げからドライエア又は窒素ガスが漏れてしまうことがある。
【0009】
又、プローブに対するデバイス本体の載置姿勢が不適切であると適正な計測を行うことができないため、載置姿勢の適否を判定し、不適切な場合には載置姿勢を補正することが望ましいが、載置姿勢を自動的に確認するためにはプローブ上のデバイス本体を上方からカメラで撮像する必要がある。しかしながら移載手段でデバイス本体をプローブに加圧する場合、カメラをデバイス本体の上方に配置することができず、載置姿勢の正確な撮像が困難であるという問題がある。
【0010】
即ち、半導体デバイスの自動搬送を実現して検査の自動化を図ることができた一方、検査精度の向上が困難であった。
【0011】
本発明は、以上の問題点に鑑みてなされたものであって、ケーブルが接続された半導体デバイスの高精度な検査を実現できる信頼性が高い半導体デバイス自動検査装置を提供することをその課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ケーブル、その一端に接続されたデバイス本体、及び前記ケーブルの他端に接続されたコネクタを有する半導体デバイスを保持するためのトレイと、該トレイと共に前記半導体デバイスを計測エリアに順次搬送するための搬送手段と、前記計測エリアに配置されたプローブと、前記計測エリアで前記トレイの前記デバイス本体をピックアップして前記プローブに移載するための移載手段と、前記プローブの計測温度を調節するための温度調節手段と、前記デバイス本体を真空吸引して前記プローブに密着させるための真空吸着手段と、が備えられたことを特徴とする半導体デバイス自動検査装置により上記課題を解決したものである。
【0013】
尚、前記真空吸着手段は、前記プローブに形成された負圧供給孔と、該負圧供給孔に負圧を供給するための負圧発生器と、を有する構成とするとよい。
【0014】
又、前記プローブ及び該プローブに載置された状態の前記デバイス本体を撮像するためのカメラと、該下方撮像カメラからの画像情報に基づいて前記プローブに対する前記デバイス本体の載置姿勢の適否を判定するための載置姿勢判定手段と、前記載置姿勢が不適当な前記デバイス本体を前記プローブからピックアップすると共に前記載置位置を補正しつつ前記プローブに再移載するように前記移載手段を制御するための載置姿勢補正手段と、を備えてもよい。
【0015】
又、前記プローブ及び該プローブに載置された前記デバイス本体を覆って外部から遮蔽するためのカバーと、空気中の水分を除去して結露を防止可能である結露防止ガスを前記カバー内に吐出するための結露防止ガス吐出機構と、を備えてもよい。
【0016】
又、前記プローブに載置された状態の前記デバイス本体の端子部を前記プローブの方向に加圧するための加圧装置を備えてもよい。
【0017】
本発明によれば、ケーブルが接続された半導体デバイスの高精度な検査を実現することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態の例を図面を参照して詳細に説明する。
【0019】
図1は本実施の形態の例に係る半導体デバイス自動検査装置の全体構造の概要を示す斜視図である。図2は同半導体デバイス自動検査装置の計測エリア周辺の構造を拡大して示す斜視図、図3は同半導体デバイス自動検査装置のトレイの構造を拡大して示す平面図、図4は同半導体デバイス自動検査装置のプローブ周辺の構造を拡大して示す側断面図である。
【0020】
半導体デバイス自動検査装置10は、ケーブル12、その一端に接続されたデバイス本体14、及びケーブル12の他端に接続されたコネクタ16を有する半導体デバイス18を保持するためのトレイ20と、トレイ20と共に半導体デバイス18を計測エリア22に順次搬送するための搬送手段24と、計測エリア22に配置されたプローブ26と、計測エリア22でトレイ20のデバイス本体14をピックアップしてプローブ26に移載するための移載手段28と、プローブ26の計測温度を調節するための温度調節手段30と、デバイス本体14を真空吸引してプローブ26に密着させるための真空吸着手段32と、を備えている。
【0021】
