JP2004176685A - 燃料電池とガスタービンのコンバインド発電設備とその起動停止方法 - Google Patents

燃料電池とガスタービンのコンバインド発電設備とその起動停止方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ガスタービン発電機の圧力変動、失速、オーバースピード等、及び、FC系統側への過大な差圧や圧力変動を与えることなく、ガスタービン発電機の起動・停止、FC系統からのGT系統のタービンへのガス供給、GT燃焼器の消火・着火等を行うことができる燃料電池とガスタービンのコンバインド発電設備とその起動停止方法を提供する。
【解決手段】空気供給ライン24、カソード排ガスライン26と、カソード排ガスライン遮断弁26a、及び系統間差圧計26bを備え、系統間差圧計26bによる検出差圧が所定の圧力以下の場合に、カソード排ガスライン遮断弁26aを開く。また、燃焼器の燃焼中は燃料流量制御で回転速度を制御し、燃焼器の消火前に発電機出力制御に切替え回転速度を一定に保持する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、燃料電池とガスタービンのコンバインド発電設備とその起動停止方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の燃料電池とガスタービンのコンバインド発電設備は、例えば、[特許文献1]に開示されている。
【0003】
【特許文献1】
特開昭61−39459号公報
【0004】
溶融炭酸塩型燃料電池は、高効率かつ環境への影響が少ないなど、従来の発電装置にはない特徴を有しており、水力・火力・原子力に続く発電システムとして注目を集め、現在世界各国で鋭意研究開発が行われている。
【0005】
図5は、例えば天然ガスを燃料とする溶融炭酸塩型燃料電池発電設備の一例を示す構成図である。この図において溶融炭酸塩型燃料電池発電設備は、改質器10、燃料電池11、ターボチャージャー12、排熱回収熱交換器15等を備え、天然ガス等の燃料1を燃料予熱器13で予熱して改質器10の改質室Refに供給し、ここで燃料1を水素を含むアノードガス2に改質する。
燃料電池11では、アノードガス2と酸素を含むカソードガス3とから電気化学的に発電する。燃料電池11を出たアノード排ガス4とカソード排ガス7の一部7aは、燃焼器17に供給されて燃焼して高温の燃焼排ガス5を発生する。この燃焼排ガス5は、改質器10の燃焼室に供給され、ここで改質反応に必要な熱を改質室Refに供給する。
【0006】
改質器10を出た燃焼排ガス5は、COブロア16(以下、カソードブロアと呼ぶ)でカソード入口側にリサイクルされ、ターボチャージャー12から供給される加圧空気6と合流し、カソードガス3となって燃料電池11のカソード側に供給される。反応後のカソード排ガス7の一部7bは、カソードリサイクルライン18を介してカソードブロア16の吸引側にリサイクルされ、残り7cはターボチャージャー用の燃焼器14に供給される。燃焼器14は、起動時や部分負荷時に用いられ、天然ガスをカソード排ガスで燃焼し燃焼排ガスでターボチャージャーを駆動する。
【0007】
ターボチャージャー12は、カソード排ガス7c及び燃焼器14で発生した燃焼排ガスでタービンTを駆動して圧縮機Cで空気を圧縮し、この加圧空気6は前述の燃料電池11のカソード側上流に供給される。タービンTを出た排ガスは、排熱回収熱交換器15に供給され、ここで水蒸気を発生させたのち系外に放出される。発生した水蒸気8は燃料1に混合され改質器10における改質反応に用いられる。
なお、図5において、18aはカソードリサイクルライン18の流量を制御するための高温流量調節弁、12aはタービンTをバイパスしてガスを流すための流量調節弁である。その他の流量調節弁の説明は省略する。
【0008】