トレイ20は、略長方形の底部20Aの外周に沿って周壁20Bが形成された構造で、相互に嵌合して複数重ねることにより、内部空間が外部から隔離可能とされている。トレイ20の長手方向一端近傍には、デバイス本体14を保持するためのデバイス本体ホルダー20Cが備えられている。又、トレイ20の長手方向他端近傍には、コネクタアダプタ20D及びコネクタアダプタ20Dを定位置に保持するためのコネクタホルダー20Eが備えられている。尚、コネクタアダプタ20Dは複数種類(本実施形態の例では2種類)のコネクタを保持可能とされている。
【0022】
ケーブル12は、トレイ20の長手方向に沿う一対の周壁20Bの間に巻かれた状態で保持されるようになっている。又、トレイ20の中央部には蓋20Fが備えられている。蓋20Fは、長手方向に沿う一方の周壁20Bに基端がピン結合されて開閉自在とされ、他方の周壁20Bに先端が係脱自在とされている。尚、デバイス本体ホルダー20C及びコネクタホルダー20Eは蓋20Fに覆われていない。
【0023】
又、トレイ20は、半導体デバイス18の識別情報、計測された特性等を記録するための情報記録媒体20Gを備えている。情報記録媒体20Gとしては具体的には、IDタグ、ICチップを使用可能である。
【0024】
搬送手段24は、トレイ格納部24Aと、トレイ格納部24A及び計測エリア22の間に配設された搬送コンベア24Bと、搬送コンベア24Bにおける計測エリア24側の端部近傍に配置された回転テーブル24Cと、を有して構成されている。トレイ格納部24Aは、トレイ20を複数重ねて格納するようにされ、又、格納したトレイ20を昇降自在とされている。
【0025】
搬送コンベア24Bにおけるトレイ格納部24Aの近傍には、搬送コンベア24B及びトレイ格納部24Aの間でトレイ20を搬入・搬出するための図示しない搬入・搬出装置が備えられている。
【0026】
回転テーブル24Cは、トレイ20を固定・解放自在の図示しないクランプを備えている。尚、回転テーブル24Cの搬送コンベア24B側から離反する側が計測エリア22であり、搬送コンベア24B側は前処理エリア34とされている。回転テーブル24Cは、前処理エリア34及び計測エリア22にトレイ20を保持可能、且つ、一方のエリアに保持したトレイ20を他方のエリアに回転移送可能とされている。
【0027】
前処理エリア34には、半導体デバイス18のデバイス本体14を所定の温度に調節する温度調節処理、デバイス本体14から異物を除去する異物除去処理及び前記デバイス本体14から静電気を除去する除電処理を行う前処理装置が配設されている。尚、前処理装置は、前処理エリア34に保持状態のデバイス本体14におけるケーブル12の接続部の反対側に配置されている。
【0028】
プローブ26は計測エリア22に保持状態のデバイス本体14におけるケーブル12の接続部の反対側に配置されている。プローブ26、上方撮像カメラ44及び前処理装置は、回転テーブル24Cと同心的な円弧軌跡に沿って配置されている。
【0029】
図5に示されるように、プローブ26の基板26A上にはデバイス本体14の端子部14Aに対応する複数のストリップラインリード部26Bが設けられている。
【0030】
温度調節手段30は、プローブ26の下に配設されている。温度調節手段30は、具体的にはペルチェ素子30Aを備え、プローブ26を冷却又は加熱して―40〜+80℃の範囲に保持可能とされている。尚、図4中の符号30Bは水冷式ヒートシンク、30Cはチラー、30Dはペルチェコントローラである。
【0031】
真空吸着手段32は、プローブ26に形成された負圧供給孔36と、負圧発生器38と、を有して構成されている。負圧供給孔36は、一方の開口部36Aがプローブ26のデバイス本体14が載置される部分に形成され、他方の開口部36Bはプローブ26の側方に開口するように形成されている。
【0032】
負圧発生器38は、公知のエジェクタ機構等により負圧を発生するようにされ、負圧供給孔36の開口部36Bに連結されて他方の開口部36Aに負圧を供給可能とされている。
【0033】
移載手段28は、デバイス本体14を真空吸着するための吸着部28Aと、吸着部28Aを下端近傍において支持する上下方向筒状体のスライドシャフト28Bと、スライドシャフト28Bを軸線廻り及び上下方向に駆動するためのヘッド28Cと、ヘッド28Cを水平方向に駆動するX−Y駆動部28Dと、を有して構成されている(図2参照)。X−Y駆動部28Dは、サーボモータ(図示省略)を備え、リニアスケールによるフルクローズド制御により高精度な位置決めをすることができるようにされている。一方、要求される精度等に応じてリニアスケールを使用しないセミクローズド制御としてもよい。
【0034】
又、移載手段28には、プローブ26及びプローブ26に載置された状態のデバイス本体14を上方から撮像するための下方撮像カメラ42が取付けられており、ヘッド28Cと共に移動自在とされている。一方、プローブ26の近傍には、上方撮像カメラ44が固定設置されている。尚、「下方撮像」とは、(上方から)下方を撮像するという意義で、「上方撮像」とは、(下方から)上方を撮像するという意義で用いることとする。
【0035】
又、プローブ26の近傍には、図6及び図7に示されるような加圧装置46が備えられている。加圧装置46は、デバイス本体14の端子部14Aを加圧するためのパッド46Aと、パッド46Aを上下方向一定範囲で摺動自在に支持する基部46Bと、パッド46Aを下方に付勢するために基部46Bに設けられた圧縮コイルばね46Cと、基部46Bを支持して上下方向に駆動するためのヘッド部46Dと、ヘッド部46Dを先端において支持しつつ水平方向に回転駆動してプローブ26に接近・離間させるアーム46Eと、を有して構成されている。
【0036】
尚、基部46Bには移載手段28のスライドシャフト28Bとの干渉を回避するための切り欠き部46Fが形成され、切り欠き部46Fの両側にパッド46Aが設置されている。これにより吸着部28Aがデバイス本体14を真空吸着した状態でデバイス本体14をプローブ26に加圧可能とされている。加圧装置46は、パッド46Aがデバイス本体14の端子部14Aに当接してから、さらに所定量下降して圧縮コイルばね46Cを適宜圧縮変形させることで端子部14A及びプローブ26の当接圧を制御可能とされている。
【0037】
又、加圧装置46は、デバイス本体14及びプローブ26を覆って外部から遮蔽するためのカバー46Gを備えている。カバー46Gは、基部46Bにピン結合されている。尚、カバー46Gを閉じる場合には、吸着部28Aがデバイス本体14を解放してスライドシャフト28Bが加圧装置46から離間した状態で該デバイス本体14をプローブ26に加圧するようにされている。
【0038】
又、プローブ26の近傍には空気中の水分を除去して結露を防止可能である結露防止ガスを吐出するための結露防止ガス吐出機構40が備えられている。尚、吐出するガスは窒素ガス、ドライエア等である。
【0039】
計測エリア22に保持状態のトレイ20に対し、プローブ26と反対側の位置には検査用コネクタ47(図8参照)が配置されている。更に検査用コネクタの近傍には、図示しないピックアップ装置が備えられ、ピックアップ装置がトレイ20からコネクタアダプタ20Dをピックアップし、検査用コネクタ47がピックアップ装置に接近・離間することにより、検査用コネクタ47をコネクタ16に自動結合するようになっている。検査用コネクタ47、プローブ26は計測器48に結線されている。
【0040】
又、半導体デバイス自動検査装置10は制御手段50を備えている。
【0041】
制御手段50は、図9に示されるように、計測器48、下方撮像カメラ42、上方撮像カメラ44、移載手段28、搬送手段24等に結線されている。
【0042】
制御手段50は、トレイ格納部24Aの任意の位置からトレイを計測エリア22に搬送して検査を実行し、検査済みのトレイ20を所定の順序でトレイ格納部24Aに再格納するように搬送手段24を制御するための搬送制御手段52を備えている。
【0043】
又、制御手段50は、移載手段28がデバイス本体14を支持する基準支持姿勢を記憶すると共に該基準支持姿勢と上方撮像カメラ44が撮像する支持姿勢との誤差を算出し、この支持姿勢の誤差を補正しつつデバイス本体14をプローブ26に移載するように、移載手段28を制御するための移載補正手段54と、デバイス本体14及びケーブル12が一定の相対位置を保持しつつ、上方撮像カメラ44による支持姿勢の撮像位置からプローブ26へ、デバイス本体14が円弧軌跡に沿って回転移送されるように、回転テーブル24C及び移載手段28を同期制御するための移載制御手段56を備えている。
【0044】
更に、制御手段50は、下方撮像カメラ42の画像情報に基づいてプローブ26に対するデバイス本体14の載置姿勢の適否を判定するための載置姿勢判定手段58と、載置姿勢が不適当なデバイス本体14をプローブ26からピックアップすると共に載置位置を補正しつつプローブ26に再移載するように移載手段28を制御するための載置姿勢補正手段60と、を備えている。