上述した燃料電池発電設備において、燃料電池11(溶融炭酸塩型燃料電池、以下単にMCFCという)はアノード側とカソード側とからなり、次のような電極反応が行われる。
アノード反応(負極反応)H+CO 2−→HO+CO+2e..(1)
カソード反応(正極反応)CO+1/2O+2e→CO 2−..(2)
【0009】
すなわちアノード側では、(1)式により水素ガスとCO 2−とから水と炭酸ガスと電荷が生成され、カソード側では、(2)式により炭酸ガスと酸素と電荷とからCO 2−が生成される。(1)式右辺はアノードから排出されるアノード排ガス4の成分を表しており、炭酸ガスが含まれている。また(2)式左辺はカソードに供給されるカソードガスの成分を表しており、同じく炭酸ガスが含まれている。このため上述したカソードブロア16により、改質器で発生したCOガスを燃料電池のカソード側に供給してカソード反応に利用するようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
MCFCは、運転温度が600〜700℃と高いため排ガスが高温となり、この高温ガスのエネルギーを回収するためにタービンへ供給している。タービン動力はMCFCの反応に必要な空気を供給するためのコンプレッサー動力に変えられる。
しかし、上述の例では、高温ガスのエネルギー回収のためにターボチャージャーを用いているため、単独起動ができず、起動時は別途設置する空気コンプレッサーまたは起動用の空気貯槽等が必要であった。また、ターボチャージャーは発電機を備えないため余剰エネルギーが発生する場合でも、発電して発電効率を向上させることができなかった。
【0011】
そこで、高温ガスのエネルギー回収のためにターボチャージャーに代えてガスタービン発電機(例えば、「マイクロガスタービン」又は「μGT」)を用いることが検討されている。かかるガスタービン発電機は、単独起動ができるため、ターボチャージャーを用いる場合に比較して、起動用の余分な設備が不要となり、かつ発電により発電効率を向上させることができるメリットがある。
【0012】
しかし、燃料電池とガスタービン発電機を組合わせたコンバインド発電設備の場合、以下の問題点があった。
(1)ガスタービン発電機の起動、停止時間は短時間(数分間)であり、急激に圧力と流量が変動するので、起動、停止時には、圧力変動に弱い燃料電池やこれに関連する機器(FC系統)とガスタービン発電機を弁等で切り離しておく必要がある。
【0013】
(2)燃料電池等(FC系統)とガスタービン発電機(GT系統)とを組合わせたコンバインド発電設備の起動では、まず、ガスタービン発電機を単独で起動し、次いで、ガスタービン発電機の吐出空気の一部を空気供給弁を介してFC系統へ供給してFC系統を昇圧する。次に、FC系統の圧力をFC系統下流の圧力調節弁で昇圧速度を制御しながら徐々に昇圧し、FC系統とGT系統の圧力をそれぞれの系統内に設けられた2つの圧力計(最大圧力1MPa、計測誤差0.05MPa程度)で監視し、FC系統とGT系統の圧力が同一になった時点で、FCとGTの系統間の調節弁を開け、FC系統からのGT系統のタービンにガス供給する。
しかし、FCとGTの系統間の調節弁を開けた際に、調節弁の前後差圧が配管の圧損や圧力計の計測誤差により、最大0.1MPa程度となる可能性があり、圧力の状態によってはFC側から急激に大量のガスが流入し、GT運転の外乱になり、圧力変動、失速、オーバースピード等の問題を引き起こすおそれがあった。また逆に、FC系統側の圧力が低い場合にはGT燃焼器からの高温ガスがFC系統側に逆流し、許容極間差圧が小さい(例えば5kPa程度)燃料電池に過大な差圧が作用し、ダメージを与えるおそれがあった。
【0014】
(3)また、燃料電池等(FC系統)とガスタービン発電機(GT系統)とを組合わせたコンバインド発電設備では、発電効率が最大となるポイントは、燃料電池が定格運転時であり、かつガスタービン発電機はFC系統からの排ガスのみで運転する状態である。このとき、GT用燃焼器は消火した状態にある。
そのため、コンバインド発電設備の起動過程においては、ガスタービン発電機の単独での起動、FC系統昇温用のガス供給、排熱回収ボイラ(HRSG)の熱源として、GT燃焼器で燃焼させ、その後、起動過程の負荷上昇時プラント定格負荷近傍でGT燃焼器は最小燃料流量から消火させる。
しかし、GT燃焼器の最小燃料流量は、定格の10%前後と比較的大きく、そのため、GT燃焼器の消火により、タービン入口エネルギーが急激に減少し、タービンの回転速度減少による圧力変動あるいは失速によるトリップのおそれがあった。またこのタービンの急激な圧力変動によりFC系統に悪影響を及ぼすおそれもあった。
さらに、GT燃焼器は、コンバインド発電設備の負荷下降時には逆に点火する必要があり、この点火の際にも、タービン入口エネルギーの急激な増加により、タービンの回転速度増加による圧力変動とFC系統への悪影響のおそれがあった。
【0015】
本発明は上述した問題点を解決するために創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、(1)ガスタービン発電機の起動又は停止を、圧力変動に弱い燃料電池やこれに関連する機器(FC系統)に影響を及ぼすことなく行うことができ、(2)ガスタービン発電機の圧力変動、失速、オーバースピード等のおそれ、及び、FC系統側に過大な差圧が作用せず、燃料電池にダメージを与えるおそれがなく、FCとGTの系統間の調節弁を開いてFC系統からのGT系統のタービンにガス供給することができ、(3)GT燃焼器の消火又は着火を、タービンの回転速度の変動がなくスムースに行うことができ、これにより、圧力変動に弱いFC系統への影響を回避することができる、燃料電池とガスタービンのコンバインド発電設備とその起動停止方法を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、水素を含むアノードガスと酸素を含むカソードガスにより発電する燃料電池(11)を有する燃料電池モジュール(20)と、圧縮機、燃焼器、タービン及び発電機を有するガスタービン発電機(22)と、該ガスタービン発電機から圧縮空気を前記燃料電池モジュールに供給する空気供給ライン(24)と、燃料電池モジュールからガスタービン発電機にカソード排ガス(7)を供給するカソード排ガスライン(26)と、該カソード排ガスラインを開閉可能なカソード排ガスライン遮断弁(26a)と、該カソード排ガスライン遮断弁の前後差圧を検出する系統間差圧計(26b)とを備える、ことを特徴とする燃料電池とガスタービンのコンバインド発電設備が提供される。
【0017】
また本発明によれば、ガスタービン発電機(22)から圧縮空気を燃料電池モジュール(20)に供給する空気供給ライン(24)と、燃料電池モジュールからガスタービン発電機にカソード排ガス(7)を供給するカソード排ガスライン(26)と、該カソード排ガスラインを開閉可能なカソード排ガスライン遮断弁(26a)と、該カソード排ガスライン遮断弁の前後差圧を検出する系統間差圧計(26b)とを備え、系統間差圧計(26b)による検出差圧が所定の圧力以下の場合に、前記カソード排ガスライン遮断弁(26a)を開く、ことを特徴とする燃料電池とガスタービンのコンバインド発電設備の起動停止方法が提供される。
【0018】
上記本発明の装置及び方法によれば、カソード排ガスライン遮断弁(26a)の前後差圧を検出する系統間差圧計(26b)を備えるので、配管の圧損の影響を受けず、かつFC系統とGT系統の運転圧力が高い(例えば0.4MPa程度)であっても、その差圧を高精度(例えば±0.5kPa以下)に検出することができる。
また、この系統間差圧計(26b)による検出差圧が所定の圧力以下(例えば1kPa以下)の場合に、カソード排ガスライン遮断弁(26a)を開くので、FCとGTの系統間の調節弁を開けた際でも、前後の差圧が非常に小さいので、急激なガス流入および逆流が防止でき、FCとGTともに安定運転が行える。