【0045】
尚、制御手段50は、操作スイッチ62、表示部64及び警告灯66等の他の電気機器にも結線されている。
【0046】
次に、半導体デバイス自動検査装置10の作用について説明する。
【0047】
まず、オペレータは半導体デバイス18をトレイ20に収容し、複数のトレイ20を上下に重ねて相互に嵌合させてトレイ格納部24Aに格納する。これにより、これらトレイ20の内部は外部と遮蔽され、内部の半導体デバイス18への埃等の付着が防止される。尚、最上部のトレイ20は開放状態となるが、この上に更に空状態のトレイ20を嵌合することにより、格納した総ての半導体デバイス18を外部から遮蔽することができる。
【0048】
以上の準備が完了したらオペレータが操作スイッチ62等を操作し、格納したトレイ20のうち検査の対象とするトレイ20を選択する。格納したトレイ20の全てを選択して全数検査してもよく、一部を選択して抽出検査してもよい。以下、半導体デバイス検査装置10は制御手段50の制御の下で自動的に検査処理を実行する。
【0049】
制御手段50は、最初に検査するトレイ(以後「検査トレイ」という)20の情報記録媒体20Gの情報を読み取ることにより検査トレイ20と他のトレイ20とを識別し、搬送制御手段52が搬送コンベア24B上に載置するように搬送手段24を制御する。
【0050】
搬送コンベア24Bは搬送制御手段52に制御されて、載置された検査トレイ20を回転テーブル24Cの近傍まで搬送し、検査トレイ20はクランプ等で回転テーブル24C上の前処理エリア34側に固定される。
【0051】
次に、移載手段28が検査トレイ20からデバイス本体14を真空吸着してピックアップし、ケーブル12を引出しつつ前処理装置に移載する。前処理装置は、デバイス本体14をエアブローして埃等の異物を除去すると共に、静電気を除去し、更に該デバイス本体14を冷却又は加熱して所定の計測温度に調節する。
【0052】
これら一連の前処理が終了したら、移載手段28がデバイス本体14を検査トレイ20のデバイス本体ホルダー20Cに返却する。ケーブル12は元の湾曲形態でトレイ20に再収容される。
【0053】
次に回転テーブル24Cを(上方から見て)右廻りに回転させて、前処理エリア34側から計測エリア22側に検査トレイ20を回転移送する。
【0054】
これにより検査トレイ20に保持状態のデバイス本体14は、上方撮像カメラ44の近傍に配置される。
【0055】
この状態で移載手段28が検査トレイ20からデバイス本体14を真空吸着してピックアップし、ケーブル12を引出しつつ上方撮像カメラ44の上方に直線的に移送する。
【0056】
ケーブル12は、デバイス本体14への接続方向に沿って直線的に引出されて過度の曲げ反力が作用することがないので接続部近傍が破損等することがない。更に、移載手段28によるデバイス本体14への支持姿勢も安定する。上方撮像カメラ44は、移載手段28によるデバイス本体14の支持姿勢を撮像する。
【0057】
移載補正手段54は、上方撮像カメラ44で撮像された実際の支持姿勢と、自身が記憶する基準支持姿勢とを比較して支持姿勢の誤差を算出し、この算出した誤差を補正してデバイス本体14をプローブ26上に移載するように、移載手段28を制御する。
【0058】
尚、制御手段50が、デバイス本体14の端子部14Aの曲がり等の異状を検出可能であることは明らかであり、所定の曲がり量以上を検出した場合、警告信号を発する。この警告信号により表示部64における表示、警告灯66の点灯、図示しないブザー等でオペレータに異常を知らせることができる。
【0059】
一方、移載制御手段56は、デバイス本体14が上方撮像カメラ44からプローブ26まで回転テーブル24Cの中心軸と同心的な円弧軌跡で回転移送されるように移載手段28を制御すると共に、この回転移送の回転方向、回転速度と同じ回転方向、回転速度で(上から見て)右廻りに回転するように、回転テーブル24Cを同期制御する。これにより、検査トレイ20は、前処理エリア34から合計180°回転し、計測エリア22に配置される。
【0060】
これにより上方撮像カメラ44からプローブ26まで、デバイス本体14はケーブル12に対する相対位置関係を一定の保持しつつ、移送される。