【0019】
本発明の好ましい実施形態によれば、燃料電池モジュール(20)内のガスを排気する燃料電池ガス排気ライン(29)と、該燃料電池ガス排気ラインに設けられFC系統の圧力を調節するFC系統圧力調節弁(29a)とを更に備える。また、燃料電池モジュール(20)内のガスを排気する燃料電池ガス排気ライン(29)に設けられFC系統の圧力を調節するFC系統圧力調節弁(29a)を備え、該FC系統圧力調節弁により前記系統間差圧計(26b)の上流側圧力を調節する。
【0020】
かかる装置及び方法によれば、FC系統圧力調節弁(29a)の開度により、FC系統の圧力を調節し、系統間差圧計(26b)の上流側圧力を精密に調節することができる。
【0021】
また、前記ガスタービン発電機は、燃料流量で回転速度を制御する燃料流量制御と、発電機出力で回転速度を制御する発電機出力制御の両方が可能であり、前記燃焼器の燃焼中は燃料流量制御で回転速度を制御し、燃焼器の消火前に発電機出力制御に切替え回転速度を一定に保持する。
【0022】
上記本発明の装置及び方法によれば、燃焼器の燃焼中は燃料流量制御で回転速度を制御して回転速度を一定に保持することができる。また、燃焼器の消火前に発電機出力制御に切替えるので、応答性の高い発電機出力(インバータ)で回転速度を制御し回転速度を一定に保持することができる。従ってこの切替時にタービン入口エネルギーの急変があっても、回転速度の変化がほとんどなく、タービンの圧力変動や失速によるトリップを防ぎ、FC系統への影響を回避することができる。
【0023】
本発明の好ましい実施形態によれば、前記燃焼器の消火中は発電機出力制御で回転速度を制御し、燃焼器の着火後に燃料流量制御に切替え回転速度を一定に保持する。
【0024】
この方法により、燃焼器の着火時にも、タービンの回転速度の変動がなくスムースに行うことができ、これにより、圧力変動に弱いFC系統への影響を回避することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施形態を図面を参照して説明する。なお、各図において共通の部材には同一の符号を付し重複した説明を省略する。
【0026】
図1は、本発明によるコンバインド発電設備の実施形態を示す図である。この図に示すように、本発明のコンバインド発電設備は、燃料電池モジュール20、ガスタービン発電機22、空気供給ライン24、カソード排ガスライン26、及びガスタービンのタービン排ガスライン28を備える。
【0027】
燃料電池モジュール20は、水素を含むアノードガスと酸素を含むカソードガスにより発電する燃料電池11と、燃料電池11で反応後のアノード排ガス4とカソード排ガス7の一部7aを混合する混合器19と、混合した燃料ガスを燃焼させる触媒燃焼器17と、触媒燃焼器17の燃焼排ガス5を燃料電池11のカソード入口側に循環させるリサイクルブロワ16とを備える。
燃料電池11はこの例では、溶融炭酸塩型燃料電池である。しかし、本発明はこれに限定されず、高温高圧下で作動するその他の形式の燃料電池でもよい。
触媒燃焼器17には、燃焼触媒が充填されている。この燃焼触媒は、比較的低い温度(例えば400℃前後)で自己着火でき、かつ燃料の流量範囲が非常に広くかつ低酸素濃度でも安定燃焼できる特性を有している。
なお、図1において、燃料電池モジュール20は、その他に、改質器10、燃料予熱器13等を備えている。
【0028】
ガスタービン発電機22は、機械的に連結された圧縮機C、タービンT及び発電機Gと燃焼器22aを備える。燃焼器22aには、圧縮機Cで圧縮した圧縮空気と燃料が供給され、図示しない着火装置により着火して燃料を燃焼させることができる。また、発電機Gは、起動時に電動機として短時間用いることができる。従って、このガスタービン発電機22は、発電機を電動機として用いて単独起動し、燃焼器で燃焼させて、単独で自立運転することができる。
【0029】
本発明において、燃料流量で回転速度を制御する「燃料流量制御」と、発電機出力で回転速度を制御する「発電機出力制御」の両方が可能なガスタービン発電機が用いられる。
かかるガスタービン発電機として、例えば、「マイクロガスタービン」を用いることができる。
【0030】
空気供給ライン24は、ガスタービン発電機22から圧縮空気を抽気し、燃料電池モジュール20に供給する。この空気供給ライン24は、燃料電池のカソードライン3に圧縮空気を供給する電池用空気供給ライン24aと、電池用触媒燃焼器17に圧縮空気を供給する触媒用空気供給ライン24bとからなる。それぞれのライン24a,24bには、カソード空気供給弁25aと加熱空気供給弁25bが設けられ、それぞれ独立に流量調節することができる。
【0031】
カソード排ガスライン26は、燃料電池11のカソード側とガスタービン発電機22のタービン入口とを連通するラインであり、燃料電池モジュール20からガスタービン発電機22にカソード排ガス7の一部を供給する。このカソード排ガス7には、通常5〜15%程度の酸素が含まれる。
【0032】
本発明において、カソード排ガスライン26を開閉可能なカソード排ガスライン遮断弁26aと、カソード排ガスライン遮断弁26aの前後差圧を検出する系統間差圧計26bとを備える。カソード排ガスライン遮断弁26aは、応答性の高い電磁バタフライ弁が好ましいが、その他の形式の弁(例えば遠隔ゲート弁)であってもよい。系統間差圧計26bは、FC系統及びGT系統の最大圧力(最大0.1MPa程度)に耐える耐圧強度を有し、許容極間差圧に相当する微小差圧(例えば5kPa程度)を高精度(例えば±0.5kPa以下)で検出可能な差圧計を用いる。この系統間差圧計26bには、例えば圧電変換式(ピエゾ式)又は歪検出式の差圧計を用いることができる。
【0033】
ガスタービンのタービン排ガスライン28は、排ガスから熱回収する排熱回収熱交換器15に排ガスを供給する排熱回収ライン28aと、排熱回収熱交換器をバイパスするバイパスライン28bとを有する。
【0034】
排熱回収熱交換器15は、ガスタービン発電機を出た燃焼排ガスから熱回収して水蒸気を発生させる。発生した水蒸気8は燃料1に混合され改質器10における改質反応に用いられる。また、熱回収後の燃焼排ガスは、水回収熱交換器33で冷却・凝縮され、水回収タンク34で気液分離し、分離した排ガスは大気中に排気され、回収して水は水処理装置35で水処理した、排熱回収熱交換器15の給水として用いられる。
【0035】
図1に示すように、バイパスライン28bの途中には、起動用空気予熱器30が設けられている。この起動用空気予熱器30は、ガスガスの間接熱交換器であり、タービン排ガスライン28を流れる高温の燃焼排ガスと触媒用空気供給ライン24bを流れる抽気空気との間で熱交換し、抽気空気を予熱するようになっている。
更に、排熱回収ライン28aとバイパスライン28bにはそれぞれの排ガス流量を調節する排熱回収弁32aとバイパス弁32bが設けられている。
【0036】
また、本発明では、燃料電池モジュール20内のガスを排気する燃料電池ガス排気ライン29と、燃料電池ガス排気ライン29に設けられFC系統の圧力を調節するFC系統圧力調節弁29aとを備える。燃料電池ガス排気ライン29は、この例では、改質器10を出た燃焼排ガス5をタービン排ガスライン28に導くラインであるが、本発明はこれに限定されず、燃料電池モジュール20内のガスを排気できるラインであればよい。
【0037】
図2は図1の模式図であり、特に起動停止時に関係する機器を示している。また、図3は、本発明による起動方法を示すフロー図である。以下、図2、図3を用い、本発明の起動停止方法を説明する。
【0038】