【0061】
即ち、デバイス本体14に接続されたケーブル12の姿勢が一定に保持されるので、上方撮像カメラ44によるデバイス本体14の支持姿勢の撮像後、ケーブル12の変形に伴う反力がデバイス本体14に作用してデバイス本体14の支持姿勢を変化させることがない。移載補正手段54により、デバイス本体14は支持姿勢が精密に補正されて、プローブ26上に載置される。尚、カメラを利用することにより、例えば特開2000−232299号に示されているような、様々な態様の位置補正を行うことが可能である。
【0062】
一方、ピックアップ装置はコネクタアダプタ20Dをピックアップして若干上昇させ、図示しないブローが検査用コネクタ及びコネクタアダプタ20Dに付着した埃等の異物を除去してから、コネクタアダプタ20Dに保持状態のコネクタ16に検査用コネクタを結合する。
【0063】
尚、以上と同様の手順で、次(2番目)に検査するトレイ20を前処理エリア34に搬送して前処理を行い検査のために待機させておく。高温の温度調節と低音の温度調節とを交互に繰り返すと、それだけ温度調節に時間がかかるので、検査の作業効率という点から、同等の温度設定のデバイス本体を連続して検査することが好ましい。
【0064】
次に、プローブ26にデバイス本体14を当接させた状態で、真空吸着手段32の負圧発生器38が負圧供給孔36に負圧を供給する。これによりデバイス本体14はプローブ26に真空吸着され、移載手段28の吸着部28Aはデバイス本体14を解放して吸着部28A、スライドシャフト28B等がプローブ26から離間する。吸着部28A、スライドシャフト28B等がプローブ26から離間してもデバイス本体14はプローブ26に真空吸着されているのでプローブ26に対する載置姿勢は安定する。
【0065】
ここで、下方撮像カメラ42をプローブ26の上方に配置して、プローブ26に対するデバイス本体14の載置姿勢を撮像する。載置姿勢判定手段58は、下方撮像カメラ42の画像情報に基づいてプローブ26に対するデバイス本体14の載置姿勢の適否を判定する。
【0066】
具体的には、図10に示されるように、デバイス本体14の各端子部14Aの輪郭線とプローブ26のストリップラインリード部26Bの輪郭線との間隔L1〜L3等を計測し、所定の許容値と対比して載置姿勢の適否を判定する。適否を判定するための端子部14Aの個数が多ければそれだけ判定の精度が向上するが、判定に要する時間が長くなる。従って、適否の判定に用いる端子部14Aの個数はデバイス本体14、プローブ26の種類等に応じて少なくとも2以上の範囲で適宜選択すればよい。
【0067】
載置姿勢判定手段58は撮像された載置姿勢と所定の基準支持姿勢の許容範囲とを対比し、実際の載置姿勢が不適切であると判定した場合、載置姿勢補正手段60は、プローブ26上のデバイス本体14を一旦ピックアップし、載置姿勢の誤差を補正して再載置するように移載手段28を制御する。
【0068】
吸着部28A、スライドシャフト28B等がプローブ26から離間しているので、プローブ26に対するデバイス本体14の載置姿勢を真上から撮像し、載置姿勢の適否を高精度で判定することができる。これにより、万が一、載置姿勢が不適切な場合でも載置姿勢を適切に補正することができ、検査の信頼性を高めることができる。
【0069】
載置姿勢が適切であれば、再び吸着部28Aをデバイス本体14に当接させて端子部14Aを加圧する際のずれを防ぐためにプローブ26にデバイス本体14が当接させる力を強める。そして、加圧装置46のパッド46Aをデバイス本体14の端子部14Aの上方から下降させて、端子部14Aをプローブ26のストリップリード部26Bに加圧する。
【0070】
この際、パッド46Aが端子部14Aに当接してから、基部46Bが更に下降する量を適宜制御することにより、圧縮コイルばね46Cの圧縮量を調節することができ、加圧力を適宜な値に調節することができる。
【0071】
一方、温度調節手段30は検査条件に応じてプローブ26及びデバイス本体14を冷却又は加熱して適切な計測温度に調節する。前処理装置においてデバイス本体14の温度が予め調節されているので、それだけ短時間で温度調節を完了することができる。
【0072】
又、真空吸着手段32がデバイス本体14とプローブ26とを確実に密着させているので、デバイス本体14の温度は所定の計測温度に確実に調節される。