図3において、FC系統が停止中(S01)には、圧力は常温又は作動温度以下の低温であり、温度も常温又は作動温度以下の低温である。同様にGT系統が停止中(S02)には、吐出圧力と吐出流量は0である。また、この起動スタートの直前の停止状態では、カソード空気供給弁25a、加熱空気供給弁25b、カソード排ガスライン遮断弁26a、FC系統圧力調節弁29aはすべて閉じている。
【0039】
また、図1において、排熱回収装置15にタービン排ガスを供給する排熱回収弁32aを全閉にし、起動用空気予熱器30にタービン排ガスを供給するバイパス弁32bを全開にして、起動用空気予熱器30にガスタービン発電機22の排ガス全量を供給するように切り換えておく。
【0040】
起動時に起動スタート(S1)の信号により、ガスタービンが単独起動し、自立運転を開始する(S2)。この際、ガスタービン発電機22の発電機Gを電動機として圧縮機Cを回転駆動し、圧縮した空気を燃焼器22aに供給し、燃焼器22aに燃料を供給して着火し、その燃焼ガスによりタービンTを回転駆動して自立運転するのがよい。このガスタービン発電機の起動は短時間(数分間)で完了し、急激に圧力と流量が上昇し、所定の回転速度に達する。
【0041】
なおこの間、カソード空気供給弁25a、加熱空気供給弁25b、カソード排ガスライン遮断弁26a、FC系統圧力調節弁29aはすべて閉じているので、圧力変動に弱い燃料電池やこれに関連する機器(FC系統)は、ガスタービン発電機から切り離されており、影響を全く受けない。
【0042】
次に、加熱空気供給弁25bを開き、加圧空気をFC系統に供給する(S3)。この加圧空気の供給(S3)により、起動したガスタービン発電機22から圧縮空気を抽気し、ライン24bを介して起動用空気予熱器30で燃焼排ガスにより圧縮空気を予熱し、燃料電池モジュール20の触媒燃焼器17に供給し、燃料電池モジュール20を昇圧・昇温する(S4)。また、同時にFC系統圧力調節弁29aの開度により、FC系統の圧力を制御する(S4)。
【0043】
並行して、ガスタービン発電機を燃焼器22aへの燃料流量でガスタービンの回転速度を制御する「燃料流量制御」に以降し、ガスタービン単独の発電を開始する(S5)。
【0044】
次いで、FC系統の圧力が徐々に増加し、系統間差圧計26bによる検出差圧が所定の圧力以下(例えば1kPa以下)になった時(S6)に、カソード排ガスライン遮断弁26aを開く(S7)。この弁の開放により、FC系統からカソード排ガスをガスタービンに導入することができる。また、カソード排ガスライン遮断弁26aの前後の差圧が非常に小さいので、急激なガス流入および逆流が防止でき、FCとGTともに安定運転が行える。
【0045】
次いで、FC系統昇温開始、触媒燃焼開始、改質器改質開始、FC系統昇温完了、触媒燃焼燃料停止、等のFC系統の発電開始準備を行い(S8)、加熱空気供給弁25bを閉じ、カソード空気供給弁25aを開く(S9)。改質器改質開始で燃料ガス1は既に供給されているので、このカソード空気供給弁25aから反応空気が供給されることにより、燃料電池の部分負荷発電が開始し(S10)、ガスタービン発電とのコンバインド発電が開始する。次いで、燃料電池は出力要求に応じて定格負荷運転(S11)に移行する。
【0046】
部分負荷運転(S10)から定格負荷運転(S11)に移行する途中で、発電負荷が所定の出力に達すると(S12)、ガスタービン発電(S5)を燃料流量制御から発電機出力制御に切替え、回転速度を一定に保持したまま燃焼器の燃焼を消火する(S13)。これにより、ガスタービン発電は、燃焼器を使用しない発電(S14)に移行し、燃料電池とガスタービンの定格コンバインド発電が開始される。
また、燃焼器の消火前に発電機出力制御に切替えるので、応答性の高い発電機出力(インバータ)で回転速度を制御し回転速度を一定に保持することができる。従ってこの切替時にタービン入口エネルギーの急変があっても、回転速度の変化がほとんどなく、タービンの圧力変動や失速によるトリップを防ぎ、FC系統への影響を回避することができる。