【0073】
尚、温度調節手段30がプローブ26の計測温度を例えば0℃以下に調節する場合は、加圧装置46のカバー46Gを閉じて結露防止ガス吐出機構40から結露防止ガスをカバー46G内に吐出して空気中の水分を除去し、デバイス本体14、プローブ26の結露・凝結を防止する。
【0074】
この状態で計測器48が検査用コネクタ47に入力信号を入力すると、この入力信号は、コネクタアダプタ20D、コネクタ16及びケーブル12を介してデバイス本体14に入力されて変換され、端子部14Aから出力信号が出力される。この出力信号は、プローブ26を介して計測器48に出力される。計測器48は半導体デバイス18の各種特性を計測する。
【0075】
尚、半導体デバイス18の検査結果により、加圧装置46のパッド46Aを一旦上昇させて、デバイス本体14の端子部14Aから離間させた後、再び下降させて該端子部14Aを再加圧し、計測器48が半導体デバイス18を再計測することも可能である。
【0076】
半導体デバイス18の計測が終了すると、移載手段28は、デバイス本体14を真空吸着して検査トレイ20に再装着する。これによりケーブル12も、検査トレイ20に元の湾曲形態で再収容される。
【0077】
一方、検査用コネクタ47をコネクタ16から取外すとともに、コネクタ16をコネクタアダプタ20Dと共にトレイ20のコネクタホルダー20Eに再装着する。更に、回転テーブル24Cを回転駆動して、計測エリア22の検査トレイ20を前処理エリア34に回転移送すると、次の検査のために前処理エリア34で待機していたトレイ20が計測エリア22に回転移送される。計測エリア22に新たに移送された半導体デバイス18も、上記と同様の手順で自動的に検査される。
【0078】
一方、前処理エリア34に回転移送された検査済みのトレイ20は、搬送制御手段52の制御の下でトレイ格納部24Aの所定の位置に返却される。例えば、検査前と同じ順序でトレイ格納部24Aに再格納される。ここで、トレイ20の情報記録媒体20Gに検査結果が書き込まれる。
【0079】
以上の手順で、トレイ格納部24Aと計測エリア22との間でトレイ20を往復させて、半導体デバイス18の検査を順次実行する。一連の検査が終了したら、オペレータがトレイ格納部24Aからトレイ20を重ねた状態で取外す。検査の結果は、重ねられた各トレイ20の順序に対応づけられて、表示部64に表示される。オペレータは表示部64の表示、又はトレイ20の情報記録媒体20Gから検査結果を把握して半導体デバイス18を良品、不良品等に仕分ける。
【0080】
以後同様に、トレイ格納部24Aに複数のトレイ20を重ねて格納し、半導体デバイス18の検査を繰り返す。
【0081】
このように、半導体デバイス18をトレイ20にセットして、トレイ格納部24Aに重ねて格納するという、比較的容易で精密さが要求されない作業のみをオペレータが行い、その後の検査は人手によらず、自動的に行われるので半導体デバイス自動検査装置10は検査のための作業負担が小さく、作業効率が良い。
【0082】
又、自動的な検査が行われる間、半導体デバイス18はトレイ20に保持状態で搬送されるので、半導体デバイス18がケーブル12を有しているにも拘らず、半導体デバイス18の搬送は容易であり、且つ、破損等が発生することがない。
【0083】
又、上方撮像カメラ44が移載手段28によるデバイス本体14の支持姿勢を検出して移載制御手段52が支持姿勢を補正しつつプローブ26上に移載するので、人手による検査のようにデバイス本体14の端子部14Aとプローブ26のストリップリード部26Bとが誤接触することがない。
【0084】
更に、万が一、プローブ26上のデバイス本体14の載置姿勢が不適切である場合でも、下方撮像カメラ42、載置姿勢判定手段58、載置姿勢補正手段60により載置姿勢を直接撮像して補正することができるので、端子部14Aとストリップリード部26Bとが誤接触した状態で計測を実行することがない。
【0085】
特に、真空吸着手段32がデバイス本体14をプローブ26に確実に密着させるので移載手段28をデバイス本体14から離間させて下方撮像カメラ42でデバイス本体14を真上から撮像することができ、デバイス本体14をプローブ26に高精度で載置することができる。
【0086】