【0047】
図4は、本発明による停止方法を示すフロー図である。このフロー図は、起動方法と同様であり、詳細な説明を省略する。この停止方法において、燃焼器の消火中は発電機出力制御で回転速度を制御し、燃焼器の着火後に燃料流量制御に切替え回転速度を一定に保持する(S21)。従って、燃焼器の着火時にも、タービンの回転速度の変動がなくスムースに行うことができ、これにより、圧力変動に弱いFC系統への影響を回避することができる。
【0048】
上述した本発明の装置及び方法によれば、カソード排ガスライン遮断弁26aの前後差圧を検出する系統間差圧計26bを備えるので、配管の圧損の影響を受けず、かつFC系統とGT系統の運転圧力が高い(例えば0.4MPa程度)であっても、その差圧を高精度(例えば±0.5kPa以下)に検出することができる。
また、この系統間差圧計26bによる検出差圧が所定の圧力以下(例えば1kPa以下)の場合に、カソード排ガスライン遮断弁26aを開くので、FCとGTの系統間の調節弁を開けた際でも、前後の差圧が非常に小さいので、急激なガス流入および逆流が防止でき、FCとGTともに安定運転が行える。
【0049】
また、FC系統圧力調節弁29aの開度により、FC系統の圧力を調節し、系統間差圧計26bの上流側圧力を精密に調節することができる。
【0050】
さらに、燃焼器の燃焼中は燃料流量制御で回転速度を制御して回転速度を一定の保持することができる。また、燃焼器の消火前に発電機出力制御に切替えるので、応答性の高い発電機出力(インバータ)で回転速度を制御し回転速度を一定に保持することができる。従ってこの切替時にタービン入口エネルギーの急変があっても、回転速度の変化がほとんどなく、タービンの圧力変動や失速によるトリップを防ぎ、FC系統への影響を回避することができる。
【0051】
また、燃焼器の着火時にも、タービンの回転速度の変動がなくスムースに行うことができ、これにより、圧力変動に弱いFC系統への影響を回避することができる。
【0052】
なお本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
【0053】
【発明の効果】
上述したように本発明の燃料電池とガスタービンのコンバインド発電設備とその起動停止方法は、(1)ガスタービン発電機の起動又は停止を、圧力変動に弱い燃料電池やこれに関連する機器(FC系統)に影響を及ぼすことなく行うことができ、(2)ガスタービン発電機の圧力変動、失速、オーバースピード等のおそれ、及び、FC系統側に過大な差圧が作用せず、燃料電池にダメージを与えるおそれがなく、FCとGTの系統間の調節弁を開いてFC系統からのGT系統のタービンにガス供給することができ、(3)GT燃焼器の消火又は着火を、タービンの回転速度の変動がなくスムースに行うことができ、これにより、圧力変動に弱いFC系統への影響を回避することができる、等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるコンバインド発電設備の実施形態を示す図である。
【図2】図1の模式図である。
【図3】本発明による起動方法を示すフロー図である。
【図4】本発明による停止方法を示すフロー図である。
【図5】従来の燃料電池発電設備の全体構成図である。
【符号の説明】
1 燃料、2 アノードガス、3 カソードガス、
4 アノード排ガス、5 燃焼排ガス、6 空気、
7,7a,7b,7c カソード排ガス、8 水蒸気、
9 CO2濃縮ガス、10 改質器、11 燃料電池、
12 ターボチャージャー、12a 流量調節弁、
13 燃料予熱器、14 ガスタービン用燃焼器、
15 排熱回収熱交換器、16 リサイクルブロア、
17 触媒燃焼器、18 カソードリサイクルライン、