更に又、真空吸着手段32がデバイス本体14をプローブ26に確実に密着させるのでデバイス14の温度を所定の計測温度に確実に調節することができ、これにより検査精度が一層高められている。
【0087】
又、加圧装置46がデバイス本体14の端子部14Aを適宜な加圧力でプローブ26に加圧するので、この点でも検査の精度が高められている。
【0088】
又、真空吸着手段32がデバイス本体14をプローブ26に確実に密着させて移載手段28をデバイス本体14から離間させるので、プローブ26に載置されたデバイス本体14をカバー46Gで覆って外部から遮蔽することができ、これにより結露防止ガスの漏れを防止し、又は、漏れの量を微小に制限して結露防止ガスの使用効率を高めることができる。
【0089】
尚、本実施の形態の例において上方撮像カメラ44が移載手段28によるデバイス本体14の支持姿勢を撮像して、支持姿勢の誤差を補正しつつ、デバイス本体14がプローブ26に移送されるが、本発明はこれに限定されるものではなく、半導体デバイス、プローブの種類により、特に精密な移送が要求されない場合には、上方撮像カメラ44を経由することなく、トレイ20からプローブ26へ直接デバイス本体を移送してもよい。この場合、上方撮像カメラを備えていない構成の半導体デバイス自動検査装置としてもよい。
【0090】
同様に、載置姿勢の補正も半導体デバイスの種類等に応じて適宜実行すればよく、載置姿勢の補正の必要がない場合、下方撮像カメラ42、載置姿勢判定手段58、載置姿勢補正手段60を備えていない構成の半導体デバイス自動検査装置としてもよい。
【0091】
又、本実施の形態の例において結露防止ガス吐出機構が使用されているが、結露するような温度まで計測温度を冷却しない場合には、結露防止ガスを吐出する必要はない。この場合、結露防止ガス吐出機構を備えていない構成の半導体デバイス自動検査装置としてもよい。
【0092】
又、本実施の形態の例において計測の前に前処理装置が使用されているが、半導体デバイス、プローブの種類により、計測の際のデバイス本体の埃の付着、帯電、温度等が問題とされない場合には前処理を行うことなく、直接デバイス本体の計測を実行するようにしてもよい。
【0093】
又、本実施の形態の例において計測器48は検査用コネクタから入力信号を入力し、プローブ26から出力信号を得るようにされているが、本発明はこれに限定されるものではなく、半導体デバイスの種類によりプローブ26から入力信号を入力し、検査用コネクタから出力信号を得ることも可能である。
【0094】
又、本実施の形態の例において搬送手段24は搬送コンベア24Bを介してトレイ20を回転テーブル24Cへ搬送するようにされているが、本発明はこれに限定されるものではなく、回転テーブルをトレイ格納部に隣接して設置することができる場合には、コンベアを備えることなく回転テーブルのみの搬送手段としてもよい。又、逆に、回転テーブルを備えることなく搬送コンベアのみを設け、直線往復搬送を行う搬送手段としてもよい。
【0095】
更に、本実施の形態の例において搬送手段24はトレイ20を双方向に搬送可能とされ、検査済みのトレイ20を格納部24に返却するようにされているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、トレイ格納部24Aから計測エリア22へ一方向に前記トレイ20を搬送する搬送装置として、検査済みのトレイを計測エリアからトレイ格納部と反対側に送り出す他の搬送手段を設けてもよい。
【0096】
又、本実施の形態の例において移載手段28はデバイス本体を真空吸着してピックアップしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、デバイス本体を挟持することによりデバイス本体をピックアップして移載する移載手段としてもよい。
【0097】
又、本実施の形態の例において、制御手段50は、検査済みのトレイを検査前と同じ順序で前記トレイ格納部22に再格納するようにされているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、計測器48の検査結果に基づいて検査済みの半導体デバイスを良品と不良品とに識別し、且つ、良品の半導体デバイスを保持する検査済みのトレイと不良品の半導体デバイスを保持する検査済みのトレイとをトレイ格納部に2層に分割して再格納するように該トレイ格納部及び搬入装置を制御する制御手段としてもよい。更に、検査結果に基づいて検査済みの半導体デバイスに所定の品質順序を付与し、且つ、この品質順序に従って検査済みのトレイをトレイ格納部に再格納するようにしてもよい。
【0098】
【発明の効果】
以上に説明したとおり、本発明によればケーブルが接続された半導体デバイスの高精度な検査が可能となるという優れた効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の例に係る半導体デバイス自動検査装置の全体構造の概要を示す斜視図
【図2】同半導体デバイス自動検査装置の計測エリア周辺の構造を拡大して示す斜視図
【図3】同半導体デバイス自動検査装置のトレイの構造を更に拡大して示す平面図
【図4】同半導体デバイス自動検査装置のプローブ周辺の構造を拡大して示す側断面図
【図5】同平面図
【図6】同半導体デバイス自動検査装置の加圧装置の構造を示す斜視図
【図7】同加圧装置の構造を拡大して示す斜視図
【図8】同半導体デバイス自動検査装置におけるプローブに対するデバイス本体の載置姿勢を示す斜視図
【図9】同半導体デバイス自動検査装置の制御手段の結線を示すブロック図
【図10】同半導体デバイス自動検査装置のプローブにおけるデバイス本体の載置姿勢の一例を拡大して示す平面図
【符号の説明】
10・・・半導体デバイス自動検査装置
12・・・ケーブル
14・・・デバイス本体
14A・・・端子部
16・・・コネクタ
18・・・半導体デバイス
20・・・トレイ
22・・・計測エリア
24・・・搬送手段
26・・・プローブ
28・・・移載手段
30・・・温度調節手段
32・・・真空吸着手段
38・・・負圧発生器
40・・・結露防止ガス吐出機構
42・・・下方撮像カメラ
44・・・上方撮像カメラ
46・・・加圧装置
50・・・制御手段
52・・・搬送制御手段
54・・・移載補正手段
56・・・移載制御手段
58・・・載置姿勢判定手段
60・・・載置姿勢補正手段

Claims (5)

  1. ケーブル、その一端に接続されたデバイス本体、及び前記ケーブルの他端に接続されたコネクタを有する半導体デバイスを保持するためのトレイと、該トレイと共に前記半導体デバイスを計測エリアに順次搬送するための搬送手段と、前記計測エリアに配置されたプローブと、前記計測エリアで前記トレイの前記デバイス本体をピックアップして前記プローブに移載するための移載手段と、前記プローブの計測温度を調節するための温度調節手段と、前記デバイス本体を真空吸引して前記プローブに密着させるための真空吸着手段と、が備えられた
    ことを特徴とする半導体デバイス自動検査装置。
  2. 請求項1において、
    前記真空吸着手段は、前記プローブに形成された負圧供給孔と、該負圧供給孔に負圧を供給するための負圧発生器と、を有する構成とされた
    ことを特徴とする半導体デバイス自動検査装置。
  3. 請求項1又は2において、
    前記プローブ及び該プローブに載置された状態の前記デバイス本体を撮像するためのカメラと、該下方撮像カメラからの画像情報に基づいて前記プローブに対する前記デバイス本体の載置姿勢の適否を判定するための載置姿勢判定手段と、前記載置姿勢が不適当な前記デバイス本体を前記プローブからピックアップすると共に前記載置位置を補正しつつ前記プローブに再移載するように前記移載手段を制御するための載置姿勢補正手段と、が備えられた
    ことを特徴とする半導体デバイス自動検査装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかにおいて、
    前記プローブ及び該プローブに載置された前記デバイス本体を覆って外部から遮蔽するためのカバーと、空気中の水分を除去して結露を防止可能である結露防止ガスを前記カバー内に吐出するための結露防止ガス吐出機構と、が備えられた
    ことを特徴とする半導体デバイス自動検査装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかにおいて、
    前記プローブに載置された状態の前記デバイス本体の端子部を前記プローブの方向に加圧するための加圧装置が備えられた
    ことを特徴とする半導体デバイス自動検査装置。
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