18a 高温流量調節弁、19 混合器、
20 燃料電池モジュール、22 ガスタービン発電機、
24 空気供給ライン、24a 電池用空気供給ライン、
24b 触媒用空気供給ライン、
25a カソード空気供給弁、25b 加熱空気供給弁、
26 カソード排ガスライン、26a カソード排ガスライン遮断弁、
26b 系統間差圧計、28 タービン排ガスライン、
29 燃料電池ガス排気ライン、29a FC系統圧力調節弁、
30 起動用空気予熱器、
32a 排熱回収弁、32b バイパス弁
33 水回収熱交換器、34 水回収タンク、
35 水処理装置

Claims (7)

  1. 水素を含むアノードガスと酸素を含むカソードガスにより発電する燃料電池(11)を有する燃料電池モジュール(20)と、圧縮機、燃焼器、タービン及び発電機を有するガスタービン発電機(22)と、該ガスタービン発電機から圧縮空気を前記燃料電池モジュールに供給する空気供給ライン(24)と、燃料電池モジュールからガスタービン発電機にカソード排ガス(7)を供給するカソード排ガスライン(26)と、該カソード排ガスラインを開閉可能なカソード排ガスライン遮断弁(26a)と、該カソード排ガスライン遮断弁の前後差圧を検出する系統間差圧計(26b)とを備える、ことを特徴とする燃料電池とガスタービンのコンバインド発電設備。
  2. 燃料電池モジュール(20)内のガスを排気する燃料電池ガス排気ライン(29)と、該燃料電池ガス排気ラインに設けられFC系統の圧力を調節するFC系統圧力調節弁(29a)とを更に備える、ことを特徴とする請求項1に記載のコンバインド発電設備。
  3. 前記ガスタービン発電機は、燃料流量で回転速度を制御する燃料流量制御と、発電機出力で回転速度を制御する発電機出力制御の両方が可能である、ことを特徴とする請求項1に記載のコンバインド発電設備。
  4. ガスタービン発電機(22)から圧縮空気を燃料電池モジュール(20)に供給する空気供給ライン(24)と、燃料電池モジュールからガスタービン発電機にカソード排ガス(7)を供給するカソード排ガスライン(26)と、該カソード排ガスラインを開閉可能なカソード排ガスライン遮断弁(26a)と、該カソード排ガスライン遮断弁の前後差圧を検出する系統間差圧計(26b)とを備え、系統間差圧計(26b)による検出差圧が所定の圧力以下の場合に、前記カソード排ガスライン遮断弁(26a)を開く、ことを特徴とする燃料電池とガスタービンのコンバインド発電設備の起動停止方法。
  5. 燃料電池モジュール(20)内のガスを排気する燃料電池ガス排気ライン(29)に設けられFC系統の圧力を調節するFC系統圧力調節弁(29a)を備え、該FC系統圧力調節弁により前記系統間差圧計(26b)の上流側圧力を調節する、ことを特徴とする請求項4に記載のコンバインド発電設備の起動停止方法。
  6. 圧縮機、燃焼器、タービン及び発電機を有するガスタービン発電機(22)と、該ガスタービン発電機(22)から圧縮空気を燃料電池モジュール(20)に供給する空気供給ライン(24)と、燃料電池モジュールからガスタービン発電機にカソード排ガス(7)を供給するカソード排ガスライン(26)とを備え、
    前記ガスタービン発電機は、燃料流量で回転速度を制御する燃料流量制御と、発電機出力で回転速度を制御する発電機出力制御の両方が可能であり、
    前記燃焼器の燃焼中は燃料流量制御で回転速度を制御し、燃焼器の消火前に発電機出力制御に切替え回転速度を一定に保持する、ことを特徴とする燃料電池とガスタービンのコンバインド発電設備の起動停止方法。
  7. 前記燃焼器の消火中は発電機出力制御で回転速度を制御し、燃焼器の着火後に燃料流量制御に切替え回転速度を一定に保持する、ことを特徴とする請求項6に記載のコンバインド発電設備の起動停止方法。
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